『牝奴隷は金髪美女』第六章 「DEGREDE〜堕落」


<前回のあらすじ>
憧れの国日本にやって来たジェーン。
しかしその日本は、限りなく淫猥な国だった。
日本に向かう機内での中年とスチュワーデスの卑猥な肉交。
大学研究室という聖域で激しく乱れる教授橋本と女 敬子。
信頼していた男 飯塚に無理矢理奪われたバージン。
そして今日もまた、敬子に騙され女同士の交淫をさせられてしまう。
しかしジェーンは、異常な状況の中で悦びに打ち震えてしまう躰に戸惑いを感じ始めていた。


「……いやあ、いいショーを見せてもらったよ」

 突然の男の声に、ジェーンは敬子の唇を離す。力のこもらない躰を起こすと、ようやく目が慣れて周りの風景が見えた。照明は暗く落としてあるが、しつらえのいいベッドを中央に配した豪華な造りの部屋だった。どうやら、どこかのホテルのようだ。 敬子もジェーンと共に起き上がる。性器と性器はまだディルドゥーでつながったままだ。

「ねえジェーン、どうしたの……?」

 妖しい視線を投げかけて、敬子が尋ねる。

「どこかで、男の人の声が聞こえたような気が……」
「男の声?」
「ええ」
「……教授よ。ね、教授。どうでした?私たちのレズプレイ」

 敬子の声を合図に、男が姿を現わした。ドアの陰から歩み出たその男は、五十代前半ぐらいの年齢だ。白いバスローブを羽織って、こちらを見て微笑んでいる。

「いやあ、素晴らしかったよ。君のテクニックで、徐々に躰を開発されるアメリカ人美少女……これ以上のショーは見たことないね」

(まただ……!)ジェーンは自分の運命を呪った。飯塚にレイプされ、今度は睡眠薬で眠らされ敬子にディルドゥーで犯された……。そんな許せない行為で、肉体を開いてしまった自分が許せない。とにかくここから逃げ出したくて、ジェーンはシーツを躰に巻いて、ベッドから降りようとした。

「ダメよ、ジェーン」

 敬子が腰を強く引いた。ジェーンの膣内のバイブがくさびの役目を果たしてジェーンの躰を止めた。

「あうっ!」
「ほーら、逃げようなんて思うからよ。今から私と橋本教授が二人であなたを可愛がってあげるのよ。だから、逃がさない……」

 敬子は少しだけ腰を躍動させた。ジェーンの中で、疑似ペニスが跳ねる。

「ああうっ……ケイコさん、やめて……」
「ダーメ。やめちゃまた逃げようとするでしょ?」
「いやあ……私、に、逃げません、だから……あううんっ!」
「……ホントに?じゃあ、ちゃんと捕まえとこっと」

 ジェーンの後ろ手を巧みに捕らえる。

「さあ、教授……彼女もう逃げないんですって。楽しませてあげましょう……」
「そうだな。僕も彼女の躰に非常に興味があるからね……」
「まあ、嫉妬しちゃいそう……」

 男がベッドの上のジェーンにゆっくりと近づいてゆく。

「こ、来ないで……」

 弱々しい声で、ジェーンが言う。もちろん、橋本はそんな声に応える気はない。

「フフフッ、ジェーンったら震えてる……緊張をほぐすために、ご開帳ぉーっ!」

 敬子はジェーンの巻いたシーツを取り去った。ぷるんっと形のいいおっぱいが弾け出す。

「い、や……」

 目の前の男からその胸を隠そうとしたが、敬子に後ろ手を掴まれているため丸見えだ。

「すごいな……美しいとしか言いようがない。理想的なバストをしているね……」

 橋本はついに、ベッドの縁までやってきた。そこで立ち止まって、ジェーンの息遣いに揺れる豊乳をじっと観察している。
「やめて、ください……恥ずかしいです……」

 ジェーンの羞恥はさらに高まった。飯塚は物も言わずただジェーンの双胸を眺めていた。

「……自信持っていいわよ、ジェーン。女の私にだって、ジェーンのおっぱいって魅力的だもの」

 敬子がジェーンの耳元で囁きかける。その敬子はジェーンの抵抗力を抑えようと、時折小腰を繰り出して、疑似ペニスを操る。膣の中がジンジン痺れるような感覚のため、ジェーンは躰に力を込められないのだ。

