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旧仮名遣いと式年遷宮

神社ネタなので左寄りの方は読まないで下さい↓
 全国の神社に絶賛配信中『神社新報』、たまーに見出しが面白そうなときは読むことにしていますが、今頃ウェブサイトがあることに気付きました(遅い)。
 まず度肝抜かれたのが「WEBでも旧仮名遣い」!他の記事は紙面で既読なので、この事情を説明する「歴史的仮名遣ひ」の(コーナー)を読んでみました。……これ、普通に読み物として面白い。特に「お→を」の説明の所なんて「をか(岡) をぎ(荻) をけ(桶) をさ(長) をしどり(鳥の名)をとり(囮) をどり(踊) をととし(一昨年) をととひ(一昨日) をり(澱) をろち(大蛇) をかしい をこがましい をさをさ」……どうです?目がチカチカしませんか?
 理屈には納得させられました。そうだよなぁ、イタリア人なんて語表記の仕方はずっと同じだからほぼ原文でガリア戦記とか読めちゃうらしいもんな(←うろ覚え情報)。

 ついでにそこからリンクしている『神宮式年遷宮広報本部』に行ってみて、伊勢神宮について学んできました。…が、非常にナロー環境には厳しい作りで閲覧コンプならず(T▽T)頑張ってちょびっとだけ見てきましたが。
 この『式年遷宮』というのは、千三百年以上昔から二十年ごとに行われてきた神事で、要するに「物質世界における全リフレッシュ」のお祭りなわけです。最初の神事は今年の五月に始まり、八年間かけて儀式や工事が行われます。普通にお家を建てるときも、木を切るときも祀りやるけど……八年てオイ。まー、普通の家建てるのとは違うからしかたないのか。それ以前に仕事が出来る宮大工は足りてるのか?
 考えてみれば、そんな昔からの行事がほぼ形を変えないまま現存してるというのはとんでもない話なのかもしれません。浪漫だー。なんでも残して取っておく日本大好き。

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