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いけないおねえちゃんの姦詐



 いま思い出しても、ずっと心に残る。そんな日々であった。

 忘れもしない。

 僕がまだまだ子供の時分、時代もいまほどには拓けておらず、町といっても田舎のこと、閉鎖的で、大きな表沙汰にはならないことが多い代わりに、ひとたびウワサになれば、人々の間で広く深くいつまでも語られる。そんな地域だった。

 それなのに、僕が体験したあの数ヶ月は、きっと誰も知らない。あの子のことについてだけは噂になっていたけれども、僕との“秘めごと”だけは、誰の耳にも入らなかったし、誰の口からも出なかった。

 少年時代の僕と、あの”おねえちゃん”だけの、とくべつなヒミツだったし、それが守りとおされた稀な例である。



 あれは、僕が5年生の頃だった。彼女は年上で、すでに中学に通い、2年生として、ある意味で名を馳せていた少女だった。

 すでに当時であっても、ブルマはめずらしくなっていた。が、あのころの小中学校は、依然として紺色のブルマだった。

 しかも、どういうわけか、生地部分が異常に小さくできていて、体操着を着れば普通におへそが露出されるし、股部分の露出度も高く、ふとももはしっかりと横尻まではみ出しているありさまであった。当時、少女たちはブルマか短パンかを選ぶことができたが、ほとんどが短パンを選んでいた。ただし、その短パンときたら、こんどは異常にぶかぶかしていて、少し動いただけで、股の間のパンティが丸見えになってしまうのであった。

 彼女たちの多くは、小さなサイズの短パンを身につけて、できるだけ露出度を小さく、下着が見えないような工夫をしていたけれども、これ以上ウエストを締め付けないサイズにしたところで、結局生足の多くはじかに見えてしまい、油断すると、白い秘密の下着生地も見えてしまうのであった。

 小学生の女の子たちは、スカートよりもズボンを多く着用して、露出を抑えるようにしていたが、まれにスカートで挑発的な格好をする娘もたしかにいた。

 また、中学生になった少女たちは、小さめの短パンを短いスカートで隠し、上はしっかりブレザー制服で固めるようにしていた。

 中学校では、登校時間は制服と決まっていたけれども、下校時にはジャージの着用も認められていて、ほとんどの娘たちは、制服か、ジャージでガードを固めて帰宅していたように思う。

 ただ、体育の時間と部活の時間だけは、ジャージの着用も禁止されていた。どうやら、寒さに対して肌を露出させて強靱な身体にするという目的があったらしいが、それはどうも表向きで、結局、女の子たちの肌を見たい連中がいたとしか思えないのだった。

 男子たちは、体育と部活の少女たちの姿を、思春期の恥じらいでひた隠しながら、ひそかに目の裏に焼き付けて、日々オナニーに励んでいた。小学校の時も、中学校の時も、それは変わらなかった。僕ももちろん、そんなひとりだった。

 少女たちの生足、惜しげもなく露出される腹部とおへそ、横尻、食い込む臀部、袖のない体操着からはみ出すツルツルの脇の下は、男の子たちのひそかな愉しみでもあった。

 とりわけ、女の子らしさがじわりと高まっていく5年生、6年生のころあいは、男の子側も性的な興味が格段に高まることとも相まって、集まる視線もより強烈になっていった。中学に上がれば、ますます性的な成熟度が増していって、日に日に女らしくなっていく肉体と太ももに、男子たちは夢中になっていた。

 しかしながら……

 僕の場合は、ただそれだけでは済まなかったんだ。

 同級生、下級生、先輩……中学に上がったお姉ちゃんたち。そんな彼女たちの姿を見ながら、しかも見ていることがバレないようにチラチラと視線を向けながら、そのなまの肌をしっかり脳裏に焼き付けて、毎日のオナニーのネタにしていた。自分で妄想物語を作っては、まだ精子の出てこないペニスをヒクヒクと脈打たせるまで、包茎ペニスの皮を揉みしだいていたものだ。そこまでは、他の男子と変わらない。

 当節の子どものオナニーは、手でペニスをしごくというより、亀頭をくるむ包茎の皮の先っぽ部分を指でつまんで、ぐりぐりと揉みしだくことによって快感を得、トクントクンと強く脈打つまで、女の子たちを思い出しながら刺激を続けていたものである。