「……」

 黙ったまま、橋本は両手でジェーンの豊かなバストを掴んだ。そのままなにも言わず、力を込めて揉み始める。

「や、やめて……S、Stop……ハシモト教授、ん、ふ、あっ……」

 男はかまわず手の動きを続ける。ただ単に揉むだけではない。十本の指はそれぞれ別々に這い回り、胸にあるすべての神経線に性の喚起を促している。経験豊かな中年男のフィンガーテクに、ジェーンのピンク色の乳首はすぐにしこってしまう。

「……ああっ、嫌ぁ」

 性技に自分の肉体がこじ開けられていくことで、ジェーンは人間の本能を呪っていた。どんなに拒もうとしても、躰は自然に快感を感じてしまう。来日して、出会う日本人すべてがセックスに彩られ、それをジェーンは不快に思っていた。しかし、飯塚にレイプされ、敬子に貫かれ、そして今橋本に弄ばれながら、自分の肉体がセックスを当たり前のように受け入れていることに気づく。

「……まだまだ、こんなものじゃない。男と女は奥が深いものさ」

 橋本はジェーンの目の前に立ち上がった。そしておもむろに着ているバスローブを脱いだ。眼前に男のペニスが現れた。男のモノを見たのは、これで四度目だ。小さい頃の父親、ジュニアハイスクールの時のボーイフレンド、飯塚、そして橋本の怒張。しかし、今目の前にあるものは今までのペニスとどれとも、明らかに違っていた。太く、長く、そして肉の起伏がはっきりと目立っている。

「……どう、教授のおちんちん。スゴイでしょ……この私だって、初めてヤった時は思わず泣いちゃったもの。フフフッ」

 敬子は橋本のペニスを凝視しながらつぶやく。

「……」

 ジェーンは、なにも言えない。なにも言えないが、けして橋本の肉柱から目を離さない。いや、離さないのではなく離れないのだ。じっと見つめているだけで、躰中が熱く火照ってくる。敬子と同じように、熱に浮かされたような瞳でいきり立ったペニスを眺めている。

「……舐めなさい」
「……」

 ジェーンはうつろな瞳で見上げる。橋本と視線が交わる。

「さあ、舐めなさい……」
「舐めるのよ、ジェーン……」

 敬子もジェーンの首筋に吐息を吹きかけながら囁きかける。

「嫌、いや……」
「舐めるんだ、ジェーン」

 躊躇するジェーンの後頭部を、敬子がコツンとこづく。小さな衝撃で、ジェーンの唇がペニスの先端に触れる。

「Ah……っ」
「キス、してみなさい」

 橋本の言葉の魔力にとり憑かれたように、ジェーンは亀頭に唇を寄せる。ちゅっちゅ、と何度もキスする。瞳を閉じて、恥ずかしさを押し殺しながら、しかしそれとは違う何か他の感覚がジェーンを支配し始めていた。

「ジェーン、イイよ……もう少ししっかり舐めてみるんだ」

 もうジェーンは抗わなかった。昨夜夢心地で飯塚にしたように、肉の棒全体にキスの雨を降らせる。そのまま舌を出して、唾液をテラテラとまぶしてゆく。

「ああ……ジェーン」

 橋本のうめきに、ジェーンの躰は少し大胆になった。もう誰にも命令されずに、自分の唾液で光っている男の怒張を唇に呑み込んでいった。

「おおっ、そうだジェーン……それでいい」

 ジェーンは口をすぼめ、ゴツゴツとした橋本のペニスに舌を絡めながらスライド運動を開始した。長大な兇器は、ジェーンの喉奥を容赦なく圧迫する。苦しいが、こうすることで昨夜飯塚は歓喜した。まだジェーンには、この場から逃れようとする理性が、ほんの少しだが残っていた。しかし、舌が痺れるほど舐めしゃぶっていると、火照った全身がさらに熱くなってゆく。理性と、性の本能とが十七歳の肉体の中で激しく渦巻いていた。

