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仮想トワイライトゾーンⅢ ~素人DKの飛躍ステージ災難~



 技術の進歩は加速を続ける。バーチャルリアリティから始まり、それが視覚聴覚だけでなく、人体のあらゆる感覚器官にも完全にリンクできる状態が、すでに世界で実現・実用化されている。

 それはもちろん、ゲームの世界でも可能である。つまり、ゲーム世界の中に完全に身を置き、まるごと実体験として、動きと感触のすべてを、現実との区別がまったくつかないほどに、完璧に再現できるようになっている。

 このことは、ゲームの中に全身が入り込んで、そのまま体験ができるということを意味する。

 とはいうものの、命の危険などのリスクは考慮に入れられ、ゲーム内で発生する苦痛部分に関しては、相当に低減されている。RPGでも、受けたダメージや熱がそのまま痛覚を刺激しないようにプログラムされ、その点での安全は確保されている。

 ゲーム内に入り込んだユーザーは、そういうイヤな部分はカットされながら、他の楽しめる部分だけを享受できるようになっている。

 そして、そうしたゲーム世界への没入が、セックスの快楽にまつわる領域に応用されるまでに、ほとんど時間がかからなかった。ほぼ同時期に、いわゆるエロゲーの類にも、簡単に適用され、拡大していく。

 そちらの人気も非常に高く、リアルでの快感がそのまま、あるいは際立って強化されるようにして、仮想的な世界で、実感を伴って実現できるのである。性欲ある男女なら、これに飛びつかないはずはなかった。

 じじつ、肉体に感じる肌触りも、抱き包まれる心地よさも、性感神経や局部への快楽刺激も、つぶさに再現できているし、現実以上の快楽を自分の身体に与えることも、設定次第でいくらでも可能だった。

 範囲はどんどん拡大され、黎明期に流行した、あるいは日の目は見なかったが一部の者は覚えているような、レトロなゲームにも、その技術が適用されていく。

 かつてのゲームが、いまや、実際に目の前で現実と同じように展開し、そのまま性的快楽を再現できる状態へと、ほどよく改変されていた。なまなましい感触がそのまま、あるいは倍増されて、ゲームとして体験できるようになっている。

 多くの者は、単純な選択肢でストーリーが進んでいくタイプのゲームにのめり込むのだが、そうではないタイプの、昔のゲームを好み、古すぎて逆に新鮮であると考える人も少なからずいた。

 ゲームの中に入り込めるので、メモリの限られていたかつてのゲームも、足りない部分は徹底的に補われ、さらに設定をいくつも改変できるようになっており、よりリアルな動きや空間が再現されている。

 もとのゲームとは似ても似つかない状況になることも、改造如何では十分に可能であった。

 自分の部屋に置かれた装置がソファと一体化していて、PCに繋がれている。起動はそのPCから行われるが、VR世界に入り込むのは、その装置をとおしてである。

 装置を装着すれば、脳を通じて5感すべてが内奥まで支配され、本当にその触感を味わっているように、本物と変わらない感覚が実現する。

 ソフトを起動し、スタートスイッチを入れる。視界が暗くなり、周囲の音も急激に遠ざかっていく。眠りに近い感覚が一瞬訪れ、次の瞬間には、全身のすべてが、ヴァーチャルな世界と、完全に一体化してしまうのだった。

 さのみ広さのない廊下。通気口を除いて、窓も絵もない、殺風景な通路にいた。突き当たりには右に曲がる通路があり、そこを進めば、いよいよ”冒険”のはじまりとなる。

 立たされていたのは、完全にこのゲームのスタート地点だ。壁の感覚も手触りもちゃんとあるし、床はやや沈むようなやわらかい絨毯に覆われている。きれいで、そのまま寝っ転がってもまったく問題のない床になっていた。

 背後には扉があるけれども、鍵がかかっていて脱出できない。そもそも脱出する必要がなく、先に進む以外に方法がないのが当然なのだ。

 このゲームの名前は、「トワイライトゾーンⅢ」。80年代末に開発されたゲームで、何十年も経過しているため、このVR技術が普及するまでは、ほとんどの人が忘れ去っているゲームであった。

 知る人ぞ知る名作であったけれども、いかんせん古すぎて、誰も覚えていなかった。

 が、その設定が単なるアドベンチャーと完全に一線を画している特異性のために、技術進歩によって再発見され、再評価され、その結果、完全再現・現実再現VRとして、大きな改造とともに見直され、実用化したゲームである。

 トワイライトゾーンⅢは、主人公の高校生男子が、付き合っていた恋人と別れそうになってしまうピンチから始まる。そのピンチを脱出するためには、彼女に対する貞操を守り抜き、彼女の求める本物の愛を肉体で示す必要があるという、一種の試練ゲームだ。

 試練にパスできなければ、その恋人と別れてしまう結末。だから、その試練から逃げるべく、迷宮を脱出することなど、初めから論外ということになる。

 主人公は迷宮を彷徨い、ラスボスを倒して、自分の耐久性と愛情を証明してみせることが目的となる。

 耐久性や愛情というのは、簡単な言い方をすれば、その恋人以外の女に、魅了されてしまわないようにすることである。また、快楽に負けて恋人の心を掴めないようでは、試練を乗り越えることができないという設定だ。

 そのために必要なことがいくつかあるけれども、そのほとんどは、2つに大別されうる。ひとつは、他の女からの誘惑に負けないこと。もうひとつが、女の身体を悦ばせられるだけの、自分の肉体能力を高めることである。

 たしかに精神面での満足ということも、このゲームの肝ではあるのだけれども、そのために何らかの特別な操作が必要なわけではなく、この2つの試練を超えさえすれば、自動的に精神面での恋人の満足度・好感が上がっていく仕組みになっていた。

 問題は、その試練が、肉体面での能力に、ほとんど依存しているという点だ。

 他の女に魅了されないようにするというのは、単純に精神的に、他の女にうつつを抜かしてしまうとか、その娘に惚れてしまうという話ではない。

 心を奪われた時点で負けというのではなく、心を奪われた結果”射精”してしまうことが、敗北の証拠となる設定。他の娘で射精してしまうことで、恋人に対する貞潔観念が失われ、恋人以外の女性に身も心も捧げたことを証左するのである。

 当然、彼女には嫌われてしまって、別れる羽目に陥ることになる。

 そうして、”試練”は専ら、セックスバトルということになる。これが、単純なアドベンチャーと一線を画する、古いけれどもいまや画期的と評される、このゲームの醍醐味である。

 セックスバトルというのは、文字どおり男女間のセックスで、戦闘を行うというもの。快感を与え合い、絶頂した側が負け。快楽はRPGでいうダメージとなり、HPのことを精力と称する。

 精力が尽きた時点で、主人公側なら射精、敵女側はアクメに陥る。精力を保ちながら、また回復させながら、こちらはペニスを脈打たせないようにすること、および、愛撫や体位攻撃で相手の女たちに快感を与え続け、イクまで性的刺激を続けることが求められる。

 経験を積めばレベルが上がり、愛撫もきめ細かく、ペニスの攻撃力も跳ね上がる。それによって、戦闘はどんどん楽になっていく。もちろん、そうなれば先のステージに進み、より強い女敵が跋扈する場所へと、冒険を進めることになる。

 女たちは、この迷宮の中ですっかり欲情しきってしまっている。そのため、前段階で必要なさまざまな操作を全部すっ飛ばして、彼女たちはいつでもすぐにでも、挿入できる状態に仕上がっていた。

 性的攻撃にも、かなりの程度敏感であり、こちらのレベルと敵の強さにもよるが、比較的簡単な愛撫攻撃を続けるだけで、彼女たちは絶頂を迎えてくれる。それだけで経験値が入る仕組みだ。

 また、彼女たちは一人の例外もなく、主人公に強い好意をいだいていて、”大好きな男からかわいがられ挿入している”ことに、すぐさま感極まってしまう。彼女たちの精神は、すでにこちら側にゾッコンなのだ。

