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ダンサー1-1

 

 レオター3人娘を倒した僕は、小さな塔の階段を上り、次のステージに赴く。

 「ようこそ2階へ。」スピーカーから姉さんの声が飛び出してくる。

 「レオターの次はダンサーだよ。覚悟するのね。」

 「へえ。姉さんにしては珍しいな。次の敵がどんな奴なのか教えてくれるなんてね。」

 「いずれ分かることだからね。」

 なるほど。レオターの次はダンサーか。ダンサーというだけあって、長身で、グラマーで、体が引き締まっていて、ダンスで鍛えたしなやかな体術を得意とする、大人の色気に満ちあふれた美女たちが相手というわけか。

 さっきの長身レオターのような感じかな。

 とするなら、そういう大人の女性タイプに対処する方法も絞られてくるな。

 ダンサーというからには、なまめかしい腰使いや色っぽい仕草に惑わされることなく、こっちの体術が相手を上回れば勝てるはずである。だとすると、まずは相手の油断を誘う作戦に出てから、一気にカタをつけるやり方が良いか。

 あるいは、レオターと同じ体育会系という感じなら、先に敵の動きを封じてじっくりいたぶるのも手だろう。

 レオターより強力な相手だから油断はできないけれども、回復ができない戦いを一度制している以上、そのやり方は大体身体が覚えた。こらえる方法も、敵の激しい運動に翻弄されないコツも身につけている。レベルがすぐに上がらないといっても、経験はそのまま、自分のテクニックを強化させるんだ。

 攻撃力や防御力が上がった相手でも、こういうコツを掴んでいる僕なら、勝てない相手ではないはずだ。

 とにかく、そのダンサーとやらに会ってみてから、作戦を確定させよう。ボインでセクシーな大柄女め、一人だろうが何人だろうが、精力を温存させつつ返り討ちにしてくれる。

 「あ、ところでさ、この階だけインピオだから。よろしく。」

 「えっ!?」

 ぷつり。スピーカーの電源が切れた。

 なんだ?

 今インピオとか言っていたけど、どういうことだ?

 「くすくす…」「!!」

 部屋の奥の方で、女の子のクスクス笑いが聞こえた。隅にいて立っていた子が、今度の相手というわけか。

 とっさに僕は身構える。来るなら来いッ!

 ぷしゅうううう!

 「うわあ!」

 突然大量の煙が、スプレーのように僕の全身に振りかけられた。天井から噴射された特殊な煙が、僕の体を包み込む!

 どくん!

 突然、体が電気に当てられたようにビクンと震えた! 内側からなにかの衝撃が駆けめぐっている。

 「うっく…」その場に倒れ込み、身体に感じる異様な感覚に悶絶して、床を転げ回った。

 「なっ…いったい…なにをした…!?」

 「大丈夫だよ。すぐに収まるから。くすくす…」

 その女の言う通り、身体の異常な感覚はすぐに消えた。楽になって、僕はもう一度立ち上がった。

 「ようこそ。自己紹介するね。私がダンサー。よろしくッ!」

 決めポーズをする美女。…いや、美少女!?

 華奢な体、細い足、腕。ぺったんこな胸。パンティ一枚というあられもない姿は、ダンサーというより、ただの小●生にしか見えない。

 6年生くらいだろうか。足を交差させるように立っている女の子は、どう見ても女の子、女の…子供であった。

 「えっ…」僕は絶句してしまう。

 いや…だって…ダンサー…だよね?

 ボインでセクシーな美女タイプだよね? ね?

