<黄昏のパトス 創作コラム>
第弐改訂版

皆さんの厚いご愛顧を頂いております桂大枝官能小説集「黄昏のパトス」。
作者としましても、自らが創作した作品たちに非常に愛着を持っています。
ここでは完結した各作品について、桂自らが下らぬ感想を少々。
生みの苦しみもありました。そして生みの喜びもありました。
内容に直接関係はありませんが、
皆さん少しの寄り道を。

『母姉相姦』
女校医涼子によって、
実母への欲望に目覚めてしまった
少年 秀一。悠一は母親の熟れた肉体を
手に入れるため、自慰を覗き見た
ベッドルームで母親を犯す。
そしてもう一人、そんな秀一を
心より愛する姉 夏美。
しかし、そんな夏美もまた、
恐るべき陵辱者の
魔の手が迫っていた。
短めの実験作を経て、ついに勢い余ってついに長編を書いてしまったと。
各ジャンルは決定してました。当然「近親相姦」。今でも変わりませんけどね。
艶を帯び、実の息子である悠一に許されぬ愛を抱かれる母親 礼子。
女校医涼子に唆され、その欲望を遂に母親にぶつける悠一と、
弟を心から愛する美しい姉 夏美。四人の登場人物に悪役 大垣が絡む。
礼子と悠一、悠一と夏美。二つの関係に保健室、車内、バスルームの舞台設定。
近親相姦小説の王道ですね、今見直すと。
夕暮れのバスルーム。このシチュエーションは「志穂、哭く。」にも
何度か出て来ますが、何か作者にトラウマがあるのでしょうか(笑)。
導入役である涼子が退場し、悪役である大垣が夏美はおろか
礼子にまで手に入れた時、この作品は幕を下ろします。
反省点について。やっぱり大きなものは「避妊談義」です。
官能小説において、あまり歓迎されないお話ですから。
逆に興奮させる材料として使うこともできるのでしょうが、
この頃の桂にはそんな余裕がなかったんですね。ええ。
『相姦の鎖』
九州某県にある伊勢内総合病院。
周囲が羨む理想的な家庭の中には、
暗く淫らな欲望が渦巻いていた。
愛人と憚らず体を交わす父 陽一、
性の渇望を押し隠して生きる母 留美子、
その美しい母親に惹かれる息子 和彦、
聡明な兄をずっと慕い続ける妹 由梨絵、
そして実父である陽一を想う末女 恵理香。
その全てが、淫猥な鎖となって
妖しく繋がってゆく……。
前作の反省点を踏まえ、とりあえず文庫サイズの体裁をちゃんと
整えてみようと書き始められた近親相姦もの第二弾です。
夫との不仲により、性の悦びを忘れてしまった留美子。
長男和彦や次女由梨絵、そして夫の愛人の娘恵理香を育てることで
その満たされぬ欲求を押し隠してきた。
しかし、夫と愛人みどりの関係が深まり、また同じような境遇のマダムたちが、
近親相姦の悦びに肉体をゆだねている事を知り、ついに
実の息子 和彦に淫らな欲望を向け始めた。そこから始まる
母と息子、兄と妹、そして父と娘の相姦の鎖……。
サブキャラの江田&めぐみが輝いているなぁ、と
創作時からずっと思っています。また、
公開時大好評だったマダムたち設立の「秘密クラブ」。
作者の意図とはまったく別に盛り上がることもある、と実感。
実母と息子の初めての接触、キッチンでの睡眠薬フェラ。いいですね。
『潤ったままの花芯』
亡き妻のために、娘であるあずさを
美しく聡明に育て上げた父親 稔。
その何も知らぬ少女を狙う同級生岸田。
その岸田に躰を押し開かれ、
性の悦びに溺れてしまったあずさは、
父の追及を逃れようとするあまり、
その怒りに満ちたペニスに唇を這わす。
父は、愛情と欲望の葛藤に悩み、
そして、男の本能に従う。
短編集「淫ら・淫ら・淫ら」の第一作です。
あまり書いたことのない父と娘モノです。
きっと父親にとっては、年頃の娘の門限破りは大きな問題でしょう。
その娘を溺愛しているのなら尚更。そしてそれに、
セックスに関して何も知らない無垢な少女ならば、
初めてのつながりで快感を覚えれば、それから先淫らなことについて
不安を抱かないのではないか?という疑問を付加させてみたわけです。
娘を以上に溺愛する父と、大事な父に嘘を見破られ慌てる娘。
舞台は整いました(←かなり強引)。
父親は突然の口淫に理性を狂わせ、
娘も自分に対する父親の愛情をしっかりと感じ、セックスに至る。
美しい話じゃあないですか。
『天使のたわむれ』
ピアノの調律士 学はある日、仕事で
訪れた先の家で美しい少女と出会う。
その少女 真奈美の無防備で
健康的なエロスに、学は
心奪われていく。
しかしそれは、二人の女が仕掛けた、
あまりに淫らな罠であった。
同じく「淫ら・淫ら・淫ら」内の短編第二弾であるところの、
桂 大枝初ロリータ小説です。
自分に嗜好のないジャンルを書けるか?という一種の挑戦ですね。
長い髪、白いドレス、ピアノ、未発達でノーブラの乳房、
バスルームの扉より霞み見える美しき裸体。
エッチでしょ?エッチでしょ?
