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くのいち2-4


 ここは、高リスクではあるが、短時間で勝負が決まる戦法をとろう。5人全員、まとめて愛撫合戦だ。

 1対5がそのままこちらに不利になるのは覚悟の上だ。当然、主導権は娘子軍側に握られてしまう。ヘタをすると、相手のいいように弄ばれて、あっさり射精させられてしまうという憂き目も想定される。敵は相当に攻撃訓練を受けてきた、くのいち少女軍団だ。この戦い方をすれば、短期決戦できる代わりに、こちらもタダでは済まないだろう。

 相手に主導権を握られるということは、こちらの意向を無視して、誰かが勝手にペニスを挿入してしまってくる、なんてのも覚悟しなければならないということでもある。それを避けようとしても、5人が僕にぎゅうぎゅうまとわりついて、脱出は不可能という状況に持ち込んでくるかも知れない。それならそれで、ペニスを武器にしながら、手や舌を駆使して闘い続けるしかないんだ。

 そうして、一度に全身に快感を受け、大ダメージを食らい続けながら、こっちは身一つで応戦しなければならないのも、つらいところがある。とはいっても、その戦法で勝ってきた戦闘も数知れずある。必要以上に怖がることはない。

 それにしても、どうやって、幼少の頃から訓練を積んできたくのいちたちの鉄壁のガードを崩せばいいのだろう。彼女たちは10年ほどかけて、女体の感じやすい部位を徹底的に鍛え抜き、男性からの攻撃を受けても、簡単には性感神経が刺激されないように仕上げているんだ。むらさきしのめに比べれば、そのガードも弱いかも知れないが、攻防ともに高いレベルであることは間違いない。

 それに比べて、こちらの精力は残り少ない。一気に集中攻撃を受け、大ダメージに繋がってしまえば、あっさり敗北してしまうかも知れない。

 賭けるしかない。こっちだって、ずっと長い間、強敵たちを前に、ピンチをくぐり抜けてきたんだ。なんとかがんばりきるしかないんだ。

 僕は全員まとめて、取り囲まれる位置に陣取り、そこから手を伸ばして娘たちにまんべんなく愛撫攻撃を始めた。

「くすっ……集団戦は、女忍者の得意とするところ。受けて立とうじゃない。」
少女たちはぎゅうっと僕にしがみつき、全員が全身で僕に群がって密着してきた! 女の肌のどこもかしこもが、立派な武器になっていることを、彼女たちは熟知している。

 僕は両手でひとりずつ、オンナを的確に責める。数あるテクニックの中でも、手を使った責め技は、僕の得意分野でもある。指や手の位置、力の入れ方、くすぐったり撫でたりするタイミングやスピード……経験値の高い僕は、それらをキッチリ熟知しているんだ。

 女体への快楽が少人数に偏らないよう、僕はすぐさま手を離し、別の少女の乳房やオンナへと手を伸ばし、両手で2人ずつをまんべんなく責めては交代、5人全員への猛スピードの愛撫を開始する。同時に、一人の娘にキスを続け、彼女の興奮を呼び覚まし続けて、補助攻撃にも余念がない。

 こちらがくのいち少女たちを責めれば、彼女たちは、おっぱいもお尻もオンナもじわじわダメージとなって、感じ始めていく。性的に敏感な女体の部位をどんどん責めていく僕の攻撃に、彼女たちは思った以上の気持ちよさを味わいすぎてしまっている。

 とはいっても、鉄壁の防御で、しかも精力が高いので、こっちは瞬時に大ダメージを与えられるはずの、会心の一撃に近い攻撃をくり返しているのに、敵には通常ダメージ以下にしか効いていないのも事実。こちらとしては、思った以上に相手を悦ばせられていないことに、焦りを感じ始めざるを得ない。

 さすがに、敵も負けてはいない。

 両側の少女たちは、僕の脚を挟み込み、もっちもちのふとももでスリスリと脚全体をこすりあげてくる。集団愛撫合戦での基本スタイルだ。

 いつまで経っても、女の子の生足の感触には慣れない。スベスベでシコシコした女子特有の肌触りが、僕の両脚に絡みつき、密着して、吸い付くように滑っていく。じっさい、彼女たちの肌は、僕の脚の肌細胞に触れるたびに引っ付くように貼り付き、滑って移動するごとに、名残惜しそうにペリペリと剥がれていくほど、やわらかで心地よいみずみずしさに満ちあふれているんだ。

