ミミック2−5
 

 僕は上半身にしがみ付いているミミックを振り解いて手を腰の方に持って行くと、ペニスに張り付いている手を必死で振り払った。しつこく掴みかかって来る手を何とか振り解き、僕は自分のペニスを握ってやわらかい女の手から守った。

 次にグイグイと右のミミックに体をこすり付け、ムリヤリ彼女の体の上に乗った。暫く太ももをスリスリこすり合う。僕はミミックのオッパイに顔をうずめて腰を深く突き上げ、ペニスをオンナにねじ込んで行った。その気になれば布団に潜って隠れる事もできた筈だが、ミミックはあっさり僕を受け入れた。

 これは彼女達の作戦が変わった事を意味していた。背中を女体が滑る。ミミックの一人が僕の上に乗って来た。そして溢れるローションでヌルヌルの女体が背中を這い回った!僕の下でペニスを受け入れたミミックも足を僕の両足の裏に回し、腕を僕の首に回してしがみ付いて来た。

 僕も応戦する。グリグリと腰を動かしてはオンナの奥に亀頭をねじ込み、回転させるようにこねくり回す。僕の首を抱き締めながらミミックが甘いため息を漏らし続けている。

 僕の玉袋は三人目のミミックによって指先でカリカリとくすぐられている。お尻の穴も細い指先がくすぐっていた。背中はずっと女体がヌメヌメと滑り続けている。

 僕は上下挟まれたまま正常位で結合し続け、オンナを責めていたが、それ以上に僕の全身が女体の海に飲み込まれ、特に下半身がコチョコチョと愛撫されながらペニスを膣の圧力に晒す事になっていた。

 肉布団とは違う強い締め付けと激しい収縮がペニスをひっきりなしに揉み続け、僕の腰の動きに合わせて筒は容赦なく棒を咥え込んだまましごき立てている。さらに別のミミックの目の前に無防備に曝け出された玉袋や会陰が、彼女の容赦ない攻撃に悦ばされている。

 全身が女体に包まれ、胸やおなかのヌルヌルスベスベが上下から押し付けられている。腰を振りながら僕はどんどん射精へと高められて行く…

 これ以上動くのはまずい、そう判断して腰の動きを止めた。すると下のミミックが妖しく腰を上下左右に動かし、ペニスに波打つように襲い掛かる快感を送り付けて来た。休む間もなく翻弄され続けるペニスはこれ以上耐え切れないとばかりに大量のガマン汁を溢れさせている。

 玉袋をくすぐる指先の動きが早くなった。両手の10本のしなやかな指先が玉袋を満遍なくくすぐり、射精を手助けしている。

 「あっダメ!!」僕は腰を浮かせて逃れようとしたが、却って後ろのミミックの指先を滑らかに動かす結果になった。グイッとふくよかな腰が持ち上がり、ペニスは再び下のミミックのオンナに包み込まれる!

 右手で玉袋を揉みながらお尻の穴に指先が挿入されて行った。ひっきりなしに背中を滑るミミックのオッパイが僕に射精しろと言わんばかりに背中をペニスに見立ててしごいて行く。

 ぎゅうっとオンナが締まった段階で僕は全身を突き抜ける快感に我を忘れていた。下のミミックを強く抱き締めながら激しく腰を上下させ、力を抜いてありったけの精液を放出した。彼女達の射精要求に応えて僕は体の中に押し留めていた精子を外に逃がしてしまった。強烈な快感と引き換えに体細胞達は僕の体を離れ、いやらしいモンスターの体に吸い込まれて行った…

 ぐったりと体重をかけ、僕はミミックの優しい抱擁に甘えた。女の布団に包まれ、次の勃起まで時間が掛からなかった。いや、この世界に閉じ込められた瞬間、僕は性欲の塊に肉体を改造されてしまったのか。

 奇妙な満足感と期待感が入り混じった。

###ゲームオーバー###

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