好奇心に猫は鳴く


 小便にも似た勢いで吹き出したそれは、精子を孕んだ白子とは色が違い、殆ど透明だった。
バッツが口元に飛んだそれを舌で舐めると、生臭い匂いも味もしない。
体液らしい若干の滑りはあるものの、精液のように粘っこくはなく、どちらかと言えばさらりとした触感があった。

 これって、と見下ろすバッツの下で、スコールの体は全く動けなくなっていた。
緊張したように四肢が強張ったまま、下半身には全く力が入らない弛緩状態となっており、足は大きく開かれたまま、ビクッ、ビクン、と不規則に跳ねている。


「あ…♡ひ♡ふあ、あ…っ♡」


 枕を握り締めていたスコールの腕からも力が抜けているのを見て、バッツは枕を取り上げた。
引っかかったスコールの腕がついてくるように持ち上がったが、ぽとりと力なくベッドに落ちる。

 バッツは、口も目も半開きになって亡羊としているスコールの体を起こし、壁に背中を寄りかからせた。
座る体制になっても、スコールの体には力が入らないままだ。
そんなスコールの唇に、バッツは濡れた指先を挿入させた。


「スコール、判るか?」
「んぁ……♡」
「ほら、これ。スコールが出したもの」
「んんぅ…っ♡」


 バッツは指を咥内へと進ませると、濡れた指でスコールの舌を撫でた。
ぞわっ、としたものが舌から襲って、スコールの肩がふるりと震える。

 バッツは、スコールの口内を指で弄りながら、アナルに埋めたままの指を引き抜いていく。


「んっ、んっ♡んむぅっ♡」


 肉を擦られる快感に、悩ましい声が漏れる。
柔らかな肉壁が、甘えるようにまとわりついてくるのを名残惜しむように、指はゆっくりと緩慢な動きで下がって行き、


「…んふぅんっ♡」


 穴口の吸い付きを味わいながら、にゅぽっ、と抜けた。
瞬間の甘い痺れに、スコールはバッツの指を口に食んだまま、甘い嬌声を零した。


「ふ…ふぅっ…♡うふぅん……っ♡」
「気持ち良かった?潮吹き」
「…んん……?」


 ぼんやりとした瞳で見詰めるスコールに、バッツはくすりと笑って、スコールの竿を指先でくすぐった。


「んっ♡んっ♡」
「さっきスコール、イっただろ?」
「ふぁ、う…♡ば、っひゅぅ……っ♡」
「でも、多分イったんじゃないんだよ。潮吹いたんだ」
「んんぅっ♡」


 濡れそぼったペニスの先端を、固い皮膚の親指でぐりぐりと抉られて、スコールは天井を仰いだ。


「んぁっ、んむっ、むぅうっ♡やふっ、うふうぅっ♡」
「ザーメンみたいな匂いしないし、サラっとしてる。あの本にも書いてあったし、やっぱり潮吹きだ」
「はふっ、ふひゅっ♡ばっひゅ♡や♡いひるの♡やめぇっ♡」


 ぐりぐりとペニスを苛めながら言われても、スコールには全く頭に入らない。
生まれて初めての潮吹きを果たしたペニスは、射精の直後と違い、全く高ぶりを収める事なく天を突いている。
官能のスイッチが入ったまま、緩むことなく、今もスコールの躯をさいなみ続けているのだ。
其処を執拗に苛められてるのは、スコールにとって酷い拷問も同然であった。


「はひっ、んひっ、ひぃっ♡ば、ばっつ♡もうっ、もういいっ、だろぉっ♡」
「ん?」


 涙を浮かべて強すぎる快感の連続に頭を振りながら、スコールは回らない呂律でバッツに訴えた。


「もう、もうっ♡イ、イったっ、からっ♡もうっ♡」
「あー。イったし、潮も吹いたもんな。うん、一回だけって約束だもんな」
「んぅっ♡んっ♡んむぅうっ♡」


 バッツの言葉に、こくこくと繰り返し頷くスコール。
潮吹きが出来るかどうか、下らないと思っていた事が、こんなにも強烈な快感を生むとは思わなかった。
また同じ事をされたら、きっと正気も何もかも吹っ飛んでしまうに違いない。

