くのいち２－６
５人で考えるのではなく、２人と３人の集団と分けて考え、まずは２人だけを相手にまとめて戦う。そして、その２人を先に倒してしまってから、残りの３人を相手にする。先に数を減らしておけば、後々有利になるだろうという算段だ。
相手は忍術は不得手だが、若くて体術は鍛え上げられている。鍛練を積みきったくのいちたちを相手に、マトモにこの２人と戦うことができるだろうか。どうしても心配は残るが、意を決してやるしかないんだ。
僕は近くにいる１人と正常位で結合し、もう１人をその横に寝かせて、挿入＋愛撫で２人同時に責め始めた。
３人はサポートに入ろうとするが、僕は上体を起こした正常位で腰を前後させ、決して上下サンドイッチさせないようにしている。その体勢に持ち込まれてしまうと、僕の腰も相手の自由にムリヤリ振らされ、相手が感じないよう、それでいてこちらが大ダメージを受けるように、いいように操作されてしまうからね。それだけは注意しないと。
その代わり彼女たち３人は、僕の乳首を責めたり玉袋を責めたりする補助攻撃に専念することとなった。やはり、２人だけを相手にするといっても、のこりの３人が黙って見ているだけというほど、彼女たちは甘くないらしい。
正常位で結合している僕の背後に、ひとりの女子高生くのいちが回り込み、寝そべった。そして、両手を伸ばして、それぞれ玉袋とアナル周辺を、コチョコチョとくすぐり始めた！ 玉袋のくすぐったいところを的確に、尖った細い指先がくすぐってくる！ その心地よさは、出し入れしているペニスにダイレクトに伝わっていって、内部もかき回され、溜め込まれた精液を押し出そうとこねくり回される快楽であった。
また、お尻の穴のくすぐったいところも正確に、若娘の指先がしなやかに素早く動き回り、奥の方へと刺激を送り込んでくる。その快楽もまた、ペニスを射精に持ち込むための大きな補助攻撃となっている。彼女のスピーディな指の動きによって、ペニスは、オンナに締められしごかれる快楽に加えて、内部からもじわりじわりと高められ、早く精子を吐き出すような生理的な動きを促されてしまっている。
僕がいくら激しく腰を前後させ、ひねりを加えて左右上下に揺り動かしながら、正常位娘のオンナを責め立てても、後ろで寝そべる少女の両手は、キッチリ正確に、玉袋とアナルを刺激し続けていて、僕がどんな動きをしても指がハズれることはなく、しっかりついてきている。彼女たちは、僕の筋肉のわずかな動きから、その次の腰の振り方を正確に予測し、そこへ手を移動させて、玉袋とアナルの攻撃から決して解放されないよう、細心の注意が払われているのだ。
さらに残り２人は、僕の両乳首に貼り付き、ちゅうちゅうと吸い上げながら、やわらかい舌先で僕の両乳首をねぶり続けた。その刺激は、全身をゾクゾクと快楽に浸らせ、上半身のくすぐったさは、全て下腹部の、股間の快楽へと送り込まれていく。この２人もやはり、僕がどんな動きをしようとも、正確についてきて、絶対にやわらかな唇が僕の乳首周辺に貼り付いたまま、決して離れることはないのであった。
くくっ……やはり……この攻撃はキツい！
正常位娘の性感を少しずつ高め、鉄壁のガードを崩しているあいだに、僕は彼女からさんざん締め付けられ、僕が出し入れをするたびに、しっかりと強く絡みついて、やわらかな肉でしごき上げてくる。その刺激に加えて、玉袋とお尻、そして両乳首まで、ひっきりなしに責められている。複数の女の子に同時に攻撃されてしまっていて、残り少ない精力は、さらに心許なくなっていく。
負けるものか。僕は正常位で、目の前の少女のオンナをガンガン責めてやる。通常なら、幼少の頃より訓練されていて、並の攻撃では性感ダメージを受けない女体に仕上がっている……特にオンナは鍛錬が行き届いていて、このくらいの正常位攻撃では、ほとんどダメージにはならない。男根が膣内を暴れても平気なように、これまでさんざん鍛えられてきている部位だ。