「……ねえ教授、私もジェーンを楽しませたいの。いいでしょ……?」

 目前でジェーンの濃厚なフェラシーンを見せつけられた敬子は、少し呼吸を荒くしながら橋本に訴えかける。

「いいだろう……それじゃあまずバイブを抜きなさい」

 橋本は敬子にそう命じると、ジェーンの口から分身をポンッと抜き出した。やはり自然にそれを追ってしまう。自分の淫らな行動に気づいたジェーンは、顔を真っ赤にして目を閉じた。  
 敬子は、そんなジェーンの後ろ手を強くひねって押した。痛みに耐えようと前のめりになるジェーンの脚をすくってうつ伏せにする。

「ああん、もったいないけど……ジェーン、抜くわね」

 敬子はそのまま腰を名残惜しそうに引いていく。固いディルドゥーが膣道を逆進すると、ジェーンは思わず小さな喘ぎを洩らしてしまう。

「あ、あ、あっ、抜けたわ……私も、あうんっ!」

 ジェーンから抜けた双頭バイブを、今度は自分のヴァギナから抜き出す。ゴム製の疑似ペニスは、テラテラといやらしく輝いていた。それを敬子はベッドに腰かけた橋本に手渡す。

「……ほう、二人の愛液でびっしょりに濡れているね。特にジェーンのオ○ンコに入っていた方がかなり濡れている……」
「No……そんなこと言わないで……」

 ジェーンは顔をさらに紅潮させる。そんな様子をニヤニヤしながら眺めていた橋本が、体を仰向けで横たえる。ペニスだけが天に向かってそそり立ち、ジェーンを威嚇する。

「もう、分かるね……もう一度舐めてみなさい」

 赤黒く猛った怒張を、ジェーンは熱に浮かされたように見つめる。ドクンドクンと脈打つその肉柱が、自分の鼓動と一致するような錯覚に陥る。自分で信じたくないほど、そのペニスに惹かれているのが分かる。 血が昇った。ジェーンはそのモノにむしゃぶりついた。すぐに深く喉奥に呑み込み、美しい金髪に彩られた頭を激しく動かし始める。

「んっ、んっ……んふん」
「その調子だ……武藤クンも、始めていいよ」
「ええ、遠慮なくやらせてもらいます……さあジェーン、もっと楽しみましょう」

 敬子が全裸の肉体を躍らせて、四つんばいでフェラチオするジェーンの背後に移動した。そして頭と共にゆらゆらと揺れる白い尻を眺めて、ペロっと舌なめずりする。

「フフッ、ジェーン感じているのね……オ○ンコから、オツユが洩れてるわ……」

 わざと艶やかな声で敬子がつぶやく。

「んんんっ……んふう……っ」
「いいのよ、恥ずかしがらないで。それが女の証拠……ああっ、ジェーンのオ○ンコ、キレイ……」

 そのまま張り詰めたヒップに顔を埋めてゆく。伸びた舌が、ジェーンの淫裂をまさぐる。

「んふっ!んんんーっ!」

 敬子の舌の攻撃に、ジェーンは口の中で激しく喘いだ。しかし、けして橋本のこわばりから唇を離すことはなかった。快感に眉をひそめながらも、ディープ・スロートは変わらない。 敬子もそんなジェーンの反応に悦んで、さらに舌を動かす。舌が淫裂を這えば、敬子の高い鼻が秘穴を刺激する。それすらも高まったジェーンの躰にかすかな快感を与えていた。
(あそこが、アヌスが感じるなんて……)性の知識の乏しいジェーンは、二人の淫獣によって動揺しながらも熟れた肉体を開発されていく。 敬子は顔を下げて、淫汁に光ったクリトリスを口に含む。薄皮の剥けた生豆を、強く吸引する。

