Tweet


少女遊戯1


 僕は姉を追って、隣の扉を開けようとしていた。敗北しても消滅しないということは、まだ完全に姉さんを倒しきっていないということ。つまり、姉は確実に、まだこの世界、この五重塔の中にいる。そしてその場所は、この隣の部屋以外にはない。

 彼女を倒しきってしまわなければ、この五重塔の連戦苦境に、終わりはないのだ。

 本来は召喚型の娘は消滅(というより現実世界に戻り、ここでの出来事を夢と認識しつつすぐに忘れる)するはず。だが、この憎ったらしい女敵は、消え去ることなく、すぐさま復活してしまった。そういう塔のルールガン無視もまた、姑息な姉らしい一面だった。

 彼女はすぐに起き上がると、脱兎のごとく、隣の部屋に駆け込んでしまったのであった。僕は彼女を追い、すぐさま隣の部屋に向かった次第である。

 隣の部屋には何もない。姉はさらにその先まで逃げたようである。

 一歩一歩、隣の部屋に進むのが、ひどく遠く感じる。

 さっきの大人姉との闘いで、僕はギリギリ辛勝できたけれども、姉さんの肉体の魅力が、ペニスの奥深くまで刻み込まれ、その肢体のなめらかな肌触りも、この全身にジンジン響きわたったままになってしまっている。

 正直、限界でもあった。精力は残り少なく、どう考えても連戦に耐えきれる身体状況にはない。

 射精するかしないかの瀬戸際のところで、股間はくすぐったく、もう少しでも刺激されたら、精を吐き出してしまいかねないほど、追い詰められてしまっていた。

 何度も射精しそうになっては抑え込み、こらえきって、それでも執拗に、射精直前の多幸感に追いやられたままで、歩いているのと同じだった。

 気が重すぎて、さらに勃起したままのフルチンが、イキそうなせつなさを訴えている中を歩いているので、そのすぐ隣の部屋に進んだところで、連戦であっという間に絞られてしまうことが、ほとんど確実な情勢だった。

 そんな中を歩かなければならないのだから、どうしても足は遅くなってしまい、重たくて仕方がない。

「うぅっ……」
「……来たね・・・」
「どうかなー? コレがラストステージだよっ!」
「今度はさすがのアンタも、私たちで射精せざるを得ないでしょ。はーっはっはー!!!」

 僕のことを指さして高笑いする姉たち。

 姉たち。

 ……そう。

 姉”たち”の姿が、そこにはあった!

 姉が……3人いるッ!!

 赤みがかった綺麗な髪、三白眼、かわいらしいメガネ。その基本的なスタイルは変わらず、3人とも裸だった。しかしこの3人では、決定的に違うところがある。それは……彼女たちの年齢だった。

 一目で分かった。3人の姉は、さっきの姉とはまったく違う。3人とも完全に、若返っている! いや、さっきの姉も、現実の姉さんよりもずいぶん若い時代の肉体だったが、今度はそれよりも、さらに低年齢化しているのだった。

 ひとりは、僕よりもはるかにちっさい姉さん。12歳の頃の姉にほかならなかった。3人とも一目で年齢が分かるのは、その姿の彼女たちこそ、僕の記憶に強く残っている時期の姉の姿だったからだ。

 この小学姉は、まさに僕がオナニーを日常化した頃に、しきりに僕に”おねえちゃん生足”を見せつけ、ラッキースケベを装って、ごくまれにその太ももに触れる機会を提供した時期の、淫靡にして狡猾な姉さんそのものだった。

 二人目は、中学姉である。もうすぐ卒業を控える頃合いだったと思う。もう精通も済ませ、しっかり姉の身体を詳細に思い出しながら抜くことができていた時期。その対象となった姉さんだ。

 そして三人目は、高校姉。さっき闘った姉さんよりも数歳若い、溌剌とした身体だった。彼女こそ、かつて実家で、パンティとキャミソールという、だらしのない格好で家の中をうろつき回っていた張本人である。

 この時点で、さっきの姉3人分と闘い、なおかつ想い出補正がかかっているので、僕の方も狂喜乱舞しやすくなり、思った以上に簡単に絶頂まで追い詰められてしまう可能性がある。想い出補正の分、かなり厄介な戦いも避けられない。

「ふっふふふ……それだけじゃあ、ないよ?」
「アンタは私たちの性癖も知っている。だから、それを駆使して私たち3人を倒せば活路が見える、なぁんて計算もするでしょ。」
「弟の考えそうなことくらい、お姉ちゃんよく分かるんだからねっ!」
「くうっ!」

 すすすっ……

「!!!!」

 姉たちの後ろから、ゾロゾロと女の子たちが出てくる! しまった……なんてことを……思いつきやがる……

「自己紹介は、要らないよねっ?」

 まずい……僕が一番思いつかれたくないことを、姉たちは思いつき、彼女たちを召喚してしまったのだ。思わずたじろぐ。形成は圧倒的に、不利になってしまった。

 それぞれの姉たちの背後から2人ずつ、別の娘たちが現れた。僕はその全員を……知っているッ! 想い出補正に、さらに拍車をかける相手たちだった。

 姉が3人、そして、その”友達”が2人ずつ。合計9人の少女たちが、部屋の中に勢揃いしてしまう。彼女たちが現れたことで、このラストステージの部屋は、一気に手狭になった。

 姉の友達たちは、僕もよく知っている女の子たちだった。彼女たちの多くは、家によく遊びに来る間柄であり、話をしたり、かわいがられたりすることもあった。

 性的な行為はもちろんしていなかったけれども、彼女たちを、ひそかに性的な目で見つめ、姉とともにオカズにしていた相手だ。

 小学姉の友達は、”ひな子”と”れな”だ。いずれも姉と同い年。いまの僕からすればただのメスガキだが、子供時代の僕からすれば、憧れのお姉ちゃんたちの姿そのままだった。

 ひな子は小学生らしく、元気いっぱいの女の子だ。オレンジのショートカットで、片側の髪を縛って、ギリギリ女子であることを髪型で分からせようとしている。

 そんなひな子とはまったく対照的に、さらさらの髪を伸ばした大人しい娘が、れなだ。彼女は姉ともひな子ともまったく性格が違うのに、なぜか姉たちと息が合い、一緒に行動することが多かった。

 中学姉の両隣に目を移す。そこには、”みや子”と”美穂”に間違いない姿があった。よりによってこの2人を召喚してしまうとは、姉さんも本当に、意地が悪いというより、完全に僕をイかせにかかるために、手段を選んでいない感じだ。

 みや子は、姉のクラスメイトだ。片目を少しだけ隠す程度のボブカットで、少し凜々しい印象を持つ女子中学生だった。

 美穂は、当時としては不良に近い存在だったが、なぜか姉と気が合い、よく付き合いがあったらしい。ひょっとしたら、美穂つながりで、姉さんは男たちを籠絡する機会を与えられていたのかも知れなかった。

 高校姉の横には、”幸子”(こうこ)と”彩咲”(さき)の姿。若く懐かしいかわいさと色気が共存する、なまの女子高生そのままの肉体だ。

 すでにこの3人は、背も伸び、大人の女性とほとんど変わらない女体を完成させている。ただ、やはり10代後半の幼い肉付きの太さも残されており、首から下がレディなのに顔だけ子供、という側面を存分に残していた。

 そしてそれが、多くの男たちを魅了して止まない、ティーンの魅了能力にほかならなかった。

 幸子も、みや子に負けず劣らずのボディの持ち主である。ただし、当時の幸子はすでに、自分の女性性を受け入れており、乳房の大きさを気にする様子もなく、ごくごく普通に振る舞う女性だったし、その性格も、何ら異常性は認められなかった。

 彩咲も、姉が高校生だった頃に交際があった娘だ。水泳が好きで、僕は姉に連れられ、近所のプールに行った。その時に彩咲に出会い、何度か彼女の水着姿を見ることができたのだった。

 いまから思えば、姉は彩咲を僕に見せつけるために、半ば強制的に、僕をプールに連れて行ったのかも知れない。

 姉たち、そして姉の友人たちの、それぞれに魅力的かつ蠱惑的な姿。その悩ましい欲情誘う身体の群は、子供の小さな身長からおとなと変わらない成熟した姿まで、さまざまだ。

 年齢と個人差で、こんなにも身体の形状が違うのかと、まざまざと見せつけられる。小学生と高校生が並んで立っているだけで、成熟の度合いがあまりに違うため、同時に両方の嗜好を愉しめるメンバー構成になっている。

 9人のそれぞれ違う体つきを一度に眺めることができつつ、その全員に共通していることがある。それは、その太もも生足が、もはや全員、完全に、おんなであったという点だ。

 異性としての魅力を幼いうちから身につけることができる部位こそが、その露出された脚なのだ。僕は彼女たちの脚を見ながら成長していった。姉の生足を中心に、女性の脚というものに、これほどまでに強い興奮を覚え、性的な魅力を感じてしまう。

 そんな歪んだ成長の仕方をしたのも、姉の陰謀だったに違いない。

 そうして、彼女たちのひとりひとりに目を向けながら、それぞれの時代に、僕が自分でペニスを慰めていたときの想い出が、強く蘇ってしまう。その想い出補正によって、昔からのオナニーのフラッシュバックが、次々と頭から離れなくなる。

