| この不思議なシールは私の友人がデザインしたものです。 |
| 何か特別な能力や霊感があるわけでもない彼女がどうしてこんなものを思いついたのか… |
| 今から数年前に彼女のおじいさんが亡くなり、おじいさんの持ち物を家族で整理していた時のことです。 |
| 彼女のおじいさんというのは、非常に旅行が好きで、しょっちゅう一人で海外旅行へ行っていたそうです。 |
| 旅行の時におじいさんが必ず持ち歩いていた小さなボストンバッグを形見分けとして彼女が貰いました。 |
| バッグの中には、いろんな国のお札や小銭、何に効くのかよく判らない薬や、変な形の石など、 |
| いかにもおじいさんの好きそうなものが、たくさん入っていました。 |
| その中に「幸運貼り紙」とだけ書いてある色褪せた封筒があったそうです。 |
| 背中に小鳥を乗せた象と13という数字が描かれた黄色い紙が入っていました。 |
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| 紙の四隅には画鋲を刺した後と思われる穴があり、どこかに貼ってあったものなのでしょう。 |
| 何かはよく解りませんがきっと魔除けみたいなものだろうと思い彼女は自分の部屋の壁に貼る事にしました。 |
| その直後から彼女の身にびっくりするような事ばかり起こり始めました。 |
| 紙を貼った翌日に北海道に住む知人からカニが大量に送られてきました。 |
| その時は夫婦で「象さんの神様のご利益があったね!」と冗談半分で笑っていたそうです。 |
| その2日後、彼女のご主人が異常に興奮して帰宅しました。 |
| そう、幸運の波はまだまだ始まったばかりだったのです。 |
| なんと会社の昼休みに食事に出たついでに買ったスピードクジで100万円が当たったのです。 |
| 普段は弁当持参で外食などしないご主人ですが、何故かその日は彼女が寝坊し、昼食代として1,000円渡していました。 |
| 500円のランチを食べた帰り、残りの500円でなにげなくクジを買ったところ大当たりしたというわけです。 |
| その後も小さな幸せが続き、夫婦での会話が増え、笑うことが多くなったせいか内向的だったご主人も社交的に変わりました。 |
| そんな変化が仕事にも影響したのか、取引先の大きな企業からヘッドハンティングされ、お給料も倍に。 |
| 彼女はこれも、もしかしてあの象さんの神様のご利益?と何となく感じていたそうです。 |
| そして極めつけの幸運が彼女の身に起こります。 |
| ある日、体の具合が悪く病院へ行くと医者からは驚きの言葉が…なんと妊娠しているとのこと。 |
| 結婚して10余年、子宝に恵まれず半ば諦めかけていたところへの天からの授かり物…その晩は夫婦抱き合って号泣でした。 |
| これで今まで起こった幸運な出来事は、あの謎の紙のご利益だと確信したそうです。 |
| 気になって調べてみると中国・香港で138という数字の並びが縁起が良いとされているという事が判りました。 |
| この絵は小鳥の部分が数字の8になっている様で、13ではなく138という数字の並びが象と小鳥の絵の中に隠れていたのです。 |
| 彼女はこの不思議な体験から占い、まじない、風水等に興味を持ち、本格的に研究しました。 |
| そして彼女のオリジナルともいえるひとつのデザインに辿り着いたのです。 |
| 彼女は知り合いの印刷屋さんに頼んで100枚程シールを作り友人や知人に配りました。 |
| それから彼女の周りでも次々と不思議な事が起きはじめました。 |
| あっと言う間にシールは無くなってしまいましたが、シールを求める人は増える一方です。 |
| もともと友人に配るだけのつもりで商品化することへ抵抗があった彼女ですが、 |
| 私の説得もあり「それで幸せになる人が増えるのなら…」と納得し現在のシールが出来ました。 |