 「何その顔。ハトマメじゃん。」小生意気な少女は僕を見下ろして笑う。

 そのいたずらっぽい、どこか僕よりも上に立っているような不敵な笑いは、僕の怒りを誘うに十分だった。

 拍子抜けしたのと、ちょっとがっかり感と、そして、相手が年端も行かぬ少女なら、大人の魅力であっさりと打ち倒せそうだという期待感が、一気に僕の中にふくらんでいくのだ。

 「あいにく…僕にはそっちの趣味はないのでね。」ロリコンではない僕にとって、こんな小娘、相手になりもしない。性的な興奮も、興味関心もない。これなら、ちょっとしたテクニックで、あっさり勝つことができるだろう。

 しくじったようだな姉さん。僕にそういう趣味があると見て2階にあえてロリ少女を配置したといったところだろうけど、完全に裏目のようだぜ。趣味でもない相手で、テクニシャンな僕が、小娘相手にダメージを受ける道理はない。

 僕はにやにやと笑いながら、小娘に近づいていく。近づくにつれ、彼女の姿がだんだん大きくなる。彼女の目の前に来たとき、僕は彼女をやや見上げるくらいのところまで、距離を近づけることとなった。

 …あれ?

 …何かがおかしい?

 相手はどう見ても子供。幼い顔立ちも洗濯板な胸も健在だ。が、その彼女を僕が見上げている…だと?

 「なっ!」

 僕の体が縮んでしまっている!

 僕の方も、子供の姿になっているのだ!

 10歳くらいだろうか。ちんちんも毛がなくなり、肌色のこぢんまりした包茎ペニスが股間に小さくぶら下がっているばかりであった。剥こうと思えば剥けるだろうけれども、それでも、攻撃力は地に落ちてしまっている。

 「ま、まずい!」僕はとっさに後ろに飛び退いた。

 「くすくす…この階に来た男女は、特殊な煙の力で、みいんなコドモに戻るんだよ?」「なんだって…」

 だとすると、僕が10歳、相手が12歳くらいの状態で、戦わなければならないということか。通常この年代なら、男子より女子の方が成長が早く、女の子の方が進んでいるし、背が高いことも多い。

 とっさに飛び退いて正解だった。相手がガキだと思って油断した状態で、こっちもガキになり下がっていることに気づかないまま瞬殺してやろうと飛びかかっていたら、あるいは逆に、飛びかかられていたら、僕はあっさりと気持ちよくさせられ、子供に戻っていることに気づかないうちに射精させられてしまっていたかも知れない。危ないところだった。

 とにかく、この階にだけ特殊な仕掛けがしてあって、男女問わず、10~12歳くらいの年齢に戻ってしまう仕掛けが施してあるのだ。

 「くすくす…この五重塔はね。二つのコンセプトがあるんだよ。一つは、回復できない状態で連戦して、キミの精力を奪うということ。だからこそ、ヒューマンタイプの中でも手練れが集められている。そしてもう一つのコンセプトが、“思い出”なんだよ。ねえ、知ってる? この五重塔でキミが敗北すると、五重塔の周辺はキミの知っている女の人で満たされるんだよ?」

 「なんだって?」

 「クラスメイト、幼なじみ、近所のお姉さん、テレビに出ている人、通学中すれ違う人等々…キミの知っている、あるいはキミを知っている、もしくはお姉ちゃんが知っている娘が、いっぱいここに来て、キミといつまでもセックスを楽しむことになる。私やお姉ちゃんと同じように、現実世界から連れて来られ、細部まで複製され強化された状態で、ね。」「くっそ…」

 「だから、お姉ちゃん自身がゆくゆくは相手になるし、キミも思い出の中で性的にドキドキしたことなんかを思い出してもらいながら、気持ちよくなって射精してもらうんだ。だから、ウブな子供の頃にも戻ることになる。あ、安心して。若返るのはこの階だけだから。その上もそのまた上も、元の大人のキミに戻れるよ。…行かれればの話だけどね。」

 「なるほど…単に僕を弱体化させるってだけじゃあなさそうだな。」

 「百戦錬磨のキミのことだから、ただ弱体化させただけじゃあ、すぐに克服してしまうだろうってお姉ちゃんが言ってたからね。だからあえて、最上階前まで勝負する敵は、お姉ちゃんが知っていてキミが知らない女に限定されたの。クラスメイトとか、好きだった子や初恋の相手でも良かったんだけど、そんな弱点もきっと克服してくるし、キミは一度克服したらそれを強みに相当強くなってしまって、次の階で幼なじみを出したってあっさり勝たれてしまうからね。げんに、下の階で回復できない状態で戦うのに慣れてしまったキミは、もう下の階ほどに精力に気を遣わなくたって勝てる状態になっているはず。」