 と、クチで言うのは簡単ではあるけれども、実体験としては、かなり苛烈な争いになる。まず、自分も、設定上の主人公も、17歳の男子高校生ということで、性的経験はほとんど積まれていない。

 童貞ではないにしても、まだまだ未熟で、多感で、異性への興味、女体への関心が非常に強く、毎日のように精子が玉袋にはち切れんばかりに溜め込まれ、半強制的にこれを吐き出さなければ収まりがつかないほどに、性欲が強すぎる。

 もちろん、快楽刺激への耐久も、きわめて低いままだ。つまり、簡単に射精してしまう敏感な年頃なのである。

 そんな若すぎる男の子が、子供から大人まで、あまたの女性たちを相手に、数え切れないほど絶頂させ続けてやらなければ、ゴールにたどり着けない。

 現実には、本当に気の遠くなるような長丁場の試練であり、なおかつ、一戦一戦が過酷を極める快感我慢の連続となる。

 そう、子供から、大人まで。ゲームがVR化した時点で、やや簡略化もされたところがあり、迷宮の館は、3階建て+天井裏+地下道+地下1階という構造になっている。登場する女敵も、5歳から30歳までの幅になった。

 しかしその分、敵女たちのバリエーションは増え、内容も充実が図られた。誘惑のためのセリフが増え、その言葉どおりの肉体的魅力に負けてしまえば、あっさり精を奪われてしまう。

 娘たちは、なんとかペニスを射精まで持ち込ませ、自分のものにしたいとウズウズしている。彼女たちの肉体的な攻撃に打ち勝てず、欲情の汁を吐き出してしまえば、その時点で、恋人よりもその女敵の方に心が動いたことにされる。

 想い人よりもその娘の方が優先になって、女敵のカラダで精を吐き出した以上、もはや恋人のことは諦めなければいけなくなる仕組みだ。

 女敵たちは、なんとかして精と心を奪おうと腐心しており、そのためにカラダを駆使して、こちらを全力でイかせにかかってくる。その身体、とりわけ性器に打ち勝ち、膣の誘惑を撥ねのけて、恋人一筋を貫く姿勢を保たなければいけない。

 好いてくれる娘たちは大勢、館内にひしめいており、数が多すぎて1度に2人を相手しなければならないことさえある。

 改造次第で、この人数を増やすこともできるが、あえてそれをしなかった。ただひたすら不利になるだけで、レベル上げとのバランスを保てる自信がないからだった。

 1度に大人数を倒せればそれだけ経験値も増え、レベルが上がりやすくなるのだけれども、その前にその大勢から、寄ってたかって次々と攻撃され、堪えきれずに急激な快楽にほだされ、射精してしまう危険性の方が高かった。

 とにかく彼女たちは、好きになってもらおうと必死で、ペニスに快感攻撃を加えてくる。そして異性としての肉体をこれでもかと、その肌触りで思い知らせ、その娘の魅力に取り憑かれるよう、股間に気持ちいい刺激を送り込み続けてくる。

 ただでさえ射精しやすい若さなのに、何度も何度も多くの女と肌を重ねこすり合わせつつ、ペニスがオンナに締め上げられ続けることになるのだから、よほどの耐久性を培わなければ、先に進むことができない。

 そのため、まず問われるのは精神的なバランスだ。抱きついてくる女たちは全員魅力的で、かわいらしく、あるいは美しく、その誰に対しても、一目惚れしておかしくない容貌の持ち主だ。

 これに加えて、胸、脚、お尻、そしてオンナそのものが、本物の女性以上に吸いつく心地よい、柔肌の持ち主であり、締まる膣圧も相当に強い。

 挿入ってしまっている状態のまま戦うことになり、絶えずその感触に晒されながら、それでも精を奪われまいと、こちらが必死になって抵抗し続ける必要がある。間違っても、その娘の異性的魅力に心奪われるなどということがあってはならない。

 惚れたら最後、恋人のことなど忘れて、短時間でその肉壺に大量の体液を吐き出してしまうことになるだろう。

 次に必要なのが、耐久力だ。どんなに恋人のことを大事に思い、彼女のために他の女の性交誘惑に負けないよう踏ん張ったとしても、甘すぎる異性の肉体が全身を滑りながら、現実に心地よすぎる性感が、股間に襲いかかり続ける。

 どんなにがんばっても、性感刺激に弱いままであれば、強敵の締め付けには耐えきれない。

 レベルが上がればそれだけ、耐久性も上がる=感じにくくなる身体を手に入れられるけれども、その分、先に進めばもっと強い刺激を押しつけてくる肉膣が、容赦なく襲いかかってくることになる。

 いたちごっこではあるが、それでもいつかは、ラストステージをギリギリ渡れるくらいには、耐久力を高めることはできるらしい。

 なお、レベルをマックスにあげても、ラストステージの女敵たちは強すぎ、気を抜けばすぐに敗北してしまう状態になっている。そういうレベルバランスに設定されているんだ。あえてその設定のまま、改変は行わなかった。

 そして攻撃力。ペニスそのものが成熟し、オンナ慣れをして、性感刺激に強くなるほどに攻撃力も増し、挿れているだけで女敵たちはぐんぐん精力を減少させていく。

 好きな男のペニスを受け入れている悦びが加速し、ピクンピクンと全身を震わせて、自分から精力を減らしている。

 そして、愛撫テクニックも、レベルとともに大きく上がっていき、より短時間で女敵をイかせることができやすくなる。

 時間がかかればその分だけ、ペニスは彼女のオンナに飲み込まれたままになるので、射精が近づいてしまうことになる。こっちの修行もちゃんと積み重ねないと。

 最後に物を言うのは、精力だ。敵にも精力があり、女敵の精力をゼロに持っていけば、その戦闘は勝利となる。

 逆に、自分の精力がゼロになった瞬間、ペニスは激しく脈打ち、どくんどくんと精液を膣内でそのまま垂れ流し、玉袋にパンパンに溜め込まれたすべての生殖細胞を、その娘の体内に全部、残らず吐き出してしまうことになる。

 貞操を誓った相手とは違う女性のオンナでイッてしまうことは、その娘の魅力に負けたことであり、その娘に恋人を取られてしまったことを意味する。

 関係を守るために、絶対に射精はNGだ。精力が尽きないように頑張って戦い続けることになる。

 だがしかし、冒険を続けていくことは、次から次へと違う少女たちを抱くことであり、その気持ちよさが続けば当然、精力は減る一方である。長引けばそれだけ、人数が増えて身体を重ねればその分、精力は尽きていき、射精が近づいてしまう。

 大人数との連戦は、さすがに堪えきれはしない。そのため、適宜精力回復を図る必要がある。主に回復薬を用いての精力回復であり、イキにくくする身体を取り戻す摂取が必要となる。精力温存が最後の砦となる。

 なお、設定上、オナニーで精を吐き出して、回復を図ることは禁じられている。改造すればその方法も可能ではあるようだが、これも見送った。

 自分で抜くということは、それまでの戦闘での女子たちを想っての行為であり、図らずも彼女たちに心を奪われ、性感に耐えきれなかったことを意味するので、やはり敗北である。

 その設定を変えず、誰もいないところで自分で抜いて射精しても、負けとしてカウントされる状態のままにしておいたので、自分でしごいてスッキリさせる方法をとることはできない。

 この迷宮の構造は、かつては非常に複雑であったが、VR化の過程で、簡略化されている部分や、変更が加えられているところがある。もともとは地下2階が存在したが、ここでは地下1階までしか存在しない。

 また、「リッチな男」「優しい男」など、恋人が求める資質という側面もカットされ、性的に耐え抜いて打ち勝ってきた男、として評価される側面が強調されている。プチボスはいるけれども、余分なストーリーは省かれている。

 そして、年齢構成も微妙に変更が加えられ、1階ファーストステージは5~9歳までのペド娘、2階が10~12歳の小学娘、3階が13~15歳の中学娘、天井裏が小中学生混合+北欧系美少女で構成され、地下道が中学娘と女子大生の組み合わせになっている。

