Nighten〜俺のお相手 無題 あるいは俺と誰かさんの3日間

また、俺の掛け布団がごそごそといじられている。これで昨日に続き二日連続だ。このいたずらしている相手が誰か、俺にはすぐに分かる。

掛け布団は、ベッドの端によけられた。すぐ横の窓から入る朝の風が、俺の太ももに直に当たり始める。でも、いたずら娘の手はまだ止まらなかった。当たり前のように俺のトランクスに手をかけ、それをゆっくりと下ろしていく。

「う、ううん」

 俺はその動きに気づかないようにしながら、わざとらしく寝返りを打ち、仰向けになった。トランクスはもうひざぐらいまで下げられていたから、当然相手からは俺の朝立ちしたチ○ポが丸見え。

「あはは」

 トランクスを、ポイッとどこかへ投げ捨てたいたずら娘は、その俺のチ○ポを見て、そう笑った。その笑い声は、ものすごく心地いい。

 しなやかで長い指が、俺のつま先からゆっくりと這い上がってくる。全身に震えが来そうなくらいゾクゾクするが、俺はそれを必死に耐える。

「あむっ」

 唐突に、柔らかい唇が俺のチ○ポにかぶせられた。キュッと締められたその唇の中では、俺の先端がレロレロとピンクの舌で舐めしゃぶられている。ああ、気持ちいいっ!

 俺はついに目を開けた。そしてすぐビックリする。俺の股間に張り付いた女と、目が合ってしまったのだ。ずっと、俺の顔を見ながらやってたのか?

「むおっふぁーっ」

 女は、俺のチ○ポから口を離さない。そのかわりに、てのひらを握って開いた。きっと『おっはーっ』と言いたかったんだろう。朝陽に、茶色の髪がキラキラと光る。そして、その髪の毛がすぐに上下に動き始めた。昨日の朝と同じような、激しいフェラが始まる。

「お、おわわ、スゴイね。そんなにチ○ポ好きなの?」

「むう、ううんっ」

 俺の質問に答える気はないようだ。ホントに大好きなものを喜んで食べるように、俺の勃起したチ○ポを一生懸命しゃぶっている。キライなわけがないね。

 だんだん体が熱くなってくる。締められた唇はカリをペコペコと擦り、舌は幹を巧みに這い回っている。唇から見える自分の分身が、女のよだれでテラテラと光って見えるのが、すごくエロい。まるで、ホントにオマ○コに入ってるみたいに。

「ああ、スゴイ。スゴク気持ちイイよ」

 感謝の気持ち。俺は茶色の髪を優しく撫でて上げた。それが嬉しかったのか、このいたずら娘はとんでもないお返しをしてきた。

「あ、あ痛っ!」

 それまでチ○ポに添えられていた左手が、突然ぶら下がっているキ○タマ袋に這う。それを、やんわりと握り力を込めてくるのだ。痛い。痛いけど、ジンジン来る。

「むふふんっ!」

 きっとその痺れがチ○ポにも表れたんだろう。フェラしている女の口から、また嬉しそうな声が洩れた。頭の上下は、どんどんどんどん激しくなっていく。

「うわわ、スゴ。すぐイッちゃいそうっ!」

 あんまり早くイクのがもったいなくて全身に力を込めていると、足の指先がもどかしくなってくる。それでモゾモゾさせていると、俺はあることに気がついた。曲げられた足の指先が、ちょうど女の胸の辺りにあるのだ。あんまり大きくないけど、いっつも露出の多い服を着て俺を挑発していた、あの胸。

「ほれほれ」

 俺は、足の指先をクニクニと動かしてみる。よし、当たった!

「あ、あむうっ!」

 キレイに剃られた眉を歪ませて、いたずら娘は唸った。昨日は一方的に俺をフェラして、結局躰を触らせなかったんだ。これぐらい逆襲しなきゃ。

「んんっ、うんっ!」

 声の質が変った。俺の足の指先は、うまいことにちょうどおっぱいの頂上を捉えていたらしい。そして、俺自身今気がついた。薄手のTシャツに中は、ノーブラだったのだ。

 放出をガマンする手段として、俺は足先の愛撫を必死にやった。フェラしてる女はその代わりに必死にしゃぶる。いい感じ。

「あう、くううっ!」

「むふっ、うん、んむうっ!」

 俺の部屋に、二人の声が混ざって響く。あんまり大きな声出していいんだろうか?一階に聞こえたりしたら。でも、ここまで来たらやめられない。そして、親父は眠りが深いから、こんな声なんて聞こえやしない。

「うわわっ!」

 それは突然だった。タマ袋をむにゅむにゅと揉んでいた左手は、なんと俺の尻の穴をいじり始めたのだ。誰だ、こいつにこんなこと教えた奴は!

