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侵蝕してくる姪の誘惑 第2部


第2部 14の青いつぼみ



 21世紀も半ばにさしかかろうとしていた頃。世界での変異はほとんど認められなかったが、花粉の多い日本社会は、かつてより大きく様変わりしてしまっていた。

 環境破壊や気候変動の異常が叫ばれる中、世界はほとんどアクションを起こさず、おざなりな形式上の対策に留まって、2030年までをやり過ごしてしまった。そもそも無理がある開発目標にすぎなかったために、どの政府もまともに取り合おうとしなかった。

 結局、プラスチックが増えようと二酸化炭素が増えようと、さのみ悪影響がなく、21世紀前半は情勢変化なしのまま続いている。花粉の多い日本だけが、大ダメージを受けてしまった格好だ。

 花粉の変異が猛威をふるい、男が減った世界。年齢層の高い男女は危険にさらされる。花粉によっても、その対策として開発された薬によっても、大きなリスクを抱えていた。特に男は、老いも若きも、いつ世を去るか分からない状況に置かれている。

 花粉の多い国はいくつもあるが、それが人の命を奪うことになったのは、ここだけだった。事態を重く見ている首脳部は、さまざまな対策を取ったが、結局大幅な人口構成の壁編には太刀打ちできず、頭を抱え続けている。

 しかし何はともあれ、一番大きく意識が変わったのは、我々国民の精神的態度にほかならないと思う。危機意識が強すぎると、かえって寿命を縮めるのが人間というもの。

 一定のバイアスがかかり、過度に生命のピンチが訪れているにもかかわらず、我々の意識は平穏で、どこか外側の出来事のように、自分のこととして捉えないように、意図的にリスクについて考えることをやめてしまっていた。

 社会経済活動を優先させ、とにもかくにもひたすら「いつもどおりに過ごす」ことだけが、第一の目標になってしまっている。臭い物には蓋、見なかったことにし、それ以上考えないんだ。

 仕方のないことは完全に、徹底的に諦め、思考停止させるのが、ここでの伝統的な、それこそ鎌倉より続く、思考上のの慣習にほかならなかった。

 一方で、親戚の集まりが増える現象は、日本中に広がっている。

 危機意識は潜在的に共有されており、表沙汰にならないだけで、ことあるごとに父方母方の親類が集まるようになっていったのは、一族の平穏無事と生存確認を急ぐ共同意識が、どことなく現れた格好だった。誰が呼びかけるでもなく、自然とそういう会合が増えていったのである。

 そして……もっとも変貌したのは、若い男女の性意識である。とりわけ、10代女子の意識は非常にはっきりと、露骨に強く変わっていった。

 多感な少女時代に、愛情対象となる異性が皆無に近い状況に置かれ、過剰な競争状態に置かれすぎてしまったがゆえに、男は自分”たち”の共有財産という意識が強まった。

 自分専用の伴侶や恋人という感覚が失われ、他の女性も生殖行動にあやかれるように、シェアリングされるのが当たり前になった。

 生来の感覚とはまったく異なり、子孫存続の可能性がほとんどゼロになっていたのが、うら若き乙女たちの性意識を、180度転換させる要因となった。

 生殖細胞の種である精子を持つ人間が劇的に減少し、妊娠する可能性が極めて低くなって、子孫が全国で絶えてしまう可能性が非常に高くなってしまった。

 男不足に加え、花粉対策の薬のせいで、ごくわずか生き残った男たちも、生殖できない肉体になってしまい、ごくごく一部の男性だけが、まともな性欲を持ち、勃起と射精の末に懐妊可能となっている。

 こうした状況下では、性的なものを嫌悪するどころではなく、生物の自己保存本能によって、できるだけ繁殖の機会を最大限増やすことこそが、至上命題になった。

 そのため、とくに若い女子たちの性意識が急変し、非常に積極的に、妊娠させられる男なら誰であれ、性行為の対象にしようと画策する。

 彼女たちの性欲不満、フラストレーションは、子供時代から爆発寸前のギリギリ状態のまま溜まり続け、そのストレスを毎日抱え込んで暮らすことを余儀なくされる。

 対象の男性が現れさえすれば、それが何歳であれ、まったく関係なく、そのストレスのはけ口として、精液を心底欲しがって、貪欲に迫ってくる時代になっている。

 法律も変わり、10歳以上受胎可能でありさえすれば、性行為は合法になっている。

 医学上の問題はさておいても、出産後夭折しないように施設で育てられ、親戚の集まりなどの特例がない限りは親に会えない代わりに、大切に健康に育てられ、子孫存続のピンチを乗り切ろうとしていた。

 妊娠の機会がありさえすれば、それを最大限増やすことこそが、政府も女子も共通の認識なのだった。

 そんな時代、僕は運良く、39年の人生を歩み、そろそろ結婚も意識しないとと思っていた矢先、花粉のせいで世の中が変わり果ててしまって、色々なものの動きが止まってしまったさなかにある。

 危機意識が極端に薄れ、「なんとなく」生きている、ただそれだけの存在に成り下がってしまっていた。

 花粉前はモテず、花粉後は仕事にありついてリモートワークばかりする。

 その仕事もやっと安定して、経済的にもそれなりにやっていけそうになったさなかで、生命のピンチが訪れ、伴侶捜しどころではなくなった……少なくとも僕は、自分に対してそう言い訳し続けた。

