Tweet


少女遊戯C3


 決めた。中学組がターゲットだ。

 これは危険な賭でもある。うまくすれば、大どんでん返しにつながるかもしれず、逆転したときの栄光も達成感も強い。死中に活を見いだす、ギリギリの作戦となる。

 思春期が……当時の僕を性的に追い詰め、精通も始まって驚いている頃合いであって、性欲はかつてないほどに、ギンギンに溢れかえっていた時代。ちょうどその頃のお姉ちゃんたちだった。

 毎日、股間がくすぐったく疼き、オナニーを高い頻度でくり返す日々の中で、もっとも身近にいる異性の代表こそが、この中学姉とその友人たちなのだった。

 彼女たちは意図的に、あるいはまるで偶然に、僕の前で素足をさらけ出し、ごくまれには、その肌をくっつけてきて、敏感な僕に、その生足のツルツルな弾力を、間近で脳裏に刻み込んできた。

 そのつど夜ごとに、僕は彼女たちの脚を想い、自分の手で、精液を抜き取ってきた。姉に見られているとは知らずに、その姉ちゃんの脚肌を詳細に思い出しては、絶頂してきたのだった。

 たまたま半ズボンやミニスカートの、シコシコ生足が密着しようものなら、オナニーオカズは格別なものへと変貌する。

 僕は全神経を、自分の脚に集中させて、少しでも多く、もっちりした女子の脚感触を感じ取りたいと、感覚器官を最大限に鋭くし、じっくり味わって、1秒でも長く、この吸いつく肌触りを、ビンビン感じ続けたいと切望した。

 まれにぶつかるように生足がこすれると、夜ごとにその感触を、すべらかな質感として思い出しては、必死にオナニーしたものだった。

 見た目も、毛穴の間が広く、女性らしいみずみずしさを、目の前できめ細かな肌質として見せつけてきて、やはりその形の良さ、なめらかそうな質感が、最高のオカズになったものだった。

 こうして僕は、あのときにたしかに、姉の策略によって、すっかり生足フェチに貶められたのである。

 みや子や美穂は分からないが、中学姉は間違いなく意図的に、弟に自分の肢体、とりわけ細っこいながら、女らしく太まった太ももの肌を見せつけ、弟がそれに感極まって釘付けとなり、夜な夜なオナニーする様子を、こっそり見ていたのだった。

 弟がペニスを自分で慰めることを覚えて以来、あるいは性感刺激が気持ちいいと自覚し始めるときにはすでに、彼女はずっとそうしてきたのだった。

 弟さえもが、自分のカラダを思い描いて抜く……そんなシチュエーションは、姉を大いに満足させ、姉は姉で、それを起点に想像を膨らませて、マスターベーションのオカズにしていたのだった。

 彼女にとって、男が自分の魅力でイクことこそ、至上の性的満足に直結する性癖のゆえだった。姉さんは早熟ゆえに、弟もが自分の魅力に取り憑かれることを悦びとし、はやく身近な男性を籠絡したい欲求で満たされ続けた。

 弟という近親者でさえも、その対象に容赦なく入っている。

 そのために、彼女はなるべく弟に、子供のうちから自身の性的魅力を刻み込み、刷り込んで、1日でも早くオナニーを覚えさせるよう、異性の良さを思い知らせるよう、幼少時代から行動し続けていたのだった。

 そしてその作戦は、見事に功を奏したのだった。姉さんの友達が頻繁に呼ばれ、特に素足を露出するよう仕向けていたのも、彼女の策略のひとつだった。この性癖は高校時代までも続き、のちに幸子や彩咲が、そのメンバーに組み入れられていくことになるわけだ。

 さすがに、そのころになると、弟の知見も増え、視野も拡がっていったため、姉さんは執拗に弟をつけ狙うことはしなくなった。

 頃合いを同じくして、彼女はあまたの異性と交わることができるようになり、その肉体で“実地訓練”を果たし、多数の男たちを射精天国に貶めることで、自分の勝利を確信し、その美酒に酔いしれては満足し続けた。

 それが大人時代も続いて、結局、最終的には結婚して、子供を育てる立場になった。現実の顛末はそんな感じだったのだが、大人姉を含めて、子育てに落ち着く前の、淫靡かつ好色な時期の姉さんたちが、この異世界に召喚されているのだった。

 いまやその性癖は、拡大解釈されて、じかに弟のペニスをつけ狙う強豪となってしまっている。そうして……姉友たちとともに、最終決戦のごとく、各時代の姉3人と、その友人たちから、寄ってたかって快楽闘争を仕掛けられている次第である。

 そうはいっても……僕の方も、ただあの頃の、弱く敏感な自分ではなくなっている。

 この異世界に囚われて以来、姉さんに匹敵する素足の持ち主たちと、数え切れないほど交配し続け、一滴たりともその女体で体液を絶頂放出せず、射精をこらえきってきた実績があった。

 ピンチに陥る場面も数え切れなかったが、こみ上げる気持ちいい多幸感をギリギリ抑え込んで、敵女たちの性感帯を責め、腰を振ってペニスを武器にピストンさせて、相手をアクメに至らせ続けてきたのだった。

 永い永い時間、僕は四六時中、次から次へと、少女からレディまで、セックスばかりさせられ続けてきたのだ。

 そうそう簡単には、ペニスを脈打たせたりなどしないし、手も足も口も腰も、異性をアクメ天国に、瞬時にして追いやるだけの攻撃実力を、すでに十分身につけているのだ。

 だから……かつての想い出深い少女たちが、当時の姿のままで召喚され、姉さんが3人に増えたとしても、それで想い出補正でくすぐられ、射精しやすい境遇に追いやられているとしても、がんばり次第では、この苦境も乗り切れる可能性がある。

 精力がなんとか……保ってくれさえすれば、攻撃面では、このお姉ちゃんたちも、どうにかこうにか倒せる可能性が、わずかに残されているんだ。

 もはや生足露出にとどまらず、乳房も膨らみかけながらしっかりと張り出している美穂、年齢にふさわしからぬ大きさを誇るみや子、子供のまま最後までするーんとした胸板の姉さん……その胸部もおへそも、ツルツルのオンナ表面さえも、誇らしげに露出されている。

 かつて味わった、瞬間的な脚のこすれあいやひっつきだけでなく、その全身のなま肌を、体温さえ伝わりかねないほどの至近距離で、お姉ちゃんたちに取り囲まれてしまっている。

 それだけに魅力も何倍にも膨らんで、当時のままの艶やかな裸体を、あけっぴろげに丸出しにしてしまっている。

 しかもいつだって、そのパーツのどこもかしこもを駆使して、僕の性感神経とペニスをコチョコチョとかわいがり、いつでも精を絞り上げる準備が、完全に整ってしまっているのだった。

 目の前、周囲を取り囲む、年上のお姉ちゃんたち。そして、その背後には小学姉とそのグループ、反対側には高校組が控えている。

 彼女たちの淫らな全身を遠目に、しかしすっかり女子としての魅力あふれるすがたを、どうしても見続けながら、彼女たちと性的に交わり続けなければならないんだ。それもかなりの時間、快感刺激にさらされ続けることは、目に見えて明らかだ。

 お姉ちゃん……たち……。

 あっ……!!?

 気がつくと、彼女たちは本当に文字どおり、お姉ちゃんたちなのだった。

 いつ、どんなふうに、変貌したのか、まるで気がつかなかった。

 1分くらい前まで、僕は大人であり、想い出深いとはいえ、相手は14~5歳くらいの、まだまだ顔つきのあどけない少女たちにほかならなかった。姉さんたちには間違いがなかったが、ずいぶん年下の小娘たちが相手、だったはず。

 しかし、気がつくとまるで状況が変わってしまっており、僕はやや、姉さんたちを見上げるか、ほとんど同じ目線の高さにまで、縮んでしまっているのだった。何が起こったのかを理解するのに、一瞬の時間が必要だった。

 その隙間の時間が、相手に有利に働いたのだった。

 急激に襲い来る想い出補正が、ことさらに僕を弱体化させたのは、単に少女たちの魅力が正確に、いやそれ以上に強化されて再現された、というだけではなかった。

 僕自身が、強い変化に見舞われ、自身でも肉体の変化に気づけないほど、突然それがおとずれたのだった。

 当時、このお姉ちゃんたちにじかに触れ合い、その肢体を慕って精を吐き出していた頃の、子供時代の僕に、全身が引き戻されてしまっている!

 つまり、中学姉も美穂もみや子も、僕にとっては憧れのお姉ちゃんであり、歳の差もちょうど、お姉ちゃんたちを見上げる頃にまで、急に若返ってしまったのだ。

 このことは、きわめて深刻な事態を予感させるに十分だった。毎日精液を吐き出さないと気が済まず、夜な夜な股間がくすぐったく疼き、異性に急激に目覚めて意識を強め、オナニーと精通を、完全に自分に体現した時代に、強制的に押し戻されている。

 性欲に敏感で、刺激に弱く、ちょっと気を抜けば、すぐに射精を始めてしまうほど、ギンギンにたぎっている時期の自分。

 思春期の僕に戻され、そこへ全裸のお姉ちゃんたちが、ぐるりと僕を取り囲んでいる。感極まって腰を引いてしまうに十分な身体状況に、あっという間に追いやられてしまったことになる。

 自分でオナニーしたって簡単にイク肉体になっているのに、そこへ3人のお姉ちゃんが、じかに僕に襲いかかろうとしている。

 その素足に触れてはギンギンと緊張し、全身をこわばらせて、少しでも生足の感触を味わっていたいと切望して、神経を極度に尖らせるしかできない頃だ。

 そんな敏感な肉体に、本当に生足も乳房も腕も絡みつこうと間近に迫ってきており、そのシチュエーションと彼女たちの息づかいだけで、僕は情けないカウパー液を、ペニスからだらりとこぼしてしまうのだった。

 だが……それが彼女たちの“作戦”であることは理解できた。さっきドッペル効果とか何とか言っていたはずで、それを取りやめた代わりに、僕をあの当時と同じ年代、相手にしようとする年代にあわせて、子供化する効果を発動させたに違いなかった。

 ドッペル効果のような大技のズルをすれば、その分“ひずみ”も大きくなる。おそらくは、3人を倒したところで効果は消え、一方的に僕に有利になっていくだろう。そのひずみを突けば、ドッペル効果に襲われても逆転できるはず。

 ズルの効果が大きければそれだけ、僕にチャンスを与えることになる。こっちばかり不利になるわけではないってことだ。

 このことは、幼少期の性欲あふれる年齢に若返らされた場合でも、同じ事情だ。

 さっきまでは精力が半分を切り、はたしてこの状況で、想い出深い9人の美少女を全員倒せるか、いたく不安だった。だが、若返って弱体化した反動として、残り精力が回復し、満タンになっている。

 こっちが不利になった分だけ、見返りがある。それが精力の急回復というご褒美となって現れた。

 ただ、そうはいっても、思春期時代に若返ったことは、大きな痛手に変わりはない。

 いかに精力が回復したといっても、いちいち受けるダメージが大きすぎるくらいに弱体化し、玉袋の精液はパンパンに溜め込まれて、すぐにでも吐き出したい衝動に、ひっきりなしに襲われてしまっている。

 そのきゅんきゅんとせつない欲動を、すぐにでも解消してやろうと、お姉ちゃんたちが、ギリギリ触れてしまいそうな位置で、待ち構えているのだった。

 矢も盾もたまらないとはこのことだった。ほんのわずか腰を引けばついうっかりと、中学姉の太ももに自分のお尻が軽く触れてしまう。

 そのフニニッとした弾力だけで、ぎゅんとくすぐったい股間の衝動が、激しい反応をくり返し、むちっと吸いついた生足の感触が、いつまでもお尻に余韻を残している。

 こんなに性感神経が敏感になりすぎているのに、この年齢のまま、9人の女子たちと渡り合えるのだろうか。回復など名ばかりで、結局は大幅に感じまくって、一気呵成に生殖細胞を吐き出しかねない勢いだった。

 お尻の奥がくすぐったく、理性をフル稼働させなければ、思考できずに彼女たちに抱きついて、無我夢中で射精まで、腰を突き動かしてしまったに違いなかった。

 そのときには、お姉ちゃんたちの憧れていた肢体を、じっくりたっぷり一気に味わって、その太ももやおなか周りに、どろっと粘っこい白濁液を、どっさり振りかけ続けることになる。

 一生分以上の快楽と満足の代わりに、永劫にわたって同じ快感を受け続ける、名もなきオスに成り下がり、自分のアイデンティティを失うことになる。

 つまり、僕は意識を持ちながら、死んだと同然の魂に陥り、生まれ変わることも復活することも、絶対にできない状況に陥るのだ。それだけはなんとしても避けたい一心で、これまで必死に闘ってきたんだ。

 思えば精通し始めて性衝動強く、異性への強い意識、あこがれ、女らしい身体と素足への憧憬が、急激に芽生える年代であることは、かえって他の世代に変化させられるよりかは、マシとも言えるのかもしれない。