 「たしかに、な…」

 「この階で味わって欲しいことは二つ。ひとつは、キミの子供時代、女の子に興味を持ったその対象と快楽を今じっくり味わって欲しいってこと。そしてもう一つは、小●生ダンサーとしての腰使いを存分に楽しんで、いっぱい射精して欲しいってこと。」

 「ふん。そうはいくか。」僕はあらためて身構えながら、自分のステータスを確認する。

 「女の子の体のこと、興味を持ち始めて、いっぱいオナニーしてた頃のキミに戻ってるんだよ? そこで想像したこと、全部実現させてあげる。ううん、もっともっと、その当時のキミが想像だにしてなかったことだっていっぱいしてあげるんだから。」

 たしかにな。あの頃の僕は、セックスのセの字も知らず、ただおちんちんをいじると気持ちいい、揉むとくすぐったい、そんな感じでしかなかった。クラスの女子のふとももや顔、はみ出したパンツ、お尻、そして股間に時折浮き出るスジを思い出しては興奮し、それだけで、具体的にどんな行為をするかさえ分からずに、亀頭オナニーをくり返していたっけ。

 しごくことを覚えたのは中学に行ってからで、それまでは皮の先端を指先でつまんで揉みしだくことで快感を得ていた。本番行為はもちろん、パイズリもフェラチオも素股も知らない頃だった。

 そんな自分が、少し年上のお姉ちゃんを相手に抱き合って、知らなかったような激しいセックスを子供どうしでしてしまったら、一体どんなことになってしまうか、容易に想像がつく。

 精力自体は、元のままのようだったが、攻撃力が半減し、防御力が地に落ちている。また、性的な興奮を覚えやすく、異性の体に対する興奮度が最高潮に達しやすくなっている。つまりすぐにドキドキしてしまうのだ。刺激にも弱く、子供用の小さなちんちんは萎みきったつぼみのように垂れ下がっている。勃起してもたかが知れているし、亀頭が剥けもしないのだ。

 ただそれでも、本番行為そのものはできそうだ。引っ張ればちゃんと亀頭が飛び出す。元に戻すのも簡単だった。が、亀頭が飛び出したとたんに、さらに快感刺激に弱くなってしまうことも分かった。

 ペニスの攻撃力自体がかなり弱くなったとしても、僕には百戦錬磨の知識と経験があり、それに裏打ちされたテクニックも健在だ。腰の振り方や体位の技術も覚えている。子供に戻ったくらいであれば、なんとでも挽回がきく状態になっている。

 相手も子供である以上は、やはり快感刺激に不慣れであり、防御面ではかなり弱いはずである。それだけを取ってみれば圧倒的にこちらが有利と言える。たしかにこれで小学校の同級生を敵に据えれば、僕が勝ってしまうは道理であった。

 だが油断は禁物。ないと・めあの力で、肌の攻撃力、性器の攻撃力、そしてテクニックの方も、相当に高められている相手だ。まして、ダンサーというくらいだから、ダンスで鍛えたリズミカルで激しい腰ふりを得意としているのだろう。敵の弱いところは十分に補強されていると見て間違いない。僕が子供に戻っていなかったとしても、油断していては勝てない相手だ。

 「くすくす…さっきから、私を見て興奮してるね。」「悪いが僕はロリコンじゃあないのでね…って、あれ?」「くすくす…」

 ペニスはしっかりといきり立ってしまっている。僕の小指の先くらいでマックスの状態だった。性欲に興奮し、股間の奥がくすぐったく疼いて、小さな性器がヒクヒクと脈打っている。

 「いや…これは…ち、違うんだ…」「何が違うのぉ?」女の子は脚を拡げて内股を見せつけつつ、オンナをあらわにして脇の下もしっかり見せるポーズを取った。ツルツルできめの細かい肌の質感が目に飛び込んでくる。ペニスがヒクンと跳ね上がり、性欲の疼きが倍増した。

 「これは、さっきの戦いで精力を消費してイキそうになっているだけであって、お前の体を見てじゃあないからなっ!」「ふうん。イキそうなんだ。」「はっ! しまっ…」

 「えーい☆」

 女の子が飛びかかってくる。不覚にもペニスを立たせて腰を引いていた僕は、ダンスで鍛えた彼女のすばやい身のこなしを避けることができない。

 ぎゅうっ!

