一夜限りの独裁者


 クラウドはレオンの乳房を寄せ合わせたまま、ゆっくりとペニスを引き抜いた。
粘液塗れのペニスは、柔らかな乳肉を弄りながら、ぬるるぅ……と滑って行く。
谷間の下から姿を見せて行く様を見下ろしながら、やはり膣穴のようだと、吸い付く肌の感触を堪能しながら思う。


「あ、ふ……うぅ…っ♡」
「中出しすると、余計にまんこみたいに見えるな」
「んん……っ」


 クラウドが乳房から手を離せば、たぽん…っ、と乳肉が左右に分かれて垂れる。
谷間を開かれた其処は、汗とクラウドの吐き出した熱に蒸れ、むわっと強い芳香を放つ。
すぅっ、と呼吸したレオンの鼻に、蒸れた匂いが吸いこまれ、レオンは脳髄まで匂いに満たされるのを感じた。
ぞくぞくとしたものが躯を迸って、下腹部の疼きが強くなる。

 じゅくじゅくとした熱に支配されるのを感じながら、レオンは自分の体を掻き抱いて、身を捩る。


「あ…ふ…っ♡あぁん……っ♡」


 苛められた乳首と、揉みしだかれた乳房。
其処を中心にして広がって行く熱の膨らみに、レオンは逆らう事が出来ない。
それはクラウドとの賭けの約束とは関係なく、しかし彼の手によって覚え込まされたものである。

 ベッドに沈めた腰を揺らし、胸を持ち上げるように体を抱いているレオン。
クラウドは揺らめく腰に手を這わせ、薄らと腹筋を浮かせた腹に舌を乗せた。
じゅる、とわざとらしく音を立ててやれば、ビクンッ、と引き締まった四肢が大仰に跳ねる。
大袈裟だな、と呟くレオンだが、そう反応するように躾けたのも、自分自身である。
官能に支配され、既に抵抗も忘れた雌の体の有様に、満足とばかりに双眸を細めながら、クラウドはもう一度、腕の皿から零れ落ちている乳房に手を伸ばす。


「あ……あぁんっ♡」


 むにぃ、とクラウドの指が食い込み、乳肉の奥にある性感を刺激する。
甘い声を上げて、背を仰け反らせるレオンを見下ろしながら、クラウドは搾乳作業のように手を動かした。
持ち上げた乳房の中腹に広げた手を埋め、小指から波を作るように力を入れて行く。


「はっ…あっ…あんっ…あふぅっ……♡」
「ザーメン塗れで、母乳でも出したみたいだな」
「あぁっ…お、おっぱい…いやぁ……あんっ!」
「本当に出るんじゃないか?これだけでかいんだから」


 瓢箪の形に歪む程に強く乳房を掴み揉んで、クラウドは親指でぷっくりと膨らんだ乳首をぐりぐりと押し潰す。
乳頭の小さな穴に爪先を宛て、コリコリと細かく引っ掻いてやれば、レオンはベッドシーツを握り締めて、ビクンッ、ビクンッ、と躯を震わせた。


「あふっ、あっ、いやぁっ…!お、おっぱいっ、もう、触ら、な、ああんっ♡」
「んぢゅっ、んんっ」
「ひぃいんっ♡だめ、乳首ぃっ♡吸っちゃ……あっ、あっ、絞るなぁっ♡」


 ぢゅるっ、ぢゅるるっ、と唾液の絡む音を鳴らしながら、クラウドはレオンの乳首を啜る。
そのタイミングに合わせるように、乳房を根本から押し出すように揉まれ、時には揺すりながら捏ね回され、クラウドはレオンの乳を搾乳しようとしていた。


「はひっ、ひっ…、んぁあっ♡クラ、クラウド…だめ、あぁっ♡お、おっぱい、そんなに…あっ、揉んだら…はぁんっ♡あぁあ…っ!」
「んちゅっ、んっ、ぢゅうっ……!」
「あ、あっ、あぁっ…う、んん…っ!あん、あっ、ふぅんっ♡だめ、あっ、だめぇえ…っ!」


