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少女遊戯C4


 女子高生グループ。彼女たちは、もはや僕にとって、最大の想い出深い相手たちではなくなっていた。知見も増え、他のネタでも自分で探してきては抜く、という機会も増えたのだった。

 ビデオも見るようになったし、雑誌のキャンペーンガールたちにもお世話になった。

 ゲームでも小説でも漫画でも、あらゆる媒体がエロの世界を追求しているものであり、その世界に入り込んで、クラスの女子たちや若い先生、知っている大人の女性も、容赦なくオカズになった。

 媒体と現実の女が相手になり、対象となる相手の幅が格段に拡がっていった。目を引いたスタイルのよい年長女性の素足は、キャンペーン水着に身を包み、長身で格好がよく、細く女らしい脚で、写真に掲載されている。

 それを凝視しては抜き、グラビアだけではなく裸の写真なども手に入れては対象としていた。

 若い僕は無知の極みで、「21歳」「24歳」「19歳」と明記されているにもかかわらず、モデルの女性たちは揃いも揃って、顔が老けていた。

 21歳でこんなに小じわやほうれい線があるものかと不思議でもあったが、僕は気にせず首から下の、特に下腹部素足部分を凝視しては、朝晩ともなく精を吐き出していた。

 当時は知らなかったが、15年以上サバを読むのが、業界では当たり前のものとして幅をきかせている時代なのだった。

 40歳近くなってプロポーションだけは維持、20歳になったばかりという触れ込みだけれども大嘘で、本当は隠れて何人も子供を育てているママであったことが、のちに発覚したりするのだった。

 また、そうした無茶な体型を維持するために、必死でモデルたちは食事制限をし、ありえない栄養バランスの過少摂取で、飢餓寸前の状態だったことも、大人になって分かるようになった。

 それ以降、モデル体型の女性をオナニーの対象にすることはなくなったが、若く無知だった高校時代は、スタイルのいい大人の女性に強いあこがれを抱き、その太ももを凝視しては、21歳だと思い込んで精液を抜きまくっていた次第である。

 こうして、少しずつ「おとなの世界」へと足を踏み入れていったため、視野が拡がり、性知識も増え、フェラチオもパイズリも挿入も知っている状態となった。部分的にではあるが、性世界の広さに目覚めた年代でもある。

 その分だけ確実に、身近な女子たち、特に姉さんとその友人たちに対する、狭い世界の異性に対し、想い出補正はかなり減少してしまっているのも事実だった。

 高校組を選んだのも、想い出深いお姉ちゃんたちという位置づけから、ただの女子高生へと格下げできるほどに、自分はセックスバトル経験が豊富で、この塔世界に来てからは、性知見も格段に飛躍したことが大きな理由だった。

 姉さんの肉体は、おとな姉を倒した時点で、すでに克服済みの相手だったし、彩咲も幸子も、昔よく知っていた女の子という位置づけ以外には、ごくごく普通の小娘でしかない。

 オナニー対象にはなっていたけれども、主要な位置を占めるほどにはならなくなっていたんだ。そこに、このレベル感が加われば、彼女たちに余計な情念を抱かずに、普通の異性として、あっさり倒せれば奇跡的、とでも考えていた。

 そうは言っても、この3人を相手にするには、どうしても困難が2つ、厳然と残されている。これを克服できなければ、彼女たちの肢体快楽に打ち勝つことができず、精液を急激に吸い上げられて、大敗を喫することも分かっている。

 余裕で勝てる相手といえるほど甘くは……いや甘美すぎる女敵たちだった。

 高校姉、彩咲、幸子の3人は、僕の知見が拡がってさえなおも、”ごく身近な異性”であり続けた。

 いかにAVを見グラビアやヌード写真を見ようと、小説や漫画のエロシーンでオナニーしようと、いつもいつも……彼女たちの生足が脳裏にちらついたことは、事実として認めなきゃいけない。

 特に姉さんは、キャミソールにパンティ姿で家を過ごしており、脇の下も太ももも見放題、毎日わざと見せつけるように行動していて、高校お尻も間近で見たし、毎日素足の肌をじっくり見る機会に恵まれていた。

 そして、ことあるごとに幸子と彩咲を呼びつけ、短パンやミニスカートで、僕に素足を露出させるよう仕組んでいた。

 彩咲にいたっては、プールで水着姿を見せつけて、ぴっちり嵌まっている水着と、そこからはみ出している体育会系の女子肌を、これでもかと目に焼き付けさせている。

 これによって、クラスの女子を想って抜いても、ゲームで抜いても、その素肌感触については、やはりこの3人の実感こそが、強く思い起こされた。

 積極的に触れ合うことはなかったものの、ラッキースケベで触ってしまう瞬間はあったのであり、それは小中学時代と同様に、大いになまの感触として、その夜のオナニー題材になってしまう。

 つまり、エロ本や動画があっても、実物の感触が割り込んできたとたんに、すかさずお姉ちゃんたち自体が、僕の夜のオカズに、強制的に置き換わってしまうのだった。そのくらいに、彼女たちの存在感は、依然として小さくはないのだった。

 そうして……もうひとつ……。どうあっても克服しなければならない壁が、この高校グループを倒すために、必要不可欠な要素だった。

 あのころの、想い出のままの少女たちを抱くということは、僕の高校時代の性感触が想起され、つぶさにこれを再現してしまう可能性が高い。

 あのころの僕は、性欲の権化そのままであり、中学時代以上に情欲に満ち、快楽刺激への耐性が多少高まったとはいえ、まだまだ未発達のペニスのまま、快楽衝動だけが強くひた走り、先走っていた頃合いなのであった。

 朝起きれば、激しく朝勃ちする。中学時代もおとな時代も朝勃ちは必ずやってくる生理であったけれども、高校時代のそれは、激しい性衝動をともなうものであり、どうやってでも精を吐き出してしまいたい、という欲情には抗えないのだった。

 もんもんと股間の奥やお尻の奥がくすぐったく疼き、トイレで小便をした程度では、容易に収まりがつかないものであった。そのため、少し早めに起きて、手早くオナニー処理をし、精を吐き出して、さっさと朝支度をしなければならなかった。

 オカズを選定している暇はなく、姉さんたちの素足や定番の漫画などを思い起こして、すぐにイクことができるよう、両手でペニスを刺激した。お得意の玉袋くすぐりを併用させながら、数分以内にカタをつける必要があった。

 忙しいさなかでも、姉が弟のオナニーを覗き見ていたことを、僕は知らなかった。ペニスを拭き取り、トイレで精を処理すると、さっさと着替えて登校する日常であった。

 朝に射精しておいたおかげで、クラス女子のミニスカートや、風でめくれて見えるパンツが見えても、その場で勃起せずに済んだ。

 なにせ若すぎて、グッと背伸びをしただけで、勝手に股間海綿体が膨張して収められなくなってしまう年代なのだから、性欲を朝一番で処置し終わっていたのは、日常をスムーズに保つのに役立った。

 しかし一方で、日中に急激に溜め込まれていく生殖細胞はどうにもできない。夜にでもなれば、ふたたび……快楽の情念が強く強く沸き起こってしまう。

 知見も拡がった状態で、グラビアのスタイル良いお姉さんたちやエッチなビデオ、漫画や本を見ながら、寝る前にじっくり股間を揉みしだき、棒を握りしめてはチュッコチュッコと自分でかわいがって、精液を吐き終わるまで眠ることができないのだった。

 その様子をじっくり観察されているとも知らずに、僕は部屋で毎晩、自分で精液を抜き取っていた。

 つまり、1日2回、それどころか、性欲が強すぎるときには、射精してペニスを拭き取って布団に入ってからも、きゅ~んと衝動欲求が強まって、布団の中でもう一発ぶっこ抜くことさえあって、そうなると1日3回も射精していたことになる。

 このくらいに、あの当時の僕は性欲の権化そのものであり、出しても出してもまだ物足りないほど、強すぎる性欲動に取り憑かれていたのだった。

 これだけギンギンにたぎってしまっている日常では、もし仮にフリーセックスの世界に入り込むことが許されたなら、僕は毎日2人以上のオンナで絞られ、3人目で精を吐き尽くしたにもかかわらず、さらに別の4人目少女が裸で現れたら、きっとその娘にも抱きついてしまったに違いない。

 退廃した日常の中で、多くの子を受胎させ、飽きることなく欲に身を任せて、精を吐き出し続けていただろう。

 かつて人類は、この年代で結婚し、家庭は多産が常であったから、兄弟も多かったらしい。その気持ちは分からなくもない。

 もし男性が、若くして結婚するのが常識となり、女性がしばらく社会でお金を稼ぐ逆転現象が生じたら、多くの家庭は年上女房が多産になって、少子化も解決するのだろうな、などとも思えてくる。

 これほどまでに性欲が強かったのは、若すぎる年代だからというだけではなく、絶えず身近に綺麗な身体の異性がいて、一つ屋根の下に暮らしていたことも要因として大きかったのかもしれない。

 彼女が、姉がガードを緩め、わざと肌を露出させてきたことが、僕のペニスを本能的に、多く射精の機会に恵ませた可能性もある。

 姉さんとその友人たちが、異性として大きな位置づけを保っていたこと。オカズのすべてではないものの、やはり現実の女子の肉体を思わせる存在なのに変わりはなかった。

 その1点と、僕自身がギンギンにたぎっている頃合いで、いくらでも射精できる肉体だった点と、その2点が、このセックスバトルにおいて、どうしても乗り越えなければならない高い壁になってしまっている。

 ぐぐぐっ・・・・ぎゅうううううん!!!

「あぐっ……!?!?」

 急激に、股間がくすぐったくなった。お尻の奥底からゾワワッと寒気が走り、僕は性欲の疼きに、ブルルッと身を震わせるしかなかった。

 自分の肌の色がみるみる変化し、全身が華奢になっていくのを感じる。若く白い肌へと変化しながら、股間が急激に退化し、ペニスが若すぎる包茎に変化してしまう!