 3人目の少女は、僕の真ん前に立ち、両肩に手を乗せて体重をかけて、僕の体を沈める。スポンジのような床は、それによって、くのいちたちと僕の背の高さの違いをなくしてしまう。

 そのうえで彼女は、ペニスをふとももで挟み込み、スリスリと左右の脚を交互に前後させて、男根全体をこすりあげてくれた。執拗な内股のスマタ攻撃は、ペニスに少なからぬダメージとなる。

 4人目の娘と交代すると、彼女は後ろ向きで僕に貼り付き、お尻のワレメの間にペニスを挟み込んで、尻の肉で激しくしごいてきた! そのいやらしくくねる腰の動きで、彼女の尻ズリは、前後左右に激しくペニスをいたぶってくる。

 ときおりワレメからペニスが外れることがあるものの、それも計算のうちらしく、外れた瞬間にペニスは隣の少女に掴まれ、お尻の肉にどこまでも深くめり込ませながら、そのスベスベの感触で亀頭先端をこすりあげてくるのだった。

 さらに5人目は、愛撫合戦というにもかかわらず、僕に背中を向けての立ちバックで挿入してきた! やはり愛撫合戦なのに挿入を交えてきたか。くっそ、思った以上の痛手になるぞ。

 彼女は少し腰を動かし、鍛えられたやわらかなオンナでペニスをしごき立てると、すぐにペニスを引き抜いて、後ろ手でギュッと掴んで、根元から先端まで素早くしごく。つまり彼女は、挿入と手コキの両方を交互に続けることで、僕に性感ダメージを与える作戦を取っているんだ。

 少女のオンナは、亀頭先端にヒダが集中するように、成長段階で内部を変化させるよう、日々鍛錬していた。それを遺憾なく発揮しながら、しかしすぐに引き抜いて、吸いつくヤワヤワした手のひらでペニスを包み込んで、オンナとは違った猛スピードのしごきで、しなやかな指先が男根全体をしっかりとしごき立てるように、手を動かし続ける。

 彼女たちは、交代で生足を駆使し、たえず僕の両脚を支配しながら、同時にひとりずつ、ふともも、お尻、オンナ、手を中心に、どんどんペニスを責め続けた。部位ごとに微妙に違う感触の良さが次々と変化するので、ペニスはそのつど、大ダメージを受け続けてしまう。

 たとえ少しずつでも、敵精力を削っていって、ジワジワ5人を追い詰めていき、ガードが緩んだところで一気呵成に、徹底的に追い詰めて、5人まとめて倒す。そういう作戦だった。

 だが、追い詰められているのは、完全に僕の方だった。

 相手のガードは、確かに僕の責めによって、少しずつ崩れていき、少女たちは、思いもよらぬ精力消費に可愛らしい声を立てて打ち震えていた。あと少し、あと少しのところなのだが、一斉に逆転に持って行く前に、こちらの方が先に限界に来てしまう。

 女の子のむっちりしたお尻がペニスを圧迫し、さらにすぐさまパイズリに切り替わって、臀部とはひと味違ったやわらかさがペニスを襲う。少女の乳房に対抗しようと力み始める前に、別の娘がペニスを掴み、手コキとフェラチオに切り替えてしまう! こうして、矢継ぎ早の交代攻撃で、僕は次々と新鮮な快感にペニスを晒され、イク寸前まで高められてしまった。

 きゅんとくすぐったい快感がお尻の奥を突き抜ける! まずい……あと数秒で射精が始まる! 僕は渾身の力を振り絞り、尿道に流れ始めた体液をムリヤリ押し戻し、ペニスが律動するのを必死で抑え込んだ。

 ぎゅうっ!

「あふぅあ!!」

 くのいちの生足がペニスを包み込み、内股になって、しっかりと食い込ませるように、ふとももの肉をペニスに刻みつけてくる!