その鉄壁のガードを打ち破るために、じわりじわりと、腰を振りつつ、相手の膣内を緩ませ、徐々に弱体化を誘っていくほかはない。いつかはタガが外れ、我慢していた性感が、女体にぶり返してくるときが来る。その時こそ、相手が倒れ消えていくチャンスなんだ。
じっさい、少女はほんのりと全身を充血させ、徐々に大きなダメージを受け始めていった。もう少し時間をかければ、勝機が見えそうだ。
同時に右側の娘のオンナに指を突っ込み、素早く出し入れしながら指をクネクネと動かして、敏感な場所を中心に、効率とスピード重視の攻撃を続けてやる。
彼女も腰をくねらせて悦んでいるけれども、思った以上のダメージには繋がっていない。くのいちのほうは、当然、敵の手によるオンナへの攻撃を、これまでさんざん受け続けてきており、また、センパイたちにも同じようにクリトリスも膣内もまんべんなく奥底までかわいがられ続けて、育ってきた身だ。
つまり、彼女たちの膣内は、男女問わず、大勢の指先によってこねくり回され続け、それによって鍛えられて、快楽を跳ね返すこともできるくらいに仕上がっている。もう少し、ガードを打ち破るための時間が必要だ。
それでも、手マンのタイミング、スピード、動かし方……どの方法が一番相手を感じさせるか、こちらは充分に心得ている。内部で二本の指をどう動かせばいいかも分かっている。この指つきと手の動かしだけで、数え切れない女たちを昇天させてきたんだ。いつかきっと、必ず相手のガードは崩せる。
僕は上半身も玉袋もアナルも同時に責められ、ペニスも挿入の感触に悶絶しながらも、とにかく相手のガードを打ち破ることに精神を集中させ続けた。精力消費を抑え、くのいちのガマンを打ち破っていくんだ。
僕に責められている２人の息づかいが、どんどん荒くなっていく。むらさきしのめを倒すことができた僕にとって、くのいちのガードを崩す方法自体は理解できるものである。だが、そのためには、どうしても肉弾戦をしながら、時間をかけて相手の性感神経を呼び起こし、より敏感にさせて、ふつうの女の子のように弱体化させていくまで、頑張り続けるしか道はないのである。
どうやら、僕対、くのいち４人（ひとりはただ手マンを受けているだけ）の勝負は、じわじわとこちらに分が出てきたようだ。押しているのが分かる。僕の集中攻撃を受けている２人は、たえずくり返される高等テクニックの責めによって、徐々にガードが緩み、鍛えたはずの、硬直化したはずの性感神経が、ふたたび蘇ってきていることに驚きを隠せなかった。
そうなれば、あとはもうこっちのものだ。残り精力は少ないが、なんとか２人を倒すことができそうだ。
「ぅあ……」
「あ、もう……だめぇっ！！」
程なくして、２人の少女たちは上体をのけぞらせたまま、絶頂に至るゾクゾクした快楽に対して、どうしようもできなくなっている。こちらは仕上げとばかりに、腰と手に神経をさらに集中させた。
彼女たちは耐えることができない。「あああ！」女の子２人は、ほぼ同時に絶頂し、消えていった。
僕に休んでいるヒマはないし、いまは休んではいけない場合だ。どうせ休んだり、この場から離れようとしたところで、まだ３人も残っている。彼女たちが僕を許すはずもなく、背中を向けてしまえば、あっさり組み伏せられ、いいように弄ばれて射精まで容赦なく攻撃を受け続けることになってしまう。
精力がほとんど残っていない……こんな状態で……まだ３人もいる。勝てるのか、不安ばかりが募るが、そういう精神的な弱さをさえ、克服できなければ、快感勝負に勝ち目はなくなってしまう。一か八か、やってみるしかない！