 玉袋の体液がぐぐっと押し出されるように、はちきれんばかりに生産され続け、それがせつない衝動となって、全身をくすぐったく駆け巡っているのだった。

「くすっ……あのころに、すっかりもどっちゃったね」
「もぅカウパーがいっぱい垂れてるじゃないっ・・・そぉんなに、私たちのカラダが魅力的なのかな~♪」
「いぃっぱい、これから……私たちでいい気持ちにしてあげるねー?」

 高校姉、彩咲、幸子の3人が全裸で僕を取り囲み、少しでも動けばこすり合える位置に来てしまっていて、僕は彼女たちの乳房や腕のなめらかな肌の質感を、間近でガン見してしまっている。

 お姉ちゃんたちは遠慮なしに、若く綺麗な熟した高校女体を見せつけてきた。”高校生に戻った弟”が、女子高生という、もっとも魅力的な肉体を持った年上少女たちに、すっかり囲まれ、逃げ場を完全に失ってしまっているのだった。

 若い股間も、年下のペニスを飲み込もうと、うずうず感極まって、いつでも挿入できる肉体体勢が整っているのが、彼女たちの吐息からも分かった。

 僕は……高校時代の自分に戻されてしまっていた! もっとも射精しやすい時期の自分に若返ったことは、致命的な弱体化であった。

 朝な夕なに精を抜き取らないと、どうしようもできない時期の肉体になって、そこへお姉ちゃんたちの若い肢体が、ぐるりと間近で全裸になっているのだから、ひとたまりもないほど、精液を吐き出したい衝動でいっぱいになってしまう。

 ドッペル効果の代わりに、あの当時と同じ年代に若返らせることで、僕をいっそう不利に持ち込むことが、彼女たちの作戦なのだった。

 その分、僕は精力全回復という恩恵を受けるが、それとて、溢れかえるほど溜め込まれた精液を吐き出したい欲求の方が、はるかに優っている。

 この状態で憧れのお姉ちゃんたちにじかに刺激され、あまつさえ挿入に持ち込まれてしまったら、あっという間に絶頂まで追い込まれてしまうのは、火を見るより明らかだった。

 その時点で、決定的に不利な状態に追いやられてしまっていることを、絶望的に思い知らされてしまうのだった。

 先に挙げた2つの壁が、急激に高いものになる。あのころの、快楽欲求に負けて1日2回射精していた身体に戻されてしまって、すでに耐えきれない性衝動に陥っている中で、若く締まる肉体が、生足露出で僕に迫っている……しかも3人がかりで!

 この状態で、どう逆転できるのか、方策がまるで思いつかない。

 せいぜいのところ、塔の世界で培ってきた攻撃レベルを発揮し、敵少女たちを快楽の淵にたたき堕として、逆転勝利するくらいしか思いつかない。それだけ、簡単な愛撫攻撃だけで、多くの女性たちをイかせ倒してきた実績は残っている。

 だがそれでも、高校時代のすぐイキたい出したい盛りに戻されたら、性感刺激に耐えることは困難をきわめる。せめて……ギリギリのところで絶頂寸前で、脈打ちを力ずくで抑え込む手法を用いるしかない。

 そうやってギリギリのピンチを脱出し、どうにかこうにか逆転辛勝した経験が、何度かあった。あれはいつ中出ししてもおかしくないほどの、危険な綱渡りだった。

 多幸感を抑え込んで、落ち着かせている数秒の間に、愛撫併用攻撃で女体を先にイかせて、消した直後に勝手にペニスが脈打って、床に精液をぶちまける状況だった。

 それだって、今のように弱体化し、ぎゅんぎゅん白濁液が玉袋に溜まりきっているさなかではなかった。

 この現状で、多少は抑え込める可能性があったけれども、抑え込んだ次の数秒後には再び、より強い多幸感となって押し寄せる性質のものであって、いつまでもガマンしきれるはずがないのだった。

 強い女学生3人相手に、いやそれどころか小中学生たちを含めると9人全員を、この肉体で倒しきる算段は、どうやっても思いつかないのであった。

 僕はどうあがいても勝てるはずがない状況を理解し、絶望感が深まる中で、甘い女子たちの身体への期待感に胸が高鳴り、さらに多くのカウパー透明液を、包茎の出口先端から、ダラダラと滴りこぼすばかりとなってしまった。

 この状況での打開は無理筋すぎると分かっているからこそ、ペニスはいっそう情欲にまみれ、甘美な天国を求めて、きゅうんとヒクついてしまうばかりとなる。お姉ちゃんたちはそれを、決して見逃したりするほど生やさしくはないのだった。

「ふふっ……」

 3人が一斉に僕に群がり、有無を言わさずバトルが始まってしまう! もはや戦闘ではなく、一方的な”処刑”に近い状況だった。抗うしか……1秒でも長く保たせて反撃するしか、僕にはできないのだった。

 すりりりっ!!!

 あふううっ!!

 急激な性感刺激が、僕の下半身に一斉に覆い被さる! それは女子高生お姉ちゃんたち3人が、まとめて素足を僕の両脚にこすりつけ始めた瞬間であった。

 ラッキースケベで瞬間だけ触れたことのある素足。強化されているとはいえ、それでも、女性の生足感触は、この塔世界で、これでもかというほどに、さんざん味わい続けてきたはずだった。

 そのなめらかで吸いつく肌触りは、男の情欲を烈しく励起させ、誰であれその素足から、相手が精を抜き取れる女体にほかならないことを、いやがおうにも思い知らされるような、女性的すぎる器官そのものだ。

 これまでの戦闘でも、女の素足感触は、ひっきりなしに僕の下半身や上半身に滑り回ってきた。

 さまざまな個性があり、太さも異なって、長短さまざまな差異があるのを、そのつど知らしめてくる生足。

 その誰の感触であっても、バトルに登場しうる敵女なら誰であれ、洋の東西をも問わずに、シコシコすべすべの気持ちいい弾力で吸いついてくる、どこまでもゾワワッとした快楽に満ちあふれている質感を持たぬ者はないのだった。

 それだけ女の脚というものは、精を奪い取り、男の性情欲を高めるための、立派な武器になっている。

 抱き合った男女が脚から始まり脚で終わるといっても過言ではないくらいに、脚のこすりあいは、欲動を高めながら、いつでも絶頂できるだけの、完璧な搾精兵器に成熟しているのだった。

 少女の時にはすでに、女性というものは、その腰より下を急激に性徴させて、女らしい肌感触とやわらかさ、スベスベしっとりした質感を具えるものだ。

 見るだけでも、その異性性を十分に感じさせるだけでなく、触ればなおさら、その吸い付くもっちり弾力に、ゾワゾワ驚かされる。太さ細さ、長さなど個性豊かな女脚ではあるものの、そのすべてが、誰であれ同じ心地よい滑り感触を体現してしまっている。

 そのため戦闘のたびに、敵女たちの太ももの感触にはずいぶん悩まされ、誰を抱きしめたところで、その素足の感触に、いちいち大ダメージを受けてしまいそうになる。

 気を抜けば生足のやわらかさにほだされ、そのままその娘の内股に、ペニスから快楽汁をこすり取られてしまう可能性があった。

 こちらのレベルが相当に上がったからといって油断していれば、女脚スマタ攻撃で、急激に多幸感が拡がることになるし、それ以前に、生足どうしをこすりあうだけで、ペニスはとことん欲情し、それが長時間にわたれば、こちらの射精欲がいや増してしまう魔力を秘めている。

 いつまで経っても、彼女たちの素足に対する耐性や慣れというものが形成されない。射精可能な状態であるかぎり、オンナと生足はいつだって、その魅力と天国とによって、僕を射精に追い込むことができる。

 そのことを断じて忘れてはいけないと、気を引き締めるに十分ななめらかさを、どの娘も誇っている。

 どんなにレベルが上がっても、女子たちの素足感触に、いつまで経っても慣れてくれないのは、そもそもこの姉さんたちの脚感触を見たり触ったりしながら、すっかり女子の脚の良さを、幼いうちから刻みつけられたところによる。

 その張本人たちが、各年代のまま、僕にたむろしてきて、しかも高校組3人がかりで、さまざまな個性の生足を、僕の両脚にこすり続けているのだ。

 やや筋肉の律動を感じさせる彩咲の太もも、細っこいながらも、なまめかしいいやらしさにあふれた姉さん、ふにふにっとしてモチモチ女子高生特有の、太めの素足を誇る幸子。

 そのいずれもが、やわらかでスリスリしてて、若くハリのある脚感触で、僕に一斉に大きくこすれ続けているのだった。

 ぐににっと3人の柔肌が上半身にもしがみついてくる。大小さまざまに大きさも形も異なるおっぱいが、僕の腕や胸、背中に引っ付いてズリズリこすれている。

 憧れの想い出深い、同世代高校娘たち。

 すこしだけおとなで……僕より年長ながら、丸みを帯びたしっかり女性として完熟した肢体で、3人3様の素肌感触で僕の全身にしがみつき、すりゅすりゅと絹のようにこすれては、やわらかに肉の出っ張りを潰してきて、女の子としての気持ちいい弾力を、これでもかと刻み込んでくるのだった。

 僕の両脚はすっかり、高校生らしい健康的な太ももに埋めつくされている!

 そして彼女たちは連携しながら、両脚をまんべんなくこすりあげ、ふくらはぎにも膝裏にも、少女たちの内股や外もも、ふくらはぎが、悩ましくぎゅみちっと密着しながら、強く摩擦してくるのだった。

 その快楽刺激だけで、高校時代に戻された僕は感極まり、お姉ちゃんたちの素足の感触をとことんまで味わい尽くそうと、自然に毛穴を拡げて、全身が鋭敏すぎるレセプターとなってしまう。

 少女たちの肌細胞ひとつひとつが、僕の全身に入り込んで、直截性感神経を刺激している錯覚に陥る。彼女たちが吸いつく場所はすべて、ぞわわっとこすれていく心地よいなめらかさに支配されていって、滑るたびに柔肌のもっちり感覚で、いやらしくこすれていく。

 そのひとりひとりの動きが、手に取るように伝わってきて、彼女たち3人分の肉圧がまるごと、全身あちこちに降りかかってくるのを、つぶさに感じた。

 お姉ちゃんたちの、憧れていた、すこしだけハプニングで擦れたことだけがあって、それ以外は毛穴までじっくり見つめさせられたりして、その形の良さと脚肌のきめ細かさを脳裏に焼き付け、オナニー想像で抜く題材だった。

 それが、いまや何の隔たりもなく、じかに肌どうしがこすれあっている。

 女体にはさんざん慣らしておいたはずであっても、若い時代に戻され、肌が敏感に異性を感じやすくなっていて、射精欲が何倍にも膨れあっている中で、憧れのお姉ちゃんたちが、そのまま裸で抱きついてくる感触に、どうしても脱力してしまう。