 相手がなかなか見つからないのは、世情が混乱しているせいであるに違いないと。

 結局、心臓や臓器の異常はなく、花粉対策の薬でも副作用に悩まされずに済んだ。

 性欲は、若い頃に比べれば確かに、大きく落ち込んでしまっていたが、世の中に特効薬も配られ、性欲を男子中学生並に回復させる効能を持っているものを、なんとはなしに飲み続けても、べつだんギンギンになったわけでもない。

 つまりは、「何も変わらない、変哲ない平凡な日々を送るだけ」の、ごくごく普通の、ただのオッサンになり始めているというわけであった。

 若い男子なら、これだけ女の娘が余っている(男1人につき少女は20人以上いる)状況で、モテまくっているらしいけれども、もう初老に片足を突っ込んでいる僕には、関係なさそうなことでもあった。

 ただ仕事を半日こなし、余った時間をダラダラ過ごし、存分な給料で経済を回す。このまま……ひとりでも、いいのかな。なんとなくそう思って、のんびり過ごすだけだ。そのことを自分は完全に受け入れている。

 社会がこれだけピンチにさしかかっても、我関せずという感じ。この無関心さこそ、世間一般の通念でもあるのだった。それが「いつもどおりに過ごす」が意味するところにほかならない。

 そんな中、ほぼ月一回程度、数の減った親類が集まる機会があり、そこで妹に頼まれごとをされた。

 自分の子供が勉強しないので、家庭教師として教えてくれとまでは言わないけど、せめてちゃんと時間どおりに、中学生の本分を果たすよう”監視”して欲しいというのだった。

 昔と違い、学習プログラムは洗練され、ごくわずかな時間を費やすだけで、必要な知識はきちんと頭の中に入るよう組み立てられた時代である。僕の頃より勉強ははるかに楽で、しかもみんなが一定以上の賢さを身につけていられる。

 しかし妹の娘、つまり姪の加奈子は、ときにそれをもサボるというのである。

 妹も仕事をしているけれども、彼女はリモートで済むはずの業務を、わざわざ外出して行うことが好みだ。というより、不能で勃起しなくなった旦那が入院治療を受けている間、ドコゾで妊娠の機会を得られないか物色しているように、僕には思えた。

 いい年をして、10代少女たちでさえ大勢余っている中で、30すぎた女性が生殖の機会に恵まれるかどうかというと……そこは運次第のようだった。

 その年代ももちろん、ちゃんと需要がある。ただ、男の絶対数が足りない中で、旦那不能なら浮気でも言い訳が立つらしく、彼女は好き勝手に外に出ることを好んだ。

 ……だから加奈子が勉強しないんじゃあないか? コトは単純に思えた。

 指定された時間になった。妹の家に呼ばれると、姪の加奈子もいた。勉強を見て欲しいと頼まれている以上、やることはやらないとな。僕は単純に、それだけ考えていた。謝礼も弾むそうだから期待できる。妹に案内されて、姪の部屋に。

 14歳。中学2年の加奈子は、タンクトップにブルマという出で立ちで、とても勉強するという雰囲気ではない。僕は露出度の高い加奈子の若い肌を目の当たりにして、こりゃあ苦労するぞ、と思った。

 妹が加奈子をどのくらいぞんざいに扱っているかがよく分かる。姪の教育の前に、妹をなんとかしなければ。

 加奈子ちゃんはゼンゼンやる気がなく、伯父が来たから仕方なく勉強机に向かわせられるという有様。

 そして彼女は、小一時間も作業すれば終わるだけのツトメも果たそうとはせず、ツルツルの脇の下を露出させた薄着で、頭の後ろに手を組み、背もたれにもたれかかって、膨らみかけの乳房の突出を強調させるように、ぐ~~っと後ろに反って、ブルマから生足を放り出して、だらーんとしたままだった。

「ほら。ちゃんと着替えろ。あと、1時間だけのガンバリを面倒くさがるんじゃあない。僕が子供の頃の社会人はな……」
「知ってるよー。今の3倍くらい労働時間が長くって、しかもその半分以上が無給の”サービス残業”だった上、ハケンばっかりですぐクビを切られる不安定な時代だったんでしょー? 人が多すぎたんだよ、仕方ないよ。今はそんな状況じゃないもーん!」
「ないもーん、じゃないもーん!!! たしかに20年前より人が減って仕事も給料も改善されたけど、それに過剰世界から脱出したのもあるけど、適正と無気力には雲泥の差があってだな。500やれとはいわん。100やればいい。加奈子、そんな中で20とか0の作業量じゃあ、やっぱり足りないって言われるんだよ。」
「あああー。わっかりましたー! 一時間やればいいんだよねー!」
「そう、たった1時間だ。わかったら服を着なさい。プログラムどおりにタブレット操作すればいいだけだから。」
「いつもひとりでいるときは、この格好なんだから、これでいいじゃない!」

 いくら言っても、加奈子はこのまま普段勉強している、の一点張りなので、仕方なくそのまま、僕は臨時の、今日だけの家庭教師になるしかなかった。

 格好や服装ではなく、姪に作業させられるかどうかで、報酬が出るかが決まるんだから、まぁそこはこだわらなくても、いいか。

 加奈子は大人しく、しかしじつにゆっくり、顔に出さないだけで態度そのものが心底嫌であるという雰囲気を2000パーセントくらい出しながら、もっちりのったり……タブレットとペンを動かし始める。

 が、数秒やっただけで手が止まり、前に屈んだり立って歩いてみたり伸びをしたり、身体をひねってストレッチしてみたり、落ち着きがないというより、その作業を心の底から嫌っている感情がありありとしていた。