「うは、ちょ、ちょっとそれ、やめて!」

俺は全身を震わせて悶えてしまった。不覚。

「うふふーんっ」

 くぐもった声で、女は喜びを表現した。自分の指で俺が緩んだことに、満足しているんだろう。残念ながら俺はその攻撃で、急に放出の予感が高まってきた。

「ああ、ヤベ。イキそうっ!」

「うん、うむう、んっ!」

 最後のラッシュをかけるように、強烈な吸引のままブラウンの髪が激しく上下した。上目遣いに、俺の顔をしっかりと見ながら。

「ヤベ、ヤベ、いく、イクっ!」

 情けない声。

 ドクドクっと、精液が女の喉の奥に流れ込んでいく。当たり前のように女は、俺のスペルマを飲み下していく。汚い、なんて思わないみたい。

「んん〜っ、んっ」

 口の中で情けなくしぼんでいく俺のチ○ポ。それを、いたずらっぽい笑顔のままの女は、まだ離さない。カチカチのモノが、フニャフニャになるのが面白いようだ。

「ふう」

 茶色の髪が、やっと俺の股間から離れる。その顔、挑発的な舌なめずり。

「目、最初から覚めてたんでしょ?」

「ああ」

「知らん顔して、可愛いの」

「うるせえ」

 まるで恋人同士のような会話を、俺と交わす女。

「スゴクいっぱい出たね、昨日搾ってやったばっかなのに」

「若いからね、俺。あんたと違って」

「なに〜っ!」

 笑いながら怒る女は、俺のフニャフニャチ○ポに口を近づけ、ガジガジとやんわり噛みまくる。

「イタイイタイイタイイタイっ!」

「へへ〜、お返しお返し。たった二歳違いなのにオバサン扱いしちゃって」

 ちょっとつり目気味の瞳が、また俺の顔をじっと見る。たった二歳違い。俺十六歳、女十八歳。

「でも、やっぱりココは元気なほうがいいよねぇ。なんかどんどん大きくなっていくみたいだし」

 指先でピンピンと弾く。女の吐息がかかる。また、大きくなりそう。

「へっへ〜、でもダメ。わたしは今から朝食の準備」

「ちぇ」

 二回連続は無しらしい。

「残念がらないの。また明日の朝、ね?」

「え、また明日もやってくれるの?」

「いや?」

「うんにゃ!」

「じゃあ、やったげる。いいんでしょ?これも、わたしの役目だと思ってるし」

「これから毎日?」

「フフフっ、さあね」

 セミロングの茶髪がふわっとなびいて、女は俺の部屋を出て行く。ノーブラで薄手のTシャツ。今始めて気づいたけど、下半身はTシャツよりも薄そうな黒いスパッツ。もっと足、伸ばせばよかった。

「あーっ!」

 ドアが再び開いた。

「なに?」

「さっきおっぱい触ったでしょ!」

「なんだ、悪かったの?なんだか気持ちよさそうにしてたけど」

「うぬぬう。明日覚えてろ、もっとひどくいじめてやるから!」

「へへ、それは楽しみ♪」

「べ〜っ!」

 バタンッとドアが閉まる。しばらくしてまたちょっとだけ開いて、女の可愛い顔が覗く。

「今度はなに?」

「気持ちよかったぞ」

 バタンッ。なんじゃそりゃ。

 