 「うぅっ…!」

 子供特有の滑らかな肌が、じかに僕の全身に浴びせかけられた。

 容赦なく女の子のふとももが僕の足に絡み付き、ぎゅっと締め上げながら、なおかつ優しくスリスリと肌ざわりを刻みつけこすりあげてくる!

 ペニスはさらにいきり立ち、快楽にひくつき続けている。「ほれほれ。さっきの戦いで立ったまま、じゃあないでしょ。私のカラダでいい気持ちになって、私の魅力でビンビンなんでしょお? このロリコンめ!」「ち、ちが…」

 僕はとっさに彼女を引き剥がし、横に逃れた。ペニスが勃起した状態でまともに走れず、全力疾走というわけにはいかない。そこへ、体力十分、ダンスで鍛えたしなやかな肢体がしつこく襲いかかってくる。

 「あううっ!」女の子に後ろから抱きつかれてしまう。またもやふとももが後ろから、僕の足を撫でさすり続けた。

 僕の細い足は、女子特有のシコシコしたなめらかな肌ざわりと弾力に包み込まれ、執拗にスリスリされ続ける。

 彼女の上半身も吸いつくようで、細身でツルツルなお腹や胸囲や肩が、僕の背中を優しく撫でさすり、密着してくる。彼女のちいさな手が、僕の胸をさわさわと撫でさすり、くすぐってくる。ペニスはますます跳ね上がり、小さいままでカウパーを滲ませ始めた。

 「ほれほれ☆ 認めろ認めろ!」「う…み、認めない! ロリコンじゃ…ない…」

 僕はさらに彼女から離れようともがいて、やっと脱出すると、壁際に向けて走る。これ以上背後を取られ、ペニスをしごかれでもすれば、その魅力についに負けてしまうかも知れないからだった。

 迂闊だった。

 さっきまでのレオター3人組の戦いで、相当に精力を消費してしまっていた。

 だから、次の戦い、小学ダンサーに出会い、彼女の裸体を目の当たりにしただけで、彼女が女だというだけで、そのツルツルのむき出しの性器を見ただけで、いったん鎮まっていた性欲が一気にぶり返し、勃起が収まらなくなってしまっていたのだ。

 半分は、さっきの戦いでさんざんに高められ、脈打ち直前まで追いつめられていたがために、勃起してしまった。だが、もう半分は、残念ながらこの娘の裸体の魅力、かわいくて妖艶な小娘の、女としての力のせいだった。

 吸いつくようなきめの細かい全身の肌ざわり。ツルツルしていて、スベスベで、どこまでも滑らかだ。するんとした上半身は、少女特有のきめの細かさと、細くふくらんでいない胴体からは、申し訳程度に乳首がついていて、細くちいさな腕からは、それでも女らしいかわいい手がついていて、脇の下もスベスベでいやらしい。ちいさなお腹とちいさなおへそも、いやがおうにも背徳感をあおって興奮させる。

 その下半身は、規模は小さいながらも、もはや女性のそれと同じであり、性的な武器として十分すぎるほどその機能を果たしていた。プニプニした肉付き、ふくらんだ内股、すらりと細くしなやかでシコシコした肌ざわり、幼児体型なふくらはぎもおいしそうだ。

 そのお尻は小さいながらもしっかりふくらんでいて、臀部のワレメが女性らしさを彷彿とさせる。そして、股間にある毛の生えていないオンナは、いつでも小学生のペニスくらいは飲み込んで天国を感じさせるに十分なだけ、綺麗な肌のままでぱっくりと内部の器官表面を垣間見せているのだった。

 そんなむすめが執拗に、僕にしがみついてきては、自慢の肌を押しつけこすりつけてくるのだ。みずみずしさは強化されているといえ、僕を欲情させ、そっちの方向に開発させるに十分な武器となっていた。