 しゅっしゅっしゅっしゅっと肌がこすれあう摩擦音が大きくなる。僕の両耳には、少女たちのクスクスイタズラっぽい笑いと、肌のこすれあう音ばかりが届いている。

 上目遣いながら、年上の魅力をたっぷり具えた美少女たちが、しっかり見上げてきているので、僕は彼女たちひとりひとりに目をあわせ、見つめ合っては、異性の肌感触を、じっくりと堪能させられてしまった。

 ペニスは誰とも分からず次々と、少女たちの下腹部や腰、臀部に押しつけられ、お腹の下肉にめり込んでは、彼女たちの大きな動きに振り回されて、優しくスリュスリュこすれ続けている。

 出しそうになっているペニスから、そのまま白濁液をこすり取ってしまうのではないかとさえ思えるほど、若く激しい運動が続けられた。

 包茎ペニスは彼女たちの肢体に挟まれたり、内股にこすられたりしながら、一気に高められこすりあげられていた。素足が僕の脚に深く滑り込んでくるタイミングで、ペニスも彼女たちの腰回りに揉みしだかれた。

 さんざっぱら女子高校生たちの若く肉付き良い生足を感じさせられ、すっかり摩擦熱で暖まったところに、さらに深い性感攻撃が待ち構えている。

 僕はこれまでのレベル経験から、イク寸前まで高められても、脈打ちを無理矢理抑え込む方法を体得している。

 お姉ちゃんたちのあれほど触りたかった素肌をじっくり味わっていながら、他の敵女とは完全に一線を画す、若い裸体と生足内股にすっかりほだされ、何度も何度も、心を折れさせて精を吐き出してしまいそうになっては、かろうじて踏みとどまるのだった。

 しかし、そうやってガマンしている僕を、さらに性感刺激に堕とし込み、耐久している砦を快楽で打ち崩そうと、少女たちは本領発揮の暴挙に出てくる。容赦せず、今度こそピンポイントで、ペニスを律動させようと、集中攻撃が始まるのだった。

 3人がかりで仰向けに押し倒される。そして垂直に天を向いたペニスの皮を剥き、真上に彩咲がのしかかってくる。

「あうっ……だめぇっ・・・」
「くすっ……かーわいいっ、いっぱいナカに出しちゃって、いいからねー☆」

 彩咲は騎乗位でペニスを飲み込もうとする。抵抗しようと腰をひねっても、この機会をうずうずと狙っていた中学生グループがそれを許さなかった。僕の両脚が押さえつけられ、高校姉や幸子と一緒にお尻を床につけさせ、腰を固定してくる!

 5人の少女が僕の下半身を力ずくでのしかかって固定してくるさなか、彩咲はゆっくりと、高校時代の弱いペニスを、膣内に飲み込んでいくのだった。

 ぐにに……ぎゅっ!!!!!!!

「あぎいい!」
「気い持ちい~でしょー・・・おねえさんのココで、どっちかがイクまでズリズリしてあげるねー?」

 言うやいなや彩咲は、ぱつぱつと小刻みに全身を上下させ、オンナでペニスをこすり立て揉みしだいて、これでもかと万力のように股間を締め付けた!

 トントンと彼女は抜群の運動能力で、素早く上下し続け、騎乗位体勢を崩さずに、ひたすら股間でペニスを責め続けた!

 イッてしまいそうなところをギリギリ堪えているペニスは、さらに強い性感が急激にまとわりつきながら、ぬむむっとねばっこく絞り込んでくる、女子高生の若い膣圧で、強く激しくしごき立てられ続けた。

 彩咲の快感攻撃は単調なものだった。ときおり体勢を変えて、全身上下攻撃から腰だけを上下させるピストンに切り替えるくらいで、向きも変えず、リズムも変えずに、ひたすらオンナを上下させるだけで、ペニスをこれでもかと快楽絞りにかかってくる。

 同じ運動が延々と続けられるのは、彩咲が水泳で鍛えた体力自慢でもあるからだった。彼女は股間に意識を集中させつつ、ソコだけでペニスをイかせてしまおうと、ぎゅみぎゅみ蠢いてペニスを締めしごく。

 何分経とうとも、彼女はいっさい腰振りを辞めてくれないのだった。

 それだけの性感刺激なら、なんとかなったのかもしれない。だが、少女たちは大勢いる。そんなに単純な刺激だけで許してくれる敵女たちではない。

 中学姉と美穂が、僕の両脚に跨がってくる。そして、ツルツルのオンナ表面と内股付け根で、大きく腰ばかり前後させて、ぬりゅぬりゅと脚全体に下腹部を押しつけこすりつけ始めた!

 女子中学生の、高校生ほどではないが、すでに女として完熟した生足感触を、この上ないタイミングでこすりつけてきて、オンナと素足の感触を、両脚に2人がかりで伝えてきたのだった。

 そして、みや子が足の裏をくすぐり、しっかりサポートに回ってくるので、中学組からの性感刺激も、馬鹿にはならない激しさになっている。

 みや子の、足指の間まで丹念にくすぐる指先は、とことんくすぐったくって、つい膝が跳ね上がりそうになるけれども、中学姉と美穂がしっかり跨がって腰を押しつけこすりつけて、生足感触を刻み込んでくるので、僕は脚を上げることさえも許されないのだった。

 そのくすぐったさと、少女たちの脚感触がペニスへと流れていって、そこへ彩咲のオンナがたんったんとペニスをしごき続け、やわらかくねっちょりしぼり続けてくれるのだった。

 高校姉が割って入り、玉袋に手を伸ばすと、僕がオナニーでイク時とまったく同じ手つきで、こちょこちょとくすぐり始めた! 時に撫でさすり、揉み込んで、手の甲を滑らせながら、しつこくしつこく細く尖った指先で、玉袋全体をこちょこちょ転がしてくる!

 その刺激が加わって快楽は何倍にも膨れ上がり、僕はいつでも脈打ちそうなくらいに追い詰められてしまった。

 幸子と小学姉が僕の胸板にのしかかって、ぺちょっぺちょっと乳首をねぶり回してくる。これでもかとねぶり倒すやわらかな舌先は、しかし小学生と高校生という、発育のまったく異なるやわらかな感触で、個性豊かに舐め回し続けるのだった。

 僕の頭上には、ひな子とれなが股を開いて立ちつくし、好色な目でじっと僕を見下ろしている。

 彼女たちはオンナ表面を押し拡げたり、脚を開いて内股のへこみをしっかり見せつけるなどして、この年代であってもすっかり女性の股間になっている、脚感触が大人顔負けであることを、丹念に主張し続けるのだった。

 ここまでされて、高校時代に戻ったペニスが無事でいられるはずはなかった。精力は目減りし、急激にこみ上げてくる多幸感を、必死に押さえつけるだけで精一杯になった。

 中学組を押し上げることも、小学姉や幸子に愛撫反撃をすることも、腰を突き上げて彩咲をいたぶることも、いっさい余裕がないのだった。

 延々としつこくしつこく、いつまでもペニスをしごく彩咲。単調な動きはしかし、確実に絶頂の体液を吐き出させるまで、追い詰めるに十分な快楽を、ペニスに一方的に押し込む魅力があった。

 いくら律動を抑え込もうとしても、それを押し破ってくるオンナのやわらかな締まりが、着実に白濁粘液を奪い取ろうと、ヌムヌム激しい上下をくり返している。変化がないからこそ、一方向的に追い詰められ続け、僕に押し戻す余力を与えないようにしているのだった。

 しかしながら他方で、この体位で同じ単調な運動をくり返すことは、彩咲自身にとっても、非常に大きなリスクがあるのだった。

 ペニスは高校時代に戻され敏感にはなったけれども、それ以前の、塔での経験はしっかり生かされている。

 何ら反撃できなくても、オンナ内部の感じやすい場所を、亀頭先端で責めつつくことはたやすかったし、そうやって数え切れない女子たちを、騎乗位カウンターで天国送りにしてやったのだ。その感覚は失っていない。

 だから、彩咲の内部を、腰ひねりとペニス方向付けで上手にかき回し、彼女が上下すればするほど、彩咲自身が追い詰められるように持ってくることも、決して難しい話ではないのだった。

 ガマンしてがんばりきることができれば、射精前に彩咲を倒すこともできそうに思われた。

 果たしてその狙いは当たっているようだった。彩咲は持ち前の運動能力が仇となり、動けば動くほど、自分自身がアクメ寸前に追い詰められていくのを、どうすることもできなかった。

 動きを止めて挿入を解けば、ひとまずピンチは脱することになるけれども、それは僕にとっても、ピンチを脱出し、体勢と精力を立て直す機会を与えることを意味した。

 それは一発逆転を狙う僕を有利にし、文字どおり一発で、少女たちの連携体勢が総崩れになりかねない危うさでもあった。

 そのため彩咲は、決してペニスを引き抜いて騎乗位からどいてしまうわけにはいかず、さりとて動きを止めて、じっくりペニスを締める感触だけで、粘液を絞り出せるほど、僕は甘い相手でないことも分かっている。

 彩咲が動けなくなれば、僕は容赦なく腰を突き上げ、彼女にとどめを刺せるだろう。これ以上、上下できないほどに追い詰められてしまったら、彼女はそこから脱出できずに、絶頂天国に一気に陥ってしまうことが必定だった。

 そうして、そう思ったとおりになった。彩咲は急激に動きを止め、顔を真っ赤にして、ぶるるっと大きく震える。女体がペニスからの刺激に耐えきれず、イク直前まで至ってしまって、それを自分自身でどうにも抑えつけることができなくなったのだった。

 長い時間、ペニスは彩咲のオンナで責め抜かれたけれども、結局は彼女自身が自滅状態に陥るのだった。今度はこっちの反撃だ。僕はなんとか腰を突き上げて、彩咲にさらに強い快感を与えてやる。

「あぉふううう! やん……そん、な・・・」

 彩咲はガクガクッと大きく振動し、自律できないアクメの性感電撃に耐えることができなかった。イク気持ちよさを抑えつけられず、頭のてっぺんから足先までひた走る、女体への快楽天国は、彼女の思考を完全に奪ってしまうほど大きいものだった。

 そうして彩咲は、騎乗位で自滅、さんざんペニスを責めしごいたあとに、絶頂を迎えてしまったのだった。

 形勢を逆転させるなら、いましかない・・・。彩咲が倒され消えてから、僕は上体を起こそうと力んだ。なんとか、次の娘が騎乗位に入らないように、全身を丸めて少女たちの体躯を押しのけようと試みた。

 だが、僕がそうしてくることは、各年代の姉さんたちが、すっかり読み切っているのだった。小学姉と幸子が上半身をのしかからせ、僕が起き上がるのを邪魔してくる。

 腹筋で起き上がろうとすれば、幸子のおっぱいがやわらかに潰れ、小学姉のツルツルの上半身が強く押し当てられてしまう。僕の両脚に跨がっていた少女たちも、その脚を引き抜かれたら終わりと分かっているので、すかさず別の体勢に切り替えるのだった。

 れなもひな子も動き始め、全員で、8人がかりで、僕を仰向けに固定させようとしてくる!

