◇ 神双とイオソと+α、日々のドタバタ・その8。 ◇(↑new old↓)


◇ 縞ガラと堕天の行方編 ◇ 

 ある日突然、ソードがバリカンを手にネコに迫った。
「動物は毛を剃っても地肌に同じガラがあるって聞いたぜ!」
「やめてニャー! 剃毛プレイはお断りニャー!!」
「そうだよソードさん、駄目だよ、それ動物虐待だよ。‥‥ていうかナナちゃん、剃毛プレイなんて言葉どこで覚えてきちゃったのさ‥‥」
「そんなネタの出どころは大体、お前の持ってるエロ同人誌じゃないのか?‥‥」
「駄目ですよ双魔くん、ネコとはいえ幼児の目に触れるところにそんな本を放置するなんて‥‥」
「えー僕そんな特殊性癖本持ってないよ!! ‥‥って、待って! イオスさん『剃毛プレイ』の意味解ってるんだ? そっちの方がショックなんだけど僕‥‥!」
「え、だって神無さんの頭にある知識は基本筒抜けなんだからしょうがないじゃないですか?!」
「にしたって無駄知識つけすぎだろ。テメーもそろそろ堕天間近じゃねーのか?」
「堕天理由が『剃毛プレイの意味を理解したから』なんてまず有り得ないだろうけどな‥‥」
「‥‥‥‥‥‥(なんかよく解らニャいけどこの隙に逃げるニャ)」
(オチない)
(2017/10/25日記)08-03

◇ 甘党濡れ衣編 ◇

(※イオスとソードが本体使用中・神無と双魔は手乗りサイズ魂状態です)

今日も今日とてソード(と双魔)はコンビニ菓子を堪能し、イオス(と神無)も付き合わされていた。
「ファミマのマカロンって結構うめーな」
「だが甘すぎるな‥‥」
「そう? 美味しいと思うけどなあ(まあマカロンなんてガーベラさんとみずのさんのお茶会でしか食べたことないけど)‥‥イオスさん、こっちのはどう?」
「うーん‥‥私ももう少し甘さ控えめの方が‥‥」
「待て、なんでお前ら何食っても『甘い』しか言わねーんだよ!」
「だって人間界における私の味覚は、神無さんの身体の味覚が基準ですし‥‥」
「実際甘すぎるだろ‥‥お前らこそ、何食っても美味いとしか言わないのはどうなんだ」
「それ言ったらオレの好みは双魔の身体の味覚だろ! 双魔が何食っても美味いんだろーが」
「ええ?! ち、違うよソードさんが甘いもの好きなんだよ! こういうの魔界になくて珍しいからって! 前から度々そう言ってたじゃんー!」
(ものすごくどうでもいい双魔の濡れ衣が晴れる日は多分来ないと思われる)
(2016/03/24日記)08-02

◇ リアル神殺し編 ◇

(※‥‥「神殺し」は3DSのゲーム「真・女神転生IVファイナル」の重要キーワードです)

最終回後~まだ書いてない魔王転生までの日常の一コマ。
夕食時、なかなか自室から出てこない双魔を、しょうがなく神無が呼びに行くと。
「―――おい、晩メシだぞ」
「あ、ご、ごめん神無、もうちょっとで一区切りつくから!」
答えながらも動かない双魔は、何かのゲームに血道を上げている。
「適当に切り上げてセーブしろよ‥‥」
「ていうか今、ラスボス戦の途中で―――」
「メシが冷めるぞ」
「ごめん、多分もうすぐ唯一神倒せるから、あとちょっと待って!」
 催促してもなお粘る双魔に、さすがに神無もキレ気味に言った。
「神なんかリアルで倒したからもういいだろう!」
「?! ゲームと現実をごっちゃにしないでよ!」

というやりとりを傍らで見ていたイオスとソード(の魂)の会話。
「‥‥あの会話、色んな意味で普通と逆ですよね‥‥」
「つーかあの時のはサタン混ぜて作った神のコピーみたいなシロモノだろ。本物の神はまだ倒してねーよ」
「いやあの、私が言いたいのはそういうことではなく‥‥」
(デビデビ原作の時間軸だと真IVFはまだ出ていないので、双魔がプレイしているのは真IIかと思われます)
(ただし新世界編だと現在とはズレのある時空だから、双魔もリアルタイムでIVをプレイ出来るっぽい)
(2016/03/12日記)08-01