僕は矢継ぎ早に、残り３人を相手に向き合う。僕を取り囲み補助攻撃していた娘たちは、いよいよ自分たちの番だとワクワクしながら、僕から手と口を離した。
３人を並べて仰向けにし、真ん中の娘に、やはり正常位で挿入し、両側の娘のオンナに指をねじ込んで、さっきと同じ要領で責め抜いてやる。
戦ってみてハッキリしたことではあるが、くのいちの鉄壁のガードでも、やはり熟練度には個人差がある。彼女たちひとりひとりは、あきらかにしのめよりもずっと弱い。ガードを崩すのも、しのめより簡単にできた。
それなら、あと３人、防御力を崩して弱体化させることができれば、勝ち目が見えてくるかも知れない。希望を持つんだ。こっちはギリギリ限界ではあるけれども、希望は捨ててはいけない。
「～～～ッ」
「ぅ……っく……」
「んん……ぁう……」
少女たちは、身体をこわばらせ、僕からの責めに耐え抜こうと必死になった。僕の百戦錬磨の腰使いと指使いをはじき返せるのは、どうせ初めのうちだけだ。左手だって、右手と同じくらいの攻撃力を発揮できるよう、経験を積んできているんだ。いずれは、３人とも同時に仲良く、急激に高まる性感に驚き、そのままこちらの責めるがままに絶頂していく……と信じたい。
３人は動かない。マグロ状態だ。
向こうから責めようとせず、ただひたすら、僕の攻撃に耐えることだけに専念しているようだ。とりわけ、挿入している正常位娘は、あえて無表情マグロになって、顔も全身もこわばらせている。
それでも、ペニスからの快楽を完全にガードすることはできず、その息はわずかばかりだが荒くなっていく。
「うう！」
強烈なくすぐったい快楽が、僕の股間をほとばしる。
くのいちのオンナに出し入れしていることで、どうしてもペニスはぎゅうぎゅう締まりを受け、そこへひっきりなしに出し入れを続けているのだから、１６歳という若いオンナにしごかれて無事なはずはない。
やはり現実は甘くない。
彼女たちが必死になって耐えている状態で、こちらの責めはほんとうにチョッピリずつしか、効いていないんだ。それに引き換え、イキそうになっているペニスの方は、もういつ爆発してもおかしくない状態になっていた。
腰を前後させればさせるほど、ペニスは若娘のオンナの中で揉みしだかれ、訓練されたヒダがしっかりとペニスに喰らいついて、敏感な部分や先端部分を集中的にしごきこすり、一秒たりとも快感刺激から脱出できない状態を保っている。
律動だけは絶対に許さない。気の遠くなるような快感の中で、僕は今にも外の世界に出て行きたくてたまらなく蠢いている精巣内の精液を、どうにかこうにか押しとどめている。
僕はイキそうになったときに、気合いで無理矢理射精を押し込めて、回復させて苦境を凌いだ経験が何度もある。それはたしかに効果を持つものだが、しょせんは一時しのぎであって、すぐさま回復に回さなければ（回せなければ）、女体の刺激によってまたもや射精感がこみ上げ、イク直前のきゅ～んとくすぐったい多幸感が押し寄せてくる。それも、気合いで押し込む回数が増える分だけ、再びぶり返す頻度が増し、しかも強くなっていって、ついには耐えきれないようになってしまうんだ。
こっちの根負けが先か、相手のガードが崩れて一気呵成に逆転となるのが先か……ふつうに考えれば、前者の可能性の方がはるかに高い。大ピンチなのは僕の方だ。
彼女たちはあえて動かず、無表情マグロ状態に徹し、僕からの責めをはねのけようと必死になっている。少女たちの肉体は硬く、肉はやわらかいくせに柔軟性がまったくないので、ギッチギチにこわばっている印象を受ける。そのため、レベルと経験にものを言わせた僕の攻撃力に対してさえ、まだまだガマンしきれてしまっているのだった。なかなか相手のガードを崩せない……こっちは限界だ！