 ぜんぶの始まりはおとといの深夜。俺、帰宅。女、一人でビール飲みながらテレビ観賞。

「なーに飲んだくれてんの。若い娘が」

 いくつものビールの空缶を横目に見ながら、俺は居間のソファーにグダーっとなっていた女に声をかけた。だらしないパジャマ姿。

「おーう。なにやってたんだこんな遅くまで、不良め!」

 のそのそと体を起こして、俺に向かって酒臭い息を吹きかける。

「いろいろあんだよ、高校生にも。たまには遅くもなる」

「お、なんだぁ?それは高校出てないわたしに対する挑発かぁ?」

「バーカ、違うよ」

 俺はそう言いながら冷蔵庫を開けた。

「ビール、俺も飲んでいいか?」

「おう飲め、いっぱい飲んでわたしに付き合え!」

 ヨロヨロと体を揺らしながら、女もキッチンのテーブルにやって来た。片手には飲みかけのビール缶。

 向かいに座った女の胸元。ボタンが二つ外れていて、気になって仕方がない。

「おい」

「ん、なんだぁ?」

「胸、胸。見えそうなんだよ」

「んあ?なんだスケベ男。いっちょまえに女の裸、見ようとしやがって」

 酔っぱらった危なっかしい手つきでボタンを止めていく女。バカらしいので構わず、俺は缶を開け、一気にビールを飲み干した。

「おお〜っ、いい飲みっぷり!どうした高校生、酒を飲まなきゃやってられないようなつらいことでもあったか?」

「まあ、な」

「うわ、生臭!青春の悩みってヤツ?もしかして、失恋?」

 俺が無言になったのを、女はすぐに悟ったようだ。

「さっすがわたし!君らと違って人生経験豊富だからね。一発で当てちゃったもんね!」

 酔った勢いでまくし立てる女。俺の気持ちも知らないで。

「俺はあんたみたいな図太い神経してないんだよ。人並みに恋するし、失恋すりゃ落ち込むの」

「ふうん。よっしゃ、話してみなさいこの経験豊富なおねえさんに!」

 結局、このなぜかべらんめえ調の酔っ払い女に、今日あった悲しき失恋話をすることになった。

「わっかんないなぁ!結局なんで君はフラれたの?」

「そんなの俺が知るかよ!」

「そりゃ原因は今日だけのことじゃないね。君、なにか前に彼女にしたろ?」

「え、あ、ああ」

「ははーん。スケベなことだな?」

 なんでそんなことまで分かるんだろう?あなどれん。

「彼女はいいって言ったんだ。でもいざっていう時、彼女が『気持ち悪い』って」

「なにが?」

「え」

「なにが気持ち悪いって?」

「分かるだろうが」

「わかんないよ」

「だから、その」

「お?」

「チ○ポだよ」

「ははっ、やっぱり!」

「おまえ、分かってて言わせたな!」

 俺はビール缶で、軽く女の頭を小突いた。

「まあまあ、初めての時は、だいたい男の人のモノが気持ち悪く見えるもんだけどね」

「そう、なのか?」

「もしかしたら、君のちんちんがホントにスゴク気持ち悪かったのかもよ」

「え、なんだよそれ!」

「そんなのわかんないじゃん。真っ黒かったとか、シワシワだったとか♪」

「そんなことねえよ!」

「ホントに〜?」

「ああ!」

「じゃあ、見せてみなよ」

 一瞬、言葉の意味が分からなかった。

「は?」

「だからぁ、君のちんちんわたしに見せてみなよ」

「バ、バカ。そんなことできるわけねえだろ!?」

「なんで」

「なんでって!」

「ほら、確かめるだけだから、わたしがちゃーんと気持ち悪くないか確認してあげるから!」

 勢い。俺も、飲みなれないアルコールが完全に回っていた。挑発的な目。呑まれる俺。

 そこからの光景は酔いと恥ずかしさでぼんやりとしている。もそもそとシャツを上げ、ジーンズのジッパーを下ろす俺。それを、跪いて眺める女。

『ほら』

『ふーん』

『で、どうなんだ?』

『わかんない』

『分かんないって、おい!』

『だって、勃起してないもん』

『はあ?』

 ふいに、添えられる細い指。

『お、おい!』

『ちょっとの間だから』

 ゆるゆるとしごかれる、俺のチ○ポ。

『少し、大きくなってきた』

『そりゃあ、そんなことされたら』

『もう少し』

『あ、ああ』

『スゴイ』

『ん、なに?』

『なんでもない』

 そんな時間がどれくらい続いただろう。やがて指がチ○ポから離れた。

『問題ない、みたいだね』

『そうなのか?』

『うん、立派立派。これならどこに出しても恥ずかしくないぞ』

『どこに出すっていうんだよ、バカ』

『立派、立派』

 そう言って、先端に、キス。

『えっ』

『さ、もう寝よ』

 フッと離れて、遠ざかる女の姿。俺はチ○ポ丸出しでそれを見送るしかなかった。

 

 悶々。異性に初めてチ○ポに触れられ、その上、唇が触れた。その夜のベッドの中では一睡もできなかった。とかなんとか言いながら、結局四時頃から睡魔に負けて眠ってしまったけど。

 

 で、おとといの夜は明け、昨日の朝。睡眠不足の俺を襲った、ヒワイな出来事。この女がホントにやらしいって気がついた出来事。

  重い瞼が開かない。でも、耳には変な音が聞こえる。ちゅぷ、ちゅぷ。ちゃく、ちゃく。これ、なに?