 蕩け切った顔で、苛める手を止めることを訴えるスコールに、バッツは舌なめずりのように唇を舐める。
ついついもっと苛めたい衝動に駆られるが、無理を言って潮吹きの実験をさせたのは自分である。
最初から乗り気ではなかったスコールをこれ以上苛めるのは、可哀相と言うものだろう。

 バッツは、スコールの口に入れていた指を抜き、はっ、はっ、と短い呼吸を繰り返している唇に、軽くキスをした。
唾液で濡れた下唇を舐めると、スコールの目許がうっとりと細められる。
ペニスを苛めていた手も放して、バッツは自身の前を寛げた。
溜め込んだバッツの性欲は、確りと勃起した雄となって現れており、スコールの股間に竿を押し付けるだけで、熱がスコールに伝わる。
どくん、どくん、と脈を打っているペニスの存在を感じていると、スコールの秘孔口がヒクヒクと物欲しげな動きを見せ始めた。

 スコールの腕がバッツの首に絡み付く。
バッツも、縋る恋人を抱き寄せるように背中に腕を回し、ゆっくりと腰を進めた。


「んんぅ……っ♡」


 怒張した熱の塊が体内に入ってくるのを感じて、スコールは唇を噛んで甘い音を漏らす。
うねる肉壁が待ち侘びていた雄に我先にとまとわりついて行く。


「あ…ふぅうん…っ♡バ、ッツぅ……っ♡」
「スコール、めっちゃ気持ちいい……」


 吐息を交えて囁くバッツの言葉に、スコールの秘部がきゅうっと雄を締め付けた。

 ゆっくりと雄を沈め切ると、スコールはヒクヒクと下腹部を戦慄かせて、陰部を押し開いている雄の形を味わっていた。
一度射精したスコールと違い、バッツのペニスはしっかりとした固さがあり、溜め込んでいる物の量を匂わせるように大きく膨らんでいる。
その圧迫感だけで、スコールのペニスもまた、とろりと先走りの汁を滲ませてしまう。


「バ、ッツ…バッツ、ぅ……♡」
「動いて良い?」
「ん、ん……早く……ふぅんっ♡」


 許可に対し、懇願で答えるスコールに、バッツは直ぐに応えた。
根本まで収まっていたペニスが、ずるりと引き抜かれて、肉を持って行かれる快感にスコールは声を上げる。
嬌声の反響が消えない内に、バッツがもう一度雄を穿ってやれば、ビクンッ!とスコールの足が跳ねた。


「んぁっ♡あっ、あう…んんっ!」
「スコール、顔上げて」
「ふ、あ、んむ……っ♡」


 俯けていた顔をスコールが持ち上げると、至近距離に褐色の瞳があった。
唇が重ねられ、舌を絡め取られる。
スコールの咥内で、二人の唾液が絡み合い、くちゅくちゅと淫らな音がスコールの耳の奥で響く。


「んっ、んちゅっ、んむっ♡ん、ふぁ……っ」
「っふ、んっ!くぅっ…!」
「あ、あ、あ…♡あひっ、はぁんっ♡ああっ、んっ、奥、う……っひぃんっ♡」


 ずんっ、と奥壁をペニスに突き上げられて、スコールの喉が仰け反った。
白く長い首にバッツが吸い付き、柔らかく歯を立てれば、ぞくぞくとしたものがスコールの項に奔った。


「や、あ…バッツ……な、めるなぁ……っ♡」


 甘噛みした場所にぬらぬらと舌を這わせるバッツ。
舌の感触と同時に、暖かな呼気が当たるのが、スコールを興奮させる。

 バッツはスコールの背を抱いていた腕を下ろして、小振りな尻を撫で、繋がり合った秘部に触れた。
剛直を咥え込んで口を拡げた穴の縁を、指先でトントンとノックしてやると、内壁がビクッ、ビクッ、と震えるのが判った。