 この娘にはこれでイッたなとか、彼女にはこういう妄想で抜いた……など、絶頂時の快感の記憶までもが、強く思い起こされる。そんな相手たちが、それぞれの時代のままの姿で、一度に僕の前に会してしまっているのだ。

 あのころの絶頂ひとつひとつが、つぶさに思い出されてしまうほどに、僕は少女たちの姿にドギマギさせられていた。

 まさに、この直後に彼女たちの誰に射精してしまってもおかしくないほど、その気になればすぐにでも、彼女たちのうちの誰かで、実際に精を吐き出すことができるだろう。

 理性と経験で抑え込まないかぎり、暴走は避けられない。なにせ、あれほど日々オカズにしていた娘たちが、当時のままの姿で、げんに目の前にいて、しかもその全員が強化された状態で、僕を気持ちよくして射精させようとウズウズしているんだ。

 想像で抜いていたのとは違って、なまの彼女たち自身の肉体で、ペニスがじかに快感でいじめられることになる。その”実現”への悦びは一入に大きい。姉さんもそれを付け狙って、彼女たちを召喚したはずだ。

 彼女たち全員を性感攻撃でイかせ倒し、先に進まなければならないとは……。気持ちよく精を吐き出してしまうのは天国かも知れないが、そこで、僕の現実における生は終わりを告げることになる。

 そのあとは、この淫靡な悪魔の独自世界の中に魂ごと捕らえられ、延々と射精だけをし続け、セックスだけを味わい続ける快感地獄が、際限なく永久に、そしてまともな思考を終わらせるほどに、強すぎる気持ちよさとして続けられてしまう。

 すりっ……すりすりっ……

「んっ……!!」
「へへっ……これが、私のホントの太ももの感触だよー?」
「ほら、こっちも感じてよ。キミがずっとあこがれてた素足の肌、どうかな~?」
「今度はおねえちゃんがスリスリしてあげるっ!!」
「お姉ちゃんの次は小学脚だよー!!」

 あふううっ!!!

 少女たちが、次から次へと交代で、僕の両脚に、自分の太ももをこすりつけ、強くスリスリとなまの肌触りを味わわせ始めた。同時に彼女たちは私服や制服、ブルマを脱ぎ捨て、ツルツルのオンナ表面と乳房を露出させて、すぐさま僕を抜きにかかろうとしている。

 ひな子の細っこくてやわらか、それでいて肌触りが滑らかすぎる小学内ももが右足に絡みついたかと思うと、同時に左足には幸子の太ももがやわらかに挟み込みで絡みついてくる。小学生と高校生の、太さや大きさが違いながらもシコシコ心地よい感触は変わらない。

 女の脚は、こんなに小さいうちから、これほどまでに心地よい肌の感触を具えていることが、改めて思い知らされる。感触そのものは、これまでの戦闘で嫌というほど味わっているけれども、ここまでのレベルに達しても、やはり女の脚の感触は気持ちがいい。

 撫でさすったり、脚同士でこすり合わせたりすれば、どうしても僕の方が、余計に快感刺激に強く晒されてしまうのだった。

 交代は矢継ぎ早に続けられる。ひな子がどいた僕の右足には中学姉の生足が襲いかかり、僕の内股めがけて、強く素早く、そして深く女の子の太ももがねじ込まれる!

 ああっ……中学生の脚は、やはり存分に成長していて形もよく、吸いつくみずみずしさに満ちあふれてハリもある。左足には幸子に代わり、美穂が生足を押しつけこすりあげてきている。

 そしてすぐさま、れなの清楚な太ももが右足に加わると、左足には高校姉のおとな素足がスベスベとこすれていく!

 小学、中学、高校と、成熟度合いの違う太ももが、僕の両脚を数人がかりで覆い尽くしていき、彼女たちの内股に挟み込まれて、両脚はまんべんなく、女子たちの太ももの肉に包み込まれてしまっていた。

 そこへ、さまざまな形状や大きさの乳房のやわらかさがクニクニと、僕の上半身に潰れる。

 小学生たちのちいさな胸板や膨らみ始めた乳房が、それでも背が低いので僕の腹部あたりにこすれる。するとすぐに、背が伸びた中学姉や、幸子の大きなおっぱいが僕の胸板で潰れ、悩ましくこすれていく。

 そのあこがれていたパーツが、本当に僕の上半身や両脚に、むにむにスベスベしていく感触がえもいわれず、僕は妄想の思わぬ形での実現に、強く腰を引き、下腹部をくねらせてしまった。

 しかも、子供から女子高生までの、若すぎる年代の娘たちが、それぞれの肢体の成長度合いを存分に、同時に刻みつけてくるので、かつての自分のあこがれていた対象がいっぺんに成就し、その感触を味わえてしまっていることに、ことさらに興奮を禁じ得ない。

 ちいさな生足から大きな生足まで同時に受けているために、これまでのオナニーの快感がいっぺんに蘇ってしまっている。弱体化が余計に進むという姉の計算は正しかった。

 憧れていた娘たち、当時から見ればお姉ちゃんたちが、あの頃の姿のまま、すりすりっと生足や上半身肌をこすりつけ、次々交代で、成熟度の違う女体の感触を刻みつけてきたため、僕の思考はいっぺんに吹き飛んでしまう。

 たったそれだけの性感刺激だけで、僕の股間はきゅんきゅううんと悩ましく疼き、射精欲動にすっかり取り憑かれきってしまう。

 それほどに彼女たちの肉体は、全員が強化されているだけでなく、1人1人全員が、相当に想い出深い相手たちだけに、その感触の感激も、ひときわ強かったんだ。

 精力もほとんど残っていないために、まともな思考ができずに、冷静な判断や戦略もできないままだった。

 なんとか……たのみにできるのは、これまでの闘いで培ってきた、鉄壁の防御力と、瞬時にして女体をイかせるだけの高等テクニックの数々だけになる。

 攻撃力と防御力は失われておらず、さっきと同様に、射精直前まで追いやられても、力づくでこらえきって抑え込み、脈打たないように踏ん張り続けるほかはない。

 だが、そうやってギリギリ勝とうとするには、敵女9人は多すぎるし、その全員があまりにも魅力的に過ぎた。れなもひな子も幸子も彩咲も、誰の肉体であっても、そのそれぞれに深すぎる思い入れがあった。

 また、僕の方がすでに射精直前の限界にまで追いやられていることを、彼女たちもすぐさま察知したようだ。

 前屈みになり、動きが鈍く、腰を引いて快楽欲求に必死で抗っているのだから、ペニスがいつでも精液を放出できる態勢にあることは、一目で理解できるのだった。

 しかし一方で、僕の熟練しすぎたレベル、テクニック、耐久力も、まだまだ健在であることを、彼女たちは重々承知している。

 僕の方がイク直前であるからといって、気を抜いて余裕ぶっこいていると、あっさり女体の方が返り討ちにあってしまうことも分かっていた。彼女たちはそれでさっき、警戒しながらも、素早さに身を任せて、生足を交代でこすりつけてきたのだった。

 げんに、彼女たちに抱きつかれ、太ももの感触を刻みつけられるほど、僕は油断しきっていた。それだけ、こっちが身を守ることばかりに注意を向けて、バランスよく敵女たちと対峙できる肉体になっていないことを、彼女たちは見抜いていたんだ。

 通常なら、1人も倒せないだろう。

 誰のオンナにはめ込んでピストンしたところで、その膣圧に耐えきれずに、精を吐き出してしまう。ズリズリとこすれるヒダの感触にほだされ、多幸感が何度もこみ上げてきては、それを抑えても次がない。

 小学生から高校生まで、誰の股間であっても、あまりに魅力度が高く、その誰の膣内でも、我慢しきれる自信がない。

 かといって、挿入を避けて愛撫合戦に持ち込んでも、全員から反撃を食らい、大勢の手や胸や舌が、一斉にペニスに襲いかかってくるだろう。

 結果、激しい乱舞のなか、生足素足にこすられ挟まれて、その脚の間から、白濁液を大量にぶちまけてしまうのは目に見えている。

 隆起してヒクついているペニスのギンギンな状態から、容易にそれを察し取ることができた。彼女たちは、作戦次第で、娘子軍の肢体によって、ペニスから体液を搾り取れると計算しているようだ。

 完全に手詰まりのなかで、逡巡する僕を見て、少女たちはうなずき合い、ひとつの合意へと、無言のうちにたどり着いた。そして彼女たちはすかさず、それを実行に移し始める。戦闘の選択肢など、もはや僕には与えられないのだった。

 女子たちが大勢で襲いかかってくる! 全員に組み伏せられ、彩咲が背中を受け止めるようにしながら僕の膝を折り、後ろに倒してくる。その勢いに任せて、れなやひな子たちがのしかかり、みや子や美穂が肩を押して、さらに僕を仰向けにしてくる。

 少女たちは力ずくででも、僕を押し倒してしまうのだった。床に倒れ込むというより、背後に回っている彩咲の乳房やおなかに、抱き留められる格好になった。

 上体を45度傾けた仰向けで寝そべり、僕はまっすぐ脚を投げ出し、ペニスを真上にそそり立たせた。その周囲を8人で取り囲む。

 彩咲が真後ろで身体を密着させて、女子高生特有の吸いつくみずみずしい肌細胞を、まるごと僕の背中に抱き寄せている。彩咲の素足が僕の外脚に、しっかり密着してこすれていた。

 僕は彩咲にもたれかかるようにしながら、背中に感じる彼女の淫らな乳房のつぶれを、はっきりと全面的に感じ取ってしまう。同時に彼女の素足の感触が、モチモチとこすれていくたびに、ゾワゾワと震える快楽に、心を奪われ続ける。

 小中学グループが、次々交代しながら、僕の乳首を中心に、胸板全体を撫でさすり、くすぐって、こねくり回し始める!