 精力はほとんど残っていない。こんな状態でこの子と快楽を共にしようものなら、一方的に高められてイかされてしまうに違いない。何とか体勢を立て直し、ペニスを快楽にさらすことなく相手だけを責める方法を探さなければ。

 「はい☆ チェックメイト♪」

 「!!?」

 僕は彼女の密着攻撃から逃れようと、あちこち逃げまどっていた。しかし、そのつどしがみつかれては、自慢の肌をすべすべとこすりつけられ、ペニスも含めてぎゅっと密着しては、ふとももやお腹が僕の腰を圧迫し、油断をしていると小さくしなやかな手のひらや甲がペニスを撫でさすってくるのだった。それを振り払い、右に左にと避けては、何とか突破口をと考え続けていた矢先であった。

 気がつくと、僕は完全に壁際に押しやられてしまっていた。相手は、僕が逃げる方向を計算して体をすり寄せてきていたんだ。その結果まんまと、壁際に誘導されてしまっていた。そして、部屋の隅に追いやられた僕に、女の子が後ろ向きで一気に迫ってきたのだった。

 「うりゃ。」「うわあっ!」

 後ろ・左右共に逃げられない、部屋の角。女の子のお尻が、ペニスをしっかり挟み込むと、ぎゅっと腰全体にお尻を押しつけてきたのだった。

 子供に戻った僕の、華奢な腰よりも、一回り大きな女の子のお尻だった。その臀部がしっかりと、僕の腰全体を包み込んでやわらかく密着しつつ、ペニスをワレメに挟み込んで捕らえ、ぐにいっとしっかり圧迫してくる。

 子供ながらお尻はしっかり発達していて、女らしい柔らかさを十分に具えていた。そのヒップがまるごと、僕の腰を覆い尽くし、なおかつペニスをどこまでもめり込ませてぎゅっぎゅうと圧迫してくる!

 その肌ざわりはあまりにもみずみずしくきめ細やかで、吸いつくような感触、というより、文字どおり吸いついているみたいだった。彼女の肌をわずかにくっついたり離れたりするところもあって、そこではぺりっぺりっと名残惜しそうに僕の肌が吸い上げられてしまっている。そのもちもちしたお尻の肌が、僕の腰を捕らえて離さない!

 「あふうっ!」「ほれほれ。お姉ちゃんのお尻はいい気持ちでしょ。」女の子はスリスリと腰をゆり動かし、絶妙な動きで尻ズリ攻撃を開始した。

 やわらかいヒップでペニスを締め上げ圧迫しながら、それでいて肉の弾力がどこまでもペニスを埋もれさせ、吸いつく肌の質感で根本から先端までを、リズミカルに、丹念にしごき上げてくる!

 彼女が腰を振る度にどんどんお尻の上下運動は激しさとスピードを増し、ペニスをしごく快楽も強くなっていった。

 精力が尽きかけ、ちょっとした刺激にも敏感になっている中、子供に戻されてさらに弱体化したところへ、年上のお姉ちゃん小学生のふくらんだお尻に捕らえられ、ものすごいスピードでしごき上げられているのだ。

 横へ逃れようとしても、後ろへ逃れようとしても、壁に阻まれて身動きが取れない。女の子を押し返そうとしても、とろけそうな快感に追いつめられて力が出ない上、さすがにダンスで鍛えた体力娘、そうおいそれとは離してくれないのだ。

 「こんなのはどお? タヒチダンスで鍛えた腰使いだよ~?」「あひいい!」

 ペニスに襲いかかる快楽が千変万化する。

 ダンサーが上下運動を基盤にしながら、変幻自在に腰をひねり、小刻みかつ激しく左右上下前後に振り続けることで、臀部の肉が歪み、ひしゃげ、ぶるぶるっと震えては、ペニスへの絡み方が刻一刻と変化しているんだ。それによって締まり方やその味わいも変わり、ペニスがしごかれる度に違う刺激が加わってきて、僕のちいさな包茎ペニスはあっという間に、爆発寸前にまで追いつめられてしまうのだった。

