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侵蝕してくる姪の誘惑 第3部


第3部 姪姉妹の餌食になる親子



 花粉の変異は、社会の色々なことを根底から変えてしまったが、それでも僕たちは、生き残ったなりに、平静を保って生きようとしていた。幸いなことに経済的なダメージはなく、その気になれば前を向いて過ごしていくということもできる。

 妻を失った僕は、施設から帰った息子の健を引き取り、午後に仕事をして、平穏な生活をしようと思っていた。多くの人はお昼までに仕事を済ませるが、僕は午後からリモート仕事をして、午後7時くらいまでPCに向かってAI操作とメンテナンス、緊急時対応などを行っていた。

 午前仕事以上に、給料の割合が良いのだ。深夜勢はもっと稼げているけれども、希望者は多くもないのだった。かつてと違って、夜はすぐに寝ることが人々の習慣になっていたからね。

 息子を育て上げたら、田舎で一人暮らしでも楽しもうかな。そんな淡い希望を将来に託して、時代の危機を乗り切ろうとしていた。

 そんな矢先、親類のある一家がほぼ全滅状態に陥ったことを知る。ずいぶん昔に音信不通になっていた兄の家庭だった。

 兄は家を飛び出して、連絡をつけずに過ごし、自立して家庭を持ったようだ。SDGs期限を迎えるころには、家族のつながりは希薄になり、こうした例はめずらしくなくなっていた。

 だから僕もあまり気にとめていなかったのだが、そこへ来てこの花粉の事態。親戚の集まりが増えるなかで、初めて耳にした情報でもあった。

 兄夫妻と、彼らの3人姉弟のうち末の男子が世を去っていた。残されたのは、12歳の6年女子と、17歳の高校女子の2人だけ。彼女たちには身寄りがないとのことだった。

 そしてこの親類のなかで、一番血筋的に近いのが、僕ということも判明した。つまり一番家族に近しい存在ということだった。姉が佳世、妹が沙世である。

 僕は迷うことなく、彼女たちを引き取ることに決めた。これで家族は、僕と一人息子、そして僕の姪の姉妹ということで、4人になる。子供たちが自立するまでは、仕事にも負担上も問題はなかったから、ほとんど即決即断で、彼女たちを迎え入れた。

 少女たちは人見知りっぽく、心理的な距離を感じていたけれども、僕が何も気にすることはない、これからは家族だと安心させると、すぐに打ち解けてくれた。これならうまくやっていけそうだ。

 共同生活が始まって一週間。なんらトラブルもなく、僕たちは日常生活を送ることができた。花粉や死のこと、不安になるような要素は、意図的に意識から排除していた。それはこの時代の人々にとっては、当たり前の感覚でもあった。

 考えずに済むなら、考えないでおこうというのが通念だった。20数年前、とある疫病が世界を侵蝕したことがあったが、その経験から、人類は「嫌なことから目を背ける」という思考習慣を培ってきたのだろう。

 だから、新しい生活に不安があるとか、将来どうしようとか、花粉や薬の副作用のこととかは、あまり考えなかったし口にも出さなかった。社会全体が、そうしようという雰囲気に包まれていたのだった。

 それは人類の本能のひとつなのかも知れない。20年以上前だって、人々は“死”について考えることを、意図的に遠ざけてきたではないか。

 メディアも、明日自分が死ぬかも知れないなどの不安を煽るような番組はいっさい制作せず、花粉のこともなるべく取り上げないで、明るい話題、良いニュースばかりを積極的に流すようになっていたし、政治批判的な内容の報道も番組も、全くといっていいほど出てこない。トーク番組や討論会さえ行われなかった。

 2020年代くらいまでは、まったく逆に嫌な話、暗いニュース、災害、陰惨、政治的否定のニュースで溢れかえっていて、だれもがそれを見たくもない、メディアの印象操作だと罵っているような時代だった。

 花粉の凶暴化とその猛威が巻き起こり、いっとき話題はそれで持ちきりになったものの、結局のところ、あまりに死が身近にすぎてしまうがゆえに、報道が敬遠され、かえって楽しいことばかりを喧伝し、良いことだけが選ばれて報道されるに至って、メディアの雰囲気は、たかが20年そこそこで、180度変わったと言っていい。

 報道がそのような無批判で賞賛的ポジティブ内容ばかりに満ちあふれるということが、いかに危険であるか、我々は歴史から学んでいたはずなのに、その危機感さえも、まったく抱かなくなっていた。

 否定そのものを否定することで、さらなる大きな否定がのしかかってくるということに、我々は気づけないままでいる。

 盛んに報道されていたのは、楽しい話にかこつけて、ひとつの危機感ばかりであった。

 暗いニュースは極力避ける姿勢であるにもかかわらず、どうあっても向き合わなければならない問題がひとつ、我々の前に立ちはだかっている。それだけはどうやっても打ち消すことのできない、逃げることのできない、のっぴきならない喫緊の緊急課題なのであった。

 子孫不足である。

 女性たちの不妊率は8割を超え、男性も3割は子種を失う時代、新しい子供が誕生することは、それ自体奇跡に近い情勢となった。このまま行けば、少子高齢化どころの騒ぎではなく、子孫が絶えてしまうことに直結する。

 なんとかしなければ、と、首脳部も社会全体も強い危機感を抱いていた。

 ただ、その危機感を暗く伝えても人々に敬遠されるために、明るく楽しく、キャンペーンみたいに、子孫をどんどん作りましょう、性に開放的になりましょう、子供は施設で面倒を見る(10歳まで)ので負担にならないなど、盛んに喧伝して回っていた。

 性的な映像、刺激的な画像や動画が急増し、性行為を思わせるようなポスターが至る所に張られ、CMもたいていは女の乳房や生足やお尻などが使用され、四六時中、男の情欲を煽るような情報に溢れかえるようになっていた。

 また一方で、女性に対しても、性欲の赴くまま、誰とでも好きなだけ行為に耽った方がいい、その方がむしろ道徳的であるとさえ思わせるような論調が盛んにいわれるようになる。

 妊娠できる肉体ならいくらでも精を溜め込もう、妊娠できなくてもチャンスが来るから、諦めずに誰とでも、性感の赴くまま快感を楽しもうといった、思想的刷り込みが行われていた。

 そして、男たちは子供から大人まで、一度に何回でも射精ができる身体になれる、ある程度、僕くらいのおじさんになっても枯渇がなかなか訪れない、中学生男子以上の絶倫になれるという薬が支給され、僕も健も飲んでいる。

 僕たち親子はその行為に、何ら不思議な感じを抱くことなく、みんながそうしているからなんとなく習慣で飲んでいる、という軽い気持ちで、それを服用していた。

 そんな中で、姪の二人を引き取ったのである。

 逆に、一週間、どうして無事だったのか、後になってみれば、そっちの方が不可思議なのであった。

 姪たちはパンティにキャミソール姿で家にいることもめずらしくなく、半ズボンやミニスカートなど、四六時中生足は確実に露出していた。

 特に姉の佳世は、いつも前屈み気味に、若い乳房の谷間が垣間見えるようなポーズで、胸の形だけ整えるエアブラジャーで乳首も浮かび上がるような露出度高い服装で、昼も夜も過ごしていた。

 そのうえ、沙世に至っては、胸部までしかないノースリーブのシャツ一枚で、ブラジャーさえつけておらず、少しだけ膨らんだ胸板と乳首が、ぽっちりと浮かび上がっている格好が好きだった。

 もちろん沙世のおへそも腹部も丸見えに露出し続けている。昼間は課題が終わると、セパレーツ水着で外出する日もあり、帰ってくれば、その水着のまま夜まで過ごしていた。

 女余りが深刻になり、過剰に肌を露出することが大流行だったのである。

 一週間経つころには、僕も健も、姪たちをただの家族ではなく、完全に「おんな」として見始めるのも道理だった。

 少女たちには出会いがほとんどなく、男を捜しに出かけたところで、街を歩いているのはライバルの娘たちばかり。肌を露出させても、それを凝視してくる異性に巡り会うことができず、当然妊娠のチャンスもまったく訪れないまま、一週間が過ぎていた。

 彼女たちもまた、僕たちを「おとこ」として見始めるのだった。

 僕と健は検査の結果、妊娠させる確率はともに65%程度と判明した。かたや佳世と沙世は、90%に近い確率で受胎可能ということも分かった。新しい家族生活が始まったタイミングで、親戚たちの勧めで検査を受けていたのだった。

 このことは、20年前に比べればはるかに劣るものの、性行為を続ければいつしかは、子宝に恵まれる可能性が高いことを如実に示している。

 少女たちの目の色が、にわかに変わりはじめたのは、検査結果が出て以降だった。僕たち親子は、頻繁に、佳世および沙世と目があうことが、多く目立ち始めた。彼女たちが僕たちをじっと見つめ、顔を上気させているためであった。

 少女たちはひっきりなしに僕たちを見ている。だから僕や健が、佳世・沙世を見た瞬間は、じっくりと目が合ってしまうのだ。

 少女たちは目を逸らさず、まっすぐ見上げてくる。それは、父親を尊敬して見上げてきたり反抗したりするまなざしではなく、異性を欲しがる甘えた、それでいて何かをゴッソリ吸い取ってやろうという、女の本性めいた底知れぬ深さをたたえたまなざしだった。

 まずい・・・

 僕は危機感を覚え始めた。

 相手は実の娘たちではないにせよ、親類としてかなり近しい間柄の姪たちだ。そんな年端も行かぬ若娘たちを、性欲解消の相手や、自分の子孫繁栄の相手として見ることは、まだまだ自分のなかで、道徳的に許せない部分を残していた。

 法改正がなされ、姪の子を孕ませても罪にはならないけれども、10歳以上の妊娠可能な女子であれば誰でも生殖は可能である上、男シェアリングで、別の女の子を抱くことも可能になってはいた。

 けれども、どうもそういう風俗的な”乱れ”というものが、人間の人間たる理性、本能と欲望のまま流されるだけの存在とは一線を画した存在感をも、根底から失わせるのではないかと思っていた。

 いや……本当は、自分でも分かってはいる。それだけ子孫存続が大ピンチになっている時代になってしまっていて、男女ともにどうしても、それを受け入れるほかはないのだということを。

 姪たちも理性的には、家族として過ごしている相手の子を身ごもることは、はばかりたかったのかも知れないし、とっくにそういう嗜みを捨て去ってしまったのかも知れないが、いずれにしても、時代背景と、自分たちの置かれた状況を、よく理解はしていたようである。

 10日ほど経った夜中。

「!!」

 気がつくと僕は、全身を縛り付けられていた! 暗めの部屋に立たされ、革ベルトのようなもので全身を固定されている。裸になっていて、手足も腰回りも固定されて動かせない。

 ういぃぃぃん・・・・・

 革ベルトの、手足部分はがっちり固定したまま動かないが、電動式で、腰部分だけが勝手に前後に動き始める。僕の腰は、機械によって、ういんういんと前後にくねり、バック結合でピストンしているみたいな動きに変わっている。

 僕の臀部には女性の肌と同じ弾力を持つ、大きな丸い塊が貼り付いて、その内部の空気が膨らんだり萎んだりする勢いで、僕の腰が前後するような仕掛けになっているらしい。

 つまり、僕のお尻は女性の柔肌と同じ圧迫によって押され、むににっとやわらかく潰れながらも無理に前に突き出させてくる。空気が萎めば革ベルトも元に戻り、僕の腰は引き戻される。

 そんなピストン運動が、勝手にカクカクと続けられる。ペニスは誰もいない中を、虚しくてろんてろんと前後に振り回される。空を切る運動で震えている。

「おとーうさん♥」

 ぽわっと明かりがともると、全裸の佳世ちゃんが近づいてきた! 佳世は背中を向け、僕のペニス部分にお尻を押し当てると、膝に手を乗せて、グイッと腰を突き出してくる。

 すると、ずっと空を切って前後していただけのペニスに、女の子のやわらかなお尻の弾力が伝わってくるようになった。

 佳世より僕の方が背が高いのに、なぜか佳世のお尻は、僕の股間にちょうど当たる位置にあり、ベルトがピストンするたびごとに、ペニスがうにゅっ、むにゅっ、と、佳世のお尻に潰れてしまう。

「やめッ……ダメだって佳世、そんな、ことっ・・・」
「私、お父さんに恋しちゃった、ね、高校生のお尻、いーい気持ちでしょお!?」
「うああ!」

 ピストンが勝手に早くなる! 僕は意図とは無関係に腰を激しく前後に動かし、ペニスを佳世のお尻に強く押し付け続けた。いきり立ったペニスは、佳世の臀部の肉にどこまでもめり込んでいく!

「……恋? 愛? それとも……くすすっ、お尻はおちんちんを裏切らないよ? やーらかい、でしょ?」
「うっく……やゎらかいっ・・・」

 ペニスが佳世のお尻の弾力を味わい、無理にでも前後からムニムニと圧迫され、一秒に4,5回のスピードでぐにぐにぐにっとペニスの棒が佳世のお尻でやわらかにこすれ、揉まれ、そうして執拗に佳世のお尻にめり込んでいく。

 ぐちょお・・・どろぉっ・・・

 急激な快楽が股間から奥へと突き抜けると、大量の精液がペニスからほとばしるのを感じた! ああっ……ついに佳世と、いけない肉体関係に至ってしまったかッ……その背徳感と、強烈な性感ばかりが股間に残存した。

「!!!」

 びくっと身を震わせて目を覚ます。ひとり。薄暗い部屋の中。だが、そこは見知らぬ場所ではなく、間違いなく自分の寝室であった。そこには自分以外、誰もいなかった。

「ゆめ……っ・・・はっ!」

 しまった……夢精……している!