「ひんっ、んっ♡や、触る、な……んひぃんっ♡」


 指先で穴肉を左右に広げられて、スコールは悲鳴を上げた。
暴かれた雌肉を、穿たれたペニスが更に擦り抉って、スコールはバッツの首にしがみつく腕に力を込めた。


「やひっ、はひっ♡ばっひゅ♡らめ♡それらめぇっ♡」


 肉壁を引っ張られ突っ張られ、剥き出しになった快感腺を固いペニスで激しく擦られると、頭の中がスパークを起こしたように激しい明滅を起こす。

 ずちゅっ、ずちゅっ、と音を立てて直腸内を掻き回されて、スコールは舌を伸ばして喘いでいた。
バッツはその舌に自身の舌を伸ばし、唇は重ねないまま、舌だけを絡ませ合う。
二人の赤い舌から、だらだらと唾液が零れ落ちて、バッツの腹に水たまりが出来ていた。


「んぁっ、んぷっ、んひゅぅっ♡」
「あむ、ん、ん……」
「らめ、らめ、にゃめりゅのぉ…♡ひりひりひゅるぅうっ♡」


 呂律の回らない訴えを、バッツは全く聞こうとはしなかった。
蕩け切ったスコールの声は、バッツにとって自分を興奮させる材料でしかない。
その音を聞く度に、バッツのペニスはむくむくと膨らみを増し、彼を高ぶりの最高潮へと押し上げていく。

 駄目押し、とバッツが一際強く腰を打ち付けた。
ずんっ!と行き止まりを亀頭に抉られて、スコールが白目を剥く。


「〜〜〜〜〜〜っ♡♡」


 ビクンッ、ビクンッ、ビクンッ、とスコールの躯が大きく波打ち、彼のペニスからびゅるるるっ!と勢い良く精が放たれる。
精子はバッツの腹にぶちまけられ、垂れ落ちていた二人の唾液と交じり合って、バッツの血色の良い肌を滑り落ちて行った。


「ふあ、あ、ああんっ♡」


 射精による解放感に意識を奪われていたスコールを、更に強烈な快感が襲う。
バッツのペニスが、再びスコールのアナルを耕しながら、スコールのペニスを扱いているのだ。


「んぁっ、あっ♡やっ♡ばっつ、あひぃっ♡」


 射精したばかりの躯に、激しい律動と手淫を施されて、スコールは強烈な快感に涙目になっていた。
バッツの手はスコールのペニスの竿を、根本から上に向かって、精子の運搬を促すように扱いている。
素直な躯はバッツの誘導に従い、尿道に残していた精液を押し出して行き、ぴゅっ、ぴゅっ、と残骸を吹き出した。
それがなくなっても、バッツの手は悪戯を辞めず、スコールのペニスの亀頭を捕まえ、頭を掌全体を使って撫で擦る。


「えあっ♡あっ♡ばっつ、だめ♡それっ、それだめぇえっ♡」


 バッツの手の動きには、スコールも覚えがあった。
記憶に新しいそれと同じ動きを見せる手に、スコールはいやいやと首を振って、バッツの手を捕まえる。
バッツを振り払おうとするスコールだったが、ずりゅっ、と秘部を外に向かって擦られて、掴む手は縋るだけのものになってしまう。


「やっ、やっ♡らめ♡らめって、言ってぇっ♡」
「大丈夫、大丈夫。な?だからもう一回」
「やぁあっ♡さっき、さっきので、いっかいってぇっ♡いっかいだけってえぇっ♡」


 バッツは、もう一度スコールに潮吹きをさせようと言うのだ。
あの強烈な快感をもう一度体験させられるなんて、スコールには耐えられない。

 しかし、スコールの訴えは虚しく空回りするばかりで、バッツは一向にペニスから手を放してくれない。
アナルもバッツの雄で支配されて、スコールは彼から逃げる事も、逆らう事も出来なかった。