 手足を固定しようとすれば愛撫反撃をくらうので、れなとひな子が覆い被さって僕の両手を塞ぐ。手のひらが小学生2人に舐め回されてしまう。うずくまって僕の腕にしがみついてきたので、両腕とも動かすことができない。

 僕の眼前には、2人のつるつるオンナワレメがアップで迫っている。しかしそこに舌を這わせられないように、ガードも固く届かせないようにする工夫もしていた。

 みや子と中学姉が同じ要領で両脚にのしかかり、がっしり固定して、足の指を舐め回してきた。より体重がかかって、僕は両脚も動かせなくなった。

 そこへ……。

 すりゅっ……ずりっ!

「ぅっく!」

 空いた股間を、残りの娘たちが交代で責め始める! 小学姉と幸子と美穂が、次々とペニスを乳房の間に挟み込み、上半身を揺らしながらパイズリ攻撃を仕掛けてくる! ペニスを僕の腹部に反らせながら、のしかかってのパイズリ天国が始められるのだった。

 小学姉は平べったい胸板をこするだけではあったが、女としての吸いつく肌感触を具えているので、こすれる肌細胞は十分、ペニスを快楽刺激に晒すことができた。

 ちいさな上半身を揺らしながら、彼女は大きく胸部を、前後左右上下に滑らせる要領で、ペニスを胸板コスリの刑に処してくる。

 続いて幸子が、いきり立った棒を、成熟した乳房で包み込んで、左右の胸を交互に上下させる方法で、ひたすらペニスをおっぱいでこすりあげてきた。

 さらに交代して美穂が、ぎゅうっと胸を寄せるようにして誇張した上体で、ちっパイズリを披露してくる。少女は上半身を小刻みに上下させながら、一生懸命に発育途上の乳房肉で、ペニスを快楽に絞り込んでくるのだった。

 さまざまな年代の乳房がペニスにのしかかり、包み込んで、各年代ならではの動き方で、思い思いに胸の肌や肉でペニスを攻撃する。ちっパイズリから大きなパイズリまで、世代が変わるごとに、責める方法が千変万化する刺激にさらされることになった。

 それは彩咲の膣攻撃よりはゆるやかながらも、子供から高校生までを一度に相手にしている実感を、胸の発育度合いによって思いっきり、その違いを思い知らせてくる目的があるのだった。

 大の字に寝かされたまま固定されて動けないし、次々とのしかかってくるパイずりっ子たちによって、隙を突いて脱出するチャンスが、ことごとく奪われてしまう。また、力ずくでそうやって抜け出せるだけの残り精力も、ほとんど残されてはいなかった。

 彩咲によるオンナダメージと、高校姉の玉袋攻撃で、若く弱いペニスは限界に達しているのだった。美穂の乳房で脈打ちそうになるのを、必死で抑えつけるだけで手一杯だった。

 いかにこれまでのレベル経験を活かしていると言っても、想い出深いお姉ちゃんたちの一斉怒濤快楽攻撃には、どうやっても太刀打ちできないと分からせられたのだった。

 そこに待ち構えていたのが、高校姉だった。大人姉と違って髪を束ねておらず、サラサラの髪をなびかせながら、若い膣圧でペニスを騎乗位に飲み込んでくる……!

 ぎゅみちぃ!

 高校姉の性感攻撃。僕は急激に締まってくる圧縮性感に、きゅんと玉袋を持ち上げてしまう。イク多幸感が強く強くこみ上げてくるが、どうしても抵抗しようと、足をばたつかせようとする。

 だが、そこへ中学生たちが両脚にぎゅうっとのしかかり、上半身を被せるようにして、いっさいの抵抗を許さなかった。

 揺れる横尻。胸板は発育していない姉さんは、下腹部と素足はすっかり女として成熟しており、股間は僕との相性抜群なまま、さらに大人姉よりも強化された、若く気持ちいい圧迫の仕方をしてくる。

 どのピストンのタイミングでも、姉さんのオンナは、ペニスのもっとも感じやすいところ、裏スジや先端ばかりをつけ狙うように、密集して快楽を押し寄せてくる名器だった。

 高校姉は全身を上下させたり、腰部分を上下させたりして、彩咲以上の攻撃力で、ひたすら気持ちいいオンナでペニスをしごき続けた。

 覆い被さっていた中学娘たちも逆向きになり、交代で玉袋に手を伸ばして、コショコショとかわいがり続ける。拘束を解いたひな子とれなが、僕の腕に跨がって、オンナ表面と内股の感触を刻みつけてきた。

 いやらしく前後する少女たちの腰つきが、子供とは思えないほどなまめかしいものだった。這いずり回る小学娘たちの太もも感触も、確かに僕の想い出深い相手の素足にほかならないのだった。

 身をよじることができず、力んでも今度こそ脱出できなかった。

「へへへー。もう限界なんだよね。いいよっ、お姉ちゃんの中に、いっぱい出しなよー!」
「あふっ……はひぃ……ね、ねえちゃ……」
「くすっ……もうさ、これ以上、苦しまないでも、いいんだよ? ほらっ、こぉんなコト、してあげちゃおうっかなーっ!」

 ぎゅう! 姉の股間が締まる!

 しかし、姉さんは微動だにせず、じっくりオンナの感触をペニスに圧縮させて、きつく締め付けてくる。じんわりと拡がる性器の甘美さが、前立腺の奥までひた走っているのが分かった。

 姉はじっくりと腰を持ち上げ、今度はオンナで亀頭先端だけを飲み込んだまま、じっくりと腰を浮かせて射精を待った。

 先っぽが姉のオンナで締め上げられ、もぐもぐと揉みしだかれている。彼女が腰をグラインドさせ、亀頭と裏スジだけを徹底的に揉み込んでいるのだった。

 ずぬん!

 再びペニスが高校姉の中に根元まで収まると、彼女は大きく腰を振って、ペニスをこれでもかとしごき立てる。

 十数回ピストンすると、姉は急にペニスを引き抜き、上方で腰を浮かせたまま動きを止めた。数秒それでペニスを休ませた後、また彼女は先っぽだけを飲み込んで、腰をくねらせて先っぽ揉み攻撃をする。

「あうぅっ! 姉ちゃん! それっ……だめえぇ!」
「気持ちい? アンタが夢に描いていた、おねーちゃんのナマ感触だよー? もう、お尻の穴まで開きっぱなしじゃん。タマもこぉんなに……ひくついちゃって。へへっ、イク寸前の良さがずっと続いてるって、こんなにいいことってないよねー☆ ……ね。これが未来永劫続く世界が、アンタにとっては最良の選択肢、なんだよ・・・。いいからだしなよっ!」

 また高校姉はパツンパツンと必死で腰をピストンさせてペニスをしごく!

 ギリギリに追い詰められていたペニスは、その限界をはるかに超える性感刺激にさらされ、少女たちの指先に玉袋をくすぐられながら、最後の堰まで打ち崩そうと、女としての肉体を最大限、駆使し続けてくるのだった。

 僕が半自動的に、絶頂を抑え込む身体にまでレベルが上がっているのを知っている姉さんは、あえて単調にペニスをしごくのではなく、ピストンしては抜き、余韻を味わわせてから、わざと亀頭だけを飲み込んで締め付ける戦法を採った。

 そしてじっくり感じさせてから、また根元まで飲み込んでくるのだった。

 この快感が、射精後には永久に終わらなくなる。それが分かり切っていて、その代わりに、全人生を犠牲にすることになり、自分の自我意識も崩壊してしまう危機感から、射精だけはしないように自動防御が働く。

 だが……それとて姉さんはあっさりと、限界点を乗り越えて責め込んでくるのだった。少女たちの肉体刺激から逃れることもできず、小中高のそれぞれの性徴具合を思い知らせながら、全員が全力で僕をイかせにかかっている。

 なにか……本当にそうしなければ絶対にいけないような、懇願めいた動きともいえるのだった。塔の魔物に呼びつけられたとはいえ、なぜ彼女たちは、これほどまでに全身全霊で、僕の体液を絞り出そうとするのか。

 クスクス笑いの中にわずかな悲壮感を感じ取ったとき、僕の股間はまったくこれまでに味わったことのない、イク寸前の気持ちよさを何重にも重ねたような快感に襲われた!

「いいよ! 出して出してっ!! ずっと動いててあげるう!!」

 びゅばしゃ! ドババ! ばちゃあ! ビュククン! びくびくん! ビュバドクドキュ! びゅるばしゃあ! どびゅっしー! ドバアア! ゴボボボ! びくびゅくびくん!!