 小さな手から大きめの手のひらや指まで、細っこいながらも吸いつく、ふわふわとやわらかな女の手をしていた。

 それが群がって、敏感な乳首周辺をこね回し、滑り回って、優しくくすぐり、トントンとつつき回してくるのだった。他の女手は、胸板や脇の下を滑り回って、腕全体を大きくなめらかに撫でさすって、ゾクゾク感じる性感刺激を刻み込んでくる。

 高校組は、僕の下半身を担当した。幸子が僕の内股を指や手のひらで撫でさすり、ゾクッとくすぐったい刺激で爪を立て指を滑らせながら、内股の付け根までしっかりと大きく滑り回ってくる。

 高校姉は、感じやすい玉袋をこちょこちょとこねくりまわし、ふにふにっと手のひらで包み込んでは、さらにしつこく細い指をコロコロと転がして、玉袋の付け根から膨らみ全体をくすぐり続けた。

 彼女の動きはまさしく、僕自身がオナニーで抜くときに、自分の手で玉袋をかわいがる動きとまったく同一であった。

 これはすなわち、彼女が僕の自慰行為を覗き見て、射精時についつい手をやってしまいくすぐる指の動きを観察していて、それを現在、そっくりそのまま再現していることを意味している。

 そうして…………。

 ぐにゅうう!

「あぎいっ!」
「へへー……どぉかなっ・・・私のココ、いっぱい感じるでしょ。」

 美穂が騎乗位で、ペニスをオンナに飲み込んでしまった!

「私もう、同世代から大人の男の人まで、ココでいっぱい射精させてきたから。……締め方も、分かってる。」

 ぎゅううううう!

 中学生とはとても思えない甘美な締まりがペニスを襲う。

 美穂は意図的に、脚を閉じてお尻を引き締めるような要領で、キツくオンナを締め上げ、ペニスをこれでもかと圧縮してきた!

 んああ……っ! こ、この締まりッ! 美穂は確実に、ペニス慣れしている!

 当時の彼女は相当遊んでいて、同学年のひ弱なペニスから、おとなに至るまで、形状も太さも硬さも異なる男根を受け入れ、高度なテクニックにも負けずに、若い中学膣で、数え切れない本数を昇天させてきたのだった。

 こなれた蠢き方で、締まる感触だけで、若いペニスなら瞬殺できただろう。

 美穂はあえて腰を振らず全身を動かすことなく、騎乗位で結合した体勢のまま、じっとしていて、オンナだけをキツく締め付ける攻撃に出ていた。

 それは、こちらからの反撃で精力を激減させてしまったり、積極的に動くことで自滅してしまうのを避けるためだ。

 同時に、ペニスをぎゅううっと締め付けるその甘美なる感触だけで、自動的に白濁液を吐き出せるだけの余裕が、彼女たちにずいぶんあることを、証左するものでもあった。

 数十秒動かすに、ペニスをギュウギュウ圧迫する。その感触だけで、ペニスの奥と前立腺から、キュンとくすぐったい多幸感がこみ上げてしまう。

 僕は必死で踏ん張り、挿入した瞬間に股間を律動させないように、瞬殺を免れるべく、こらえきるだけで精いっぱいだった。

 ただガマンするだけなら、これほど苦悶しない。乳首をツンツンされとろけさせ脱力を誘う、他の若娘たちの愛撫攻撃と、玉袋くすぐりがひっきりなしに続いているために、性感刺激に耐えきるだけの余裕が、ほとんど奪われてしまっているのだ。

 そんな中であっても、なんとか脈打たずに済ませたのは、ひとえに僕のレベルの高さが物を言ったに過ぎなかった。

 美穂ほどの熟練膣であっても、これまでの戦闘でさんざん味わっている。それに対抗するだけのギリギリのガマン比べに、僕は落とし込まれてしまっていた。

 ぬぽっとペニスが引き抜かれ、すぐさま高校姉が騎乗位でのしかかってくる! 相性のよい膣圧が、ペニスをぎゅうっとキツく締め上げた。

 根元から先端までを、とことん味わい尽くすような抜群の若い締まりで、なおかつペニスの敏感なところばかりを付け狙うような、ヒダの密集と蠕動にさらされている。

 姉さんのオンナが、僕のペニスに最大限の心地よさとして組み合わさってできているのは、大人姉で実証済みだった。

 玉袋は美穂が担当する。高校姉も動かずに、ペニスをやわらかに引き締め圧縮する動きだけで攻撃してきた。相変わらず加えられる全身愛撫と、彩咲の乳房から生足の感触に密着している体勢で、この攻撃がキツすぎる。

 やはり1分弱、高校姉はこの体勢のままじっと動かずに、オンナの感触だけでペニスを悦ばせ続けた。

 すぐにみや子と交代。彼女もまた、騎乗位のまま、じっくり動かずに、狭い膣圧だけで、ぎゅんとペニスを締め付け、押しつぶさんばかりに圧迫する。そのやわらかな天国感触だけで、ジクジクとペニスを気持ちよくしていく。

 じんわりとこみ上げる射精前の気持ちよさをどうにか耐え抜きながら、律動に至ってしまわないようにだけ、細心の注意を払う。

 けれども、その力む全身を、別の女子たちがなめらかに撫でさすり、くすぐり回り、乳首を突っついて脱力させ、みや子の膣感触を防御なしで受け止めるように、執拗に急かしてくるのだった。

 みや子も動かない。だが、美穂や高校姉ほどの極上感触でないながらも、みや子の中学膣は、同学年としては発達の早い股間の構造をしており、存分にペニスから精を吸い出せるだけの圧力を具えてしまっている。

 僕は彼女のプルルンとした、歳不相応なおっぱいを凝視しながら、彼女のオンナ感触に耐えるしかできなかった。

 続いてみや子と彩咲が交代。みや子の大きな乳房が背中を受け止め、中学生のしっかりハリのあるなめらかな素足肌感触を、両脚へと送り込んでくる。

 そうして彩咲が、高校生にもなればそのオンナは完熟し、どの世代のペニスをも射精させることができる熟した果実となっていて、おとな顔負けの若い圧迫で、ペニスをこれでもかと絞り込んできた!

 女子高生の肢体に敵う男根などあるはずがなく、誰であれ彩咲の膣圧には耐えきれないだろう。似たような感触に長期間さらされ続けて勝利してきた実績がなければ、10秒も持たないかも知れない。

 そのくらいに彩咲の感触は、きわめて深刻な性感ダメージを、僕の股間奥まで、突き抜けるほどに味わわせてくる。

 交代すればするほど、ペニスは追い詰められていった。

 誰がのしかかってきても、その女体はかつて、さんざんオナニーのネタになってきた実物なんだ。その娘たちが、当時の肉体のまま、じかにペニスを騎乗位で結合させ、自慢の締め付けで、棒全体をこれでもかと圧縮し続ける。

 その気持ちいい刺激が、股間全体にじんわりと強く拡がっていき、いつでもヒクつけるよう、絶頂の段階に持ち込めるよう、凄艶に蠢くばかりなのだった。

 ペニスを包み込む隙間のない女性器のやわらかさが、とことんまでも棒全体に吸いつき喰らいついてきて、ギッチリ離さない勢いなのに、どこまでもグニニッとやわらかにめり込んでくる、肉厚な感触なのだった。

 次に幸子の番だった。彼女はこちらにお尻を向けた騎乗位で、ぎゅううっとペニスを締め上げ、とろけさせるような蠕動で、ピクリとも動かずに締める感触だけで悦ばせていた。

 僕はどんどん追い詰められ、高まっていきながら、必死で全身全霊、爆発しそうな状況を抑え込んだ。しかし次の瞬間には、さらに強い多幸感がきゅ~~~んと押し寄せてきて、耐久の限度を軽く超えようとしてくるのだった。

 れなは、あえてペニスを挿入せず、軽やかな細い脚の間にペニスを挟んで、軽くスリスリと擦りあげてきた! 内股になって、細っこい、それでいて太ももの肉が女らしく膨らんでいる弾力で、素足の肌感触を、存分にペニスに密着させてくる。

