WJ

p59.『零』


第二部ですか。そうですか。
…………ってマジかよ!超消化不良なんですけどっ!!
何?Lってまじであれで終わりなの!?
あー、別に第二部になるのも良いし、そのためにLの死亡が必要なら仕方ないと思えるんですが、もうちょっと盛り上げた後に殺してくれた方が良かったなぁ……
中途半端です。(だから生きてるだろ?と思ってしまう訳ですが)
うん、まあ今の感情はそんな感じです。
落ち着いてきたんで割と冷静に見られますが。




さて、今回は落ち着いてちゃんと感想です。
表紙の月たんはまた一段と美しいですね。
月たんは基本的に人を殺すとその美貌が増す子なので、久しぶりの殺人に一気にお色気モードのようです。
あとこんなに格好良いリュークも久しぶりだ。


読み始めてすぐに一発打ちのめされました。
密葬ですか。葬儀したんですか。
しかももうあれから10日かよ。結構経ってますね。
正直この一連の流れを見るとLの生存が結構絶望的ですよね。
個人的に思う生存率は五分五分かなぁ。
描写的には死んでそうだけど死体も名前も出てないし。
つぐみの伏線の張り方はたくさんそれっぽい描写を作って置いて、その中から一番おもしろそうな展開に使える物を取捨選択してるって感じなので、展開に詰まったりした時用にLの生存or死亡を保険で残してる用な気がします。


そして発明家だったワタリ。
あの謎の通信ベルトやポチっと押すだけで全データが消去できると言う優れものボタンはワタリ作?
ていうかワタリの作った擁護院か……。
これはあれですか?L養成機関とか天才塾みたいなそう言うものなの?
Lはここの出身だったのかなぁ?
そうなると擁護院の創設者であるワタリとの関係が良く分からなくなりますね。
そしてなんかいかにも重要キャラですよ、と言わんばかりの子供が2人登場です。
なんでしょうかこのミニLと月は。
一体2人はいつの間にこんなでかい子供をこさえていたのでしょうか?
とくにニアという名の子は月が見たら思わず「L……!」と胸キュン(死)してくれそうなくらいL似なんですが。


日本ではLのシステムを月がパクって新たに捜査本部設立らしいですね。
まぁあのビルLなしじゃ(金銭的に)管理出来ないだろうし。
本当、何の為のビルだったんだろう?後の展開で役立つのか……
あぁ、さようなら。Lと月の愛の巣……
そしてあっさりとLの立場に納まる月。
竜崎がいないと……なんて言っちゃって馬鹿だな、月。
もともと退屈が嫌で殺し始めた癖に、一番面白い竜崎殺しちゃうんだから。
Lが死んじゃってもうL月補給は望めない?なんて思っちゃったんですが
こういう風に月がLを思い続けているかぎりずっとL月ですよね。


そんで月とミサとリュークでの3人デート(笑)
しかし本当リュークは読者の代弁者だな。
一読者としてもこの展開はちょっと……と思わなくはないので。
ミサは一体いつの間に清楚とかユリちゃんの事を知ったんだろう。
怖いな……ミサに教えられる相手はLかリューク。
多分リュークが犯人だ。
なんかリュークがミサにコメントしてるのが変な感じ。
リューク→ミサのフラグ的なものを感じてしまった。
その展開は嫌だなぁ。なんかミサ関連は昼ドラ展開だし。
(レムは月側についてから昼ドラを脱してたけど)



タイマーがゼロになり、L is dead という表示が…
ここは初登場時に出てたLの私室ですね。
何かやけに格好良い演出です。
これで生きてたら萎えると言う人もいるだろうな……
私の場合はそこで生きてるからこそLっぽいって気もするんですが。
悲しんでるのか?と思って策略でしかないのがLだったし。
でもまだ前述した通り生存の可能性は五分五分だと思いますんで。
しかし生きてるにしても死んでるにしても、月が未亡人的にLの事を想いながら第二部を過ごすと言うのならL月的には十分美味しいですよね。
月は第二部の方がLを素直に愛すと想うんですよ。
もう障害じゃなくなったとか、思いでは美しいみたいな感じで。


で、やはりメロとニアはLの後継者っぽい?
なんか運動担当のメロと頭脳担当のニアっぽいですが
デスノにおける運動神経ってどうなんでしょうか?
あんまり使わなそうなんですけど……
しかしLの次はMとNがでるなんて冗談でしかないと思ってたんだけどな。
さすが少年漫画って感じです。
K(キラ)L(竜崎・月)M(メロ)N(ニア)Q(キルシュ=ワタリ)R(リューク・レム)
ってアルファベット全制覇してくのかも知れない。


とりあえず今は二部がどんな話になるか分からないので
ポスターにLとレムを期待しながら世界観説明を待ちたいと思います。