 ペニスが脈打ち、大量の白濁液が放出され始める! 僕は高校姉たちの魅力と必死の体術に打ち勝つことができず、そもそも無理な挑み方をしたがために、若いペニスから止めどなく、敗北の快楽汁を吐き出し続けるのだった。

 これまでにない律動速度。快感も通常の絶頂などとは比べものにならないほど強く、何も思考できない。ただ目先の、小さい女体から大きな肉体まで、女の身体のことしか目に映らず、それ以外のいかなる考慮も吹き飛んでしまうのだった。

 そうして、本来なら数秒で終わる射精も、何分経っても終わりを迎えることがないのだった。

 その間じゅうも、姉さんは腰を振り続け、上下運動を決して止めてはくれなかった。

 あっという間に子宮を満たした体液は、白く粘っこい濃さを維持したまま、オンナ結合部から溢れ始める。それを見届けた姉さんは、すぐさま別の世代の少女に騎乗位交代を促した。

 美穂の腰つきでまた精を絞られ、すぐに小学姉に交代し、さらには幸子がハメ込んでくる。中学姉も背中を向けた騎乗位でパンパンとお尻を叩きつけて、ペニスをさらにしごき立て続けてくれた。

 全員のオンナでしごかれ、彼女たちの腹部を満たしても、まだまだ精は延々と出され続けた。それを彼女たちは手でくすぐり、口腔内に収めて舐め回し、豊かな乳房で受け止め、太ももに挟み込んでは、内股に精液の池を作るのだった。

 脈打っている間じゅうも、それが終わってしなび初めても、少女たちはペニスを揉み回し、しごき立てて、執拗に性感刺激を加えてくるのだった。

 自分たちの肉体感触、その手も脚も股間も胸もお尻も、何もかもを僕ひとりに叩き込んで、最期の別れを惜しんでいるみたいに思えた。が、もはや……僕はペニスの律動をどうすることもできないのだった。

 どうやっても一回も脈打たなくなったとき、静寂が訪れた。体液まみれになった少女たちは、一斉に僕を見つめている。

「これで……これで、よかったんだ。ずっと……夢の世界で、いい気持ちになり続けてね。」

 高校姉が僕を見据える。人生最後の賢者モードも、残り数秒となるところで、僕の意識は強制的にブラックアウトした。

・・・・・・・
・・・・・
・・・

 気がつくと、風景が一変している。挿絵で見覚えがあった、ちいさな部屋の中に、僕は閉じ込められているのだった。無機質で空気孔しかなく、石畳の牢獄そのものであった。

 この風景は、現実に体験したものではまったくない。「見覚え」というのは、あくまで本の世界、空想の世界で、あるいは夢の世界でのみ、たしかに記憶に残っているという程度のものであった。

 僕自身は、15歳くらいの少年に若返ってしまっている。

 目の前に広がっている風景は、間違いなく知っているものではあったものの、行ったことがある場所ではなかった。よく知っている風景というのは、当時ハマっていた小説の挿絵だったからだった。

 冒険ファンタジー小説は、かなり前からあった。現在はラノベと称されているジャンルも、手を替え品を替え、ずいぶん昔から存在はしていたし、読みやすく広範に普及できるよう施された工夫は、なにも今日に限られた新ジャンルではないのだった。

 そうして、今日と同様に、流行というものがあり、それは時代ごとに移り変わっていくものでもある。誰でもが似たり寄ったりのものを書くけれども、それはいつも固定されたものとも限らない。

 少年時代に流行していた、僕自身もよく読んだ冒険ファンタジー。

 本当にワンパターンではあったし、ありきたりでもあったが、やはり時代劇的な雰囲気をしっかりキープしながらも、ドラマチックでテレビ的なニュアンスを、ふんだんに盛り込んでいたように感じる。

 人々が慣れ親しんでいるメディアと同じ流れを、流行小説はしっかり追うもののようだった。

 当時の流行は、選ばれた男が冒険に出て敵どもを倒していきながら、囚われた姫を救い出すという作風が多かった。彼女を救い出せたら、文字どおりヒーローであり、誰からも賞賛される勇者として崇められる。

 その結果、富と権力と名誉を手に入れ、完全完璧なハッピーエンドを迎えるのだ。お決まりのパターンではあったが、勇者の条件を満たすことができれば、勇者になってすべてがうまくいくという、当たり前のストーリーではある。

 とはいうものの、その条件はさまざまな変化に富んでいて、作者たちの個性もそうしたところで発揮されていた。

 姫を救い出すために、ただ強ければよいというものではなく、機知や機転に富む必要があったり、強運に恵まれなければ通れない場合があったり、ゲームブックのように賽の目だけで話が進むものも数多くあった。

 勇者の条件を満たして、姫を救出できるかどうかの“プロセス”が重視されている時代でもあった。

 まずは冒険に足る条件が揃っていること。そこは完全に偶然が物を言っていたように思う。勇者の子孫であったり、偉大なる人物に託されてしまったり、偶然見つけたペーパーに勇者の秘密が隠されていて、それを知った主人公が冒険に出たり。

 そもそも、村人Aがとつぜん冒険に出て、成功する話の構成はほとんどなかった。

 さまざまに待ち受ける試練。しくじればすべてが一巻の終わりというピンチの中を、どうにかこうにかくぐり抜けてきた男が、やっとの思いでラスボスを、それも必死になってギリギリで打ち勝つサクセスストーリーだった。

 初めの時点での特別性はあったものの、それ以降の綱渡りは、ひょっとすると敗北死亡の顛末だったかもしれない、ヒヤヒヤするものばかりとなる。

 冒険する主人公は、いつもギリギリのラインで、やっと成功するのであり、苦労に苦労を重ねて、なんとか栄光を手にするのである。

 断じて、はじめっからおわりまでナニモカモが上々で別格の強さを誇って、プロセスそのものが無敵のサクサク勝ち続ける類の陳腐な構成ではなかったのである。

 人々は、そうした「うまくいかない苦心惨憺」プロセスを、自分にも重ね合わせることができ、成功した後の名誉と権威を夢見たものだった。

 場は違えども、自分にもチャンスがあるかもしれない、これを掴んで成功したら悠々自適、という淡い夢のようなものが、そうした作品から伝わってくる。

 まずもって自分とは別世界の、どうやってもそうはならないはずの「格の違う」主人公が活躍するものではなく、それが親しみやすさを大衆に抱かせていたのだった。

 そのチャンスがきわめて希少にすぎて、夢を見ることも許されなくなった時代にあっては、まるで出自から違う主人公が、破格の強靱さで何でもかんでも力ずくで解決して、強い者が強いまま勝ち続けるという、宝くじに当たった人間の幸福ばかりしか描かれなくなってしまうものらしい。それもまた、時代と世相の反映でしかないのだろう。

 当時の作品は、最終的な成功よりも、どんなプロセスで苦難を乗り切っているかが重視されていて、世の青少年たちは、2つの意味で物語を楽しんでいたのだった。

 ひとつが物語そのものの”叩き上げる”プロセスであり、もうひとつが、囚われの姫が救出される間に行われている、いくつもの困難の方だった。

 どの作品の美しき姫も、囚われの身となっている間は、縛られ、吊され、時にはひどい仕打ちを受けて、悲しみのヒロインになっているのだった。現在以上に表現がきつかった時代にあって、時には読み飛ばしたくなるくらいにいたぶられる娘もいるのだった。

 彼女たちが束縛されて苦しんでいる様子を見て、世の男性たちは嗜虐心を満たしたのだが、僕はそういう趣味はなかったのを思い出す。

 男たちは冒険者の勇姿や苦難に共感しつつ、他方で、女性が悪者に苦しめられている有様に、ひそかに性的な衝動を覚えたようだった。

 そういう性癖というものは、いつの時代にも、大勢の男たちを虜にするものらしい。今でも露骨にそうした加虐で、性衝動が昂ぶる者は数え切れないくらいにある。

 僕の場合、「かわいそう」という感想しか出なかった。そのかわりに、そうした姫たちが肌をあらわに悶絶している、その生足や脇の下の挿絵に、ストーリーとは関係なく興奮した覚えはたしかにある。

 ただ露出された挿絵の脚や胸元に、単純に異性性を見て取るだけではあったが、囚われている状態という設定を無視して、ただ女体への強い憧れを想起するばかりであった。

 そのくらいに、当時の僕は性に疎かったともいえる。

 女体に敏感であり、異性の肢体、それぞれのパーツ、検閲に引っ掛からない程度の乳房の一部露出、そしてなにより、ミニスカートで太ももが露出されているその肌の絵を見て、その外見だけでいたく興奮したものであった。

 ストーリーそのものは「囚われの姫がひどい目に遭いながら救出を待つ」ものであるが、まったく関係なしに、露出した肌の絵を凝視して、その異性性に性欲を掻き立てられてしまう。

 肌が見えさえすれば、それだけでその部位を食い入るように見つめてしまう。ストーリーの内容から独立して、異性の肢体そのものを性欲対象にする。

 姫たちが肌をあらわに悶絶している、その生足や脇の下の挿絵に、ストーリーとは関係なく興奮した覚えはたしかにある。そのくらいに性に疎く、刺激にも敏感で、女子の肌を見るだけで、激しい興奮をする15歳当時の自分なのだった。

 一方で、全年齢対象の冒険話には、きわどいギリギリを攻めてくるような性的描写も、ごくわずかに存在している。

 それは、加虐される姫の姿で十分、世の男性たちや少年たちを興奮させるものだったが、それ以外にも、冒険者男性や少年たちをいやらしい目に遭わせ、それで弱体化を図る試練がいくつか存在してもいるのだった。

 女性型モンスターが誘惑してきたり、魅了の魔法を使ってきたりして、行動不能にさせ、その間にいいように体術や魔法で痛め付けるタイプが多かったが、そういうエッチな攻撃はごくわずかだし、乳房を露わにするモンスターであるにもかかわらず、誘惑魅了に走らず敵意一辺倒で攻撃するタイプもあった。

 その多くが、勇者どもの敵ではなく、断固として性的な誘いや誘惑には応じず、強固な意志で簡単に乗りきってしまう展開が多かった。

 全年齢対象なら、単純に「性欲に負けて”行為に及んでしまう”」筋道に持っていかれないのだろう。それは僕も肩透かしを食らったように、興奮がしぼむように設定されていたのだった。

 ひとつだけ、心に残っている場面があった。冒険者が分かれ道に差し掛かり、上り坂に進む道と、下り坂に堕ちていく道が眼前に広がっている。

 男たちはそのどちらかの道を進まなければならないのだが、上方へ続く道には石の扉が立ちふさがっており、勇者として力ずくでこれを開かなければならない。

 扉はさのみ重たくなく、力自慢のモンスターどもと取っ組み合っても敗北しなかった勇者にとっては、たやすく開けられるものだった。そのまま上の道を行けば、さらに誉れ高き宝も手に入るのだった。

 しかし、ひとつだけ乗り越えなければならない試練がある。「死神の脱力試練」というものであり、そこにエロティックな要素が組み込まれていた。

 こういう、全年齢に引っかからないスケベ要素が盛り込まれることで、小説は青年たちの購買意欲と興味関心を買うように構成されているのだった。

 扉をこじ開けようと、石に手をかけた途端に、虚空から数多くの女性の手のひらだけが現れ、冒険者の体を複数人数で撫で回すというものだった。

 およそ4体分の死神が現れ、脇の下をくすぐったり、首筋や鎖骨をツツツッと撫でさすったり、内股に手のひらを這わせたりする。

 手首から先だけ、大人レディの手と同じに具現化しており、本物の女性に可愛がられているのと同じ触覚になる。その甘美なくすぐったさに、冒険者たちは脱力を余儀なくされてしまうのだった。