 こんなペースじゃあ、3時間はかかっちまうぜ。なんとか集中させる方法を思いつかないと。

「……。」

 それに、しても……。

 加奈子の前屈み姿勢で、胸部分の谷間が見え、もう少しのぞき込んだら、全部おっぱいが見えそうだった。

 まだまだ子供と思っていたが、のけぞれば乳房の控えめな膨らみが強調され、前屈みになれば、しっかり谷間を作れるくらいには、すでに乳房が発達している。

 増して、その太もも生足はとても女らしい膨らみを完成させ、ふくらはぎに幼さを残すだけで、内股はもっちりと吸いつくようなキレイな肌触りと、肉厚な弾力をしっかり具えているのを、ブルマというキワドイ服装で、パンティの一部もしっかりはみ出しているくらい露出度が高いので、目に見えてありありと見て取ることができる。

 加奈子も、成長していくんだなぁ。女として、しっかり丸っこい体つきになり始め、それでいて顔は子供のままあどけないギャップが、性徴し始めたばかりの肉体にほかならないことを、如実に物語っていた。

 女の娘のかわいさと、滑らかな肢体の美しさの両方を併せ持つ。これが女子中学生の性的な強みになるのかも知れない。

 ……おっと、そんなコト考えている場合ではない。僕は今、監視役なんだ。それに、相手はよりによって姪っ子ではないか。何を考えているんだ。僕の方こそ、集中しなければ!

 そう思って加奈子の勉学を促し、じっくり監視するが、少しでも離れたり目を逸らしていると、そのタブレットでゲームを始めてしまう。仕方なしに僕は、加奈子の背後ぴったりについて、コワイ顔で上から彼女を見下ろすしかないのだった。

 そうするとどうしても、ぶかぶかのタンクトップの内側にある、胸の谷間がちらちらと四六時中見えてしまう。

 意図的にのぞき込んでいるわけではないけれども、自然と目に飛び込んできてしまう肉の膨らみ、谷間が見える瞬間瞬間は、どうしても一瞬、そこに気を取られてしまうのだった。

 男のサガか、精子が何度でも出せる絶倫薬のなせる業か。これだけ乳房の一部がよく見えてしまうのは、彼女がまだノーブラだからなのだろうか。不用心にすぎる、けっ、けしからん・・・・・。

「ヒモブラしてるからね?」
「!!!」
「くすすっ……」
「い、いや……べ、別に……なっ何も……見てないからなっ・・・・・」

 加奈子にズバリ言われ、ぎょっとしてしまう。彼女と目が合っていないし、加奈子が僕を見上げたわけでもないのに、僕が彼女のシャツ内部をのぞき込んでいることが、即バレしてしまっていた。しまったという緊張感が走る。

「お兄さん、私の胸見てたんでしょ。もう中学生だからBカップに成長したんだよ? 見てみたい?」
「だ、だめだって・・・」

 相手は姪だ。法律上子供を作っても罰せられないどころか報賞される世の中になり、決定的な男不足と妊娠可能性の低下で、女たちが過剰に積極的になっている。

 それを思い出し、僕はまさか……と思った。加奈子は、姪なのに、25年も歳の離れた超年上の伯父であるこの僕を、性対象に入れているのだろうか。

 ほ、本来なら、あり得ない感覚だった。よりによって、伯父に当たる、しかも40手前の男なんて、若娘に相手にされる道理があるはずもない。

 そ、そうだ、きっと、加奈子は……僕のお目こぼしで勉強を逃れようとして、いたずらを仕掛けただけに違いない。

「別に……見てもいいよ? ほら・・・」

 加奈子はグイッとシャツを前に引っ張り、思いっきり乳房の膨らみと谷間を、真下から見せつけてきた!

「なっ! なに、を・・・っ」

 たしかに薄いヒモブラはしているようだったが、かろうじて乳首のポッチリを覆うだけの生地で、軽く力を入れるだけですぐ外れてしまいそうな、きわどいブラジャーでもあった。

 つまり加奈子のおっぱいは、真上からほとんど全体を見下ろせる状態にあるということだ。

 まずい……

 なんてことだ。

 これではっきりしてしまった。

 あわよくば加奈子は、僕から精を奪い取ろうとしているようだった。少女の性的な誘惑が始まっている。自分の胸を間近で見せつけたことで、言い逃れできないほど加奈子は、確実に僕を誘い、姪の肉体で射精するよう、僕を促しているのだ。

 加奈子は若くてかわいらしい女の子だが、相手は14歳の、まだまだ青いつぼみの肉体だ。39歳の身で、こんな歳の離れた少女を抱くわけにはいかなかった。

 ギリギリ理性を働かせ、しかし加奈子にそれ以上強いことは言えず、それどことか上から見下ろす形で、真後ろから、彼女の胸の谷間や膨らみに、まじまじと見入ってしまう。

 明らかに体に丸みを帯び、肌のきめが細かくなって、胸板にも女性らしい膨らみを覚える肢体は、中学生ながら確実に女性性を秘めている。

「しってる? 母さんは、お兄さんがうちに来て私と二人きりになること、了承済みなんだよ?」
「なっ・・・」
「いつもどおり出かけてるんじゃないかな。お兄さんが私を孕ませてもいいって思ってるんだよ?」
「そんな……」

 なんとか帰らなくては、男の貞操がピンチだ。妹も姪も、勉強の面倒を見るという口実で、初めから僕を、姪のセックス相手にするべく作戦を立てていたんだ。

 まさか姪という立場の加奈子が、こんな自分を誘ってくるとは想定していなかった。いつもどおりにしようと考えた僕の完全な油断だった。

 そう思った矢先、加奈子は立ち上がり、股を開いてブルマ生足を見せつけてきた。もちもちシコシコできちんときめ細かい内股をしている。

 すらっと細っこいのに、太ももの女らしい出っ張りはしっかり吸いつく肌触りで、どこまでもふににっとやわらかい弾力で打ち震えている。中学生の生足はこんなに形良く、これほど美しいのか!