 性欲が高まり、溜まり込み、何度でも射精できる肉体へと、薬で改造されているので、老化の進んだ男であっても、夢精が起こるほど絶倫になっているのだった。

 こんなの、思春期や20代前半の青年までがせいぜいのところで、それ以降は、夢精に至れるほどの溜め込みが起こらず、むしろ何日でも射精を我慢できる身体になるものだ。

 しかし、ほんとうに20年ぶりくらいに、僕は夢で射精をする快楽を、勝手に味わってしまっている。夢で精を奪う悪魔に取り憑かれた感じが本当にした。

 念のため、本当に部屋に誰もいないか確かめる。さっきのシチュは、完全に僕の夢の中の出来事のようだった。佳世ちゃんはいない。

 だが、夢の中に佳世ちゃんがあらわれ、そのふくよかで女の子らしいハリのあるお尻を空想して、そのヒップに何度もペニスを押し付けこすりあげる装置によって、精液を吐き出すまで、佳世の臀部を詳細に頭に描いていたのは間違いなかった。

 そのことは、僕の理性はともかく、本能が、佳世を女として意識し、異性としてその肉体を欲しがったことを、間違いなく物語っていた。

 なんて・・・ことだ。

 僕は急に落ち着きを取り戻した。下着を取り替え、水洗いをしてから洗濯機に放り込む。子供たちは寝静まっている。見つかりはしなかった。

 まだ……身体の奥には性欲の疼きが残っている。この年齢になってくれば当然、射精したら”しばらくはいいや”という淡泊な状態になるのであるが、そうなっておらず、出したての中学男子でさえも、ここまでの快感の疼きは味わわない。

 どうしても、薬の効果で生殖細胞が急ピッチで生産され続け、精通始まりたての少年以上に、一気に溜まり込んでは、何回でも吐き出せる肉体に、本当に変えられてしまったようである。

 しかしそれにもせよ、よりによって、一緒に暮らしている姪っ子で夢精するとは情けない。僕は自分を責め、二度と、夢でさえも佳世・沙世では出さないと心に誓った。

 夢の中で迫ってきても、彼女たちでは欲情せず、射精はしない。よしんば薬の影響で夢精を余儀なくされるとしても、少なくとも相手は姪姉妹以外だ! 二度は許さないぞ!

 翌朝。子供たちは学校に行く。仕事のほぼ100%はリモートで、教師も自宅PCから授業を行うのに、なぜか学生たちは学校に行く。

 ただし、そのほとんど全員が午前だけで帰ってくる。あとは自宅学習で、やはりPCや端末によって、自習プログラムによって簡単な学習を済ませ、それだけで頭にたたき込めるようにうまくカリキュラムが組み立てられているのであった。

 午後は僕一人の世界。夕飯も、子供たちとは別に取る。その時間帯までが仕事タイムだから、誰も部屋に入れず、緊急時以外は子供たちも連絡を取ってこない。禁止しているからだ。

 リモートとはいえ仕事は仕事。出社と同じように、僕は今は「いない」のと同じ扱いにしてあるんだ。

 そのくらい徹底していたおかげで、僕は仕事の時間帯、姪たちのあられもない薄着姿を目にせずに済んでいた。モードを変えて一気呵成に手を動かすこともあれば、じっとAIたちの動きを監視するだけで何もしない日もあった。

 いずれにしても、その間は集中を途切れさせなかった。

 午前中は少女たちは学校、午後は僕が仕事モード。彼女たちも出かけることが3日に1回くらいはあり、顔を合わせなかった。

 ただ、僕と健の妊娠させ率が高いと知った日から、彼女たちの外出は露骨に減少したのも事実だ。それまでは一週間、ほとんど毎日午後は外出していた子たちが、家にいるようになったのである。

 これで、いくらこちらが興奮度を高めたところで、姪たちは僕に手を出してくるなんてとち狂ったことはしないだろう。

 そして、健はまだ10歳、夭折を防止するための手厚い教育施設から引き取ったばかりで、精通もまだのはずだった。

 生殖細胞自体は採取できたけれども、まだまだ、性感刺激にうとくて、異性でセックスして精液を吐き出すなどという知見をいっさい持ち合わせてはいないだろう。

 そんな状態の健を、姪たちは異性として見てはいるけれども、おいそれと手を出してはいないようだった。健なんかで妊娠しようとは、姪たちも考えなかったようである。きっとそうだろうと、思っていたんだ。

 そんなわけで、ターゲットの僕が身を守り切れれば、あと2年くらいは、この絶妙なバランスを保ちながらも、禁断の一線を踏み越えずに済むはずなんだ。健が思春期精通を超えてしまったときには、別の方策を考えないといけないだろうな。

 いまは、僕自身がしっかりしさえすればいいんだ。佳世にも、ましてや沙世になんて、絶対”女”を感じないぞ。

 日が暮れた。僕は遅い仕事を終わらせ、一人食事をとる。そして、風呂を沸かし、ひとりで入る。湯船に浸かって、先の心配を考えない悪い癖に浸り、目先のことだけ、明日の業務のことだけ考え、身体を温めていた。

「真一、さんっ……」

 がらっ!

「!!」

 浴場に、裸の沙世が入ってきた。

「なっ……なんでっ……」

 沙世は僕のことを父親ではなくオジでもなく、本名で呼んでくる。それどころか、昨日は確か、佳世も僕を真一と呼んできた。一体、なんなんだ……。姉妹の中で、はっきりと僕の位置づけが、変わったとでもいうのだろうか。

 い、いや……そんなことより!

 まずい!

 沙世が、もう思春期を迎えて、しかし首から下の毛はきちんと丁寧に処理済みのツルツルの裸体をさらけ出して、裸で迫ってくる! そんな……佳世ちゃんの完成した高校女体ならともかく、妹の沙世が先に、裸を見せてくるとは想定していなかった!

 12歳の、上半身はすらりとしていて、それでいてちゃんと胸部にはやや膨らんでいる肉の痕跡が見受けられる、綺麗な白い肌が、僕の前にさらけ出されてしまっていた。

 沙世の下半身は、ちゃんと女になっているし、生足もシコシコもっちり膨らんでいて、下腹部と両脚は、完全に異性としての魅力と輝きを誇っている。この子は来年中学生、性徴が鮮やかに変貌しているのは、なまなましく身近なものとしてはっきり感じ取れた。

 い、いやいやいや!

 それ以上はダメだ!

 いくら妊娠可能といっても、まだ子供すぎるだろ沙世は。こんな娘に、異性の特徴を読み取るなんて、佳世への劣情以上に背徳的なことだ! 僕は理性をフル稼働させ、どうやってこの状況を乗り切るか考え始めた。

「いっしょにお風呂するの、初めて、だね。」
「……!」

 あ、そういう、こと、か。

 僕は一瞬、急激に心臓が高鳴ったものの、すぐに冷静さを取り戻した。まだ、両親を亡くして間もない娘。年端も行かぬ、寂しい頃合いなんだったな。

 父親、あるいはその代理となる人物と、一緒の風呂に入りたかっただけ、なんだ。単純に、一緒に入浴して、それで終わり。それ以上でも、それ以下でもない。そうだ、父親が娘を風呂に入れて面倒を見るのと、まったく同じではないか。

 ……!?

「気にしなくても、いいよ・・・。自分で、洗えるから、ただ、一緒に入りたかっただけ。ね、毎日じゃなくていいから……いいよねっ」
「……!」

 沙世はひとりで体を洗い、頭にシャンプーを満たす。僕はどこかで強い違和感を感じた。ほんとうに・・・ただ、入浴を一緒にしたかっただけ、なのか……?

 なにかが、違う!

 父が娘と一緒に風呂に入るって、沙世はいくらなんでも、その頃合いはとっくに卒業し終わっている精神性徴を遂げているはずだった。

 それなのに、露骨に性的な衝動を持っているわけでもないし、僕の欲情を誘っているわけでもなさそうだった。ただ大人の男と一緒に入浴できていることを、純粋に子供っぽく喜んでいるだけに見えた。

 違和感が強く残っているけれども、僕の方が沙世に性意識を持たないかぎり、沙世の方から何かを仕掛けてくることはなさそうだった。

 落ち着け、落ち着くんだ……。沙世は純粋な娘だ。悪気があったわけではない。ただただ、ほんとうに……一緒にオフロしたかっただけ、なんだ。僕の方が、劣悪な視線で沙世のことを見ているにすぎないんだ。

 シャーーーッ

 シャワーで沙世が石鹸を洗い流す。ふわりと女の子らしい香りが、浴室いっぱいに拡がった。

「ふふっ、二人で入ると、ちょっと狭いね。」

 沙世は僕の目の前で、全裸で湯船に浸かった。彼女が湯船に身を浸すときに、僕は一瞬、クリトリスを垣間見てしまった。そのくらいに間近で、オンナ表面のツルツルピンクのきれいなワレメを、瞬間だが目の当たりにしてしまったのだった。

 そのあとは、湿った髪と、幼い顔立ちのかわいい沙世の姿しかなかった。

 上半身は胸にチョッピリだけ女らしさがあるとはいえ、するーんとしたまっすぐな体形で、じっくり観察しさえしなければ、その肌のきめ細かさや触り心地良さそうな吸い付き具合を、沙世から急激に感じ取れるはずがなかった。

 証拠に、沙世の方から僕にしがみついたりなど、なにか性的な誘惑を仕掛けているわけではない。

 ただひたすら、ほんの数センチ先に、12歳の女児の裸があって、ほんの少しだけでも脚を動かせば、僕の内股が沙世の肉体のどこかにぶつかってしまいそう、ほんの少しでも理性が崩れて手を伸ばせば、沙世のどこのかしこもを愛撫できるほどの距離にあるというだけのことだった。

 僕は落ち着き払って、意図的に沙世から目を逸らすように心がけた。そうだ。こっちが劣情をこの女の娘に対して催し、わるい欲情を抱きさえしなければ、なにも起こりはしないんだ。

 ちょうど、公衆浴場で父娘が男子風呂に入ってきて、幼い娘がツルツルのオンナ表面で一緒の湯船に浸かってきたからといって、それを凝視したり意識したりしさえしなければ、何事もなく終わる。それとまったく同じだ。

 こっちが沙世を意識しなければ、たださみしがり屋の娘と一緒に過ごし、彼女を癒やしたというだけになる。そう、それだけ、なんだ……。

「・・・もう出るね。一緒にいてくれて、ありがとう!」

 ザバッと沙世は立ち上がった。僕は彼女のオンナ表面のスジを見ないよう、意図的に目を逸らし、横の壁を凝視した。彼女の肢体は視界から外れた。

「真一さん。」
「!!」

 ぎょっとした。沙世が僕を呼ぶ抑揚の付け方は、娘が父を呼ぶそれとは、完全に違っている。まるで恋人を作ろうと迫ってくる、女子の色気漂う迫力に満ちていた。

「私も……もう、おんな、なんだよ? 覚えていてね。」
「なっ……!!」

 しまった! 沙世のじかに迫ってくるスタイルではなく、回りくどく近づいてくるトラップに、すでに嵌まり込んでいることに、やっと気がついたのだった。やはり、その歳で一緒に入浴したいということ自体が、おかしなことだったんだ。

 僕はつい、沙世の呼びかけに驚き、彼女の方に顔を向けてしまった。目の前には、小学生とはとても思えない、女としての形状を確実に体現している、沙世の臀部がずっしりと迫っていた。

 沙世は浴槽から上がり僕に声をかける瞬間に、くるりと後ろを向いたのだ。そうして、自分のお尻を、じかに僕の目の前に見せつけてきたのである。

 僕は彼女の尻肉に、夢で見た佳世のお尻のやわらかさを思い出した。沙世もまた、同じくらいのめり込み具合の良さを、すでにその年齢で獲得しているかのようだった。

 そればかりでなく、沙世の太ももの膨らみ、女らしい内股の形状も、しっかりまぶたに焼き付けてしまっていた。

 この脚を撫でさすったら、さらにこの脚が僕の脚にこすりつけられたら、どんなに心地よい思いができるだろう。スベスベでハリがあって、吸いつくみずみずしいきめ細かさを具えている。尻と脚の肉がフルルンと揺れながら、沙世が浴槽から上がる。

「じゃあ、またね♥ クスクス」

 沙世はイタズラっぽい笑い声をあどけなく投げかけながら、浴場をあとにした。直後にドライヤーの音が鳴る。

 ああっ・・・

 すっかり、のぼせ上がってしまった。

 ドライヤーの音が止み、彼女が身体を拭いて出て行くまで、洗い場の椅子に腰掛けて、すっかり火照った全身を冷やし続けるしかなかった。しばらく経つと、沙世も着替え終わって、出て行ったようだ。

 僕は股間の奥がキュンとくすぐったく疼くのを堪えて、ソコも含めての火照りを解消すると、風呂場の電気を消した。

 夜。一人になる。

 簡単には、寝付けそうになかった。

 目を閉じた途端に、沙世のお尻が急激にフラッシュバックしてくる。薬のせいで性欲がギンギンに高鳴り、性に未熟な少年のように、オナニーをガマンさせられた若者のように、お尻の奥がくすぐったく疼き続ける。

 玉袋に生殖細胞がぎっしり溜め込まれ、すぐにでも吐き出したい衝動に駆られている。布団を被ると、誰かがしがみついているのではないかと思えるくらい敏感になっている。布団の感触が、女体にさえ思えてくるほど、熱くたぎってしまっていた。

 か、考え……直せ……沙世は小学女子だぞ!? 受胎可能といっても、コドモのままだぞ!? しっかりしろ! 自分は父だろう!

 少なくとも相手は姪、自分はオジだ。認められている範囲とはいえ、沙世に性欲を駆り立てられるなんて、おとなの男として大恥ではないか。忘れるんだ。沙世のかわいらしい稚い顔も、目の前に迫っていたヒップのことも、考えるのをやめよう!