 相当不利なのは変わらないけれども、もっと不慣れで敏感な幼い小学時代に戻されれば、高校グループへの活路が完全に閉ざされるだろう。彼女たちによって、快楽の律動が速められた可能性だってある。

 逆に、高校時代の自分に戻されなかったのも、かなり幸運ではあった。

 中学時代以上に性的欲動が激しく、朝勃ちさえも制御できずに、トイレでひそかに性処理をし、しかし夜になればまた、もんもんと快楽欲求がこみ上げる、多感に過ぎる時期でもあった。

 それでも、しっかり粘っこい精液がペニスから吐き出される。つまり、1日2回射精しても、生殖細胞は急ピッチで再生産され、がっつり溜め込まれてしまう頃でもあったんだ。

 その自分になっていたなら、おそらく小学組にさえも打ち勝てずに、あっという間に絶頂まで高められてしまった可能性が高い。

 少なくとも、女子高生グループへの勝ち目は、完全にゼロになる。そのくらいイキやすい身体に貶められることだけは、かろうじて避けることができたんだ。

 もちろん油断はできない。どう考えても、中学姉とその友人たちに、弟の多感すぎる肉体では、太刀打ちできるはずがない。その脚にも、股間ならなおされ、肌色包茎の弱いペニスでは、挿入した瞬間に射精が始まってもおかしくはない。

 そのくらいには、少女たちのオンナは出来上がりすぎていたし、強化されてもいたし、他の男たちでも不慣れなら、あまりに気持ちが良い生殖器官に包まれた瞬間に、意志に反して、律動が暴発してしまうに決まっていた。

 そうはならずに、しばらくは保っていられそうという目算ができるのは、いかに低年齢化し、快感に弱い肉体に戻されたとしても、経験と知識、技能そのものまでは失っていないからだった。

 この塔に来てから積み重ねてきた記憶は残っているし、そこで培ってきたレベルも経験も消えていない。

 もし記憶まで、あの頃の僕になってしまったなら、一心不乱にお姉ちゃんたちにしがみついて、挿入まで待てずに、快楽の胤をこぼしてしまっただろう。そうならないほどの実力だけは、なんとか維持できている。

 防御力が相当に低く、女体のどこから攻撃をされても、一気に精力を奪われてしまうほど、欲情と刺激に敏感な身体に変えられてしまったが、一方で、一度に大勢の女子を性感天国に送り込み、簡単にアクメへと落とし込むテクニックは健在だ。

 子供化したためにかわいさも増しているので、かえってそれを武器に、逆襲を仕掛けることも可能だ。中学生はよく締まるため強敵になるが、一方で性感刺激に弱く、不慣れな側面から、イかせやすく反撃が容易という特徴がある。

 とはいえ、それも強化された中学姉、美穂、みや子には通用しない点は、注意しておきたいところだが。

 お姉ちゃんたちが、いまだに寄ってたかって抱きついてこないまま、間近でクスクスと誘惑しながらも、硬直的に身構えているのは、僕からの逆転反撃を懼れてのことだった。

 彼女たちのどこをどう愛撫すれば、瞬時に絶頂させることができるか、こっちは身体で覚えている。迂闊に僕に手を出せば、手痛い返り討ちが待っている。それを警戒して、中学姉もみや子も美穂も、弱体化した僕に、一斉にトドメを刺そうとはしてこない。

 むしろ、僕の憧憬をくすぐり、根負けしてうっかり抱きついて、我を忘れさせることができれば、もっけの幸いとでも考えているのだろうか。

 僕にとっても、敵女たちにとっても、勝敗は端倪すべからざる様相を呈している。彼女たちが9人も揃っているのにもかかわらず、慎重な姉さんたちは、一斉に襲い来る愚を、あえて犯さなかった。

 その慎重さが、僕の戦局を自動的に悪化させ続けることになる。じりじりと数秒経過するごとに、僕は急激に、自分が致命的な状態に追いやられていることを思い知らされる。

 思考を巡らせること数秒、その前に自分の身体への異変に気づくのが遅れた。その分だけ、中学女子たちの行動が素早く、抜かりない動きができる。彼女たちの先制攻撃を許してしまったのは、大きな痛手となった。

 僕が身構えるより早く、少女たちが動いた。だがもちろん、慎重に慎重を期する体勢を、巧みに取っている。そのためにますます、僕の初動は遅くなってしまい、弱点を徹底的に突かれる形になってしまう。

 中学姉、美穂、そしてみや子の3人が、僕の周囲に吸い込まれるように抱きついてくる! それでいて、激しい動きで隙を作るのではなく、かえって隙間を作らないよう、僕の全身を埋めつくすような体勢で、がっしりと抱きすくめられてしまった。

 3人の太ももが、ねっとりいやらしく僕の両脚に絡みつき、吸い付き、ぴったり密着する。うあぁ……っ! い、いいっ……この感触っ! 当時憧れていたお姉ちゃんたちの、モチモチしたみずみずしい、きめ細かい肌感触が、文字どおり隙間なく密着していた。

 引っ付いては離れず、僕の肌細胞のひとつひとつに内在する性感神経を、ことごとく鋭敏に刺激し尽くすような、彼女たちの肌のなめらかさが、しっかり僕の全身にはり付いていた。

 あの当時はほとんど、見て憧れて、想像して精を抜き取っていた素足の群が、いまや直截、僕の両脚にギッチリはり付いている!

 かつて、偶然か意図的か、彼女たちの太ももに触れてしまったり、隣り合って座った結果、脚どうしが引っ付いた時間があったりしては、それをオカズにしていた。

 塔の世界で、女の生足はさんざんこすられ続けてきたけれども、それでも……若返ってしまった僕にとって、憧れだった女子たちの素足の感触は、ことさらに甘美で、ゾワゾワさせられるものだった。

 あったかくて、もっちりしていて……それでいて、どこまでも吸いつくきめ細かさが、僕の肌細胞の間に、くっきり食いついているとさえ、感じられてしまう。

 今度ばかりは、彼女たちの意図丸出しで、あからさまに素足がギッチリと、僕の両脚に隙間なくはり付いている。彼女たちは性的な意志によって、素足で僕の両脚にぎゅっと吸いついて離れない。

 正面に美穂が、右側にみや子が、そして背後には中学姉が陣取り、素足を大きく張り出させて、僕の細い両脚に、その感触を刻み込んでくる。

 内股にも容赦なく女子の生足が奥まで滑り込み、何人もの内股の感触が、僕の脚に密着する。内側も外側も、少女たちの中学脚に埋めつくされてしまっている。

 強く密着してくる、お姉ちゃんたちの脚の感触は、間違いなくあのころ、ラッキースケベで短時間引っ付いたりして、さんざん毛穴まで見せつけられてオナニーで抜いてきた、そのままの素足にほかならなかった。

 それどころか、きめの細かさにおいて、当時をも大幅に上回る弾力と、みずみずしく若い質感を、存分に押しつけてきているのが分かる。

 女の脚は永きにわたって味わい続けてきたが、姉さんたちの感触は格別だった。まさに当時の憧れていた状態のままの攻撃力で、今度は意図的にねじ込んでくる素足の密着に、僕はゾワゾワと震えっぱなしになった。

 美穂の太ももとみや子の生足が、僕の内股に深く入り込んで動かない。外側も2人の脚がはり付き、僕より太まった、それでいてシュッと細く引き締まった中学脚で、じっくりねっとり絡みついている。

 彼女たちの脚が密着していない隙間を、中学姉の、あれだけ身近に毎日見続けていた素足が滑り込んできて、隙間がないように、強く押しつけられ続けている。

「あふっ・・・」
「くすっ……思い出したぁ? ずぅっと……私たちの脚とじかに触れ合っていたいって、想像して抜いてたんでしょ?」

 中学姉は平たい胸板を僕の背中に押しつけながら、自慢の生足をさらに強く押し込んでくる。

 彼女は僕の性癖を知り尽くし、それどころか僕の性癖を意識的に作り上げてきた張本人だ。それがじかに素足で、ギッチリ密着させてくるのだから、想い出深い相手の脚感触は、他の若娘とは比較にならないくらいに、心地よすぎるものだった。

 彼女たちは、あえてスリスリと動くことなく、逆にもっちりと吸いつく肌感触を密着させたまま、じっと動かないでいる。その代わりに、3人が隙間なく抱きついてくることによって、僕は逃れることもできず、全方向から女体に埋まっている。

 若返ったので、背丈は彼女たちと同じか、やや低いくらいなので、3人がかりで抱きしめられたら、完全に埋没してしまう格好になる。

 姉たちは警戒心も強く、こちらの体躯が弱体化して、防御において敏感になりすぎているのを知悉していながら、それでも攻撃力と経験は衰えていないこと、いつでも一気呵成に反撃されかねないことも、分かり切っていた。

 そのために、彼女たちはさらに、念入りな作戦で行動しているのだった。

 僕の両手は、みや子と中学姉、そして美穂と中学姉との間で、彼女たちの腰回りおなか周りで、ぎちっと挟み込まれていた。密着しながら圧迫を強める中、両腕は少女たちの下腹部に挟み込まれ、動かすことができない!

 これは、愛撫反撃を防ぐための作戦だった。両手を封じることで、密着しても、僕からの攻撃ができないようにしているんだ。

 同時に、スリスリと素足をこすりつけるように動いた場合には、一時的な攻撃力は上がるけれども、身体を動かすために、その腰回りもグニグニ蠢き、合間合間に隙ができる。

 その隙間ができた瞬間、僕は手を引いて挟み込みから脱出し、両手を自在に動かすことができる。だが、彼女たちはあえて動かず、抱きしめたままじっとしているので、みっちり両腕を挟んだ肉体は、ガッチリ僕の両手を固定させたまま、引き抜くことを許さない。

 そうして……動かないでいることにもまた、深い思惑があることを思い知らされた。

 じわりじわりと……少女たちの脚感触が、ことさらに特別感を持っていることに、あらためて気づかされる。そうして、どんどんその感触の良さが、体の芯までじんわり侵蝕してくるのが分かった。

 それは明らかに、これまでの敵女たちの素足感触とは、一線を画すものだった。

 間違いなく、あの当時に憧れていた本物の姉とその友人たちの、脚肌感触なのだ。

 1分ほどラッキースケベで触れ合ったときに、そのゾッとする心地よい感覚が忘れられず、その間は神経をとがらせ、最大限、受容体の拡張をギリギリまでやって、できるだけ深く多く、お姉ちゃんの脚の感触を感じ取ろうとした。

 そしてそれを何日も想い出しては、自分で精を抜き取っていた。その感触が、今度は長時間直截、意図的に、僕の両脚すべてを覆い尽くしているのだった。その感慨は、あまりにも深すぎた。

 それが彼女たちの術中であることを理解しながらも、当時の強欲が現在満たされているという事実に、どうしても心が動かされてしまう。

 神経はどんどん張り詰めていき、両脚の肌細胞は、なるべく心地よく、お姉ちゃんたちの素足を感じ取ろうと、毛穴を拡げるくらいの緊張感で、根こそぎ肌感触を味わってしまおうと、とろけるような快楽の中で、さらに敏感な精神へと尖らせていった。

 このことは、周囲を取り囲む姉たちの実感を、何倍にも強調することに直結した。

 脚のなめらかな感触、動かずに密着し押しつけられている、太ももの弾力とやわらかさ、これをまるごと、とことん味わいつくしたいと、僕の全身が、もっともっとと素肌を切望して止まない。

 密着している中で、さらにぐににっと押し潰さんばかりに弾ける、きめ細かい中学脚にほだされ、僕は防御するという感覚を、すっかり忘れ去ってしまう。

 思い出してなんとか全身をこわばらせようとしても、少女たちの脚がぎゅっと迫っている中で、あのころ憧れていた、なめらかな太ももが直截密着していることに、どうしても気が逸れてしまう。

 その結果、身を守れずに、じかにまるごと、性感神経を尖らせて感じ入ってしまっている。

 あえてスリスリこすらないことで、僕の攻撃を防ぎ、さらに想い出補正を最大限引っ張り出すことこそ、彼女たちの作戦なのだった。

 それを察知していながら、僕はどうやっても、少女たちの中学脚の魅力に打ち勝てず、もっとじっくり味わいたいと身体を張り詰めさせ、密着している部分から流れ込んでくる性感快楽が、執拗に全身の奥底まで、沈殿し続けてしまっている。

 あの当時、生足ばっかりに注目し、女子中学生の脚が女らしいハリを体現し始め、思春期以前とは完全に違う、したがって男の脚とはまったく異質なものであることを、いまさらのように気づかされた年頃の相手たちだった。