 地下1階は、色気漂う30歳までの大人のレディが跋扈する。そして、関門を超えた1階ラストステージでは、16~18歳の同年代女子高生たちが相手となる。

 天井裏と地下道は天井が狭く、這って進まなければならないので、体位攻撃が封じられ、愛撫だけで戦わなければならなくなっている。

 狭い場所でのセックスになるので、密着度合いも高まり、より強い娘のさらに魅力的な女体が、自分の全身で潰れてくる格好となる。

 大人の女性たちをもイかせ続けられるほどのレベルになっても、いつ”新しい彼女”になってもおかしくない同世代の高校娘たちは強く、最高レベルでも精力が激減し続ける戦いになる。

 一気に大ダメージを負うことも少なくないので、気を抜くことができない。どちらかというと、ラストステージの女敵たちばかりが、急激に強まっているという印象さえ受ける。

 それだけ、同じ年頃の相手というのは魅力的だし、実際に彼女たちの性的攻撃力は、群を抜いて高いのだった。

 設定で変更可能ではあるけれども、初期設定のままであれば、攻防は単純化されている。女子たちは心奪われ、感じやすく、ペニスの魅力に取り憑かれた子たちばかりである。

 もしも、彼女たちが心から敵意を剥き出しにし、ガードを固めて、意地でも感じるものか、こんな奴好きでも何でもないとなれば、まずは挿入に持ち込むまでにいくつもの手順を踏まなければならなくなり、その間にもペニスは別の刺激に晒されて、いきなり不利になる。

 その上、挿入戦までたどり着けても、よほどのテクニックがない限り、彼女たちは愛撫で感じようとはしてくれない。彼女たちが我慢しようと躍起になればなるほど、ぎゅっと身体がこわばり、こちらの攻撃で下腹部を濡らすこともままならなくなる。

 絶頂どころか、惚れ込ませるだけでも相当に苦労してしまう。その間に、こっちは簡単に女体の刺激で感じてしまい、あっさり白濁液を放出してしまいかねない。その点の厳しさが簡素化されているから、バトルとしてもやりやすくなっている。

 何より、いくつかの例外があっても、女敵たちの攻撃のメインは、あくまでオンナによる締め付けが主流ということである。

 肉壺の感触だけで、その締まる快楽だけで、その娘の魅力を代弁するという設定になっており、その他のさまざまなテクニックを縦横自在に駆使してくることがない。

 このことは、敵の女の子たちが、ペニスだけを一方的に責めて自分はいっさいの快楽を受けない、という事態にはなりにくいってことだ。

 遠くから一方的に手コキばかりして精力を削るなどという攻撃はせず、「締め付け」か、魔法に相当する「体位攻撃」か、補助攻撃に相当する「スマタ」「フェラチオ69」がまれに起こる程度である。

 原作では、69は一気に全精力を奪う大技になっていたが、「当たり判定」がもともと悪く、すぐに射精に持ち込まれてしまう欠陥があったので、69は体位攻撃に近く大きなダメージになるという位置づけになっている。

 パイズリや手コキなどがなく、スマタも「女性の脚の感触を刻みつける攻撃の一環」という位置づけで、少女側もオンナ表面にペニスの感触がこすれるため、反動ダメージがあるし、69もオンナを舐める舌で反動ダメージを負う。

 もちろん、体位攻撃も、大きくペニスをしごき立てるオンナのこすれる感触で、彼女の方にもダメージが行く仕掛けになっている。

 つまり、敵女たちのどの攻撃も、自分の精力を消費させることに繋がっているんだ。従って、攻防が続けばそれだけ、彼女たちはアクメに向けてひた走っていることになる。

 その代わりに、この館には、数え切れない女の子やお姉さんたちでひしめき合っており、戦闘に次ぐ戦闘で、ペニスは一本、いつまでも気持ちいい刺激に、何人も何人も相手しながら晒されることになる。

 2人相手なら、交代挿入が待ち構えている。戦闘は、その2人を倒すまで続けられる。数で勝負と言わんばかりに、女の子たちはどんどん押し寄せ、連続してハメ込み続ける闘いを強いられる。

 当然、いつまでも持ちはしないので、レベルを上げながら、適宜”回復”も、し続けなければならない。そのバランス調節が難しいところだ。

 ここまで、設定や状況、目的がはっきりしているので、攻略自体は簡単になっている。あとは、自分自身の精力をいかに保つか。どうやって射精を堪えて先に進めるかだ。女の身体なんかに、快感なんかに、負けるわけには行かない!

 リアルでも、付き合っている女子がいる。その娘のことを思い浮かべ、深く深呼吸をくり返した。

 ゲーム設定でも恋人に操を立てることになっているから、同じように、その人を大切にしたいからこそ、このゲームを完全攻略すると、なりきって精神統一した。よし……突き進もう。

 ゲームで楽しむ目的は人それぞれだ。射精したい欲動のままに、快楽に没頭するユーザーもいる。しかし、こうして本当にレベルを上げて、先に進もうという目的で、プレイを始める人間だっているんだ。がんばろう。

 角を曲がる。いよいよ、女敵たちが出現し始めるゾーンに突入した。まずは回復薬を集めながら、ファーストステージの女敵を相手に、レベルをひとつずつ上げていく。地道な努力の積み重ねだ。性感なんかに負けるものか。

 迷宮もずいぶん、原作より簡略化されていて、あっちへ迷いこっちで行き止まり、などということはなかった。すぐ近くに上にあがる階段もあるし、そこにプチボスがいる気配もない。上がろうと思えば上がってしまうことができる。

 また、先々も複雑な迷路になっておらず、右手で壁を伝ってマッピングしながら、くまなく進むなどという攻略が必要でない。すぐに目的地まで行かれるようになっている。所々に地図があり、現在地も分かるようになっていた。

 時代が進み、改善されるところはしっかり改造されているんだ。

「お兄ちゃん! エッチなこと、しよ?」
「!」

 でたな……

 原作では女敵一人一人に名前がつけられていたが、それよりも人数がバリエーション豊かに増やされているので、ここでは「名もなき少女」に変わっている。射精直前に追い詰められない内は、敵女は「名もなきひとりの女」のままである。

 もともと、人数が限られていれば、「AたるB」という形式で、Aには好色な形容詞が入り、Bに固有名詞が入ることになっていた(例:淫乱なマユミちゃん)。今はそれが取り外されている。

 だが、空中に相手の年齢や実力、残り精力が文字や数字で浮かび上がり、ステータスが分かりやすくなっていた。

 裸の美少女は顔立ち整い、しかしそれでも、あまりにも幼すぎて、「かわいい」以外の感想が、まるで浮かばない相手だった。胸はペッタンコで、身体が小さく、軽い。

 まさに幼稚園児、5歳の、髪を片側で縛った女の子だった。服は身につけておらず、首から下の毛はまったく生えていない。館の娘たちは、全身毛の処理が終わっている状態だった。もとより、この年代なら尚更、毛の生えようがないのである。

「……。」

 女の子はギュッと抱きついてくる。だが、ペニスはまるで反応しない。それも当然だ。ペド趣味なんて、カケラさえもない。

 抱きつかれても、その身体には一定のやわらかさがあるものの、ただ人体のやわらかさだけであり、肌触りはまるで子供、もっちもちでスベスベで吸いつくような、などという形容がまるで当てはまらなかった。

 たしかに滑りの良い全身ではあるのだけれども、背中に腕を巻き付けてくれば、その少女からは肋骨か浮かび上がるくらい、全身が細っこい。肌の肉質もたいしたことはなく、髪型だけが、その娘を少女として認識させるしかなかった。

 こんな幼すぎる相手であっても、処女性は失われている。そのあたりの余分は、原作からも排除されていた。背が低すぎて、少女が抱きついてきても、ペニスにほっぺが当たるくらいの位置に頭部が来ている。

 こんな小娘を相手に、どうバトルするというのか、どうすればいいのかさえ、見当もつかないでいた。

 だが、彼女の方は、男子高校生が幼稚園児に欲情することなどめったにないことを、重々承知していた。あまりにも子供過ぎて、恋愛対象にはなり得ないんだ。そんなことは分かりきった上で、それでも精液を奪い自分に惚れさせようと、画策を始める。

