受付であろう場所に行き着いた時に黒衣の男に止められたが、手に持ったヤケに立派な刺繍を施された封筒を見せた途端に慌てて入り口へと丁重に案内された。開けられた扉を通過する時、その男の疑っているような視線を背中に感じたが特に気にする事も無く前進してだだっ広い部屋へ入る。
 ……疑いたいのはこっちの方だ。差出人不明の白い封筒に入っていたのは何かの招待状。“貴方は大切なお客様です。是非いらして下さい”…新手の詐欺かも知れない。まぁ、金を騙し取られそうになったら自慢の足で逃げてしまえば良い。とは言っても……

(…何で俺なんかを呼んだんだ?)
広いホールを埋め尽くすように並べられた座席の最後列に腰掛けながら人が集まりつつある部屋を見回し、手の中にある封筒の宛名に目をやる。望月駿。間違いなく自分の名前が書かれていた。だが、余りにも自分にとって場違いなこの空間。周りを見れば、いかにも金のありそうな人々が着席して部屋の温度を上げていく。何つーか…“これが日本の大豪邸だ!”とか言うテレビ番組やら特集に自慢気に出て来そうな典型的な金持ちっぽい奴ばっかだな。俺みたいな貧乏人はお呼びでないって感じの。何か向こうの方も俺の事、変な目で見てるし。どーせ、何で貧乏人が来てるんだとか思ってるんだろうな。あー、すみませんね。俺は貧乏人ですよ。財布の中には二千円ちょっとしか入ってないですよ。望月は微かに不快そうに眉を顰め、溜め息を吐いた。
 ……帰ろうかな。俺、こんな事してる場合じゃないし…。表情が曇り、顔が俯いたかと思うと手が自然と腹を撫でる。服で隔てられた其処にあるのは大きな傷跡。親友である少年に付けられた物だ。命は取り留めたものの、一生消えない傷だと言われた。だが、それに関しては望月は何とも思わなかった。それ以上に親友の心の傷の方が深く、一生消えない物であろうと思った。だから、あの心優しい少年が自分を刺したのだ。心の傷が深かったから、痛かったから、辛かったから。その事を何とか周りに伝えたかったのだが、気が付いた時には病院のベッドの上で寝ており、自分が弁護すべき少年は自分の目の前から姿を消していた。
 ごめんなさい、ごめんなさい。彼の代わりに彼の母親が涙ながらに病院のベッドの上の自分に謝罪したが、泣きながら謝罪したいのは自分の方だった。ごめんなさい、貴女の大切な子供を狂わせたのは俺です、と。俺がアイツに謝りたいです、と。だから、退院したら彼に会いに行きます。腹の傷に耐えながら笑顔を見せると、彼の母親はその笑顔とは逆の表情を見せて俯き、声を震わせた。あの子はね、精神的異常があったから施設に入れられたらしくて、あの子の“病気”が治るまで親である私達にも連絡が取れないの。おかしな話よね。血の繋がった親にも会わせないなんて。
 それから数日経って、彼の両親はいなくなった。もし、あの子が帰って来たら私達の事を伝えてね、と何かの住所(とんでもなく遠い場所だった)が書かれたメモを手渡して。俺は彼だけでなく、彼の家族まで滅茶苦茶にしてしまったんだ。激しい罪悪感で眠れない夜が暫く続いた。
 そんな子はいない。何処の施設に行っても言われた言葉。何とか無理を言って退院の日を早めた後、知ってる限りのその手の施設を探し回り、電話帳片手に片っ端から電話したりもした。それでも、彼の名前を聞いて“その子なら此処に来ているよ”と言う期待している言葉は返って来なかった―――。

 バタンッ…。背後のドアが閉まる音が望月を我に返らせる。気が付けば、ホール内には人が溢れ返り、これから始まるのであろう何かのイベントを心待ちにしているようだった。
「皆様、本日はようこそお越し下さいました」
ホール内に響く司会者らしき男の声が落ち着きの無かったホール内のざわめきを静寂へと変える。未だ状況が把握出来ずにキョロキョロと辺りを見回す望月の姿をホールの隅から確認した1人の男がスッ…と近くのドアから姿を消した。
「…特別ゲストさんは来てくれてる?」
「ハッ。最後尾の席に着席しております」
「そうか。もしかしたら怪しがって来ないかなぁ…って少し不安だったけど、来てくれたんだね。やっぱり彼は馬鹿……おっと、純粋だよ」
ホール内を一望出来るVIPルームから明らかに何処か浮いている茶色がかった髪の少年を見付けると共にクスクスと笑いながら、頻りに足元に擦り寄るペットの喉を軽く擽るように撫でる。水色の首輪につけられた鈴がチリチリ…と鳴いた。