「やあっ、あっひぃっ♡ああぁっ♡」
「スコールのちんちん、ビクビクしてて…ケツまんこも凄い締め付けてくるぞっ」
「やだ、やだって、あうんっ♡あっ、ひぃっ!そ、んな、中、までぇっ♡」


 前と後ろを同時に攻められ、スコールは絶え間なく襲い来る強烈な快感に、身を捩る事すら出来ない。
自身の中心に、射精とは違う焦燥感が集まってくるのが判った。
尿意に似た焦燥は、スコールの心を追い詰めて行き、それだけでも耐え難い程に辛いと言うのに、バッツはスコールの中も攻めている。
肉壺の中では、バッツの陰茎から溢れ出した我慢汁が全体に塗され、ぬるぬると滑りを助けていた。
その滑りの中でも、肉壁の締め付けは衰える事はない。


「っは、やべ…っ!おれ、イきそう…っ!」
「んやっ、だめっ、今はっ!今イったら、トぶぅっ♡」
「ごめん、無理……っ!うううっ!」
「ふあっ!?ああぁぁっ♡あひゅいぃいいいいいっ♡♡」


 バッツが限界を白状した直後、その言葉の通りに、バッツはスコールの体内へと射精した。
びゅるっびゅるっびゅるるるるっ!と叩きつけるように注ぎ込まれる精液の感触に、スコールは甲高い声を上げ、


「あぁぁ───────っっ♡♡」


 スコールは躯を大きく弓形に撓らせ、仰け反らせて、ペニスから透明な飛沫を吹き上げた。
スコールの人生で二度目の潮吹きは、一度目を遥かに凌駕する快感となって彼を襲う。

 スコールの潮吹きは、一度では終わらなかった。
バッツは、きゅうきゅうと締め付けるスコールの媚肉を味わいながら、濡れそぼったスコールのペニスの尿道をぐりぐりと指で押す。
それだけで、スコールのペニスからは、びゅっ、びゅうぅっ、と透明な蜜が吹き出してしまう。


「あーっ♡あーっ♡ばっつ♡ばっつだめぇっ♡それらめぇえっ♡」
「スコール、潮吹きすると、中が締まって……っは、おれ、搾り取られてる…っ!」
「あうっ、あっ♡ひぃいんっ♡中ぁっ、ドクドクしてるぅう…っ♡ふあっ、またくるぅっ♡でりゅのくりゅぅうううっ♡」
「ちんちんの先っぽ、ぐりぐりされると出ちゃうんだな」
「やめ♡らめ♡きてりゅ、きてるからぁっ!ばっつぅっ♡ひにゃあああああああっ♡♡」


 バッツの手管に翻弄され、スコールのペニスからは絶えず潮が吹きだして止まらない。
ビクッビクッビクッと絶えず四肢を痙攣させながら、スコールはバッツの手に誘われるままに、透明な飛沫を吹き出す。

 潮吹きし易い体質だったのか、癖になってしまったのかは判らなかったが、バッツがそんなスコールに興奮して止まないのは確かだった。
その証拠に、スコールの体内では、埋められたままの肉剣がまた膨らみを増して行く。
吹き出す度にきゅう、きゅうぅっ、と締め付ける肉襦の感触を堪能しながら、バッツも息を荒げていく。


「はひっ、ひぃっ、あぁいぃっ♡ふあ、もう、もうやらぁ……♡」


 涙を浮かべながら、蕩け切った顔でスコールは言った。
バッツはそんなスコールの目尻を舐めて、


「気持ち良すぎて泣いちゃった?」
「ふえ…あっ、あっ…♡ちんぽぉ…いじめりゅのやぁ…♡」


 慰めながらも、ペニスを苛める手を止めないバッツ。
バッツはくすくすと笑って、スコールの下唇を舐めた。


「ごめんごめん。でも、気持ち良かったろ?」
「わ、かんな、あ……♡」
「大丈夫、おれには判るよ。スコール、潮吹きキモチイーって、ケツまんこが教えてくれてるから」
「そん、な……うぁんっ♡」