しかし、そんな女の子がかわいそうな目に会うというのは
良心的に考えられない情けない作家でして(←ハガネはどうなる)、
それなら逆に学くんにかわいそうになってもらおうと。
真奈美の年齢、絶頂に至る経緯、放出の如何等々、
このジャンルは奥が深いですね。まだまだ修練。
『泡の秘密』
成二は悪友オサムから、美人と
セックスができるソープを教えられる。
童貞を捨てようと意気込む友人たちと
共に、そのソープに向かう
成二には、もう一つ気がかりがあった。
それはバイト先である弁当屋に
しばらく顔を出していないという
姉 美穂のことだった。
「淫ら・淫ら・淫ら」最終作。噂に聞いた地元高級ソープを
取っ掛かりにして、童貞を捨てようとする少年たちと
その店にいた人気ナンバーワンのソープ嬢の物語。
結局近親相姦物になっちゃうんですね、俺って。
まあこれは最初から決まっていた設定ですが。
何度も書いているとおり、地元にこういうソープランドがある、
という噂を聞いて、それじゃあいっそ登場人物も
筆者の周辺をモデルにしてみようかと思い立ちました。
ほら、『タク』の性格、俺そっくりだもの(笑)。
さらに以前書いたとおり、主人公成二のモデルも当然いるわけで、
彼にこの作品を見られると正直ヤバイですねぇ……(笑)。
『くのいちハガネ忍法帖』
忍軍の頭領である両親を惨殺され、
裏切り者ウスラ・ゴンザに
捕らえられた、美少女 ハガネ。
彼女に待っていたのは、壮絶な
肉の調教だった。下忍達による
輪姦、ゴンザからの強姦。
そんな境遇の中で出会った、
『殿』とのまぐわいに、
初めて愛を感じるハガネ。
しかし歴史は、ハガネをさらに
淫らな渦へと巻き込んでいく……。
歴史小説家志望でもある桂の、
Hジャンル版大河歴史くのいち陵辱小説。
最初期設定は「いずれくのいちになる少女」と「有名武将」の絡み。
それに悪役、本能寺、『無敵の武者』etc……。
それらがすべてが複雑に交錯し合い、大河歴史官能小説になる予定でしたが、
それらがすべて消化不良に終わる、フツーのH小説になっちゃいました。
やはり『無敵の武者』の扱いに作者自ら戸惑ったのが敗因。
まあ、反省ばかりでもなんなので、いいところらしきところも。
初めて女性に酷い事をする作品なので、創作時は色々試行錯誤
しましたが、陵辱シーンや輪姦シーンの感想が
「いやらしかった」と評判よかったのでまずは満足です。
この作品で出せなかった緻密さや艶っぽさを、
特別編や続編で出していきたいですね。
『牝奴隷は金髪美女』
愛する恩師 木戸の祖国日本へ、
期待を胸に留学してきた
美しきアメリカ人少女 ジェーン。
しかしその憧れの国日本は、
限りなく淫猥な土地だった。
レイプ、仕組まれたレズプレイ……。
そしてその魅力的な肉体は、
『牝奴隷』として調教させられるべき、
悲しき運命を背負っていた。
美しく魅力的、しかし限りなく官能的……。生まれて初めて
読んだ官能小説の影響から、「いつかあんな作品も書いてみたい」
という事で生まれたのが、ジェーン・ジェロームの物語だったわけです。
『美貌、ナイスボディ、メガネ、それでいて純真無垢』などという
人物設定はある意味反則のようなものですが(笑)、
その分ジェーンに群がる人物たちに個性を与えようと努力しました。
木戸、橋本、飯塚、武藤、高岩、平田等々、
今回はあえて並べてみました。名前のモデル、分かりました?