 何か美術の教科書で名前だけ見た気がする奴が描いたらしい絵。歴史の資料集に顔付きで載っていた、微妙に名前が思い出せない男が書いたとか言う掛け軸。やたら解説と誉め言葉が長くて聞いてる内に眠くなってくる昔のフランスの誰かが使ってたらしい家具。それが一生働いても稼げそうに無い値段で取り引きされて行く。欠伸を噛み締めながら様子を眺めている内に、自分が招待されたのはオークションである事は分かった。
 …やっぱり、貧乏人はお呼びでないってトコだな。…は?あんな落書きみたいな絵を5000万で買うって?それってテレビの鑑定番組に出したら5000円とか言われたりするんじゃねぇの?って言うか、皆金持ちー。俺貧乏ー。……くだらね、帰ろ。時間の無駄遣いをしてしまった事を悔やみながら立ち上がろうとすると、いきなり眩しい位に明るかった照明が暗くなり、オークションの対象商品が運ばれるステージだけにスポットライトが浴びせられる。
「それでは、皆様。本日最後の商品の競りに入りましょう。…本日の目玉とも言える最後の商品は新種の猫です」
…猫…。立ち上がろうとする体勢を維持していた身体が無意識の内に席に着く。…アイツ、猫好きだったよな。小学校の時に河原で捨て猫見つけて、抱き締めてたっけ。この子、お母さんいなくて可哀想って。それで、あのまま拾って帰ったんだよな。チロルって名前聞いた時、チョコレートみたいだなって笑ってしまってアイツがむくれたの今でも覚えてる。アイツの色んな表情、今でも覚えてる。忘れる訳無い。アイツの事、忘れる訳………

「さ、檻に入って」
目の前に用意した檻に入るように猫の背中を押して促すと、猫は振り向いて戸惑いの表情を見せた。
「……ぇ………ごしゅじん、さま…?」
「もう、僕は君の主人じゃないんだ。…頑張って媚びへつらって新しい御主人様に高く買って貰うんだよ?」
「……ぅ…ぁ……ああぁ……」
「…泣いても駄目。もう、君に飽きちゃったから仕方ないじゃないか。さぁ、新しい御主人様になってくれる人が待ってるから行くんだ」
涙を流しながら首を横に振って拒む猫の両腕を黒衣の男達が掴んで檻に押し込む。首輪の鈴を鳴らしながら運ばれていく猫に向かって“元”主人は義理で手を振って見せた。

 ステージ上に最後の商品が運び込まれた瞬間、今までになかったざわめきと感嘆の声がホールを包み、参加者の殆どが立ち上がって最後尾の望月の視界を遮った。どうやら、本当に珍しい猫がステージ上に出て来たらしい。…珍しい猫、か。どんなんだろ。昔は耳の先が丸まってるのが珍しいとか何とか言ってた気がするけど…。あ、新種の猫って言ってたな。目の色が右と左で違うとか……いや、この手の猫は探せば沢山いるような。じゃあ、一体どんな猫なんだろう?アイツが見つかった時に“こんな猫がいるんだぜ”って話してやりたいし、見てみるか。初めて商品に関心を覚え、自分も立ち上がってステージに目をやる。心臓が胸を突き破り、身体が一瞬にして凍り付いた。