 このままではまずい。一方的に搾り取られてしまう。女の子のちいさな(それでも僕よりは大きい)ヒップの弾力に負けて、白濁液をそのワレメから大量に噴き出させてしまうのも時間の問題だ。

 僕は思わず前屈みになって腰を引く。が、その動きは完全に裏目に出た。彼女の背中を後ろから抱き締める格好になってしまい、そのスベスベの感触を上半身いっぱいに受けることになってしまったからだ。ほぼ無意識で、彼女の上半身を抱き締めると、快楽と安心感が倍増した。

 しかも、腰を引いたことで、彼女はますます深くお尻を僕の腰にめり込ませ、密着したままぐりんぐにんとお尻を変幻自在に動かし、ペニスごとこすりあげ続ける。

 「だ、だめええ!」「いいよ! いっちゃえいっちゃえ!!」僕は上半身を起こし、頭を抱えて状態を左右にひねった。何とか快楽から逃れようとして悪あがきを続けるがそれでも女の子の尻ズリ攻撃は激しさを増すばかりで、一向に収まる気配を見せない。激しい動きで一気に射精させにかかっているのが分かる。理性が飛びそうだ。

 お尻はますます深くくい込み、密着して、そのやわらかさを存分に刻みつけながら、トドメの仕上げに入っている。精力はほぼゼロになってしまっていて、後は気力だけで、何とか脈打ちを抑え込んでいるだけの状態になった。それを無理矢理こじ開けようと、かわいいヒップは様々に形を変えながら女の子の腰使いでペニスをこれでもかといたぶり続けるのだった。

 「あああっ!」ひくんとペニスが脈打つ。も、もう限界だっ! イク直前の多幸感が一気に全身を駆けめぐる。それでも女の子の腰は止まらない。

 その瞬間、一瞬だけ、隙ができた。

 「!」僕はその一瞬を見逃さず、身をよじってその場を脱出した! そこはやはり経験がものをいう。相手の一瞬の隙を突いて脱出することができたのだった。

 だが、脈打つ直前の最高にくすぐったい股間はどうにも止められない。このまま放っておいても勝手に精子が飛び出してしまいそうだった。思わずよろけてしまう。

 「とりゃあ!」女の子が飛びかかってくる。組み伏せられ、それでも高まり続ける射精感をどうすることもできずに、僕はダンサーの思うままにあお向けに倒されてしまった。ペニスは天に向けてそそり立っている。

 突然ダンサーは僕の上にのしかかると、そのペニスをプニップニの生足で挟み込んできた。足を開いてあお向けに寝そべる上に気をツケの姿勢で乗っかり、体重をかけて逃れられないようにしながら、同時にその内股にペニスをしっかり包み込んでしまったのだ。

 やわらかくスベスベの、細くてもしっかりふくらんだふとももが、ペニスをきゅっと締めつけた。

 触られていなくても勝手に射精してしまいそうな所へ、極上の少女の生足が襲いかかり、これでもかと締め上げてきたのだ。耐え切れるはずはなかった。

 「うああああ!」股間の快感が気力だけでやっと持ちこたえていたのに、倍増してしまう。もはや気力でさえも快楽を抑え、脈打ちを止めることができなくなった。

 びくん!!

 律動が始まる。その瞬間、堰を切ったようにものすごいスピードで精液が飛び出し、通常の射精時の脈打ちよりも数倍早い頻度でビクンビクンと律動し続ける。

 快楽はあまりにも強烈で、もはや何も考えることができない!

