あのシーンはメチャクチャ笑ったなぁ…
思わず勢いで、機械翻訳だけかけて読まずに放置していたデュカキラものフィクを掘り起こしてきました。
『Babylon』Arianaさんの長編。第5シーズンくらいの設定で、ユニバーサルトランスレイターが原因不明の不調を起こして言葉が通じなくなる…という、本編エピソードでもおかしくない話。読み始めたらあまりに面白くて一気に最後まで読んでしまいましたが、なにしろ種族ごとに会話のかぎカッコが違うので読みにくいこと限りなし(<連邦> {カーデシア} ^ベイジョー^ &トリル&、特にベイジョーのは判別するのが大変!それにしてもトリルの&カッコっておかしすぎ)、翻訳ソフトもこのスタイルについていけずに意味不明になってるし(T▽T)デュカキラ以外の人間関係もいろいろ描写されてるので退屈しませんでした。
『The Agreement』6名共著(!)の長編。こっちも「読み始めたら止まらない」第6シーズン冒頭、「ジェイクがスパイ容疑で逮捕されカーデシアの司法に引き渡されることに…キラの決断は?」という話なんですが、こっちも連邦サイド以外でオールスターキャストなのでそれぞれ描写が楽しめました。薔薇とか小道具の使い方も面白い。健気なジヤルや不敵なシャカールさんとか、格好いいんだよね。
上記2作品の特徴はズバリ「デュカットがきちんと格好いい」。常日頃から「ダメ人間な部分が大好き」と公言してはいますが、もちろん格好いいところも大好きよ。特にArianaさんの描く登場人物はひねくれ度合いが切ないのだ。