 胸全体から広がって行く快感が、レオンの下腹部に熱いものを下ろして行く。
じゅくじゅくと熟れて疼いていた恥部に、熱が集まって行くのが判って、レオンは膝を揃えて足先を縮こまらせた。
耐えようと唇を噛むレオンに、クラウドは乳房を押し潰すようにぎゅうっ!と搾り掴んだ。


「んっ、うぅっ!あっくぅぅうんっ♡」


 ベッドシーツを指先が白む程の力で握り締め、レオンは丸めた足指を白波に押し付けて、背筋を仰け反らせた。
ぞくぞくぞくっ!と競り上がる快感に押し出されるように、下腹部からぷしゃああっ…!と潮が噴いた。

 ビクッ、ビクッ、ビクッ、と四肢を痙攣させるレオンを見下ろしながら、クラウドは柔肉をぐにゅっ、ぐにゅっ、と捏ね回す。
指の隙間に乳首を挟んで、肉を潰しながら乳首の根本を摘まみ、クニックニッと捏ねて遊ぶ。


「あっ♡んっ♡あぁっ…!」
「どうした?随分イイ声が出たじゃないか」
「は、はひっ…!お、お前…んっ♡判って、ひぃんっ!あぁっ、乳首擦るのだめぇ♡、お、おっぱい潰れるぅんっ♡」


 左右から挟んで乳房を合わせ、クラウドは膨らみの根本から上に向かって、掌全体で押し上げた。
寄せて上げてと何度も膨らんでは撓む柔らかな乳肉に、熱い肉棒が再び押し付けられたのを感じて、レオンの躯がふるりと震えた。


「や…、ク、クラウド…っ!」
「ん?」


 涙を滲ませた蒼灰色が、縋るように男を見上げる。
レオンは男の侵入を拒むように乳房の上に手を当てて、谷間を閉じるように折り畳んだ腕でぴったりと寄せ合わせている。


「も、だめ…おっぱい…おちんぽ、だめぇえ……っ♡」
「…そんな物欲しそうな顔して言われても、説得力ないぞ」


 ぐむっ、と雄の先端が谷間の入り口を潜る。
ぬるぬるとした一物が胸の根本を擦るのを感じて、レオンはビクッ、と肩を震わせた。


「おっぱいは、もう…んんっ♡おちんぽ入れないで…お、おっぱいまんこ、おかしくなるからぁ…っ♡」
「なら、今度は何処に欲しい?」


 性器に見立てた乳房の谷間に挿入したペニスで、ぐにっ、ぐにっ、と内肉を拡げるように腰を揺らしながら、クラウドは問う。
レオンは顔を赤らめ、濡れた唇を震わせていたが、左右の乳首を摘まんで引っ張られて、甘い悲鳴を上げた。


「んぁああっ♡」
「ほら、言わないとこうだぞ」
「あふっ、あひっ♡ああっ!おっぱい伸びちゃ、あっあっ、捏ねちゃだめっ、乳首、敏感になってるからぁあっ♡」


 摘まんだ乳首の先端を捩じるように捏ね回されて、レオンは長い髪を振り乱して、乳首を摘むクラウドの手を握る。


「お、おまんこぉっ…!おまんこに、あっ、おちんぽ欲しいのぉ…っ♡」
「だから、これからやるって言ってるだろ?」
「ふっ、んっ、違うぅ…っ!お、おっぱいまんこじゃなくてぇ…っ、ほ、本当の…あぁっ、本当のおまんこにぃ…っ、おちんぽ入れてぇえ……っ!」


 強靭な理性で抑え込んでいた本能も、その一端を発露してしまえば、もう止める事は出来ない。
一気に燃え上がるように温度を増した躯を持て余し、レオンは腰を捩り、くねらせて、淫靡な踊りを見せていた。
豊満な乳房がぷるんっ、ぷるんっ、と弾み、咥え込んだ雄をマッサージする。
吸い付く柔肉に名残惜しさを感じつつも、クラウドは必死の訴えを見せる恋人に薄く笑って見せ、


「今日はあんたは俺に逆らえないが、俺があんたの頼みを聞かないとは言ってないからな」
「は、はうっ…あぁっ♡んっ、おっぱい、もういじめないでぇ…あぁっ、んっ、はぁんっ♡」
「あんたがちゃんと“お願い”出来たら、してやるよ」
「ひくぅうっ♡」