 しかし、僕の場合、そんなオナニーに加えて、いやそれ以上に、ある”おねえちゃん”との、ひみつの行為の思い出が、頭に焼き付いて離れず、彼女をオカズにしたオナニーの確率は、他の娘をオカズにするよりも、はるかにはるかに頻度が高かったのだ。

 ほかの中学生が、がっちりガードを固めてスカートかジャージで下校している中で、そのおねえちゃんだけは、上は制服(ブレザーの下部分だけ)、下はブルマという格好で、毎日下校していた。それは違反ではなかった。

 彼女は小学生の時から、ミニスカートか半ズボン姿で登下校していた。スカートからふとももをさらけ出し、歩くたびに、風が吹くたびに、露出度の高いブルマがチラチラと見え隠れしていたし、学校指定の半ズボンの時は、あえて小さくない通常サイズを着用して、やはりふとももを見せつけるように登下校し、パンティが見えてしまうことも厭わない娘だった。

 そんな彼女が中学に上がり始めてから、彼女は一度もジャージを身につけなかった。登校時のミニスカートがしょっちゅう巻き上がり、やはりブルマが毎日のように衆目に晒された。

 下校時にはスカートとブレザー上着とを鞄にしまって、あえて生足のまま、帰途につく。

 たちまち彼女のことが噂になり、寒さに耐えているのだとか、露出が好きなんじゃないかとか、各家庭で噂になっていた。

 だから僕も、このおねえちゃんのことを知るようになり、遠くからでもブルマ少女が歩いてくると、「あ、あのおねえちゃんだ!」と、遠目にでも分かるようになっていた。彼女の家と僕の家は近かった。つまり下校の道もほとんど同じだったんだ。

 上着のブレザー制服の下部分は小さめで、少し背伸びをしたくらいで、容易におへそが露出される。ブルマは、パンティと同じくらいの生地の広さしかないので、ヘタをすれば、白い下着がはみ出すことさえもあった。

 そんないやらしい格好で下校する少女は、それでもカラカイやイジメの対象にはならなかった。彼女の性格は明るく社交的で、多くの男女に好かれていたし、男女問わず友達も多く、教師受け、保護者受けも良かった。何より、彼女の露出をヘタにイジってしまい、彼女がガードを堅くすることは、多くの者の望むところではなく、そこには触れないようにして、ブルマ姿を続けてもらう方が良いと、みんなが密かに思っていた結果でもあった。

 当時5年生だった僕も、性的にはまだまだ未熟だったし、精液も出てこない(精通も始まっていない)年齢だったので、セックスの何たるかというものはカケラほども理解してはいなかったが、異性のことを想いながら、ペニスを刺激すると股間全体がくすぐったく気持ちよくて、亀頭を包む皮部分を指先でつまんでちょみちょみすると、特に心地よいことを理解していた。そして、一生懸命皮を揉んでいると、あるとき急激に気持ちよさが高まり、きゅ~んとくすぐったく疼いたかと思えば、すぐにビクンビクンとペニスが脈打ち、この上ない多幸感を感じることができるのだった。

 それをオナニーと称するということでさえ、当時の僕はまだ知らなかった。知らないまま、ペニスのくすぐったく気持ちいい刺激に、毎晩密かに酔いしれる。その脈打ちを、絶頂だとかイクだとか呼ぶことも知らないまま、その感覚が訪れるのを、毎晩楽しみにしていた。そんな時に、同級生や下級生、先輩たちの顔や脚、パンティ、お尻、脇の下などを思い浮かべ、強く念じながら、僕は毎晩イッていたのだった。

 そんな僕に、あの日から、非常に大きな変化が訪れるようになったのだ。



 帰り道で、あのおねえちゃんがいる。家が近いので、帰り道が同じ。僕は学校の図書館で過ごすことも多く、帰りは中学生たちとほとんど変わらないんだ。それは、親が共働きで家に帰ってもつまらないという理由の他に、校庭で遊ぶ女子小学生たちが帰る時間と同じ時間帯に帰って、少女たちの姿を見ながら、今夜のオカズを探す目的もあった。昼間にさんざん脳裏に焼き付けた娘たちの肌を思い出しつつも、さらに別のオカズがないかどうか、ラッキーな生足やパンティが見れるんじゃないかという期待があった。

 それだけでなく、ウワサの露出度の高いおねえちゃんと遭遇し、第二次性徴ですっかり女らしいふとももに成長したセンパイのブルマ姿が、偶然にも見られるかも知れない。そのことも、僕の帰りを遅くしていたのだった。