 だが、仮に沙世を意識から遠ざけたところで、ギンギンの性欲はどうにもできなかった。よしんばロリの獣道に陥らなくて済ませられそうだとしても、この性衝動を抑えるのには時間がかかりそうだった。

 そして、いま抑えつけられたとしても、また夢の中で、誰に襲われるかも分からない状態だった。少なくともあの姪姉妹が相手だったら、最後まで律動を堪えきらなければいけない。

 時間が経った。

 自分は眠っているのか。夢の中の世界にいるのか。どっちともつかない状態だった。自分であることは分かっているけれども、映画のように自動的に進んでいく夢の世界とは少しばかり違うように感じる。

 状況のコントロール、少なくとも自分自身のコントロールは効きそうに思える。がしかし、すぐに何もかも判然としなくなり、どっちつかずという状態に陥る。

「真一さん……」

 もぞっ……

 僕は布団の中に確かにいる、と感じる。

 だが、着ているはずのパジャマの感触がなく、自分が何も身につけていないと思えた。真っ暗で何も見えないが、甘い香りが布団の中に漂っている。

 心地よいまどろみ。そして……ぐにっと、背中でやわらかな乳房が潰れたように思えた。じかに女子高生の肌が、僕の背中に押し当てられた。

 びくうん!!!

 僕は驚いて起き上がる。明かりをつけ、ベッドから転げ落ちるように飛び出した。間違いなくさっきの感触は、胸の膨らみと肉付き、生足の感触から、佳世ちゃんの若い肢体ではないかと思えた。このまま眠っていたら、また彼女で夢精させられてしまうところ、だった。

「ふふふっ、夢じゃあ、ないよ?」
「!!!」

 僕は裸だった。寝ている間に脱がされていたらしい。そして、僕の寝室には……確かに、パンティ一枚姿で潜り込んでいる、佳世の姿があった!

「何をしているんだ!」
「夜中だよ? 大きい声は出さないで? くすす……」
「くっ……」

 佳世は、僕の布団で胸元を隠し、首だけを出して、イタズラっぽい目で僕をじっと見つめている。しかし時折、布団から手を緩め、胸の谷間の一部や、脇の下、肩の肌をあらわにすることがあった。

「悪いことは言わない、すぐに自分の部屋に戻るんだ。服を着て、だ。分かったらすぐ実行せよ。」
「ふふっ! 真一さん、いっぱい強がってるけど、おちんちんはガマンできないっていってるよ? ホントに帰っちゃっていいなかなー?」
「帰るんだ、帰れ……」

 なんとか落ち着きを取り戻そうとする。

 これは……夢、ではない!

 眠りかけていたので、佳世が背後から抱きついてきた出来事を、まだ夢ではないかとさえ思えてしまうが、いま、明るい部屋の中で、はっきりと佳世がいる上、僕の覚醒度も上がったため、まちがいなくこれが現実だと認識できた。

「残ー念。夢だと思わせて、私のカラダで抜いてあげたかったのに。」
「もう一度言う。帰るんだ、分かったな?」
「そう……。真一さん、私たち、ずっと真一さんと健くんを、見てたんだよ? じっと、ずっと、じっくり……ね。」
「……。」
「私たちの視線に、気付いてたクセに。」
「……。」

 胸の高鳴りを、必死で堪えようとする。たしかに姪姉妹に見つめられ、ドキドキが沸き起こっていたのは事実だし、強く異性として意識し始め、夢精までし、さらに沙世のお尻を目の当たりにして、決定的な性衝動の領域に踏み込んでしまったのも確かだ。

 薬のせいだけではなかった。彼女たちの視線から、はっきりと性的な魅力を感じ取り、僕たちと行為したいという彼女たちの無言の熱視線を受け、本能的にそれに応えてしまいたい、快楽を彼女たちで得たいと強く思ってしまった。

 だがそれを、父として、大人として、必死で抑えつけてきたのだ。

「私たちの肌、真一さんも健くんもあんなにまじまじとチラ見してたくせに。」
「うぅ……」

 くぐもった声を出すしかできなかった。やっと一瞬声を絞り出せた感じだ。ぐうの音も出なかった。

 彼女たちの柔肌、小学生と高校生という、12歳の蕾と17歳の熟した果実の両方を比べ、その生足の女らしさ、お尻の膨らみ、姉の方が大きく発達した乳房、脇の下や背中、お腹周りの肌……僕たちはたしかに、この姉妹の薄着から露出される肌を、ことあるごとに目に焼き付けていた。

 無意識の所作だった。姉妹が僕たちをじっと見つめ続けているのだから、僕たちが姉妹の身体を見ていることなど、全部お見通しというわけだった。

「真一さん。昨日、夢精したでしょ。」
「!!!」
「私たち、見ちゃった♪ ていうかー、そうなるの、待ってたんだよ? 一体、ダレのカラダが夢に出てきたのかなー? 私? 沙世? くすすっ……ずっと誘惑してたら、いつか精が溜まって、私たちのうちのどっちか、あるいは姉妹2人ともかなー、真一さんの夢に出てきて、夢精するまでいい気持ちにできたんだよね。」
「うぐっ……」
「図星じゃない。ねっ、私たち、それを待ってから、沙世を真一さんのお風呂場に向かわせたんだよ? ぜぇんぶ……作戦どおり、なんだからっ……ほら、今日も、沙世のカラダを見て夢精しそうになってたでしょ。そのタイミングで、真一さんと気持ちいいコトしたいと思って、夜這いしちゃった☆」

 なんということだ……全部、すべて……姪姉妹の計画通りだったとは!

 夢精するところまでが、彼女たちの計算。そこまで性欲が高まる状態で、姉妹の肉体を僕の脳裏に刻み込み、彼女たちへの情欲を湧かせるお膳立てを仕組んでいたということになる。

 熱視線も、自然と夢精に至ることも、その日の入浴で沙世のお尻を見せつけることも、そしてその夜のうちに、性欲処理をしきれない僕に佳世が半裸で入ってくることも、なにもかも予定どおりだったんだ!!

 いや……ここで、このタイミングで、僕ががんばって姪たちへの情欲を抑えきることができさえすれば、性感と強欲に堕落しさえしなければ、なんとかピンチは取り除けるはずだ。

 ここで彼女たちの誘惑に抗い、見事に乗り切りさえすれば、少女たちは多感にして移り気、きっと他の男たちの元へと走ってくれるだろう。

 オジやハトコの種を身ごもるなら、もっと多様な遺伝子を孕んだ方が、彼女たちのためにも子供たちのためにも、世の中のためにもなるに違いない。

 性欲など、自分の自慰行為でなんとでもなるんだから、目先の快感に負けるようなことがあってはならない。だからいまここで、強く彼女たちをきっぱり拒否するんだ。

 僕はまっすぐ佳世の熱視線に応えた。ただし、冷徹な父親としての厳格な目線に戻っている。

「ふふっ……そうだよねー、そうこなくっちゃ。真一さんが最後の理性を振り絞るのも、分かってたよ?」
「部屋に戻るんだ。もう、僕たち親子を対象から外してくれ。」
「いいよ……ただし、コレを見て、それでも私たちの魅力に負けなかったら、ね。」
「!!?」
「真一さんがお父さんになれるかどうか、最終テストだよ♥ ビデオ見終わって、私を抱きにベッドに来たら真一さんの負け。全部見終わっても、トイレで自分で抜いて処理できたら、お父さんの勝ち。……途中で抜け出すのは、だめだからね?」

 佳世がテレビのスイッチを入れる。あらかじめセットしておいた動画ファイルが再生される。僕はこれを見て、姪姉妹に対して操を守り抜けるかが試される、ということは、間違いなく動画の中身は姪たちの刺激的な映像であるに違いなかった。

「……。」

 再生が始まると、そこにはレオタード姿の沙世の姿がはっきり映っている。部屋の中には間違いなくこの姉妹がいるのだが、姉の佳世は撮影に回っており、映っているのは沙世1人だった。

 白いレオタード姿で、ぴっちり身体に貼りつき、小ぶりながら胸の膨らみもわずかにうかがえる上、ちいさなちいさな乳首の浮かびもはっきりくっきり表れている。

 もちろん、ストッキングなどというズボンは身につけておらず、横尻丸出しになるくらいに角度が急で露出度の高い、生足も内股もはっきりクリアに見えるレオタードだった。

 よく目をこらせば、おへそまで見えるし、オンナのツルツルタテスジもぴっちり浮き出ている。白レオタードというより、白濁半透明のレオタードという方が正解かも知れない。

 つまりその気になれば、僕は沙世の全裸姿を凝視し、容易にそれを空想するほどにまで、彼女の肢体の何もかもを見通すことができるということ。それだけ生地が薄く、彼女の肌色が透けて見える格好をしていたということである。

 だが……僕は沙世のお尻を間近で見たあのフラッシュバックを思い出しながらも、気を引き締め直す。

 ペニスは、たぎる性欲が収まりのつかない状況にある中、いつ夢精してもおかしくないほど溜まりきっているがゆえに、そしてすぐそばに半裸の佳世が待ち構え、いつでもセックスに及べる状況にあること、ほとんど裸同然の透けレオタード姿の沙世が、画像いっぱいに映し出されていることが加わって、きゅんきゅんと大きくくすぐったい疼きを伴って隆起したままだ。

 それでも、立場としては娘とまったく変わらない、姪姉妹を性欲対象として、彼女たちに精を吐き出すわけにはいかないのだった。

 この画像誘惑を堪えきり、彼女たちが僕を諦めてくれさえすれば、その前段階が計画通りだったとしても、それ以降は失敗ということになる。そうなれば、きっと彼女たちも納得して、他の男、若い男性を選ぼうとしてくれるはずだ。

 なんとか、肉体で理性を示し、父の尊厳を保って、これほどに年の離れた異性を子作り対象にしないよう、教え諭さなければならない立場なんだ。

 動画から目を逸らしたり目をつぶったりすることは許されなかった。そんなことをすればすかさず、佳世が飛び掛かって、無理にでも挿入まで持ち込んできてしまうだろう。

 僕は背後から彼女に監視されている。怪しまれる行動は取れず、素直に沙世の姿を見続けるしか選択肢がないのだった。

 沙世は、ぺったんと床に尻餅をつき、脚を投げ出して、大きく開脚しながら、右へ左へと”ストレッチ”運動を始めた。ゆっくりと大きく身体を曲げ、健康的な肢体で、右指先で右足に触れ、さらに反対方向にひねって左指先で左足に触れる。

 やわらかい身体は、ぐににっと曲がって床板に胸部をくっつけることさえできた。新体操選手がやりそうな柔軟運動を、沙世は時間をかけて続けている。

 カメラがズームアップして、沙世のあどけない顔立ち、膨らみ始めた胸部分を映し出す。乳首の突起がしっかりと浮き彫りになっており、目を細めればレオタードの白が消えて、彼女の肌色がまるごと透けてしまいそうに思えた。

 少女の腹部も脇腹も透けて見える。ストレッチをすると、少女のしなやかで細い体つきによって、彼女の肋骨までが浮き出てくる。それは、女らしい肉付きの良さではなく、上半身はまだまだ、こどもの細っこい未成熟な状態をあらわにしている。

 映像はしかし、沙世の内股や生足太もも、ふくらはぎやお尻へと切り替わっていき、下半身がアップで映し出される時間が長くなっていく。

 すると不思議にも、上半身のまっすぐな体型、あまり女性性を感じさせない部分から、一気にやわらかな膨らみをたっぷりたたえた下腹部中心になり、その女性的な膨らみが、もうすぐ中学生になる小娘の成長度合いを、じっくり醸し出しているのが分かる。

 腰回り、臀部、そして太ももは、まさに女の肉厚な、若くみずみずしい肌の質感をそのまま伝えてくる。

 沙世はゆっくり動いているので、その下腹部の肉のひしゃげ方も、ぐににぃっとやわらかに、もっちりと膨らんでいく。太もも生足は、もはや吸いつく質感を存分に蓄え、どこまでもツルツルスベスベで、ハリがある溌剌とした肌表面を誇っていた。

 レオタードに阻まれているけれども、クリの突起までがはっきり浮かぶ薄い生地のレオタードのせいで、オンナ表面のタテスジが露骨に浮かび上がってしまっている。

 ソコは未成熟ながらも、もはや男根をすっかり収めることができるほどの深みと”実力”を獲得してしまっており、内部の締まりとしごき能力は、十分に精液を搾り取ることができる器官へと、最低限発達しているようだ。

 からだが小さい分だけ、その膣も狭くてよく締まりそうだ。

 沙世は逆立ちをして、大きく開脚したままじっとしている。華奢な肉体ながら、運動能力は相当に高い。体操選手がこの体勢を維持するのはたやすいかも知れないが、逆立ち開脚でバランスを保つことの困難さは、沙世を懸命な練習に駆り立てたに違いなかった。

 その小学臀部は、風呂場で見た、あのなまのお尻そのものだった。ぷっくりと膨らみ、こぶりながらも丸みをすっかり帯びきってしまったヒップの弾力が、ズームアップで画面いっぱいに拡がっている。

 生地の角度が鋭く、半分以上はお尻の肌が露出されている上、薄い生地によって、お尻のワレメがくっきりと浮き上がっている。僕は沙世のお尻を、風呂場で見た一瞬ではなく、長時間じっくり見続けてしまう。

 あのかわいらしくも女性性を具えた桃のような臀部の膨らみは、いまや惜しげもなく僕の目の前で露出されているも同然だった。

 そして彼女の後ろ脚もまた、小さく細みがありながらも、ぷるんと震える肉付きで、開脚によって、天井に向けてオンナのワレメもクパッと拡がっているのが分かった。

 立ち上がった沙世は、佳世の撮影するカメラの前に立ち、脚を拡げて横向きに内股をアップさせる。そして……自分の小さな指で内股の肉をぐにいっと持ち上げ、すっと上に離す。