「私の脚、中学に上がってからめきめきと、女らしい肉付きとやわらか弾力がアップしたんだから。」
「うっ、ううっ……」

 僕は思わず後ずさった。なんとかして、この場を脱出しよう、このまま欲情に負け、姪との禁断の関係を結ぶなんてことは避けたい。

 法律上問題ないといっても、やはり血筋は近すぎる。どうしてもというなら、やはりちゃんと話し合って、時間をかけて、誰もが納得する形式に持ってきてからにしなければ。

「じゃあ、私の脚を触って、お兄さんが勃起しなかったら、許してあげる。」
「そんなこと……するわけ……」
「拒否ったら、いますぐ全部脱いで、生まれたままの姿見せつけてもいいんだけど?」
「そ! それだけは……!」
「じゃあ、カンタンじゃない? 私の脚を撫でて、それでお兄さんが私で勃起しなかったら、お兄さんの勝ち。お兄さんに魅力を感じさせられなかったんだから、諦めるよ。でも、私、自信あるんだから。この脚の肌触りで、ゼッタイお兄さんを、えっちな気分にさせてあげる。ねっ……始めよ?」
「うう……」

 僕は加奈子の中学生足を撫でさすり始めた。すりすりとこすれると、もはや女の脚に完全に変貌し、やわらかでめり込む指先が、すっかり女性的な滑らか生足に吸い寄せられる。

 スベスベの弾力が両手のひらにしっかり伝わってきており、細っこさの中にも女性的な膨らみをたたえた中学生足を撫でさすっていると、手が止まらなくなるくらい触り心地が良かった。

「私もう、お兄さんのちんちんを、マンゾクさせてあげられるんだけどなー……触ってて、そう思わない?」
「うっく……」

 加奈子の膨らみかけの乳房も、ズンとくびれない胴部も、そしてまさにもちもちと撫でさすっている少女の素足の感触こそ、たしかに、中学女子の肉体が、確実に男の精を奪える身体能力を獲得し終わっていることを、如実に物語っている。

 理論上10歳以上の娘なら受胎可能、つまりその肢体で精を吐けるってことだ。搾精能力はものの数年で確実にアップする。14歳中学女体なら、もはや非の打ち所ない攻撃力を、全身がしっかり保っているのがよく分かった。思い知らされた。

 性欲は男子中学生並に高くなっている。すぐ勃ち、性衝動に弱く、一度に数回は精液を吐き出せるほど、この年齢でもむらむらと快感への欲動が強まっている。

 衰えた部分を薬剤が確実にカバーしていることを、実際に加奈子に触ったことで、はっきりと思い知らされてしまったのだった。

「あはっ! ボッキしちゃったみたいだね☆ すっかりテント張ってる。 私の脚、そんなに魅力的だったんだ♥ お兄さんの負けだね。」
「あうぅ……」

 もはや加奈子の作戦どおりだった。胸の谷間を見て、生足をさすって、姪の若く溌剌とした中学肉体に、すっかりほだされてしまったのだった。

 加奈子の勝ち、僕の完全なる負けを認めるしかなかった。股間に大きく張りだしたペニスの隆起は、どうあがいても言い逃れできないものだった。

「シャワー、先に浴びてくるね? もし逃げたり、トイレで自分で抜いたりしたら、・・・友達呼ぶから。」

 逃げられなかった。

 加奈子も妹夫妻も僕の居場所を知っている。僕が逃げたり、トイレでスッキリ自分で抜いてしまったりして、彼女との性行為をなんとしても避けようとすれば、報復として、大勢の友人たちと一緒に押しかけてきて、今度こそ有無を言わさずに抜かれまくってしまうだろう。

 それはどうしても避けたかった。こんな時代だからこそ、男としての理性と紳士の奥ゆかしさを維持したいと思っていたからだ。

 姪がシャワーを浴び、バスローブ姿のいい香りで出てくる。今度は僕がシャワーを浴びる。ここで自分で抜いても、姪は許さないだろう。ペニスは収まらず、カウパーを滲ませながら、シャワーの熱いたぎりで全身を洗浄する。もう、後戻りはできそうにない。

 加奈子の部屋に戻る。彼女は、イベント会場で見かけるような大きな着ぐるみに半身、くるまるように入り込んでいた。彼女の部屋にこんな着ぐるみがあるのを、初めて知った。

 だが、もはやオスとして完全に興奮した僕にとって、頭部のない着ぐるみの中で、裸で待っている加奈子の格好いかんなど、どうでもいいことだった。

 彼女は着ぐるみをはだけて待っている。着ぐるみの中で裸になっているので、膝から上、乳房部分もはっきり見える。もはやブラジャーもパンティーもなく、毛を抜いたオンナ表面がツルツルと露出されていた。

