ロボット3−2
 

 ふっふっふ…。このステージのロボット達と戦って来て学んだ事…それが「精密機器だからこそ電気や磁気には弱い」という事だ。MPが続く限りPVを放ち、狂わせたり弱体化させたりはたまた停止させたりすれば、恐怖の搾精ロボといえどもいとも簡単に倒せる。磁気嵐を同時にぶち込めば瞬殺も不可能ではない。

 このロボも10体分といっても性質は同じ。それ所かもっと複雑で高度なメカだ。だからこそ一層PV+磁気嵐が有効と言える。このフロアの最新メカを存分に攻略し克服して来た僕の敵じゃあない。

 「ふははは、これでも喰らえー!」離れていても当てる事ができる高度な放電式のPVを放つ。同時に強力な磁気嵐をぶつけてやる。ショート+プログラム破壊で一気に倒すぞ。もし暴走してももう一度お見舞いしてやれば問題ない。攻略法さえ掴んでいればビビる事はないんだ。

 「どうかしたのですか?」チャチャ○は平気な顔で表情もなしに言い放った。全然効いていない風だった。「なっ…そんなバカな…」「私は精密機器特有の欠点を克服して作られているのです。磁力の影響も受けませんし、電気にも耐性があります。水も平気です。内部も外部もです。」「うう…」

 「私は『より人間らしく、しかして人間を超えた実力で』というモットーの下、ハカセに作られたのです。だから感情システムも搭載されております。」そんな…今までのロボット特有の弱点がまったく通用しないなんて…ノーダメージだと!?ばかな…そんな筈…

 「!」突然チャチャ○の姿が消えた。「うぐあっ!」後ろにやわらかい感触、ペニスもがっしりと握られる。あっという間の展開に一瞬何が起こったのか分からなかった。

 一瞬にしてチャチャ○が僕の背後に回り込み、後ろから抱き付いて来たんだ。それに気付いた頃には僕の体は後ろからがっしりと抱き締められ、身の自由を奪われてしまっていた。ペニスも柔らかい手に包み込まれ、ほとんど無防備なまま”武器兼弱点”を相手に曝け出してしまっていた。

 「私の体はあなたの知らない特殊素材でできています。表面は人間と同じような高分子システムで弾力とぬくもりがあり、それでいて人間を越えた機能によって強化されています。だから私の体は女の肌そのものです。」「うう…」「内部も別の新素材です。だから磁気も電気も大丈夫なのです。」チャチャ○の体がぬるつき始めた。ローションが滲み出ているんだ。

 「全能力が人間の限界を超えています。動体視力の限界を超えたスピード…魔力でもなければ人間に私の動きは見切れません。パワーも…」ぎゅううっと手が握り締められる。オンナの締め付け以上の強烈な心地よさが駆け巡る。柔らかい指がペニスに食い込み、しかも微妙に蠢いて感じるツボを的確に刺激しながら強く締め付ける。

 「その気になれば潰せるのですが…ご安心下さい、この世界ではそんな事はできないし怪我もしませんから。」指先にバイブが加わり僕にダメージ。ローションが振動して波打つようにペニスに絡み付いている。

 「くっそ、離せ!」僕は逃れようと体を揺すったりロボットの手を引き剥がそうと力を込めたりしたが、背中に貼り付くチャチャ○はビクともしなかった。「無駄です。私を引き剥がす事はできません。」ペニスがしごかれ始める。スピードがみるみる速くなって行った。

 「運動能力も…」「うああ…!」人間のようなしなやかな手と動き、それでいて人間を超えたスピードとパワーがペニスを扱き立てる。スナップを利かせた動きで絶妙に亀頭を上下させながら指先がペニスを前後して行く。

 ローションだけでないしっとり質感を伴った指の腹がペニスの敏感な所を激しくこすり滑って行く。そこにバイブと指くねらせが加わってペニスは扱かれながら振動と揉みしだきに晒された。人間の筋力では出せない超スピードで一気に僕の精力を奪いに掛かっているんだ。