 すると、彼女の内股の肉が、ぷるるんと大きく震えるように弾け、弾力を持って跳ねっ返りながらふるるんと重力どおりに下に落ちる。

 小学生とはとても思えない肉の震える様子が、じっくりねっとりカメラに映し出された。

 沙世は右足でも左足でも、同じように内股の肉をプルプル震わせて、その部分がいかに女性的な魅力に満ちているかを、しきりに無言で訴えかけてくる。

 姉妹はクスクスッとイタズラっぽく笑うばかりで、誘惑の言葉を発しなかったが、それは撮影そのものを楽しんでいる高校生と小学生の仲睦まじい姿であると同時に、この映像が男を狂わせ、自分たちを性欲対象にしてくれるための大切な一押しになることを確信している、不敵な笑い声でもあった。

 かわいらしくも蠱惑的なクスクス笑いが、幼さと女らしさの両方を同時に醸成し、見る男を虜にしていく。

 沙世はお尻の肉をも指で弾き、下腹部と生足がすでに十分”おんな”になっていることを物語り続ける。

 ああっ……今にも、沙世のレオタードを脱がし、全裸で同じことをして欲しくてたまらなくなる。それどころか、僕自身が、彼女の身体のあちこちを手で撫でさすり、そのブルブル弾ける様子を、じかに目の当たりにしたい欲動に駆られた。

 なんとか……どうにかして、この熱いたぎりを鎮めなければ! 自分の中に沸き起こる、女児への性衝動を抑え込もうと必死に踏ん張った。

 だが、すぐにでも射精したくてたまらないほどパンパンに生殖細胞が溜め込まれているペニスは、沙世の肢体に釘付けになり、ややもすると、この映像をオカズに自分でオナニーしてしまいそうなくらいに、限界に達していた。

 もちろん、そんなことをすれば、佳世が僕の手を振り払って、彼女自身の手で抜かれてしまうことは分かりきっていた。そうなったら完全に、僕の負けだ。

 幾度となく僕は、立ち上がって佳世のいるベッドに入ろうと思っては踏みとどまらせた。また、自分のペニスを掴んで沙世でオナニーしたいと右手を動かしかけては、すんでのところでこれを抑え込んだ。

 10分程度の動画であったが、裸にさえなっていない沙世の性的魅力を、存分に伝える内容だった。沙世と抱き合いたい、姉の佳世はきっと女として成熟して気持ちいいだろう、そんな衝動が、強く強く僕を突き動かし続ける。

 確実に僕は、沙世を抱いてさえ、その幼い肉体に精を吐き出せるだろう。そのくらいに、彼女の下半身はあまりに魅力的なものであることが、このビデオで嫌というほど思い知らされたのだった。

 姉妹が僕の下半身に迫ってきている。父親としては大ピンチの状態だった。カウパーを床に垂らしながら、だらしなく疼く男としての欲情が、どうしても頭と股間から離れてくれなかった。

 ビデオは終わったと思っていた。

 それで終わってくれさえすれば、僕はギリギリ、持ちこたえることができたかも知れない。

 極限のところを堪えきって、一言、断りの小言を佳世に言いつけて、あとは冷水シャワーでも浴びて体を冷やせばいい。たったそれだけで、僕は解放される。そんな簡単なことが、できないはずはないのだった。

「!!!」
「くすすっ……終わりじゃ、ないよ? ・・・ほら。」

 映像が切り替わる! そこにいた2つの小さな肉体は、お互いに抱き合って、しきりに両脚を前後に大きく動かし、お互いの脚を絡め合いこすり合って、何度も何度もキスを交わす姿だった。

「うあぁ……そんなっ……」

”約束、どおりだよー? ね、お姉ちゃんで勃っちゃったら、レオタード脱ぐって言ったじゃない。”
”あふっ……むぶっ……”
”んんっ♥ いい気持ちー♪ ねえ、健くんも、もう限界でしょう? しょうがないよねー♥ お姉ちゃんが裸になった途端に、キミは自分のおちんちんを触っていい気持ちになろうとしたんだから、罰ゲームだよ? オナニーは禁止だって、施設で習ったはずだよ?”

「こっ……これは……」

 映像から聞こえてくる沙世と健の声。抱き合っているのは間違いなく、僕の一人息子と、下半身が女になった沙世の2人だった。

「どお? 健くん、沙世の誘惑に負けちゃったんだよ?」
「そんな……そんな……」

 僕は強いショックを受けた。

 よりによって、10歳になって施設を出たばかりの健が、2歳年上の沙世と、全裸で抱き合っている! そして子供同士で、生足をスリスリこすり合いながら、その感触をお互いに愉しんでしまっていた。その映像が、モニターに映し出されているのだ。

「へへー♪ コレはね? リアルタイムの映像、なんだよ?」
「なっ・・・」
「さっきの沙世の動画が録画した方。真一さんも、沙世のカラダ、じっくり見てたんだよね? でも、先にボッキしちゃってたからー、罰ゲームはなかった。でもね。健くんの場合、沙世のレオタードストレッチ運動を見て、ちんちん勃たせちゃだめ、って遊びにしてたんだ。健くんにとっては沙世はお姉ちゃんだから、成長した身体の魅力には勝てなかったんだね。」
「うっ……うう……」

 状況を整理しきれないでいる。

「つまりー。沙世の動画を、真一さんたち親子はほとんど同時に見てたってこと。で、健くんが沙世を見てガマンできなくなって、ちんちん勃たせちゃったから、罰として目の前にいた沙世がレオタードを脱いだ。そしたら健くん、勝手にオナニー始めちゃったから、さらに罰ゲームってワケ。」

 こういうことか。沙世が魅惑のストレッチや、女の部分を強調しているビデオを、僕”たち”は見せられ、健は感極まってペニスを隆起させてしまった。もし健が勃起したら、沙世はレオタードを脱いで、健の目の前で裸になる約束だった。

 だから健は、必死で欲情を堪えようとした。けれども健は、あまりに甘美な沙世の脚やお尻や性器のスジを見せつけられ、耐えきれずにペニスを反応させてしまう。そこで、約束どおり、沙世は全裸になってしまった。

 そして……なまの年上女児の姿が目の前にあり、オンナもお尻も全部を丸出しにしてしまった沙世を見て、健はさらに、自分でペニスをいじり始めてしまった。

 僕が必死で、自分の股間を掴まないよう堪えていたけれども、健は幼すぎたために、それもできなかった。できる道理がなかった。

 そのため、さらなる罰ゲームとして、健は沙世に抱きしめられ、なまの素足が、健の両脚をスリスリこすれ、健も必死で脚を動かして、お姉ちゃんの生足の感触にゾワゾワと我を忘れている。

 ……その状況にいたって、どこかから撮影されている健と沙世の”今”の姿を、僕と佳世が見せられている、ということになる。

 健もまた、姪姉妹に誘惑され、その毒牙にかかり始めているのだった!

「真一さんは、施設のこと、あんまり知らなかったみたいだね! 健くんはもう、十分性の知識もあるし、快感に忠実になる心構えもできてるんだよ? そういう教育が今は施されてるの。昔とゼンゼン違うんだから。だから、沙世の誘惑になんて勝てっこない。薬のおかげで健くんも精通できてるし、このまま沙世の脚で精子出しちゃうね。」
「そんなっ!!」

 本当に知らなかった。

 施設で子供たちがどう扱われているのか、大切に育てられ、致死率を最小限に抑えるよう工夫がなされているということは分かっていたけれども、そしてそれでも男児の夭折率は依然高いままで、女子の方が圧倒的に多い状況に追い込まれていることも知っていたけれども、その教育方針や内容までは、まるで分かっていないのだった。

「女の子はどんどん性に開放的になり、快感を与えるよう訓練され、いち早く生殖できるように仕込まれる。誘惑の仕方も、バッチリ鍛えられて卒業する。施設を出た女の子はすぐにでも受胎できるよう、考え方から身体のつくり、そして男の人を気持ちよくする方法のすべてを教え込まれる。だから、誰でもすぐ、施設を出たら男を捜し始めるようになってる。男の子は、生き残ることが大前提で、その上で生殖の教育を受け、オナニーを禁止され、あくまで女の身体でイクことを教わっている。だから健くんも、沙世の体を正直に欲しがるし、もう射精して妊娠させることもできるようになってるんだ。沙世も私も、真一さんだけでなく健くんも狙ってたんだから。クスクス」

 沙世は大きく脚を滑らせて、健の両脚をかわいがっている。ちょうど下腹部がアップされるように、カメラが自動でセットされているようだった。

 20年前には顔認証・自動検知装置が実装されていたが、いまは佳世の設定で、全体を映す機能と、腰回りだけを映す機能とで使い分けられていた。

 数十秒ごとに画面が切り替わり、顔を上気させる息子の姿と、ペニスを沙世のお腹周りや太ももに押し付けこすりつけるアップとが、交互に画面に映し出されていた。

”うああ! お姉ちゃん……ぼくぅっ・・・”
”いいよ? 健くん好きっ! 私のカラダで精子出してよ!”

 びゅばっ! ピュクゥッ・・・

 健の小さな包茎ペニスから、濃く粘ついた体液が吐き出された。それは、沙世の生足が健をこすり、健がその脚や腰回り、フニフニのお腹にペニスを自分から押し付けこすりあげ、そのやわらかな弾力にほだされ、すべすべこすれる刺激に感極まった結果だった。

”あはっ……健くんイッちゃったね♥ 気持ちよかった?”
”おねえ……ちゃん・・”
”知ってるよね? 今の姿、お父さんに見られてるって……”
”あぅ……知ってた……でも……ガマンできなかったっ・・・・”
”じゃあ、健くんの完全な負け、だよねー?”
”ううっ・・・・”

 沙世はさらに健の脚に素足を滑らせ、刺激を加えて、やわらかな小学生足の感触を、さらにこすりあげて健をいたぶる。

 薬のおかげで、一度出したくらいでは、溜まった体液は枯渇しない。若すぎる健なら尚更、まだまだ出せるだろうし、しかしすぐに絶頂まで追いやられるほどには、性感に慣れていないのも十分分かった。

 数多く撃てるけれども、すぐに出してしまう欠点もあるということだ。

「ああ……」

 僕の心は、ぽっきりと折れてしまった。

 よりによって、息子の健が沙世に脚でイかされてしまった。彼女の太ももにこすられながら、その感触の良さに、彼は耐えきれなかった。

 撮影されたレオタード動画をほぼ同時に見ていたことから考えると、健が勃起してオナニーに及んだ結果、沙世と抱き合い、彼女の下腹部めがけて精を吐き出すのは、かなり早期だったということが分かる。

 僕は動画を最後まで見ることができたけれども、おそらく健の方は、逆立ちシーンあたりでペニスを隆起させてしまったのだろう。

 そして、その場にいた沙世がレオタードを脱ぐと、沙世の生足が弾ける瞬間を見ながら、同時に彼女の全裸をも目の当たりにし、間近でオンナ表面まで見せつけられたに違いない。

 そうなったが最後、幼い健では対抗する手段がまったくなかった。彼は思わず自分の股間に手を伸ばし、動画と現物の沙世を見ながら、ペニスを自分で刺激してしまった。

 そのため、動画が終わるころにはすっかり、2人は子供同士で抱き合い、股間をこすり、素足を絡め合う体勢になってしまっていた。

 動画が終わると、リアルタイムで健が興奮して沙世と抱き合っているシーンが僕の所に流された。それからほとんど時間が経たずに、健は精液を吐き出してしまった。

 息子が快楽に溺れ、あれほど魅力的な沙世の肢体で精を抜き取られる様子を見せつけられ、僕の忍耐も限界に達してしまう。

 健の射精シーンまで見てしまっては、もはやオスとしての衝動は、どうあっても抑えきれるものではなかった。息子の敗北で、父親もまた、この姉妹の肉体からは逃れきれないことを、本能的に悟りきるほかはなかった。

 僕は這うようにしてベッドに吸い寄せられ、のろのろと上がると、布団に潜り込んだ。その先には、すでにパンティまで脱ぎ捨て、首から下の毛を完全に処理しきった佳世が、うずうずと待ち構えているのだった。

「真一さんも知っておいてね? 今の若い子は、男も女も、より快感を深め、情欲を高める目的で、首から下の毛を、根元からすっかり自動で処理するようになってるの。学校にも、駅にも、色々な場所に、自動脱毛装置があるから、出かけた子はみぃんなツルツルになってるんだー☆ だから、触り心地もバツグンになってる。沙世も、いい肌に磨かれてるからねー?」
「うああっ!!!」

 ふもっと佳世を抱きしめると、もう、何もかも理性的な判断はすべて、一瞬にして吹き飛んでしまった。

 佳世の身体は当然、ただやわらかいというだけではなかった。

 どこまでもすべらかで、きめ細かい若い肢体、とりわけ女子高生特有の太まった生足の感触は絶品で、すでに女として発達しきったハリのあるおっぱいの弾力も、心地よく僕の胸板に滑っていって気持ちいい。

 佳世の太ももは僕のペニスも両脚も滑らかにこすれていって、吸いつく肌触りでシコシコと密着し続け、つるつるした肌表面がどこまでも深く滑り続けていった。

「どおかなー・・・私の脚、高校生らしくって気持ちいいでしょ。」
「うっく・・・」

 僕は彼女の脚の動きに応じて、両脚を大きく前後に滑らせ、若い娘の生足の感触を存分に愉しもうと、勝手に彼女の素足に自分の脚をこすりつけ続けた。

 こすれる度に、女子高生の肉付き良くズンとした、それでいてみっちり凝縮された女性性溢れる肌感触が、僕の下半身全てをやわらかスベスベに飲み込んでいく。こすり合えばそれだけ着実に、僕は彼女の両脚に夢中になっていく。

 下の毛さえもしっかり処理し、首から下の毛がレーザーで毛根から取り除かれ、保湿が万全に行き届いている女体全身は、あまりにも甘美な吸い付き具合を誇り、少しでも受胎能力が高まるよう、男の全身を気持ちよくできるように、肌の磨きが完璧に整ってしまっている。