 そんな時に、あの”おねえちゃん”に出会ってしまった。

 僕は、彼女の少し後ろを歩きながら、露出度の高い中学生の膨らんだ生足を凝視した。ちいさいながらもぷっくり膨らんだお尻は、同級生たちの未熟な(それでいて十分に性的な魅力は具えていたが)臀部とは、完全に一線を画している。

 あれだけのことがあったのに、そして、近所でも何度も何度も、その子の名前を聞いていたはずなのに、あのおねえちゃんの名前を、いまはまったく思い出すことができない。ただ、あのときの僕にとって、エッチなふとももを見せつけ、あんなコトまでされ続けた、いけないおねえちゃんだったということしか、記憶にない。しかしもはや、それで十分だった。

 夕方の、薄暗い道。車はほとんど通らない。街灯があちこちに取り付けられていたが、それでも、林の影に隠れてしまったら、道路からは見えなくなる。林の影にも街灯の明かりは届いていて、結構明るいのではあるが、木の陰ということで、道路側からは見えにくくなっている構造のようだった。あとは、夕焼けのオレンジ色だけが頼りとなる。

 その明かりだけで、十分彼女の脚は凝視できたし、はっきりとそのきれいな生足の質感を間近で認識することができた。

 僕は、前を歩くおねえちゃんのブルマ姿を目の当たりにしながら、今日のオカズはこれに決まり、と、ひそかに考えていた。ランドセルがカチャカチャと音を立てる。その音に気づいたおねえちゃんは、ふと後ろを見たが、僕は上手に目を逸らして、彼女の脚を凝視していることがバレないように振る舞った。

 そして彼女がまた、前を向いて歩き出すと、惜しげもなく露出された中学生の脚を、僕はまたまたじっと見つめながら、歩くのであった。

 バレていないわけがないんだ。

 きっと、昼間だって、クラスメイトも、中学生も、僕が、いな男子たちが、自分の肌をチラチラと見ていることには、ほんとうは気づいていたんだ。でも、気づいていないフリをしていたんだ。彼女たちは、男子が自分の肉体を思い起こしながら、オナニーし続けていることさえ、知っていたのだろう。知っていながらなおも、それを公然とは咎めず、かえってそれを想像することによって、女性としての性的な興味興奮へと結びつけていたのだろう。つまり、お互い様だったってコトだ。そんなことが許されるのは中学生までだったのか、それ以降になれば、性的な目で見られることに、女たちはあからさまな嫌悪感を示すようになった。いや、それが当然な反応であって、あのときのあの閉鎖的な町の子供たちだけが、やや特殊な性的意識だったのかも知れない。

 おねえちゃんは、僕の前を歩きながら、しっかり細い生足を強調するようにして、ときおり骨盤をくねらせるように歩き、内股や、お尻の肉、横尻、脇腹まで見えるようにしてくれた。すっと伸びた太ももが前に出されるとき、内股部分がかすかにへこむ。しかしすぐに、内股の肉付きが膨らんで、女性らしい形の良さを取り戻す。僕は、その歩きの一歩一歩を凝視しながら、記憶の奥へと焼き付けて家路についた。

 寝る前のオナニーのオカズは決まった。昼間のクラスメイトたちの半ズボンなど吹き飛んでしまって、専らブルマおねえちゃんの歩く姿ばかりがフラッシュバックのように思い起こされた。それを想いながら、布団の中で、ペニスの先端の皮を、人差し指と親指で挟み込みながら、ひたすらモミモミちょみちょみとこねくり回し、先端部分を執拗に揉みしだく。

 彼女の太ももの映像が頭の中にこびりついている。僕はその詳細を思い返しながら、ペニスがヒクヒク律動するまで、先端オナニーを続けた。そして……しばらくすると、急激な多幸感が襲い、たちまちのうちにペニスがビクンビクンと激しく脈打った。

 その日から、オナニーのオカズの内容は、クラスメイトたちよりも、ブルマのおねえちゃんの割合が格段に高まっていった。彼女に帰り道で会えなかった日でさえ、あの日のブルマ姿を思い出しながら、絶頂を体験し続けた。時折、小学校でラッキースケベがあった日に、浮気同然にその娘で抜くことはあっても、それでも格段に、あのおねえちゃんの姿を思い出して毎晩オナニーする日が増えたのだった。

 数日に1回程度、帰り道でばったり会うことがある。そんな時はチャンスだ。ブルマ姿のふとももを凝視し、時折見える横尻や内股、はみ出すパンティは決して見逃さない。そうやって新しいオカズを脳裏に焼き付け、オナニーのタシにしていく。”バリエーション”は、週を追うごとに増えていくのだった。