「あははっ。どこまで耐えきれるかな~?」

 くのいちはそのまま動かない。しかし、しっとりと吸いつく生足の感触は、ペニス全体をしっかり包み込んで、キツく締めながらやわらかくめり込ませてくる! 肉棒の性感神経は、女子高生特有の若くて太い素足の餌食になり、せっかく抑え込んだ射精感が再び蘇ってくる。

 真後ろには別のくのいち娘が貼り付き、僕が腰を引いてふとももから逃げられないよう、ぐいっと僕の腰を前方に強く押し出し続けている。

「ほれほれ~コチョコチョ~♥」

 さらに、スマタ少女の背後から指先を伸ばしたくのいちが、少女の脚の間に挟まれ包まれている亀頭先端を探り当て、尿道口をこじ開けつつ、裏スジの敏感なヒダを指の腹でグリグリこすりあげてきた!

 ペニス全体をやわらかい生足が包み込んで、さらに感じやすい亀頭のワレメとその奥のヒダ部分を指先で責めまくられて、僕はこれ以上堪えきることができなかった。

「ぅゎぁ……うわああ!」

 びるっ!!!!! びゅるるっ!! どばどばっ……

 女の子のふとももの間から、大量の精液が吐き出される! 生足の中で、ペニスはついに快感の爆発を遂げ、素早い脈打ちの中で、延々と射精が続けられる。少女は左右の足をスリスリしてペニスをしごき、精を出し切り律動が済むまで、その動きを止めてくれなかった。

「ふぅ。危ないとこだったね。」

 くのいちたちは顔を上気させながら、勝利の笑みを浮かべた。彼女たちもまた、僕の愛撫攻撃で、限界寸前まで追いやられていたのであった。だが、ギリギリのところで、結局精力の残りの差が、勝敗を分けることになってしまった。

 現実の世界なら、見るだけならともかく、写真も撮れず触ることも許されない、高校生くらいの娘のふともも。そんな女の子の生足で、僕はついに射精されられてしまった。完全に負けであった。

 意識が遠のく。場面が変わっていく。僕は……この異世界から永久に出られなくなったんだ。

 画面が白黒に変わる。僕は自分の姿が存在しないことに気づいた。まるで映画のワンシーンを見ているような、いや、そのシーンの中にいて360度、映像を見せつけられているような、奇妙な感覚だった。僕は確かにその場所で風景を見ているのに、僕自身が存在していない、そんな世界。白黒だ。

 おぎゃあ……おぎゃあ……

 赤ちゃんの泣き声が聞こえる。どうやら、ここはくのいちの里で、誰かが出産をしたらしい。

「男の子です。」
「大切に育てましょう……6歳になるまで。」
そんな会話が聞こえる。

 場面はめまぐるしく変わっていき、要所要所を見せつけられて、このくのいちの里で行われている、あまりに非人道的な人間への扱いを目の当たりにした。それは……残虐非道なシノビの掟が完徹していると同時に、男忍者の村ではなく、くのいちの里ならではの、あまりにも淫靡に過ぎる光景であった。

 生まれてきた赤ちゃんは、男女問わず、くのいちの里で、女忍者全員で、非常に大切に育てられ、かわいがられて育つ。親も兄弟姉妹も親類も関係なく、文字どおり全員で面倒を見るスタイルだ。性別にかかわらず、しっかり平等に育てられる。

 しかし、そんな幸せな時間は、子どもたちにとっては、たったの6年間しか許されなかった。

 女の子は、6歳になると、ひとり残らず”くのいちとしての訓練と修行、性的な教育”を強要される。その苛烈な鍛錬は、年端も行かぬ娘たちを、快感に満ちた地獄へといざなう。その代わりに、一定の訓練を受けた娘たちは、14歳くらいには、もう第一線で活躍する立派なくのいちへと育て上げられることになるのである。

 もっと悲惨なのは……男の子の方だった。

 6歳くらいの男子では、性的な快感はおろか、セックスのセの字もまったく理解することはできない。ただ、股間を刺激すれば、くすぐったい気持ちよさが、わずかではあるが芽生える。そんな年頃だ。

 かなり昔の日本の小学校には「登り棒」というものがあって、この鉄の棒に両脚を強く挟み込み、股間部分を圧迫すると、股間全体がじわりとくすぐったくなる。何も知らない少年は、それが性感であることも理解できないまま、登り棒にしがみつくと良い気持ちになるということだけは分かる。