 着ぐるみで見えないのは膝下と背中だけ、というあられもない格好に、僕は加奈子を異性として、おんなとして性欲解放の対象だけに絞った。少女らしい、しかし女としてはっきり起伏ある肉体に、僕はまっすぐ突進するように歩いていく。思考は停止した。

 僕は吸い寄せられるように彼女を抱きしめ、キスを交わしてしまった。心奪われて、相手を禁断の中学姪としてではなく、1人の魅惑的な女性として捉えてしまっていた。

 姪の肉体がムギュッと潰れてやわらかい。

 着ぐるみの中で抱き合い、密着する。倒れ込み、胸がこすれ、抱き合ったまま中、お互いの脚同士が、大きくスベスベこすれる。

 壁際に追いやられ、しつこく中学太ももが僕の両脚を滑り回っている。僕たちは、着ぐるみのモフモフの中で、しかしその着ぐるみゆえに狭く暑い空間に閉じ込められている。そこで密着し合いながら、キスをくり返し、お互いの肉体の感触を愉しんだ。

 首から上だけが、着ぐるみに覆われていない。そこから下は、狭い着ぐるみ内部で、密着しながら、ずりゅずりゅとこすれあっていた。

 少女の乳房の弾力も、自分の胸板にはっきり感じ取ることができたし、なにより加奈子ちゃんの太ももが、僕の両脚を這い回ればそれだけ、ペニスは強烈な性欲の疼きに浸されていくのが分かる。

 加奈子の生足がこんなに気持ちいいとは、撫でさすって思い知らされたが、脚同士をこすることで、さらにいっそう強く印象づけられるのだった。

 そこまで来て興奮がピークに達した。ツルツルのオンナ表面が、僕の股間にスベスベとこすれている。あと少し、体をひねりさえすれば、ペニスを加奈子のオンナにねじ込めるかも知れない。

 彼女の体表面で射精してもかまわなかったが、どうせなら、この美少女の若すぎる膣感触を、味わってみたい。そんな劣情が奥底から沸き起こってくる。僕はドキドキしながら、腰を引いてペニスをオンナ表面に狙い定めた。

「!!!」

 部屋に入ってきた3人の女性たちを見上げ、急激に落ち着きを取り戻す。女たちは玄関先で服を脱いでいたらしく、すでに全裸で、加奈子の部屋に入り込んできた。

 急な展開で驚いたのと、即座に何が起こったのかを理解したために、性衝動以上に別の感情が急激に沸き起こり、一気にクールダウンした格好だ。自分が行っている禁断の背徳的行為に羞恥する。

”友達呼ぶからね?”

 たしかに加奈子は、そう言っていた。僕が勝手に逃げ出したり、自分でオナニーして抜いてしまい、加奈子の誘惑を逃れたら、僕は集団で犯され、友人たちとともに、とことんまでマワされてしまうと脅されていたのだった。

 それだから覚悟を決めて、僕は抜かずに加奈子と着ぐるみの中で、裸にて抱き合い、加奈子を妊娠させることになってもいいと、中学膣にペニス先端を押し付けた矢先だった。

 話が違う。約束が違う。羞恥心の他に、悔しさと怒りがにじみ出てくる。

「……えへへっ、結局、呼んじゃった♥」
「・・・この……」

 この女性たちは、僕がシャワーを浴びている間に、加奈子が呼んでいた友達だった。友と言っても、17歳、20歳、25歳と、加奈子より年長の女性ばかりだった。近所に住むゲーム仲間だという。

 彼女たちはここに来る前に身ぎれいにして、いつでも行為できる準備を完了させてきている。どの年代の肌もツルツルの卵肌を誇っていた。

 女子高生の太い生足を誇る友人、成人になったばかりのおとなの女体、そして女として熟した肉体を誇るシュッと引き締まった細身の肉体、その3人が、14歳の加奈子とはまったく違うボディで、僕たちの着ぐるみを取り囲んでいる。

 彼女たちは僕の背中に手を伸ばすと、着ぐるみのチャックを閉め、ますます脱出困難な密着空間に、僕たち2人を陥れてしまう。

 加奈子は執拗にペニスをオンナに収めようとしてきたが、僕は腰を引いたりひねったりして、挿入を避けようとした。加奈子が約束を破ったことで、僕はこの背徳状況から逃れようと思ったのだった。

 だが、彼女に裏切られても、着ぐるみからの脱出はできない。背後は壁、前方は加奈子。そして周囲を覆う着ぐるみに包まれ、僕はすでに、脱出できる空間をすべて失っていた。

 そうしてさらに、しつこく滑る生足、熱くほてる身体、貼り付いて潰れる14歳の小ぶりな胸の膨らみに、身体の動きが鈍くなっていく。ペニス先端がオンナ表面に捉えられ、腰を引いても引っ付いて離れなくなってしまう。

「もう観念しなよっ……」

 加奈子がぐににっと腰を落とし、ペニスは彼女の内部へと侵入していく。すっかり準備の整ったオンナが、ぬるりと一気にペニスを受け入れていく。ペニスはいとも簡単に、加奈子の内部へと侵入していった。

「んぐぁ!」

 ぎゅううっ!!!