 力を込めるほど死神のきれいな手が全身を滑り回って、力を抜き取ろうとする。そして、その心地よい女手の感触に負けてしまうと、その勇者は資格剥奪され、「下の道」へと突き進んでしまう。

 だが、下の道の先に待っているのは、みだらな世界などではなく、文字どおり死と終焉の世界であった。意識が停止し、時間も止まり、完全な無の状態に消滅する。

 そのことが分かっている勇者たちは、断じて死神たちのくすぐったい手に負けることはないのだった。一瞬迷いは生じ、次々脱力して石の扉を開けられないのだが、何度かチャレンジするうちに、誘惑をはねのけて、栄光の上り坂を突き進んでいく。

 こうして、苦労は付きまとうが結局、成功忌憚にしかならない展開であって、決して期待されるような展開が待っているわけがない。その先を描写してしまえば、読者年齢を制限せざるを得なくなるからだろう。

 ストーリー上では、死神の女手は手首から先のみであり、それ以外はボロボロの黒布をまとった骸骨の風貌をしている。外見的にもお粗末な魅力でしかなく、目先の手の感触のくすぐり愛撫だけで、冒険をあきらめる要素などあるはずがなかった。

 しかも、下の道に下ってしまった先に死が待ち構えている、と分かりきっているのだから、誰が好きこのんで破滅に至ろうとするというのだろうか。冒険者たちは全身を滑ってくる4体の女手、8本の誘惑になど負けずに、先へと進んでいく。

 期待させておいて、それ以上の展開にならなかったことは至極残念だったけれども、それでも性に疎い僕は、そうしたシーンにわざわざ挿し絵がつけられていて、性感に悶絶する勇者たちの姿に、本来の冒険と関係ない性欲の疼きを高めるのであった。

 ところどころに、そういった被虐の姫や性的誘惑要素を持ち出すことで、当時の青少年のハートをガッチリ掴む。

 こういう手法は、他のRPGでも、魅了攻撃を仕掛けてくる女敵など、随時小出しにされており、世間の監視を掻い潜る、ギリギリの線を攻めている表現者たちの作戦だったのだ。

 今ならそれが分かるのだが、当時の僕はただただ、そうしたシーンに興奮を覚えたものだった。

 そういう中学時代のなかで、何もかもが性的快楽の対象となり、すべてを欲情の疼きに変換していて、しょっちゅう夢精を余儀なくされている身だった。

 姉と一緒に暮らしながら、彼女の素足を連日見せつけられていたので、情欲はいやがおうにも、毎日必要以上に高められていたためだった。

 当然、そういう冒険物語のワンシーンも、囚われの美少女も、時にはオナニーのオカズにすることとなり、それが夢の世界にも現れる。

 一度、そうしたファンタジーが夢の中に現れて、見知らぬ少女たちの、マイクロビキニ姿が悶えているのを間近で凝視するシーンで、不意に夢精が訪れたことがあった。

 股間やお尻のアップでとつぜん、精液が勝手にペニスから放出されたのだった。死神シーンでの夢精はなかったが、印象には強く残っている。

 いまや、完全に敗北した僕は、その夢精状態のさらに強化版で、延々と勝手に射精し続けることになる。

 ただし、本で見たように、縛られて苦しめられる姫たちではなく、まさにそのセパレーツ水着そのものが、彼女たちを性拷問にかけるというストーリーにすり替わっており、姫たちも、11歳から18歳くらいの若い少女たちに置き換わってしまっていた。

 2メートル四方程度の小さな空間に、1人の姫と自分が置かれ、出入り口はない。彼女たちのみを包む、ピンク色の上下セパレーツ水着は、布地ではなく、それ自体がひとつの意志を持った、淫虐生命体であった。

 パンツ部分に見えるところは少女の股間全体を覆い、バイブディルドーが突起して、オンナ内部の性感神経を、余すところなくかき回し、内部に無数に伸びている触手が、クリトリスもアナルもオンナ周辺も、コショコショと丹念に愛撫刺激を送り込んでいる。

 乳房部分を覆う水着も、生命体の身体一部にすぎず、内部では細かい突起がうねり、乳房全体を揉みながらかき回し、乳首とその周辺を悩ましくこちょぐり回っていた。

 彼女たちは、胸と股間にひっきりなしに送り込まれる性感刺激によって、服も着せてもらえない状態で、ひいひい喘ぎながら全身をくねらせ、床に這い回って、転がっていく。

 だらしなく脚を開き、のけぞっては次々絶頂し続ける。が、その少女アクメを糧にしている生命体は、さらにしつこく蠢き、子供でも容赦なく、ぐちゅうりと上半身下半身の性感神経を、これでもかと刺激し続けている。

 これを目の当たりにしながら僕は、当時の夢精と同じように、彼女たちのお腹や脇、お尻や太ももを間近で見続け、勝手に精を吐き出し続けていった。当時よりもさらにリアルになまなましい性虐が、彼女たちを感極まらせ、何度も絶頂させ続けている。

 これに合わせて僕も、誰からも触れられていないペニスを、どんどん律動させていった。同世代の女子も、年上のお姉ちゃんたちも、延々と水着モンスターに犯され続けていて、女子たちの肉体が女らしく成熟していく様子を目の当たりにする。

 その下半身や胸板、女らしい丸みを帯びた肉付きの変化を、何時間もかけて見せつけられ続け、いちいちその性的魅力に釘付けとなる。

 実のところこれが「誘惑の時空」と称されており、勇者をめざすなら、これで勝手にオナニーを始めたり、姫を襲ったりして、精を吐き出してはならないとされた。

 彼らの多くはしっかりガマンし、ペニスを掴みそうになるところをギリギリ堪えて、次のステージに進んでいくという物語へと、変更がかかっていく。大勢の男たちがこれに挑んでは、誘惑の時空をクリアし続けていることになっている。

 それに引き換え、僕はいつまで経っても、女子たちの肢体から目を離せず、1秒も休まずに吐精律動が早まるばかりだった。誘惑の時空を乗り越えられなければ、”次の娘が水着怪物に犯されている部屋”にワープするだけで、一向に先に進めはしない。

 精神力を高め、女体の誘惑に抗って、一定時間を堪えきれるまで、誘惑の試練は続く。たとえ2,3回失敗する男たちでも、それ以上は耐性がつき、姫を救出して富と権力の栄誉に服するという、本来の目的を思い出す。

 彼らはそうやって、第1のステージを乗り越えられるのだった。しかしながら、永久に射精が止まらない僕では、少女たちにしがみつかなくとも、決して絶頂の脈打ちから逃れることはできないのだった。

 はじめのうち、異性に耐性のない男たちは、次から次へと欲情に負け、試練に失敗してしまう。

 ほとんどの場合は、同世代の姫が彼らの前に現れた。

 少年勇者には、11歳くらいの子供姫が水着モンスターに犯され続けている部屋が待ち構えており、彼は同い年くらいの少女の生足、股間、脇の下、お腹、腕や背中、胸板などを凝視させられ、そこから脱出できない。

 勇者が成長すればそれだけ女子も成熟し、中学男子には女子中学生の半裸が、高校男子や大人には女子高生以上の姫様の痴態が現れた。

 熟年戦士にはランダムな年代の女子が現れ、自分の娘くらいの幼い肉体が淫靡に悶え、開脚して、姫というよりひたすら女体としての好色な蠢きで、意に反して男たちを誘惑してしまうのだ。

 2回3回は敗北してしまい、その場でオナニーして精を抜き取ってしまったり、姫に抱きついて射精したりして、冒険者は失敗をする。

 襲うといっても、決して本番行為には至らない。水着の怪物に阻まれて、挿入自体ができないためだった。だがそれでも、ペニスは太ももに挟まれ、内股をこすりつけて、射精するまで生足でスリスリスリスリ刺激されてしまう。

 彼女たちは男に抱かれることにまったく抵抗感や嫌悪感を示すことがなく、むしろ抱きしめられることで、女体全身の快楽が倍増するので、抱かれたとたんに、ひゃああっとさらに興奮し、積極的にスマタ攻撃でペニスをいたぶるように仕向けられてしまっている。

 別の娘は、細くしなやかな肢体をしていながら、お尻だけがふっくら女らしい形のよさを誇っているスレンダータイプであり、冒険者は、彼女のお尻にじかにペニスをグイグイパンパン押しつけて、やわらかにめり込んでいく弾力を愉しんだ。

 前から抱きついても後ろから抱きついても、男たちは姫の素足かお尻に精液を吐き出してしまう。

「んああ! 姫のお尻っ……やゎらかぃっ……」

 スレンダー姫は自慢の細い脚と、それに似合わず形のよい臀部の圧迫で、積極的に腰を突き出し、男のピストンに応える。

 胸板が平べったい幼さを残しながら、ヒップはまさに女性そのものであって、ペニスはお尻のどこもかしこもでめり込んで、肌のぶつかる音とともに、彼は多幸感へと押しやられてしまう。そうして、白く綺麗なお尻の膨らみの中で、白濁液を爆発させてしまった。

 少年の冒険者に待ち構えている女子は、素足で懸命にペニスを、左右の足を交互にずらすモモズリの要領でこすりあげ、一気呵成に精を奪い取ってしまう。

 子供ながら下半身はすでに女の質感であり、少年の幼い包茎ペニスなど、いともたやすく律動させることができた。

 中には、熟年冒険者に向かって、わざとフェラチオ攻撃を仕掛けてくる姫もいて、性に慣れた男たちであったとしても、幼い姫の小さな口からやわらかな舌でペニスをしごかれると、辛抱たまらずに爆発してしまう。

 仰向けの熟年男は、あどけない娘の上手なペニス舐めに感極まり、股間をいたぶられる快楽に悶絶して、そのまま口腔内で精を放ってしまう。

 パイズリができる高校姫は、しっとり乳房の間でペニスをこすり立て、揉みたてて精を奪うし、生足自慢の中学姫はその細っこくも女らしいもっちり素足で、男の両脚をこすり、オンナ表面を押しつけてこすりあげて、ペニスから精液を吐き出させた。