 そのうち、おねえちゃんと帰り道に出会う日が増えていった。

 僕が図書室から帰る時間はだいたい決まっている。その時間に、”偶然にも”ブルマのおねえちゃんが一緒の帰り時間にぶつかる確率が、急に上がったように感じた。そのことは、僕の夜のオナニーネタを、急激に増やす結果となった。

 だが……

 次の週になると、状況が急激に一変したのだった。

 その日の帰り道。やっと夕日になり始めた頃で、外はまだ明るかった。

 今日はお姉ちゃんはいないな。そんなことを思いながら、誰もいない林道を歩いていた。

 ざっ!

「!!!」

 林の影から、急に人影が躍り出た! 僕はびっくりして、小さな悲鳴とともに、その場に立ち止まっていた。

 飛び出してきたのは、あのおねえちゃんだった。ぴっちりブレザーから、しっかりおへそが露出されているし、パンティみたいなブルマも健在だ。5年生の僕に対して、14歳のおねえちゃんは、少しばかり僕より背が高かった。女子は、個人差はあっても、背が伸びるよりも、カラダに丸みを帯び、女性らしい成長の仕方をするものだ。

「ね。……こっち、来てよ。」
「えっ……」

 とつぜん、おねえちゃんに話しかけられ、僕はドギマギしてしまう。いままで、凝視することはあったけれども、直接話したことはない。近所に住んでいることは分かっていたが、つきあいがあるわけでもなく、学校の帰路以外で出会うこともない間柄だ。

 そんな彼女が、急に僕に話しかけてきたのだった。

「見てたでしょ。いっつも。」
「なっ……なんのこと……ですか……?」
小声でそう答えるのがやっとだった。

 バレた!

 緊張、というより、ちいさなちいさなハリが全身の毛穴を同時に突き刺したような、いやぁなショックだった。

 中学生のおねえちゃんの生足を、下校のたびに凝視してはオナニーのオカズにしていたこと、スケベな男子であることが、あろうことか当の本人に分かってしまったなんて!

「こっち来てよ。」
「えっ……でも……」
僕は躊躇した。

 少女は、しきりに僕を林の影に連れ込もうとする。だめだ……きっとおねえちゃんは、マセガキである僕に復讐するために、人目につかない林の影に、僕を連れ込もうとするんだ。いったい、どんな罰を受けるのか。女といっても、僕より4歳年上のおねえちゃん、本気で叩かれたり蹴られたりしたら、相当に痛いだろう。あるいは、コトバでとことん僕を責めなじり、心の奥まで傷つけようとしているのか。どっちにしても、非常にマズイ状況に立たされたことだけは確かなんだ。

「来ないと、みんなに言いふらすよ。キミが私のカラダをいっつも見てエッチなこと考えてたって。小学校の子たちにも言うし、中学校でも言いふらすからね。それでもしキミが中学に上がったら、コワ~イ男子先輩たちにどんな目に遭わされるかなぁ。それに、小学校でも、きっとクラスの女子たちから、ぜったい嫌われちゃうかもね~?」
「そんな……」
「言いふらされたくなかったら、こっちに来なよ。……来てくれたら、ダレにも言わないから。ね?」
「うぅ……」

 僕は言うことを聞くしかなかった。

 林の影に連れ込まれた僕たちは、もはや外からはまったく見えない死角になった。しかし、外はまだ明るく、僕もお姉ちゃんも、暗がりなところは一切ないのだった。じつに不思議な場所でもある。外からはまったく見えないのに、光はちゃんと届いている。

「ねえ。ちんちん見せて!」
「えっ! ええっ!」
「早く。半ズボン降ろして、ブリーフも膝まで降ろしてね。」
「い、いや……はずかしぃ……」
「何言ってんの。さんざん私の脚とかじっと見てきたくせにぃ~♪
「ぅ……」

 僕は大きな木を背中に追い詰められた。前方には、間近におねえちゃんが立ちふさがっていて、逃げられない。助けを呼ぼうにも、田舎の林道にはまったく人気がなかった。

「早くぅ! 脱いでよ! ちんちん、見せてっ!!」
「そんな……」

「私をずっと見てきたんだから、コンドは私の番だよ。ねえ、見せてくれたっていいでしょ? いままで私を見てきたんだから、これでオアイコだよね?」
「う……ん……」

 もはや、彼女の言うことを聞くしかなかった。

 僕はしぶしぶ、半ズボンのホックを外し、チャックを開けると、ゆっくりと脱ぎ始めた。白い華奢な肌が、さらに脚の付け根まで、しっかりとおねえちゃんの間近にあらわとなる。