 そんな馬鹿な事があるか、と言う事は出来なかった。
力の入らないスコールの躯が、ベッドへと引き倒され、バッツが馬乗りになる。
繋がったままのペニスが、ずりゅうう、と奥深くまで侵入するのを感じて、スコールはベッドシーツを握り締めて身悶える。

 バッツは、再び高ぶった自身の欲望に従い、スコールを組み敷いて律動を始めた。
スコールの宙に浮いた足が突き上げに合わせて力なく揺れている。


「あっ、あっ、あっ…!バッツ、んんっ♡もう、うぅんっ♡」
「そう言わないでくれよ。今度はちゃんと、スコールが好きなようにしてやるから」
「ふ、んっ、ほんと、にぃ…っ?」
「ほんとほんと」
「んぁっ、もう、あんっ♡ちんぽ、いじめ、ないで…ひぃんっ♡」
「うん。スコールのちんちん、もう触らないよ。それはまた今度にするから」
「こん、どって、あくぅんっ♡ああっ、ふっ、ふかひぃっ♡いいいんっ♡」


 俄かに残るバッツの不穏な言葉など、長くスコールの意識に留められる事はなかった。
ごちゅっ、と奥壁を抉られて、スコールの腰にビリビリと快感電流が流れる。
あっという間にスコールの思考はドロドロに溶けて行き、後はバッツの揺さぶられるままに、肉欲を貪るのであった。




 セックスを終えてから、バッツはベッドが全く使えない状態になっている事に気付いた。

 まぐわいあった後のベッドと言うのは、酷い有様になっている事も、儘あるものだった。
激しい睦み合いとなれば尚更で、汗や涙、涎は勿論、飛び散った精子がしみ込んで乾いて、カピカピになっている事もある。
今日はそれに加えて、スコールの潮吹きがあった。
バッツの手で何度も何度も吹いたそれは、二人の躯もベッドシーツも存分に汚してくれた。
精液よりもさらりとした感触のものとはいえ、排泄物である事には変わりなく、衛生的にも放置して良いものとは言い難い。

 バッツは先ず、疲れ果てて泥のように眠るスコールを風呂場へ運び、すっきりと清めてやった。
幸い、この時間になっての帰還者もなく、見張り役のフリオニールはリビングに籠っているようで、風呂に入ってくるものはいなかった。
スコールの湯浴みを終えると、バッツは彼を自分の部屋に運び、清潔なベッドに寝かせた。

 それからバッツはスコールの部屋へと戻り、皺だらけのシーツを洗濯場へと持って行った。
大きなベッドシーツを手揉み洗いするのは少々骨が折れたが、放っておく訳にもいかないので仕方がない。
洗ったシーツは、屋敷の裏手に設置している物干し竿に吊るしておいた。
外の空気は安定して暖かく、朝まで置いておけば、部屋に回収できる程度には乾いてくれる筈だ。

 フリオニールに見付かる事なく後始末を終えたバッツは、部屋に戻って、スコールの隣に寝転んだ。
すぅすぅと眠るスコールは、明日の朝、若しかしたら昼まで目覚める事はないだろう。
眉間の皺のない、いつもよりも少し幼い顔をした恋人の頬を撫でながら、バッツもうとうとと舟を漕ぐ。

 微睡の中で、バッツが思い出しているのは、今日のスコールの痴態だった。


(結構凄かったな。あんなに一杯出るもんなのかな?それともスコールだから?)


 射精は勿論、潮吹きの度に、強烈な快感を得ていたスコール。
彼の理性をドロドロに溶かすそれを、バッツは密かに気に入っていた。
スコールは嫌がるだろうが、宥め透かしてもう一度やってみたい、と思う位に。


(でも、後処理が大変だな。ああ、風呂だったらそう言う心配もしなくていいかも)


 でも、人が来るかも知れないのがなあ────と、スコールが聞けばガンブレードを取り出して来るであろう事を考えながら、バッツも寝入っていくのであった。




スコールの潮吹きネタで萌えを頂きまして、させたった。
下らないバカバカしいって言ってたのに、気持ちよくなっちゃうスコールはエロくて可愛い。