「んふーっ!んんっ、Nnnん……っ!」

 激しい電流がジェーンの全身を駆け巡る。ヴァギナからは愛液がほとばしり、舐めしゃぶる敬子の顔面に浴びせ掛けられる。

「……武藤クン、もういいだろう。そろそろジェーンを味わってみたい……」
「ああんっ、そうね……ジェーンはもうベチャベチャに濡らしてるし、いい頃かもね……」

 敬子はそう言うと、後ろから真剣にフェラを続けるジェーンに抱きついた。

「……さ、もうおしゃぶりはおしまい。ジェーンも、もっと気持ちよくなりたいでしょ……?」

 そのままジェーンの躰を起こす。よほど激しく吸引していたのか、ペニスが唇から離れる時、ポンッと高い音がした。未練がましく、亀頭と舌の間で透明の粘糸が糸を引いた。 橋本はそのまま動かない。ジェーンの必死の口淫で、さらに充実度を増したペニスが雄々しくいななく。

「乗りなさい、ジェーン」
「……!」
「僕のチ○ポを君の手で掴んで、自分から腰をおろしてみるんだ。このチ○ポが自分の中に入ることを思い描いてみるといい。それは、とても甘美なことのはずだ……」
「……」

 そうだ。その通りだ。ジェーンは、このペニスをフェラチオしている時、ずっとコレが自分の躰の中に入ることを想いながらしゃぶっていた。橋本はそれをしっかりと見透かしている。もう、考える余地はなかった。コレを入れれば、もっともっと気持ちよくなれる……!

「Ah……」

 ジェーンの腰が浮いた。ためらいながらも、その愛液滴る淫裂はペニスの真上に移動してしまう。立て膝の躰が、そこで静止した。

「そう、それでいいの……私も手伝ってあげるね」  

 敬子は後ろからジェーンの股間に手を回し、その指で熱くなった淫裂をひらいてゆく。

「Annん……っ、ケ、イコさん……」
「そのまま、そのまま腰をゆっくりと降ろすの……そう、ゆっくりと……」

 甘い女のささやきが呪文のようにジェーンを操る。下腹部を見れば、グロテスクなシンボルが自分の拡げられたヴァギナにジワジワと接近している。もうそれは、触れる寸前まで迫っていた。

「アウ……nっ!」

 ペニスの先が触れた瞬間、ジェーンの躰が小さく痙攣した。橋本と敬子による言葉の凌辱と、二人がかりの愛撫テクニックで高められていた肉体は、そのほんの少しの接触によってオルガスムスに達してしまうほど極まっていたのだ。

「……あらジェーン、もうイッちゃったみたい。ホントに感じやすいのね……これじゃあ教授のおチ○ポで、何回イッちゃうかしら……」

 指の先に溢れた愛液を感じた敬子が言う。指をしたたった薄白色の液体は、挿入寸前の橋本のペニスにも浴びせられた。

「ああ……恥ずかしいっ」
「……いいやジェーン、なにも恥ずかしがることはないよ。性の悦びは本来肉体に宿った本能だ。それを現代人は隠して生きている。感じやすい肉体こそが人間の本来の姿なんだ……」

 橋本が恥辱に染まるジェーンを仰ぎ見て言った。その口調が、ジェーンがただ一人愛する男 木戸教授の講義時の話し方にそっくりだった。
(ああっ、先生……ジェーンは、こんなインモラルな女になってしまいました。先生の親友であるハシモト教授の上で……ああっ!これから私、もっともっと恥ずかしいことを……っ!) 木戸教授の優しい笑顔を思い描きながらも、ジェーンは自分から腰を落としてゆく。橋本のペニスは、そのジェーンの動きにと共に彼女の体内に埋没していく。