 その異性としての膨らみが真っ先に現れる生足こそ、本当にあの頃と同じように、それ以上に、全方向から6本吸いついていることに、強い感激を覚えた。

 そればかりではない。あの当時はノーマークだった、女子の乳房部分にも、新鮮な驚きをもって、全身レセプターが敏感に反応している。

 美穂の膨らみ始めた、それでいて乳頭が幼い中学おっぱいも、みや子の発達しすぎて、大人の乳房とさのみ変わらない肉の出っ張りも際立っている。

 そしてまた、するんとしていながらモッチモチに加減の良くなっている姉さんの胸板も、大小さまざまなバストの心地よい感触が、3方向から僕1人めがけて、押し寄せている。

 そのやわらかさと魅力、みや子たちの谷間を作る思春期以降の膨らみおっぱいが、やはり僕の上半身をとろけさせるのだった。

 腹部も、腕も、何もかもがすべらかで吸いつき、脚に引けを取らないきめ細かさで、ギッチリと僕に抱きついている。

 顔立ちだけがコドモコドモしているけれども、首から下はすっかりおんなであることを、全身で思い知らせることができる肢体を、彼女たちは余さず具えているのだった。

 分かってはいるんだ。この女性としての質感は、小学高学年ではすでに身につけており、とりわけ女児たちの素足は、5年生を境に、急激にシコシコなまめかしい感触になる。

 だが、上半身はこれから発達するのであって、幼すぎる異性への、禁断の快楽と期待感が補助しなければ、中学生の成熟度には遠く及ばない。

 それだけに、発達が真っ盛りの14歳以降の異性感触は、想い出深い相手だけになおさら、どこもかしこもが性的な武器になりきってしまっていることを、いやがおうにも思い知らされてしまうのだった。

 彼女たちの作戦は、僕の想い出補正を最大限掘り起こし、培った経験値と攻撃力を抑えつけて、欲情しきった僕から、精液を奪い取ることだ。

 それが分かっていながら、まんまと作戦に嵌まってしまっている。一瞬の油断が、いっそう自分を不利に働かせている。なんとか立ち直らせようとしても、いちいちゾワゾワッとくる中学姉たちの肢体の感触に、つい悩ましい欲情を発露させようと脱力してしまう。

 鋭敏にすぎる全身の性感神経が、吸いつくほどに深まっていき、そのぬくもりと弾力に包まれているだけで、弱く敏感な少年の肌は、すっかり年長女子たちの密着感に、ぎんぎん感じさせられてしまっている。

 腰が勝手にくねっていき、いきり勃った、それでいてまだまだ子供の肌色包茎ペニスが、情けなくも美穂やみや子の下腹部にこすれて、ヒククッと淫靡な反応をとげてしまう。

 すっかり想い出補正に負け、彼女たちの憧れの肉体に、実際に押し包まれている有様で、もはやいつ律動が始まってもおかしくないくらい、股間の奥底から、キュンキュンとくすぐったい疼きがこだましている。

 精液がパンパンに溜め込まれ、すぐにでも吐き出したい衝動に駆られて、それをギリギリ抑え込むのがやっとになった。

 若返ってしまったために、射精しやすい股間にもなっている上に、最大に好色な、もっとも身近な異性が、本当に周囲にはり付いて抱きしめてくれているので、つい身を任せて、そのまま快楽の汁を放出したい気持ちよさだった。

 こちらがすっかり反撃のチャンスを生かそうとする意志を殺がれ、従順な弟の時期そのものに、限りなく近づいたところで、お姉ちゃんたちは、本気でペニスをイかせにかかる。

 僕の手と意思による、すかさずの強気な反撃、というリスクをそぎ落としたことで、やっと彼女たちは、好きなだけ身体を動かすことができるようになった。

 少女たちに安心感が拡がり、もはやあの時期の、弱っちい弟でしかなくなった僕を、一斉にその柔肌で、かわいがり始めた。

 すりすりすりりっと大きく生足をこすり、もっちり吸いつく弾力を維持したまま、すべりのよい素足の感触を、3人がかりで強く刻み込んできた!

 僕も両脚を前後させて、お姉ちゃんたちの太ももの滑る感触を、シコシコと愉しんでしまう。滑るごとに、彼女たちの脚肌の良さが、どんどん奥まで刻み込まれている気がした。

 彼女たちが一斉に動き始めると、僕の全身のあちこちから、ぶごっ! ぶごお! べりり! っと、いやらしい空気音が漏れ始める。

 あまりにみずみずしく、両面テープのように吸いついてくる、女子たちの肌キメが相当細かく、動くたびに、その肌が僕に吸いついて、小さな山を作り、引っ張られて名残惜しく剥がれていく。

 そのときに発する空気音が、ぶにっぶごっと、低い音を立てているのだった。そのくらいにお姉ちゃんたちの肌表面は、心地よく僕に粘着し続けているのだ。それは乳房でもお腹でも生足でも、まったく変わらなかった。

 そのつどそのつど、僕は年長中学女子たちの、いやらしい肢体の蠢きに酔いしれ、激しく全身をこすりあいながら、女の娘の肌触りを、とことんまで味わい尽くすしかなかった。

 ひとしきり生足スリスリを愉しませられ、すっかり感極まったところへ、背後から中学姉が、遠慮なしに手を伸ばしてくる!

 彼女たちの全身が揺れているので、僕はすぐに手を引き抜くことができた。

 けれども、その手は反撃の意欲も乏しく、むしろ憧れのお姉ちゃんたちの腕、背中、お尻を撫で回して、彼女たちの背後肌でさえ、ももちもちと吸いつく確かな女らしい感触を具えているのを確認して、その心地よいすべらかさを、手のひらで味わうばかりだった。

 当然、中学姉がペニスに手を伸ばしてきたのは察知できたが、防御も回避もできず、姉の手を掴んで、これを止めることさえもできはしなかった。

 ぐにゅぃっ!! ちょみちょみぐにぐに……!

「はひぃ!」
「へへ~。気持ちいーい? これ、アンタのオナニーより、ずっとやわらかく締まって、ずっとイイ感触してるでしょ。ほら、もっと揉んであげるから、腰を突き出してっ!」

 僕はみや子と美穂の脚に夢中になって、両脚を激しくこすりあいながら、姉の指示どおりに腰を突き出した。

 えもいわれぬ姉さんの中学生手が、じかにペニスを掴んだのだった。子供とはとても思えない、むちっとしててやわらかな手が、指先がまだ尖ってもいない、未発達ながら女らしい弾力を十分に身につけて、直截ペニスを絞りにかかる!

 こなれたしごきの動きとは、まるで違うものだった。否むしろ、”そうした手つきだったからこそ”弟の最大限感じるような、やわらかでなまめかしいテクニックとなりえたのだった。

 姉さんは右手の人差し指付け根と、親指の腹で、包茎の皮先端をつまむように挟み、強く圧迫する。その2本の指をグニグニこねくり回すようにして、ペニスを皮ごと、亀頭全体めがけて、ヤワヤワと揉み込んできた!

 同時に、中指から小指までを、裏スジから根元まで掴み取り、手のひら全体で、ペニスそのものを優しく揉み続ける。

 あえてしごく動きではなく、揉みしだく手つきによって、ペニスの感じやすいところを、包茎の皮ごと、包み込むように優しく、それでいて力強く揉み込んでくるのだった。

 ぎゅっぎゅっぎゅっと手の力を強めたり弱めたりしながら、コドモのペニスは、中学女手でひたすら按摩され、ぎゅうぎゅうと締まる手つきで、棒全体と亀頭先端を、同時に刺激するいやらしい手の動きだった。

 握っては力を緩める動きのさなかで、親指と人差し指の揉み込みだけは、途方もない素早さで激しく動き続けている! 亀頭先端が中心に刺激され、先っぽの敏感なところが、心地よくつけ狙われているのだった。

 数十回揉んだあとは、すかさずみや子がペニスを掴み、同じように包茎の皮ごとペニスを揉む手つきで攻撃してくる! 矢継ぎ早に、美穂も作戦どおり、同じようにペニスを揉むしぐさで、皮先端と裏スジを、ひたすらむにんむにんと圧迫し続ける!

 当時の僕は、人差し指と親指で包茎の皮をつまんで、そこばかりをつけ狙うようにこねくり回し、揉み込むことで、先端だけに加えられる性感刺激に感極まり、いつとはなしに白濁液を吐き出すまで、くすぐったい刺激を自分に加えたものだった。

 そのうちに玉袋をくすぐりながらだと、すぐに多幸感が訪れることを発見し、両手でオナニーするようになった。包茎を解いてペニスをしごくタイプに移行するのは、それよりずいぶん後になってからだった。

 お姉ちゃんたちの、ペニスを掴んで揉みしだく動きは、この皮オナニーを発展させたものにほかならなかった。

 当時僕が一番感じるタイプとして選んだオナニーを、姉さんはしっかり見て観察していた。ほぼ毎日それが続き、姉さんも、弟のペニスのどこをいじればすぐ射精させられるのか、細かい部位まで研究し尽くしていった。

 弟が自分の脚を想ってイク有様を想像し、詳細に頭の中で再現させては、自身のマスターベーションのオカズにしたのだった。

 いま……強化され、その時代の僕が感じるオナニーを脳裏に刻み込んでいる3人が、皮をつまんで揉みしだく攻撃を、惜しげもなく再現するのはたやすかった。

 その先端揉みに加えて、彼女たちはペニス全体を、他の指でも掴んでおり、そこも締め付けるように揉むことで、棒全体が、女手のやわらかな感触でいっぱいになる。

 先端オナニーの忠実な再現にとどまらず、ペニス全部を揉み込む手つきにグレードアップしていながら、自分の男手とは明らかに違う、やわらかくてあたたかく、吸いつくような女の子の手で、じっさいにペニスをかわいがられているのだった。

 これでは、彼女たちの脚や乳房にこすれあいながら、同時にペニスを、自分のオナニーの何倍も気持ちよい状態で、揉みしだかれていることになる。性感ダメージは想像をはるかに超える大きさで、満タンだった精力値は、すぐさま激減してしまう。

「我慢しなくって、いぃんだよー? もっとモミモミしたげる・・・くすっ、コレ、女の子のアソコで締めるより弱いけど、似たような蠕動になってるから、女の手のやーらかさで、締め付けが再現されてるよねっ。」
「次は私ね? イーイでしょー? いっぱい感じてるね。私の手、気持ちいいよねー? 精子出したら、皮の中に溜め込んで、トイレで処理するって、君のお姉ちゃんから聞いたよー? でも、いま吐き出したら、とても皮の中には収まりきらないくらいの量が出るよね。」
「ほらほらっ! 私も気持ちよくしてあげる。コレどーお? 先っぽにもっと力入れてあげる。かーゎいいっ、小刻みに揉まれると、イッちゃいそうだよねー? 何分も精液出続けるんだから、いままでにない快感になれるよ? 出しちゃおうよー?」

 このまま……交代の女手で射精したい衝動を、なんとか抑えこみ、気を取り直すが、お姉ちゃんたちがしつこくペニスを交代で揉んできて、スリスリっと滑る太ももの感触が、ひっきりなしに両脚を摩擦し続けている。

 その状態で、腰が抜けそうな快楽の中、3人の手つきにも個性があり、交代されるたびに、新鮮な手もみ快楽で、ペニスが悲鳴を上げている。

 オナニーの時なんかとは比べものにならない快感が、ペニスを締めては緩める動きに合わせて、波のように押し寄せ続けている。

 彼女たちの女手の締まりが、膣圧の簡易版であることは、経験的に承知していたが、その記憶をも吹き飛ばす勢いで、ちいさなペニスが、やわらかなお姉ちゃんたちの手に包まれ、もっちりとグニグニちゅるちゅると、締め上げられ続けた。

 亀頭先端への摩擦揉み攻撃は格別で、ぎゅんぎゅんこみ上げる多幸感に、まるで抵抗できないままでいる。

 本来のこの年代の僕だったら、1人目の手もみ攻撃で、姉の手で、あっさり精を奪い取られていたに違いなかった。かろうじて、本能的に働いた防衛機能によって、これまでのレベル感が手伝ってくれて、多幸感をすぐに抑え込むことに成功した。

 また、ここで彼女たちに負けて、快楽のしるしを放出したら、事実上の死が待ち受けている。性感天国に永久に浸れる代わりに、この精神は魂ごと悪の存在に染まりきり、決して脱出できなくなってしまう。

 それはすなわち、自分が何者であるのかを忘れさせ、おそらくは日本語で何かを考えるということさえも、遅かれ早かれ失ってしまう状況を意味し、文字どおり命がけで、女体の快感に抗さなければならない、最大の理由なのだった。

 その危機感があってこそ、目先の性感刺激に負けることなく、僕は絶頂の脈打ちを堪えきって、敵女たちをイかせ倒してきたのだ。

 今回も、死にたくないという強い思いが、少年時代の多感な肉体への一方的な刺激に、ギリギリ負けずに踏みとどまる、最大の手助けになってくれた。このままでは、どうしてもやって行かれない。なんとか……どうにかしなければ!