 ただし、いきなりフェラや手コキ攻撃ということではなく、あくまで”いかにして自分の魅力を思い知らせるか”に重点が置かれた。

「へへっ……みて……ねっ……ココ……」

 女の子は尻餅をつき、大きく脚を拡げ、未熟すぎるオンナを、これまた小さすぎる指で押し広げた。

 あまりにも小さく、発達がほとんど見られない性器だ。それでも内部のピンク色が拡がり、ぷにっとした肉感が指の間にしっかり存在している。

 内股も女性的な膨らみをほとんど有さないメスガキではあったが、なるほど、その膣部分だけは、少女の肉体の中でも、たしかに「女」であった。

 股間部分を凝視してしまう。異性慣れしていないのは同じだった。この娘が成長したら、もっと具合の良い、しっかりした女の器官に発達するのだろうか、と、じっくり眺めながらふと頭を過ってしまう。

「ねっ、お兄ちゃん、男風呂に、私みたいな娘が入ってくることってあるよね? そんな時、どうしてる?」
「そっ、そんなの……目を逸らすに決まってるだろ?」
「えー、でもお兄ちゃん、さっきから私のココ、じっと見てるよねー! やらしー!」
「うっ……」
「女の子の方が積極的に見せてきて許したら、見ちゃうんだよねー! 男だったら、みいんなそうするよねー!?」

 覚えがあった。銭湯ではときおり、父親に連れられて、このくらいの小娘が入ってくることがある。

 彼女が歩いたり、浴槽に入るときに脚を拡げて一瞬大事な部分が見えてしまったり、はしゃぐときに膨らんだ臀部を目の当たりにしたり、そんな瞬間は、たしかにないわけでもなかった。

 そんな光景を思い出しながら、目の前で同じ年頃の子が、オンナを自分から拡げて丸出しにしてしまっている。そして積極的に、挿入を誘ってきている。

 こんなあどけなさ丸出しの娘が、そんなあられもない姿で開脚していることに、現実では起こりえない痴態に、脳が奇妙な錯覚を起こし始めた。

 それこそが、この少女の目論見でもあった。できれば抱きついた瞬間、この男子高校生が欲情して勃起すれば早かったのだが、自分は子供過ぎて、なかなかそこまで持ち込めない。

 だから、積極的に自分から”女である証拠”を見せつけ、その女性性をことさらに強調しつつ、風呂場のラッキースケベのような情景を思い出させて、なんとか相手の股間を反応させようとしてきたのだった。

 もし・・・もしこの娘に劣情をいだき、禁断のよからぬ関係を結んでしまったら……社会的には抹殺される危険人物の発想であるが、ここはゲーム世界、敵娘も非現実の存在だ。

 そして、射精に持ち込んで恋人を諦めさせ、自分が取って代わるという、設定上の目的だけを、彼女はひたすら実行に移しているだけなのである。

 むくっ……むくっ……

「あはは! お兄ちゃん、おっきくなってきたよ・・・?」
「うぐ……」

 なんとか欲情を抑え込もうとした。こんな年端もいかなすぎる異性を、セックスの対象にしてしまおうとする男の本能、メスならなんでもよいという下劣な強欲を、どうにか抑えつけ、ペニスを反応させないように踏ん張った。

 だが、幼稚園児のくせに、サラサラの髪を靡かせながら、尻餅をついて開脚したかと思うと、次にはいきなりうつ伏せになって、ちいさなちいさなぷくっとしたお尻を見せつけてくるなどして、しきりに性行為に誘ってくる。

 お尻もタテスジも、子供過ぎながらキッチリ女性性の一翼を担っていたし、その器官はすでに、快感と好意と欲求の固まりと化しており、いつでもペニスを受け入れる体勢が整いきってしまっていた。

「お兄ちゃん、しよ?」
「くっ」

 堪えきれなくなった。敵の魅力に負けてイッてしまう、ということが、完全に本物であることを、この瞬間に思い知った。

 他の女でペニスを反応させ、自分からセックスしたいという欲に勝てず、さらにその肢体で精液を吐き出してしまえば、文字どおり身も心も彼女に捧げ尽くしてしまうことになる。

 間違いなく、射精してしまった瞬間は、その恋人のことではなく、自分を気持ちよくしてくれた、目の前の娘で頭がいっぱいになってしまうだろう。まさにそれが、貞潔の打ち破られた瞬間であり、完全敗北そのものにほかならないんだ。

 ペニスが正常位で、園児に入っていく。不慣れなペニスは、まだまだ肌色で皮も仮性のままであるが、挿入を始めると、敏感すぎる亀頭が剥き出しになった。

 少女は脚を拡げたまま後ろに手をつき、上体を反らせながら腰を突き出す格好で、ペニスをわがままに飲み込んでいった。

 ぐっ……

「!?」
 
 亀頭先端から棒の途中までは、ちゃんと少女のオンナに入り込んでいき、すっかり潤滑しきった内部が、どんどん棒部分を飲み込んでいった。けれども、そこから先、根元までは、どうしても入っていかず、途中で止まってしまう。

「えへへっ……好きっ! いい気持ちっ!!」

 少女はぶるっと震え、顔を上気させて性感に悦び始めた。ペニスは真ん中くらいまでしか入らない。相手が幼すぎて、オンナの突き当たりが短すぎるんだ。

 高校生の未熟な細いペニスでも、園児相手では、真ん中くらいまでしか入らない。しかし彼女にとっては、膣内すべてが、好きな相手のペニスでいっぱい埋めつくされていることになる。

 みっちり満たされた男根の感触が、5年くらいしか生きていない女体に向け、急激な快楽を送り込んでいく。

 処女膜こそないけれども、確実に未経験な女子の反応であり、生まれてこの方味わったことのない、摩訶不思議な性感が、いまさらのように彼女の女体と下腹部を襲ったのだった。

 性に積極的で、あり得ないくらいにペニスを受け入れる、ちっさくてかわいらしいだけの少女すぎる身体だ。

 しかしその耐久性に関しては、なまの女の娘とさほど変わらないで、ほとんどまったく経験のない幼い身体にとっては、いきなりの挿入、しかも感極まった本番セックスは、えもいわれぬ天国を、彼女に与え続けるのだった。

 指でいじったこともないようなオンナは、じかにペニスを入れられ、ゲームなので痛みもなく、ただ快楽だけがほとばしる。それは自分が思ってもみないような性感であり、すごい気持ちよさが昂じて、かえって驚愕とさえ言えるほどの性感刺激になってしまっている。

 お互いに勝手に腰が動く。といっても、じつにスローな動きだ。数秒に一回程度、腰が勝手に前後して、お互いの性器を求めあってしまう。男女の本能がそうさせていた。

 だが、相手が未経験すぎるために、体位攻撃はほとんどできず、自然と動いてしまうだけの、淫らな腰の這うような前後運動が、唯一のじっくりとした動きだった。

 ぎゅっ!

「ぅ!」
「気持ちいーい?」

 甘く囁くようなメスの声になって、小娘はペニスを強く締め付けた。彼女は生得的に、オンナでペニスを締める方法を心得ていた。というより、締めるしか選択肢がないといった収縮の仕方で、少女はペニスをやわらかく締め上げたのだった。

 軽いダメージがペニスに襲いかかる。ただし、棒全体がオンナに入っているわけではないので、亀頭先端部分と真ん中あたりまでが、オンナの筒に強く圧迫されている格好だ。

 うぁ……

 ほとんど童貞同然のペニス。それが、5歳児とはいえ、本物の女性器に半分飲み込まれ、その締め付けに晒されているんだ。感じないはずがなかった。

 こんな・・・ガキなんかに……いい気持ちになっている……だと!?