 しかも全員がではなく、ごく一部が、偶然それに気づくばかり。あるいは、ほんの少しばかり、他の同い年の男の子よりも成熟度が早く、性的な刺激を感じることができるためにそうなる、ということなのかも知れない。

 その程度の感覚や知識しか持っていない少年たちは、6歳を境に、それまでの幸せな生活が一転してしまう。

 くのいちの里に、男手はほとんど必要ない。仕事のほぼ100%、必要なことは、彼女たち自身でまかなえてしまうからだ。

 そのため、生まれてくる子は男女ともほぼ同じくらいの人数なのだが、女子だけが残され、男子は、くのいちの里にほとんど残ることができない。

 男の子たちは、6歳になってから、連日、とある”テスト”を受け続ける。テストと知らされないまま、彼らはあることを試される。

 それは、以前と同じように、おとなの女性や少し年上のお姉ちゃんたちと一緒に、お風呂に入るというテストである。それまでも一緒に入浴し、体を洗ってもらったり、一緒に湯船に浸かったりしていたのだが、6歳以降の男子は、周囲の女性たちに、その包茎ペニスを、毎日じっくり観察されるようになる。

 そして時折、「チンチンを洗う」と称して、未発達すぎる(精液も出ない)ペニスを、泡だらけの手でクチュクチュと揉むように洗うようになるのである。

 ほとんどの男子は、ただ自分が身体の一部を、他の部位と同じように洗ってくれているという認識しか持つことができない。しかし、ごくごく一部だけ、その特殊な洗い方に反応を示し、人生で初めて味わう得体の知れないくすぐったさ……脇や足の裏をくすぐられるのとはまったく違う感覚に気づく。そして、裸のお姉さんや小中学生の、しなやかで吸いつく肢体を目の当たりにしながら、生まれて初めて「異性」というものを意識させるのである。

 自分と変わらない胸板の女の子たちだって、股間は自分とは違っている。ペニスというものがついておらず、その代わりに、股間を分断するかのようなワレメがある。自分の玉袋の奥は割れていないのに、異性のソコはぱっくりと穴を開けている。

 また、もっと年上のお姉ちゃんやお姉さんたちになると、乳房の形がどんどん変わり、男子とはまったく違う形状になっていく。そうしたことを意識し、自分の意に反して、ペニスを洗われながら、女体を凝視することができる。そして、そういうことができた男子は、生まれて初めて、”勃起”というものを体験することになるのだ。

 勃起することができた男子は、テストに”合格”である。ほとんどいないが、個人差がある中でほんのちょっぴり、性的に成長が早かった男子は、テストに合格となり、以降も、数年間はくのいちの里に置いてもらえることになる。

 それ以外の、ほとんどの男子は、そうした意識に至ることないまま、日々を過ごしてしまう。半年経っても変わらない男子は”不合格”とされ、もはや不必要な存在とされてしまう。里子に出されるか、引き取り手がない場合は、地下牢に隔離され、数年かけて”処分”されてしまうらしい。

 処分の方は映像に出てこなかったので分からなかったが、結局、6歳以降の男子でくのいちの里に残されるのは、ごく数名程度に絞られてしまうことは分かった。

 そして……

 白黒映像がカラーになり、僕は自分を取り戻した。だが……それはもう、以前の僕ではなくなっていた。

 からだが完全に小さくなっている。紛れもなく、6歳の頃の僕だ。こんなコドモにまで戻されてしまったんだ。華奢で小さな体が、これまでの男としての経験を全て失わせていく。そして、自立できず、精神的にも完全に幼い思考にまで戻され、たどたどしい動きしか取れない状態になってしまっている。まだまだ、大人に保護されなければならない年齢だ。

 そこは浴場。僕の周囲には、裸のお姉さんたちが大勢いる。僕は彼女たちに囲まれながら、浴槽に浸かっていた。

「ふむ……合格だな。」

 すでにペニスはギンギンに勃起している。大人の若いくのいちたちと一緒に入浴している中で、性的成熟度が高い男子は、お姉さんたちの肉体に興味を示し、異性としての目覚めも早い。