 ステージの中央に運ばれた檻の隅で人々の視線を恐れるかのように身体を震わせ、オドオドと視線を落ち着き無く動かす猫が生やした尻尾はふわりと黒くて不自然な機械音を発し、尻尾の辺りから溢れ出る液体が内股を濡らしてスポットライトに反射した。瞬きも忘れてステージを見詰めていた望月の身体が小さく震えだす。間違いない。視線の先にいる“猫”は自分がずっと探し続けていた“アイツ”。唖然とする望月を尻目に司会者の商品説明の声がホール内に響き始めた。
「我がグループで長い期間をかけて従順で淫靡な奴隷に調教いたしました。今の態度を見て知性が無いと感じられるお客様もいらっしゃると思われますが、IQは高い数値を持っていますので事を覚える頭は充分に御座います。お客様の思い通りの躾が出来るでしょう」
……やめろ。口の中で小さく呻くが興奮状態になっているホール内でその声を聞き取る者は存在せず、誰もが司会者の説明に耳を傾けている。
「我がグループでは、この猫を“人間だった”時に付けられていた名前である“良麻”と呼んでいましたが、勿論お買い上げ後はお客様のお好きなように名付けて構いません。ミーとでもタマとでも…」
………やめろって言ってんだろ…。自分の前に位置する椅子の背もたれに爪を立て歯をギリッ…と軋ませても誰も気付かず、檻の隅で震えている“人間だった猫”に視線を集中させている。胸の中で何かが渦巻き、今にも爆発を起こしそうだった。
「それでは、この猫をお試しになりたい方はステージの方へとお集まり………」
「やめろぉおーっ!!!!」
爆発した感情を叫びに変えながら群がる人々を掻き分け、椅子を蹴倒しながら突き進む。軽い身のこなしで跳躍し、ステージの中央に着地した瞬間、ホール内の視線全てが自分に注がれているのを感じた。何だ、あのみすぼらしい少年は。全く…貧乏人は下品だね。ざわめきの中に自分に対する嘲りの声も聞こえたが敢えて無視して、中央に位置する檻に進むと司会の男が困惑顔で駆け寄って来た。
「お、おい!いきなり何だ貴様は!」
「うるせぇっ!!何が猫だ!どうせ藤堂の仕業なんだろ!?こう言うの考え付くのアイツしかいねぇからな!」
「なっ…!き、貴様………」
『あぁ、良いんだよ。…檻を開けて、暫く彼の好きなようにさせてやってくれたまえ』
司会を務めていた時の冷静さを欠いた状態で拳を振り上げた男を、耳の小型イヤフォンから聞こえて来た静かな声が制止する。思わぬ指示に男はグッ…と小さく呻いたが、結局振り上げていた拳をそのままポケットに突っ込み、中から取り出した鍵で檻を開けた。
「良ちゃん!!」
巨大な檻の中に飛び込み、隅で震える猫――親友である早坂良麻に手を伸ばす。指先が肩に触れた時、小刻みに揺れる身体が大きく飛び跳ねた。
「……ひっ…!」
「…りょ、良ちゃん…」
高い声を出しながら身を縮める反応に胸が痛みを覚えるのを感じながら、久方振りに見た親友を凝視する。元々細い方ではあったが適度な筋肉は付いていた身体は無惨に痩せ衰え、さっぱりと短かった髪は背中の辺りまで伸びていて首輪と同じ水色のゴム紐でザッと雑に纏められていた。
「そんなに怖がるなよ良ちゃん。大丈夫だから。…な?俺と一緒に帰ろう?」
「……………あなた…が…あたらしい…ごしゅじん、さま?」
「……えっ…?」
予想していなかった台詞に丸くなった望月の瞳と長い前髪で隠れた早坂の瞳が絡み合う。睫毛が長く、笑うとキラキラ輝いていた眼も今ではボンヤリと濁り、視線の先にいる人物が誰であるのか認識できているのかも怪しい。その証拠に早坂は親友の名を呼ばず、御主人様と連呼しながら望月の足に擦り寄り、ズボンに手を掛けてジッと顔を見上げて来た。
「……あたらしい、ごしゅじんさま……おねがい。りょうま、なんでもいうこときくから……エッチなことも…いっぱいするから…りょうまのこと、いじめないで…おねがい……」
「……ば、馬鹿っ!何言い出すんだよ!……俺が…お前を苛めたりなんか…」
いじめないで。涙ながらに聞いた言葉から、親友が長い間虐げられ続けていた事が容易に想像出来る。焦点の定まらぬ瞳からは何時の間にか涙が溢れ出し、こけた頬を伝ってポロポロッとライトの光を浴びた床の上に砕け散っていった。
「…あのね。よくおぼえてないけど……りょうま、だいじなひと…おなかさして…ころしちゃったの。……あたらしいごしゅじんさまね、そのひとにそっくりで…みてるとなみだでてくるんだ…」
止め処なく溢れ出る涙も拭わずに薄く笑ってきた親友の顔と幼児のような舌足らずな言葉が望月の胸を強く締め付けて、涙腺を一気に解放させる。首を激しく振って涙の粒を振り撒きながら力の限りに頼りなく痩せてしまった身体を抱き締めると、客席からは何かの余興と勘違いしているらしいざわめきがボンヤリと聞こえ始めた。
「…大丈夫。良ちゃんは誰も殺していないよ?だって、こうして俺は生きてるんだから。………なぁ、良ちゃん。…俺の胸の音、聞こえるか?俺は生きてるって音、聞こえてる?」
幼児に話し掛けるような優しい声色でゆっくりと語りかけながら、胸の鼓動を聞かせるように早坂の頭を抱え込むと、早坂は腕の中で苦しそうにもがいていたが、突然それを止めて胸元に耳をぴたりと押し付けた。
「……きこ、える…。とくん、とくんって………それに、すごく…あったかい…」
「分かるだろ?俺、生きてるって。……俺の事、思い出せない?」
おもいだす?口の中で小さく呟きながら胸の鼓動を心地良く聞き、自分の身体を優しく包み込んでいる腕の温もりに瞳を薄く閉じる。頭の上から腕と同じ温かい声が聞こえた。
「怖がらないで、俺の顔をちゃんと見て思い出すんだ」
「……ぁ………あ…?」
恐る恐る顔を上げて、再度自分と同じ年の頃であろう少年の顔を見詰めるが、涙が視界を遮って彼の表情が読み取れない。それに気付いたのか、スッと伸びて来た指が涙を拭い取ってぼやけた世界を鮮明にすると茶色がかった髪をした少年の笑顔が視界に飛び込んで来た。
「思い出して。俺の事…望月駿って俺の名前。…一緒に帰ろう、良ちゃん。皆、お前の事待ってるから」
「…しゅん……?しゅん…くん?……駿…くんなの…?」
口の中で反復する毎にとっくの昔に捨てられた筈の遠い記憶が蘇る。…あぁ、そうだ。この人は…………
「駿君!!」
ハッキリとした口調で叫ぶと共に細い腕を伸ばして再度温もりを求める親友に望月は瞳を潤ませながら、それに応えようとした。…今度こそ、彼に謝罪出来る。今度こそ、彼に伝えられる。良ちゃん、ゴメンな。この一言を。