 キツく締まりすぎる中学膣が、ペニスをこれでもかとしごき立て、僕は彼女にしがみついたまま、その身体のどこもかしこもが女らしく潰れてくる滑らかさに、お尻の奥からとろけそうだった。

 太めの腹部がねっとり吸いついてくるのも、子供っぽくていやらしい上、加奈子のあどけなさすぎる童顔が目の前に迫って、射精を促される。

「やめてっ・・・それ以上は……あうぅ……」
「なら、お兄さんがイク前に私をイかせてごらんよ。私が先にイったら、許してあげる。友達も帰す。射精我慢できたら、私はお兄さんを諦める。どお?」
「んあっ……そんなぁ……」
「中学生のカラダ、子供っぽい魅力と女の魅力の両方が合わさっているから、いい気持ちでしょお? ガマンしなくて……いいんだよ……お兄さん……ほらっ、出しちゃえ、だしちゃえー☆」

 びゅくる! どばちゃっ……!

 加奈子のオンナ内部に、思いっきり精液を吐き出してしまう。

 少女のまだ幼い、しかし膣圧はすっかり搾精能力を完成しきっていた内部の圧力と、多すぎるヒダ、ねっとり絡みつきながら執拗にしごき立てる刺激と、潰されそうなくらい強い締め付けが連続してペニスを襲う。

 すでにギリギリまでたぎっていたペニス、セックスがだいぶご無沙汰で、ギンギンに溜まっていたところへ、よりによって14歳の若いオンナが襲いかかってきたのだから、ひとたまりもないのだった。

 ねっとり貼り付く少女の肢体に密着しながら、僕は射精の快楽と、姪の女体感触に、ブルルッと大きく身震いした。

「あははっ、お兄さん、姪のナカにいっぱい出しちゃってる! 妊娠できるかもね。うれしいっ・・・ね、私、どうだった?」
「あふっ……」

 さらにひと脈打つと、ペニスは中学オンナの締まる内部に気持ちよく打ち震えた。女で至ると書いて姪。文字どおり僕は、加奈子の膣感触の魅力に負け、ごく短時間で精を奪われてしまった。

 しかも出し切ったはずなのに、ペニスは萎えることなく、加奈子の内部ではち切れんばかりの怒張を保っている。それだけ、食い込んでくる姪の全身と秘筒の感触が、快楽の代名詞になってしまっているのだった。

 しかしながら、僕も加奈子も限界だった。着ぐるみはいかんせん暑すぎる。僕たちは汗でベトベトになってしまっていた。

 背中のチャックが開けられると、冷たい風が僕たちの中に吹いてきて心地よかった。抱き合っていた肉体を離すと、ベリリッと加奈子の肌が引っ付いて、名残惜しそうに剥がれていく。それだけ彼女の肌質がきめ細かい証拠だった。

 僕は数人がかりで、仰向けに寝かされた。涼しい風が全身を冷やしながらも、ペニスだけは興奮と隆起を保ったまま。

 周囲には、中学生、高校生、大学生、そして大人のレディという、胸も脚も顔つきもそれぞれに異なる、まさに女体の展示会のような千変万化に囲まれている。

 さっきまで抱き合って、暑さで上気し、桜色に染まったままの加奈子。その生足がすらりと引き締まっていながら、もっちり膨らんだ内股が、まだまだ魅力的な輝きを放ったまま、僕の目の前に差し出されている。

 彼女のBカップに膨らんだ中学胸は、この年代にしては大きな方だが、乳頭だけはまだまだ青いつぼみ、それでいて顔が子供のままという魅惑的な肢体で、腰のくびれがない子供っぽさと肉付きが、かえって彼女の性的な魅力に満ちあふれていた。

 女子高生の撫子は、加奈子とずいぶん異なる体型をしている。胸がすっかり女になっており、乳頭も大きくてちゃんと女性の乳房そのもの、唇で吸い付ける構造になっている。

 女子として成熟し終わった証拠だった。高校生らしい太い生足が露出され、他の女性たちと同様に、毛がしっかり処理され終わってツルツルだ。

 その太まった脚はひょっとして、自分よりも周囲があるのではないかとさえ思えるほどの肉付き良さでありながら、決して重量感を感じさせることがなく、若々しいハリとみずみずしさに満ちあふれている。

 キリッと充満している女学生特有の、魅力的な脚の持ち主だった。胸と素足をよそに、腰がくびれ始め、体型が大人になりつつある。

 サトミちゃんは女子大生だ。すでにおとなの美女になっていながらも、僕から見てもまだまだ幼顔で、どこかかわいらしさを残している。大人になりたての少女という風体だ。

 胸は撫子と同じくらいの大きさで、確実にCはある。揉みごたえと弾力も豊かながら、女体として完成した生足と臀部を誇っていた。

 それでいながら、女性としても小柄な方で、背の高さは撫子より低く加奈子に近い。完成した女体なのに小さいというギャップが、何よりサトミの魅力となってしまっている。

 そして、絵里香姉さんは大人の美女そのままだ。胸は加奈子よりも小さく平べったさが際立つけれども、背が高く脚がスラッと細く引き締まっていて、なによりふくらはぎが細長く、大人らしい美脚を誇っている。

 それでいて太ももの肉付きは、しっかりと女性的な膨らみをたたえ、そして、細身の身体なのにそのお尻はしっかりと後ろに出っ張っており、女性としての肉厚な魅力が、そこに凝縮されているといっても過言ではない。

 働くお姉さんとして、タイトスカートでもズボンでも、そのはみ出る細い脚が魅力的な上、ズボンでは隠せない臀部の膨らみは、多くの男を虜にできるだろう。

 そんな個性豊かな4人に見下ろされ、ベッドに仰向けで脱力している僕は、どこへも逃れることができなかった。いや、もはや加奈子に出してしまった以上、後戻りができないと思ってしまっている自分がいる。

「お兄さん……おくすり、飲んでるんだよね? だって、あんなにいっぱい私の身体で射精したのに、ずっと元気なままなんだもん。」
「じゃあこの人は、ちゃんと受精できるちんちんの持ち主ってことだよね。」
「うん。間違いないよ?」
「くすすっ……じゃああとは、私たちの子宮能力次第だね♥」

 4人の年代の違う異性たちが、一斉にベッドに乗り上がってきた。僕はすぐさま、彼女たちに取り囲まれてしまう。

 加奈子と撫子が僕の両脚に自分の生足をこすりつける!