さてジェーンは、日本での淫らで屈辱的な留学生活を経て、
愛する恩師 木戸の待つアメリカへと帰国します。
さあ、二人にはどんな未来が待っているのでしょうか……?
ちなみに、某仏国書院の新人賞用に書いた作品でした。
『Nighten〜俺のお相手』
一人の男と一人の女。
先端へのキス、
早朝の口淫、
探り合う互いの性器……。
女の本意が掴めないまま、
男は女の淫らな行動に
気持ちを掻き乱されてく。
男と女の、たった3日間の物語。
前の作品を読み返してみると、今より『……』が少ないんですよね。
ですから『……』に頼ってはいかん!と思い立ち書き始めた作品です。
それならば他にも今までやっていなかった事を
いろいろやってみようというコンセプトになりました。
男と女、ただそれだけの設定から始めて、
一気に勢いで書き上げた作品中には、
登場人物の無名、主人公の一人語り、
放出まで書かない、意図的伏せ字外し等々あり、
それら全て、桂が初めてやった挑戦なのです。
作品柱の日数も三日間、創作期間も三日間。
まるで奇跡のようですし、またその奇跡が起こる事を期待しています。
『魔法の靴』
昔々。王族の住むブリソ城に
現れた謎の靴職人。
王女であるリューズはその
靴職人マジノを信頼し、
製法の秘密を探ろうと
塔にある隠し部屋へと誘う。
しかしそれはリューズ、リューズを慕う
下男、そして娘を気遣う王妃をも
巻き込む悲劇の始まりだった……。
マジノは一体何者なのでしょうか?
……それはともかく(笑)、「淫ら・淫ら・淫ら」に続く短編シリーズ
「露わ・露わ・露わ」の第一作です。舞台は中世ヨーロッパのとある王国。
退屈な貴族生活に入り込み、そこにいる人物たちの本能を呼び起こさせる
謎の男 マジノ。あるサイトの影響から「ちょっとお姫様モノでも
書いてみようかしらん」と思い立った作品です。
当初もっと短くなる予定でしたが、ダラダラと長くなってしまいましたね。
またマジノが靴職人である必然性がまるでない、
と作者さえ思っています。あはは。あーあ。
まあ、一応シリーズ化(?)しますので、次回作に期待を。
今度は19世紀のイギリス。マジノによって、
美しき母娘が地獄に堕ちていきます。予定。
『となりのうち』
中学2年 明良と、
高校2年 夏希はお隣同士。
二人共相手の成長した姿に
奇妙な感覚を持ち始めていた。
セックス好きな親友二人に
曳かれて、夏希と明良、
『おとなりさん』は
何か他のものに変わっていく。
要は、『隣のお姉さん』モノなんですよね。
男なら誰しも、そういう感情(のような妄想)が沸き上がる時期がある、
というお話。でも完成させた今となっては、どうして
この作品を書き始めたのか、その理由が見つかりません。
確か何かきっかけがあったはずなんですが……。
明良くんの描写は「いたいけな少女のような美少年」。
コレは創作中の「雨の尼寺」の俊くんにも当てはまります。
最近桂、少年志向です(笑)。いやいや。
あと、夏希の二人の親友のうち、千奈都も、
短大生となったのち「三日間」という作品に登場予定です。
また登場人物の苗字にネタを盛り込んでみました。
すみません、たいした意味なくて。
『い・も・う・と』
たまたま覗いた、せつなの秘密。
どうするの?パパやママに
バラしちゃっていいの?
そうだよね、ダメだよね。
じゃあいうこときいて、せつな。
そうそう。いいよ。
そんなふうに、ぼくのを。
うひ。うひひひひひひ。
←こっちの紹介文を書いているだけでも、不快感漂う作品。
じゃあ書くなよ(笑)。
つまりは、そういう創作方針で書かれた作品です。
「書きたい作品」が他にあって、そっちがちょっと低調だった時に、
「クソっ、書けねぇ!じゃあショック療法だ!」ってな感じで
掲示板に書き始めました。テーマは「ヤな話」。
『妹』と『兄=卑怯で嫌な奴』が登場人物。
作者には「妹キャラ」好みも無ければ、
今回の兄のような登場人物もあまり好きじゃないのです。
でもあえて書いてみました。気分転換の意味もあったんですが。
だからいっそのこと、徹底的に「普段の桂が書かない小説」に
さまざま演出を施してみました。
どうでしょう、読んでみて。嫌な気分になりませんでした?