 理性を失った姫は、挿入ではなく、女体を駆使するありとあらゆる方法で、抱きついてくる男を快楽漬けにした。

 ギリギリ押しとどまった男たちもまた、少女たちの半裸が身もだえして身体をくねらせる有様には耐えきれずに、ついついうっかりペニスを掴み取ってしまう。すると、彼の手は勝手に自慰行為を続け、自分で止めることができない魔法にかかってしまう。

 姫たちは自分の身体でオナニーする男が現れただけで、やはり性感が増してしまうので、さらに強い多幸感に責め苛まれることとなる。

 自分が連続して絶頂し続けているように、同じ目に遭えといわんばかりに、ペニス扱きが止まらない者に向かって、自分の身体のあちこちをまざまざと見せつけ続けるのだった。

 彼らは敗北後、別の狭い部屋にワープし、別の姫の誘惑を受ける。彼女もまた、セパレーツ水着で喘ぎながら、毎分アクメに陥る身体で、誘うように身体をくねらせることとなる。

 年代を変えて、さまざまな世代の姫が誘惑してくることとなり、男たちは次々と精液を吐き出してしまうのだった。

 そうは言っても、冒険者たちは僕と違って、何度も精を奪われることはなかった。3回目4回目にもなれば、性欲は抑えられ、これ以上精液が出ない状態に枯渇してしまう。

 そうなれば、彼らは本来の目的、姫の救出に気づき、一定時間をやり過ごして、ゆうゆうと試練を乗り越えてしまうのだった。初めの誘惑は、射精しすぎたことによる強制賢者モードによって、ラクラクと乗り越えられるものとなった。

 だが、冒険者たちの性感刺激は大勢分、射精の多幸感ももちろん含めて、ぜんぶ僕ひとりの全身に同時に押し寄せてしまう。彼らの快楽は僕にコピーされてしまうので、敗北した男たちの射精感は、僕自身の多幸感にさらに何人分も上乗せされてしまうのだった。

 僕の射精律動は絶対に終わることも枯れることもない。冒険者たちが勝っていく中で、僕は決して勝つことのできない射精律動を、猛スピードで続けるしかないのだった。

 誘惑の時空を乗り越えた男たちに待っている試練は、「勝負の時空」と呼ばれた。そのさいには、先ほどの試練で枯渇した精が完全回復してしまう。ここではもはや、強制賢者モードという手段はない。

 第2の試練では、姫たちの体液をたっぷり吸い、その遺伝情報をしっかり覚え込んだ、魔性の生命体そのものと勝負することになる。

 水着だった物体は肥大化し、その女子の全裸姿を形作って、年齢も背丈もそっくり同じにすることができた。男たちは、姫と瓜二つに変身した生命体とじかに闘う。それは文字どおり性的な闘いであり、女子がイったら男の勝ち、男がイったらその男の敗北とされた。

 勝った男は勇者とされ、その姫を救出して連れ戻し、永遠の賞賛を受けることになる。実に3人に1人が、勇者になりえたのだった。

 そうやってステージをクリアしていく男たちの姿を見ながらも、僕はむしろ、性に悶えて身をくねらせる少女の姿で射精しながら、戦闘に負けて射精していく男たちの姿をも、目の当たりにさせられていた。

 ステージが変わっても、彼らが身に受けている性的快楽は、そっくりそのまま、僕の全身にコピーされてしまって、イク快楽が数倍以上に跳ね上がってしまうのだった。

 この勝負の時空では“昼”と“夜”が訪れる。数分おきに天井の模様が切り替わり、太陽の絵が描かれた昼モードと、月の絵が描かれた夜モードに分かれた。

 性の戦闘は、中学時代の自分らしく、初めはとてもソフトなものから始められた。男がオンナを愛撫し、女子がペニスを揉む。手コキと手マンの刺激勝負で、イッた方が敗北となる。

 少女たちを模した魔の生命体は、男性からの性感刺激に極端に弱く、高校生大学生大人の男たちによる、手などの性感刺激で、あっさりと果ててくれる。生身の姫たちよりも、はるかにアクメへの到達点が短いのだった。

 男たちは女子の手のやわらかさに射精せずに、手や口でオンナをかわいがって、姫の肉体を模した怪物をイかせさえすればよかった。ただそれだけなら、女体に不慣れすぎていないかぎりは、勝てる勝負となる。

 実際に、性感水着で身もだえする女子たちの姿を目の当たりにしても、自分から精を吐き出さない強さを持っている男たちであれば、難なくクリアできるはずだった。

 が、勝負の時空には、夜がある。昼モードなら、男女ともに動くことができ、男たちは彼女の股間や乳房を愛撫してイかせ倒せば済む。

 だが、夜の月が天井に現れてから、次の昼が訪れる5,6分の間、男たちの手足は床にめり込み、仰向けで寝そべって、四肢を動かせない状態に陥ってしまう。口も動かず、クンニも不可であった。

 その間に女子たちは、思い思いの仕方で、特に手コキで、相手の年代に合わせた女の娘らしい気持ちいい手つきで、一方的にペニスを攻撃する。

 中高生男子であれば、亀頭先端を揉む込む動きで、数分かけてじっくりペニスを刺激し続けることができたし、大人の男性であれば、しごく手つきでシュッシュッと摩擦し続けることができる。

 さらに、10分強くらいで“1日”が経過する時空では、数日かけての勝負に持ち込まれる。本来の女性であれば、そうそう簡単には果ててくれないが、生命体が変身しただけの女体であれば、その数日もあれば十分倒せた。

 しかし、敗北は死であることを知っている魔の生物たちは、2,3日もすれば、手だけのペニス刺激から、フェラチオ、スマタ、パイズリへと移行し、イク寸前まで追い込まれたときには、挿入で腰を振ってくる。

 じつのところ、全身ズリも含めたペッティングに移行し、女体のあらゆるパーツを使ってペニスを責め始めると、姫を模した生き物も大いに感じ入り、急激に高められてしまうことになる。

 挿入などしようものなら、どんなに強く甘美にペニスを締めても、射精前に自分がイキ消えてしまうのは明白だった。それでしばらくは、女手だけの勝負をするのだった。

 男たちは、小娘から女子高生くらいのギャルにいたるまでを相手に対戦することになるが、子供には子供の気持ちよさが、中学娘には成熟し始めている若いカラダが、女子高生ならむっちりもっちりした素肌の魅力が、じかに襲いかかってくることになる。

 有利不利はさのみ関係がないのだった。夜モードは、女子が一方的に攻撃してくることになるので、男たちは、彼女たちの肢体による快感攻撃を、ひたすら耐え抜かなければならない。

 これが案外にキツく、途中で少女の小さな手、やわらかでもっちりした女手などで、快楽の汁を吐き出してしまうし、フェラチオやスマタのさなかで、一方的に射精してしまう男もいた。

 膣内に収められるころには、魔生物はアクメ寸前なのだが、それまでにペニスも、しこたまかわいがられているので、ピストンされる、しかも夜に一方的にそれをやられてしまうと、若いオンナの感触に耐えることができずに、中出しを許してしまう者もいるのだった。

 彼らが身に受ける快楽は、挑む男も大勢いるせいで、何十人分も、同時に僕の全身とペニスに、ダイレクトに伝わってきてしまう!

 ちゅっ、くちゅるる・・・・じゅるりっ……。

 10歳くらいの幼い勇者は、初めのうちは優位に勝負を進めていた。こみ上げる欲動を抑え込み、目の前の姫はニセモノ、その正体は半透明のおぞましい粘液質の化け物だと分かって、気を引き締めて勝負に臨んでいる。

 不慣れな手つきでも、ツルツルのオンナ表面を指先で撫で回し続けるだけで、姫モンスターはいともたやすく精力を消費し、あっという間に絶頂近くまで追い詰められてしまう。

 敵女子モンスターも、片手で幼いペニスを揉みしだく攻撃を続けているけれども、男の子は決してそれに没頭してしまうことなく、性行為もニセの快感にすぎないと思って、必死に堪えていた。

 だが、状況は夜モードで一転してしまう。

 自由に動ける昼間と違って、夜の天井に切り替わったとたん、男の子は身動きが取れず、仰向けで大の字に寝そべったまま、手首足首から先が、床にめり込んで固定されてしまう。

 少女姫は、さんざん高められた仕返しといわんばかりに、左手でゆっくり棒を絞るようにしごき、右手指先で包茎の皮をつまんで揉みしだく。

 昼とは打って変わって夜の姫は強く、その手つきも淫靡にて素早い。

 包茎の皮先端部分と裏スジに集中攻撃され、ニセモノとはいえ膨らみかけた胸板とちいさな乳首をあらわにしながら、しきりに両手指先を動かし続ける性感刺激に、不慣れな男子たちは酔いしれてしまう。

 オンナのスジや生足も凝視しながら、彼は女子姫のなすがまま、指先のこねくりまわす指つきに高められ、きゅ~~んと甘い多幸感に陥ってしまうのだった。

 ビクビクンと、精通すら始まっていないペニスが脈打ち、イク快楽を同世代女子に思い知らされてしまう。

 青年勇者に対峙した中学姫は、夜になると両手でペニスをしごき、自慢の素足で挟み込んで、スリュスリュといやらしく股間を攻撃してくる。むにゅんとすべらかに性徴しとげた下半身はあまりに甘美であり、細くなめらかな素足の感触にペニスは高められてしまう。

 先っぽだけを指先でいじくり回されながら、冒険者は、まだまだあどけない顔立ちの姫様の生足から、精液を吐き出してしまう。

 高校姫は熟年冒険者にうってつけの相手だった。いきなりフェラチオし、夜の間に精を奪い取ろうと、ぷるんとした唇で棒をしごき立てながら、んっんっと音を立ててくっちゅりと舌を暴れさせ、亀頭先端部分をこれでもかと舐め回し続ける。

 昼モードで反撃のチャンスが訪れても、シックスナインの体勢のまま、決してペニスから口を離さない若娘は、イキそうな女体を抱えながらも、ふにふにした口のしごきと吸い上げによって、快楽の汁をすべて飲み干してしまうのだった。

 夜モードのせいで、大勢の男たちがモンスターに勝てなかった。やっと夜を乗り切って射精せずに済ませられても、翌日の夜には耐えきれなかった。日が経つごとに、姫たちの攻撃はさらに甘美な快感を増してしまうためだった。

