綴った風



ひとつだけの音の切れ端
ひとつだけの枯れた言の葉

南京町の油煙の中を


わけもわからず涙ふきます


(レトロ本舗[綴った風])


記憶なない事、思い出せない事、その向こう側にきっと大切な人がいたんだという事。
過去があってこそ今があるのに、今に繋がる刻が空白のまま。
罪悪感とか、淋しさとか虚しさとか、ごちゃ混ぜな感じ。

真っ青な空の下で、ぐるぐる考えていたら胸が痛くなって、握り締めた。
そうしたら、急に涙が出た。


曲を初めて聞いた時から頭に浮かんできてたイメージです。
悟空が泣いてる理由は……私の中でも色々ありすぎて何がなんだか(爆)

鮮やかな色の中で、だからこそ急に切なくなる事はあるんじゃないかな…
ふとした瞬間に感じた切なさは、凄く胸に痛いと思う。
零れ落ちたものがあるのが判るのに、それがなんなのか判らないのは辛い。


2007/02/27