●ベーシックルール職業:人狼

基本職業で特に宣言がなければ必ず含まれている職業です。
人狼側職業にあたり、勝利条件は村人側を全滅させること、です。

※人狼には、WISで囁きあえる群人狼と、単独で行動するはぐれ人狼が存在します。

【群人狼】 (所持アイテム:狼の爪)
 一晩に一人だけ、同室者を襲撃することが出来ます。夜になったら相手に取引要請をだし、トレードウィンドウに狼の爪を見せると襲撃したことになります。そのまま相手から反撃のアイテムが出されない限り襲撃成功となり、相手は死者になります。
 群人狼は同じ群の仲間とWISを通じて秘密の会話(囁き)を行うことが出来ます。うまく連携をとって村人を全滅させるべく頑張りましょう。
 また、人狼は「同室者を襲わない(パス)」という選択をとることができます。但し、その回数は決まっていて(司会者が任意に指定)、これを超えてパスを行うとその人狼は飢えで死んでしまいます。

(補足)
 パス回数の計算混乱を抑える為、人狼は何らかの理由でパス消費がなされなかった場合、必ずその理由を司会者にWISで申告してください。群れ単位で一人が代表申告でも構いません。(狂人が死んだ場合など、人狼の襲撃によるものか自殺なのかがわからなくなるため)
【はぐれ人狼】 (所持アイテム:狼の爪)
 単独で行動する「囁けない狼」です。その他は群人狼と同じです。
 パスの回数はGM判断で決めます。





<対職業考察> 夜間同室者になった相手の職業への対応表です。
【ベーシック職業】

対群人狼:同じ群での襲撃はありません。二人部屋で相手が同じ群の場合襲撃無しでもパス扱いにはなりません。群が違う場合ははぐれに準じます。

対はぐれ:相手からトレードがあった場合は爪を見せ返す。もしくは襲撃したら爪を見せ返された。この場合は襲撃は無効となりますが、襲撃をしようとしたということでパス扱いにはなりません。

対狂人:襲撃できます。襲撃する前に自殺されてしまった場合、襲撃なしでもパス扱いにはなりません。但し、三人部屋で他に襲撃対象がいた場合、襲撃による死か自殺されてもう片方を襲わずパスにしたのかを司会者にWISで告げてください。




対村人:
襲撃できます。

対牧師:襲撃できますが相手がロザリーを所持していた場合防がれます。襲撃すれば防がれてもパス扱いにはなりません。

対司祭:襲撃できますが相手が聖水を所持していた場合こちらが殺されてしまいます。

【エキスパート職業】

対妖精:襲撃しても必ず防がれてしまいます。襲撃を試みればパス扱いにはなりません。

対ツガイ:襲撃できます。



対狂信者:襲撃できます。襲撃する前に自殺されてしまった場合、襲撃なしでもパス扱いにはなりません。但し、三人部屋で他に襲撃対象がいた場合、襲撃による死か自殺されてもう片方を襲わずパスにしたのかを司会者にWISで告げてください。

対豹人間:襲撃できます。先に襲撃された場合、狼の爪を見せ返してください。これにより豹人間が自殺します。



対狩人:襲撃できます。先に取引要請を出したほうが勝ちです。先に襲撃された場合、爪を見せ返す必要はありません。

対占師&霊能者&共有者&医師:襲撃できます。


<三人部屋考察> 特殊な三人部屋の場合の解説です。
【人狼1人(A)+人狼以外の職(B&C)】
AはBとCのどちらを襲っても構いません。但し、Bが牧師だったなどの理由で攻撃を防がれた時、Cを襲いなおすと言うことはできません。当然2人とも襲撃で倒してしまうということもできません。

Bが人間・Cが豹人間だった場合にCから豹の爪を見せられた場合はCに狼の爪を見せ返し、Bを襲撃するということになります。AがBの襲撃が終えた後にCに襲われた場合、Aは狼の爪を見せ返すことは可能です。(詳しくは下の注意点参照)

※豹人間Cが先にBを倒してしまった場合
もしCが先にBを襲って倒してしまった場合、AはCを襲わなくてはならなくなります。(狂人や豹人間は狼側職業ではあっても人間なので襲うことができる対象にあたり、襲わなければパス扱いとなってしまうのです)
【人狼2人(A&B)+人狼以外の職(C)】
AがBを襲った場合:Bは爪を見せ返してください。Aの襲撃は失敗となります。Aはその後Cを襲うことはできません(パスにはならない)。BはCを襲うことができ、襲わなければパス扱いとなります。なお、原則的にこのとき同室者に襲える対象が他に居る場合、必ずそちらを優先するようにしてください。Cが居るにもかかわらずBがAを襲い返してパス消費を節約するのは禁止とします。

AがCを襲った場合:Cがこれにより死亡した場合、BがAを襲いAが爪を見せ返せばBの襲撃は失敗となります(パスにはならない)。
※Cが牧師の場合
AがCを襲った場合:CはAの攻撃を防ぎます。この場合AとC両方が生き残っていますのでBはどちらを襲撃するのも自由です。
Aを襲撃して失敗してもパスにはなりません。その代わりA襲撃失敗の後改めてCを襲うのは禁止です。
※Cが司祭の場合
AがCを襲った場合:CはAを倒します。この場合BはCを襲撃しなければパス扱いになります。
【人狼3人(A&B&C)】
互いに爪を見せ合い確認が取れればパスにはならない。

<注意点> 混乱を避けるため、覚えておいて貰いたいこと。

  • 狼の爪は相手に「能動的に使用」することによって襲撃とカウントされます。相手からの襲撃に対して「受動的に使用」した場合は襲撃扱いになりません。ただし、受動的に使用したことによって、襲撃できる対象がいないと判明した場合は襲撃を行わなくてもパスになりません。
  • なお、群が異なる場合、相手が既に狼であるとわかっていても同室になった場合は必ず一度は狼の爪を見せあい、人狼同士である確認を取ってください。一度も爪を見せ合っていない場合、その相手を「人狼」と認識できていないとし、その時点での襲撃なしはパスとカウントされます。
  • 互いの確認が完了した場合、朝の迎えの時点で2人部屋ならチャット内、他者のいる3人部屋ならば司会者にWISという形で報告をお願いします。(一度確認完了であっても念のため報告をお願いします。)
  • 群が異なる狼の場合、たとえ互いが狼だと確認が取れても、WISで囁きあうことは禁止です。
  • 狂信者にWISができる場合、その狼が仲間について狂信者にバラすことや、狼仲間に狂信者の存在を伝えることは構いません。が、仲間の狼から狂信者にWISさせることは禁止です。
  • 占い・霊能結果は「人狼」とでます。