 どうにかこうにか、3日目の昼モードになった瞬間でも、すぐさま姫は、幼女から大人まで、まったく関係なしにペニスをオンナに飲み込んでしまう。

 モンスターもアクメ寸前なのであるが、それでも正常位のピストン、騎乗位での激しい動き、側位でのねっとり腰つきに、2度の夜を乗り切っても精力が尽きた冒険者は、段違いに気持ちがよい異性股間の、締まりとしごきには打ち勝つことができない。

 とりわけ若い勇者、少年冒険者は、小中学生や年上女子高生の姫オンナに包み込まれた瞬間、想像を絶する性感刺激の気持ちよさに耐えきれず、女慣れしていないペニスは、挿入した瞬間か、1分程度激しくしごき立てた段階で、あっさり精液を吐き出してしまうのだった。

 熟年戦士も、娘くらいの若い性器に勝つことは困難であり、僅差でモンスター姫の方が勝つケースが多い。ギリギリ、本当にわずかな差で、姫を先にイかせることができた者だけが、その試練を乗り越えることができたのだった。

 3割強しか、この勝負には勝てないし、イかずにモンスターを倒せるのは、セックスに慣れた熟練男性のみであって、青少年など、まったく歯が立たないといってよかった。

 こうして様々な年代の姫モンスターの女体感触も、夜モードの一方的な手、口、脚の攻撃も、彼らが身に受けている性感天国は全部、僕自身にコピーされ、律動速度が速まるばかりであった。

 第2の試練を超えるのは困難をきわめる。勝てば勇者だが、敗北した男には、オシオキとして、魔の者に取り込まれてしまう時空が待っていた。

 勝負の時空をクリアできなかった、姫たちの肉体にイキ果てた男は、「終焉の時空」にワープする。3分の2は脱落し、姫の救出ができずに、この最終時空に堕とされてしまうのだった。クリアできる勇者は限られていた。

 敗北した彼らは、最後のチャンス、姫の救出はできないものの、かろうじて、自分の身の安全が保たれる状態を確保する機会が与えられる。

 そこでギリギリ、魔の者の快楽誘惑を乗り切れれば、勇者にはなれないが普通の村人のように、残りの人生を平凡に送ることが約束される。

 終焉の時空では、2方向の道が用意された。天へと通じる脱出経路と、地下牢へと続く完全終焉の道である。

 坂道を上る方に進めば、平穏無事な脱出が、かろうじて可能となる。勇者にはなれなかったが、凡人として余生を送ることが許され、魔の快楽地獄から逃れることもできる。人間としての地味な生活は、何とか可能となるのである。

 敗北者たちは、最後の試練として、終焉の時空からの脱出を試みる。僕がかつて読んで興奮した、死神の脱力試練が、ここで生かされている。

 天への道へと進むために石の壁を押す必要があったが、これは思った以上に軽く、片手でたやすく開くことができる。しかしながら、扉に触れた男の全身には、やわらかかな女手がびっしり張り付き、コショコショとくすぐり愛撫してくる。

 それは扉を押す男を脱力させ、ことさらに扉を開かせる意欲をそぐものであった。本の内容と全く違っていて、脱力のみを目指すものではなかった。

 本での死神は、女手以外はボロボロのマントに骸骨という出で立ちであったが、ここでまとわりつく娘たちの手は、年齢様々な姫たちの、かわいらしくも美しい、なまめかしい女手にほかならなかった。

 ホログラムのように周囲に群がる、大勢の”死神”たちは、すべて妖艶な美女からあどけない女の娘まで千差万別だ。年代を問わずスベスベできめ細かい、大小さまざまの女手で、重なりあった全裸姿をしている。

 小学から大人まで、胸板サイズも様々な女子たちのなまの手が、小柄な手から大きなものまでもっちりすべすべと全身をはい回り、くすぐり、あからさまに性感神経だけを刺激するように蠢いてくる。

 男たちは脱力するだけではなく、全身ありとあらゆるところをかわいがられて、どんどん高められてしまう。

 扉を押し開くのは相当に難しく、力を籠めようとすればそれだけ、小さな手から大人の女手まで、わきの下や足の裏などのくすぐったいところばかりを付け狙い、乳首をこね回し、鎖骨周辺を滑り、お尻を揉まれ、内股を撫でさすられ、膝の裏までくすぐられる。

 アナルにもコチョコチョと細い指先がくねって、玉袋も撫でさすられコロコロくすぐられる。そうして、子供から大人までの女の手が、容赦なく棒全体に絡みついて、ふにふにっとした感触で締め付け、しごき、丹念に愛撫して、くすぐり続けるのだ。

 これによって男たちは、少年勇者候補も熟練戦士たちも、扉を押し開く力を奪われるばかりでなく、そのまま絶頂に至るまで、性感刺激が続けられることになる。

 しかも、その最後の試練の場では、いくらイッても精液が出ることがなく、ただペニスが脈打つだけである。そしてその代わりに、何回でもイクことができ、枯渇も飽きることもない。

 何度も多幸感が訪れ、その都度ペニスが律動し続けることになる。イかされるたびごとに、男たちは脱力し、身をよじってしまい、性感刺激に悶絶して、ペニスをヒクヒク脈打たせる。そうして、なかなか扉が開かれないまま、悪戦苦闘してしまうのだった。

 目の前の美しい娘たちの重なり合う裸のホログラムが、彼らの視線をくぎ付けにする。大小さまざまな乳房のふくらみやオンナ表面、太ももの質感を凝視しながら、手のひら部分だけが実体化した女子たちの愛撫快楽に身もだえし、あと一押しのドアが開かない。

 ゾクゾク震える心地よさで、性的にも満足しまくりながら、男たちは徐々に、下のほうの道へと、足を進めてしまうのであった。

 じつのところ、扉を開け切ってしまい、一歩でも足を上の道に踏み入れさえすれば、いやらしい幻影も、全身にまとわりつく女手も、一瞬にして消え去ってしまう。

 そのことを知っていながら、彼らはそれでも、目の前の裸体の群れと、たしかに全身をくすぐっている実感のある快感に負け、その一歩が踏み出せないままとなる。

 下側の道を進めば進むほど、手のひらだけだった実体はさらに腕、肩、首、乳房、生足と実体範囲を広げていき、本物の女子の姿へと変貌していく。下へ進むほど誘惑は強まり、男の欲望はさらに高まっていく。

 だがその道は地下牢へと通じており、最終地点まで到達したときには、男としてのなにもかもを完全に失うことになるのだ。

 手での全身愛撫からフェラチオ、スマタ、パイズリや尻ズリが加わっていき、全身愛撫に加えて、ペニスには変幻自在の部位が襲い掛かっていく。何回イッても精液は出てくることなく、くり返し絶頂が訪れれば、男たちはどんどん深みにはまり込んでいく。

 引き返しさえすれば、石の軽い扉を開けてしまいさえすれば、女たちの幻影束縛と最終愛撫から、すぐさま逃れられる。

 それも分かりきっているのに、それでも、女たちの身体的魅力にどうしても打ち勝てない者は、一歩、また一歩と、暗い下方へ、破滅への道を突き進んでしまうのだった。

 その先に待ち構えている末路も分かっていながら、目先の快感に、どうしても抗えない自分を情けなく思いつつ、最後の一歩、地下牢の薄暗い、石の床の部屋へと、自分の足で踏み行ってしまう。

 そのころにはすでに、全身におっぱいや生足が絡みついて密着、決してもちもち弾力から一か所も隙間が作られることがない。

 女体のあらゆるパーツに埋め尽くされてしまっており、彼らはその肉厚にうずもれて、自身の男性性のすべてを放棄する選択を、自分からしてしまうのであった。

 地下牢へと足を運んだ男たちは、マイクロビキニを身にまとわされる。どこからともなく現れた半透明の物体が、彼らの胸板と股間に吸いつくのだ。それはまさに、男性用の魔生物にほかならなかった。

 隆起するペニスをすっぽり包みながら、内部の圧迫力は、もはや完全にオンナの筒と同一である。

 さまざまな年代の膣圧を変幻自在に演出しながら、ぐっちゅぐっちゅと絞り立てしごき上げて、同時に胸を覆う生地部分内部が、女子たちを責めるのと同じように男の両乳首をこねくり回す。

 アナルも玉袋も同時に性感刺激されて、壁に映し出される姫たちの全裸姿を凝視しながら、生命体の搾精蠕動に嵌まり込んで絶頂する。

 1時間以上かけて何度も何度も精を奪われ続けた男は、その乳房がじわじわと膨らんでいき、腰つきも丸く、顔もかわいらしく変化する。ペニスはどんどん退化して、ついにはクリトリスサイズにまで縮小される。

 すると会陰部分にぱっくりワレメができて、小中学女子程度の女体に、強制的に変化させられてしまうのだった。そして……まとわりついた水着が引き続き、延々と女体化した股間とおっぱいを、責めなぶり続けることになる。

 その後、別の男が、女体化した自分を見て精を抜く「誘惑時空」に送り込まれる。敗者は、淫虐にさらされ続ける“姫たちのひとり”に加算されてしまうのであった。

 姫は増え続ける。挑む男も後を絶たず、3人に1人はひとりの姫を救出できるが、のこり2人は魔道に堕ち、姫に加わってしまうので、囚われる女子は増えるばかりなのだった。

 僕はそうやって、増え続ける姫たちの、さまざまな肢体を目の当たりにし、彼女たちと冒険男子たちとの快楽勝負を、じかに全身で感じ取りながら、何人分もの性感が重なり合う状態で、猛スピードの射精をし続ける。

 快感が僕ひとりに全部押し寄せ、いや増すばかりの状態になった。次のステージに行ってもいないのに、勝負の時空のペニスたちの気持ちよさを一身に受け、終焉の時空にて加えられる快楽天国も同時に味わい続けてしまった。

 そうして相変わらず、さまざまな年代の女子姫たちが次々交代で、あられもない水着姿で、胸回りやお尻やオンナタテスジの浮き上がりを見せつける。

 彼女たちも性感によがりながら、しきりに僕がペニスを勝手に絶頂させ続けるよう、しっかりしっとりと全身の肌を目の前で見せつけ続ける。

 僕は彼女たちの生足を撫でさすりながら、同時に股間に押しつけられる、何重にも重なった快楽を、ひたすらひたすら、何億年以上も味わい続けることになってしまうのだった。

 人数が増えれば気持ちよさも増える。それが限界点を超えたとき、僕は筋の通る論立てでものを考える余力のすべてを、完全に失ってしまうのだった。



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