 どの少女たちも、その高度な搾精能力を保てるほどには強化・進歩してしまっているのだろう。女の子たちの肉質は剥き出しの性感神経のようで、僕の肌の内奥にまで食い込んできては心地よく滑り、どこまでも性的にとろけさせる魅力を伴って、体内にぐんぐん侵蝕してくるのが分かる。

 ツルツルのオンナ表面は、彼女の脚の動きに合わせて、ペニスやその周辺、僕の太ももにまで、容赦なく貼り付いてくる。

 吸いつく表面のしっとりしなやかな感触が、反り返ったペニスを圧迫し、さらに滑って、僕の両脚や下腹部にまんべんなくまとわりついてくる。

 ワレメのヒダがしっかりと僕の下腹部に食い込み、いつでも棒を飲み込める体勢が整っていることを、無言で知らしめてくるのだった。

 ペニスは彼女のオンナ表面や下腹部にこすれ、スリスリとやわらかな肌表面に密着して、むぎゅむぎゅと圧迫され続けている。女学生の若い肌質感に密着され、ぐいぐいとリズミカルに引っ付いては緩めて、腰回りの肉の弾力に刺激されている。

 さらに素足にこすれ、オンナ表面にこすれて、僕はいつでも、佳世のお腹でも腰でも表面でも生足でも、精を吐き出せてしまいそうなほどに、高められ我を忘れてしまっていた。

 佳世が大きく腕を張りほどくと、がばっと布団がまくられ、裸の僕たちはベッドの上で、肢体を丸出しにしてしまう。

 さっきまで布団の中で、掛け布団に覆われた状態のまま、全裸の佳世と抱き合って、17歳の気持ちいい肉体肌感触に酔いしれていた上、僕たちの裸体は布団で覆われ密閉状態に近かったために、お互いの体温と運動による熱気に包まれてもいた。

 それが一気にクールダウンし、心地よい風が吹き込んでくる。

 それでも僕の動きや性的暴発は止められない。むさぼるように両脚を動かして、佳世の生足の感触をとことん味わい続けた。

 腰を前後し、ペニスを彼女の下腹部に押し付け続け、ぎゅみっと潰れてくる彼女の肉質刺激で、ペニスがやわらかに包まれ、いつ彼女のどの部位でも爆発して不思議ではなかった。

 なぜ佳世が、布団をまくって、明るい部屋の中で裸の僕たちを“露出”させたのか、その理由は分かりきっていた。

 僕たちは…………見られているッ!

 誰に言われるまでもなく、論理必然的に明らかなことだった。僕たちが抱き合っている有様は、部屋に仕掛けられたカメラに撮られ、その様子は、リアルタイムで隣室の息子と沙世に、丸出しになっているのだ。

 自分の父親と佳世お姉ちゃんが、裸で抱き合っていて、もうすぐ父がイキそうになっている。すっかり興奮しきったおとなのペニスが、女子高生の下腹部に滑り回り、若い感触にほだされて脈打ちそうなほど、いい気持ちになってしまっていた。

 その様子が、健と沙世のモニターから、アップで映し出されており、少年少女は大人の抱き合う姿を目の当たりに、さらに興奮度を高めているに違いない。

 それが分かっていながら、父として理性を働かせることができないほど、佳世の肉体は気持ちよすぎた。暴走は止められず、僕たちはさらに激しく抱き合い密着して、強く全身を押し付け合っている。

 そして、両脚を激しくこすり合わせ、情けなくペニスを女学生の腰回りに押し付けて、性感を高め続けている。その姿を実の息子にじっくり間近で、カメラ越しに見つめられているのが分かっていながら、自分を止めることができないのだった。

 僕のペニスも、佳世の生足もお尻もオンナ表面も、アップで映し出され、健の興奮を掻き立て続ける。そして彼のすぐそばには、妹の沙世が全裸で待ち構えている。

 健にとっては2歳年上の、6年生のふくらみかけた乳房、十分発達して搾精能力を具えた生足が、彼のすぐそばで、性的に少年を誘っていることも分かっている。この姉妹は僕たちの姿をモニターに映し出すことで、健の性衝動を高めようと画策しているのだった。

 佳世がゆっくりと脚を持ち上げ、股を開いた。ペニスはするりと、彼女の股の間に滑り込んでいく。僕は暴走したまま、ペニス先端がオンナ表面にしっかり食い込むのを感じた。

「……ねっ。高校娘のナカ、すっごい締まってやわらかくって、いい気持ちになれる、よ・・・?」

 佳世の囁きに、一気に熱が暴走する!

 僕はグイッと腰を突き上げ、ぐぬぬっっとペニスの隆起をオンナの内部へとかき分け突き進み、側位の体勢で、根元までペニスを突き立ててしまった!

 ぐぎゅううううう!!!!

「ぁひ!!」
「クスクス……真一さん、私、どうかな・・・? イマドキの子は、みんなキツい締め方、しっかり心得てるからね。ほらぁ・・・」

 佳世の膣がさらに締め付ける! とことん訓練してでもいなければ、自分の意志でここまでペニスを締め上げるなんてできるわけがなかった。

 このオンナは、間違いなく男根をやわらかく締め上げ、そのまま律動させるために必要な要素を、全て兼ねそなえていた。

 一撃必殺の攻撃力を誇り、熟達した締まり方でペニスのどこもかしこもを、まんべんなく性感刺激に晒しつつ、ペニス先端にあてがわれるように集中したヒダが蠕動し、これでもかとグニュグニュ蠢いて、先っぽの敏感なところを、こちょりと付け狙うように、いい気持ちに刺激し続けた。

「あぅあふっ!!!」

 僕は健に見られていることさえ忘れ、必死に腰を前後させ、ぬむぬむと佳世のオンナでペニスをピストンさせた。

 佳世は僕の背中に手を回して、ふくよかな乳房をさらに強く僕の胸板で押しつぶしてくる。そして股間を蠕動させて、さらに強い締め付けでペニスを攻撃してきた。

 ぐちょお……ぐにい……じゅぽっ……

 夢精までするほど性欲がたぎっている状況で、しかも本番セックスがとんとご無沙汰だったことも手伝って、鬱積していた性の強欲が華開き、一気に爆発していく。

 溜め込まれすぎていた生殖細胞は、理性で抑えられていた体液は、佳世のなまの感触が一気に襲いかかったことで、やわらかくしごかれる快楽に、1分と持たないのだった。

 ドバゴボゴボゴボッ!! びゅるっ! ビュバシャッ!!

 濃く粘ついた精液が、佳世の膣内を満たしていく。これだけ大量の精が絞り上げられ、射精がじかに子宮にめがけてたっぷり吐き出され続けてしまえば、本来なら妊娠は不可避な状態。

 本当のセックスではヤバすぎる結末にほかならず、出し切ってしまった後悔と不安が先立つはずだった。

 だが、これほどの量と密度を誇る精子が佳世の膣に絞り上げられたとしても、それでも今の僕たちには、着床させたという感覚がほとんど沸き起こらない。

 妊娠の可能性は副作用で地に落ちており、いくら精をじかに吐き出しても、受胎可能性はそれほど高くない現実があった。僕も佳世もそれが分かりきっていたからこそ、精は多ければ多いほどいいし、性交の機会や人数も多いほど、可能性が高まると認識している。

 大して大きな差異が認められず、ナカダシであってもそうでなくても、快楽を共有し続けること自体が重要だった。

 1人の男からより多くの精を、手でも口でも性器でも、どこもかしこもで奪い尽くすこと。1人の女子ではなく複数の女子に、より多くの機会を与えること。

 そのためには連続して射精できる男が1人でも多く存在している必要があり、そういう男性は低年齢からおじさん世代まで、誰彼構わず、1人でも多い方が好ましい。そのための薬剤を毎日飲み続けている親子は、その条件にぴったり当てはまっているのだった。

 一瞬、出し切った瞬間だけ、僕は賢者モードになる。

 そのとき改めて、僕は佳世のカラダで、側位の体位で、あっという間に高められ、1分くらいしか持たずにあっさり射精してしまった恥ずかしさを思い知り、それほどまでに女子高校生の若い悩ましい肉壺が、あまりに甘美にすぎたことを思い知らされた。

 そして・・・その一部始終を、息子の健にじっくり見られていたことをも、改めて思い出すのであった。

 高校裸体と父親とのガチセックスを目の当たりにした健は、いても立ってもいられなくなり、そこへすぐそばには、年上12歳の、同世代女児の裸が誘っている。

 性的衝動を吐き出せる相手がすぐそばにいて、いつでも受け入れ準備が整い、自分の肉体で射精するよう促し続けていた。そんな状況で、子供すぎる健が理性を働かせることなどできるはずがなかった。

 その様子が僕にも分かったのは、僕の部屋のモニターに、健と沙世の様子が間近でアップで映し出されていたからだった。

 僕たちの痴態が少年少女たちに中継されていたのとまったく同じように、おとなと若娘の目の前には、子供たちの興奮しきった抱き合う姿が、リアルタイムで中継されている。

 僕たち親子は、お互いの裸を、姪姉妹の裸に抱き包まれている有様を、モニタ越しに目の当たりにしながら、目の前の女子を抱きしめている格好になっていた。

 親は子を、子は親を、それぞれ性的な衝動に突き動かされている男の姿として捉え、そのすぐそばにいる姪姉妹の魅惑的な肢体に釘付けになっていた。

 賢者モードはそこまでだった。

 薬のおかげで、何回でも射精できる身体になっている。

 吐き出す機会を増やすことで、性欲も増幅し、異性の肉体のどこもかしこもで数多く脈打つことで、その肢体の魅力を存分に叩き込まれ、さらに多くの娘たちと交わって、最終的には妊娠可能性をわずかでも上げることが目的だった。

 40近い自分が夢精までしてしまうほど、性欲はギンギンにたぎり、なおかつ、何度でも濃い体液を吐き出せるくらいに、体内の改造が完了しているのだった。

 それは健とても同じで、10歳の未精通のはずが、僕以上に何度でも射精できる身体に作り替えられていた。それでいて、性衝動のコントロールが僕よりもはるかにヘタで、数撃てる分だけ、快感にも誘惑にも弱いのだった。

 僕がギリギリ持ちこたえられた、沙世のなまの臀部を、健は抱き合いながら撫でさすり、そのむにっとどこまでもひしゃげ潰れめり込む弾力に、すっかり夢中になっている。

 そして健も沙世も、お互いの脚を絡めて、健に少女の生足の良さを叩き込み続けていた。彼はいつでも、沙世お姉ちゃんの肉体で精を奪われて不思議ではなかった。

 僕にしがみついているやわらかな佳世の乳房が、ペニスを再び興奮させた。すりっすりっと生足を滑らせ、高校生の弾ける太ももの感触に、さらに夢中にさせられていく。

 出し切って萎え果てるなど、どれだけ先になることやら見当も付かない。健とて事情は同じだった。

 収まりのつかないペニスは、さらに突き出され、佳世の下腹部ですっかり興奮しきってしまっていた。僕の精神もまた、佳世ちゃんに夢中で、この娘の肢体で精を吐き出す以外何も考えられなくなっている。

 ふもっ・・・がちっ!! ぎゅみぃぃ!!

「ぁがっ!!?」
「へへへー☆ 真一さぁん……今度は、ガマン、してね……? 動いたら、ダメだからねぇ?」

 僕は佳世ちゃんに強く抱き寄せられ密着しながら、股間にやわらかな圧迫を加えられる感触に身震いした。彼女の生足内股が、ペニスをじかに挟み込み、深く強く棒全部を包み込んできたのだった。

 女学生のきれいなスベスベの素足の感触で、じかにペニスが締め上げられたかと思うと、スリスリと小刻みに彼女の左右の足が前後し、棒を丸ごとしごき上げてくる!

 引っ付いてくるほどきめの細かい内股の弾力が、ペニス全てを性感刺激に晒しながら滑らかにこすれ、それでいて太ももの重みと意図的に内股を締める圧迫によって、棒全体にのしかかり押し寄せる、女性的な肉のやわらかいめり込みが、硬いペニスをとろけさせるように優しく包み込んで、快感一色に染め上げてくる!

「見てごらん……健くんも、沙世でいい気持ちになってるんだよー?」
「!!」

 モニターに映し出されていたのは、僕とまったく同じ体勢で、沙世と向かい合って抱きしめられている健の姿であった。

 健の包茎ペニスもまた、沙世の小学生足の餌食になっていた!