「うわっ!」

 思わず飛び起きたけど、下半身は移動しなかった。しっかりと、掴まれていたから。俺のチ○ポ、つばでビショビショに濡れてた。

「ちょ、ちょっと、なにやってんの!?」

「んー?」

 ゆっくりと顔を上げた女。瞳が潤んでる。

「だって、ね」

「だって、なに?」

「眠れなかったんだよ、昨日」

 やばい。潤んだ瞳にやられる。心臓がバクバクしてきた!

「君のコレ思い浮かべて、眠れなかった」

「でも、ちょっと、そりゃ」

 離さない。俺のチ○ポがっちりと。その指が、ものすごく熱い。

「もう舐めちゃったよ。出すまでいいじゃん、ね?」

「いいじゃん、って」

「いいってことにしよ。じゃ、舐める」

 俺の返事を聞かずに、添えた手にもっと力を込め茶色の髪を落とす。それが、上下する。

 初めてのフェラチオ。うわ、すげえ。コーフンするよ、おい!

「んんっ、ふむ、うんっ」

 ベロベロ、くちゃくちゃ、音だけで、めちゃめちゃやらしい。

「うわ、ダメ」

「うんっ、ううんっ、んっ」

 童貞の俺の淋しいオナニーとは全然違う。だから、すぐ精液が駆け上ってくる。分かる。

「ダメだって!俺、イク、ダメ!」

「んんん〜っ!」

 急に唇が強く締められた。その瞬間、出た。熱ーいのがたくさん、女のピンクの唇に。

「ん、んむっ、んむっ」

 何かを飲み下していく女の声って、なんでこんなに可愛いんだろ?とにかく、そんな声で俺の出した液体全部を飲んでいく。

 ハアハアと、荒い息を元に戻せない俺を尻目に、女は口からしぼんだチ○ポをにゅるんと取り出す。

「ちょ、ちょっと」

 出したばかりの俺は、体に力が入らない。すいすいっと俺から離れた女は、ひとこと。

「立派立派♪」

 まるでスキップするような足取りで、女は部屋を出ていく。ドアが閉じる寸前でも、ひとこと。

「じゃね♪」

 バタン。その後階段を嬉しそうに駆け下りる小さな足音。俺、なんにもできなかった。ただ、幸せ。すごくエッチな幸せ。

 で、それが昨日。さっき二回目の感動的なフェラ。これからのことへの期待で、また俺のチ○ポは勃起してきた。

 明日。明日?あと、丸一日。俺、待てるんだろうか?

 

 くそっ!まったく授業が頭に入らなかった!黒板見れば、唇。ノート見れば、唇。国語のオババの顔見ても、唇。制服の中のチ○ポはずっと立ちっぱなし。もどかしげに上履きの足指を動かしたら、今度はTシャツごしのおっぱいの感触が甦る。

 ああ、ズボンの中が痛い。

 

 帰宅後。

 夕食の時、二人が楽しそうに話してるのを背中で聞きながら、俺は二階に上がる。バカらしい。すげえ、いちゃいちゃしてる。歳考えろっての。

 あれ、これ嫉妬?うそーっ!

 

 真夜中。トイレに行く俺の耳に飛び込んできた、音。そして声。こういう音や声は、俺みたいな奴に聞かせちゃいけないものじゃないのか?

 でも、俺は音のするほうに足音を忍ばせて向かう。だって俺、スケベだもん。

『あんっ、もう!』

『ふふふ。ほらほらっ』

『うんっ、フフっ。いやあん!』

『もう、いいか?』

『ううん、まあだ!』

『えええ!』

 ドアのそばの俺は、呆れた。バカが二人でじゃれ合っている。もちろん、裸で。

『じゃあ、代わりに舐めて』

『いやん。舐める、の?』

『舐めるの、好きだろう?』

『うーん』

『好きだろう?』

『すき』

『じゃあ舐めて』

『うん』

 話し声が止まって、今度はあの音。昨日の朝と今日の朝、俺のベッドの上で聞いた音と、まったく同じ音。ちぇっ、そういうことかよ。

『ううん、いいよお』

『んんっ、んんっ』

 腹立つなあ。でも、情けないことにチ○ポも立ってくる。男って奴は。

『すごいすごい。さすがさすが』

『ん、んーんっ、こうぇもひゅごうぃよ』

 話す時はチ○ポを口から出せよ!