僕も我慢しながら、ぎゅうぎゅう締まるオンナの感触を味わいつつも、腰や手を休めることなく正常位と手マンを続けた。３人はピクリとも動かず、ぎゅううっと拳を握りしめてイかないように耐え抜いていた。
「うあぁ……もう……」
僕は悩ましい溜息をついてしまった。
イク前の多幸感は何度もこみ上げては、なんとか抑えつけている。だが、一度玉袋に押し戻した精液は、すぐさま尿道へとじわじわ流れ込み、男根を脈打たせようとしてくる。そこへくのいちのオンナが容赦なくペニスを優しく包み込んではぎゅうっと締め上げ、女の子の性器の良さをこれでもかと味わわせてくる。
こんなはずではなかった。
彼女たちは僕の責めをはねのけ、正常位で責めさせるに任せておきながら、それによってこっちが自滅するよう、身体をこわばらせ続けているのだった。
びくっ
ペニスが小さく脈打つ！ しまった！ だめだ！ イったら本当におしまいなんだ！
だが、１回の脈打ちを感じ取った正常位娘は、今がチャンスと言わんばかりに、激しく前後左右に腰を振り回し始めた！ いままでマグロで全然動かなかったのに、いきなり悩ましくくねる腰つきに、戦法を変えてきたのだ。
びゅる！ びくん！ どばあどばあ……びゅうるるっ！！！
堪えようとしていた矢先に、僕と結合していた娘が一気呵成の攻撃に出たせいで、ペニスは突然強い快楽に苛まれ、もはや抑えつけることができずに、射精が始まってしまったのだった！ その瞬間、僕の敗北は確定する。
精液はどんどんオンナの中に放出され、とどまることを知らない。ガマンにガマンを重ねてきた上、この異世界では、射精の快感は強く、律動は速く、そして長い時間イキ続けることができるのだった。
「やったね☆」
こわばらせていた肉体を緩め、両側の娘が上半身を起こして僕を見つめ、妖しい笑みを浮かべた。
２人を倒すことまではできたが、やはり残り３人は無理だったんだ。僕は……多人数との闘いに挑むには、あまりに深手を負いすぎてしまっていたようだ。もう、この快楽に満ちた世界から、決して抜け出すことができないのである。
目の前が暗くなる。忍者庭園は消え、真っ暗な部屋に瞬間移動していく。これから……永遠の時間を、最高の快楽とともに過ごすことになる。魂さえも、魔界に囚われた身として、ただただ、一秒も休まらない射精だけの世界が、僕を待ち受けていた。
すー……すー……
真っ暗で何も見えない。完全に暗室である。光はまったく差していない。音もほとんど聞こえない。だが、自分の呼吸音のほかに、ときおり、ほんのりではあるが、誰かの息づかいが漏れることがある。
予感は当たっている。広さも分からないこの真っ暗な部屋で、全裸の僕は、同じように裸のくのいちたちに取り囲まれている。真っ暗で姿は見えず、人数は分からないが、相当数いるのは間違いなさそうだ。
彼女たちは息を殺しており、さらに動いても物音ひとつ立てない。だから、僕以外に音を立てる者はまるでいないのだ。さすがに忍者だけあって、こういうときに気配も物音もまったく感じさせないだけの熟練度はあるみたいだ。ただ、中には、不慣れな娘も混じっているのだろう、彼女たちの小さな息づかいだけは、かすかに聞こえるのであった。
びくっ！ びゅく！ ぴゅるっ！
勝手に精液がペニスからほとばしっていく。肉体改造が進み、身体はもはや自動的に、「イク直前の多幸感」がキュ～ンきゅ～んと股間を苛み続けている。この感覚はこれから先、永久に消えることはない。一秒たりとも、休まる瞬間は訪れない。そして、精液は瞬時にして再生産され、玉袋にパンパンに溜め込まれる。
いつでも、いつまで経っても、何ヶ月もオナ禁したのと同じようなイキたくてたまらない精巣になっている。疲れることも、弱り果てることも、もちろん死ぬこともない。ただひたすら、性的な快楽と絶頂だけがくり返されるだけの、完全なる”囚われの身”なのである。