 ぅあ!

 中学生と高校生の、太さも成長度合いも違う女の脚が、それぞれ個性を持ちつつも女性的にゾワゾワする肌触りを具えて、僕の脚に滑り込んでくる。

 ついで女子大生と大人の生足が僕の両脚をしつこくこすってくれた。サトミも絵里香も、大人になった素足の感触で僕の脚をかわいがった。

「脚だけじゃ、ないよー!」

 引き続き交代で、少女やレディが僕の脚の上に生足を滑らせながら、順番待ちの女性がペニスに襲いかかる。

 彼女たちは次々と、勃起したペニスに上半身をのしかからせ、ぐにいっとおっぱいで圧迫を加えてきた。

 加奈子の小さな胸、絵里香の平たい大人乳房から、撫子とサトミの豊かなバストまで、大小さまざまな胸の肉が、ペニスをぎゅうっと押しつぶしてくる。

 どこまでもめり込む弾力はみんな一緒で、そのつどペニスは、圧迫され締め上げられる快感に打ち震えるのだった。

「じゃあお兄さん、誰のナカで出すか……較べてみて。みんながんばるから、いっぱいどばどばしてね♥」

 撫子が僕の腰にのしかかり、騎乗位でハメ込んできた! ぎゅううっと強い高校膣の締まりが、一気呵成にペニスに快楽を加えてくる。

「若くて締まるでしょぅ? 花粉の前は、ナンパ男や彼氏に入れられても、3秒くらいしかみんな持たなかったんだから☆ お兄さんも、ガマンできないよねー?」

 撫子が中学を出てすぐ、男の数が減り始めた。すっかりご無沙汰になった彼女は、高校生としてさらに魅力アップした狭いオンナで、僕のペニスを強く締め上げ、そして滑らかに全身を上下させ続けた。

 自信のある性器の感触は、確かに多くの男たちを瞬殺できるだけの甘美な感触を、そのヒダにたっぷり蓄えている。加奈子の直情的な締まりとは違った、若さと上質の両方を兼ねそなえるオンナにほかならなかった。

「じゃあー、もっと年上の女はどうかなー?」

 次にサトミがのしかかり、騎乗位で結合。同じように腰を元気いっぱいに振り、ちゅっこちゅことペニスをまんべんなくしごき立ててくる!

 サトミの締め付けの中でも、優しくしっとりまとわりついてくる粘着質の筒が、あまりにも夢見心地の快楽だった。ペニスの芯から心地よくさせてくれるだけの、包容力ある具合の良さだった。

「おとなの女のすごさ、教えてあげるね?」

 そうして絵里香が騎乗位に持ち込んできて腰を振った。

 どこまでもペニスにフィットしながら、先端の敏感な部分ばかりをコチョコチョとねめあげるような動きで、絵里香のオンナがペニスを心地よく刺激し、同時に根元から先端までを、熟し切って経験豊かな筒の圧力で、ねじ切ってしまうのではないかというくらいに強く締め付けてくる!

「ほらほらー! 相性抜群の姪っ子だよー♥」

 加奈子と再結合。彼女も騎乗位でバンバン全身上下させ、さっき味わった中学膣の禁断な天国を、僕の股間に送り込んできた。

 こうして、中学生、高校生、大人、大学生と、年齢・体型の異なるさまざまな世代のオンナの感触を、僕は次々と味わっていく。おとなから中学生に交代したかと思うと、大学膣から高校膣に早変わりする。

 ロシアンルーレットのように、ランダムにハメ込んできては、誰の中で射精するかを、彼女たちは心待ちにしている。そして、自分のナカにこそ出させるんだと意気込んで、一定時間、交代するまで、必死にオンナでペニスを締め、しごき攻撃を続けるのだった。

 スリッスリッと、女たちの素足が僕の脚の付け根にこすれ、僕の手が彼女たちのお尻を揉みほぐす。誰もが女らしいやわらかな膨らみで、僕の指がめり込むヒップをしていた。

 誰ともなく、交代待ちの女性が僕の玉袋をコチョコチョとくすぐり続け、手の空いた女子が僕の内股や足の裏を優しく撫でさすり、愛撫し続ける。ぐっちょぐっちょと一秒も休まずにオンナがペニスをしごき、僕は一方的に高められてしまっていた。

 ぐちょお……ドビュ! バシャア!