 だがたしかに、ほとんど発達していない器官は、間違いなくペニスを心地よく締め上げ、オンナの感触そのものとして、ペニス先端にやわらかく強い圧迫を加えてきている。

 膣って、こんなに気持ちいいんだ……改めてそのことを思い知らされる。しかもこんな幼い子なんかに。

 このまま行為を続けていけば、この少女のことを、どんどん好きになっていってしまいかねなかった。禁断の子とのセックスという点も、ペニスの欲情をことさらに高めた。

 いや、いやいや・・・こんな、こんなことでは……先には進めるはずがない。ここが頑張りどころだ。

 愛撫攻撃を加えてやる。強調してきた尻を撫でさすり、背中へと手を這わせる。とはいっても、愛撫攻撃でどうやって女体を悦ばせるかなんて、まるで経験がない。揉んだりさすったり、とにかく性感神経を刺激してやることだけに意識を集中させた。

「ぁぐ! いい気持ちっ……セックスって、こんなにイイんだね!」

 女の子はさらに精力を激減させた。好きな男に体を撫でられ、彼女は本能的に、絶頂めがけて突進していくのを、自分でコントロールできない状態のようだった。

 ぎゅうう!

 さらにペニスがオンナで締め付けられる! あぅ……感じる……ぐにぐにっとした圧迫が、確実にペニス先端に押し寄せてきている。

 少女の股間の感触が、思った以上に女性的で、半分しか入っていないのに、ペニスの奥まで性感刺激がキュンキュンと駆け抜けていく。

 精液が溜め込まれやすい高校ペニスに、この刺激はきつかった。ただでさえ、性感刺激に弱く、少し時間を空けただけでも射精したい情動が抑えきれなくなる肉体だ。

 その状態で、弱いとはいえ女性であることには変わりのない幼女の感触に、いちいち心地よい刺激がのしかかってくる。亀頭先端をゆっくり前後させながら、彼女の狭くて小さな筒の感触を、股間で受け止めさせられ続けた。

 今度はこちらのターンだ。彼女の平べったい胸板に、高校生の大きな手が大きく這い回る。見よう見まねに近い感じではあるが、ちいさな肉体上半身を、すりすりゅと撫でさすってあげる。ときおり指を立てて、くすぐりも入れてあげる。

「あ~~ッ! お、にい……ちゃ……」

 少女はさらに精力を消費し、イク寸前まで追い詰められた。感極まって簡単な愛撫でも感じまくってしまう仕様のおかげで、かなり有利に戦闘が進められていると思えた。

 女の娘のアクメ欲は止まらない。ぐにっと腰を引き、さらにぐいっと腰を突き出して、ペニスをオンナで1,2回しごいてきた。しかしそれが、少女のオンナにとっては、えもいわれぬ強すぎる性感刺激につながった。

 彼女は絶頂直前に我を忘れ、意図的にペニスを締める攻撃ではなく、身を緩めて腰を軽く前後させてしまった。そのため、オンナ内部を大きく出入りするペニスの感触を、ダイレクトに感じてしまう。

 彼女には、それを防御するいかなる手立てもなかった。お尻の穴を突き抜けるように、生まれて初めての性的快楽が、下から上へと女体を突き抜けていく。

「あぅう!!」

 ペド少女は自分から腰を振ったかと思うと、すっかり満足し、絶頂にぶるるっと大きく震えた。ゲーム世界なので、イッた女は床に吸い込まれるように消えていく。

 もっとも、この娘はまた、このステージで復活して、同じようにセックス攻撃を仕掛けてくることになるだろう。

 勝ったので僅かだが経験値が入る。なるほど、現実のセックスや愛撫と決定的に違うのは、やはり相手の女子の受け止め方にあるようだ。

 大好きでいくらでも気が緩む相手からの、じかの快感攻撃に、本来以上に強い快感を味わい、それが女たちの精力減少に繋がっている。

 また、挿入中、締め付け攻撃などをしてくるときも、相手も同様にじわじわ精力を削り、タガが外れれば、一気にイクまで自分を止められなくなる。その子が未熟であればあるほど、その傾向は高いようだった。

 ペニスがジンジンする。さっきまでの、先端部分を包み込んでいた膣圧が、強く脳裏に刻まれている。

 あんな幼い少女でさえ、これだけの快感をペニスにもたらせるんだと初めて知った。性欲は強く、一度気持ちいい刺激にキュンと晒されてしまった以上、欲情を抑え込むことができない。

 股間の奥がくすぐったく疼く。いつでも出してしまいたいという欲情が、神経を支配し始める。

 はっ!

 いかん、そうだった!

 そこを、我慢することこそが、本当の試練なんじゃあないか。

 恋人のことを思い起こす。そうだ。彼女のためにも、ここで劣情に負けるわけには行かない。本気で戦って勝ち続けるために、まずは自分の肉欲に打ち勝たなければいけない!

 呼吸を整え、股間の熱を冷ましてから、さらに先に進んだ。

 1分ほど歩いたところで、また別の少女たちに出くわしてしまった!

「つーかまえたっ!」
「私たちと気持ちよくなりましょう!」

 今度は2人が相手だった。ステータスが浮かび上がる。一人は小学2年の、髪を肩まで垂らした娘であり、もう1人は、3年生の三つ編み少女だった。

 2人とも、胸はまったく発達していないが、さっきの幼女に比べれば、背は10センチくらい伸びている。それでも、彼女たちの首もとがペニス腰部分に来るくらいに、背の高さには違いがあった。

 女の娘たちは生足を絡ませ、しきりにこすってくる。だが、恋人の太い生足で感じたような、シコシコ吸いつく心地よい肌触りは、まだ具えていなかった。

 ただやわらかめの、男子と変わらない、単純に過ぎる脚肌でしかない。この程度の感触では、やはりペニスを勃たせるには不十分だった。

「へへっ……」

 2人がかりで押し倒してくる。膝が折られ、仰向けに近い形で倒れ込んでしまった。まずい、このままでは2人に有利にセックス攻撃が始まってしまう。そう思い、横向きになって体勢を整えようとした。

 だが、抱きついてきた3年生少女が、ペニスを内股の間に挟み込んでしまった。

「お兄ちゃん、マダマダ、上の階のお姉ちゃんたちみたいに、脚が女になってないけど、やわらかいのは変わらないでしょ。」
「くっそ」
「やん♪ 逃げないでよ~」

 背後には8歳美少女が、お尻に胸板を押しつけてしがみついてくる。これで、腰を引いて前方少女からのモモズリ攻撃から、逃れることができなくなってしまった。やはり、1度に2人相手は相当に不利だ。

 胸板に顔を埋めてきた9歳女児は、オンナ表面をペニスにこすりつけながら、しきりに生足を動かし、棒部分をこすりあげた。だが、幸いなことに、あまり女性的でない、魅力の足りない生足だったので、すぐさま劣情を催すには至らなかった。

「お兄ちゃん、……私、アソコなら、もっといい気持ちにしてあげられるんだよ? 細い脚じゃなくて、私のおま●こでいっぱい感じさせてあげる。」
「いいよ、ナカに入れちゃいなよ~! ペドっ子のアソコで、先っぽいっぱい気持ちよくなって? すぐ出しちゃってもいいし、私に交代でもいいよ?」

 さっきの園児との戦闘が後を引く。やはり幼すぎるために、ペニスは途中までしか膣に入らないようではあるが、さっきの娘より幾分成長している分だけ、この女児の方がいい気持ちかも知れない……そんな期待感が、いやらしい禁断の劣情を呼び起こしてしまった。

「やった☆ 脚の間で勃ってる!」
「いいなー! 見たいけど、しょうがないよね。脚の間だもん。・・・そのまま……ね?」

 3年生少女は容赦なく脚を開き、側位の体勢で、ペニスをオンナに飲み込んでしまった。

 やはり、半分強程度しか、ペニスは入っていかない。だが、前後の娘たちにせっつかれるように、ペニスはたしかに、女の娘のナカに半強制的にねじ込まれていった。

 少女の方が腰を突き出して、膣奥に届くまで、遠慮なくペニスを飲み込んだのだった。

 負けてはいられない。首筋から肩にかけて、あまりに小さな肩を撫でさすり、愛撫攻撃を加えてやる。女の子は、そのかわいがられている心地よさに、顔を上気させた。

 ぐにに!