「おにーさん……もう、限界、なんですよね、いいですよ、このまま……私の脚で、どばあーってしちゃってくださいよぉ♪」

 小学女児の素足はすでに、細く未熟なように見えて、ペニスを包む内股部分は、すっかりなめらかで、もっちもちシコシコした感触を具えている。

 小刻みに左右の足を揺らし上下させながら、彼女は自慢の生足で、ぞっとする快楽をペニスに送り込んできた。めり込む太ももの質感が、細くて小さな両脚からペニスへと存分に送り込まれ続けた。

 玉袋が何度も、ヒククンと跳ね回る。それは精巣が白濁液を押し出す準備を、すっかり整え終わっていることを示し、次の瞬間には鼓動よりもはるかに速いスピードで、大量に溜め込まれた体液を押し出そうとする動きにほかならなかった。

 性快楽の天国はひっきりなしに全身を駆け巡り、あと一瞬でビクビクし始めてしまうほどの多幸感ばかりが、一瞬も途切れることなく、下腹部全体を押し包んでしまっている。

 分かっている……敗北後のペニスも、これに近い状態、あるいはこれ以上に気持ちいい状態が、永遠に休まず続くことになる、と。我慢の余地がいっさいないまま、延々と射精し続けるだけのオスに成り下がってしまうことも。

 だからこそ、この快感を耐えきって、反撃しなければならないのに、すでに精力が尽きてしまっている僕は、経験値から抑え込む手段を心得て発揮するだけで、それ以上のことはなにもできるは

「きゃははは! いっちゃえいっちゃえーーー♥」

 れなから交代したひな子が、勢いよくペニスをしごき立て、玉袋をくすぐり回す! 小学指は細っこくて小さくあどけなかったが、非常に素早く動き、なおかつ女手として十分なやわらかさと弾力を、すっかり身につけてしまっている。

 細っこく長い指がペニスに絡みつくと、しゅっしゅっと勢いよくしごき立て続ける! 指の面積が小さく、ペニスのあちこちがひな子の手に、まるごと包まれることはなかった。

 ペニスは大きく大人で、それに引き換えひな子の指は細くて小さすぎた。しかしそれでも、猛烈なスピードで上下し続ける子供の指が、なめらかに吸いついてきて、ペニスのどこもかしこもをやわらかにこすり立ててくる。

 手首をひねりながらの手コキで、小ぶりな指がペニスのあちこちにぺたぺたしながら、ズリュリュっと大きく動き続けている。

 イク寸前の状態で、ひな子の右手が悩ましく“仕上げ”に入ってくる。コッシュコッシュに絞り立てるいやらしい動きで、ペニスは少女すぎる指の絡みつく感触に、瞬時にして感極まっていく。

 ひな子は笑いながら、しゅっしゅっと軽やかにペニスをしごき続け、やわらかな指の感触を刻みつけながら、根元から先端まで、大きく指の間を拡げて全体を揉むように上下し続けている。

 その速度もかなりのもので、1秒間に3,4回は上下するほどの、まさに射精かせにかかるフィニッシュの手つき以外の何物でもなかった。

「んああああ!!」

 ひくくっ……

「だぁめえええー!!! ココでイクのーーーー!!!」

 射精の脈打ちが始まるコンマ秒寸前に、ひな子は急に態度を変え、一気呵成にペニスをオンナの中へと、騎乗位で放り込んだ! あまりにも滑らかかつスピーディに、瞬時にしてペニスが、子供の小さな狭い膣内にすっぽり収まってしまう!

「あひいいいいい!!!」

 どばしゃ! ばちゃっ! びゅくん! ビュルルルルルルル! どばどばアアッ! ビクビクビクン! びゅく、びゅばっ! ヒクヒククン! びゅるるびゅばしゃ!!!

 細くてきれいな小学手コキでイかされる寸前に、玉袋が大きく反応したのを左手で感じ取ったひな子は、すかさずオンナにペニスを飲み込んで、ギッチギチに締め上げる暴挙に出たのだった。

 イク快楽が限界を超えた段階で、すかさず手コキから挿入に移ったことで、そのまま手でもイかせられるペニスが、強い締まり圧迫に晒された!

 もはや、仮にひな子が手を離したとしても、勝手に脈打ちが始まっていただろう。そのくらいに完全敗北しているペニスに、追い打ちをかけるように、小学オンナが、最後の最後、トドメの締め付けを行ったのだった。

 性徴前の小さな性器が、どこに余力があったのか、ペニスの太く長い棒全部を、稚い膣奥まで全部包み込んでいる。

 子供のあどけない、それだけに狭くって小さすぎる内部で、しこたまおとなの男根がギュウギュウに圧縮され、密集しすぎているヒダがこちょぐって、ペニスをさらに強い快感に晒したのだった。

 もう考えるいとまさえもなく、大量の生殖細胞が、ひな子のオンナに吸い上げられていく。通常の何倍もの律動スピードで、あとからあとから白濁粘液が、ペニスからちいさな子宮めがけて、いつまでも勢いよく吐き出され続けた!

「あははっ☆ イッてるイッてるぅ~♥」

 ひな子は騎乗位の体勢のままで、パツンパツンと全身を上下させ、さらに子供のかわいらしい圧迫、それでいてどこまでもきつく締め上げ絞り込む圧縮で、小学オンナを駆使して、ペニスをさらに悦ばせ続けた。

 周囲の娘たちも、射精したから手を緩めるのではなく、それどころかいっそう、愛撫とくすぐりの手を早め、1秒でも長く、1回でも多く脈打たせ続けようと躍起になった。

 中学姉が騎乗位ではめ込んできて腰を振る。射精は何分経っても止まることなく、濃くドロドロした精液がいつまでもどんどん出てくる。

 その受け皿として、身体が女になり始めた股間が執拗にペニスをしごき、しつっこく射精させ続けるよう、快楽天国を送り込んできた。

 交代されながらペニスは、子供から女学生までの、若いオンナの出し入れ締まり感触にさらされる。

 同時に別少女たちによる、乳首くすぐりと愛撫、おっぱいや生足押しつけにも余念がない。

 数人がペニスを押し包み、世代の違う狭い感触で締め、激しく上下に絞り上げ続ける。それを補助するように数人がかりで、これでもかと玉袋がくすぐられ、揉みしだかれてこねくり回され続けた。

 何分も射精し続けて、どうやっても一滴も出ないほどに追い込まれると、やっとペニスは落ち着きを取り戻し、律動を止めるのだった。

 それでも乳首はこねくり回され、優しく素早くくすぐられ続け、最後のひと脈が出てこないかと、少女たちはウズウズ腰をくねらせていた。

 プロラクチンは分泌されず、ペニスは萎えることができない。だが、はっきりと限界を感じ、これ以上は快楽に浸れないところにまで、すっかり追いやられてしまっている。

 急激な眠気が襲ってくる。意識を失って倒れ込むという形容に近かった。

 もちろん、分かっている。

 僕は……すでに無理筋な戦闘に巻き込まれて、選択する余地もないまま、一方的に9人の想い出深い女の娘たちに攻撃され、そのままこらえきることができずに、一方通行でイかされてしまったのだった。

 射精は完全敗北であり、肉体は改造され、今後はいっさい、絶頂の多幸感の快楽から逃れることができなくなる。一瞬たりとも収まることがないまま、何億年経っても解放されない状態に、魂ごと陥っていく。

 この気絶こそが、僕の股間の、最期の休息になるのだった。

 イッてしまったのだから、もう後戻りはできなかった。

・・・・・・・
・・・・・
・・・

 気がつくと、そこは完全に別世界だった。

 それは光り輝いていて、しかし完全に閉ざされた、閉鎖的空間であった。

 昔よく、遊園地に設置されていた、「鏡の迷路」に似ている。壁も天井も鏡ばりになっていて、自分の姿が全方向に映るので、すぐに空間識失調に陥り、自分がどこにいるのか分からなくなる。迷いやすいアミューズメントであった。

 いまやすでに、遊園地そのものが絶滅の危機に瀕しており、鏡の迷路の存在を知らなかったり、実体験したことがなかったりする人も多くなっているだろう。

 が、この鏡ばりの施設は、遊園地のそれとは、いくつかの点で大いに異なっている。

 壁天井だけでなく床も鏡ばりになっていること。そして、ほとんどまったくといっていいほど閉ざされていて、迷路というより、もはや1メートル四方、閉ざされたロッカーの群という形容に近い。

 数歩しか歩くことができず、入り口も出口もありはしなかった。光があちこちから乱反射して、各部屋全体を明るく映し出しているが、そこには“彼ら”の姿を映すばかりで、先に進むべき道筋が、まったく用意されていない。

 彼ら……それこそが、この異質な場面の主役たちであった。

 僕はホログラムのような存在になり、彼らからは気づかれることがない。360度映画のように、僕が一方的に、具現化した状況を目の当たりにさせられているだけである。僕はただの招かれた客であり、精を奪われるだけのエサにすぎなくなった。