「だめだよ! ヒザまで降ろすんだよ! ほら!」

 僕は急かされて、半ズボンをさらに下ろし、膝のところまでずり下げた。これで僕の両脚の膝が半ズボンに固定され、背中に木が当たって、さらに逃げにくくなってしまった。

 ここまでくると、もう後戻りはできない。

 おねえちゃんは、僕の白いブリーフをじっと見つめた。「早くっ」

 もう、言うとおりにするしかない。おねえちゃんにオチンチンを見られてしまう。しかも……“自分から”降ろして、見せなければいけない。羞恥と背徳感で、僕は真っ赤になってしまった。

 僕は自分でブリーフを下ろし始める。どうしても羞恥心が手伝い、動作が緩慢になってしまう。それでもおねえちゃんは決して許してくれず、結局半ズボンと同じくらいの位置にまでずり降ろすことになってしまった。細くて白い僕の生足も、毛の生えていない小指くらいの小さな包茎ペニスも、おねえちゃんよりも一回り以上小さなお尻も、全部さらけ出してしまう。

 あまりの恥ずかしさに、僕の顔は激しく紅潮していたが、それと対照的に、少年としての下半身はブリーフと同じくらいに白く透きとおっていた。

「へええ……オトコノコのおちんちんって、こうなってんだね……」

 ほんとうに、初めてペニスを見た感想のようだった。中学同級生の男子の方がまだもっと発達しているのかも知れないが、それをさえ見たことはないのだろう。

 生足を露出したおねえちゃんにじっくり包茎ペニスを見つめられているというのに、僕はあまりの羞恥に、ペニスをさらに縮こませているのだった。

「ね。オナニー、してみてよ!」
「えっ……」
「ヤッてるんでしょぉ? あ、もしかしてオナニーって言葉、知らない!? でも、オチンチンを自分で触って、くすぐったくて気持ちよくなることなら、知ってるよね?」
「や……やだよぅ・・・」

 これ以上は恥ずかしくて、どうしようもできなかった。誰にも見られていないからって、よりによって毎日オナニーのネタにしているおねえちゃんをじかに見ながら、自分のペニスを揉む勇気はなかった。もちろん、ボッキもできない。

「じゃあさ、ちょっと勝負しよ? キミが立っちゃったら、私の前でオナニーね。わかった?」
「ぅ……」

 そう言うなりおねえちゃんは、くるりと後ろを向いてお尻を突き出すと、ブルマの生地をわざとずらして、臀部の露出をさらに大きくしてきた! 横尻はおろか、中学生としてしっかり膨らんだ女らしいヒップの形を、すでに存分に具えている。

 これまで、僕は彼女の歩く姿を見ながら、そのブルマで隠された部分をさえ、夜ごとに想像してはイッていたっけ。

 ただでさえ、お尻の肉の下の方は、ブルマからはみ出している。白いパンティも、わざとなのかしっかりはみ出ている状態だ。その生地をさらにずらしているのだから、おねえちゃんのお尻の肉の半分くらいは、僕の前にあらわになっているんだ。

「はずかしいんだね……よっぽど。……じゃあ、これなら、どお?」

 おねえちゃんは僕に向き直り、今度は股の側のブルマ生地をずらしながら、右足を大きく開いて見せた!

「……ぜんぶは、だめだよ?」

 そう言いながら、おねえちゃんはブルマをずらし、オンナ表面の一部分だけを、少しだけ色が変わった部位を、しっかりと僕に見せつけている。滑らかな太ももとオンナとの境界線がくっきりと浮き出ており、スジまでは巧妙に隠すというきわどい露出の仕方だった。あえて全部を見せないことで(陰毛を見られたくなかったのかも知れない)、かえって少年の心をドギマギさせ、それをじかに性欲に結びつける作戦のようだった。