 摘まんだ乳首の先端に爪を擦り着けられ、レオンの全身が快感に悶えて強張った。
プッ、プシッ、と秘部から飛沫が飛ぶのを自覚して、レオンの躯が火照る。

 はぁ、はぁ、とレオンは熱を孕んだ呼気を繰り返し、きゅうん、と切なさを訴える下腹部を縮こまらせ、もぞもぞと忙しなく太腿を擦り合わせる。
早く、早く、と躯が訴えて、理性を失った彼女が耐えられる訳もなく。


「んっ、あっ…ク、クラウドぉ……っ♡お、おまんこ…俺の、ああっ…俺の、本物の、おまんこにぃ…っ、クラウドのおちんぽ、入れてぇ…っ♡」
「入れるだけで良いのか?ザーメンは欲しくないんだな?」
「んんっ♡い、入れて…ズポズポしてっ、おまんこ犯してぇ…っ!おっぱいまんこみたいに、中出ししてっ♡おまんこ、ちんぽでぐちょぐちょにしてっ、おまんこの中、クラウドのザーメンで一杯にしてぇええっ♡♡」


 殆ど叫ぶように、卑猥な言葉を並べて懇願するレオン。
雌乳の中でペニスが膨らみを増して、その質量に「ひぃんっ♡」と甘ったるい悲鳴が漏れる。

 クラウドは乳房を強く擦り合わせて、ペニスにみっちりと吸い付く柔肉を堪能しながら、ペニスを其処から引き抜いた。
にゅぽんっ、と追い出すようにペニスが出て行くと、柔らかな乳房はたぽん、と元の形に戻る。
その隙間から、先に出された蜜液が溢れ出していた。


「ああっ…んっ、はぁ…っ♡クラウドぉ……っ♡」


 悩ましい声で男の名を呼び、腰を揺らめかせているレオン。
クラウドはそんな彼女の膝を割って、しとどに濡れた陰部をしげしげと眺めた。
突き刺さるように注がれる熱い視線に、レオンの開かれた太腿がヒクッヒクッと震える。


「あんたのまんこ、もうぐちょぐちょになってるじゃないか。一度も触ってないのに」
「はひっ、あぁあ…っ♡だ、って…んんっ♡」
「そう言えば、一回イってたよな。でもこの濡れ方はそれだけじゃないよな?」


 つう、と秘部に指先が全て、レオンの腹がビクン!と跳ねた。


「潮、噴いただろ」
「あぁ…っ……!」


 クラウドの言葉を肯定するように、レオンは切ない声を漏らした。

 じんじんとした疼きを広げて行く膣口を、クラウドの指が広げる。
くぱぁ、と口を広げられた蜜壺から、てらてらと光る汁が溢れ出して、レオンの股間をしとどに濡らしていた。
むっちりとした太腿を伝い落ちた汁がシーツに沁みを作っていたが、一体いつから溢れていたのかと思う程、シーツの沁みは大きく広がっている。
クラウドがつぷっ、と指先を挿入させると、レオンは甘い声を上げ、膣肉が指を強く締め付ける。


「あふぅうんっ…!」
「中も我慢汁でトロトロだ。これなら、解す必要はないな」
「んぁっ、あっ…♡はひっ…はぁあっ♡」


 早く、と言うねだる言葉すら、レオンは紡ぐ事が出来なくなっていた。
彼女は甘ったるい呼吸を繰り返しながら、腰を浮かせてゆらゆらと揺らし、股間を差し出すように突き出している。

 ちゅぽん、と挿入していた指を抜くと、銀色がつぅ、と糸をと引いた。
プツリと切れたそれが股間を伝って尻を汚し、生温い糸の感触に、レオンは逃げるように腰を高く掲げる。
ひくひくと蠢く淫裂に、クラウドはようやく、自身の怒張した雄を宛がった。