 ペニスからはひっきりなしに精液が溢れかえり、どばどばっと絶えず脈打ちながら、高速で律動して、大量にぶちまけられている。

 勢いのある尿よりもはるかに多くの白濁液が、強すぎる快楽とともに、いっぺんに放出され続け、その量は時間経過とともに、どんどん増大する一方となる。

 枯渇もせず疲れもせず痛みもない。永遠の絶頂が、生理的精神的に耐えきれる限界をあっさり何倍も超えたまま維持して、1秒も途切れずに続いてしまっている。

 誰にも触れられていないペニスは、勝手に射精直前の強い多幸感に襲われ、その性快感によって、急激な射精に直結する。

 数分かけ、十倍以上の脈打ち速度で精が放水されると、即座に玉袋にパンパンに体液が溜め込まれて、それがすぐさま出て行く。ただただ、そのくり返しとなった。気持ちがよすぎて、それ以上に思考を重ねることが、いっさい不可能となってしまっている。

 僕の目の前に映し出されている男性や少年たちは、見知らぬ者たちばかりではあるが、彼らが直面している事態は、みな一様であり、絶望的な誘惑に打ちのめされ、次から次へと、その魔性の快楽に負け、軍門に降っていくばかりであった。

 彼ら……いや、彼女たちと呼べばよいのだろうか。

 その姿は男のものではなかった。ブラこそしていないけれども、小さく薄い生地のパンティを穿かされ、ある者はミニスカート、別の者はスラックスや短パン、ドレスなどを身につけている。

 化粧を施され、ほとんど別人になった“自分”が、周囲に映し出されている。

 パンティは彼らの腰回りに深く食い入るようであり、白半透明で、床には勃起しかけたペニスがはっきりと映し出されている。彼らの周囲には、もはや女にしか見えないような自分自身の姿が、全方向から映し出されているのだった。

 つまり……この男たちは、強制的に“女装”させられているんだ!

 自分の意志ではなく、勝手にこの鏡ばりの狭い空間に閉じ込められた。

 そのとき自動的に、女物の下着まで含めて、かわいらしい、あるいは美しい衣装をまとい、極上のメイクを施されて、さまざまなカツラまで被せられ、ほとんど別人のようになってしまっている。

 そうして、首から下の毛が毛根からすべて消え去って、ツルツルの全身が鏡に映し出されているのだった。

 ペニス以外はすべて、女性と同じレベルにまで、丁寧な造りで女装が仕上げられている。

 かつては、べっとり口紅を塗って女物の服を身につけるだけの粗雑なスタイルだった女装も、時代が進み、肌質を覆い、目をぱっちりさせて、別人に見えるくらいに手直しができる。

 服も上質で、シルクのようにすべらかに仕上がっていて、その気になればずいぶん凝った仕上がりを、自分自身に施せるようになっている。

 かつて女装趣味は、人に言えない秘密の、そして傍目から見れば気持ちの悪いひげ面の男が女物を身につけるだけの、醜悪な楽しみだった。悪趣味の極みともいえる代物でもあった。昔はオカマかニューハーフといわれる界隈しか、この趣味を持ち合わせなかった。

 ところが、いまや技術が進みすぎて、きちんと断りを入れなければ分からないほど、傍目からも美しく仕上げるほどに、女装の技能が高まっている。

 胸を盛ることも十分可能で、すでに女装は、本物といって騙せるだけの十分な見た目の良さを獲得するに至ってしまった。その結果、ネット上では女装を趣味とする人が続出しても、さのみ不可思議な印象を持たれなくなりつつある。

 趣味としての一領域が、技術進歩によって、また彼らの血のにじむ努力の積み重ねによって、ようやく確立されたというところだろう。

 しかしながら、いま僕の目の前に映し出されている光景は、まさしくそのことを、魔の者どもが“悪用”している瞬間でしかなかった。彼らの努力と工夫は、魔の者どもに転用され、男たちの性衝動を誘う道具へと貶められてしまっている。

 鏡に映し出された男たちは、もともと女装趣味をまったく持ち合わせていなかった。とつぜんこの鏡ばりの空間にワープさせられ、その瞬間に、瞬時にして極上の女装が施されてしまった状態だ。

 しばらくしなければ、この壁が鏡であること、したがって映し出されているきれいな、かわいらしい女子が自分自身であることにさえ、気づくことができない。

 鏡の質と、自分の動きに合わせた“女装した姿”のリアルタイムな動きによって、ようやく彼らは、自分が女の格好をしていることに気づくのだった。

「くすくすっ……」
「きれい、だねっ☆」
「かーわいいっ……」
「あん……あふっ……んあっ……」

 鏡の中から、少女たちとおぼしきかわいらしい声がひっきりなしに流れ続ける。それは男声とはまるで違う、つまり自分の声ではない、明らかに異性の声にほかならなかった。

 ところが、技術と工夫は声の領域にもおよんでいるらしく、ごく一部の者は、自分の地声を美少女の声にさえ、変換できるらしい。それも機械の力をいっさい使わずに、である。その努力と工夫と技能には脱帽せざるを得ない。

 だが……鏡から溢れかえる大勢の女声は、自分の男声と同じ声色かも知れなかったが、はっきりと、若い女子のかわいらしい声でしかないのだった。

 まるで……鏡に映った女子たちが、文字どおり女性化して、クスクスと淫靡に語りかけているみたいに思えた。マスターベーションとおぼしき甘い鳴き声も、随所から漏れ出ている。

「ね……どーぉ? 自分の女装を見て、ドッキドキしちゃわなーい?」
「くすっ……勃起っちゃって、いいんだよー?」
「いいよっ、自分のスガタで、自分に欲情しちゃいなよー?」
「女装した自分にコーフンするって、さいっこうの気分になれるんじゃない?」

 鏡に映った男たちは、どこを見回しても、見目麗しく蠱惑的な自分の女装が目に飛び込んでくる。

 ミニスカートからはみ出しそうになっているペニスは、毛も生えずツルツルで、半透明の下着から、露骨にはみ出しそうになっている。

 勃起してしまえば間違いなく、ペニスはパンティの生地からズレて、大きく外側へ露出してしまうだろう。タイトスカートにテントを張るという、倒錯した情欲にまみれてしまえば、自分の女性的な姿に性的欲動を抱いたことになる。

 自分の姿に自分で勃起する! かつてこれほどまでに、性的衝動が心理的に錯綜した情念がありえただろうか。ナルシシズムの極致であり、その性衝動と快楽は、自分だけですべてを完結させてしまう、究極の閉鎖性そのものであった。

 この鏡部屋に送り込まれる男たちは千差万別だった。小学生の男の娘もいれば、年季の入ったおじさんまでいる。

 女装少年は、同じ年齢の女装自分の姿が映し出されるが、30代以上の男性が女装した場合のみ、すべて鏡に映るのは、14歳時代の中学女装に統一されていた。

 そのすべての男性が、かわいい姿か、美しい姿で、全面に自分を映している。彼らはそれを凝視し、誘惑のくすぐる声におどらされ、腰をくねらせ始める。

 彼らは女装する趣味を持たず、自分自身がこれほどまでに、メイクとコスチューム次第で綺麗になれることに、一様に驚きを隠せなかった。

 そして、どこからともなく性的に誘ってくる声にくすぐられ、じわりじわりと……彼らは自分の姿に酔っていった。

 やはり性に疎くあどけない男児たちが、真っ先に敗北していく。ミニスカートの小学女子にしか見えない自分の格好に、ペニス以外は見た目すべてが女子である自分自身に、ついつい股間を反応させてしまう。

 次に青春真っ盛りの、性欲のカタマリともいえる年代の男子たちが、誘惑に負けて、自分の姿で欲情してしまう。

 さいごに、40代くらいの男たちもまた、ずいぶん昔の自分が、最高の女装をすればこうなる……という若い姿を目の当たりにして、娘くらいの、かわいらしくあどけない女装姿にほだされ、もしこの姿が女だったらと想像して、その脚の肌つやに負け、ペニスを次々隆起させていった。

 女装にはそれだけの魅力がある。いや、現代において、そこまで技術が完成したとでもいうべきだろう。

 にゅ゙るり・・・!!!

「んああっ!?」

 自分の姿で欲情してしまった情けない男子たちには、淫らなる魔物による、性的なおしおきが待ち構えていた。

 女装させられているとはいえ、もともと女装趣味があったわけではない。あくまで、彼らは自分の姿から、女性性を感じ取って、そこに倒錯した興奮を覚えたまでである。

 淫らな魔物たちは、その男性たちの姿を借りて、彼らから精を奪おうとしている。僕はその現場を、目をそらせずに目の当たりにしながら、さらに多くの体液を、強烈な快楽を伴って放出し続ける。

「へへへー。ボッキしちゃったんだー?」
「“自分”なのにー? その姿見て、えっちな気分になっちゃったんだから、仕方ないよねー?」
「自分に犯されるって、すっごいいい気持ちだよー?」

 周囲に3人の“女子”が出てくる。それは、鏡に映った男たちの姿であった。“彼女たち”は鏡から這い出てきて、男性の周囲を左右背後、取り巻いてしまう。

 その声は、誘惑している女声そのものであり、その姿は、映し出された女装男子と瓜二つなのだった。しかしながら、決定的に違う点がひとつだけ、存在している。鏡の人物たちは性転換して、すっかり少女の肢体になっていることだった。

 そしてまた、鏡に映るのは4方向からだが、実物として具現化して、鏡の世界から出てくる女子は3人までだった。

 つまり、目の前にいる正面女子は、相変わらず鏡に映ったまま、しかし男とははっきりと異なる淫らな表情で、にたりと淫靡に笑いかけている。正面女子だけは具現化しない。

 その悪辣な表情は、すでにその姿が、鏡に映った男性自身とは、はっきりと異なる人物であることを、如実に物語っていた。

 正面の娘は、上半身をそのままにしつつ、ミニスカートやズボン、パンツを脱ぎ捨てる。そして、毛の生えていないツルツルのオンナ表面を丸出しにしながら、その場にぺったりと尻餅をついた。

 開脚して、後ろ手をついた体勢で、ぐぐっとその姿が拡大され、オンナのワレメがはっきりと見えるくらいに接近してくる!