 「そして…感情システムが作動しています。あなた、私をこのフロアと同じロボのように考えましたね?電気攻撃が利くと勝手に決め付けられた。」うっく、チャチャ○さんを怒らせてしまったのか?「はうああ…」もう片方の手が玉袋もしっかり刺激する。自動的に蠢く彼女の乳房が僕の背中をくすぐり、そのふとももも僕の股やお尻を愛撫していた。密着する肌が文字通り吸い付いていて離れる事もできなかった。

 僕はこの状態から脱出できず反撃もできずに一方的にチャチャ○さんに攻撃されっぱなしになっていた。手コキ攻撃なだけなのに他の部位の絶妙なサポートも手伝ってぐんぐん高められてしまう。このままではまずい。何とかして反撃しなければ…でもプレジャーボルトが効かない相手に一体どうしたらいいんだ!?

 ペニスは扱きから優しい揉みしだきに変わって仕上げに入っていた。絶妙なタイミングで変化するバイブが性感帯を刺激しつつ、優しく亀頭から根元までゆっくりペニスを揉む動きがいやらしく女らしい。玉袋ももう片方の艶かしい手で特に奥の付け根を中心にバイブ付きで揉まれ、指先でぐりぐり刺激されてもいる。その仕上げ攻撃に僕の精力は激減してしまう。

 そうだ、さっきはチャチャ○さんは乾いていたし、場所も離れていた。今はローションに塗れしかも密着している状態だ。これならショートさせる事もできるのではないか。いや…「くっそ…だめだ、自分もローション塗れになっている…電流がこっちにも来ちまう…」イキそうになるのを回復で何とか持ち堪える。万策尽きたのだろうか。

 「プレジャーボルトですか?それでしたら…」ビリ…ドバババ!「ぎゃああっ!」強烈な快感が全身を駆け巡る。一瞬頭の中が真っ白になる。この効果は…間違いない、プレジャーボルトだ。全身の性感神経だけを強烈に刺激する大技。男女ともに有効な技だ。

 PVは素人が受ければ神経が擦り切れて廃人になってしまうし、そうでなくても絶頂は確実と言われる程に大ダメージになる(その代わり成功率は低い)。まさか相手が使って来るとは思わなかったが…いや、使えるからこそこっちのPVが効かなかったとも考えられる。ショートしないように特殊素材を使っているからロボットでも大量の電気を放電できるのか。

 それでも僕は彼女のPVには何とか耐え切れた。イキそうになったのをやっと回復したのにまた一瞬にして寸前まで高められた格好だ。ピンチなのに変わりはないが、この技はMP消費が激しい。つまり一度放ったら次のプレジャーボルトを出すには相当高いMPがなければいけない大技なんだ。連続して出すのはリスクが高い。捨て身の覚悟が必要だ。計算高いロボットにそれができるとは思えないから連続はないだろう。耐え抜いた今が反撃のチャンスだ。もう一発放たれる前に何とか…

 「まだ出さなかったのは立派です。でも私、動力は無限なのです(ずっと昔はゼンマイでしたが改善されました)。つまり…」「え…」ドババババババババババ…「あぎゃああ!!!………!!!!」「イクまでPVを出し続けます。」電気ショックの連続!長くても数秒の筈のPVがひっきりなしに僕の全身の性感神経を極限まで刺激し続け、まるで脳全体が性感神経になって電流がショート寸前まで駆け巡っているような、訳のわからない快感に包まれてしまう!

 もう周りも見えず何も聞こえず性感だけに支配され尽くしてしまった。何も考える事もできない。僕は声も出ずに股間に集中する絶頂感に脳を犯された。こんな状態でイクのを止められる訳がなかった。ぎゅううっ!そこへ来てチャチャ○のしなやかな手がペニスを強く締め付ける!僕は彼女の手に握られたまま精を勢いよく発射した。体液は彼女の手から零れ落ち指先の僅かな隙間から遠くまで飛んで行った。

 僕はそのまま無言で気を失う。何もかも忘れ何も考えられないまま脳も全身の神経も完全に擦り切れてしまった。記憶も思考も奪われ、残ったのは快感だけであった。きっと気が付いた頃にはこの壊れた精神のまま快楽の海に永遠に溺れて行くのだろう。それを残念に思う気持ちさえ持つ事ができずに、僕の心は深い闇の中へと消えて行くのだった。

###ゲームオーバー###

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