『もういいよ。そっちは、いい?』

『んんん。んあっ!うーん、OK、かな?』

『本当?』

『だと、思う』

『見てみるよ』

『いやあん!』

 甘ったるい声だ。ああ、腹が立つ!腹が立つ!俺にも言ったこと、ここで同じように言ってやがる!

『うんうん。本当に準備OKみたいだね』

『うふふっ』

『それじゃあ』

 ベッドが、ギシッと軋む。誰かが力を込めた。なんのために?まあ、分かってるけどね。

『あ、あ、あっ』

 これは聞いたことがない声。

『ああっ。あ、う、うんっ!』

 これも。ここから先は、大人の営み。くやしいけど、これ事実。俺にできることは、ズボンの中から勃起を取り出し、情けない気持ちでこすり始めるだけ。

『それ、それっ』

『うんっ、はんっ、あんっ、あうんっ!』

 ちょっとの好奇心。リズミカルな甘い声がどのように出てるのか。どのようにって言うか、どんな体位で?

 確かこの寝室のベッドはドアから反対方向を向いているはず。それに造りのしっかりしたドア。音は限りなく小さい。右手はチ○ポ。左手は、ドアノブ。

 カチャリ。心臓が止まるかと思った!近くで聞くとデカイ音!

『あうんっ、うんっ、うんっ!ああ、あふうん、うんっ!』

 気がつかない。熱中?くそっ、やらしい女!

 ドアの隙間から、ちょこっと顔を出して俺は覗く。見えた。見えてしまった。真っ暗な部屋の中で忙しそうに動く、肌色。

 V字型。その中央に、丸い尻。げえ、見たくねえ!毛むくじゃらで、太った尻!だから俺は、その尻は見ずにV字型に上げられているキレイな脚のほうだけ見るようにした。甘い声、ベッドの軋みと合わせてその脚が揺れる。

『あ、あっ、んんんっ!うん、うんっ、ふ、うんっ、あっ!』

 おっぱいをちょっと足指でくにくにしたぐらいじゃあんな声は出ない。

『あ、く、うっ、すご、スゴイぃ!チっ、チ○ポっ、スゴイっ!』

 ああそうかよっ!

 俺のチ○ポはどうせすごくないよっ!

 せいぜい『立派、立派♪』止まりだよっ!

 自分でしごいてるだけなのにもうすぐイクよっ!

 人のセックス覗いて、嫉妬して、でも興奮して、精液出しちゃうよっ!

『あんっ、もう、もうっ!あんっ、いく、いくっ、い、くうっ!』

 へっ!お前らの前でなんかイってやんないよ!

 ドアを閉める。バーカ、ドアに精液グジャグジャなすりつけてやる。あっ、で、出た。出たからな。宣言どおりなすりつけてやる。

 

情けな。

 

 朝が来るまで、俺はなにしてたらいいんだろ?あの女が毛むくじゃらの尻の下で、めちゃめちゃ激しい声出して、腰振ってたの見たし。脱力感。たかがフェラチオぐらいで、心の底から喜んでた俺が哀れだ。

 そうだ、明日の朝フェラを拒否して『そんな汚らしいことは僕にはできません!』って言ってやったら、あの女悲しむか?

いやダメ。俺やっぱり、フェラだけでもしてもらいたいもん。『おっぱい触らせて』、ぐらいにしとこう。あの女なら、許してくれるかも。

 コン。

 おっぱい、じかに触らせてくれたらいいな。きっと先にはピンクの小さな乳首があって、それを指でちょろちょろっ、といじったらあの甘ったるい声で『あん、あんっ!』って言うかな?言うな、うん。

 コンコン。

 セックスはやっぱ、させてくれないだろうな。なら、その寸前ならどうだろ?おっぱいだけじゃなくて、あの黒いスパッツの中の、その中のパンツの中の、オマ○コ。ダメか?いや待て、『昨日あんたらのセックス覗いちゃって、どうしても見たくなったんだ』っていうのはアリか?アリかも。いや、ないか?なんでもいいから、オマ○コ見たい!見るだけじゃ嫌だ、触りたい!いじりたい!指を中に入れてかき回したい!