 それはつまり、ややこしいようだが、正面に映る女装していた男子は、まるごと性転換して、女体化した彼自身なのだった。したがってペニスはなくなり、代わりに露出され拡大された淫らな生殖器官を、彼の目の前で強調しているのだった。

 異性になった“自分”は、ドッペルゲンガーという化け物である。それは自分自身の姿を丸写しにし、瓜二つにしていながら、思考も行動も異なる、異質の存在であった。

 それでも、彼女たちは男と同じ姿をしており、その顔つきはそっくり同じなので、彼らはドッペルゲンガーに抱かれるとき、自分の女体に犯されると錯覚してしまうのだった。

 かつて……ドッペルゲンガーを見た者は、”女装する”と言い切った天才が、ネット上に実在した。

 顔つきが同じといっても、メイクや目の修正は施されていて、元の男性の顔とは相当違うくらいに美化されている。

 そのために彼らは、女体化した自分自身の姿に、思わずドキッとしてしまうのだった。そして、自分が性転換しただけの淫らなメスのワレメを凝視しながら、若く締まりそうな股間と内股から目を離せなくなってしまう。ペニスの興奮はさらに高められた。

 彼を取り巻く3人も、もはや女装男子ではなく、ドッペルゲンガーになってしまっていた。つまり、カラダは転換され、すっかり女体になっている。

 その手ももっちりした女手になり、体つきもしなやかになって、さらにはその肌触りも、もともとの自分の肌よりも、はるかにきめ細かになり、女性的な感触に変貌してしまっている。

「くすっ……どーお!? 自分の手でシュッシュッされてるよー?」
「あうぅ!」

 ドッペルゲンガーたちは、男の股間をタイトスカートごと掴み、オナニーの要領でペニス部分をシュッシュッと激しくしごき立てる。

「自分で女装を見て興奮しちゃったんだから、その自分にイかされちゃっても仕方ないよねー?」

 別の少女が生足を彼の太ももにこすりつけ、玉袋に手を伸ばしてスリスリと刺激してくる。

 勃起してしまったペニスは、服ごとスリスリと刺激され、パンティの細い股生地部分から、完全にはみ出してしまっている。そこへ2人目のドッペルが手を伸ばして、玉袋までパンティからはみ出させ、丹念にこそばゆい刺激を与えてくるのだった。

 背後の女子も、女性化し、男の脚とは完全に異なるシコシコすべすべの生足弾力で、彼の両脚をこすってとろけさせた。背後からしがみついて、男性の両手を束縛するように、がっしり抱きついてきている。

 生足の感触もふんわりと吸いつく女手も、女体化した自分自身にほかならず、彼自身が一番感じるような手つきと動きで、丁寧に愛撫しくすぐり、素足の気持ちいい肌を、奥までゴッソリこすり立ててくる。

 とりわけ服越しの手コキは、ペニスが一番感じるような動きを心得ていた。

 それはドッペルゲンガーとしてコピーされたときに、それぞれの男子が、自分を一番気持ちよくさせる手つきでオナニーしていた、それぞれの記憶もコピーされ、その絶妙な動きを、まるごと女手で再現しているためだった。

 玉袋への指先攻撃も、しごく手つきも、その男子が普段、自分をかわいがり自分の手でイクときと、まったく同じ最高の手の動きだった。

 ドッペルの最大の強みは、その対象の弱点をとことん知り尽くし、最高に感じるような動き方までコピーされ、そのとおりに忠実に行動できてしまうところだった。

 だから、鏡部屋ごとに、勃起した男性に取り憑く3人の女性の動きは、それぞれに異なっていた。

 僕はそのいちいちを、次から次へと見せつけられる。先端ばかりを付け狙うように撫でさする手つきもあれば、根元からズリズリと大きくしごき立てる手もある。それは、彼らが普段どんなオナニーをしているのかによって、使い分けられているのだった。

 ただひとつ違いがあるとしたら、女物の服生地越しに、異性の手でしごかれている点だろう。

 彼らは普段、そのような自慰行為を選択していなかったから、その刺激はあまりに新鮮だった。

 生地越しにではあるが、確実にスベスベとこすれていく女の手の動きが、ペニスを一番感じさせる普段どおりの手つきで、一瞬にしてその男性を、多幸感へと追い詰めていく。

 彼らが平素、服越し下着越しにオナニーをしないのは、それで射精したときに服が徹底的に汚れてしまうからだ。そして本来は、じかに肌に直接手で刺激した方がいい気持ちだと思っている。

 そのため、生地越しに股間を刺激される性感に慣れた男性は、ほとんどいなかった。新鮮な快楽に、つい腰を引いて、内股になって、ブルルッと震えてしまうのだった。

「気持ちーーいでしょっ!」
「このまま出しちゃっていいからねー?」
「自分自身だから、一番いい気持ちになる手コキで責めてあげる。くすすっ!」

 幼少男子も、青少年も、次から次へと耐えきれなくなっていった。そして……自分のドッペルゲンガー、疑似女装娘たちに手で刺激され、太ももが這い回った状態で、彼らは突っ立ったまま、絶頂まで一気に持ち込まれてしまう。

 一方的に手コキされながら、彼らは自分自身の女性器を、正面から凝視させられている。鏡に映った女子は、オンナ表面を拡げたり指を入れて遊んだりしながら、いやらしく腰をくねらせて、最高のオカズとして下半身を見せつけ続けていた。

「うぐぅう!!」

 どくっ! ビュッ!! びゅるん……!

 あふっと悩ましい溜息をついて、男たちは次から次へと、周囲の“自分娘”の手で、精を抜き取られていく!

 パンティだけでなく、タイトスカートやミニスカ、水を通しやすい半ズボンであっても、その精液のシミがどんどん拡がっていく。生地越しにこすり回され、しごかれまくった結果、精液がその生地に染みこんでいき、股間周辺をどんどん湿らせてしまったのだった。

 どろり……

 精を受けた下腹部の生地は、瞬時に溶けて、床に落ちる前に消え去ってしまった。

 すると、女装男子たちは上半身だけ女の服で、下半身はペニスを露出させたまま、素っ裸ということになってしまう。そこへ再び、3人の若娘たちが生足を絡ませ、こすり、しがみついて、スリュスリュと抱きついてくる。

「くすっ……まぁだ。だめ、だからねっ・・・」
「もぉっと、私たちで……”自分のカラダ”で、いっぱい出しちゃって☆」

 青少年たちへのドッペルの攻撃は、さらにエスカレートしていく。

 一方、おじさん世代への性感刺激は、さらに苛烈を極めた。服コキやパンツコキの性感刺激では、すでに飽き足らないであろう熟年世代には、初めからもっと強烈な快感制裁が待ち受けているのだった。

 勃起した女装姿のまま、少女たちから、ペニスをじかに掴まれる。ズボンが下ろされるか、スカートの内側に女手が突っ込まれるかして、いきなり直截、ペニスが少女たちの生手でしごかれていく。

 若い世代のドッペルゲンガーは、同い年の娘が相手になる。小学男子には、もっと発育のよい同い年の小学生が抱きついてくるし、高校男子には女子高生がしがみついてくる。そうすることで、より自分自身感を醸し出しているのだった。

 一方、熟年男性に同年齢女性をあてがうよりも、自分の娘くらいの年代に引き下げた方が、もっと効率よく精のエネルギーを吸い尽くせることを、淫らな悪魔どもは知り尽くしている。

 そのため、鏡に映る姿は、すべて14歳中学生に引き下げられていた。それは彼らの少年時代、中学時代の自分が女装した姿にほかならず、その若き日の姿を見て興奮したのだった。

 そうして鏡から出てくる3人も、その中学肢体のままで女体化し、おしおき絞りに持ち込んでくる。

 あの当時は、同世代の中学女子は体操服にブルマだった。余計な正義漢が湧いてこなければ、そのまま今もブルマだったのに。彼らは間近で、クラス女子たちのブルマ生足を見せつけられている。

 その頃の想い出がすぐさま蘇り、それと同じ肢体を誇る若娘、しかし顔立ちは過去の自分と同じという、奇妙なドッペルゲンガーたちに、3方向から襲われることになった。

 とはいうものの、もはや若くない肉体には、服越しの手コキ程度では堕とせない可能性もあった。セックス慣れしている男もいるだろう。想い出補正だけでは難しい。

 14歳という禁断の若すぎる肉体が、その太もも下腹部を十分おんなとして熟してはいる。

 ギリギリ、そういういけない少女たちに抱きつかれることで、その憧れ素足を、じかに触りあうことへの興奮で、イかせることができるのかも知れない。が、それでも彼女たちは、念には念を入れている。