 少女はペニスをキツく締めた! うぁ! やっぱり……さっきの子よりも4年違うと、こんなにも締まる力が……強まるんだ……あぐぅっ……いい気持ちになってる……うっく!

「2年生だって、同じくらいイイ気持ちにしてあげられるもん!」

 背後にいた少女がいきなり前方に来ると、やはり側位の体勢で、ペニスを飲み込んできた。そして先端ばかりを付け狙って、ぎゅうっとオンナを締め上げた!

 さらにダメージが重なり、精力をどんどん消費していく。2人相手だと、1ターンで1人に攻撃を加えている間に、相手は交代挿入で、それぞれ味わいの違う、個性のあるオンナの感触を、ペニスに刻みつけてやわらかに締め付けてくるんだ。

 つまりダメージは2回分になってしまう。相当に不利だ。

 続いてこちらのターン。2年生幼女相手に、お尻を撫でさすり、さらに奥まで手を突っ込んで、オンナ周辺を指先でコチョコチョかわいがった。

「んああ……はうぅ……あふっ……はふう……」

 少女は激しく感じ、絶頂に近づいていく。だがもちろん、1回攻撃した程度でいきなりイクほど、彼女たちは弱くなかった。

 仰向けにされ、3年女子のオンナが騎乗位で襲いかかる。といっても、体位攻撃ではなく、ペニスを半分入れただけで奥まで到達してしまい、腰を浮かせたまま、彼女は未成熟すぎるオンナで、一生懸命にペニスを締めるばかりだった。

 体位攻撃は、女の側が激しく腰を動かし、ぐっちょぐっちょと強くペニスをしごき立てることになるのだが、RPG魔法と同じで、一定の強さと体力がなければできないことであり、頻繁に使ってくることもなかった。

 MPに相当する”体力”が尽きてしまえば、その体位攻撃は二度と使えない。

 さらに、自分から腰を振ることは、カウンターで自分のオンナにもペニスがこすれる強い刺激が襲いかかってくるのであり、ヘタをすれば体位攻撃によって、勝手に自滅してしまう可能性すらあった。おいそれとは使用してこないんだ。

 少女の脇の下を中心に撫でさする。攻撃はいちいち功を奏し、相手に大ダメージを与えていく。

 だが、2年生と3年生の幼女たちが、交代しながら、根元までも入りきらない稚い膣で、つぎつぎとペニスを飲み込んでは、きゅっとかわいらしく締めてくる姿に、じわじわと精力を削り取られていく。

「ねぇ……お兄ちゃん、このまま、ヘンタイさんになっちゃおうか? 8さいの幼子にシャセーした、イケナイお兄ちゃんになっちゃおうよ?」
「私でもいいよ? 一個上だけど、思春期もまだな娘に出しちゃって、付き合ってるおねえちゃんのコトなんて、忘れちゃいなよ……」
「んぐっ……それだけは……」

 何とか愛撫攻撃と、ゆっくり腰を前後させてオンナ内部をこするペニスの摩擦で、少女たちがイクまで、お尻の穴に力を込めて、踏ん張って精力消費を抑え続けた。

 交代挿入が続けられていく中で、彼女たちの膣圧に、やはり違いがあることを思い知る。その娘の気持ちいい個性は、交代するごとに新鮮な快楽を、ペニス先端に与え続けた。

 だが、根元まで入りきらず、締め付けも、年長の女性や同世代の女子に比べて、はるかに劣るメスガキたちであり、自然に醸し出される締まりでしか、ペニスを快感刺激にさらせない相手だった。

 性器自体、女であることに変わりがないのだが、しかしそれでも、やはり恋人のことを思うと、下腹に力を込め、グッと集中して抵抗精神を示すことができたのだった。

「あうぅ!」
「だ、だめっ……もう……」

 少女たちは次々と、ほぼ勝手に自滅するに近い形で、ペニスと愛撫攻撃に果てていった。さらに経験値が入る。幼女とはいえ、1度に2人を倒せたことに、さらに自信を深めた。

 もう少し戦えば、レベルも上がりそうだ。この周辺をもう少しうろついて、経験を重ねたいところ。

 出現する敵は、あまりに稚くて拙く、ペド趣味でもない限りは、その肉体に精を吐き出すことなど、考えられないことだった。相手が弱すぎる。その気ならスイスイ勝てそうだった。

 琴線に引っかからないほど小さすぎる女児だからなおさら、そんなことでペニスから精を奪われてたまるかという思いが強い。こうやってセックス慣れをしていけば、このファーストステージよりも強い女敵相手でも、余裕で渡り合えるようになるのだろう。

「!」

 階段が……ある……

 さっき、通った道だ。地図でも確認した。間違いない。というより、引き返したり進んだり、同じ場所を往復したのだから、上に登る階段の場所まで戻ったとしても、まったく当然のことだ。

 ・・・・・。

「ぅ……」

 魔が差した、としか思えない。

 階段の先には、さらに年長の、10歳以上の小学組少女たちが、大勢待ち構えている。その年代になれば、太ももも女らしくなっていき、肌の質感も女性性を急激に帯びてくる。娘によっては、乳房が膨らみ始める子だって出始める。そんな高学年を相手にするには、あと6くらいレベルを上げておく必要があった。

 階段に一歩脚をかけたが最後、急激なエスカレーターのように、自動的に階段が動き、一気に2階まで押しやられてしまった。

 気がつくと、背後に扉がある。階段を上った先に自動ドアがあって、自動階段は同時に、自動ドアまでも突破する勢いなのだった。

 そして、そのドアは一方通行であり、こちらから開けることができなかった。つまり、階段を降りて、1階に戻ることができないんだ。

 戻るためには、別のルートを通って遠回りし、側面にある、別の一通ドアから入り直すしかない。そのことも地図にしっかり記載されている。

 一度上に行ったら、簡単に戻れない仕組みだった。それは、誘惑の罠のひとつでもあったんだ。

 レベルが低いうちに、より強い女敵がいるフロアに行って、強い快感を味わってしまいたいという、男としての劣悪な本能。

 まさにその欲望の赴くまま、小学生たちのいるフロアで射精してしまいたいという思いに駆られ、レベル違いの場所にいきなり送り込まれてしまったのだった。

 それによって、貞潔を守ることを諦めさせ、強い女体に精を吐き出して、ゲームオーバー、快感の満足と引き換えに、想い人を失わせようとする、館サイドのトラップでもあった。

 レベルは上がっていない。このまま突き進めば、間違いなく精液が奪われてしまう。焦りながらも、何とか元のフロアに戻る経路を確認した。

 デパートなどのエスカレーターに近い仕組みだ。登り、下りが、それぞれ反対側にあるイメージ。降りようとしても登り方向しかなく、反対側に回らなければ降りられないような状態。

 自動ドアで閉ざされていて、反対側に回って一巡りし、別の自動ドアの場所に行かなければ、下り階段の場所にたどり着けなかった。

 そこまでたどり着ければ……なんとかなりそうな気がする。だが、このフロアで何度も戦うことは、極めて危険でもある。エンカウント数を最低限に抑えて、運良くたどり着ければいいんだけど。

 物音を立てないように、そろそろと廊下を歩く。だが、やわらかな床は、歩くたびにぎゅみ、ぎゅみっと音を立て、まるで女体の上を歩いているみたいに沈んで、簡単には進めない。

 しかも、ゲームシステム上、そっと歩いても普通に歩いても、エンカウント率は変わらない。分かっていても、抜き足差し足になってしまう。

「お兄さん! すきっ・・・」

 胸が少し膨らんだ美少女が、とつぜん背後から抱きついてきた! 目の前にステータスが表示される。12歳6年生の、思春期始まり若娘だった。

「んああ……」

 すりりっ……

 女の子の生足が、両脚の間にねじ込まれ、すりりすりりと執拗にこすれていく。

 ち、違う……っ!