 彼の小さなペニスは、すっかり女性的な太さを獲得しシコシコ吸いつく肌触りを具えている6年少女の内股の犠牲になり、そのやわらかですらりと太い生足の感触で、小さな棒全体がすっぽり包み込まれている。

 そして沙世もまた、スリスリと健のペニスを両脚で擦りしごき、素足のじかに滑る感触で、ペニスを心地よく高め続けているのが分かる。

「真一さん、がんばってね。まさか、健くんに負けるわけには行かないよねえ。オトウサンとして、ココは貫禄を見せなくっちゃ。ね・・・?」

”へへー! 健くぅん♥ おねえちゃんの脚、いい気持ちでしょう? いいよっ、私の内股で精子出しちゃっても。でも、オトウサンも見てるんだよねー。真一さんもがんばって、姉ちゃんの脚でしごかれていい気持ちになってるよ? 見えるでしょ? ……がんばらないと、オトウサンのちんちんが、よりによって女子高生の脚にスベスベされてイッちゃう刺激より早く、キミが出しちゃうかもねっ・・・耐えられるもんなら耐えてごらんよ。くすくすっ”

「勝負だよ? 真一さんが私の脚でイクのが早いか、健くんが沙世の脚でイクのが先か。・・・負けた方が罰ゲーム、オシオキだからね?」
「そ、そんなっ・・・」

 どちらが不利なのか、もはやよく分からない勝負になってしまう。

 圧倒的に性感刺激に弱く、すぐに射精し果てやすいのは、間違いなく健の方だった。だが、沙世に比べて佳世の太ももはむっちり膨らみ、より性徴して長く太く、強い攻撃力を誇っている。

 あの高校生足がじかにペニスを挟んでシュッコシュッコと刺激しているのだから、イキやすくなっている大人ペニスといえども、どんどん高められてしまうのは自明だった。

 本当に腰を踏ん張らせて耐えようとしないかぎり、僕は佳世の脚の間から、いつでも白濁液を放出しかねない。そのくらい、17歳の生足は気持ちが良い出来映えになってしまっている。

 それに対して沙世の方は、短く未成熟な太ももながら、すでに吸いつくツルツルした女性的な肌触りを誇っており、触り心地も膨らみ方も申し分ない。

 小学女子の素足はこんなにも早く性徴するのかと驚かされるばかりだ。そんなシコシコ太ももが、快楽に弱い子供ペニスをじかに挟んで刺激しているのだから、健もあっという間に高められてしまう。

 僕のおとなペニスが、高い攻撃力を誇る最強女子高生素足に敗北するのが先か、健の未熟ペニスが、女としての特徴と肌触りをすでに十分具えている小学生足の餌食になって脈打ち果てるのが先か。

 佳世はぎゅうっと僕にしがみつく。すると彼女のぽよぽよおっぱいが、その激しい脚の動きに合わせて、ふにんふにんと僕の胸板でやわらかに潰れ、ひしゃげ、弾けてはぶるるんと震え続ける。

 その振動と肉厚が、僕の胸板をいい気持ちにさせ続け、性感をとことんまで高めていった。

 この乳房の大きな膨らみも、まだまだ小ぶりを保つ沙世の胸板と一線を画していた。僕は佳世の太ももだけでなく、その胸の膨らみによっても、ぐにぐに圧迫されて、彼女との密着が、さらに強烈な性感の心地よさとして、全身に浸透し続けている。

 一方で、沙世の膨らみかけの乳房も、その上半身全体がすでに少女らしい、吸いつくスベスベの女性弾力を誇っていて、健を抱き寄せその背中に腕を回せば、密着する女子の上半身は、明らかに男子の胸板と一線を画して、ふよふよとやわらかでみずみずしい吸い付き加減になっている。

 健もまた、沙世の胸板に密着されて、その驚くべき滑らか肌に圧倒されてしまっているのだった。

 姉妹の肢体はどちらもとことん気持ちが良く、上も下も臀部も足も、何もかもが精を絞り取るのに適した肉体に変貌しており、さらにその高度な技術によって、かんたんに精液を奪えるノウハウを、完全に身につけているのだった。

 姉妹のテクニックは、生得されたものではなく、明らかに教わり練習を積み重ねた、熟練の動きそのものであった。

”うぁあ・・・沙世お姉ちゃん、も、もうぅっ……”
”あははっ、ガマンできないのー? ……いいよ、いっぱい出しちゃえ☆ ほれぎゅみっぎゅみっっぎゅみいいいい!!!”
”あぐぁああ!!”

 ぴゅくっ・・・ぱちゃっ、びゅるるりん!

 健の稚いペニスから、濃い体液が放出され、沙世の脚の間からこぼれ落ちていくのが分かった。

”佳世姉ちゃん、こっち終わったよー!”

 モニタ越しに沙世の元気な声が聞こえてくる。僕が爆発する寸前で、やはり性刺激に弱い健の方が、12歳の太ももには勝てずに、僕より早く精を吐き出してしまったのだった。

「くすすっ、健くんが負けちゃったみたいだねー。良かったね、父親としての貫禄が保たれたよ? ……じゃあ、もうガマンしなくていいよねっ!!」
「んああっ!!」

 沙世が健にトドメを刺したのと同じように、佳世がぎゅうっぎゅうっと両脚を強く引き締め、ペニスを一気に締め上げながら、大きく滑らせて、股間を揉みしだくようにしごき続ける!

 さっき以上の圧迫が加わり、前から後ろへと絞り上げるような脚の動きに変わって、性感刺激は倍増した。健は沙世の同じ動きで、女の脚の良さを存分に叩き込まれて、強烈な快楽のうちに、彼女の素足の中で爆発してしまった。

 今度は、僕の番だった。女学生の溌剌とした素足がギュウギュウと押し寄せて、ペニスをとことん絞り上げしごき立て揉みしだくと、ペニス棒は潰されてしまいそうな締まりと生足の性感扱きにより、内奥深くまで快感が強く波状的に急激な広がりを見せた。

「あふっ!!!」

 びゅぅう! ばしゃっ! ドバァァ・・・!

 女子高生太ももの若いピチピチした素足の感触には抗えず、じかにしごかれたペニスからは、大量の精液が絞り出された。

 膣内射精以外は妊娠には関係ないので“無駄撃ち”と思われがちだが、結局のところ、妊娠に当たる確率がこれほど低いなら、どの部位で出しても、さのみ確率に影響はしない。

 大事なのは、射精可能な男が、女子たちの身体のあちこちで抜かれまくるということであり、その機会が増えれば増えるほど、結局はオンナで射精するチャンスも増えることにつながる。

 彼らが少女たちの身体に夢中になり、その魅力にほだされ虜になればなるほど、より大勢の娘たちのオンナに挿入したくなるためである。だから沙世も佳世も、太ももの間で僕たち親子を絶頂させることに、何らの抵抗をも感じないのであった。

 健が射精してから2分も経たないうちに、僕の方も佳世の素足に絞り取られてしまった。

 カシャッ・・・

 部屋のドアが開けられる。そして、裸になった健と沙世が入ってくる。沙世に背中を押されるように、健の背中にぴったり上半身をくっつけ、グイッと押し込むようにして、2人は僕の部屋に入ってくるのだった。

 健の若すぎるペニスは、父親の前ですっかり興奮しきっている。僕よりも断然快復力が早く、性欲にも敏感で、沙世に密着し、これから行われる罰ゲームの内容への期待感も高まってか、その包茎ペニスはギンギンにはち切れんばかりに膨張している。

 しかしそれでも、僕の親指より小さなサイズで、まだまだ子供の、頼りない股間のままだった。本当なら、このペニスは絶頂の脈打ちまではできても、精液が出るはずもない、あまりに稚い未熟な器官だ。

 にもかかわらず、薬剤の影響などによって、健はすでに、十分に異性の子宮に着床を引き起こせる能力を、無理にでも発達させられてしまっている上、さっき沙世の生足で射精したばかりなのに、すでにフルでいきり立ってしまうほどに復活し、すぐさま律動してしまいそうな勢いになっている。

 健は顔を真っ赤にしていた。父親になまのいやらしい痴態を目の当たりにされ、その一部始終を見られた羞恥心と後ろめたさ、加えて姪姉妹のすべらかな肢体にほだされてすっかり欲情しきった表情である。

 彼はもはや、自分自身の性欲をまったくコントロールできなくなってしまっていた。

「くすすっ……健くぅん・・・オシオキ、だからねー?」
「お姉ちゃんたちとの約束だったよねー! お父さんより先に精子出したら、お父さんの前でホンバンするって。イヤだったらガマンしてって言ったのに、先に出しちゃったんだもん。」
「あうぅっ・・・」

 もはや健は抗えなかった。佳世がベッドから降り、沙世が健を仰向けにする。少年の華奢な肢体が、ベッドに腰掛けている僕の前で、生まれたままの姿になっている。

 全身が幼く、ちいさな体つきなのに、勃起したミニのペニスには、射精可能とはとても思えないようなアンバランスな違和感を覚える。

 だがたしかに、少年の股間のいきり立った肌色の棒は、まさに生殖可能な”男の器官”としての能力を、まるごと体現しているのだった。

「ほらぁ……佳世お姉ちゃんが、直々に抜いてあげるからねー?」

 佳世は健のペニスを優しく握りしめた。そして、ゆっくりくっちょくっちょと、ちいさなペニスを包み込むように上下にしごいて性感刺激を送り込んでくる。

「うぁうわぁあっっ!!!」
「どーお? 高校生の手は、もうすっかりおとなの女になってるから、指の一本一本が、やわらかくてフニフニしてるし、手のひらももっちり、手の甲はスベスベで、いーい気持ちでしょう~?」

 佳世は健のペニスをぐにぐに揉みしだきながら、ゆっくり着実に上下して、棒全体をねっとりいやらしく責め立て続けた。包茎ペニスは女子高生の女手に握りしめられ、まるごと大きな手に包まれてしまって、全体が見えなくなっている。

 彼女の手が上下する度に、根元の一部が垣間見える程度だ。彼女の言うとおり、すでに熟した女手はあまりにも肉厚にフニニッとしていて、男のゴツゴツした手とはまるで違う、やわらかさとしなやかさを具えていた。

 そんな少女の手が、じかに健の小学ペニスをゆっくりしごき続け、性感の快楽を押し付け続けていた。圧迫の加わった上手な動きで、健は佳世の右手に中毒になり、ビクンビクンと身を震わせて感極まっている。

 ぴゅる! ビュク! ビククン!!

「きゃっ☆ やーらしーい♥ 私の手で、いっぱい出しちゃってるねー。気持ちよかったんだー☆ ……でも、私のナカは、もっと・・・ずっといい気持ち、だよ?」

 佳世のスローな声色が凄艶さを帯びる。佳世もまた、健のペニスにすっかりやみつきになり、この子供ちんちんからたっぷり自分の胎内に精を受け止めたいと渇望して止まない。

 腰のくねりが妖艶になり、女としてとろけるような動きに変わる。それはもう、若い腰回りの肉がひしゃげ、ぐににっとうねりを伴って、健の真上に迫ってくるばかりで、完全に目的を遂げようとする雌猫のいやらしい動きそのものでしかなかった。

「よーいしょっ☆」
「!!!」

 僕ももちろん、無事では済まない。

 沙世の小さな身体が、脚を開いた僕の前にちょこんと腰掛けてくる。僕がベッドに座っている真ん前で、沙世も内股になりながら、しっかり座り込んでくる。

 彼女の髪から若いシャンプーの香りがふわっと漂ってきて、ぼうっととろける想いに浸されると同時に、浴槽で見た沙世の女らしい臀部の膨らみを、ありありと思い出してしまう。

 沙世は僕の前に座っているが、ギリッギリ触れ合わない位置に、絶妙に腰掛けている。あと1,2センチ彼女が後ろにもたれかかるか、僕が前のめりになりさえすれば、僕と沙世は密着してしまう、そんな距離感だった。

 少女の体温が、空気を隔てても伝わってくるくらいの位置関係だった。少女は脚を開いて、僕の太ももにもう少しで生足が触れてしまいそうな場所に陣取り、そのままじっと、佳世および健の様子を見ている。

 だが沙世もまた、確実に男の肉体を求める女豹の物腰に変貌しており、その相手は間違いなく、健の父親である僕ひとりに向けられているのが丸わかりだった。

「・・・真一さん、いつでも・・・触って……いいからねっ?」
「うっ……ううっ……」

 僕のペニスも回復していた。あと少しだけ、僕が腰を前に出すだけで、ペニス先端が、沙世のお尻に当たってしまいそうだった。

 ほんの少しだけ、僕が前になれば、僕は沙世の小さな全身を抱きしめることができた。そのギリギリの誘惑で、僕は華奢な沙世の肩を見下ろし、そしてまた健と佳世の痴態を目の当たりにしてしまうのだった。

 ぐにっ・・・ぐにぐにゅぬぬぬっ……

「あひっ! いやっ! だめ、だめえええ!!」

 少年がのけぞる。佳世は容赦なく、健の小さなペニスを、オンナの中に飲み込んでいった。

 騎乗位の体位で、佳世はまっすぐに、健のペニスを高校膣の完熟した若い締め付けに浸しきってしまう!

 全ての年代の男を射精させられる実力があるハイティーンの肉体が、よりによって性に未熟であまりに敏感すぎる健のペニスを、根っこからがっちりと咥え込んできたのだった。

 上半身を反らせた健の両乳首が、素早く佳世の両手でコチョコチョとねぶりくすぐられた。

 佳世は小刻みに、それでいて素早く上下し続けた。健の幼いペニスでは、佳世のオンナの半分弱しか入り込めない。だがそれでも、佳世は自分の股間に男性器が入ってくることに至上の悦びを感じ、クリにこすれる小さな器官の刺激に身もだえした。

 そしてそのお礼と言わんばかりに、未熟で性的刺激に弱いペニスを、極上の若い高校オンナで締め上げ、こすりあげ、きめ細かいヒダで棒全部をねぶりあげ、ぐっちょぐっちょとしごき立て続けた。

 ペニスはもげてしまいそうな強い締まりを感じながら、体の奥底まで電撃のように駆け巡り続ける性的快感の連鎖に、射精したてであるにもかかわらず多幸感でいっぱいになってしまっている。

 精子生産が追いつかないくらいの快楽の連鎖なので、絶頂の性感を味わってはいるけれども、体液が膣内に放出されるためには、さらに長時間、ピストンを続けて、より強い快感刺激を送り込む必要があった。

 それをいつでも発揮できる女子高生のねっとり絡みつくオンナが、これでもかと少年の小さすぎる股間を快感に晒しあげた。ギリギリでイク寸前で、あと一歩の刺激が加われば射精できるもどかしさに、少年は悶絶し続けた。

 佳世はわざと、最後の一押しを避けて、コドモのペニスの感触を愉しみたいと、ぐにぐに腰と全身を上下させながら、あと一ひねりの刺激は注意深く避けていた。

 手コキでイかされたばかりで回復が追いつかないペニスは、きゅ~~んとより強い多幸感が訪れるまで、絶頂寸前の気持ちよさから逃れられない。

「ぁうっ・・・」

 高校生と小学生が結合している。しかもよく知っている姪と息子のあられもない姿。高校ヒップが上下しながら、健のあどけないペニスをひたすらリズミカルに絞り上げている有様を目の当たりにして、僕の欲情もピークに達し、また射精ができるレベルに回復してしまう。

 そこへ、小学6年の沙世の幼い肉体が、1センチ手前で待ち構えている。少女の肌の滑らかな弾力が目の前にあって、フラッシュバックするお尻の膨らみに抗えず、性欲の疼きに負けてしまう。

 僕はほんのわずかだけ前屈みになった! たったそれだけで、沙世のやわらかな肩と背中のスベスベした肌触りが、もっちりと僕に吸いついてくる!