 コンコン、コンコン。

「え?」

 妄想はそこで止められた。気のせいか?ノックの音がしたような。

 コン、コン、コン、コン。

 気のせいじゃない!

「うふふっ」

 いたずら娘のあの笑顔が、ドアから覗く。

「起きてた?」

「あ、ああ」

「なんで?」

「別に」

「うそ」

「なんで」

「眠れないんでしょ?」

「どうして」

「さっき、見てたから」

 気づかれてた!

「どう、だった?」

「べ、べつに」

「コーフンした?」

「どうだったかな」

「コーフンしたよね。あんなに出してたから、ドアに」

「気づいた、のか?」

「匂いがすごかったもん。ちゃんと拭いてあげたよ。これからは汚すなよ♪」

「あ、ありがと」

 まだ顔だけ出してしゃべってる。近くに来てしゃべればいいんだ。それともなにか?セックスした後は近寄られないってか?

「明日の朝」

「え?」

「明日の朝、やめよ」

「えっ、なんで!」

「いいじゃん」

「ちょっと待ってよ!俺、楽しみにしてたのに!」

「楽しみ?」

「そうだよ!」

「なにが?」

「なにがって、フェラチオが!」

「フェラ?」

「ああ!」

「フェラ、なんだ」

 ああもう!なに言ってんだこの女!

「フェラ、なの?」

「ああ!」

「フェラ、だけ?」

 はあ〜?

 俺のマヌケな声はすぐに止まった。ドアの陰から、女が顔だけでなく全身を現したのだ。

 俺にゆっくり近づいてくる女。心臓が止まりそう。いや、もしかしたら止まってたかも。

「フェラだけで、いいの?」

 ちょっとやめて。来ないで。

「朝に、フェラチオやってあげるだけで、いいの?」

 うわ、うわわ。

「明日の朝じゃなくって、今じゃ、ダメ?」

 うわわ、うわわわっ。

「フェラチオだけじゃなくって、もっといやらしいことしたら、ダメ?」

 髪、顔、おっぱい、へそ、腰、脚、尻、け、け、毛〜っ!

「な、な、な、なんで」

「?」

「な、な、なんで、裸なの!?」

 まっぱだか。そのまんま。丸見え。

「見て欲しいもん」

 見えるって!嫌でも見えるって!っていうか絶対見るって!

「返事、して」

 あわわわわわわわわわわ。俺のすぐ目の前。毛!

「返事、できない?」

 できない!

「ほらあ。こんなに、近く」

 ベッドの上で慌てる俺の上に、裸が、裸が、裸がっ!その迫力に押される、俺。

 目の前でおっぱいが揺れる。ふわんふわん。その先で乳首も揺れる。ふわんふわん。やべ、チ○ポ即立ち!

「よーく見えるでしょ、わたしの裸。ね、どう?」

 見たいところだらけで、どこから見ていいか分からない!

「なんで、答えないの?それとも」

 そ、そ、それとも!?

「さわって、みる?」

 ばきーん!

 硬直。

 カチンコチンの俺の手を、女の手が握る。俺の手、震えてる。

「ほら」

 うわあ、もうすぐ、あの、乳首、おっぱい!

「んっ」

 くにゃ。

「んんっ、うふ。ね、どう?」

 ど、ど、どうって。

「や、や、や」

「うん?」

「や、わらか、い」

「ふふっ、うれしい♪」

 女は一瞬だけ瞳を閉じた。ホントに、嬉しそうな表情。またこの女に俺、騙されちゃうのかぁ?

「ほら」

「う、う?」

「もっと」

「う、う、う?」

「もっと、さわって」

 俺の手を持ったまま、女は自分のおっぱいの上でゆるゆると動かす。手のひらのまんなかに、柔らかくて、っていうかどんどんくにくにしこって来る乳首が、当たる、当たるっ!

「ほら、いいよ。こんなにして、もっとさわっても」

 俺の固まってた手に、ちょっとだけ力がこもった。もっと、さわりたい!

「あんっ」

 それだけで、あの甘い声が洩れる。よし、いい感じ。調子に乗ってもっと動かしてみる。いや、揉んでみる。

「あん、あんっ!」

 さっきした妄想どおりの、聞いてるこっちがおかしくなる甘ったるい声。調子に乗って、どんどん力を込める。もう、女の手は俺の手の上にない。でも、揉む。揉む。

「いいよ、そう。うんっ、はんっ、あんっ!」

 乳首の感触が気持ちいい。全体もぽよんぽよんしてて柔らか。女のおっぱい、最高!