 さっきまでの、園児や低学年どもとは、肌触りがまったく異なっていた。

 もっちもちの胸板、吸いつくお腹、そしてシコシコした滑る生足・・・どこもかしこもが、肌触りもこすれる感触の良さも、ぞわぞわさせられるほど心地よいものに、女体として仕上がっていた。

 4年生程度まで、まるで女性的な要素を持っていない子供は、1学年変わるだけで、こんなにも肌の質感が変わるのか! なおさら、6年生ともなれば、そのやわらかさ、すべらかさ、もっちりみずみずしい質感は、さらに高められ強化される。

 皮下脂肪の付き方も特異で、それが吸いつく肌触りを演出しつつ、なめらかなやわらかさを全身に覆わせている。

 それでいて、お腹周りから、下腹部、そして太もも生足にいたるまで、下半身が急激に成長し、とつぜん女らしく変貌を遂げるのが、まさに思春期の、この年代の少女たちなのであった。

 背中に潰れる彼女の小さな胸板は、それでもしっかりとした膨らみを感じさせられる。手に余るほど大きくはなく、乳頭も埋没しているような、未熟なおっぱいではあったけれども、男とはまったく違う丸みが、たしかに胸部から突出しているのだった。

 そして、両脚の間にねじ込まれた小学生足が、ことさらに心地よく、ぞくぞくする肌ともちもちしたやわらかい膨らみに満ち、6年生ともなれば十分膨らみ、太さも申し分なくいい感触に仕上がっていた。

 背丈も、最近の子は特に大柄になりやすく、少女の頭部が背中の上部に来るくらいに、大きく伸び盛りな程良さを誇っていた。

 当然、生足の滑りこすれる感触だけで、ペニスは激しく反応してしまう。誘惑の言葉だけでなく、こすれる肌の感触そのものが、完全に異性の魅力を物語っていた。この娘に出してしまいたいという劣情が、全身を突き抜けていく。

「勃起しましたね。じゃあ……」

 すっと前に出てきた小学女子は、目の前で尻餅をつき、さらに仰向けに寝そべった。逃げようとすれば追いかけてきて、のしかかられてしまうかも知れない。戦うしか、選択はなかった。

 彼女の上に乗っかり、正常位でペニスを押し当てていく。そして、ぐっと力を込めて、オンナめがけてペニスをねじ込んでいく。

「んああぁ……入っ、て・・・」
「どうですかぁ? さっきまでの子と一緒にしないで下さいねー。このフロアからは、みぃんな奥まで、入っちゃいます♥ どぉ? 最後まで挿れた気分、すごくイイでしょー?」

 ペニスは、女子のオンナにまるごと入ってしまっている。ペニス根元、その周辺が、オンナ表面の肌にしっかり当たっているのを感じた。

 ペニスは、根っこから先端まで、ぷつぷつとまんべんなく膣内に収まり、そのすべてを、ぎゅうううっとやわらかい締まりで覆い尽くしてしまう!

「お兄さん、私のこと、好きになって? ほら、やわらかいでしょー?」
「うあ! すごっ……」
「私で出してくださいっ!」

 ぐにゅううう……

 どこまでも収縮する締まりが、ペニス全体をこれでもかと圧迫する! 子供すぎるフロアと違って、2階からは、根元までの本番も可能な、ガチのセックスが行われる。もうそれだけで、”格の違い”がありありと思い知らされる。

 背中に回した腕も、女らしくふにふにしている。そして、膨らみかけた乳房が胸板で潰れ、正常位をしっかり受け止めてくれていた。

 少女の生足は、腰回りや太ももにすべっすべっと執拗にこすれ、彼女の脚の魅力、内股の弾力を刻みつけてくる。その感触はもはや、女性特有の心地よいきめ細かさを、完全に体得したものであった。

 愛撫攻撃は拙い。レベルがまるで上がっていないので、いかに好きな男からの愛撫であっても、乱雑で当てずっぽうな手の動きでは、6年生少女を大幅に感じさせることができない。想定したよりも、与えられたダメージははるかに少なかった。

 一方で、こちらが受けている性感刺激は、下の階とは比較にならない絶妙さを誇っていた。6年女子の脚の動きに合わせて、彼女の腰もぐにぐに蠢き、それがペニスをムギュムギュしごく動きになって、棒全体に快楽を多く送り込んでくる。

 彼女の生足とオンナの快楽を、いっぺんに身に受けている。精力が急激に減少していく。

 ああっ……女の子の脚、すごい気持ちいい……かてて加えて、発達した膣圧が、ペニスをとことん締め上げながら、ぐにゅぐにゅうっとなめらかにこすり回してくる。

 小学生によっては、大学生だと言い張ってもバレないくらいに大人びた身体を持つ娘もいるくらいだから、このくらいの性感攻撃は、普通に出せてしまうのであろう。ロリコンであれば、もはやこの少女に打ち勝てる自信がなくなるくらい、上手な快感刺激だった。

 成熟し、こなれた大人の男性なら太刀打ちできるかも知れないが、性癖者や不慣れ高校生程度では、歯が立たない相手だ。

「あう! だめっ、いやだっ……」

 何とか腰を浮かせ、挿入から脱出しようとしたが、女子小学生は決して離してくれない! 脱出に失敗すれば、ペナルティとして、相手がもう一ターン攻撃できる。

「お兄さん、好きです、私と……つきあってっ!!」

 もぎゅうっ! 男好きのするカラダのエミちゃんは、ペニスをどんどん締め上げ、悩ましく動く脚の動きに合わせて、オンナをぐにぐにさせ続けた!

 VR化の中で、ザコキャラには名前がつかないのが仕様であるけれども、こちらの敗北が間近に迫ってくると、その相手は急激に個性を持ち始める。

 男好きのするカラダのエミちゃん、という位置づけによって、12歳少女は急激に、”新しい彼女候補”としてクローズアップされる。

 5歳年下の、まだまだこれから女として熟していく身体ではあるが、その性的魅力は、精液をこのまま奪い尽くせるほどに高く、逃げなければこのまま、彼女の膣内に大量の体液をぶちまけてしまうことが確実だった。

 体位攻撃ではないので、動きはゆったりしていた上、根元から先端までしごくのではなく、根元から真ん中まで出し入れするくらいの、小さな動きだった。

 締め付け攻撃がメインであり、動きが入っているのはあくまで、彼女の生足を押しつけこすりつけて、女の脚の良さ、触り心地の気持ちよさをたっぷり擦りつけるためであり、膣の小刻みな動きはその副産物に過ぎなかった。

 だが、生足とオンナのダブルパンチは、着実に射精直前の多幸感まで、一気呵成に持っていく実力があった。

「んあああ!!」

 男好きのするカラダのエミちゃんの腕を振りほどき、半強制的に腰を引いて、挿入を逃れた。即座に彼女はしがみついてこようとするが、これを振り切って立ち上がり、全力で走り去る。

 もう少しでイキそうになっているところ、かろうじてペニスは性感刺激から解放された。

 走る方向を定め、入り口の反対側、すなわち階段を降りる方向へと突き進んだ。ペニスを大きく隆起させ、脈打つ直前のくすぐったさを覚えながら、これをぶるんぶるん振り回す情けない格好で、反対側の自動ドアにたどり着いた。

「た・・・助かった……」

 残り精力は、たったの2。本当に、逃げることに再び失敗していたら、男好きのするカラダのエミちゃんと付き合うことになってしまっていたかも知れない。ギリギリで、絶頂射精をかわすことができた。

 完全に幸運、偶然の賜物というほかはない。あのまま戦っていたら、100%敗北の憂き目に遭っていただろう。

 レベル1の高校男子程度では、小6女子には勝てない。そのことをまざまざと見せつけられ、実感させられてしまった。もっとレベルを上げていなければ、まったく太刀打ちできないまま、ロリコンという不名誉な称号を賜ってしまったことであろう。

 なんとか……何とか回復して、体勢を立て直し、レベルを上げ直さなければ、いずれにしても危険水域だ。何か手立ては……。

 うぅ・・・・・・・!!!

 きゅ~んとくすぐったい欲情が、お尻の奥から股間、そして脊髄をとおって脳天まで突き上げてくる!