 撫子だった。精液は彼女の膣内にたっぷり注ぎ込まれ、高校生の若い胎内に白濁液が満たされていく。一番締まり具合が良いのは、彼女の若さだけでなく、その名器によるところが大きかった。

「あははっ! やっぱり私の勝ちだねっ! どお? お兄さん、気持ちよかったでしょー!!」

 ぎゅうっとキツく締まり、ペニスを萎えさせないようにさらに快感を加えてくる。ペニスは薬理作用によって、再び射精できる刺激を受け、急ピッチで生産される生殖細胞によって、性欲の疼きを取り戻していた。

「私も欲しいのぉ・・・」

 紅潮した顔で女性上位、しっとりと覆い被さってきて、平たい胸板をこすりつけながら、腰だけを前後させる絵里香。おとなの色気たっぷりのお姉さんが、激しく腰を上下させ、上半身は押し付けこすりつけるように前後してくる。

 ひたすら一方的に覆い被さってペニスを責める絵里香。僕は彼女の大人臀部を揉みしだきながら、ぐにぐに潰れる弾力を両手に味わった。サトミが玉袋を舐め、射精快楽を助けた。加奈子と撫子が僕の両脚裏をくすぐり続ける。

 ビクン、ぴくっ……ぴゅっ……・・・

 体液はあまり出なくなっていた。だが、女性を妊娠させるには十分な量が、絵里香の大人子宮にすっかり収まった。

「打ち止めっぽいね。」
「私マダなんだけど?」
「あっふ・・・」

 ナカに出していないのはサトミだけだった。僕は彼女を抱き寄せ、慈しみながら、全身を撫でさすり、脚をお互いにこすりあわせ続けた。サトミのお尻もとっても触り心地がいい。

 だが、いくら薬を飲んでいても、それなりに年を食ってしまった自分には、もう限界だった。

 サトミにまでは、生殖細胞を提供できそうにない。絶頂の脈打ちはできるかも知れないが、もう白濁液は出ず、ただペニスが律動するだけになるだろう。サトミもそれが分かっているので、渋々だが状況を受け入れるしかない。

「じゃあ、続きはお兄さんが回復してからだね!」
「いつ回復するのー??」
「明日には……ねえ。くすっ」
「じゃあ、明日はサトちゃんから射精してね♪」
「うっく・・・・・・」

 僕はすっかり脱力しきって、出し尽くしたペニスを半立ちの状態で、汗だくのままぐったり仰向けになってしまった。

 友人たちがシャワーを浴び、いそいそと帰っていく。次の集合をすっぽかすこともできず、僕はまた、明日には彼女たちの相手をしなければならなくなった。

「ね。お兄さん。」

 最後にシャワーから出てきた全裸の加奈子が、僕にしなだれかかってくる。

「もう精子は出ないけど、イクだけなら、できるんだよね……?」
「うあっ……も、もう……限界だって……ばっ……」
「だ・あ・め♥」

 加奈子は69の体勢で僕にのしかかり、半立ちのままのペニスを口腔内で責め始めた。

 やわらかくなりつつあるペニスをモゴモゴと口の中で揉みしだき、先端亀頭部分ばかりをやわらかい舌でこねくり回す。そうして、しつこくしつこく首を上下させて、ふににっとした唇で、棒全体を絞るようにしごき上げてくる!

 僕の目の前には、ツルツルの中学タテスジが間近に迫っている。僕はチョメチョメと彼女のスジやクリを舐め回し、さっきペニスからしこたま体液を吸い上げたオンナ表面をかわいがる。

「あふうあうぅ!! こ、これっ、これが欲しかったんだよっ!!」

 びくくんと大きく震え、加奈子はイッた。さっきまでの宴で、彼女は限界まで高められていて、シャワーでもオナニーが止まらない様子だった。さいごは、僕の手と口でイかせて欲しくて、彼女は僕にのしかかってきたのだった。

「むぐっ! んぐっ! ん゛っ! ぶっ!!」

 加奈子はお礼といわんばかりに、執拗なフェラチオで萎えかけのペニスを甘美な刺激に責め立てた!

「うぐあぁ!!」

 びくくん! ぴくぴくぴくぴくっ……トクン!!

 精液の出ないまま、ペニスが絶頂の律動を迎える。加奈子の口と内頬、舌先の刺激がピンポイントで気持ちよすぎて、僕は加奈子の中学フェラチオで、最後の一押しの絶頂を迎えたのだった。

 直後に、つーんと強い引き締まる痛みが、会陰の奥にほとばしる。イキ尽くして、本当に限界に達し、男としての肉体が悲鳴を上げた瞬間だった。

「あれれー? お兄さん、姪っ子の下だけでなくて、上の口でもイッちゃうんだー。そぉんなに私のこと、好きになったぁ?」
「むふぅ・・・」
「きゃはっ、私も大好きだよ、お兄さん。明日もみんなで、あそぼうね♥」

 疲れ切った僕はかろうじてシャワーで、べとべとになった全身を洗い落とし、フラフラと帰宅する。

 家に帰れば薬を飲む。それで明日には回復する。だが、その明日には、加奈子たちのグループから、今度こそ全員分の精を膣内に吐き出すまで許してもらえないだろう。イクだけイッた先には、加奈子の69が待ち構えているのも分かりきっていた。

 日を追うごとに、僕は彼女たちの肉体の虜になっていくのが目に見えて明らかだったし、14歳の若すぎる肢体に、もっとどんどんのめり込んで、いつしか、加奈子のことしか頭にないほどに精神改造されてしまうのかも知れない。

 相手が姪であることを忘れて、否、姪だからこそ、その肢体にゾッコン、心の底からのめり込んでしまう自分がいる。

 もう、僕はその状況から逃れるいかなる方法をも、思いつかなくなってしまっていた。むしろ、明日の夜明けを、自分の精の回復を、心待ちにさえ、してしまうのであった。



第2部 14の青いつぼみ 完

女で至ると書いて姪って言いたかっただけなんやー!



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