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吸血鬼と愉快な仲間たち4

ゴールデンウィーク中欲望のおもむくまま遊び続けた自分へのごほうびとして、原稿中ずっとがまんしていた『吸血鬼と愉快な仲間たち』4巻を買って読んだ!おもしろかった!
続き
イベントでお会いした方の一部にちらっと話したかもしれませんが、この作品はわたしの唯一読んでる商業BLです。昔はけっこうBLも読んでたんですが、最近はすっかり読まなくなりました。でも木原音瀬さんという作家さんだけはどっかが違って今でも好きで、特にこのシリーズは素晴らしいんですよ!

主人公は吸血鬼なんですが、中途半端に血を吸われて中途半端に吸血鬼化してしまい、強制的に昼間は蝙蝠、夜は人間になってしまいます。食料は血なんですが中途半端な吸血鬼なんで牙もなく、自分では血が吸えません。とにかくこのアルがかわいくてですね…。

さらにひどいのはこのシリーズ新書3冊も続いておいて、主人公カプがチューすらまともにしていないという代物で、一応BLのレーベルで出ているんですがこれBLと呼んでいいの…?みたいな作品なんです。でも話はものすごく面白いです。

4巻は締切真っ只中に発売されたので、以前ミラン本の締切間際に『フォーチュン・クエスト』の最新刊を買って大失敗した過去を省みて、今回は修羅場中に買うのは断固我慢しました。で、今日になってやっと買いました。おもしろかったー。

このシリーズの魅力の一つは下村富美さんの美しいイラストでもあるのですが、彼女がどう考えても人間のアルより蝙蝠のアルの方が好きで、アルはせっかくいい男なのに(バカだけど)本文イラストはほとんど蝙蝠しか描いてもらえません。それでも表紙は人間の姿を死守していたのですが、今回はついに表紙でまで蝙蝠にされてしまいました。でもこの蝙蝠が死ぬほどかわいいんです。

そして内容は今回はすっかりいいBLになっていました。いやエロと呼べるような表現はなかったんですが、今までの展開からは考えられない事態に「えっこの展開わたしの幻覚じゃないよね?」と何度も見直したり必要以上にドキドキしたり。あとこのシリーズは基本ギャグだったんですが、今回は泣けた!アルのように鼻水流した!今までチューすらしない展開だったんで一抹の残念さはあるんですが、でも続きがちょうたのしみです。やっぱりいいわー、このシリーズ。