「んぁっ、あぁっ────あぁぁあああっ♡」


 ずぷぷぷぷっ!と一気に始まった挿入に、レオンは体をエビ反りに撓らせて歓喜の声を上げた。


「ああっ、入って、入って来るぅっ!おまんこに、おちんぽ入ってきてるぅううっ♡」


 長い時間を疼きのみで過ごす事を強いられていた雌肉は、ようやく与えられた雄をあっと言う間に飲み込んでしまった。
太さも長さもあるペニスに、入り口から最奥までを支配され、カリ高の亀頭に肉ビラをそぞり上げられる快感に、レオンの躯は至高の悦びを得る。

 ミミズのような無数の起毛に覆われた肉ヒダを、肉の塊が押し開いて行く。
ペニスは一突きで根本深くまで挿入を果たし、先端が最奥の窄みをぐりぐりと抉る。


「んひっ、ひぃっ♡あぁあ……っ♡」
「どうだ、レオン。気持ち良いか?」


 クラウドは腰を揺らし、ぐにっ、ぐにっ、とレオンの膣奥にペニスの先端を押し付ける。
ビクッ、ビクッ、とレオンの足が跳ねて、ペニスに絡み付く媚肉がきゅうっ、きゅうぅっ…と締まった。


「い、いぃ……きもちいぃ…っ!」
「まんこを犯されるのが?」
「んっ、気持ち良いっ♡クラウドのおちんぽ、きもちぃいのぉ…っ♡」


 熱に蕩け切った顔で、うっとりとした表情を浮かべるレオンに、クラウドの口端が上がる。

 割り開いた膝裏を持ち上げてやれば、二人の繋がった場所がはっきりと見える。
雄を咥え込んだ縁を指でなぞると、きゅうっ、と内肉が反応する。
絡み付く媚肉を堪能するように、クラウドがゆっくりと腰を引いて行くと、レオンは引き締まった腰を左右に捩らせた。


「あぁっ、だめ、抜けるぅう……おちんぽ、抜けちゃう…っ」
「嫌か?」
「ああっ…や、あぅ……っ」


 クラウドの問いにレオンに返せる言葉はなく、代わりのように、雌肉がペニスに絡み付く。
にぃ、とクラウドは笑って、レオンの腰を掴むと、抜いていた肉剣を奥へと押し込んだ。


「あふぅんっ♡」
「動くぞ」
「は、はうっ♡あっ、あっ、んっ、あぁんっ♡」


 ずちゅっ、ぐちゅっ、ぐちゅっ、と卑猥な音を鳴らして、レオンの膣中が激しく掻き回される。


「んっ、あんっ、あぁっ…!おちんぽぉっ♡届いて、あっ、クラ、ウドぉおっ!」
「ふっ、くっ、んっ、」
「んっ、おまんこ、おまんこぉっ……あく、あふぅっ!もっと、んんっ♡もっと奥ぅっ♡来て、突いてっ♡あぁあっ!」


 ずにゅうっ、と引き抜かれて行ったペニスが、ずちゅんっ!と再び最奥へ。
長いストロークの攻めが、ずんずんと息吐く暇も無いリズムでレオンを襲う。
宙に浮いたレオンの足が律動に合わせて揺れ、一度目の絶頂を迎えた時のように、爪先が丸く縮こまる。


「はっ、あふっ、んんっ…!あっ────はぁんっ!」


 腰を掴んでいたクラウドの手が、徐に、弾むレオンの乳房を掴んだ。
無防備だった場所への突然の刺激の再開に、レオンの躯が大きく跳ねる。

 ぐにゅっ、むにゅっ、と豊満な胸を押し潰し、揉みしだく。
柔らかな肉が激しく形を変えて、ぷっくりと膨らんで起立した乳首が振り回されるように向きを変える。
それを摘まんで捕まえれば、レオンは高い声を上げ、男を咥えた雌肉を疼かせた。


「クラ、あっ、クラウド…っ!お、おっぱい、だめってぇ…っ!あぁんっ♡」
「こうすると、あんたもいつも気持ち良さそうだからな」
「そんな事……ひぃんっ♡あっ、あっ、乳首、いじめるの、あっ、やぁあっ♡」