 だが、僕の場合は、すでに肉体改造が始まっており、しかし、性的な発達がほとんど始まっていないほど幼い頃に戻されてしまったために、射精はできないし、絶頂にも至りはしなかった。ただ、股間の奥がくすぐったく、なぜかは分からないがしきりに興奮度が高まり、きゅんきゅんと胸が苦しくなり、下半身がくすぐったく疼き続ける。

 僕はすぐさま風呂から上げられ、体は拭かれたが、服は着せられないまま、別室へといざなわれた。そこで見たものは……これまで自分たちを大事にしてくれた、優しいくのいちたちの姿ではなかった!

「ひゃぅ……」
「くぅっ……」
「馬鹿者! 声を出すな! 我慢しろ!」
「~~~~~ッ!!」

 僕と同じくらいか、一つくらいしか年上でないような少女たちが、少し広めの場所で、全裸で立たされている。

 そして、彼女たちの周囲には、先輩のくのいちたち、10~15歳くらいの少女くのいちたちが数人はりついて、全員でよってたかって、6,7歳の娘の全身を、それこそあますところなく性的な刺激に晒し続けていた!

 未発達すぎる性器には指が入れられ、とっくに処女膜は失われている。怪我をしないように細心の注意が払われるものの、できるだけ奥へ奥へと、限界まで指が入れられ、入ったところは押し広げるようにかき回される。

 そして、少女たちの胸も脇も膝の裏もお尻も、女体の感じるありとあらゆる場所が、先輩くのいちたちによって性的に責め抜かれ、熟練した手技舌技で全身をくまなくかわいがられ続けていた。

 発達の早い娘には、先輩くのいちの女性器が襲いかかり、座位に近い体勢で脚を交差させるようにして性器同士をこすり合わせ、いわゆる”貝合わせ”の体勢で、くっちゅくっちゅと高められ続ける娘さえもいた。

 それでも、そこまで感じさせられても、声を出すことは許されず、もちろん絶頂もしてはいけない。そういう厳しい訓練を受けているんだ。広めの部屋のあちこちで、僕と同じくらいの年齢の娘たちが、何人も何人も、同じ目に遭わされていた。つまり部屋のあちこちに人だかりができ、ひとりの少女めがけて先輩たちが女体を性的に攻撃し続けているんだ。

 僕が連れてこられたのは、そんな修行現場そのものだった。まだふつうの幼女でしかないような、くのいちのタマゴたちは、何をされているかを、アタマで理解しながら、カラダではまったくついていかれずに、次々と絶頂してしまう。

 しかし、絶頂は許されない。してはならないアクメを厳しく叱責された上、さらに先輩たちに引き続き激しい責めを続けられることになるのである。それでも、慣れるまでは、彼女たちはどうしても、くのいちたちの性を知り尽くした熟練の技を受け続け、再び高められてしまう。

 これが連日連夜続き、何年もくり返されるうちに、戦闘への参加を許される10歳から、第一線で活躍する14歳以降の年代では、すっかり鉄壁のガードが仕上がっているというわけである。

 本来なら、ここで何が行われているのか、この年代の男子では理解できないだろう。なにかヒドイ扱いがなされている恐怖しか湧かないに違いない。

 しかし僕は、過去の記憶の多くを失っても、セックスという行為が存在し、それが強い快楽を伴うこと、その快楽を我慢する闘いを続けてきたが敗れ去り、この異世界から出られなくなって、くのいちの里という異世界へと迷い込み、その快感を味わい続けることになるのだということ、そして、目の前で繰り広げられている光景が、ひじょうに淫靡で背徳的な性的快楽に満ちたものであるということを、忘れ去ったわけではなかった。

 むしろ、そういう”都合のよい”部分はしっかりと覚えているという設定にされてしまっているんだ。

 イク直前まで高め続けられすぐにでも射精が始まる……というところまで、肉体的な成長をさえ、まだしていない段階に戻されているために、本来の肉体改造とは、やや違う方向で、この身体が変化していったらしい。

 それは、性をまったく知らないはずの身でありながら、同時に性的快楽と性欲のことを本能で嗅ぎ取っている状態だ。そしてその強い欲情が、股間の奥をくすぐったく疼かせていることに、僕は腰を引いて悶絶するしかない。

