・下書き


水色のシャーペンでがっしがっしラフ〜下書きをします。

水色の芯を使ってるのは、以前は水色はモノクロコピーに反映されず、ラフに描き込んだ情報をメモしたままトーン貼りとか出来たからです。今はパソコンに取り込んで水色だけ消せるので、そのまま使っています。
あと、筆圧が強い上に繰り返し線を上乗せして行くので、黒芯を使うと、あっという間に原稿が真っ黒けになっちゃうのね……何度も消しゴム真っ黒にしてた。消そうとして黒鉛がびーって伸びるだけとかしょっちゅうやらかした。でも水色だと、原稿が其処まで悲惨にならないw!

水色で凡そ描き終わったら、黒芯のシャーペンで、正しい線を描き出します。……正しい線を。



どれが正しい線かなんて、最早フィーリングw




・ペン入れ



下書きの上に、カラー塗り様の紙を重ねて、Gペンでトレース。
色を乗せる所になるべく修正液を使いたくない(←紙質と違うので色が不自然に浮き上がるのが嫌い)ので、間違えないように&インクびゃーって掠らせないように気を付けながら描く。

スコール線画


右利きなので、いつもは左から描いて行くのですが、今回はスコールが画面手前にいるので、スコールから。
で、レオンも描いてたんですが、やらかした。



スコールの前髪とレオンの鼻……!鼻が前に来るんだった!
前述の通り、修正液をなるべく使いたくないので、紙を削ると言う手法に出ます。
カッターの先でうすーくうすーく。線がのってる部分だけを削ります。



……残ってるけど、これ位なら許容範囲!あんまりやると、修正液ほどではないけど、紙質が違ってて発色が違うのがバレるw
誤魔化せない位に思いっきり間違えた場合は諦めようね!\(^q^)/

と言う訳でレオンの線画完成。



次に髪の線とか書き込みします。此処からは丸ペンです。

紙の流れとか、束になってる段差部分とか。
此処で描き込んだ髪の流れを頼りにして、髪の色を塗る事になります。
ちなみにデジタルカラーの時は紙の束は此処まで描き込みしてません。

アップにするとこんな感じ。





瞼の線とか、此処で描いてます。

髪の毛優先で、眉や睫とか透けさせない。
モノクロ漫画なら後で修正液で消せば良いのですが、カラーの時はそうはいかないので、不自然にならないよーに、線が髪に当たる度にペンを放しています。だからたまに不自然に太くなったり細くなったりする事がある('A`)



これで線画は完成。



・色塗り……の前に



アナログ塗りの何が怖いって、『戻る』ボタンがない事だねw!

って訳で、私は塗り始める前に必ず試し塗りをしています。
線画をコピーして、大雑把に色を置いて行きます。置き場を探すだけなので、きっちり塗る事はしません。



すげー雑wwwww
あと裏からなんか色々透けてるのは無視して下さいww

裸なので、肌色と目と髪くらいしか色使わないので、今回は本当に陰の場所とかイメージを固めただけ。
これが服を着ていて、且つ既存の衣装ではない場合、全体を見ながら色を調整する為、あと2、3枚試し塗りする事もあります。これの時はジタンの色を決めるのに3枚塗り潰した。

試し塗りしてる時に、インクの不足が発覚する事もあります。若しくは、これをやったが為にインクが不足してしまったりする事も←
二人の間でピンク色ぺたぺたしてるのはその所為です。代理になる色を探してた。
今回は補充を買いに行ってる暇がなかった(と言うか面倒だった)ので、不足はどーにかするとして、続行。



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