 乳輪から摘まれ、膨らんだピンク色を味わうように、生暖かい舌が這う。
秘部にはずっぷりと男根が埋められ、乳房を苛められる度、媚肉がヒクヒクと動いてクラウドの雄をマッサージするように締め付ける。
最奥からはじゅわじゅわと蜜液が溢れ出し、クラウドの雄に絡み付いて、その動きを助けていた。


「だめ、ひっ、あはぁっ♡んっ、クラウド、あっ、おっぱいが、あぁっ!へ、変になる、んんっ、また、おっぱいまんこになっちゃうぅ…っ!」


 ぞくぞくとした快感が背中を奔るのが止まらなくて、レオンはクラウドの手を掴んで、胸を揉む手を止めようとする。
しかし、クラウドはぎゅうっ!と乳首を摘まんでレオンを叱り、更に乳頭の窪みに爪を当ててコリコリと擦る。


「んはっ♡あっ♡あっ♡ひっ、あっあぁっあぁあっ♡」


 執拗に弄られる度に、乳首の快感が強くなって行く。
レオンは強い刺激から逃げるように体を捻るが、体の芯の奥深くを貫かれたままでは叶わない。
挙句、ぐりぐりと奥の子宮口を抉られて、レオンは甘い悲鳴を上げた。


「んはぁああんっ♡だ、だめっ、ああっ!おまんこ、子宮ぅっ♡おちんぽ擦りつけないでぇえっ♡」
「ほら、ほら。子宮口ノックされるの、気持ち良いんだろ?」
「あふっ、んぉっ、はぁあっ♡おひっ、ひぃんっ♡の、ノックだめっ、あっ、あはっ、はひぃんっ♡」


 ゴツッ、ゴツッ、と重いものに入口を叩かれて、レオンの引き締まった腰が戦慄いた。
ガクガクと痙攣する躯を押さえ付けるように、胸を揉み潰される。
乳首だけがピンと天を突いているのを見て、クラウドは其処に吸い付いた。


「あぁっ、またっ♡また乳首ぃいっ♡」
「っと……おっぱいまんこも、また気持ち良くしてやらないとな」
「はっ、ひぃんっ♡乳首引っ張らな……んっ、あぁんっ♡やっ、舐めるな、あぁんっ!おっぱいっ、ああっ、そこ舐めないでぇえっ♡」


 じゅるっ、ちゅるっ、とクラウドの舌が這うのは、レオンの乳房の間だった。
巨乳を寄せ合わせれば隠れてしまう其処を、クラウドは乳房を左右に引っ張る事で露わにし、膨らみの間をねっとりと舐め回す。

 引っ張られた痛みで敏感になった乳首の神経を、コリコリと捏ね転がされて刺激されながら、肌を這う艶めかしい肉の感触に犯されるレオン。
膣内ではペニスがぐりぐりと最奥を抉り、時にひいては雌肉を舐めるように擦って行く。


「んっ、んふっ、ふぅんっ♡くすぐった、いぃ……あっ、んんっ♡」
「ん……苦いな。あんたの出したものなら、美味いのに」
「は、はぁんっ…!あっ、んん…そんな、訳…んあっ♡」


 ちゅう、と胸の谷間を強く吸われ、レオンの躯が跳ねる。
紅い痕を残した其処を舐めた後、クラウドはレオンの乳房を釣り上げると、下乳の膨らみの付け根に唇を寄せた。
じゅるっ、と下で溝をなぞれば、ビクン、とレオンの躯が震える。


「はふぅんっ…!」
「こっちは少ししょっぱいか?この匂い……結構汗掻いてるみたいだな」
「や、あはっ…!はう、あっ、いやあ……あん、あぁっ…!だめ、ひんっ、あひぃっ♡」


 大きく育った下乳の隙間は、汗が溜まり易い場所だと、レオンも自覚がある。
そんな場所の匂いを嗅がれ、ぴちゃぴちゃと音を立てながら汗を舐め取られる等、溜まったものではない。
羞恥に顔を赤らめ、長い髪を振り乱していやいやと頭を振るレオンだったが、クラウドはお構いなしだった。