そんな中で、真っ暗な部屋で、全裸の大勢の女たちに取り囲まれていると分かっただけで、僕は感極まって、誰にも触れられていないペニスから、勢いよく精液を吐き出してしまったのだった。
彼女たちは、一斉に僕に襲いかかってきたり、ぎゅうぎゅう詰めに密着したりしては来なかった。ただ、ときおり小さな息づかいが聞こえるばかりであり、あとは自分の呼吸と、動く音だけ。この部屋はあまりに静かなのだ。
ふもっ
「ううっ！」
ぴゅるる！！！！！ どばあ！ どくどくどくどくどくどくっ！！！！
一度射精が始まれば、脈打ち速度は通常の絶頂の数倍に跳ね上がり、その分快楽も強く持続する。そして、通常なら数秒程度で収まってしまうはずの射精も、何分経っても終わることはない。これも、囚われた異世界の特徴のひとつだ。
僕が少し後ずさったとき、やわらかな弾力が僕の背中に当たったのだ。真っ暗で年齢は分からないが、吸いつくような若い肌触りとやわらかさだった。真後ろにいた娘に、後ずさった僕は優しくぶつかってしまったのだった。
しかし、その女体の弾力がはじき返すように、ふもっと僕の後ろに当たり、裸の僕は、じかに女性の肌や胸の感触に触れてしまった。そうして、そのやわらかな感触に感極まり、それだけで長い長い射精が始まってしまったというわけである。
数分経って、射精が終わっても、一生分の精を出し切ってしまったかのような安堵感と、心地よい鈍い「イッたあとの満足感」は、ほんのわずかな時間しかなかった。直後には、また精液が急ピッチで生産され、一瞬で一杯に溜め込まれる。そして、あの多幸感が収まることはなく、また僕を高め続けるのである。
きゅっ。
びくん！ びくん！ びくん！
前方にいた誰かが、ペニスをやわらかな手で握りしめてきた！ 彼女は数秒間、ゆっくりとペニスをしごき、すぐさま手を離した。だが、その心地よい瞬間の刺激だけで、僕は射精を始めてしまう。
イキ続けるペニスに、別の娘のものと思われる手が襲いかかってきて、やはり２～５秒程度、ちゅっくちゅくとペニスをしごき立ててくる。その娘が手を離すと、さらに別の子がちいさな手でペニス先端だけを握りしめ、小刻みにしごいて刺激してくれる。イッている最中でもお構いなしに、彼女たちは、脈打つペニスを次々交代で握りしめ、やわらかに締め上げながら、短時間しごいては手を離す。
ペニスをちょっとしごいては離れ、ちょっと舐めては離れ、くのいちたちは交代で、本当に何秒も経たないうちに、別のくのいちと交代して、ペニスを責め始めた。生足や、お尻の谷間、胸の谷間にも包み込まれ、３秒ほど締め付けると離れていく。それらの肉で素早くしごく少女さえもいた。
射精と律動が早まり、止まらなくなる！
彼女たちはヒット＆アウェイ攻撃で、ほんのちょっぴりペニスを刺激しては、すぐさま離れていく。そしてすぐに別の娘が、オンナの中にペニスを飲み込み、きゅっと優しく締め上げて射精を強めさせたかと思うと、すぐに引き抜いてしまう。そしてペニスは休むことなく、次の子の手や口、乳房の餌食になっていく。
その間じゅう、やはり暗室は物音ひとつしなかった。くのいちたちは、まるで音を立てることなく動き回り、ペニス一本めがけて、手、口、脇、腹、尻、脚、性器などを駆使して、わずかの時間ペニスを刺激しては離れていく。
本来、この戦法は、暗室に捕らえた男忍者や、暗幕などで目くらましされた敵忍者どもに対し、反撃の隙を与えないようにしてから、じわじわと少しずつ集団で刺激を加えていき、追い詰めていって射精に持ち込むという、大がかりで多人数が必要な特殊忍術なのだ。