 だが、そんな弟の必死な思いなど、肉体自慢の姉たちには通用しない。というより、そんな必死さが手に取るように分かる姉さんたちは、すかさず次の作戦に移り始めるのだ。

 犠牲は大きくなる可能性もあるが、確実に弟のペニスを仕留めるための、次の甘~い作戦が展開され始める。

 3人は僕をじわじわと、うつ伏せにゆっくり移動させる。ペニスを揉みながら、美穂が後ろにゆっくり倒れるように体勢を変え、背後からみや子と中学姉がのしかかるように、僕の上半身を押す。

 結果、僕はどんどん倒れていき、ついには美穂の上にのしかかって、寝転がる体勢になってしまう。

 この先に待っているものは分かりきっていた。美穂がすこし脚を開くと、その間に僕の腰が沈み込んでいく。中学姉がペニスを掴み、狙いを定めると、ペニス先端は、いともあっさりと、美穂のオンナのタテスジを、じっくりかき分け始めた。

 抵抗すべく腰を浮かせようとしても、すぐさまみや子が、僕の背中に大きなおっぱいをのしかからせ、ぐっと上から押し込んできて脱出できない。そのまま……ペニスは美穂のオンナへと飲み込まれていく。

 股間器官だけ独立した意志があるみたいに、オンナが蠕動しながら、奥へ奥へとペニスを飲み込んでいく。実際には、無理にでも僕の腰を落とさせ、ペニスを包茎から剥けさせてまでも、なまで美穂と結合すべく、ペニスが奥へとねじ込まれているんだ。

 きゅうんと強い快感が、股間から奥へと突き抜けていく!

 中学生はよく締まる。現実はおそらくそうではないだろう。ただ女である。年代なんてほとんど関係がない。男の側の勝手な思い込みにすぎない。

 それが分かっていながら、その妄執をまるごと体現し、強化されてしまっているこの異世界では、実際の中学女子がどうなのかなど、まったく無関係なのだった。

 そのことを裏付けるように、美穂の股間はひどくペニスを締めまくって、とことん押し潰さんばかりに引き締まってくる!

「あふっ……あん……んぅふっ……うっく……」

 美穂は可愛らしく鳴きながら、ゆっくりと腰をひねり、右へ左へと揺らしながら、そのつど締め方を上手に変えてくる。時に上下させながら、年長女子の締まる中学膣を、包茎だった軟弱ペニスに、これでもかと刻み込んでくる。

 僕の背後には、すっかりみや子がのしかかり、膝で体重を支えながらも、思いっきりおっぱいを背中に滑らせてくる!

 その下腹部が僕のお尻を捕らえ、ぐいっぐいっと無理矢理にでも僕の腰をピストンさせてくる。その勢いに負け、僕は大きく激しく、ペニスを美穂の中で出し入れさせられてしまう。

 強烈な締まりと蠕動に加え、オンナの筒でペニスがしごかれ続け、片時も休ませてはくれない。そのつどペニスは、美穂のオンナ内部で、激しくこねくり回され、さっきの手の攻撃をはるかに上回る快楽が、一気呵成に、股間からお尻の奥へと突き抜けていく。

 美穂とみや子に上下サンドイッチされた体勢で、みっちり女体に密着されながら、腰だけはカクカクと大きく上下し続けている。

 出し入れするたびに、ペニスは天国そのものに陥り、これが危険水域を越えれば、精液として溢れかえるのを分かっていながら、その快感をどうすることもできないでいた。

 美穂は僕の頭部を抱き寄せながら、巧みに腰だけを上下左右し続け、時には激しく上下させて、自分からペニスをしごいてくる! こ、この動き……ッ!!? 中学生の腰使いではもはやないのだった。

 少女の稚い、純粋で、直情的な締まりとは裏腹に、美穂の腰は変幻自在に蠢き、絶妙なタイミングで締め上げながら、きめ細かにペニス全体を揉みしだいて、内部のヒダで執拗にこすりあげてくる。

 この計算された体勢と妖艶な腰使いは、ローティーン標準の娘のものではなく、かなりセックス慣れた、熟練しすぎた動き方だった。

 一見、男性主導になる正常位結合も、下の女子の蠢き方ひとつで、性感刺激には如実に差が生じる。そのことに通暁した腰使いには、多くの男を昇天させてきた、美穂自身のテクニックが、はっきりと現れていた。

 この時期にすでに、美穂はあまたの男たち、少年から大人にいたるまで、さぞかし数え切れないほど、その股間を悦ばせ、絶頂に追いやってきたと分かる。

 この塔の世界で強化されているだけではなく、美穂という個人そのものが、すでに不良少女として、大人にも負けずに、あっさりと射精させてきた実績を誇っていた。

 熟練した男であっても、美穂の若すぎる裸体と、少女とはとても思えない腰使い、締まるオンナの感触で、大勢がイかされ続けてきたに違いない。

 セックス慣れした男であっても、美穂には敵わず、快楽の汁をコンドーム越しに吐き出してしまっただろう。彼女はもとから、そういう実力者なのだった。

 当然、少年時代に戻された僕が、なまで美穂と結合しているのだから、その性感ダメージは、計り知れないほど大きかった。

 本来なら、結合する途中、亀頭先端が入ったところで、美穂のオンナの気持ちよさが凄絶にすぎて、急激にこみ上げる多幸感で、何もかもを失っていただろう。男慣れした美穂にとって、僕など瞬殺できる小物でしかないのだった。

 かてて加えて、中学姉が執拗に玉袋をくすぐり、撫でさすって、補助攻撃に余念がない。これは、当時の僕が射精するときに、左手で玉袋をカリカリとくすぐり、その快感刺激が加わって急激に高められ、瞬時にして絶頂し果てていたことの再現だった。

 僕のオナニーを毎日観察していた姉さんは、僕が一番感じる指つきで的確にくすぐってきて、さらにスベスベの手のひらや甲を這わせて、女手の良さを、小さな玉袋全体に刻みつけてくる。

 両手を駆使して姉さんは、上下する僕の腰に正確についてきて、ひっきりなしにカリカリと、女子の吸いつく指先で、玉袋をかわいがり続けた。

 それが美穂の膣感触による快感を、何倍にも高めているのだった。イクほどの性感刺激が、のっけから加えられることで、僕の股間は快楽一辺倒に、どんどん叩き込まれていく!

 しかしながら、そこまでされてさえ、なおも不思議と、射精直前のみゅ~んとくる快楽にはいたらなかった。

 貧弱の子供ペニスだけれども、そうそうたやすく、どばどばと体液を吐き出して敗北するわけにはいかない。

 これでもかと正常位でペニスをしごかれ、玉袋をいじられ、背中に大人顔負けの乳房が這い回って、サンドイッチされているにもかかわらず、射精の律動寸前の、頭が真っ白になるほどの肉体的限界は、まるで訪れていない。

 かえってクールダウンして、限界を迎えていたはずのペニスは、多幸感に陥らないで済んだ。強い危機感と、この塔で培ってきた経験値が、こうした大ピンチのところで、不意に頭をもたげたのだった。

 たしかに美穂は気持ちいい。それは間違いなくて、気を抜けばすぐに脈打ってしまうほど、1秒も休まずにペニスに快感刺激を送り込み続けている。上下挟まれている女体の感触も、ことさらに甘美だった。

 それでも、これまで陥ってきたピンチに比べれば、美穂レベルの女敵は多く、そんな甘美にすぎる女体を、僕は乗り越えてきたじゃあないか。いまさら、この程度の快楽攻撃で、果ててなどたまるものか。

 想い出補正で狂ってしまった熟練経験が、急激に取り戻されたのだった。

 それは、生足で包み込まれたときの興奮度をも抑えるに役立った。想い出補正が冷めていく。

 理由ははっきりしていた。

 中学女子たちに抱き包まれていたときは、まさに当時の想い出深い自分の心境そのままだった。

 そのため、中学生のシュッと細まった、それでいて女らしい膨らみとなめらかさに満ちた生足にほだされ、実物のお姉ちゃんたちに刺激されて、あの頃の興奮度が、最高潮に達していたためだった。

 だが、実際に結合するということは、想い出時代の自分の想像を、超えた行為でもあった。あのころは、脚同士をこすり合わせる想像だけで、イクことができた。

 性器を挿入することは、知識としては持っていたが、具体的なイメージなど、まるで湧いていない時期でもあった。それだけに、実際に挿れてしまうと、想い出時代の琴線とは、違う快感刺激に切り替わってしまう。

 そのために、僕はむしろ、この世界で闘って勝ち抜いてきた記憶の方を強め、弱体化しても維持されていた我慢強さ、ギリギリで射精をこらえる本能、そして反撃がすぐに思いついて、すぐに実践できる肉体に熟達していることを思い出したのだった。

 亀頭先端に締まる快楽を覚えながら、それが執拗に持続していることで、若返ったペニスは、たしかに限界いっぱいまで追い詰められている。

 このままの体勢で攻撃され続けたら、間違いなくどこかで、精液を吐き出してしまうに違いない。脱出は難しく、このままの体勢で反撃するしかなさそうではある。

 それでも少女たちの攻撃は苛烈を極め、中学姉は遠慮なしに、僕の敏感なアナルを指先でこねくり回し、玉袋と一緒くたに責め立ててきた。

 みや子が激しく上下して、どうあっても激烈に腰を上下させるべく、上からグイグイッと腰を落とし続けてくる。敏感なペニスは、熟練した美穂の内部で暴れ回り、そのつど股間から奥にめがけて、強烈な性的快楽が押し拡がっていく。

 これを限界のところで押しとどめる経験則が、どうにか僕を助け続けているだけになった。

 こうなったら、ペニスが根負けするか、美穂の方が先に絶頂して果てる以外に、次の体勢には移れそうになかった。

 挟み込まれた女体地獄の中で、玉袋も撫でさすられ、いつ限界を迎えてもおかしくはなかった。

 だが一方で、美穂の方も、大勢の男を昇天させてきた、中学生らしからぬテクニックを、存分に発揮しながらも、弱いはずの年下男子のペニスが、自身のオンナ内部を、これほどまでに気持ちよくしていることに、驚きを隠せないでいた。

 彼女が腰を妖艶に使いこなせばそれだけ、カウンターダメージとして、ペニスから余すところなく、膣内部の性感神経が逆なでされ、じんわりとアクメめがけて、女体そのものが堕ち込んでいくのが、手に取るように分かる。

 そのため美穂は、内心焦ってもいるのだった。おかしい、とっくにこの子を吐かせてもおかしくないほど、上下左右前後に腰をひねり、自分からも上下して、股間を性感にいたぶっているのに、一向に精液が出てこないのだ。

 それどころか、時間が経てば経つほど、上から抱きしめてくる年下男子の、甘美な感触に酔いしれ、オンナ内部をかき回してくる、小さな繊細ペニスから受ける快楽刺激が、確実に体の芯を火照らせ、いつ絶頂感が漂っても、おかしくないほど上気してしまっている。

 美穂は、たしかに百戦錬磨で、おとなでさえあっさり射精するほどの、経験とテクニックを誇っていたけれども、それとて、この塔の世界で連戦連勝してきた、そうするしか生きる道がなかったという、追い詰められた男の底力を見くびっていた。

 僕を責めれば責めるほど、かえって彼女自身が高められ、息づかいも荒く、イクほどの快楽に全身、足の裏神経まで、くすぐったく追い詰められてしまうのだった。

 美穂の敗色が濃厚になってきたとき、僕はがっしりと上から、彼女の胴体を抱え、ぱちゅぱちゅと必死に上下して、ペニスを激しく出し入れし続けた。

 膣内部のもっとも気持ちが良い部分を探り当て、そこをつけ狙うように激しくこすり立てる。それで美穂は一気に、限界まで追い詰められていく。

 中学組だけ参戦しているわけではなかった。

 僕が顔を上げると、美穂の頭の先でM開脚し、小学姉、ひな子、れなのツルツル小さなワレメを目の当たりにしてしまう。細っこくてもシコシコ弾力を誇る内股とともに、僕は彼女たちのタテスジを凝視させられる。

 次々と指先で股間を押し拡げ、内部のピンク器官を惜しげもなく披露してくる。その狭そうな器官を見つめ、年端も行かないくせにいやらしく、おんなになっている股間を見つめながら、僕はピストンを余儀なくされていた。

 最高のオカズを凝視しつつ、最高のオンナでしごかれている。この上ない快楽なのに、敗北への恐怖と、培ってきたギリギリのガマン力で、どうにか精液を吐き出しそうになるピンチを回避できていた。

 そこまで来ると、ピストンを休むことが許されないのが、かえって救いとなる。美穂がイクまで、この体勢からは脱出できないなら、彼女をさっさと倒してしまうだけのことだ。

 僕は小学女児たちの股間を見つめながらも、美穂の下半身を責めることに専念する。中学姉の玉袋攻撃にも負けずに、多幸感にいたる前に、下の娘を倒してしまおう。

 そこまでリズムに乗ってくると、あとは経験量の差が物を言った。

 美穂はだんだん耐えきれなくなり、熟練のペニスでさえもイかせてきた若い膣が蠢いて、未熟な僕の身体をイかせようとぎゅうっと締まったが、その強い締め付けのさなか、思いもかけず、性感神経がペニスにこすりあげられ、ついに彼女は短い悲鳴を上げるのだった。

 挿入戦なら、お互いに精力を削り合う持久戦になる。弱体化したとしても、こちらの鉄壁の攻撃力までは衰えていなかった。ただガッツリ精力を失うだけで、情にほだされさえしなければ、美穂レベルの相手なら倒せる。

 その自信を裏付けるように、彼女は限界を迎えたのだった。

 美穂は驚いたように、自分の全身を突き上げるアクメ感覚を、どうすることもできなかった。強化されてはいても、多くの男を倒したオンナであっても、次元の違うペニスには敵わなかった。

 彼女はガクガクッと震えて、ぎゅっと全身をこわばらせ、思いがけないという顔で絶頂してしまった。僕の勝ちだった。

 すぐさま状況が一変する。

 美穂がイクまではサンドイッチ正常位から脱出できなかったが、彼女が消えてしまったために、その安定した体勢は総崩れになる。

 ここで……逆転の活路を見いださなければ、いつまで経っても、快楽天国の宴は終わらない。そのうち、こっちが根負けして、どの娘の肉体で吐精してもおかしくはないんだ。

 ピンチであることに変わりはなく、あと8人、このイキやすいペニスのまま、戦い続けなければならない。

 美穂が消えたので、僕は横向きになり、次の正常位を許さなかった。目の前に小学組が待ち構えているかぎり、その誰かがいつ襲ってきても不思議ではない。

 するりと下にもぐり込んできて、そのまま正常位続行処刑ではたまらない。何とか体勢を変え、あわよくばそのまま起き上がって、コンディションを整えたいところだった。

 だが、そうやすやすと、思いどおりにさせてくれる姉さんたちではなかった。横向きの僕にしがみつき、ぎゅっと抱きついてきたのは中学姉。素早い身のこなしで、弟の動きを読み切っている姉さんは、僕が一番嫌がる、つまり一番気持ちいい邪魔の仕方をしてくる。

 中学姉は、僕に正面から抱きついた体勢で、すらりとした太ももでペニスを挟み込んできた!