「あああっ……Intrusionっ……入って、くるぅ……」

 身悶えながらジェーンが叫ぶ。そんなアメリカ人少女の悶えようを、橋本は悦びながら眺めている。
(たった二度目のセックスでこの乱れよう……もっと調教すればジェーンは素晴らしい牝になれるだろう。とにかく、このセックスでジェーンを最高にイカせることだ……) ジェーンの内部は、やはりきつい。亀頭がやっと狭洞を押し広げていく感触が分かる。しかし、男にとってそれはけして苦痛ではなかった。狭いからこそ、十七歳米人少女のぬめった粘膜をしっかりと味わうことができるからだ。そしてジェーンの花芯は、その期待に違わぬほど、甘美であった。

「ふあ、うっ……んん、はあっ……」

 男のモノがゆっくりと侵入してくる感触に、ジェーンは腰をくねらせる。痛みも、まだある。飯塚と、敬子の使ったディルドゥーだけが膣道を経験しただけだ。しかし、それよりサイズの大きいはずの橋本の怒張が、前の二つより痛みを感じない。いや、痛み以上に快感が大きいからこそ、橋本のたくましいペニスを受け入れられるのだ。

「スゴイ、どんどん入っていく……ジェーンってホント、いやらしい躰してるのね……」

 敬子が感嘆の声を洩らす。経験豊富であった敬子でさえ、橋本との初めてのセックスの時は苦労したほどだ。 やがて、ジェーンがそのボリュームのある尻を完全に落としきった。その状態で、しばらく男の分身を味わってみる。ジワジワと、いいようのない感触が蜜壷から昇ってくる。 初めて挿入直後から、気持ちイイと思えた。太く長い橋本の男根は、寸分の隙間もなくジェーンのヴァギナを埋め尽くしている。 それは橋本にとっても同じだった。ジェーンに内部は自然に蠢動し、橋本のペニスを食い締める。経験の少ないジェーンでも、内に隠された粘膜はまるで商売女のように男のモノを悦ばせる。
(……さあ、これからだ)橋本はわざと両腕を頭の後ろに回し、枕にしながらジェーンを見上げる。

「どうだい、気持ちいいだろう?さあジェーン、もっともっと気持ちよくなるためには、君の努力が必要だ……自分から、腰を動かしてみるんだ……」
「……」

 躊躇してはいる。しかし、橋本のペニスが埋まっただけでは絶頂にたどり着けないのも、ジェーンには分かっていた。恥ずかしさに必死に耐えるために、ジェーンは固くまぶたを閉じたあと、意を決したように自らの腰を揺り動かし始めた。

「あ、はっ……あはあうっ、Ahhaっ!」

 固く張ったえらが、内部の敏感な膣壁を擦る。生々しいその感触に、ジェーンは気が遠くなる。躰は瞬時に反応し、そのえらもろとも男根全体を濡れた粘膜がきつく包み込む。

「そうだジェーン……ああ、君のオ○ンコは気持ちがいいよ……君も気持ちがいいだろう……?」
「……んっ」

 ジェーンは答えなかった。しかし腰は蠢き続けている。それが何よりの返答だった。

「Annっ……は、は、あっ、あうん……っ」

 喘ぎを洩らすジェーンを見て、敬子も興奮してきた。淫裂に潤いが生じて来る。

「ああっ、教授……私もなんだか、ああんっ……ねえ、どうにかしてぇ」

 甘い、あまりに甘えた声で橋本に懇願する。その濡れた瞳が淫惑の光を放っている。

「だめだ武藤クン。もう少しジェーンを楽しませてあげるんだ。そうすればあとでちゃんと可愛がってあげるよ……」
「ああんっ、いじわるぅ……」

 しかたなさそうに敬子は躰を二人から離した。そして二人の淫らな絡みを見ながら、自分の淫裂に指を這わせ始めた。

「ふ、あっ……もうっ、知らないから……ああんっ、いい……っ!」

 嫉妬と好色の中で、敬子は昂ぶった躰を自分で愛している。 橋本はさらにジェーンを乱れさせようと考えていた。ジェーンが自我を忘れてセックスを求めるようになるには、まだまだ羞恥心が邪魔しているようだ。