……ところが、大人気のようで。まだまだ修行不足ですね(笑)。
『トナリニイル オトコ』
ふらりと現れた、夫の実弟。
傍若無人なその男 晃司に
生活の全てを掻き乱される。
ギラつく瞳は、美しき兄嫁
莉都子に向けられ、
男の獲物となった莉都子は、
縛られ、晒され、犯される。
歪んだ悦びに打ち震えながら……。
要は『志穂、哭く。』のシチュエーション変化版です。
しかし、やはり向こうも色々盛り込んでいる作品なので
独自性を出すべく盛り込んだものは2つ。
「縛り」と「マゾ」です。
例外もありますが、基本的に「愛あるつながり(笑)」を
書こうと努力していますので、緊縛シーンというのは
今まであまり書かなかったのですが、今回はあえて。
しかし専門知識などないもので、どういう順番で巻いて
いったらいいやら悩む悩む。その結果、晃司も
行き当たりばったりで縛り上げたようです(笑)。
「マゾ」。これはやはり問題でした。
中盤ほどで晃司にそう言わせたのですが、
実際に莉都子がマゾだという
描写ができていましたでしょうか?
作者その辺不安です(笑)。
しかし短い連載期間ながら、いろいろご感想を頂けたのは、
やはり嬉しかったです、はい。
『Nighten〜浪速純愛譚』
大阪。アキと将史。
若い男と女。
微妙な距離で歩き続けた
二人が、ほんの少しだけ、
ほんの少しだけ、変わる夜。
優しい言葉。当たり前の言葉。
そんな感じの二人に
なれたらいいと思うねん。
何度も繰り返して恐縮ですが、桂初の純愛モノです。
構想の発端は極簡単。前回のNightenが終わった直後、
「また点のない作品書きたいなぁ」と思い立ち、
アイデアとして「関西弁の女の子」と思いついたわけです。
書き始めは苦労しました。なにせ関西弁は語感と間が
勝負の言語、さらには生まれて一度しか関西に
行ったことがない作者、苦労しないわけがない(笑)!
でも、無事完成させる事ができた一番の要因は、
登場人物のアキと将史二人に深く感情移入できたことです。
茶目っ気たっぷりだけど、心に弱い部分のあるアキ。
いつもヘラヘラしてるけど、心の芯が強い将史。
こんな「どこに出しても恥ずかしくない二人」が、
一緒に前に進もうとしている。応援したくなるじゃないですか。
だから正直、これはキャラクターに乗せられて書いた作品。
いつもよりエッチじゃなかったのはもうしょうがありません。
作者も完全に開き直ってます(笑)。
とにかく二人が幸せになれるように。
『CONFUSION』
裕未。
僕だけの、裕未。
それが変わったのは、いつなの?
あの可愛い笑顔は、
いつ切なく淫らな表情に?
でも、綺麗だよ。
康介の上にいても
今の裕未、すごく綺麗だよ。
「寝取られ」と意識して書いた、「寝取られ」モノです。
某巨大掲示板の「成人向けオンライン小説の筆者によるアンソロ」
スレッドに初めて投下した作品。
ハイ、完全にクセになってしまいましたね。雑談。
「夏服の少女」というテーマが前提で、そのテーマに沿って
一所懸命チャレンジするつもりでしたが……
テーマ、死んじゃってますね。不徳の致すところです。
その代わり、アンソロ初挑戦ということで、
書いた事のないジャンルである「寝取られ」を選びました。
さて「寝取られ」に求められてる萌え要素は、
ちゃんとこの作品に盛り込まれているのでしょうか?