 クラウドはレオンのたわわな双実の真ん中に顔を埋め、舌を這わせながら、両手で乳房を揉みしだいている。
くんくん、と鼻を鳴らして匂いを嗅ぐのが伝わる度、レオンはクラウドの髪を掴んで引っ張り剥がそうとしたが、ぐりゅぅっ、と蜜壺の奥を抉られて、力を失う。


「んぉっ、は、ふぅうっ…!ひっ、んひっ、あっ、あっ、はぅんんっ♡」
「んぷ……これだと、乳まんこをクンニしてる事になるのか?」
「そ、そんな事、あっ、知らないっ、ぃいんっ♡ひふっ、んっ、ああっ!ち、乳首が…ひっ、あっ、だめ、コリコリだめぇっ♡んっ、んっ、引っ張るのも…あぁあっ♡」
「なあ、レオン。母乳、出せないか?飲んでみたいんだが」
「へ、変態……はぁんっ♡」


 楽しそうな顔で言ったクラウドに、レオンがなけなしの抵抗を口にすれば、ずちゅっ!とペニスが膣奥を突き上げた。
弓形に反った躯が逃げないように、クラウドの片腕がレオンの腰に回され、律動するクラウドの攻めに内肉がずんずんと耕される。


「逆らうの禁止って言ったよな」
「はひっ、あっ、あぁっ♡んぉっ、はぁんっ♡だめ、あっ、おまんこぉっ♡おちんぽ、激しいのだめぇっ♡んぁっ、ひぃっ、あぁああっ!」
「ま、そうは言っても、母乳は流石に無理か」
「あぁあっ…!乳首、伸びるぅっ…!おっぱい千切れちゃっ、あぁっ♡」


 ずるぅっ、とペニスが引き抜かれて行くのを感じて、レオンの太腿が震えた。
クラウドはレオンの胸の谷間に顔を埋めたまま、掻き抱くようにレオンの躯を腕の檻に閉じ込めて、律動を速めて行く。
ぱんっ、ぱんっ、ぱんっ、と皮膚をぶつけあう音が響く中、レオンの体内で激しく前後する雄が、むくむくと大きく育ってい行く。


「はっ、あんっ、あぁっ、ひぃんっ♡クラウド、あっ、だめ、おまんこ、あぁんっ!お、おちんぽ、ひぃっ、じゅぽじゅぽだめ、あっっ、あはぁんっ♡」
「そんな事言っといて、あんたのまんこ、俺のちんこ咥えて離さないじゃないか。もう一回、ほら、子宮ノックしてやる」
「んぉっ♡おっ♡おほっ♡ほぉんっ♡らめ、奥っ、子宮うぅっ♡」


 ずぽっ、ぐぽっ、ずぽっ、ぐちょっ!とレオンの中をペニスが突き上げ、掻き回し、子宮の入り口をゴツゴツと叩く。
ペニスに絡み付く雌肉が、奥から溢れ出した蜜をねちょねちょと絡み付かせ、奥へ誘うように波打っている。
クラウドはその誘いに促されるまま、レオンの尻たぶを両手で掴んで、自身の腰の動きに合わせて尻を持ち上げた。
ただでさえ奥を打ち付ける雄が、更に深くまで挿入されて、レオンは手足が攣りそうな程に硬直させる。


「あはっ、あひっ、んほぉっ♡らめっ、だめっ♡お、おまんこイくっ!そんな、激しいのされたらっ、おまんこイくっ、イくの来るうっ♡」


 迫る絶頂感から逃げを打って身を捩るレオンだったが、抱き締める腕の檻はどんなに暴れても解けない。
ずぷんっ!とペニスが強く突き入れられ、ビクッ、ビクッ!とレオンの躯が痙攣する。
秘奥から分泌された熱が一気に溢れ出し、クラウドの雄を咥えた体内で破裂するように快感を炸裂させた。


「んはっ、あぁっ!あぁああああっっ♡」
「ふっ、ふくっ、んっ!」
「ひ、あっあぁっ!や、イっイってる、イってるのぉっ♡おまんこイってるとこっ、ずぽずぽしちゃだめぇえええんっ♡」