「……ジェーン、目を開けてみるんだ」
「No……」
「開けるんだ、ジェーン……」

 ゆっくりと、瞳を開けた。視線の先には、腰を振る自分を眺める橋本の顔があった。

「Haaっ、恥ずかしい……」

 また目を閉じようとする。

「だめだジェーン、そのまま目を開けたままで、自分がどういうふうに僕とつながっているかを、よーく見てみるんだ……さあ」

 橋本の少し怒気を含んだ声で、ジェーンは目を開けたまま、視線を落とした。

「……!」

 橋本の股間から伸びたペニスが、腰を動かすたびにニュルニュルと自分の淫裂に呑み込まれている。自分のヴァギナが、まるで生き物のようにペニスを食べているように見えた。あまりに、あまりに淫猥な光景だ。

「ああ……こんなっ、恥ずかしいこと……っ」
「よーく見えるだろう?君の中に、何が入っているか……」

 うんうんと、ジェーンはうつろな瞳でうなずく。まだ視線は股間に張りついている。

「……何が入っているんだい?口に出して言ってごらん」
「ああっ、はっ……Cock……コックが……入って、います、あはっ!」
「どんな?どんなふうなコックだい?」
「……黒くて、太くてっ……ああ、それに、とてもLong……長くて、たくましい……あんん……っ!」
「そうか。そんなたくましいコックが、誰の、どこに入っているんだい……?」
「ああんっ、そんなこと……」
「言うんだ。誰の、どこに……?」

 ジェーンは完全に術中にはまっていた。淫らな言葉を言えば言うほど、快感は増し元には戻れなくなる。自分にとても恥ずかしいことも、快感を高める要因になっている。

「私の……」
「君の?」
「私のプ、pussyに……ああ、いやっ!」
「君の濡れたプッシーに、僕のたくましいコックが入っているんだね……?」
「ああっ、そうです!私の濡れた淫乱なpussyに、ハシモト教授のたくましくて熱いCockが入って、入っていますぅ……っ!」
「……そうだ、それでいい。よく言えたね。それじゃあ、ご褒美だ……」

 橋本は頭の後ろから腕を出し、妖しく揺れ動くジェーンの腰を掴んだ。そしてジェーンの腰が下に降りた瞬間、勢いよく自分の腰も突き出した。性器と性器が、最高に突き合わされる。

「オ、Ohっ!」

 部屋中に響き渡る激しい叫び声を、ジェーンは上げた。橋本の長大なペニスの先端が、子宮にまで届いたようだ。

「あお、Oh……こんなの、こんなのい、や……あふんっ、すご、いい……っ!」

 否定も感嘆も入り交じった矛盾した喘ぎを、ジェーンは思わず洩らす。ジェーンが腰を降ろせば、橋本は腰を出す。鋭く深い挿入感は、ジェーンの快感をさらに昂ぶらせる。

「あ、お、おうっ……いや、もっと、ハシモト教授ぅ……もっと、プッシーを、あふうんっ……!」

 甘いささやきでねだるジェーン。

「いいよジェーン、もっと突いてあげよう……おうっ」

 橋本もそれに応えて、さらに激しく兇器のような怒張を突き入れる。

「あふんっ、は、Hanっ!まだ、もっと、あんんっ……Cockでもっと激しく突いてぇ……っ!」

 恥ずかしさは、もう完全に消え去ってしまった。ジェーンの頭の中には、橋本のたくましいペニスのことしかなかった。それさえ考えて腰を振っていれば、素晴らしい快感が訪れることが分かっているからだ。