作者には、マジメに分かりません。
また、内容についてですが、あのような結末になってしまって。
結構、爽やかじゃありません?やっぱり、違うか。
バックイメージは、抜けるような青空、遠くの山に掛かる積乱雲。
ほら、爽やかでしょ?たとえ、どんな結末でも。
『プリンセス 射精』
まだ幼いが、清楚で美しいプリンセス。
その恥ずべき秘密を、死罪直前の
宰相に知られた時、
哀れ プリンセスは奇妙極まりない
交歓の主役に。
陵辱者に弄くられながら、
ある場所を濡らし、ある場所をいきらせる。
今現在、「昔からの読者さんに感想を聞きたい作品」(笑)。
というわけで、桂大枝初の「フタナリ」作品です。
ちょっと前までなら、まず書かなかったジャンルの作品なのですが、
ぼんくらさんちの「萌雀」に参加した際、
配牌の結果「プリンセス」「・」「射精」となったので
節操のない物書き魂がフツフツと沸き、このような結果に。
「萌雀」の趣旨を「短い文章内でいかにインパクトを残せるか?」
だと(勝手に)解釈しているので、
SS化の際ももう少し短くまとめるつもりでしたが、結局ダラダラと。
それから……「フタナリ」界には素晴らしい先達が沢山いらっしゃり、
まともに勝負しても勝てるわけがないので、
あえて「女が男に挿れる」という描写を濃く描きました。
そのへん「興奮した」「気持ち悪いけどイイ」という感想を頂けたので
ある意味「うむうむ」な気分であります。
「萌雀」発の小ネタはもう数本残っていますので、
また気まぐれにSS化されてUPされるかもしれません。
『仇〜ada』
憎き夫のかたき、父のかたき。
しかしその男木嶋忠吾はあまりに強く、
母子は返り討ちに。
忠吾は子を打ち倒し、美しき母を。
体の動かぬ息子の眼前で始まる、
母親への淫ら極まりない凌辱。
しかし、子は、子は。
2chエロ漫画小説板「母親が他人に犯される漫画・小説」スレに
投稿した、そのものズバリ「母親が犯される小説」です。
まあ桂内の属性として確固たる地位を固め始めた(笑)『寝取られ』と
前々からしっかり持っている『近親』属性を両方満たせるという事で
挑戦してみました。結構やりがい感じてたかも。
それから、新しいジャンルに挑戦するに際して、
久々に「時代物」としても書いてます。
時代劇などを見ていても仇討ちのシーンって、結構「母と若い息子」
というチームでかたきに向かっているようですが、
この辺に前々からインモラルな雰囲気を感じていたというか……(笑)。
連載終了直前、オチをどのようにすべきかちょっと悩んで、
最終的にはああいう「匂わせる」雰囲気を選択したのですが、
忠吾が凛と息子を更に辱めるアナザーVer.も構想中だったり。
どっちが評価されていたのか、微妙です。
連載当初は反響もあり、「母犯モノ」への興味を深めました。
そして『母の、姿』に続くというわけです。
『母の、姿』
幼い頃のある夜。
何も知らぬ少年が覗き見た光景。
美しく聡明な母が、嫌っていたはずの男と。
凌辱されながらも身悶える母の姿を見、
心の底から震える少年に、
その男は気づいていた……。
流れた20年の時は、少年と母を。
『仇〜ada』に続く、桂大枝の「母犯モノ」となる作品。
今度の舞台は18世紀?くらいのイギリス貴族です。
まあ、時代考証や舞台設定はめちゃめちゃ適当なのでご勘弁を(汗)。
でもまぁ適当なりに、エロティックな描写に結びつけるための
なんというか……『それっぽさ』に力を入れました。
身が固い貴族の未亡人が、自らの屋敷で因業屋に抱かれ、
心ならずも肉体を身悶えさせてしまう。
「貴族のプライド」と「女の悦び」が複雑に絡み合った感じを
書きたかったのですが、できたかどうかは……ううむ。
18世紀イギリス風の雰囲気を出すために説明過多になってしまい、
肝心のエロが少なくなったりと、反省点も多いこの作品。
しかしこれもある意味「時代物」ですし(笑)、
なんかそれっぽい単語を調べて埋め込んで行く作業は
それなりに楽しかったです。海外時代物も今後アリかもー。
あとあまり「仇〜ada」とタイムラグがなかったので、
大まかなプロットとして見れば、ほとんど一緒(泣)。
『聞いてください』
ネット上でエロ小説を書いている
桂という男に届いた、
『星ぼうる』という人物のメール。
件名は「聞いてください」。
奇妙としか言いようのない、そのメール。
一読者の単なる妄想か、それとも……。
この作品はフィクションです。
実在の人物・団体などとは一切関係ございません。
……と、やっぱり書いておかなきゃいけなくなりましたね(笑)。
だいたい各作品を書こうとする時「なにかチャレンジを」と思い、
この作品の発想時がたまたま「サイコっぽさ」だったと。
事実に近い部分といえば冒頭。最近はマジでエロ書き趣味を隠しません。
また、小説をサイトにUPし始めた頃、嘘か真か判断できない
悩み相談のメールが数通来た事もアイデアのひとつです。
しかし……気味の悪い内容ですねー。
あえて「それっぽい」文体を作るという作業だけでも苦労したような。
だから発表してどういう反応があるか非常に興味深かったです。
某掲示板の某スレに載せたのもそのためです。
あ、こだわった点がひとつ。
「星ぼうるに、麻紀ちゃんと最後までさせない」って部分。
そのこだわりのせいで「凌辱者侵入レイプモノ」ではなく
「母子父娘相姦傍観モノ」になったわけですが、
最初から考えてた事でもあるし、その分さらに気味悪くなったかと。

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