 すりりっとこすれる中学素足は、ゾッとするほど心地よいものだった。すでに女性的な肌触りを具え、きめ細かな肌細胞になっている生足は、男性の両脚を滑るごとに、ゾワゾワ感極まらせるに十分な攻撃力を誇っている。

 まだまだ細っこく幼い太さのままで、ふくらはぎも太いままだが、そのもっちりした弾力は、完全に女性の素足そのままを体現していた。

 中年男性は少女たちの太ももに両脚をこすられ、それだけでその感触に没頭してしまえるほど、やみつきになれる。細さと滑らかさを両立させている中学素足は、見ても触れても、実に甘美にすぎるのだった。

 そうして、服越しではなく、中学女手でじかにペニスをこすり立て、先端に集中するように指をあてがって、熟練したペニスをとろけさせようとしてくる。

「娘と同じくらいの歳の女の子にいっぱい……いぃい気持ちにさせられちゃってますよねー?」
「くすっ、ねっ、おとうさぁん……私の手と指に、精子かけてぇ?」
「若くって……奥さんよりずっとイイでしょー!!」

 熟年男性の目の前にも、中学オンナを押っ広げたM開脚娘の姿が大写しになっている。

 彼はそれを目の当たりにしながら、すでに女手としてふわふわな弾力になっている手コキによって、どんどん高められていく。玉袋へのくすぐりも、両脚への中学素足こすりも、熾烈を極めた。

 少女たちはときおり、自分の上着を引っ張って、膨らみかけた乳房や谷間を見せつけたりもしている。スポーツブラさえしていない、なまの乳房をのぞき込める。

 そうやって、女への性徴が隆盛していること、パイズリができるくらいには乳房に膨らみと丸みがあること、それでいて乳輪と乳頭は、子供の小さなツボミのままであることなどを、しきりに強調してくる。

 男性にとって、その肢体の青い果実は、あまりに魅力的で、禁断の性関係が、それを踏み越えることの快楽を伴って、その精神を奥底まで貶めてしまうのだった。

 こうした工夫によって、ドッペル少女たちは、熟練したペニスからも、青少年同様、たっぷり精液を搾り取ることができたのだった。

 僕の目線は再び小学男児に向けられる。

 ぢゅっ! じゅぽっ! くぽぽっ……

「ひゃあああっ……なにこれっ!!?」

 同い年の女子に、少年はフェラチオされていた。ふにふにした唇でやわらかに棒をしごかれると、勢いで包茎の皮も剥かれ、亀頭がまるごと、小さな少女の舌で舐め回されることになった。

 普段は亀頭先端の皮をじかにつまんで、指先をこねくり回すことで、ペニスが脈打つまで刺激を続けるくらいしか、性的快楽を得る方法を知らなかった少年にとって、この刺激はあまりに強すぎた。

 異形の世界で精通してしまった子供の肌色ペニスは、1回射精し終わっている。服越しにだが、やはり子供らしく、先端ばかりを執拗にこすられることで、初射精を奪い取られてしまったのであった。

 その直後とはいえ、じかにペニスが同い年の女の娘の口腔に飲み込まれ、直截舐め回されてしまう刺激に、きゅ~~~んとお尻の奥まで性感が突き抜け、決して萎える隙を与えはしない。

 ロリ少女とはとても思えない超絶テクニックで、首をひねりながら執拗に、頭部全体を激しく前後させて、幼い未熟なペニスをこれでもかとフェラしごきし続ける。

 あいかわらず女子たちの滑らかな生足が、少年の両脚を滑り回っていたし、鏡に映ったドッペル娘も、稚すぎる小学オンナを押し拡げて、ひたすら指入れオナニー、腰を持ち上げてどうだどうだと見せつけていた。

「あひいっ!」

 びゅく! ちゅるん! びゅっ・・・

 肌色のままの小さなペニスから、濃い体液がさらに吐き出されると、フェラ女子はにやりと笑いながら、その精をすべて喉奥に吸い尽くしてしまった。

 若い男性も同じだった。矢継ぎ早にフェラ攻撃され、しつこくしつこく女のぷるんとした唇でしごかれながら、内部でやわらか女舌が思いっきり暴れ回っている。亀頭は女子の喉奥にも内頬にも吸い付けられ、グニグニィっと滑らかに押し込まれてしまう。

 そこへ舌の暴虐が、先っぽを付け狙うように舐めまわり、強い強い吸引でペニスを、これでもかと性感刺激に浸し続けた。

 どばあ! ビクビュクビクウン!

 やはり濃い白濁液が、口の中で爆発する。そのすべてを飲み干したドッペル娘は、満足げに青年を見上げるのだった。

 3回目は、背後にはり付いていた女子が担当する。

 男子の目の前で、さまざまな体勢で性行為をせがんでくる。立て続けに2回射精させられているのに、抑制ホルモンがほとんど作用せず、ペニスは欲情に任せて隆起したままになっていた。

 外見がほとんど自分と瓜二つで、自分自身をいっそう美化したような、それでいて肉体だけは少女といういやらしい姿に、上半身女装した男子たちは、どんどん心奪われていった。

 目の前に映し出されるオナニーっ娘も、自分のドッペルゲンガーであり、その痴態もひっきりなしに目の当たりにされている。

 そうして、相変わらず周囲の女子たちは、自慢の太ももを全方向から大きくスベスベと滑らせ続け、性衝動が消え去らないように、たえず女の脚の感触で、心地よい肌触りで摩擦し続けていた。

 そんな中で、3人目が股を開き、ペニスを欲しがって吸いつこうとしている誘惑に、彼らは抗うことができなかった。

 年長の男性たちには、中学女子の自分があけっぴろげに迫ってくる。まだほとんど使い込まれていないようなピンクのワレメが、初老の熟練ペニスの前にグイグイ迫っていて、新鮮な少女のキツい締まりに取り込もうと、うずうず悶えている。

 その有様を見せつけられ、あとわずかに腰を突き出しさえすれば、にゅるりとスムーズに、ペニスが14歳の膣内に吸い込まれてしまう状態になっている。

 そして、細いながらもしっかり女としての感触でゾクゾクする生足が這い回り、若い少女の感触が、常に両脚に滑り回って、欲動の赴くままに腰を突き出すように、クスクスと迫ってきていた。

 男たちは、子供から大人まで、きれいなドレスや女物の上着を身につけたまま、下半身は男になっている。そのくすぐったく疼く、ペニスの情念を解消できる股間の器官が、同年代または中学時代の少女たちには、キッチリ整備されていた。

 男としての本能が耐えきれず、彼らは次々と、“自分の女性器”へとペニスをねじ込んでいった。または、仰向けになるなどして、女子たちの動きに身を任せることで、オンナの食い込んでくる動きに、身を任せきりになるのだった。

 ぬちょお・・・・

「うはぁあ!」
「あぎ!」
「うぅあ……」

 子供から大人まで、ドッペルゲンガーのオンナに締め上げられ、快楽の悲鳴を上げてしまう。

 手コキやフェラとは一段と違う、やわらかくもどこまでも食いついて、ギッチリ締め付ける股間の膣圧に、急激に感極まり、それでいて性感刺激が最高潮に達した状態のまま、脈打ちまでに至れない状況に、すぐさまペニスたちは追いやられてしまった。

 11歳の少年に寄り添った、11歳の自分。女子化した自分の股間は、しかしはっきりと女の身体そのものであった。そして同時に、女子の方が発育が早く、しっかり抱き合ったときに、“彼女”の方が背が高くさえもあった。

 生足をこすり合いながら、開かれた股の間に腰を突き出すと、あっさりと側位でペニスが飲み込まれてしまった。

 女の娘のやわらかで、しかしあどけなく狭くキツい締め付けが、性感刺激や知識のほとんどない、若すぎるペニスを喰いものにする!

 とたんに、ペニス全体から前立腺の奥までが、きゅうんと強い、そしてくすぐったい性感に浸されきり、ついでびりりっと強く、快楽衝動として全身の性感神経が激しい反応を示す。

 それはお尻の奥へと突き抜けてから、じんわりと頭頂部まで押し拡がっていく、性挿入の悦びそのものであった。

 なまで同学年女子の膣圧にぎゅみちっと圧迫された幼いペニスは、どこまでも奥深くまで食い込んでくる圧迫と、密集した突起に食いつかれ、じかに股間全体へと拡がる天国快楽の感触に、ついのけぞって悶絶してしまう。

 そこに、手コキで射精させた少女が抱きかかえてきて、前後サンドイッチ状態で包み込んでくる。上半身の生地がこすれあい、下半身の脚同士も激しくこすれあっていた。

 少女の方が側位の体位のまま、グイグイッと腰を前後させ、なめらかにオンナでペニスをしごき立て続ける!