 自分の身に何が起こっているのかを、具体的に理解していない。にもかかわらず、なんとかして、この股間のくすぐったい快感を強くして、それに没頭してしまいたいという思いばかりが、どんどん強まっていく。ただ、どうすればそれが叶うのかまでは、まだ分からないほどに幼いのである。

「クスクス……キミも、同じ目に遭わせてあげる。」
「女は我慢しないといけないんだけど、男の子はガマンしなくていいからね?」

 僕の周囲を、全裸の少女たちが取り囲んだ。異性の肉体。10~12歳くらいの、華奢な体を保ったままのお姉ちゃんたちだ。ツルツルのオンナ表面の群がいくつも周囲を固めている。だが、1年生程度の僕の目には、お姉ちゃんたちでさえ、とても大きく成長した存在のように思えてしまう。

 細っこい肉体でありながら、すでに幾多の修行を乗り越え、戦士としておとなの男忍者たちを前にもひるまず戦うことができ、その精を奪い取ることができる少女たちだ。その上半身は、細身でありながら乳房が発達し、チクビだけがコドモのままで、周囲の肉は異常なまでにせり上がっている。

 5年生6年生くらいの子で、ごく稀にこういう娘は存在するけれども、ここでは全員が、普段はブラジャーが必要なほどに、胸が発達している。性的な部分に関しての成熟を促進する薬剤を、毎日飲まされ続けてきた結果である。

 それでも個人差はあり、膨らみかけの娘も混じっている。先々の成長が楽しみな感じの少女は、左右のオッパイの膨らみ具合がわずかに違っている。それが、青い果実でありながら性的には熟達した少女くのいちの、立派な攻撃道具のひとつとなっていた。

 そして何より、その吸いつくようなふとももの群は、もう立派な搾精兵器だった。シコシコと滑りがよく、肌のきめも細かく、しなやかでしっとりしている。細いのに、内股はしっかり膨らんでいて、動くたびにふとももの肉がぷるんと震えるほどに、太くはないけれどもしっかり肉がついている、女性的な生足そのものだった。

 同い年の少女たちをいたぶる先輩くのいちたちの数は多い。どうしても、訓練される娘以上にいるために、残りの先輩くのいちたちは、自分自身の鍛錬に精を出すことになる。

 僕はなんとなくだが、理解だけはしていた。

 お姉ちゃんたちのふとももが僕の両脚に絡みつき、スベスベとこすれ始める。まだまだお姉ちゃんたちの方がずっと背が高く、僕は彼女たちの胸板あたりにやっと届くくらいしかない。当然、脚の長さも全然違う。彼女たちは、身をかがめるようにして、深く僕の内股にふとももを滑らせ、なめらかに僕の両脚全体を少女の肌でこすりあげていく。

 僕の足は細く小さく、まったく未熟だった。だが、性的な快楽を知ってしまっている僕にとって、お姉ちゃんたちの吸いつく素足の感触は、ぞわぞわとした快感となって、僕の下半身全体を支配してしまった。

 ペニスは勃起していたが、それでも小指ほどの大きさもない。包皮はしっかり亀頭を覆ったままで、剥くことはできなかった。お姉ちゃんたちは数人がかりで、そんなちいさなペニスを一斉にかわいがり始める。

 得体の知れないくすぐったい疼きの正体は、まさしくペニスへの性的な刺激にほかならなかった。ふとももに堅いものを挟み込んで、股間全体がくすぐったくなることに酔いしれるのがやっとな年代の少年には、まだ理解できないはずの刺激だった。

 本来なら、その快楽の正体が、自分のちんちんをいじることだと気づくまで、あと2,3年はかかる。気づけばあとは、オナニーが日課となっていく。それが男の子だ。

 だが、僕の場合は、もはやそうした通常の成長とは、完全に違う肉体になってしまっている。

 性的な刺激に敏感になり、人生でまだ経験することのない「絶頂」というものを、生まれて初めて味わうことになるのである。本来あり得ないことが、この異世界では本当に起こっているんだ。