「んあ!」
「ふふっ……美穂は我慢できても、想い出深いお姉ちゃんの脚には敵わないでしょ・・・」

 ぎゅうう……!

 オンナに比べて締まりは弱いのもたしかだったが、その代わりに中学生足は、僕の想い出琴線を、とことんくすぐるものだった。

 あんなに憧れていた姉の素足が、今度はじかにペニスをやわらかに包み込み、きゅっと内股の肉で圧迫しているのだ。小刻みに左右の足をずらし、また腰を前後させて両脚でしごく要領で、ペニスは甘美に刺激された。

 んああ……。

 今頃になって、思い知った。

 本番挿入戦であれば、これまでの経験レベルが底力となって、反撃逆転のチャンスが生まれるけれども、想い出補正に引っかかるような攻撃は、膣圧に比べて弱いのにもかかわらず、僕の心を大きくかき乱す。

 そうして、その心の隙が、いきなり絶頂寸前の感触にまで、僕を追いやるに十分な魅力を、相手に与えるのだということ。僕の気を許してしまう部位の方が、直截刺激の強い攻撃よりも、はるかに大きなダメージを与えるのだということ。

 熟練した美穂の股間を振り切ったペニスは、姉ちゃんの素足に包まれ、スリスリッと直截ペニスをこすられるに及んで、いきなり快楽の度合いを増してしまう。

 小学娘たちが移動して、横向きになった僕の前で、やはり開脚してくる。この見せつけ攻撃も、股間と素足を近くで見せることで、僕の想い出をくすぐろうという作戦なのだった。

 脱出しなければ、中学姉の生足の間から、大量の白濁液を吸い出されてもおかしくない。

 彼女の内股は、精を絞るべく滑り回って、射精に至らしめるに十分すぎるほど心地よく、中学生の脚が、これほど女として完成されているのだということを、いやがおうにも思い知らせる魅力にあふれてしまっていた。

 挿入よりも、スマタモモズリの方が、絶頂の危機が強いのは、僕の想い出補正によって、若返って敏感になったせいだ。体勢を立て直さないことには、どうにもならなくなると予感された。

 僕は脱出しようと身を引き、中学姉の内股からペニスを引き抜くと、なおもしつこく手を伸ばしてくる姉さんを振りほどいて、立ち上がろうとした。

 身を起こそうと中腰になった体勢で、今度は隙を突いたれなが、ペニスを太ももの間に挟み込んできた! 小学生なのにその素足はすでにツルツルでみずみずしく、それでいて小さく細いことが、かえって倒錯した魅力を醸し出している。

 もっと昔には、れなの生足を見てオナニーしたことを思い起こしてしまう。憧れだった女児の脚が、じかにペニスをこすり回すので、スリスリされている間に、精力を消費し続けてしまう。

 れなからも脱出したけれども、今度は幸子の乳房がペニスを押し包んだ。年長女子高生のおっぱいがペニスをかわいがり、ふよふよと揺らしながら棒全体をしごき立てると、美穂の膣で剥けた亀頭を、チロチロッと舐め回した。

 それでも立ち上がりきってしまうと、幸子はしつこく抱きついてきて、立ったままペニスを太ももの間に挟み込んできた。

「~~~ッ!!!」

 ゾクゾクッと震え、多幸感がこみ上げるのを、かろうじて抑えつけながら、幸子の高校素足の感触がこれほどまでということに、あらためて驚かされる。

 彼女の脚を見ては、身近な人の性欲対象として、オナニーの題材になっていくことになるのだった。女子高生の脚は太くて気持ちいい。若く元気でハリもある。どの世代の男でも、高校素足の魅力には敵わない。

 体を背けて幸子から脱出すると、代わってみや子が生足にペニスを挟み込む! 脱出は容易だったが、がっしり固められていないのも、彼女たちの作戦のうちとは気づかなかった。

 再び押されて中腰に近い体勢にされたら、ひな子が生足でペニスをこすり立てる! 矢継ぎ早に彩咲の太ももが、じかにペニスを素早くこすりあげた!

 水泳で鍛えられた太ももが細っこく、それでいて瞬発的な運動力に優れた素足が暴れ、ペニスを猛スピードでこすっていくのだった。

 こうして僕は、常に誰かの太ももに包まれ、さまざまな年代の生足の感触を刻みつけられてしまう。

 仕上げといわんばかりに、中学姉が立ちバックで結合してくる! ぐっちょぐっちょと相性のよいオンナがペニスを絞り上げ、イクまで離さない気でいるようだった。腰を引こうとしても、彩咲が背後を固め、後方に逃れることができない。

 パコッパコにペニスが、中学姉の前後するお尻と膣圧にさらされ、ぺったんぺったんとやわらかなヒップが、僕の腰に吸い付いては離れる。イキそうになっているペニスが、太ももとオンナに攻撃され、どんどん高められてしまった。

 中学姉と結合している間じゅうも、少女たちはクスクス笑いながら、自慢の素足で、僕の脚をこすり立ててくる。小学、中学、高校と、発育と個性の違う生足が、次々と僕の両脚にこすれ、大小も太さも異なる女の脚の感触を、とことん刻みつけられた。

 反撃のいとまもないまま、しかし中学姉をカウンターダメージで追い詰めることだけは、かろうじてできた。

 小学娘たち3人がかりで背後が固められ、その素足にほだされながらも、塔での経験を生かして、目の前の姉をイかせ倒せそうな勢いだった。

 立ちバックなので玉袋攻撃はできない。それだけに、きゅ~~んとこみ上げる多幸感を必死で抑えつけながら、中学姉めがけて、腰を振り応戦する。

 姉さんは、大人姉を倒した僕にとっては、もはや乗り越え終わった敵でしかない。活路は見えている。ギリギリの攻防ではあったが、姉の方が分が悪そうだった。

 が、ペニスにとって感じやすいところばかりを付け狙える、姉さんのオンナは、相変わらず気持ちが良すぎて、熟練の美穂とは違う、生来の快感刺激を、僕に押しつけることができる。

 びっくんとペニスが脈打ち、あわや射精の憂き目か、という冷や汗をかいたが、ペニスの内奥まで、くすぐったく疼きまくっている中で、それ以上の律動が起こらないよう、渾身の力で抑え込んだ。

 本当に危険水域をはるかに超えた、綱渡り状態だった。僕は姉さんの平たい胸板を、心地よく撫でさすりながら、仕上げのピストンに入る。

 中学姉はそれに耐えきれず、捨て身になって立ちバックに応じ、お尻を存分に叩きつけながら、不意に訪れた女のアクメに、電撃に打たれたようにのけぞった。ここまで弟を追い詰めておきながら、結局中学姉は、返り討ちに遭ってしまった格好だった。

 中学姉を消した後なのに、ペニス先端がヒクヒクとくすぐったい。射精をこらえきるだけ限界まで我慢した結果、あとほんのわずかな刺激だけで、快楽の律動が始まってしまいそうな勢いだった。

 精力はゼロ。気力だけで、股間の脈打ちを、辛うじて押しとどめているにすぎなかった。

「くすっ……もう、限界・・・だね☆」

 少女たちが一斉に僕の股間に目線を集中させる。誰にも触れられていないペニスから、数秒後には体液が出てくるであろうことは、誰の目にも明らかだった。

 そうして、みや子、れな、彩咲、幸子、ひな子、高校姉……小学姉と、7人の少女たちが残っていることに、僕は失望するほかはなかった。どうやっても、これ以上の戦闘で勝てる見込みは、完全にゼロであった。

 れろん♥

「あひいっ!」

 突然お尻がさらにくすぐったくなった! みや子が、僕のお尻をかき分け、アナル周辺を執拗に舐め回し始めたのだった。幸子もれなも、同様にして僕のお尻を両側に大きくかき分け、みや子がアナルを舐めやすいよう、臀部を押し拡げてくる!

 ぐにに・・・♥♥

「んあっ!?」

 ふり返っていた一瞬の隙が、命取りになった。

 体力のある彩咲の両腕に抱き上げられ、腰を振り上げたのは小学姉。姉さんの真下でひな子がうずくまり、小学姉の身体を下から支えている。彼女は、ひな子と彩咲の2人がかりで持ち上げられ、背の高さの違いを解消していた。

 そのまま、油断している僕のペニスに、垂直挿入してくる! 騎乗位と同じ体勢ではあるが、僕が立って、小学姉がM字開脚のまま仰向けで挿入している。

 下からひな子に支えられ、上半身は彩咲に抱き上げられているために、90度回転した騎乗位のような、こんなアクロバットな挿入さえできるのだった。

 ぐちょお・・・

 相性のよい、それでいて稚く狭すぎるオンナが、弱体化したペニスを根元まで包み込む!

 れろれろんと、みや子、幸子、れなが交代してお尻の穴を舐め回し、深くまで舌をねじ込んでくる! 前方ではやわらかな締め付けがペニスを襲い、後方からはアナル攻撃がひっきりなしに続いていた。

 こちょこちょり!! こしょこしょこしょっ!!!!

「ぎああああ!!!」

 高校姉が、横から下方に手を伸ばして、細く尖った指先で、玉袋をくすぐってきた! 手を伸ばした小学姉も同時に、僕の両乳首を小さな指先で素早くくすぐりを加える、絶妙なタイミングだった。

 ごぼ! びゅばしゃ! ドバドバッ! ビュルルン! どばあああああ! ビチャッ! ばしゃっ! どぼぼっ! びゅる! どろり! ぐぼ! びゅばば! びちゃあああ! バッシャア!

 次から次へと、粘っこい体液が、たっぷり生殖細胞を含みながら、小学姉のオンナ内部にぶちまけられていく!

 事実上、挿入直後にペニスは限界を迎え、イキ始めていた。そこへ高校姉の仕上げの玉袋くすぐりが加わり、性快楽刺激は、有無を言わせず頂点に達してしまう。

 相変わらず続けられるアナル舐めによって、脈打ちはさらに素早く訪れ、多幸感を我慢しきろうとする前に、勝手に精液があふれ出したも同然だった。

 狭く締まるキツいオンナが、ペニスを締め上げたとたんに、大量の精液が、何分もかけて飛び出していく!

 その間じゅうも、少女たちの快感攻撃は休みなく、スピードを上げて続けられている。彼女たちも僕も知っているんだ。この異世界で敗北射精が始まったとたんに、体液は止めどなく溢れかえり、どこから出てきたか分からないくらいの量が吐き出されてしまう。

 それも、通常の何倍にも及ぶ快楽を伴いながら、猛スピードで律動していって、それが何分経っても終わらないんだ。数秒で終わるはずの絶頂が、それだけ長引いても、まだまだ奥底から、粘液が勢いよく吐き出されていく。

 絶頂している間、小学姉は腰を蠢かせ、ぱちゅばっちゅ、とねっとりいやらしく糸を引きながら、オンナでペニスをしごき回した! 同時にしつっこく、僕の乳首が小学指先でくすぐり回されている!