 何分経っても、精液はペニスから出続け、勢いが衰えない。その間中、女の子は僕を見下ろしながらいたずらっぽく微笑み、じっと僕の目を見据えて離さない。

 白濁液は、女子ダンサーの太ももウラ、お尻、背中、ふくらはぎにかけて振りかけられている。生足の間からどんどん噴水のように噴き出す体液が、女の子の後ろ半身を汚し続けている。

 「あははっ、まだ出てるね?」あどけない少女の不敵な笑みが、嗜虐的な目線が、自分の肉体で射精してしまった男の子に対する勝利宣言を物語る。その表情に組み伏せられながら僕は、さらに感極まって、一滴残らず精子をぶちまけ続けてしまう。情けなさと、倒錯した快楽が脳内を駆けめぐった。

 やっと射精が終わると、体がポッと熱くなった。肉体の改造が始まったのだ。

 戦闘にさえならずに敗北してしまった。敗北すれば、僕はこの塔からの脱出経路を失い、永久に衰えることのない性欲のたぎりを、ここにいる無数の娘たちに向けて解消し続けることになる。

 それが、女魔王「ないと・めあ」のもくろみであることも。僕はこの塔で永遠の快楽に浸りながら、精のエネルギーを魔族に与え続けるエサに成り果てるのだ。

 それでも…いいかな。

 そう思えるほど、ダンサーの体は極上だったし、この射精は気持ちよかった。

 そしてこれから、もっともっと気持ちいいセックスを続けることができるんだ。人間であることをやめさえすれば、こんな快楽を待ち受けている。なんてすばらしいことなんだ。何もかもが尽き果てた僕には丁度よすぎる栄誉だ。

 バーン!!

 突然扉が開き、大勢の娘たちがなだれ込んできた。

 「えへへっ、みんなでキミのこと、かわいがってあげるね?」ダンサーが離れる。僕を見下ろす女の子たちを見て愕然とした。

 姉妹のように並ぶ女の子たち。ほとんど同じ顔だが、体が違う。

 彼女たちは、僕の知っているクラスメートたちだった。しかも、みんな小学時代と中学時代に体が戻っている。小中学で一緒だった真希ちゃんが二人いて、小学生の真希ちゃん、中学生の真希ちゃんが並んで立っている。同じように、かわいい同級生たちが、昔のままの姿で、二人になって、集団で僕を取り囲み、あお向けでぐったりしている僕を全裸で見下ろしているのだ。

 ペニスが復活する。すると、中学時代の真希ちゃんが僕にのしかかってきた。

 若く太い足。それでいて女らしくふくらんだ肉体、ハリのある体ながら若々しくきめが細かい。そんな成長した娘が、今や僕にとってはかなり年上のお姉ちゃんとなって、包茎ペニスを自分のオンナにねじ込もうとしているんだ。

 僕は快楽に期待して身をまかせた。

 「んー♪」ムチュッ、むちゅっ…

 上から真希がキスをしてくる。ペニスはすっかり彼女の膣に収められてしまう。発達した、それでいて大人とは違う未熟さとあどけなさを兼ね備えたオンナが、ペニスをこれでもかと締め上げつつ優しくしごき上げる。彼女は僕にしがみつき抱きついたまま、腰だけを上下させてペニスをむさぼってきたのだ。太くてスベスベの綺麗な生足が、僕の腰や足にこすれていく。

 「むぐっ!」あっという間に高められ、精液が真希の膣に収められていく。射精の脈打ちスピードは通常の数倍以上に達し、快楽もそれだけ強い。そして、数分以上、射精は止まらないのだ。

 たっぷり吸い上げたオンナが離れると、小学生真希が騎乗位でハメ込んでくる。肉体改造はどんどん進み、射精直後であってもイク直前の多幸感が永遠に続くようになった。真希がオンナでペニスを包み込むと、またもや白濁液が爆発した。ぴょんぴょん跳びはねるように騎乗位で責めながら、精液を子宮内に吸い上げていく。

 同じ人物のオンナなのに、第二次性徴を迎えたお姉ちゃん真希と、未発達の子供真希では味わいが違う。そのギャップもまた僕を興奮させるのだ。

 手で握りしめられるだけで射精が始まるくらい節操のなくなったペニスに、次々と少女たちがのしかかってくる。僕は何も考えられずに身をまかせ、快楽に浸り続ける。

 そのうち、言葉でものを考える習慣が消えてなくなるだろう。理性もなくなり、ただ快感を享受し続ける動物に成り下がるのだ。永遠に…

 そのことを幸せに思う僕がいた。


###ゲームオーバー###




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