僕は、暗室に囚われの身となり、部屋から出ることもできない（動けばすぐさま誰かのしなやかな肢体に包まれてしまう……完全に取り囲まれているんだ）まま、相手が誰だかも分からない状況で、誰かがペニスに集中してチョコチョコと刺激しては離れ、すぐに次の誰かが刺激しては離れる。相手の人数も、正体も、年齢さえも分からない。まったく目が見えていないからだ。
肉体改造が進んだ僕は、この多人数による忍術で、じわじわ追い詰められるなんてことにはならない。ちょっとした刺激だけで、射精が続いてしまう。女忍者たちは、精液を出し続けているペニスに対しても容赦なく、手コキ、フェラ、パイズリ、スマタ、挿入、その他女体のありとあらゆる部位で、ペニスをちょこっと刺激し、離れて別の娘の刺激に晒していく。
長くても５秒以上は、同じ女性に刺激されない。しかし、手コキなら手コキと、次々と別の女が手でペニスを刺激してきて、その感触に個人差があることを思い知らされたり、手から舌、オンナから生足と、矢継ぎ早に攻撃方法を変えることで、次々と新鮮な刺激がペニスに送り込まれたりする。
僕は攻撃を受け、射精しながらよろめくが、そうすると誰かのふにっとした肉体にぶつかり、むにんと押し返され、元の場所に立たされる。あえてぎゅうぎゅう密着してきたり、数人がかりで僕の両脚にふとももを絡めてこないのは、この忍術が完全にヒット＆アウェイに徹していて、敵忍者に捕まることがないようにするための決まり事のようなものだった。
それでも、逃げられない僕は、彼女たちのちょっとした刺激だけでも、精が止めどなくあふれ続けてしまう。もはや、イキ終わって次の多幸感が来て……などというなまぬるい状況さえも許されず、イッている途中のペニスにもさらに刺激が加わって、イキ終わることさえもできれなくなってしまっていた。
しかも、だんだん、さわってくる手の小ささや、足の細さ、背の高さ、オンナの成熟具合などで、相手の年齢が、暗い中でも識別できるようになってきた。くのいちたちの中には、１０歳くらいの娘も１４歳くらいの一級のくのいちも、２０代の中忍くのいちも、さまざまに入り交じっている。年齢ごとに違う感触や攻撃方法が分かってきて、それがさらに僕を興奮させ続ける。
年端の行かぬ少女に舐められたかと思うと、おとなのオンナがペニスを飲み込み、すぐに中学生くらいの娘の小さな胸にパイズリされる。そして高校生くらいのスベスベのふとももに包まれていくのである。どんな年齢の娘たちも、それぞれに特徴のある肉体とテクニックを誇っていた。その識別ができるくらいにまで、ペニスも敏感になっているということである。
もう、光がまったくない部屋の中で、何かを見るということ自体を諦めた。見る必要がないんだ。ただ一方的に、ちょこっとちょこっと、さまざまな女子・女性の攻撃で、脈打つペニスが、何秒かずつの交代で、快感を与えられてくる。
僕はあちこちによろよろと千鳥足になって、周囲の女性たちの体に当たる快感をも射精の糧にしながら、ときにはこちらから抱きついてその肌触りや生足の滑る感触で射精することを許されるが、いつまでもそうしていることはできず、抱きしめた相手はすぐに離れていく。この多人数忍術が「敵に捕まらない戦法」である以上、やむを得ないことだった。
僕は暗室で、物音を立てずにペニスだけをかわいがるくのいちたちの短い攻撃に、ずっとずっと止まらない射精を続け、我を忘れ、記憶も薄れていく。これが永遠に続く……暗室のくのいちたちは無限だ。
魔の者に与えられた”天国”は、ニセモノかもしれないが、ニセモノでいい、このままずっと、永遠に、この快感に浸り続けていたい。意識も理性も、いや、”人間”であり続ける必要さえも、ありはしない。ただ、精を糧にする相手にエネルギーを提供し続ける代償として、僕は現実では絶対にあり得ない快楽のとぎれない世界で、ただひたすら陶酔するだけの存在に成り下がっていったのだった。
＃＃＃ゲームオーバー＃＃＃