 稚い性器でありながら、すでにペニスを射精に追いやるだけの締まる圧力とテクニック、ズリズリ絞り立てて、性感に刺激するような、下腹部の蠕動に長けてしまっていた。

 青年のドッペルゲンガーは、子供ではなくなって張り出した胸の谷間を覗かせながら、股間の快楽も存分に成熟したものになっている。

 男子高校生程度が、女子高生のオンナに長時間耐えきれるはずはなく、たいていは挿入の瞬間に、急激に体液を吐き出してしまう。

 それは女子大生でも社会人でもほとんど変わらず、オンナの快楽攻撃力は、若いペニスなど、ひとたまりもなく籠絡できる実力を誇っている。

 ドッペルゲンガーたちは、正常位、騎乗位、側位や座位など、実にさまざまな体勢を取りながら、しこたま腰を上下左右前後に突き動かして、積極的にオンナを出し入れさせてくる。

 男子に腰を振らせる場合には、周囲の女子たちが手伝って、腰の使い方を上手にコントロールする。それによって、3人に取り囲まれた男たちは、絶妙すぎる快感に溺れる羽目になった。

 熟練男性に対しては、中学女子の禁じられた性器の感触が、直截ペニスをとろけさせた。娘くらいに歳の離れた、間近で見ても、顔立ちがまだまだ子供っぽいままの、きれいな全身に抱きつき、正常位でパツンパツンとペニスをピストンさせる。

 ある程度、性経験がある黒めのペニスであっても、肌色ピンクな綺麗すぎる女子の内部は、甘くとろける気持ちよさを誇っており、これまで経験してきたどんな感触よりも、最高に股間を籠絡する、締まりとヒダになっていた。

 中学生たちの徹底して女になった生足が、若い弾けるみずみずしさで彼の両脚を滑りまくっている。

 これほどまでに“自分の”オンナに感極まり、すぐさまギッチギチに高められて、ペニスを天にも昇る多幸感に陥れることができるのは、ひとえにドッペルゲンガーの肉体が、まさに男の身体遺伝子のコピーにほかならないためであった。

 自分の身体の相性が、もっともぴったり合っている相手。それは、自分そのものが性転換し、股間が女になった肉体なのだった。

 ペニスの形状、感じやすい部分、個人差のある性感神経の多寡も、すべて反転され、ペニスの一番感じるピンポイントを刺激できるような膣形状に仕上がっている。

 だから、出し入れしようと根元まで食い込もうと、いつまで経っても、絶頂しそうな天国に、棒全体から内奥まで追いやられるのが道理なのだった。

 自分と同い年、あるいは娘くらいに年下の女子と本番結合してしまったペニスは、本来なら数秒も持たずに爆発してしまっているはずだった。

 しかし、手と口で2回発射させられたので、性衝動は残っていて勃起したままであっても、精巣内の生殖細胞は一匹も残っていなかった。

 そのため、絶頂寸前の快楽が持続しているのに、脈打つ寸前のきゅう~~~んとくすぐったすぎる、アクメ感覚だけが全身をこだまし続けているのに、ペニスはいつまで経っても、その一歩先の脈打ちに至ることができない。

 その間じゅうも、何十分経っても、オンナはペニスを絞りたて、しこたま締め上げて、股間の快楽を、最高潮に上げ続ける動きを止めてくれない。

 ぱつんぱつんと肌のぶつかり合う音が、各部屋から響きわたる。男たちはうめきながら、我を忘れて女の子の動きに身を任せ、ペニスに加えられ続ける絶頂寸前感触に、すっかり心を奪われきってしまった。

「あうぅ……イキたいぃっ・・・!」
「へー? 自分のカラダなのに、身も心もぜぇんぶ、捧げちゃうんだー?」
「自分の女体で犯されて情けない声を上げて。くすっ、さいっこうのオナニーか、ナルシストの極みだよねー?」
「ねーぇ?? 自分のカラダだけで全部完結させても、いーい? くすすっ……」

 男たちは、子供から中年まで、分け隔てなく、ドッペルゲンガーの女体に吸い尽くされ、完全に心を奪われきってしまっていた。

 この天国が果てしなく続くか、さらに強い快楽の坩堝で、止めどなく精液を“自分に”吐き出したい欲求だけで、魂そのものを精に変えて、ごっそりなにもかもを吐ききってしまってもいいと、本気で願望してしまった。

 どばちゃっ!! ……びゅくびくん! ヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒクヒク………………

 初めの数秒は、作りかけの、体の奥深くに残っていた、溜め込まれる前の精子細胞が、濃い白濁液とともに、膣内にぶちまけられる。それは、自分の女性器に負け、何もかもを忘れて思考を停止させた、男たちの最期の意志決定だった。

 それ以降は、彼らは自分の言葉も忘れ、次から次へと少女たちに抱きついて、さまざまな体位で結合させられ、ペニスを出し入れし続けるだけの、名もなき器官に成り下がった。

 子供ペニスから熟練男根まで、いつまでもいつまでも、ヒクヒクとペニスが脈打ち続ける。それは、精子生産が追いつかず、ただ快楽の律動だけが続いている姿でしかないのだった。

 そして、その絶頂脈打ちは、延々と終わることなく続いてしまう。ドッペルゲンガーの女体に魂ごと奪い尽くされた男たちは、今後いっさい、イク衝動の律動が止まることなく、いつまでも脈打ち続けるペニスに変えられてしまった。

 当然、絶頂の気持ちよさだけが、彼らの全身を支配しつくしている。

 彼らは自分を止めることができずに、どんどん増殖し、年代も多岐にわたっていく自分娘たちの群に、次々とペニスを挿入しては、へこへこに腰を振り続け、オンナの感触に包まれっぱなしで、片時も終わらないイク多幸感を味わい続けた。

 彼らの下半身は、大勢の異性下半身に支配され、迫ってくる股間の誘惑と刺激に、ひたすら身を投じて、ヒクヒク脈打つだけになっている。

 年上のドッペルゲンガーも年下のも、狭い鏡の部屋で、自分を集団で取り囲んでは、挿入の順番を待ち構えるようになっていた。部屋が肢体で満たされていく。

 鏡ばりの部屋で、子供から大人まで男という男が、誘い込まれた先のドッペルゲンガー女装攻撃に負け、止まらない絶頂律動状態に堕ちていった。彼らは、自分に負けてしまったのだった。

 これらの一連の出来事……そのすべての場面を、リアルタイムで僕は見せつけられ続けている。

 当然、僕自身も、彼ら以上に激しい振幅の絶頂感覚が、決して収まるどころか、どんどん強くなっていくだけの性感刺激に結びついていって、ただただ射精だけをし続ける。

 これだけの痴態を大勢分見せられて、それだけでも十分に激しい興奮と欲動にまみれるのに、僕は同時に、彼らが身に受けている性感刺激のすべてを、自分のペニス一本に凝縮してコピーされてしまっていた!

 手コキもフェラも生足の感触も、もちろん小学女子から大人、中学生に至るまで、多種多様な性器の感触も、すべて同時に股間一本に集められ、快楽がその分、徹底的に強められているのだった。

 僕の方は、子供の膣圧とおとなの膣圧大勢分を、同時にペニスに感じ取らされている。

 それでいて、亀頭先端がペチョペチョと舐め回される実感が追加され、ちゅっこちゅこと服越しに刺激摩擦してくる女手の感触を、じわりじんわり押し寄せるような快楽として、受け取り続けていた。

 大勢の性感刺激を受けていながら、そのひとりひとりの感触をはっきり識別できてしまうところが、さらに魅力的だった。

 同時にたくさんの性感刺激を受けていながら、13歳の圧迫と24歳の締め付けが別々に感じ取れるし、さまざまな場所に食いついてくる女の指一本一本を、何百と別個に感じ取ることができる。

 何十人もの舌の位置と動きを、それぞれに嗅ぎ分け、そのすべての刺激で絶頂できた。時間は、永遠に終わることがないから、どの性感刺激でも同時に身に受けながら、そのひとつひとつを丹念に識別して、感極まるだけの余裕ができてしまうためだった。

 僕はもちろん、声も出せないまま、これだけ多すぎる情報と刺激を、ひとつずつ丹念に見分けながら、そのすべてで絶頂する。1秒が数年に感じられるほど長く、それでいて何億年経っても、この天獄は終わらない。

 次々と送り込まれる男の子たち。女装させられた状態で鏡に映され、次々と勃起しては、最終的に魂ごと堕落しきって、ドッペルゲンガーの自分肉体に敗北していく。

 その有様を目の当たりにし、その太ももやオンナのスジ、お尻の膨らみを間近で見ながら、感触も送り込まれてきて、決して倦むことなく、大量の精を魔の者に奪われ続けるんだ。

 この誘惑宴が、決して終わることなく、さらに拡がっていくだけなのは分かりきっている。それ以上考えることは、完全に無駄であった。

 僕は14歳率の高くなっている魔性の迷路を見ながら、小娘たちのオンナひとつひとつを感じ分け続け、そのすべてで精を放出し続け、すっかり魂の奥底から、性快感にやみつきになった。

 時間が永遠に止まったように感じていながら、止まった時の中での悠久は、まさに強すぎる性的快楽だけで埋めつくされている。

 人間に耐えきれる快楽を優に超えた状態が、何千年も続いているころには、僕はもうすっかり、自分自身ですらなくなってしまっていたのだった。



###ゲームオーバー###



メニューに戻る(ノーフレーム用