 何日もオナニーを我慢して、やっと1人の時間を作ることができたら、速攻で抜きにかかり、ものの1分で射精してしまう……異性の姿をちょっと想像するだけで十分精を吐き出せる、まるでそれと同じ程度の、イキたい欲動の強さに苛まれた。

 これだけ性感刺激を身に受け続け、玉袋の精液は、今すぐにでも外に飛び出したいとウズウズしている。ほんの僅かな刺激快感だけで、はやく尿道をとおってドクドクと飛び出したいと、精巣内でぐねぐねと蠢いているとさえ感じる。

 きゅんとくすぐったい疼きが強く、さらに頭の中は女体のこと、セックスのことでいっぱいになってしまう。体液が溜まりすぎて、絶頂欲を抑えきれなくなってしまっているんだ。

 はやく……早く回復を……

 ファーストステージに戻り、回復手段をよろよろと探し始める。幸運は、さっき使い果たしてしまったようだ。

「もうイキそうなんだー☆ へー! じゃあ、私がもらっちゃうもんね!」

 1年生になりたてのツインテール女子、いやらしいミホちゃんが抱きついてきた! イク直前まで高められているので、出会ってすぐに、この女児には名前がついた。

 うああ……さっきまでは、この世代の女にほとんど異性性を感じず、彼女たちが強調してアピールしてこないかぎりは欲情だにしなかったのに、いまや、ミホちゃんが抱きついてきただけで、その肌触り、そして脚に引っ付いてくるオンナ表面の感触が、どこまでも悩ましく、蠱惑的なものに思えて仕方なかった。

 に……にげ……ないと……

 だが、さっき走り抜いた反動で、身体の動きが鈍くなった。それどころか、やわらかな床につまずくように、その場に膝を折ってしまう。ペニスは、いやらしいミホちゃんの腰の前に突き出された格好だ。

「えい! これでどうだー! セックスする気になったー?」
「はぐぅ!」

 ミホちゃんはペニスをぷにっぷにの生足に挟み込み、すりりっと左右の足をずらしてこすってくる。もっちり肌触りはないけれども、人間の内股のやわらかさはちゃんとあり、しかもオンナ表面がこすれていて、挿入欲をいやがおうにも高めてくる。

 もうだめだった。

 うつ伏せのミホちゃんに半ばのしかかるようにして、開かれた彼女の脚の間に割って入り、ペニスを思い切ってねじ込んだ。半分くらいしか入らないけれども、もはや亀頭先端だけが、オンナのやわらかな締め付けに晒されるだけで、十分気持ちよすぎた。

 ミホちゃんのお尻を揉みほぐしながら、ぐいっぐいっと腰を振り、ペニスを稚い膣内でしごき立てる。

 少女のナカは、さっきのエミちゃんよりもずっと軽い刺激であるにもかかわらず、女らしい締まり方はちゃんとある。この年齢なのに、これだけいい気持ちにできるんだと、改めて驚かされ、これに我を忘れた。

「ああっ……ミホちゃん……好きっ・・・」
「来て! お兄ちゃん! おにいちゃぁあん!!!」

 いやらしいミホちゃんのお尻も弾力があってやわらか、揉み心地が最高だ。腰をカクカク前後させながら、女の娘のお尻を両手で堪能する。

 どばばば! ドッッドッッドッドッッドドッド!!!

 リズミカルに律動しながら、ペニスから大量の体液がこぼれ出る! 精液は、小さすぎるオンナに収まりきらず、すぐにペニス横から溢れだし、脈打つ激しいビートともに、どばっどばっとオンナ表面から溢れ落ちていく。

 ああっ……なにもかも……全部考えから抜け落ちていく。

 その前までさんざん、他の女の子に刺激され、彼女たちのオンナに包み込まれてきたせいでもあるけれども、それにつけても、ミホちゃんのお尻がやわらかでプニップニ、膨らみ方も良く、女として申し分ない形の良さであった。

 これに加えて、禁断の背徳的な女性器官が、これでもかとペニスを締め上げ、これに呼応して腰を振って亀頭先端をこすりまくったために、戦闘開始後すぐに、大量の精液が吐き出されてしまったのだった。

 イッている数秒間、恋人のことが頭から吹き飛んだ。それは間違いない事実である。目の前の、スベスベの背中と、ちいさなお尻と、亀頭先端を圧迫する膣圧で満たされた。ミホちゃんの魅力に負け、イッてしまったのだった。

「ふふっ……どお? 気ぃ持ちよかったぁ~?」

 ミホちゃんは不敵な笑いを浮かべ、ふり返って見上げてくる。

「こおんなにいっぱい出しちゃって。現実だったらニンシンものだね☆ じゃあ、もう私がカノジョだからねー。よろしくね、お兄ちゃん!」
「うぅ……」

 完全敗北。性的に未熟すぎる幼女の群と、6年女子の肉体にガッツリ精力を削り取られ、一気に形勢をひっくり返された結果、ゲームオーバーになってしまった。

 ねっとりといやらしい締め付けを続けたまま、ミホちゃんは足をばたつかせ、イッたばかりのペニスをさらに刺激する。すると、どくっ……どくと、玉袋の残っていた白濁液も、容赦なく律動してミホちゃんに向けて吐き出される。

 ペニスを引き抜き、ぷにっぷにの臀部にこすりつけた状態で、もう出なくなるまで、ぐいぐいと押しつけ、快楽の余韻を楽しむ。

 これ以上脈打たないところまで、ときおりピクンと反応しては生殖細胞が少量出てくるのをくり返した。それでも、1分もすれば、全部出し切れる。

 出し切ったあとは、急激な脱力感が襲いかかる。あまりの気持ちよさに、強い眠気に近い全身のけだるさが、急に訪れたのだった。そのセックスに満足しきった証だった。

 高校生だから精気にあふれ、気をしっかり持ち直して、もう一度挑み、さらに返り討ちに遭って、立て続けに2度イクこともできただろう。

 だが、自分自身の設定により、1回の射精でゲームから脱出することにしておいたので、この眠気が収まることはなく、そのまま気を失うように、視界がブラックアウトしていく。

 気がつけば、PCの前。精液も現実に吐き出し終わっている。あの子に貞潔を誓ったのに、ミホちゃんに負けるとはな・・・。情けない。

 だがもちろん、ゲームはゲーム。敗北はしたが、設定のように、リアルで別れてしまうことにはならない。

 いいだろう、もう一度挑んで、今度は負けないように頑張ろう。誤って上の階に行かなければ、順調にレベル上げが出来た筈なんだ。魔が差して誘惑に負けなければ、なんとか進めたはずだし、エミちゃんにだって圧勝できる時が来ただろう。

 レベルが低いまま上の階に行かなければ、強烈すぎる快感に晒されることなく、ちゃんとレベル上げが出来ていた筈なんだ。上にいきなり……行かなければ……

 行かな……ければ……。・・・。

 低レベルのまま、もしいきなり3階に行ってしまったら、一体どれほど、強い快楽を味わえるのだろう?

 3階は中学生エリア。”次の彼女”にしても別段おかしくはない範囲だ。

 そんな娘たちは、エミちゃんなんかよりも、はるかに女としてのカラダつきが丸みを帯び、胸も膨らみ、オンナの具合も数倍に高まり、何より、中学生足のもっちり吸いつく感触は、何にも代えがたいほど極上の肌触りに違いない。

 ヘタに太まっておらず、見た目は細っこい中学生の素足は、内股部分が驚くほど発達していて、「こんな細いのにやわらかで肉厚なのか」と驚かされるほどの逸品であるに違いない。

 そんな娘たちをいきなり相手にしたら、今度は逃げられず、文字どおり瞬殺されてしまうのではないか。彼女たちの第二次性徴まっただ中の肉体があまりにも甘美で、挿入直後にイッてしまう可能性が高い。

 その時、ペニスには一体、どれほどの快楽が一気に押し寄せるというのだろう。

 い、いや・・・やらない、やらない、よ……た、たぶん……。やらな……い……。だめ・・・・・・。





仮想トワイライトゾーンⅢ ~素人DKの飛躍ステージ災難~ 完?




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