「ああっ、うらやましい……」

 二人の熱い交淫に、敬子はよろよろと立ち上がった。そのまま二人の間にその熟れた肉体をこじ入れた。

「ねえ教授……もう私ガマンできない……ねえお願い、私もイカせてぇ」

 指淫でしっかりと潤った秘丘を、橋本の仰向けの顔面に押しつける。

「……しょうがないね、君は」

 橋本は目の前の、愛液でベトベトに濡れた敬子の淫裂に舌を伸ばして、舐め上げた。

「あうんっ!」

 ずっとお預けを食らっていたおかげで、敬子の淫乱な陰花は最高に感じやすくなっていた。橋本に一舐めされただけでさらに大量の淫汁をしたたらせる。 敬子は目の前で一心不乱に腰を振るジェーンを、ほんの少しの嫉妬を含んだ瞳で見つめる。うらやましい……でも、自分も昔はこうやって素直によがってた……。 躰を少し前に出し、敬子はジェーンにキスをする。舌を激しく吸引しながら。

「んんっ!ふむうん……っ!」

 ふさがれた唇から切なく激しい声が洩れる。敬子はかまわずジェーンの舌を絡め取る。

「ふうんっ、Hu、んんんっ!」

 花芯を埋め尽くすペニスだけでなく、そのキスからもジェーンは性の快感を与えられていた。まるでセックスするための機械のようにジェーンは激しく腰を躍動させる。そうすることが絶頂を迎えるために最良だと、ジェーンの肉体は知っているのだ。

「う、うぐう……っ」

 敬子のヴァギナに舌を這わせている時も、橋本はジェーンの腰の動きに合わせて下半身を突き上げる。奥に、届く。擦る。ジェーンの粘膜が、ペニスを絞りながら蠢動する。セックスに関してはベテランの橋本でさえ、その蠢く肉壁の感触は味わったことのないものだった。

「ひあっ、あうっ……教授ぅ、もっと舐めてっ!もうすぐイキそうなの……だから、もっともっと舐めてぇ……っ!」

 唇をジェーンから離して敬子が激しく叫ぶ。

「Nnnnhっ……!私も、あうっ……もうヘンになりそうですっ、ハシモト教授、ケイコさんっ!もっと、Hu、ふうあっ!」

 ジェーンも、堰を切ったように激しく喘ぎ出した。二人の美女が自分の上で悶え狂っている。橋本は、この上ない悦びを感じながら腰を繰り出していた。

「そう、そうっ……ああん、教授、私イッちゃうう!」
「あふ、ふあ……っ!ケイコさん、私もぉ……Comingっ!Comingっ!あああっ、来る……っ!」

 ジェーンと敬子の鳴咽が一致した瞬間、二人の若き美女は絶頂に達した。敬子は激しく息しながら、ジェーンと少し触れるほどのキスを交わすと、がっくりと力の抜けた躰をベッドに横たえた。

「うああっ、ジェーン……僕もイキそうだ、あうう……っ!」

 敬子の淫液でベトベトに濡れた顔を愉悦で歪めながら、橋本も最後に向かって腰をこれ以上ないほどに激しく動かす。

「ううふっ……あん!また、また何か来ます……っ、Ah、あふっ、ハシモト教授ぅ……ジェーンまたおかしくなります……うはあっ!」

 ほんの少し前に絶頂を迎えたのに、ジェーンの最高に高まった躰は、橋本の激しい動きにまたすぐにオルガスムスに昇り始める。

「おおお……っ、ジェーン、ジェーンっ!うああ、イク!」
「あ、あ、あ……来るっ、来るうっ!」

 中年男の熱い精液が体内に注ぎ込まれた時、ジェーンは頭が真っ白になるような強烈な感覚を覚えた。橋本のペニスを躰に収めたまま、ジェーンは十七歳の熟れたみずみずしい躰を力なく崩していった。

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