 その快楽刺激が加わり、小学から高校までの、世代が違う娘たちのアナル舐めが入ってきて、しかも高校姉の玉袋くすぐりが、しつこくしつこく続けられている。

 弟がイクときの玉袋への指使いを、熟知しすぎているために、それを忠実に再現して、彼女は股間の脈打ちを早め、1秒でも長引かせようとし続けた。

 6分以上経過し、やっとの思いで、最後の一滴を吐き出し終わると、急激に体内に静寂が訪れる。

 次の瞬間、子供化していた僕は、大人に戻れると思いきや、さらに縮小を始める。もっと若返っているのが分かる。同時に肉体改造が進み、女体の性感刺激に耐えきれなかった男が取る末路を、忠実にたどっていくことになる。

 僕は、姉さんたち9人に、ついに敗北し、強すぎる快楽とともに、その魅力的で想い出深い肉体に埋もれて、生足と股間に勝てずに、イッてしまったのだった。負けてしまった以上は、もはや後戻りはできないのだった。

「これで……これで、よかった、んだよ?」
「どうして各年代に分かれてまで、アンタをこの塔世界に永久に閉じ込めなければいけなかったか……おねえちゃんの、肉親として最大限できること、だったんだから・・・」
「ずうっと……いい気持ちになり続けた方が……ごにょにょっ」

 小学姉や高校姉が甘く囁いてきたが、もう内容の是非について、思考する余裕はなくなっていた。最後の方は、まるで聞き取れず、何を言っているのかも理解できなくなっていた。意識が混濁していき、そのまま眠るように、気を失っていったからだった。

・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・

 気がついた。僕は……見覚えのある部屋にいた。

 子供の頃、夏や冬の休みごとに遊びに行っていた、親戚の家にほかならなかった。細部まで再現されていて、昔の時代にそのまま、ワープしてしまったとさえ思えた。げんに、自分自身が、10歳くらいの子供に戻されてしまっているのだった。

 ビクビクビクビクン! ヒクヒクヒクヒク……

 大量の体液が、周囲にぶちまけられ、律動はひっきりなしに続く。誰にも触れられていないペニスは、瞬時にして射精し始めてしまった。

 永久に、イク寸前の多幸感はミリ秒も休むことなく続けられ、絶頂は数分かけて行われ、さらに脈打ち速度も何倍にも跳ね上がって、快楽もそれだけ一入になってしまう。

 そうして、吐き出し終わっても多幸感は消えず、瞬間的に精巣内の体液がパンパンに溜まってしまうので、結局、延々と射精し続けるだけの肉体に陥ってしまっている。

 粘っこい白濁液は、空中で消えてしまう。魔の者に吸い取られている証だった。

 同い年の親戚娘と、その友人たちは、同時に幼馴染でもあった。この少女たちには姉がいて、僕はこの娘たち4人と、よく駆け回って遊んだものだった。

 毎日のように顔を合わせる姉さんと違って、異性でありながら、純粋に遊び相手、という位置づけにしかなっていない少女たちだった。5年生2人と6年生1人、中学2年生が1人。その4人と僕の合わせて5人で遊んだ。

 そこに姉は来ていない。おそらくは、姉の魂胆や性癖は、この娘たちの察知するところだったのだろう。彼女たちに好かれていない姉さんは、この5人グループの仲間入りをしていなかった。

 そもそも休みにこの家に来る選択を、姉さんはしていない。来たとしても、大人しくしているだけで、僕たちに打ち解けることがなかったのを覚えている。姉さんは僕を性的に籠絡することしか考えておらず、親戚幼馴染たちは、そんな姉を生理的に嫌悪していた。

 その一方で、僕たちはギリギリの一線を踏み越えかねない、一種の禁断の遊戯を、ひっそりと楽しんでいた。

 今でもはっきり覚えている。4人の少女たちと行っていた、いけないお遊び。しかしながら、その禁断的性格を存分に味わっていたのは僕ではなく、同い年少女2人および年上少女2人の、女子サイドばかりでもあった。

 僕自身は、その遊びを単なるイタズラ的な遊び、はしゃぐ他の“ゴッコ”とまったく同じ位置づけで、しかし長期休みの時には、毎日欠かさず、1回以上は行われていた、定番のひとつとしてしか、認識していなかった。

 今なら分かる。これがどんな性質を持って、彼女たちはどんな意図を共通して持っていたのかが、手に取るように分かっている。

 そのことがかえって、僕を激しく興奮させ、少女たちの目の前で、全裸の状態で、精液を大量に吐き出し続け、終わることのない脈打ちに、さらなる興奮を付け加えることとなってしまっていた。

 少女たちに取り囲まれながら、ペニスからは粘っこい大量の体液が、ひたすら休まず、ほとばしり続けている。しかしそれらの粘液は、ペニスから吐き出された直後数センチのところで、完全に霧散してしまう。

 魔性の存在に吸い取られて、彼女たちの肢体に降りかかることはめったになく、あったとしても1秒以内には蒸発してしまうのだった。ただただ、絶頂の快感だけが、僕の全身を支配しているのだった。

 1秒1秒の出来事を、つぶさに思い出すことができている。記憶にはっきり残っているというだけではなく、忘れていた部分でさえも、詳細にこの異世界で思い起こさせられているんだ。

 そうして、当時の想い出と、いま目の前で起こっている出来事との赤裸々な違いを、まざまざと思い知らせることで、さらに性的な興奮と快楽を高めようという意図があるのだった。

 おにごっこやだるまさんがころんだと同じように、僕たちは男女の隔てなしに、休みの時は日がな遊びほうけており、夜に勉強時間がある以外は、ほとんど大人の監視さえもついていなかった。

 火を扱うこと、遠くに行ってしまうこと、知らない大人について行くことだけは厳格に禁じられていたが、それ以外は「好きにさせておいても大丈夫」と思われていた節がある。さすがに入浴は別々だったものの、泊まる部屋は女子たちと同じでさえあった。

 事実、僕自身は、オナニーを知って実践していた身ではあり、そのときにはすでに、姉の生足の毒牙に脳内が支配されていたけれども、親戚幼馴染の娘たちが、姉と同じような太ももの持ち主で、性欲対象だったという記憶はないのだった。

 彼女たちはスカートやズボンの時はあったけれども、姉のように意図して太ももをさらけ出すようなことはしなかった。

 しかし……その一方で、思春期以降の少女たちには、同年代の男子よりもはるかに、性的な意識は強まっており、成熟度も格段に早かったために、異性に対する意識、性的な欲動は、ひときわに強かった。

 今にして思えば、姉さんに対する彼女たちの嫌悪感は、姉のふしだらさに由来するだけではなく、一種の同族嫌悪的なところさえ、あったのかも知れない。

 ある意味当然のことでもあった。彼女たちは成熟し、肉体がおんなになり始め、性快楽への衝動が、男子以上に急激に強まる年頃でもあったのだった。

 ただ、男子はペニスの勃起という、目に見えて分かりやすい身体的反応を示すけれども、女子はこの性衝動をひた隠しにすることも可能なのだった。その違いでしかなく、欲情は男子の“性の目覚め”をはるかに凌ぐ強さで、もんもんと性欲に疼きっぱなしなのだった。

 そんな中で、年に2,3回訪れる親戚男子は、物珍しい、数少ない、異性の友達であり、彼女たちにとって、年下ではあるけれども間違いなく、オスの身体を持った少年にほかならない。

 その男の子が、自分たちと一緒に遊んでくれることを、彼女たちの方こそが、心待ちにしていた。

 だが、姉さんと違って、あけすけにそれを露出させるような性格ではなく、欲情をひた隠しにすることを心得ている。そうやって、表面上なんでもない風を装い、取り繕っている。当時の僕は、そんな裏事情など、まったく想像もつかないことであった。

 少女たち、幼馴染の子とその姉たちは、他愛もない遊びを続け、ゲームなどをしながら、頃合いを見て、「じゃあ、そろそろ……アレ、ね?」と合意し始める。僕もまた、その遊びに付き合うことになるのだった。

 表面上は、何ということもない戯れのひとつでしかなく、仮に大人たちが見ても、キャッキャとはしゃいでいるようにしか見えない、ギリギリのライン。それが、日課、あるいは2回以上行われる「くすぐりバトル」である。

 僕も彼女たちも私服のまま。肌の露出もほとんどゼロの状態で、お互いの服の上から、こちょこちょりんとくすぐり攻撃を加え、くすぐったすぎて笑い転げ、なおかつ「もう無理ギブアップ」と言わせた側の勝ちだった。僕1人に対して、女の子4人のバトルだった。

 誰かに見つかってもいいよう、くすぐっていい場所は、誰が言い出すこともなしに決まっていた。脇の下、脇腹、そして足の裏。胸や股間やお尻回りは、暗黙の了解でタブー視されていた。

 僕は女の子やお姉ちゃんたちの誰かに対して、靴下越しに足の裏をくすぐったり、脇の下や脇腹をくすぐったりして、少女たちを悦ばせていた。

 それに対して僕の方は、4人がかりで、足も脇腹も脇の下も、丹念に女の子の指先がくすぐり回っている。同時にすべての場所が4人で一斉にくすぐられるから、それに耐久する勝負となった。

 勝負とは言っても、確かに途轍もないくすぐったさを、彼女たちは押し込んでくるし、こちらから両手でくすぐれるのは最大2人までであって、しかもお互いに、服や靴下に隔てられた状態での、くすぐりごっこであった。

 僕の方が絶対的に不利なのだが、くすぐったい気持ちよさが優先され、僕は文句を言わなかった。なんだかんだ、僕自身も楽しみにしていたところはあった。

 女子たちは、僕の手にくすぐられて小さい悲鳴や笑い声を立てながら、やったなー☆ と倍返しで、僕のくすぐったいところを、コチョコチョしてくる。

 勝敗は毎日つかない。どちらもギブアップと言わず、延々とこちょこちょと手と指先を動かし続け、1時間弱でゴッコが終了する。

 なんとなく終わるこの遊戯は、僕にとってはくすぐり天国であり、楽しい遊びでしかなく、いかに4人がかりで、くすぐられまくったとしても、ギブアップに至るほどのものにはなりえなかった。

 あの頃は、なんとなく終わる、という感覚でしかなかったが、いまは……本当の彼女たちの意図が、まっすぐに分かってしまっている。それだからこそ、射精の快楽は倍増し続けているのだった。

 なんとなく1時間くらいで終わる、というくすぐりごっこは、実のところ、勝敗は毎回ついていたのだった。すべての戦闘で、必ず僕が勝っていたのだ。

 そのことを自覚していなかっただけで、彼女たちは敗北する瞬間を心待ちにし、そうなるように僕に身体をくすぐらせて、無防備になっていたんだ。そのことが今になって、ようやっと理解できた格好だ。

 彼女たちは力を抜き、僕をくすぐって責めること以上に、僕の手で脇やお腹や脚をくすぐらせることに、大変神経を尖らせていたのだった。

 僕にくすぐられることで、彼女たちはひそかに、女体の性感神経を昂ぶらせ、情欲に興奮することになる。ひとり、またひとりと、少女たちは僕の手で受け身になり、くすぐったい刺激を、性感神経への刺激として、気持ちよく味わっていたのだった。

 男は勃起によって、見た目からして性的に興奮しているのが丸わかりになる。それに対して女子たちは、見た目ではすぐには、興奮状態が分からないようになっている。顔を上気させながらも、モジモジとそれをひた隠しにできる能力に長けているのだ。

 大きく溜息をつき、すっかり”デキアガッタ”状態になるために、僕はくすぐりをとおして、彼女たちの肉体スイッチをオンにしていた。そのことを僕自身に悟らせないようにしながら、彼女たちは上手に、性欲を高めるように、僕の手を誘導していたのだ。

 まったくそれに気づかせない形で、水面下で情欲が掻き立てられていたのだった。男が勃起で分かる代わりに、少女たちは股をじんわり湿らせ、ぶるるっと身震いして、オンナからねっとりと、愛の体液を分泌させていたのだった。

 彼女たちがミニスカートでも短パンでもなく、長いズボンやスカートで肌を隠していたのは、その濡れた股間を悟らせないようにするための工夫だった。

 僕のくすぐりは、彼女たちにとって、オナニー以上に興奮する性感刺激にほかならないのだった。そうとも知らずに僕は、彼女たちを打ち負かせようと、懸命に指と手を動かし続けた。

 女の娘たちは、めったにない“異性からの愛撫攻撃”に身を任せ、いち早く股を濡れそぼらせようと、全身をこわばらせて、ひそかに興奮していた。

 僕の指の動きの細かいところまで神経を張り詰めさせて、そのいちいちに感じ入り、1秒でも早く、女体を上気させたいと溜息を漏らすだけであった。

 できることなら、膨らみかけの胸や、すっかり情欲にまみれた陰毛つきの股間を、丹念にいじり回して欲しい衝動にさえ駆られるのだった。

 そうして、出来上がった少女は、無言でその場を立ち去っていく。子供時代の僕は気づきもしなかったが、その娘が部屋に戻ってくるときには、スカートからズボンへ、または別のパンプスへと、着替え終わっている。

 生理用品も取り去った状態でくすぐり勝負に臨んでおり、濡れそぼったパンティやズボンを、すっかり取り替えたのだった。そうして妙にしおらしくなり、僕の姿をチラリと凝視しては、その姿を脳裏に焼き付けているのだった。

