い・も・う・と

「え、またするの……?」
 ドアを開けてぼくの顔を見たとたん、せつなはそういった。
「だって、この前はおいしいっていって飲んでくれたじゃん。だったら」
……
「すぐすむから。この前もそうだっただろ?」
 返事はしなかったけど、せつなは小さくこくんっ、とうなずいた。
「いい子だね。せつな」
 ぼくは勉強机のイスに座るせつなに近づいて、一度きれいなくろい髪をなでてやった。
 そしてすぐに、ズボンからおちんちんを取り出した。せつながちょっといやな顔をした。
「だいじょうぶだよ。たったいまお風呂に入ったばっかりだよ」
 せつなが、ぼくの顔とおちんちんを交互に見つめている。
……
「せつな……じゃあ、あのことパパやママにいっていいの?」
……!」
 せつなのひとみが潤み出す。そのひとみに、ぼくはゾクゾクした。
「ぼくはせつなの秘密をばらさない。だから、このひみつもばらしちゃいけない」
……うん」
 せつなは泣き出す寸前の顔でかわいくうなずいて、ぼくの先っぽに、キスした。

 ちろちろと、わずかに出された舌がかわいい。
「ほら、もう少し……がんばって、ほら」
 カウパーがせつなの舌にくっついて糸を引いた。このまま無理矢理ナメさせて
てもいいけど、立ったままじゃぼくが疲れる。
「ちょっと待って」
 ぼくはそのままズボンとパンツを脱いで、せつなのベッドにねころんだ。
「ほら。ここに来てまたおしゃぶりして」
 おちんちんを指さしてせつなを呼んだ。でも、せつなは首をふっていた。
「いや……いや……
「どうしてだよ。来いよせつな」
……
「ああもう!」
 ぼくが立ち上がろうとしたら、せつなの体がビクッ、ってなった。すごく怯えてる。
……せつな」
……行く」
 泣いてるような声を出して、せつなはこっちに来た。
「せつな。なんで今日はいやがってるの?この前はすぐにしてくれて、おいしいって」
……こわいもん」
「え?」
「言うこときかないと、お兄ちゃんすごくこわい顔するもん……
 そのことばに、ちょっと腹が立った。
 でも、ぼくは大声出したりしない。
「そうだよ。ぼくは怒るとこわいんだ。怒ったらなにするかわかんないよ」
 せつなの目に涙がどんどんたまっていく。
「せつなのあのひみつも、パパやママだけじゃなくって、せつなの学校中にいいふらすかも」
……いや」
「そうだね。いやだよね。だったら、お兄ちゃんの言うこと聞いて。ね?」
 また、せつながこくんっとうなずく。もう何もいわないで、せつなはベッドに上がってきて、
ぼくのおちんちんをまたおしゃぶりしはじめた。

 せつなは4年生だからまだ単純だ。ひみつなんて大したことじゃないのに。

先週の火曜日。僕がサボった日。それを知らなかったせつな。
 帰ってきたせつなは、ぼくがいるのを知らないで、アレをおやじの棚から取り出した。
 おやじが肩や腰がこった時に使う、マッサージ器。ブルブル振動するアレ。
 それをせつなは、服の上からちっこいおっぱいとか、かわいいパンツの上からあそことかをいじった。
 ぼくが覗いてること知らないで、ずっと。かわいい吐息吐きながら。
「うん。気持ちいいよ、せつな」
 ぼくのおちんちんのとこで、小さな黒髪が上に下に。あ、スカートめくれてる。
 先週の火曜日と同じ、あのパンツだ。あの日、しっかりしみがついてたパンツ。
 またせつなに、ちょっといじわるしたくなってきた。

「せつな」
 小さく呼びかけると、せつなはぼくのおちんちんをくわえたままでこっちを見た。
 か、かわいい〜!
 それが引き金になった。ぼくは足を無理矢理もぞもぞ動かして、せつなのあのパンツに当てた。
「ん、やっ!」
 一瞬だけ眉をしかめて、せつなはぼくのを口から出してしまった。
「ダメだよせつな。ちゃんとしゃぶっててよ」
 声をちょっと怒った感じにしてぼくがいうと、せつなはまたすぐにいうことをきいた。
「ねえせつな。ぼくのおちんちん、おいしい?」
 ちらっとぼくのほうを上目にみて、しばらくしてこくんっとうなずいた。
 おいしいわけないじゃん。ぼくが怖いからウソついてるに決まってる。
でも、それでいい。エッチマンガみたいに、そういわせてるだけでぼくはすごく楽しいし。
「そう、うれしいな。じゃあ、せつなにも気持ちいいことしてあげようね」
 足の親ゆびを、せつなのマコがあるはずの場所で、くにくにと動かす。
 あきらかにいやそうな顔をせつなはしたけど、もうおちんちんを吐き出したりしない。
「気持ちいいだろせつな?マッサージ器で、あんなにいっしょうけんめいココをいじってたもんね」
 せつなの顔が、急に真っ赤になる。はずかしいんだ、そんなに。