 12歳の若すぎる上半身はしかし、しなやかに吸いつくみずみずしい感触を存分に保っており、僕よりもはるかに小さな体つきながら、十分に精を搾り取れるだけの女性的な魅力を、その肌触りに具えていた。

 胸の膨らみは佳世の足下にも及ばないけれども、ちゃんと女らしい出っ張り方をしており、乳首だけが子供のままで、胸部がちゃんと揉めるくらいの弾力はあった。それだけでも十分、僕を魅了するに足る素材なのであった。

 上半身に沙世の背中の感触を味わいながら、僕の手は、憧れていた彼女のお尻に移動する。むににっとやわらかく潰れる小学臀部は、もはや女として完成した形状を保ち、風呂場で垣間見たもっちり膨らみを、そのまま具現している。

 彼女のお尻を撫でさすり揉み上げながら、小ぶりながらしっかりと張り切っているお尻のやわらかさを存分に味わい続ける。さらに僕の手は、自分の意志とほとんど無関係に、少女の稚い下腹部を揉んで、オンナのタテスジを愛撫する。

 自動的な動きはもはや、児童の意のままに勝手に動いてその女性性を感じさせる策略めいた構造に陥っている。

 僕の両脚は沙世の生足に密着し、細くて短いながら、すでにシコシコ吸いつく肌触りに成長している太もものスベスベ感触を、思いっきりはねっかえしてくるのだった。僕は両脚を小刻みに上下させ、沙世の素足の感触を自分の内股に刻みつけた。

 彼女を愛撫すればするほど、彼女の脚の感触を味わうほど、僕は沙世の女としての肉体に、どんどん惚れ込んで夢中になっていく。

 相手がまだ第二次性徴前の、しかし妊娠は可能な、あどけない女の子供にすぎないことは分かりきっていながら、その肢体があまりに女としての快楽に満ちているので、ギャップにかえって欲情してしまうのだった。

 ペニスは沙世のお尻にめり込んで、僕が腰をゆっくり前後させると、どこまでもぐにいっとモチモチ跳ね返してくる弾力があった。股間全体を少女の小さな臀部に押し当て続け、太ももとヒップのめり込む肉厚に、僕のお尻の奥がキュンとくすぐったく疼いた。

 このまま沙世のお尻めがけて精液を出してしまってもおかしくはなかった。背後から抱きしめ、健と佳世のセックスを間近で見ながら、僕は妹の沙世に向けて腰をいやらしく動かし、彼女のお尻に、ぐねぐねとペニスを押しつけこすりつけ続けている。

「んがぁっ・・・……」
「頭の中真っ白でしょー! 気持ちいーい? いっぱい出してねー☆」

 佳世が最後の一押しを仕掛けてくる! 上下上下運動から、変幻自在にナナメに腰をひねって、あらゆる角度からペニスに膣圧を押し付け、蠕動させ、素早くしごいて、少年のあどけないペニスを強い性感に陥れた。

 健のペニスはすでに、イク寸前の多幸感ばかりが何分も続いていたが、次の射精まで時間がかかり、そこに至るまでもっと強い快感が必要であることも、佳世はよく分かりきっていた。

 弄ぶようにして、彼女は単調な刺激を続け、健を多幸感に浸し続けていたけれども、もう一歩先には至らないよう、注意深い腰使いをしていた。

 退屈な動きで、急激な性感にならないように上下しつつも、小刻みで素早い動きをくり返し、ペニスをしごくスピードは一定のまま保ち続ける。そうやって健を気持ちよくし続けながら、射精まで持ち込ませない計算が、彼女の中にあった。

 だが、それで存分に愉しんだ佳世は、腰のひねり方をいっそう妖艶にくねらせることで、単調な上下運動を複雑なグラインドに切り替える。

 その瞬間、堰を切ったように健がのけぞり、これまでになかった快楽が、彼の全身を駆け巡るのだった。絶頂に絶頂が上乗せされたような、こみ上げる二重の性感が彼を襲う。

 今までに味わったこともないような気持ちのいいくすぐったさがお尻の奥から全身へ一気に突き抜け、身体の奥底まで貫いたとき、ペニスはやっと、律動に至る契機を得ることができたのだった。

 ごぼっ・・・ぐぼっ・・・・!!!

「あはっ、出してる! すっごいいっぱい出してるー! かーわいいっ……。ね・・・? さっきの射精とゼンゼン違うでしょお? 男の潮吹きと同じ快感だから、脈打ち速度も2倍、射精時間も2倍以上。どお? 私のテク、すっごいでしょ……くすすっ……」

 全部体液を膣奥へと飲み込んだ佳世は、満足げに健を見下ろす。

 少年は何一つ思考することができず、のけぞったまま、佳世の乳首くすぐりに身を任せ、これまでにない強烈な脈打ち感覚が持続していることに我を忘れて、ただペニスから生殖細胞を吐き出すことだけに専念した。

 ぬぽ。

 ちいさなペニスがオンナから引き抜かれる。体液をたっぷり吸い取った女性器は、萎えかけたペニスをスリスリと表面で擦り、愛おしむように挟み込んで、軽く締め、そのあと名護惜しそうに離れる。粘液がにちゃあっと滴り、禁断の淫らさを演出する。

 その様子を見ていた僕は、息子が二重の絶頂に悶えている有様を見て、すっかり興奮し、ぐにぐにとはげしく沙世のお尻にペニスをぶつけ、押しつけ擦りあげて、小学臀部の弾力で感極まっている。

 僕の方も、情欲に我を忘れ、相手が姪であることも、まだまだ幼い少女にすぎないことも、すっかり頭から消え去っている。

 僕が抱きしめている体の小さな若娘は、ただの生殖相手、女そのものでしかなく、性交対象の1人という位置づけにしかならなくなって、それ以外のいかなる理性的な判断力も働かなくなってしまっている。

「えい☆」

 ぐにゅううう!

「あがっ・・・・・・」

 急に沙世が腰を浮かせると、お尻を強く僕の腰に押しつけて、自分の腰を曲げてきた!

 するとペニスは、さっきまで彼女のお尻にぐにぐに潰れていたのが、オンナ表面に突き出される格好になる。少女は手でペニスを誘導しながら、うっかり刺さってしまったペニス先端を、さらに自分の性器奥へと導いていく。

「ぅあ! だめ……ぇ」

 咄嗟に僕は腰を引こうとしたが、もう遅かった。

 健が射精した直後に、今度は僕の方が、沙世のオンナに挿入させられてしまった。根元まで食い込んで、小学生なのに大人のペニスをまるごと飲み込んでいる。

 奥の奥まで届く大きなペニスの感触に、沙世も背中を大きくのけぞらせ、僕の上半身にグイッと強くもたれかかってくる。僕たちは背面座位で結合し、さわさわと玉袋を撫でさすりながら、沙世がだんだんに全身を上下させ始める。

「んあ……さすがに真一さんの、大きいねっ……いい気持ちー♥」

 ぬぷっ……ぐちぃっ……

 沙世のお尻が僕の腰に強くこすれながら、彼女の上下運動によって、ペニスが女子小学生の狭くてきつい膣圧でしごかれる!

 身体が小さい分その性器も狭くてきっつい。それでいてどこまでもやわらかく心地よい締まり具合で、おとなのペニスをとことん包み込んでは滑らかにしごき立ててくる!

「あふっ……うぐっ……」

 僕は沙世のお尻のこすれる感触にほだされ、その内股を撫でさすりながら、可愛らしく鳴きながら大きく上下する沙世の小さな身体にむしゃぶりつくように抱きついた。

 沙世がどれだけ大きく動いても、少女の小さな頭部は僕の首元に届かない。それなのに、どこまでも大人びた腰使いと生足感触で、少女の全身が僕を犯しつくしてきた。

 その快楽にどこまでもとろけてしまいそうなほど、極上な刺激がどこもかしこもに押し付けられ刻み込まれる。沙世の背中の感触が滑り、上半身が気持ちいい。

 腰部分には、風呂場で見せつけられた女らしいヒップの膨らみが、じかに貼りつき強く密着しながら、ぐにぐにひしゃげてぽょんぽょん跳ね、ずりずりとこすれ続けた。

 そうして、女の娘とはとても思えない甘美な膣圧が、ペニス全体を根元から先端まで、じっくりねっとり絞り尽くさんばかりに、強く優しく絡みついて、決して離してくれないのだった。

「あれれー!? 真一さん、イキそうなくらいちんちんがヒクヒクしてるよー? こぉんなコドモに、いい気持ちになっちゃうんだー♥」

 沙世にわざとらしく囃し立てられてしまうが、小さな指と手のひらがスベスベと玉袋を撫でさすり、コチョコチョくすぐられながら、ぐいっぐいっと大きく上下する全身でしごき立てられ、小学オンナがこれでもかと狭くペニスを締め付けながらやわらかにピストンし続けるので、僕はこの少女の発達した太もも生足のスベスベを愉しみながら、さっきまで健が高められていた光景を思い出して、性欲爆発、沙世の全身に夢中になって周りも見えなくなってしまっていた。

「あぁ! 沙世……ちゃんっ!!」
「いいよっ! 来て! 真一さん……私のナカに、出してえ!!」

 ゴボボ! ビュキュ! びちゃああ!!

 大量の白濁液が、未成熟のはずの沙世の胎内に、たっぷり放出された。僕は沙世の、稚い身体の魅力に負けて、精液を彼女に提供してしまった。

 一滴残らず出しきるほど射精時間が長く、それだけ快楽も大きく持続した。

 強い吸引力で、オンナ表面から白濁液が溢れ落ちてくることがないのは、それだけ生殖体液が濃く粘ついている証拠でもあり、沙世の貪欲な子宮がその粘っこい液体をまるごとホールドしきって止まない証拠でもあった。

「どーだったぁ? 真一さん、私、良かったでしょ?」
「ぅぁ・・」
「12歳なら、おとなの男の人なんてスグ、イかせられるんだから! くすっ、女の子供に負けちゃうのは当然なんだよ?」

 ペニスからオンナが引き抜かれ、絶頂しきったはずのペニスが湯気を軽く立てている。それだけ沙世の膣内が体温で熱くたぎり、摩擦で熱せられた証拠なのだった。それでも、隆起は収まらないままである。

 本来なら男は射精直後にプロラクチンという、性欲を抑制するホルモンが分泌されるのだが、薬剤は、その機能を完全に狂わせ、急ピッチでの精子生産に合わせて、一度に何回でも出せる肉体に作り替えてしまっている。

 それだけ、快感も強く感じやすくなり、女性に対する性的衝動も強くなりやすい性質を伴っていた。

 年齢が若いほど、その回復傾向は顕著に強まっている。健は、あれだけ佳世に吸い尽くされたのに、もう玉袋に生殖細胞が溜まり始め、衝動的な快楽追求に自由意志を奪われていく。

 少年は父親と小学娘とのセックスを一部始終目の当たりにして、沙世のいやらしい肢体と、僕が感極まって射精する姿とを見て、股間の奥をくすぐったく疼かせた。

 すぐそばには佳世の大きな乳房と太もも、お尻があり、少年は沙世と佳世2人の肉体を見比べながら、性徴度に合わせた個性的な、それでいていずれもあまりに女性的な魅力に満ちた体つきに惚れ込み、沙世の上下する激しい裸体と、間近に迫る佳世お姉ちゃんの凸凹女体とに釘付けになっていた。

 そうして、ペニスがぐぐぐっと、半分反り、海綿体を充血させつつあるのだった。

「……いけない子だね。さっき、私の騎乗位でさんざん出し切ってるのに、もうちんちんが女の身体を欲しがって大きくなり始めてるなんて。」
「くすすっ、健くぅん、さっき姉ちゃんに出したから、今度は私ね☆」

 沙世が健の上にのしかかる!

 そして全身を前後に大きく揺すり、生足で彼の両脚をたっぷり擦りあげて、シコシコした小学素足の感触を、じっくり少年の両脚に叩き込んでやる。

 2歳年上の、同じ小学生同士の肉体がぶつかり合い、こすれあっている。膨らんだ腰回りとオンナ表面が健の下腹部を滑り、ペニスをこする。僕からは、沙世の女らしい可愛いヒップが大きく蠢いている様子を、じっくり眺めることができる格好だ。

「挿ーれちゃーうぞー♥ ねっ……お父さんをあっという間に出させた私のココで、健くんもすぐイかせてあげるからね? 真一さんが短時間しか耐えられなかったんだから、健くんはもっと早く出しちゃうかもねー!」

 沙世は半立ちのペニスをオンナ表面に飲み込むと、さらにスリスリとこすって、小学ペニスの硬さを確かめた。

 もっと充血して、十分な硬さ、しかしコドモだけにやっと挿入できるギリギリの隆起にまで持ち込んだ。すぐさま沙世が腰を落とすと、同世代の子供同士が女性上位で結合していた。

「あひぃ!!」
「どーお? 沙世姉ちゃんのカラダ、いーい気持ちでしょう! さ、早く出しちゃっていいからねー? ほらほらっ! こんなに激しくしちゃうんだからっ!!!」

 ズリズリズリ! 沙世は強く全身を健に押し付けながら、猛スピードで前後し、全身の肌表面を健の体中にこすりあげた。

 さっきまで大人のペニスを咥え込んであっさり爆発させた膣圧が、今度は同世代のペニスをこれでもかと締め上げ、激しく根元から先端までヌムヌム出し入れし続ける!