 そうして……僕の知らないところで、少女たちは夜な夜な、これを思い出してはオカズにして、マスターベーションに耽っていく。僕の手と想い出こそ、彼女たちのオナニー材料なのであった。

 ちょうど僕が姉さんやその友達たちに生足を見せつけられ、強く異性を感じ、時にはラッキースケベで触れ合ったときには、神経を張り詰めさせて、その肌感触を逃さず味わおうと緊張したのと同じだった。

 この4人もまた、僕からの手や指の感触をつぶさに覚え、オンナを濡れさせて、その夜には、自分の指で股間を慰めるために、材料集めをしていたんだ。

 その点でも、姉さんと真逆だった。姉は異性をオナニーさせたら勝ちと思っていたが、この幼馴染たちは共通して、異性から触られたことを想い出に、マスターベーションすることに大興奮する性格だった。これでは姉さんと気が合うはずがないのだった。

 いまごろになって……少女たちのそんな心の底が透けて見えることが、僕をかえって興奮させ、あの時期にさんざん、僕をオカズに女体を絶頂させてきた娘たちの、ありったけの仕返し……否それ以上を、これから受け続けることになるんだ。

 ここからが、想い出の状態とはまるで異なる様相を呈している。彼女たちは股を湿らせたところで、恥ずかしそうにその場を立ち去るようなことはなかった。

 そして、何より、女子たちが恥じらいもなしに、くすぐり愛撫合戦に、とことんまで参加し続けようと、性格を一変させているのが大きかった。

 もはや……タブーなど存在しなかった。

 あのころは、無意識のうちに、暗黙の了解として、触っていい場所といけない場所を、お互いに心得ていた。くすぐれる箇所も限定的であった。

 それは少女たちが我を忘れて、性欲に狂ってしまわないための防衛策でもあった。しかし今は、そうした制限はいっさい無用となった。

 彼女たちは、ガードの堅い私服ではなく、体操服にブルマの5年生は、下にパンティすら穿かず、ブルマにくっきりとタテスジを浮かび上がらせ、なおかつそこからシミのように、しとどに愛液をあふれさせてしまっている。

 体操服も、胸回りだけやっと隠すくらいで乳首がしっかり浮かんでいる。ノーブラなのも当時とは違っていた。

 半袖ではなく、ノースリーブで、お腹もしっかり露出させているし、ブルマも生地が薄く小さく、もはやハイレグ水着とほとんど変わらないくらい、横尻も内股も惜しげもなく露出されている。

 別の幼馴染の同い年は、キャミソールに半ズボンで、生足を露出させ、すでに性的興奮も終わっている。彼女もまた、下着を身につけてはいなかった。

 6年生のお姉ちゃんは、ミニスカートにパンティ姿で、ノーブラの乳房を丸出しにしてしまっている。

 14歳のお姉ちゃんも、もはや惜しげもなく肌を露出させ、タオルのようなボワボワした生地で乳頭周囲だけを隠し、胸の膨らんだ肉を、上下ともにはみ出させている。

 そして、Tバックの下着だけを身につけて、股を濡らした状態のまま、脚の付け根もお尻も、ほとんど露出させていた。

 彼女たちはせっつくように、次から次へと僕の手を誘導し、脇の下も脇腹も足の裏も触らせてきたし、それ以外にも、腰、お腹、首筋、内股、胸板、お尻も遠慮なしに導いてくる。

 また、くすぐる指の動きだけではなく、あきらかに性感神経を刺激できるように、くねる手つきで愛撫してくるように、しきりにせがんでくるのだった。

 当然、オンナのスジもしっかり触らせ、こねくり回らせ、クリトリスとその周辺の表面全体を、しっかり味わわせようと、次々と手首を掴まれてはその場所にあてがわせていくのだった。

 僕は促されるままに、彼女たちの全身をくすぐり、愛撫し、撫でさすって、指をコショコショと動かし続けるしかなかった。

 かつて服越しだったくすぐり合戦は、もはやじかに肌を撫でさすり、肉をくすぐり回る状況へと一変していた。

 くすぐり試合は、もはや愛撫合戦の様相を呈する。僕は少女たちの、首から下の毛を完全に脱毛し終わったツルツルの肉体を、とことんまで愛撫させられてしまっている。

 その女子たちのなめらかすぎる肌を触れば触るほど、ペニスからほとばしる体液は量を激しくさせ、勢いよく空中に放出され続けている。

 しかし彼女たちは、ペニスの隆起も、そこから吐き出され続ける白濁液とその消滅も、まったく気にとめる様子がなかった。

 まるでペニスが勃起なんてしていないみたいに、その部分はしばらく無視され続けた。いきなりいじり倒したりしごいたりしなくても、ペニスはいつでも絶頂し続けているからいいと思っているのだろうか。

 その代わりに、僕に生足内股を撫でさすらせながら、少女たちもまた、僕の内股、お尻、足の裏や膝裏、脇腹脇の下、胸板乳首、背中、首筋、頭まで……。

 場所に応じてくすぐりと撫でさすりを使い分けて、すりゅすりゅともっちりした女手の感触で、僕の全身をとことん責めまくっていた。

 4人がかりで、僕の感じやすい部分ばかりをつけ狙って、やわらかな指先を素早く動かし続け、なおかつ別の娘が、脚の付け根をくすぐりながら、内股をスベスベの手のひらや甲で摩擦している。

 ぞわわっとくる、首筋への女手愛撫が気持ちいい。胸の上部にも指が這い、乳首もくすぐられ、玉袋も快楽愛撫の餌食となった。

 脇腹と脇の下は素早い指の動きで攻撃し、それが腹部になると揉みさするような動きに変化する。そうしてペニスの真横付け根部分に移動したら、再び素早いくすぐりに豹変した。

 4人の女子たち全員が両手で、そういう動きを延々とくり返すので、僕は音を上げることもできずに、代わりにその刺激すべてが、性的な気持ちよさに変換され、射精の律動をどんどん速めてくるに、身を任せるしかできなくなった。

 1時間経とうと2時間経とうと、少女たちの快楽攻撃は終わらず、僕も彼女たちの柔肌を飽きることなく、スリスリと愛撫させられ続けた。

 同い年の女の娘は、すでにもっちりやわらかなお尻の膨らみをたたえ、その生足は、おとなのハリと変わらないシコシコ弾力を具えていた。触れば触るほど、その娘の肌感触の心地よさに、ますますやみつきになっていく。

 ペニスからは、誰からも触れられていない状態ながら、たえずイク多幸感に追いやられ続け、一瞬たりともその快楽が途切れることはない。大量の精を吐き出しては、すぐさまギンギンに溜め込まれる。

 そこを少女たちに、全身愛撫攻撃され続けるのだから、矢も楯もたまらずに、すぐさま白濁液が放出される、そのくり返しだった。

 それとても、いつまでも終わらずに退屈に続けられるはずはない。彼女たちはさらにエスカレートし、想い出にはなかった遊びを思いつく。

「セックスゴッコしよー☆」
「さんせーい!!」

 女の子たちは次々と、ただでさえ薄着だった服をさえ脱ぎ捨て、乳房を全員が丸出しにした状態になる。

 10歳の娘たちはまだまだ乳房の膨らみが乏しく、するーんとした上半身のままだったが、その肌表面の吸い付き具合は、男児のそれとは完全に一線を画し、悩ましく吸いつくなめらかさを、すでに体得している。

 6年生になると、乳首はコドモのまま、胸肉だけが、ブラを必要とするくらいには、膨らみ始めているのが分かった。

 最年長の中学女子はなおさら、その乳房が大人にかなり近づいているのが分かる。胸を寄せればしっかり谷間が作れるくらいには、そのおっぱいは確実に熟しているのだった。

 4人は次々と交代で、「くすぐりの一環」という位置づけのまま、ペニス先端の皮を、親指人差し指でつまんで、ふにふにっと素早く先端部分を揉みしだき始める!

 僕がオナニーしていたときと同じ手つきで、ペニス先端が皮ごと揉まれ、そのちいさな女手にたっぷりと白濁液がぶちまけられてしまう。体液はすぐに蒸発するが、彼女たちはお構いなしに、交代で皮先端揉みを、あくまでくすぐりとして演出してくるのだった。

 しかし同時に、その動きは、直截男の子の性器をいじるという、「セックスごっこ」への橋渡しとなっている。彼女たちが包茎の皮をつまむごとに、その情感は倍増し、彼女たちも腰をくねらせて、大いに興奮していくのだった。

 僕からの愛撫くすぐりに加えて、少女たちが異性の皮を揉んでいる事実が、少女たち自身を、この上ない欲情へと導いていくのはたやすかった。

「あははー! いーい感じぃぃ……」

 ついに、同い年の少女が、仰向けにされた僕にのしかかり、上からぎゅみちっと抱きついてきた。そして、パンティ越しに全身を、ズリズリこすりつけてくる!

 ペニスがイキ続けていることなどお構いなしに、彼女は下腹部、お腹、内股でペニスをこすり、グニグニと圧迫しては、なめらかにこすりあげ続ける。

 薄いショーツ越しではあるけれども、オンナ表面のやわらかさと弾力で、ペニスをピンポイントでこすり立て、さらなる性感刺激に堕とし込んでくる。同時に吸いつく胸板で、僕の上半身を悩ましくこすり、女の肌の良さを、これでもかと刻みつけてくるのだった。

 あくまで「ごっこ」なので、挿入はしていないけれども、生足で挟んでスリスリしたり、パンティ越しにグッグッと股間を押しつけて、性器表面同士を摩擦したりしながら、ひたすら僕を上から抱きしめて、肌を熱くこすり合わせてくるのだった。

 別の娘が待ち構え、僕は彼女の上にのしかかって、同じように全身ズリを強要された。イキッぱなしの僕は我を忘れて、幼馴染に、疑似正常位で全身をこする。

 彼女のパンティなどないかのように、オンナのスジの感触が、ペニスにこすれているのが分かる。吸いつく全身と下腹部は、こすれ会う度にぶににっと空気音を立て、本当に半裸で抱き合って、脚と全身をこすり合わせているのを実感する。

「こういうのはどうかなーっ??」

 中学お姉ちゃんが松葉崩しの体勢になり、ペニスをパンティ生地ですりゅりゅっとこすりあげると、わざとその生地をずらし、子供ペニスをパンツの内側に挟み込んで、じかにオンナ表面で、ペニスを気持ちよくこすり立て始めた!

 白濁液は次から次へと、少女のショーツ内部を粘っこく汚していったが、すぐに蒸発してしまう。にもかかわらず、彼女のパンティの内側は、粘液で満たされてぐっちょりしており、それが彼女自身の興奮の証だということを、しとどに思い知らせてくるのだった。

 6年生女子は騎乗位体勢で、わざとパンツの生地をずらして、じかにオンナ表面で、ペニスを反らしてこすり立ててきた! もはやスマタであるこの体勢で、少女は子供ペニスから、容赦なく精液を絞り出し続けた。

 次から次へと交代しながら、スマタと生足、お尻こすり、お腹コスリで、ペニスをさらに超高速で脈打たせ続け、各学年特有の個性ある女体で、ペニスをこれでもかと刺激している。

 セックスごっこはどんどんエスカレートしてくる。

 お姉ちゃんたちは、本来精通もしていないはずのペニスが脈打ち、大量の生殖細胞を吐き出していることを見ていながら、それを無視していた。

 僕がイッているかどうかなど、まったくお構いなしに、次々と抱きついては股間をこすり合わせて、自分と僕とを、快楽漬けにし続ける。

 彼女たちは興奮をさらに高め、なりふり構わずに腰を振って、ペニスをどんどんこすりまくった。お腹周り腰回り、お尻、生足、性器表面、そのすべてが余すところなく駆使され続けた。

 そして・・・・・・。ついに禁断の一線が踏み越えられた。

 亀頭先端が、インピオ少女のオンナ表面奥へと、めり込んでいく。ちいさな股間器官はしかし、より小さな子供亀頭をスムーズに飲み込み、やわらかく強い締まりで包み込んでくる!