「うん、ああ、いいよぉ。すごく、いい感じ。あふ、うんっ!」

 もう両手。めいっぱい力込めて揉む揉む揉む。両方のおっぱい、ぷよんぷよんぷよんっ。

「ああ、もうスゴイっ、ああん、あんっ!」

 上に乗ってる女が、へなっとなって躰を押しつけて来た。うわ、いい匂いっ!

「すごく、すごく上手かったよ、ふふふっ。じゃあ、ごほうび」

 顔が近づく。近づくったら!うわ、唇、唇、目の前。

 ちゅ。

 だけじゃ終わらなかった。

 ちゅ。ちゅるん。んぐ、んぐぐぐぐっ!

 俺の口の中で舌が舌を、探して、捕まえて、絡め取る。ちょっと、痛い。

「んふっ。こんなキス、初めて?」

 言葉じゃ答えられなくて、俺は目の前の女の顔に何度も何度もうなずいた。

「そうなの?でも、わたしこれくらいじゃ、ごほうびあげ足りないな」

 なに?なにが足りないって?

 わわっ。

 つかまれた!際限なく大きくなった、俺のチ○ポ。

「ここ、舐めてあげるね」

 三度め?また口の中に出してもいいの?それをまた、嬉しそうに呑んでくれんの!?

 うわわわっ。あんたそんなとこで躰をずらしちゃ、こっちにオマ○コ来ちゃうじゃん!

 来たっ!来たっ!来たっ!来たっ!

「舐めても、いいよね?」

 はいはいはいはい!

「だから、君も、舐めて、いいよ」

 こ、こ、こ、ココをですかぁ!?

「ね、舐めて」

 ああ、また舐められたっ!さっき俺の口の中にあった舌が、今度はチ○ポに絡みついてる。ってことは、俺が目の前のを舐めたら、しっくすないんってことですかぁ!?

 ずちゅるずちゅる。つばまぶしまくり。俺のチ○ポもうむちゃくちゃ。だから俺も、勇気出して、舐めて、みる!

「んんんんっ、んんっ!」

 ぶえ。頭がカーッとなってくる味、感触。自然の摂理?でも知らん、舐める!

「んあっ、すご、いいんっ!んんん、んふっ!」

「んん、ちゅる。んふっ!もっと、な、舐めて。そう、そうっ!」

言ったらしゃぶる、しゃぶったら言う。ずっとしゃぶってられるより言葉交じりのほうが、コーフン。だからコーフンしたぶんだけ、俺も一生懸命舐める。また声も大きくなる。

「あ、あんっ。む、ふっ、んんんっ!ダメ、上手いよっ!上手くて、な、舐められ、ないっ!んん、んふっ、んんんんっ!」

 チ○ポから離れて、すぐに吸いつく唇。すごく大事な物、絶対離さないみたいに。べろべろべろ。べたべたべた。ちゅるちゅるちゅる。ダメだよ、こっちも舐めてられなくなる!

「あーっ、ダメ!」

 躰がぐっと反りかえって、しっくすないんは変則逆T字型に変化。でもこっちはオマ○コから舌を離せない。だって顔の上、尻。オマ○コ押しつけ。

「むむむうっ!」

「イキそうに、なっちゃった」

 うえっ?俺の舌で?

「ダメだぞ、そんなにどんどん上手になっちゃ」

 声が濡れてる。そう表現するしかない。だって、濡れてるし。言葉も、オマ○コも。

「口だけでイカせても、あんまりイイことないんだぞ。こっちは、そうだったでしょ?」

 そういえば。今日は前の二度よりずっと激しくしゃぶられていたのに、まだイッてない。っていうか、イカされてない。じゃあ、なんのために?