「くすっ・・・お父さんより、ずいぶんヤワラカなんだね・・・コドモのちんちんじゃあ、そんなものかなー。でも、真一さんの大きくて硬いのもいいけど、健くんのちっさくてやーらかいココも、私好きだよー? あはっ……ピクって反応した☆」

 強く動き続け激しい運動が続けられ、沙世のヒップがぶるんぶるんと女らしく震えている。おっぱいが上下に揺れるのと同じ勢いで、沙世の成熟した臀部が揺れ、グニングニンと揺さぶられて前後している。

 その肉の動きを僕は目の当たりにし、薬剤の効果による回復をさらに加速させるのだった。

「んゎあ! 沙世ねえちゃん……出るぅ!!」

 佳世と違って、沙世は健のペニスを性感にじらすことをしなかった。いつまでも多幸感に包み込んでから一気に絞り取るのではなく、直情的に快感を送り込んで、一気呵成に精液を奪い取る動きであった。

 僕も味わった小さく狭い膣圧が、さらに弱い小学ペニスにじかに襲いかかっているのだからひとたまりもない。佳世の熟練した大人オンナと違って、沙世は直々に膣圧としごきによりペニスを気持ちよく締め上げ、キツい圧迫で強く大きく絞り上げてくる。

 さっき自分が味わった感触どおりなら、健のペニスは1分と持たないだろう。

「あぎぃ……」
「ふふっ……健くん、まだまだ濃いの出てるね☆ 私のナカで混ざって、もうお父さんの精か健くんの精か、分かんなくなっちゃってるね。」

 健は、全身に覆い被さってくる年上小学女体の魅力に勝てず、あっさりと次の射精を許してしまった。

 その一部始終を目の当たりにしている僕の内股には、ずっと佳世の両手が貼りついていて、ぞわぞわとくすぐったく、脚の付け根までを両手のひらでスリッスリッと撫でさすられていた。

 佳世の高校女手はどこまでもやわらかくすべらかで、もっちり吸いつく感触と、みずみずしい指先の質感がとことん心地よいのだった。時折彼女は、手のひらだけでなく甲もこすりつけ、さらに指先だけでゾワワっとくすぐるように内股を滑らせる動きを演出した。

 健と沙世のインピオセックスを見ながら、僕の内股は女子高生の両手で撫でさすられている。ぞくぞくっとした性感がこみ上げるまで、ほとんど時間がかからなかった。

「ふふっ! 沙世のカラダであんなに出したのに、沙世の揺れるお尻とか見て、もうこんなに興奮しちゃってるんだ♥ 真一さんも、わるいオトコだね。くすすっ……」

 僕もベッドから降ろされ、佳世の上に持ち上げられてしまう。自分の真下でもっちりぐににっと潰れる佳世の肢体に、僕は完全に我を忘れた。正常位に持ち込まれ、彼女の指示どおりに腰を振る羽目に陥る。僕たちの結合を健と沙世がじっくり見続けた。

 年齢のせいか、次の射精まで時間がかかったものの、佳世の極上の膣圧と熟達したテクニックで、枯れ始めたペニスがとことん刺激し尽くされ、むにゅううううううっと潰れてくる圧迫がピストンごとにねっとり変幻自在に絞り込んでくるので、ペニスは出し入れごとに新鮮な性感を味わい、快楽の連鎖が体中を駆け巡るのだった。

 そうして佳世がぐいっぐいっと下から腰を突き上げる動きを加え、僕の股間にある全ての性感神経を余すところなくかわいがるひねり腰で、最後の仕上げを仕掛けてきた!

 ぴゅる……こぽっ!

 量は多くないが、玉袋の奥にわずかに残っていた体液が、佳世の膣内に吸い上げられていく。白濁液は少なかったが、絶頂時の快感は留まるところを知らず、体液が出ないのにペニスだけが激しい律動をくり返す有様だった。

「……やっぱり、若くないから、回復に時間がかかるんだね。でも、勃起が続くかぎり、”おしおき”は終わらないからね? 続けていくうちに精液も溜まってくるかも知れないから、それも全部ちょうだい♥」

 勃起しかけていた健のペニスが、沙世の生足に挟み込まれ圧迫される。

 彼は僕の正常位を見て、またもやペニスを情けなく反応させ始めたので、めざとくそれを見つけた沙世が、もっちもちの小学生足で、半立ちのペニスを包み込んでしまったのだった。

 シコシコ太ももに挟まれたが最後、ペニスはその内部でぐんぐんと元気を取り戻し、またもや側位での本番挿入ができる状態になった。沙世は容赦なく腰を振って、健から根こそぎ精を奪い尽くす。

 こうして、健が挿入しているときには父がその様子を、僕が結合させられているときには息子がその様子を見て、興奮させられては姉妹交代して、交互に抜かれ続けた。

 日が昇る間際まで、快楽の宴が続けられた。僕も健も、沙世佳世が交代しながら、コドモの肉体と高校肉体の両方を、交互に次々味わい続け、性徴の違う女体の質感と気持ちよさに喘いで、その胸でも脇の下でも手でも口でも脚でもお尻でもオンナでも、搾精され続けた。

 僕たちが完全に疲れ切り、もう完全に出なくなるところまで、どうあっても律動できなくなるところまで、性感刺激は続けられ、誘惑に抗えずにペニスを反応させてしまう。

 ついには、一滴も出ない状態になっているにもかかわらず、性欲だけが回復して、姪姉妹の肉体で律動だけをして、脈打っているのに精子が出ないペニスになっても、彼女たちは容赦せずにその棒をオンナに飲み込み続けるのだった。

 周囲が明るくなり始めた頃合いに、僕たちはようやっと、姉妹から解放された。彼女たちにも疲労の色が見え、僕たちは完全にぐったり困憊憔悴しきっていた。

「……今日は、全員お休み、だね。」
「・・・・・・・・・・・・・。」

 僕たちはもう、声も出なかった。絶望的な疲労感が全身を揺さぶり、僕たちはその場で眠りこけてしまう。

 彼女たちの言うとおり、僕は仕事を休み、健は学校を休み、一日中ぐったり寝っぱなしになる。それでも薬は欠かさず飲まされ、しかもいつもの倍の量を飲んで、強制的な回復が図られるのだった。

 姪姉妹も学校を休んで休息に徹した。これだけたくさんの精液を、何度も何度も全身に浴び、身体の内奥に溜め込んでいるのだから、どこかで”当たる”のかもしれない。

 だが、妊娠率は低く、まだまだ彼女たちが孕むかどうか、ここまでしても予断を許さない。全国で、同じような危機的状態が続いていることを、僕たちは改めて思い知ったのだった。

 そのさらに次の日から、状況が一変する。先月までの恬淡とした日常は、姪姉妹によって完全に奪いつくされてしまった。

「あはは! いい気持ちーっ! 真一さん、もっと出してよ!」
「健くぅん!!! ほら、おねーちゃんでボッキしなよー! おっぱい、ぷるんぷるんでしょー? ねー、疲れてる場合じゃないんだからね? 私にも入れさせてよ!!」

 僕の部屋には、大勢の人間がひしめいていた。

 オトコは僕と健だけ、あとは全員が女の子だった。

 夜になると、姪の友人である小学生と高校生が、大勢詰めかけ、押し寄せるようになっていた。僕たち親子はこの部屋で、裸の彼女たちを抱き、次から次へと、その肢体にめがけて精を奪い取られていった。

 10~13歳の女の娘軍団と、15~18歳の美少女集団が、ごたまぜになって僕たちに押し寄せた。

 おとなになりかけの肉体の群と、すっかり成熟した肢体の群が、交互に僕たち親子を性感に絞る。共通しているのは、お尻の出っ張りが女らしく、その生足の感触はどこまでもゾッとするほど誰もが心地よい吸い付き具合を持っていることだった。

 それだけで、彼女たち全員が、僕たちを勃起させ、その精を吐き出させるに十分たる肉体能力を誇っている。部屋中に若娘特有の甘い香りが充溢している。

 そうして、年齢と個性によって様々に異なる膣具合で、ペニスは色々な体位でしごかれ続け、ほとんど休みなしに、誰かしらの手や胸、脚やお尻、口に刺激され続け、その感触に気持ちよくなっていた。

 同時に、あられもない若い肉体が20人以上ひしめいているさなかにあって、どこを見回しても魅力的な女子たちのカラダが目に飛び込んでくる。出しても出しても、すぐに回復して、股間が隆起を取り戻してしまうのだった。

 数人がかりで健が犯される。騎乗位交代で、小学生、高校生、小学生とオンナの大きさも形状も違う年齢ギャップを次々に味わわせ、締め付けしごき立て揉み込んで、射精するまで引きちぎらんばかりにぐっちょりペニスに快楽を送り込み続けた。

 性に不慣れな健は、沙世の友人と佳世の友人と、次々交代して味わいを変えてくるオンナの感触に耐えられずに、名も知らぬ女子高校生の締め付けが加わったタイミングで、大量の白濁液を子宮内奥まで送り込んだ。

 僕の方もそれを目の当たりにしながら、萎えたペニスを高校女子に舐め回され続け、亀頭先端にくすぐったい刺激がこちょりと加わって、無理にでも回復を促される。

 そうして、ペニスが回復した途端に、健と同じように、コドモとオトナの膣を交互に味わわされ、様々な成熟度のオンナの感触で締められしごかれ、性感神経を余すところなくくすぐられる。

 大勢の若娘たちが交代しながら、残りの少女たちは僕や健の全身に貼りつき、生足を押しつけこすりつけ、男の身体のあちこちを余すところなく舐め回し、手や指先でくすぐり愛撫し、おっぱいやお尻の弾力をぐにぐに押しつぶし続ける。

 女の渦の中にありながら、僕と健はお互いの様子を見られるよう工夫されていた。その部分だけ女体が視界を遮らないよう配慮されており、僕も健も、相手がどれだけいい気持ちにさせられているかを、間近で見せつけられている。

 そのいやらしい宴の有様を見ながら、自分たちもまた、大勢の小学高校娘たちに愛撫され、ペニスをひっきりなしに刺激され続け、勃起した瞬間に挿入が待ち構えている。

 健の様子を見て興奮した父親が、若娘とコドモの入り交じった裸体の群に埋もれ、誰かに体液を吸い取られると、それを見ていた健が再び興奮し、やはり少女たちの餌食になって、取り囲まれ全身包まれ、集団で交代挿入の憂き目に遭う。

 父も息子も、相手のセックスを見ながら、同時に周囲の女体にも心奪われ、大小さまざまな乳房を味わいながら、次々と別の娘たちに、膣内射精をくり返す。

「毎晩、みんなにコドモの種ちょうだいね?」
「まだ友達はいっぱいいるから、いろんな子を抱いてね☆」
「健くんも真一さんも素敵……親子それぞれの魅力があるし、私たちも妊娠できるかも知れないし。」
「また遊ぼうね♥」

 夜の義務が、親子に毎日降りかかることが決定した瞬間であった。これから毎日、枯れるまで僕たちは、姪姉妹と友人たちを抱き続けなければならない。

 宴は毎日数時間以上に及び、それでも回復を強制され、次の日には別の子たちを相手に、生殖細胞を提供させられ続けた。

 射精可能、勃起可能な男はほとんどいない。ウワサがウワサを呼び、沙世と佳世に近づく女性は数多くいた。

 教師を含め、おとなのレディたちも、夜の宴に交じり始め、文字どおり全ての世代の女性が家に毎晩押しかけ、一度に20人以上を、毎晩何人も結合して、ひとりあたり何回も射精して、深夜まで快楽性感の天国が続けられる。

 出し切って萎えた子供のペニスが、手でも胸でも口でも刺激され、生足に挟み込まれて膨張を回復させられる。そうしてイクまで次々と交代挿入。

 僕の方も、無理にでも揉みまくられ、しごかれ続け、舐め回され、小学生から大人までの太ももにペニスを挟み込まれて、脚の間で隆起させられてから、再び膣内にしごかれる。

「あははー! 真一さんっ、小学生のお尻、ホントに大好きなんだねー☆ ガン見してるじゃん!」

 僕の目の前には、5年生とおぼしき少女の出っ張ったヒップが迫っている。僕はそれをじっくり見ながら、その背後の健の騎乗位と合わせて興奮させられる。

 それでペニスは、中学生のオンナに結合、彼女の腰振りと、大人になりかけた膣圧でじゅっぽじゅっぽと刺激されて、僕は少女のお尻の膨らみを見続けながら多幸感に包まれる。

 大量の精を、小学生のお尻を見ながら中学生に放出するという、あまりに倒錯したシチュの中で絶頂させ続けた。

 子供なのに、下腹部とお尻はあまりにも女であった。ちいさな身体ながらソコだけが女性的というギャップにすっかりほだされ、僕は子供のお尻を見るにつけ、何回でも回復してしまうのだった。

 その変態ぶりにあきれる様子もなく、受精するチャンスとしか考えない若娘たちは、むしろ積極的に、コドモの臀部を僕に見せつけるようになっていた。

 健は子供から大人まで、どんな異性の肉体でもあっという間に興奮し、どの年代の挿入にも勝てなかった。父親が次々射精する姿を見て、健も次々射精し続けた。

 明日は……まったく違う年齢と、別の女子たちが家に来るだろう。誰が来るのか分からないし、その名前も分からない美しく若い少女たちが、子種を求めて必ずやってくることは分かりきっていた。

 だが、僕たち親子は、それだけを楽しみに生きていくことを余儀なくされる。生殖細胞の受け口となる女子は多すぎ、何日かかっても一向に解消される気配がない。

 僕も健も、夜の時間になった途端に、急激に精神が高ぶり、性欲の権化に変貌する。パブロフの犬のように、この時間になったら深夜まで快楽の天獄があることに、強い期待感を全身で示してしまうのだった。

 そこへ姪姉妹に連れられた20数名が押し寄せてくる。僕たちはその瞬間に、自分の冷徹な思考を一切放棄する。あとは肉欲の赴くまま、きれいな肌の群の中で、ひたすら快楽に没頭するだけだった。

 月が……とても大きく感じた。



第3部 姪姉妹の餌食になる親子 完

女で至ると書いて姪って言いたかっただけなんやー!



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