 本当の幼馴染と同じ器官が写し取られ、強化された状態なので、子供化した僕のペニスなど、ひとたまりもなく一気に高められ切ってしまう。尋常ではない律動速度だったのが、もはやバイブ振動のごとく周波数となるほどに、増幅してしまっていた。

 亀頭先端だけを、クリトリス周辺やその内奥に押し込んで、その性感にブルルッと震えながら、娘たちはさらに、いやらしい興奮に高められていく。小学生から中学生まで、禁断の膣感触が、交代されるごとにより深く、ペニスに喰い込んできた。

 そうして、結局さまざまな体位で、幼馴染たちのオンナに完全に包まれ、強すぎる締まりと心地よすぎるヒダで、ペニスをこれまでにない性天国に追いやってしまった。

 多すぎる粘液が、粘っこく彼女たちの子宮へと飛び出していくが、決して着床などせず、オスの精は、魔の者たちに奪われ続けていく。

 本当なら、ここまでエスカレートする前に、生物としての、あるいはヒトとしての自制作用が、彼女たちの方に働くだろう。男の方は暴走するが、女はこういうときに冷静になったり、あるいは恐怖感が頭をもたげたりする。

 それは、一線を越えてしまったときに、万一……急に精通が始まり、精子が自分の胎内に吐き出されてしまうことに対する、本能的な恐怖感であった。

 生物として種が増えすぎないように作用し、ヒトとして社会的な悲惨が待ち構えていることを知ってか知らずか、それを避ける自然な動きにほかならなかった。なまで体液が吐き出されてからでは、すべてが遅すぎることを、彼女たちは本能的に理解している。

 ピルは万能ではない。コンドームでさえも、妊娠のリスクを防ぎきれるものではない。事後の避妊薬を過信して奔放になることは起こりえない。それは、彼女たち自身が、リスクを本能的に察知して動けるからだ。

 ただただ、オスの方だけが、そうした危機感をまるで抱かずに、無思考のまま行為におよび、知らん顔できてしまう厚顔無恥さを有しているのであって、そこには明らかに、男女間の生物的優劣が顕在している。

 女の方が、生命リスクに対して敏感であることが明白であり、そのことが日常に活かされれば、最終的な寿命の差となるだろう。優れた方が長生きできるのは、理の当然なのである。

 しかしながら、魔性の世界では、死や生命といったリスク的側面は、夢幻のうちに全部排除されてしまっている。

 ある意味では生も死も乗り越えた、永遠の理想世界ではあるけれども、それ以外の部分については、人間の理知的な判断力は、完全に余計なものとして、徹底的に排除されてしまう。

 それが行きすぎれば、男はアイデンティティを完全に失い、永続する絶頂天国と引き換えに、自分が誰であるかさえも、思い出せなくなるのだった。

 もはやインピオセックスが当然のようになってしまう中、僕はさらに別の娘たちに、全身余すところなく、くすぐりと愛撫にさらされている。女手は4人だけではなかった。

 いつの間にやら、知らない少女たちが増え、どんどん部屋に入り込んで服を脱ぐ。僕は彼女たちの全身を撫でさすらされながら、名もなき美少女たちの股間に、ペニスを押し包まれてしまうのだった。

 そして、ぎゅみちいいっと締まる感触に加えて、ずりりっとしつこく蠕動しながらしごき上げる動きで、男児の股間を、まだまだと射精させ続けるのだった。

 人数はどんどん増え、部屋にいっぱいになってしまう。彼女たちは次々と僕にのしかかり、ペニスを遠慮なくオンナに収めて腰を振る。

 その周囲の女たちが、極上のテクニックで、頭のてっぺんから足の裏まで、足の指の間でさえも逃れられずに、くすぐりと愛撫の女手に埋めつくしてくる。

 玉袋もお尻の穴もかき回されて、1センチも隙間がないように、ペニスにオンナが入っている以外の場所は、やわらかな手が、コショコショとくすぐったく、気持ちの良い刺激を続けていった。

 同学年から年上まで、もはやくすぐり挿入ハーレム状態になった。親戚幼馴染たちも加わりながら、誰なのか分からないお姉ちゃんたち、高校生や大学生のレディたちでさえも、子供の小さなペニスをめがけて、押し寄せてくるのだった。

 成熟した女手はことさらに気持ちよく、ペニス周りから脇の下首筋まで、すべてスリュスリュと滑り回ってくる。

 足の裏も何人もの小さな手から大きな手までがくすぐり回り、脛でさえも女手が優しくマッサージする。肩から腕も大きく撫でさすられ、ゾクゾク心地よい刺激になって押し寄せてきた。

 そんな中で相変わらず、数十分交代で、次から次へ別の女たちが、騎乗位やバック、松葉崩しや正常位などで、ペニスをつけ狙うように、名器で絞り続けた。

 部屋がどんどん拡がり、垣根がなくなっていく。床も畳敷きではなく、ふんわりした雲のベッドのようになっていく。グニニッと沈む床は、まるで女の柔肌をそっくり再現したみたいだった。

 空間が拡がるにつけ、若娘たちの人数は幾何級数的に増え続ける。空間は、時間が経過するごとに膨張を加速させていく。結果、女体の人数も、1人ずつではなく千人単位で、急激に多くなってしまうのだった。

 何ヶ月経ったか、何年経ったか。くすぐり天国と挿入のインピオは、いつしか、ショタペニスをつけ狙う全年代女子の巣窟と化し、彼女たちが僕1人をめがけて、張り出した乳房をすり寄せながら、触らせ、撫でさせ、くすぐらせてくる。

 そうしてそのお返しに何倍も、僕の小さな全身には、余すところなく女の手が埋めつくしていた。

 そこへ、子供から大人まで女性器が、ペニスを根元まで飲み込み、念入りにしごいて締め上げて、ぐにゅにゅううっと揉みしだいて、少しでも多く精を奪い取ろうと、蠢き続けるのだった。

 宴が何億年経っても終わらないことを知っている僕は、未来に絶望することさえも許されなかった。

 先々は、もっと快感が強くなっていく。それが分かっているからこそ、さらに期待感が高まり、囚われた性感の宴の中で、女体の渦の真ん中で、ドクドクドクとありえない脈打ちを、一瞬も止まらずに続けるだけの存在になっていた。

 年月が経つ頃、周囲の女子たちの背中から、真っ白い天使の翼が生えているのに気づいた。そのときにはもう、自分の名前さえも思い出せない。家族がいたかどうかも、どんな生い立ちだったかも、完全に忘れてしまっている。

 しつこく続けられる性的刺激と快感は、くすぐりと挿入のまま、一秒ごとに増大するばかりだった。

 天使化した女子たちに取り囲まれている。部屋はなく、真っ白い空間が、はるか彼方まで拡がっている。しかし僕は、白い空を眺めることもできない。肌色の、地平線の先までも霞んでいる肉体の群を、ただただ目の当たりにし続けるだけだった。

 名もなき少年は、大の字で立たされていた。両手を高く上げ、空中で固定されている。

 天使の翼のついた、輪のような拘束器官が、やわらかく手首を包み込み、右手も左手も、斜め45度上方で、完全に固定されていた。両手を下げることも動かすこともできなかった。

 その状態で立たされ、彼は両手首拘束のまま、少女や女性たちの手や口で全身を刺激されている。乳首が舐められ、フェラチオされ、お尻の穴も舐めしゃぶられている。

 2人の天使女子が、少年の身体を前後で挟み、むにゅっと女体を押しつけている。同時に、別の天使たちが手を伸ばして、脇もお腹もお尻も足の裏も、人間では出せないような速度で動く指を駆使して、徹底的にくすぐり回してくる。

 ときおり太ももでペニスが挟まれ、高校生くらいの若さの天使の脚感触で、はじける生足の感触を刻みつけられる。一定の太まった若い脚も、鍛えられた女子高生の細っこい素足も気持ちよく、ペニスをスリスリと擦り立てては、精液を奪い続けていく。

 ついで11歳女子天使が、真正面に立つスマタで、オンナ表面と内股を駆使してペニスをしごき、体液を奪い取り続けていった。

 余すところなく全身がくすぐり回された挙げ句、抱きすくめられて一方的に快感でいたぶられている。脚を上げようが内股になろうが、手首の位置は1カ所に固定されたままだから、事実上、身動きは取れないのだった。

 そこへ次々、20代の女性がペニスを玉ごと口に含み、西欧の顔立ち金髪女性が数人交代で、お尻やアナルを舐め回してくる。別の少女天使が両脇の下まで舐め続けいる。

 さまざまな年代の天使たちが、彼の腰回りすべてに顔を近づけ、ぺちょぺちょぺちょっと360度から、すべてを舐め回し続けた。横尻も玉袋も臀部もアナルもお構いなしだった。

 そしてペニスは、何人もの舌がねぶり回って、気持ちよく刺激し続けている。矢継ぎ早にねじ込まれる女の舌が、男児のお尻をくすぐったく責め抜いてくる。内股にも舌が這い回り、逃れることができない。

 そのうち、空中から、どこからともなく現れた装置があった。天使の羽だけで作られた、20センチくらいの回転羽で、洗車機に使われるようなドーナツ型をしている。

 その回転する羽が、少年の両乳首と股間にあてがわれ、ギュルギュルルルル!!! ……超高速回転を始めた!

 お尻を舐め回されている状態で、ふわっふわの羽がくすぐったく、両乳首とペニスを撫で回すように、コショコショコショコショコショっと刺激し続けた。

「あひいいいいい!!!」

 神秘的な能力を有する天使羽の回転装置は、一本の羽が触れるだけで一回射精させる能力を持ち、猛スピードで回転しながら、1秒に数百本も、しかも3カ所でウインウインと回り続けている。

 文字どおり一秒間に何千回も絶頂が訪れ、脈打ち速度がそれに合わせて跳ね上がっていくのだった。

 腕が上げられていて、女たちの素足が滑ってくる中で、3カ所の羽攻撃がしつこくしつこくしつこく、延々と続けられた。

 お尻をねぶり回され、また奥まで指をねじ込まれ、前立腺も刺激されながら、人知を超えた翼の装置が、両乳首と股間を覆い尽くして、ありえない律動快楽を、気の遠くなる時間、男の子に押しつけこすりあげ続けるのだった。

 何万人も群がる女たちはクスクスと、天使らしからぬ淫靡な笑みを浮かべながら、脇の下と脇腹、足の裏をくすぐり、空いている部分は、首も頭部も背中も、容赦なく女手でかわいがる。

 そうして下腹部は、さまざまな年代の生足が、隙間なく這いずり回っているのだった。

 いよいよ……最終局面を迎える。自分を失った少年は、天使娘たちの、人間のものとは次元がまったく異なる女性器を、じかに味わうことになった。

 天使のセックスは、スピードが物を言う。

 羽や指、舌の攻撃は、目に見えない、残像を残すほどの速度で動く。補助攻撃としての愛撫は相変わらず、それだけの速度を維持した。

 しかしながら、挿入している女性の動きは、驚くほどスローに徹していた。そのギャップがたまらず、性感刺激が擦り切れる限界をはるかに超えた快感となって、少年の体の芯まで駆け巡り続けている。

 30秒くらいかけて、1回ピストンする。

 そこまでスローなのに、名器にすぎる人知を超えた神秘的な膣は、亀頭先端だけを咥え込んでも、真ん中に位置していても、根元まで収まっていても、とことんペニスの一番気持ちいいところばかりをつけ狙って、内部での揉みしだきは非常に激しく素早い。

 それでいて、蠢く細かすぎるヒダが、ペニス奥底の性感神経までも、余すところなくこちょぐり回っているのだった。

 超スローセックスながら、じっくり咥え込んでいるオンナの感触が、少しずつ位置を変えるたびに、千変万化の甘美な味わいを変えていく。

 手首を固定されているので必ず立位なのだが、彼女たちは羽で浮かび上がることができるので、どの年代の天使も、ちゃんと立位でハメ込み、1分に2回腰を振る中で、何万回も射精絶頂の瞬間を押しつけてくるのだった。

 正常な精神など、それで保たれるはずがなかった。

 1人のセックスが終わるのに、何日も要した。24時間昼も夜も来ない世界で、その天使娘がイクまで、スローセックスのピストンは、妖艶に続けられた。彼女がイク瞬間まで、腰がねちっこく蠢いた。

 そうして、1人が終わったら別の年代の女子が立位でハメ込み、同様にスローすぎるセックス攻撃で、ペニスを途轍もない速さで、天獄イキに堕とし込んでくる。

 そこにいたのは、ただの名もなき少年であった。

 手首を拘束された状態で、何万年も立ち尽くして犯され続け、全身舐め回されくすぐられぬかれ、子供から大人までの天使たちのスロー挿入で、上乗せされ続ける射精多幸感に埋めつくされた、じっくりと絶え間なく精を出し続けるだけの、無の存在でしかないのだった。

 彼はもう、自分が自分であることの認識すら、もうしていない。その脳内は、性感刺激と絶頂の満足感以外、何ひとつ機能していない。

 日本語でものを思考することすらも忘れ、”キモチイイ”という言葉さえも出てこない状態に追いやられている。それなのに、億を超える天使たちは、周囲を取り囲んで、気長すぎるほどの時間、じっくりと待ち構えているのだった。

 性交の宴は、強まり続けながらも、決して終わることがない。宇宙の終焉が来たとしても、この異質なる世界は存続し、エサとなった少年の快感も、決して終わりを迎えることがないのだった。

 スローセックスとオシオキ回転羽が、1億年ごとに交代しても、彼はいつでも、初体験と同じ興奮のまま、グッタリ脱力した状態のまま。

 擦り切れた精神状態で、ただただひたすら……イキっぱなしになって、疲労も倦怠もない代わりに、永続する性天国に浸されたまま、その精神時間を停止させたまま、周囲の時間だけが、経過していくばかりとなった。



###ゲームオーバー###



メニューに戻る(ノーフレーム用