「お…お坊ちゃま!何故、望月駿を呼び出したのです!彼と猫を接触させたら調教の意味が…」
VIPルームからステージの様子を見ていた男が動揺しながら主人の方を振り返るが、椅子にゆったりと座ってティーカップを傾けていた少年は小さく含み笑いを漏らし、上品にカップを皿の上に置いた。
「全く…君は馬鹿だなぁ。アレを見て分かっただろう?望月君の事を思い出せたって事は良麻は完璧な猫になれていない…つまり、完全に精神が壊れていないって事なんだよ」
カップの置いた皿を横に立っていた部下に渡して立ち上がり、ゆっくりとステージの中心を見ると檻の中で二人の少年が抱き締めあい、黒毛の猫が肩を大きく震わせて泣いていた。室内に設置されたスピーカーからは少年達の話し声が細かに聞こえて来る。
「……ねぇ、良麻の精神を完璧に壊す為にはどうすれば良いか知ってる?」
『…良ちゃん……俺、良ちゃんに伝えたい事があるんだ』
スピーカーから重なって来る望月の声に軽く眉を上げながら、親指で何かを示す。部下達が、その先に視線をやると無人だった筈のホールの2階席にライフル銃を構えた物騒な男が何かに狙いを定めていた。
「…目の前で、彼を殺す事だよ」
『……良ちゃん…本当に…ごめ』
ダンッ。スピーカーから聞こえて来た望月の声を巨大な銃声と観客の驚愕の悲鳴が掻き消した。

<END>

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


<後書き…って言うか、もう何と言うか>
すみません、私が悪かったです。切腹。
どの結末もタチ悪いのですが、これまた嫌な結末ですわ。
ハッピーエンドを期待していた方には本当に申し訳無いです。
こんな内容でハッピーエンド期待される訳無いか(完)

この「アフターストーリー」は最初は書く予定が全然無かったんですけど
その……空から何かの神が降りて来て…
書き始めると書きたいシーンが増えて長々と。
食事が残飯とか缶詰で薬の実験体にされてバンド嵌められてトドメに秀才だったのに知的レベルが(略)
書けば書くほど苛めたくなるのが早坂と言うキャラクター。ゴメンなさい。
こう言う小説じゃないと、こんな内容書けないから(?)ここぞとばかりに好き放題に書かせて頂きました。
ちなみに早坂の髪を伸ばしたのは私の趣味。でも髭は生やしていない事希望。早坂だから(←アホ)

そうそう、バンドと言えば小説内で「溜めてるからすぐ妊娠させられる」みたいな事を書きましたが
実際は逆と言う説もあるらしいですね。
てっきり「溜める=制止(誤字)たっぷり=合体する可能性アップ!!」と思ってたのですが
一説によると、溜め過ぎると静止(また誤字)の質が落ちて、御目当てのゴールまで辿り着けなかったり
辿り着けたとしても質が悪いから優秀な子供が出来ないとか…。
まぁ、程ほどに抜けって事ですね(下品)

そう言えば、ス●トロ書くのは初めてです。
最初は恥ずかしくて書こうかどうか迷ったけど、また「受けキャラ苛めたい病」が発症して(言い訳)
また別の小説でも挑戦するかもしれません。一回書くと開き直っちゃうねスカ●ロって。

救いようの無い展開になったけど「アフターストーリー」は書いてて楽しかったです。
ラストに望月が撃たれてますけど、その後どうなったかは敢えて書かないでおきました。
皆さんで好き勝手に妄想しましょう。
…こんな消化不良な結末イヤですか?
まぁ、投げた鉄アレイを頭にぶつけられたり鉄パイプで殴打されても
普通に立ち上がれる世界の人間ですから死ぬ事は無いでしょう。多分。
最低な逃げ方するなよ自分…。

本当に暗い話になってしまった上に 趣味丸出しのアフターストーリーにも付き合って下さった皆様に感謝いたします。

 

ついでに「乱」全体の後書きも読んでやるか。       もうお腹一杯です。