 絶頂による昂ぶりから戻らぬ内に、クラウドのペニスは更に激しさを増し、小刻みに脈打つ膣内を掻き回す。
ぐちょっぐぽっぐちょっ!とあからさまな淫音が鳴り、蜜壺を貫くペニスが退く度、淫裂の僅かな隙間からトロトロとした蜜が溢れ出す。


「はっはっ、あっ、あっ♡おまんこ、あひっ、もう、壊れるっ、溶けるぅっ♡ずぽずぽされてっ、掻き回されてぇっ♡おまんこ狂うっ、あたまおかしくなるぅうっ♡」
「まんこで可笑しくなるのは嫌か?嫌なら本当に止めるぞ?」
「はひぅっ、あふっ、んんっ♡だ、だめ、止めちゃ…あぁっ♡もっと、もっとしてぇっ♡おまんこ、クラウドのおちんぽで滅茶苦茶にしてぇえっ♡」
「やっと本音が出たな」


 全く頑固な奴だと呟くクラウドの目は、如何にも愉しそうだ。
クラウドはレオンの躯を押し潰すように体重をかけ、ぬぷううううっ!とペニスを根本まで挿入させる。
カリ首が内壁の擦り引き摺って行き、レオンの足がクラウドの腰に絡み付いて、ビクッビクッと四肢が跳ねる。


「い、イィ…っ!おまんこ、おかしくなるのきもちいいぃ♡」
「俺も、イイっ!あんたのまんこ、ドロドロで、ぐちょぐちょでっ、乳首もビンビンにしてっ、こんなやらしい躯…っ!もう、イきそうだ…っ!」
「んは、あはっ、はぁんっ♡イって、イってぇっ♡俺の、おまんこの中でっ、おちんぽイって♡クラウドのザーメンで犯して、一杯にしてぇっ♡おっぱいまんこみたいに中出ししてぇえええっ♡♡」


 寝室どころか、アパート中に響き渡る程の叫びながら、レオンは何度目かの絶頂を迎えた。
ビクンッ、ビクンッ、と四肢が大きく波打つように跳ねて、ぶるんっ、たゆんっ、と乳房が弾む。
雄肉を食んだ雌貝がきゅうううっと閉じて、クラウドの雄を根本から強く締め付けた。
ぐぅっ、と息を詰めたクラウドのペニスから、弾けたように精液が吐き出され、レオンの子宮口へと叩きつけられて行く。


「あぁっ、おまんこにっ♡ザーメン出てる♡おちんぽイってるぅううっ♡」
「うぐっ、くぉおおっ…!」
「あつ、熱いぃ…っ!おまんこが、お腹がぁ…っ!クラウドのせーえき、いっぱい、出てるぅふうううんっ♡」


 膣内でペニスがびくんっ、びくんっ、と跳ねるように大きく脈を打っている。
びゅくっ、びゅくっ!と精液が勢いよく注ぎ込まれるのを感じながら、レオンは四肢を仰け反らせて痙攣させた。

 どぷどぷと注がれた蜜に内臓が全て飲み込まれたような感覚に陥って、レオンはうっとりとした表情で、ヒクッヒクッと腰を震わせる。
クラウドはそんなレオンの腰を掴んで、ゆっくりとペニスを引き抜いて行く。
雄の形にぽっかりと開いた肉ビラが擦られ、


「んぁっ、あぁっ…はひぃいっ…♡擦れて……あぁっ、お、なか…いっぱい…っ♡精液…、ああっ、溢れ、ちゃ……ひぐぅっ♡」


 雄肉と雌貝の僅かな隙間から、どろりとしたものが溢れ出した瞬間、ずちゅっ!とペニスが深くまで挿入された。
油断していた瞬間を狙って襲った快感に、ぞくぞくぞくっ!とレオンの躯の官能が振り切る。


「あぁああっ!ク、クラウド…だ、だめって、あひっ、ひふっ、んふぅうんっ♡」


 じゅぽっ!ぐちゅっ!ぐぽっ!と激しい淫音を鳴らしながら、ペニスがずんずんと膣内を犯す。
膣内を溢れようとしていた精液が、肉棒に掻き回されてぐちゃぐちゃになり、肉ビラから分泌されていたレオンの甘蜜と混ざり合う。