「さあ」

 ずっ。躰がずれる。

「そろそろ」

 ずっ。

「いいよね?」

 ずっ。

「だって」

 ずっ。

「わたし」

ずずっ。

「好きだもん」

 ずずずっ。

 あー、ご報告します。俺のまっすぐチ○ポのすぐ上に、びしょびしょの、あー、えーと。

「ね」

 あー。

「入れるよ」

 えーと。あ、そうだ。オマ○コが、あります。言ってるあいだに触れちゃいました。

「う、んっ」

 じゅくっ。

「あ、あ、あ」

「あっ、あふう、うんっ」

 先っちょ。

 じゅくっ。

「あ、あ、あ」

「うんっ。ふと、いっ!」

 まんなかへん。

 じゅくっ。

「あ、あ、あ」

 もう、奥の奥の奥。くわしく説明しろって?いやだよ。

「うふん。ほおら、入った。ねえ、どお?」

「んふーっ、んふーっ」

 俺、声にならない。なんだかよく分からないけど、とにかく柔らかくて気持ちいいものが、俺のチ○ポをじゅくじゅくと。むにゅむにゅと。うへ。

「気持ち、イイ?」

 はい。

「わたしも、ね。すごく、すごく気持ちイイの。こんなの、初めて」

 ホントに?

「ああ、スゴイ。こうやってるだけで、んんっ。ホント、君の、スゴイ」

 体中がじーんと来る。感激。うわ、チープな表現。俺には、トロンとした表情で見つめる女の顔と、チ○ポから沸いてくるとんでもない気持ちよさだけで、満足。

「わたし、ね」

 なになに?今度はなに?

「はじめて見た時から、好き」

 えっ?

 なにが?

 っていうかどっちが?

 俺が?それともチ○ポが?

 ええい、どっちでもいいやっ!

「あんんっ!」

 へへっ、突いちゃった。

「うん、うん、そう。そうやって、一緒に。ね?」

 りょーかい!そりゃ!

「あんっ!うんっ!いいっ!そう、そうっ!」

 そりゃそりゃそりゃそりゃ!

「ああんっ!うんっ、ね、ね、君も、あんっ、気持ち、イイ、でしょ?あ、あんっ、あうんっ!」

 はい、とっても気持イイですっ!

 腰の上で踊っている、キレイな裸。茶色の髪を色っぽくかき上げながら、喉を反らせて声を上げてる。形のいいおっぱいを、気持ちよさそうに揺すっている。可愛いヘソのある、くびれたウエストのすぐ下で、忙しそうに腰がぶんぶんと振られている。それがぜーんぶ、俺のチ○ポに直結!俺もどんどん気持ちよくなって、もっともっとがんばろうって思う。この場合の「がんばろう」は、「気持ちよくさせよう」ね。

「うんっ、ああんっ!も、もっと、ね?強く、つよ、く、もっと。あんっ、うんっ、そう!」

 腰をしっかりと両手で掴んだ。ほら、腰が沈んできたら、突く。女、喜ぶ。

「あ、ああんっ!もう、すご、いいっ!ね、うんっ、あ、つよ、い、うふ、うんっ!つ、突く、突く、のぉっ!」

 あ、よだれだ。きれい。

「ねえ、ほ、ホントに俺の、気持ちイイの?」

 思い切って聞いてみる。

「う、うんっ!ホント、ホントに、す、スゴイよっ!あん、あんっ!」

 ちょっといじわるに。

「じゃ、じゃあさっきの、より?」

「え、あっ?さ、さっきのって、あんっ!さっきのって、な、なに?あ、あうん、あんっ!」

「さっき、俺が覗いてた時、突っ込まれてた、チ○ポ。あうっ」

「あ、あ、あれはっ!もうっ!うんっ!いじ、わるぅっ!」

 中が、キュウンと締まる。

「ねえ、どっち?どっちがいいの?」

 なんか、はじめて勝った気分!気持ちよさそうな顔が、ちょっと困って見える。へへっ。

「形、もっ」

「うん!」

「長さ、もっ」

「うん!」

「太さ、もっ」

「うん!」

「固さ、もっ」

「うん!」

「ぜ、ぜんぶっ、あんっ!ぜんぶ、君のほうがっ!」

「俺の!?」

「うんっ!君の、チンポ、好きっ!大好きっ!」

「よっしゃ〜っ!」

 えーい!あとは、野となれ山となれーっ!

 

 ある家庭の朝の食卓。テーブルには中年男。キッチンには、そこにいるのが似合わない、髪を茶色に染めた若い女。

「なあ」

「うん?」

「昨日、俺いつの間にか寝てたな」

「うん。終わったら、ぐっすりと」

「そうか」

「うん。ふふふっ」

 そこに、二階から若い男登場。

「おはよう」

「おお」

「おはよ♪」

 キッチンの女と、若い男の視線が互いに止まる。

「?」

 女の、瞳。声は出さずに、唇だけが、動く。

『ま』

『た』

『し』

『て』

『ね』

『♪』

 女は、若い男の、義母。

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