 濡れないかな?まだムリかな?
 でもかまわないで、ぼくはずっと足のゆびを動かしまくる。
「ほらほら、もっと舌を使って。強く吸って」
 いやでいやでたまらないクセに、せつなはぼくがいったとおりにする。
 けなげなせつなのおしゃぶりに、ぼくのおちんちんはだんだんだんだんイキそうになってくる。
「うーん、気持ちイイっ、せつな……
 せつなも、いっしょうけんめい首をふっておちんちんをしゃぶる。
 足のゆびも動きっぱなし。うん?あれ?
「ん、んふ……んっ」
 せつな?ヘンな声。
 口から、漏れてる声。
 ウソ!もしかしてもしかして!?
「せつな?」
……
「返事しなよ、せつな」
 返事しないまま。でもそのかわりに、またゆっくりとおちんちんから口を離して
こっちを見た。
 せつな、そんなエッチな顔できるんだ!
「気持ち、よくなったの?」
……
「ねえこたえてよ。ぼくにいじられて、気持ちよくなったの?」
 また返事しない。でも、なにもいわないままで、またぼくのおちんちんをしゃぶりはじめた。顔真っ赤。
 これって、気持ちよくなったっていってるようなものだよね!?

 うわーっ、すげえ楽しい!
 ぼくがせつなを気持ちよくさせてる!
「あ、あひ、ぼくもうすぐイッちゃうよ。せつなもイクんだよね?」
 またなにも言わないや。でもでも、口の中ベロベロ。舌はきつくなったし。
 ふーん。返事しないんなら……
……ん、んひぃっ!」
 そーら、パンツの上からでも分かるんだぞ。せつなのわれめ。うひひ。
「もうすぐ、もうすぐだよ。あっ!もっと、はやく強くしゃぶって、ひひいっ!」
 また出してやるんだ。せつなの口の中に。飲みきれないほどの精液。
 あーっ!
「ん、ちゅ、うん……んふ」
 せつな、おしり動かしてる!ぼくの足のゆびにむかって、おしりくねくね!
 うひょー!やっぱり気持ちいいんだ。マッサージ器ぐらいに、気持ちいいんだ!
「あー、うひっ、ひえっ!」
 なんかバカになった気分。うれしくて気持ちよくて、腰バタバタ突き出しまくり。
「うんっ、うくっ……んふうっ!」
 でも、苦しくっても、せつなはぼくのおちんちんをはなさない。
 そっか!せつなもバカになっちゃったんだ。気持ちよすぎて。
「あううー!あう、イク、イク、イク。せつな、イクよ!」
 どばーっ!
「んんんーっ!」
 うひゃひゃひゃひゃ!やっぱせつな、飲みきれなかった!
 最初すこし飲んだだけで、あとは口のはしからぼくの精液ゲホゲホこぼしちゃった。
 せつなの顔が、ぼくの精液で汚れちゃった。うーん、エロい。
「はあはあっ。もういいよ、せつな」
 ぼくがからだを起こした。せつなは、また泣きそうな顔になってた。
「なんだ、また泣くの?せつなだって、気持ちよかったくせに」
 ちょっときつい言いかた。
……おにいちゃんなんて、嫌い」
 もう完全に泣き声。
「嫌いでいいよ。あのひみつだって、このことだって、パパやママにしゃべるから」
 ほーら、だまっちゃった。しゃくりあげて泣いてる。ぼくのいうこと、きいてればいいんだ。
「じゃあ、また来るからね。スケベなせつな」
 ぼくは、せつなの部屋から出て行った。


 おやじが再婚した時、相手の人が連れてきた女の子。
 ぼくは26才。せつなは4年生。
 まさか親は、ぼくが義理のいもうとにこんなことしてるなんて思わないだろう。
 もしかしたら、
 もしかしたら、
 セックスも、できるかな。
 うひ。
 うひひひひひひひひひひひひひひ。

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