 ひとりのお姉ちゃんが、ペニス全体を大きな手のひらで包み込み、勃起したといってもまだまだやわらかな未熟ペニスを、やわやわと揉み続ける。前から後ろから、生足が僕の内股を滑り、僕はきゅっと脚をきつく閉じるように、少女の脚を自分の内股で強く挟み込む。その脚が滑る感触と、きつく閉じたときの下腹部全体の刺激が、僕を陶酔させた。

 二人目の少女が、小さな小さな玉袋を、手のひらや指先でくすぐり、撫でさすって、玉袋の周囲にまで手を伸ばしながら、スベスベの手や吸いつく指を滑らせていく。それは、股間のくすぐったい疼きの正体が、まさにペニス・玉袋に集中していることを教えてくれるものだった。

 そして3人目が、包茎の先端の皮を親指と人差し指でつまみ、ちょみちょみと小刻みに皮を揉んで、その奥に潜んでいる亀頭部分へと刺激を送る。

 僕は前後左右の小学生の乳房に包まれ、顔を埋めさせられながら、お姉ちゃんたちの「異性」としての肉体の違いを、まざまざと味わうことになる。すりすりとこすれていく彼女たちの上半身は僕の頭部全体を包み込み、さらに肉付きが良い腹部が、僕の上半身に密着する。そして全身のふとももが、小さく短い僕の両脚めがけて、素早く滑り回っていく。

 女というものを知りもしない少年は、その肢体の滑らかさに驚き、その行為が快楽に満ちあふれていることによって、完全に我を忘れてしまっている。もう、気持ちよさのことしか考えられなくなっていた。

 そこへ、ペニス全体への揉みしだき攻撃、玉袋とその周辺攻撃、そして先端の皮揉みしだき攻撃が同時に襲いかかってきていて、ピンポイントで股間の気持ちよい部分を同時に全部刺激されているのだ。

 ひくっ! ひくひくっ……ぴくん!!!

 ペニスが急激に脈打つ。それは今まで感じたことのない強烈なくすぐったさ……いや、くすぐったいのとはまったく違う、股間特有の快楽そのものだった。これが、さっきまで僕をうずかせていた股間のきゅんきゅんとした欲情の正体だったと、初めて知ることになった。

 もちろん、こんな年齢の子では、精液など作られているはずもなく、ただペニスは律動するだけである。

 だが、お姉ちゃんたちは、ペニスへの手の動きを止めようとはせず、脈打ち続けるまま、さらにモミモミ、グリグリ、スベスベし続けてくれた。

「あああっ……」

 この脈打ちがイクだとか絶頂だとかいうことを理解できないまま、気持ちよさだけは持続する。肉体改造は、いくらイッてもすぐに復活するようにできていた。

 お姉ちゃんたちは交代しながら、全身を包み込んでこすりあげつつ、生足をしきりに滑らせていて、ペニスには3本の手が必ずはりつき、先端、棒、玉袋と分担して、同時に刺激し続けている。

 棒全体が揉まれると、心地よさが体の奥へ奥へとジワジワ染みこんでいくのが分かる。そして玉袋をくすぐられ撫でられ続けることで、染みこんでいった快感がお尻の奥までジンジンさせ、さらに玉袋内部全体をこねくり回して、一刻も早く再び律動するように仕向けられている。

 そうして、極めつけに、先端の皮がモミモミと刺激されることによって、先っぽの一番敏感な部分が、女の娘の手によって刺激され、それが一番の強い快感となって、ペニスを再び脈打たせ始めるよう、きゅ~~~んと強い心地よさを送り込んでくるのだ。

「スゴイねこの子。どんどんイッてるよ?」
「ふつうは次の脈打ちまで時間がかかるんだけど……」

 この娘たちは、年端も行かぬ少年を刺激し続け、本来なら時間のかかる「次の絶頂」を、なるべく短時間で訪れさせるよう、手、脚、胸の動きを訓練しているのだった。

 しかし、ものの数秒で復活し、1分以内に次の絶頂を迎えてしまう6歳の少年は、あまりそのための練習台にはなっていないようである。

「くすくす。もっとおっきくなったら、”挿入”ってのができるようになるからね。」
「いまより断然気持ちよくなれるよ?」
「そのためには……このカワを剥けるようにして、中の亀頭を出せるようにならないとねー」