「はっ、んぁっ、らめっ、飛ぶっ♡飛んじゃっ♡もう、もう休ませてぇっ♡」
「駄目だ。俺はまだ満足してない」
「ひっ、はひっ♡あぁっ、やっ、んひっ♡おちんぽっ、おまんこの中っ、大きくなってるっ♡だ、だめ、そんな、そんなにずぽずぽしちゃっ♡ひいいっ、子宮ずんずんするのっ!精液かきまわひちゃっらめぇえっ♡」


 クラウドは逃げを求めて暴れるレオンの足首を捕まえて、左右に大きく開かせる。
ずちゅんっ!と強く腰を叩きつけられ、子宮口を突き上げられる度、レオンの躯がビクンッ!と硬直する。
そのまま腰を左右に揺すれば、ペニスの先端が子宮口を、亀頭の凹凸が下壁のビラビラとした肉を穿り、レオンは腰全体が別の生物に支配されたように動かなくなるのが判った。


「はひっ、んひっ、ひぃいいっ♡おちんぽ♡おちんぽ抜いてっ、お願い、あふっ、抜いてぇえっ♡」
「そのお願いは聞けないな」
「あっんぉっ、ほぉんっ♡せ、せめて、あひっ、やす、やすませってっ、あぁっ、あんっ!おまんこ、おちんぽでっ♡こわれっ、あぁああっ!」


 掲げるように持ち上げられた足が、爪先まで真っ直ぐに伸び、びりびりと電気を流されたように痙攣していた。
ペニスを食んだ内肉がぎゅうっ、ぎゅうっ、と脈打つように蠢いて、咥え込んだ雄の根本に噛み付く。
痛い程にしがみつく肉の熱を甘受しながら、クラウドはぐりぐりっ!と円を描くような動きで膣奥を掻き回した。


「─────〜〜〜〜っっ♡♡」


 あまりにも強い快感に、レオンは声にならない声を上げて、絶頂する。
伸ばされたままの膝ががくがくと震え、ベッドシーツを握る手が強張り、シーツの表面を爪が引っ掻いた。
背がシーツから浮く程に仰け反り、腹筋の浮いた腹がビクンッ!ビクンッ!と波を打って跳ねる。
淫靡なアクメダンスをするレオンの乳房が、その動きに合わせてぶるんっ、ぷるんっ、と奔放に揺れ回った。

 クラウドはレオンの子宮口に肉剣を押し付けたまま、レオンの痙攣が収まるのを待った。
数秒に渡って絶頂の余韻に支配された後、レオンの躯は弛緩したが、男を咥え込んだ雌肉だけは緩まない。
みっちりとペニスの形に歪んだ膣道の熱さに、クラウドはうっそりと笑みを浮かべながら、前後不覚に陥ってぼんやりと天井を見上げているレオンに顔を近付ける。


「意識、まだあるよな?レオン」
「は…ひっ……あぁ……っ♡」


 レオンから返事らしい返事はなく、彼女はただ、陰部を犯す熱の塊に意識を苛まれていた。
意味のない、甘い声だけを漏らす道具となった唇を、クラウドはねっとりと舐る。


「ん、ん……っ♡」
「続けるぞ」
「ひ…ぅ……むりぃ……あぁんっ♡」


 疲労の度合いを体言するように、重力に従って垂れ広がっていた乳房を、クラウドの手が鷲掴む。
むにっ、もにっ、むにゅんっ、と捏ね回してやれば、ビクッ、ビクッ、とレオンの躯が反応を示し、きゅんっ、きゅぅっ、と膣が肉棒を締め付ける。

 レオンの中にある男の熱は、まだまだ固く、衰える様子はない。
逆らう事を赦されないレオンは、目の前の獣が満足するまで、眠らせて貰えない───この激しい情交からの解放そのものが程遠い願いである事を、改めて知った。




♀レオンさんをとことんおっぱい攻め!
わがままおっぱいを苛めるのは非常に楽しかったです。
クラウドが心底羨ましいので、一回変わって欲しいもんです。

パイズリフェラが描けたので満足しております。搾乳プレイはまたいつか(やるのか)。