 ”合格”した少年たちは、こうして、先輩たちである少女忍者軍の練習台として、くのいちの里で使用される。それは連日連夜に及び、出しても出しても許してくれない。特殊な薬剤により、痛むことも苦しむこともなく、男の子たちは何度でも股間を律動させることができる。ただし、その分確実に体力は奪われ続け、疲労感も相当に蓄積されていく。

 2年3年経つうちに、そんな刺激がだんだんと「手コキ」の刺激に変わり、騎乗位スマタへと変えられていく。

 小学生くのいちのみならず、第一線の中学生くのいちたちも、少年たちを使って、日夜練習を怠らない。彼女たちは、男子の成長に合わせて、皮を剥くように手コキしたり、男子を仰向けにしてから、オンナ表面をペニスの上に乗せ、ちゅっこちゅっことオンナのワレメで、ちいさなペニスをしごき立てたりしてくる。

 そうやって、亀頭先端の皮は毎日少しずつ押し拡げられ、10歳ころには完全に剥けてしまう。すると、練習台の男子は、くのいちたちの挿入訓練に晒されるようになるのだ。

 一日のうち大半が、この淫靡な部屋で過ごさせられる。少年たちは、性的に刺激され訓練されている女の子たちの傍らで、先輩くのいちたちの練習につきあわされ、四六時中誰かの女性器の中にペニスが飲み込まれている状態になる。

 とはいっても、挿入だけでなく、手、口、胸、足、お尻など、さまざまな部位をも鍛えなければならないので、彼女たちは、少年が疲れ果てるまで、オンナのみならず全身ありとあらゆる武器を駆使して、ペニスを刺激し続け、何度も何度も脈打たせてくるのである。

 疲れ果てれば解放され、次の日のために、薬剤と食事を与えられ、休息となる。そして次の日も、やはりさまざまな体術と忍法の練習台として、股間と全身をかわいがられ続けるのである。

 ほとんどの男子、いや、全員が、精通前に絶命する。疲労が蓄積し、身が持たなくなって、射精を肉体が覚える前に、快楽の中で気を失い、そのまま心臓が弱って、次々と息絶えていくのである。くのいちの里に男は要らない。合格した男子たちは、こうした悲惨な運命をたどることになる。

 だが僕の場合、異世界への囚われの身であり、肉体改造も済んでいるので、死ぬことも疲れることもできないし、薬剤など使わず休息もなしに、いくらでも脈打たせることができた。

 ペニスの皮が剥け、中学生くのいちたちの連日挿入を受け続けても、けっして終わることがないのだ。休息のための解放もない。いくらでも復活できる肉体を持った僕は、「出せない精をムリヤリ出させるテクニック」の訓練にはならないけれども、体位や忍術の修行相手にはなるというわけである。

 異世界にいる僕は、数年経つと、体の成長が止まり、またもとの6歳に戻されてしまうのだった。そして、ふたたび手や口でペニスをいたぶられながら、また成長を待たれる肉体になってしまう。そして皮が剥ければ挿入を含めた練習台にされ、数年すればまた6歳に戻る。そのくり返しだった。

 こうして僕は、先輩少女たちのみならず、訓練途上の同い年くらいの女の子たちの相手までさせられながら、次々と絶頂し続ける。

 僕が幼すぎるために、通常の肉体改造とはやや違い、復活までに少しだけ時間がかかる。が、それも数秒から十数秒程度。そして刺激を受け始めてからも、ちょっとだけ時間がかかるが、それとて1,2分だ。本当の肉体改造は、もっと早く復活し、いつでも絶頂寸前の多幸感に包まれているけれども、そうなってはいないらしく、それがかえって、幼い自分が性的に刺激されるという”新鮮さ”を演出しているのだった。

 僕は延々とくり返される合格者の快楽を味わい、数え切れない回数、年齢が戻され続けている間に、自分が誰であるのかをすっかり忘れてしまった。そして、もう、この異世界に入る前のことなんて、何もかもどうでも良いと思っていた。ただ包まれ、股間を刺激され、自分の全身に女体が滑っていく快感だけに、ひたすら身を委ねるばかりなのであった。



###ゲームオーバー###




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