「あはっ、おっきくなってきたね……ねぇ、皮、むけないの?」
「えっ……」
「知らないんだよね。いいよ。そのままで。もっと大きくしなよ!」

 言われずとも、ペニスはじわじわと反応し、充血していく。先端の皮をしっかり残しながら、ペニスは僕の人差し指くらいには硬く反り返ってしまっていた。

「私の勝ちだねー♥ じゃあ、約束どおり、ね?」
「うぅ……」

 ペニスを見られた上に、おねえちゃんの生足やお尻、オンナ表面の一部を見せられて、情けなくもペニスは反応し、すっかり勃起してしまっていた。

「ねえ。キミって、どんなオナニーしてんの? 早くやって見せてよ!」

 僕の負けだ。仕方ない。それに、目の前のおねえちゃんのふとももを見ながら、あのあこがれの白い肌が、しかも僕の間近で、きめ細かい毛穴さえしっかり見える位置で、これを凝視しながら、オナニーできるんだ。いまはもう、それに意識を集中させてしまうのだった。

 いつもどおり、右手の人差し指と親指で包茎の皮の先端をつまみ、くりくりと揉むようにして、皮ごしに亀頭先端を刺激し始める。

「うぅっ!」

 まだ明るい時間から、しかもおねえちゃんの目の前で、ペニスを自分で刺激するという、初めての快感。

 僕は木により掛かる……というより木に自分のお尻を押しつけて、上半身は前屈みになり、両脚は内股という、何とも恥ずかしい格好になった。おねえちゃんの生足、ブルマ、さらにわざと露出された部位を凝視しながら、自分でペニスをいじくるとなると、どうしてもそんな格好になってしまうのだ。

 普段は布団の中でくの字になってオナニーするが、今日は立ったままペニスを刺激しているので、こんな情けない格好をする羽目になった。

「かーわいい! 私の脚、いっぱい見てね! あ、だんだん指が早くなってきたね? 気持ちいーい?」
「きもち……いいです……」

 僕は左右の足をスリスリ前後させながら、必死で亀頭の皮を揉みしだいた。

「へええ。そうやってオチンチンの先っぽのカワをチョミチョミするんだー☆ ほら、私のココも、じっくり見てね!」

 おねえちゃんは内股をぐいっと突き出し、僕の眼前に押し出してくる! 僕はおねえちゃんの膨らんだ生足、同級生とは明らかに成熟度の違うふとももの膨らみを目の当たりにしながら、しきりに指を動かした。勃起した包茎ペニスは、ぴょこんぴょこんと左右に暴れるが、オナニー慣れした僕は、寸分狂わずに先端の皮から手を離さず、さらに激しくちょみちょみし続けた。

「んあ!」

 びく! びくびくっ!

 肌色の小さなペニスは、強く律動した。強い快感が股間からお尻の奥に突き抜ける! 脈打つだけで、なにか出てくる気配はもちろんない。いつもそうだ。

「あー! イッたー☆ すごーい!」
「い、イク……?」
「そう! そうやってビクビクってなるのを、イクって言うんだよー。覚えておいてねー!」
「ああ……」

 身体がズンと重くなる。絶頂直後はいつもそうだ。

 少女は、僕がイク瞬間まで、包茎の股間と、上気する僕の顔をまじまじと見つめながら、驚嘆の声を漏らしていた。

「すっごいイイもの見ちゃった☆ やったね!」
「は……はずかしいよぉ……」
「だめよ! ね、明日も、私にオナニー見せてよ!」
「そんな……」
「もー遅いよっ! 逃げたら、言いふらすからね? 学校のみんなやセンパイや先生や親に知られたら、モノスゴイことになっちゃうからね!」
「ぇ~……」
「だから、明日も会ってくれるなら、私は誰にも言わない。約束するから。ね、その代わり、キミも今日のこと、明日からのことも、ゼッタイ誰にも言っちゃダメだからね! わかった!?」
「は……はい……」
「これはヒミツなの。ふたりだけの。ぜったいナイショの遊びなんだからね。」

 僕は誰にも言うなと念を押され、唯々諾々、従うほかはなかった。いけないことをしたのは、なんとなくでも分かっていたし、友達だろうと大人だろうと、誰かひとりにでもバレようものなら、自分の人生が終わってしまう。そんな気さえしたのだった。だから、このことはゼッタイ誰にもしゃべるわけには行かなかった。

 その日の夜は、どことなく元気がなかった。それは、もうクラスメイトやおねえちゃんの姿を思い出しながら、布団でオナニーができなかったからにほかならない。昼間に”イク”快感を味わってしまった。いままでも、イクのは一日に一回だけだった。だから、今日は布団の中でオナニーする気にどうしてもなれなかったんだ。

 もっとも、無理をすれば、なんとかなるかも知れなかったけれども、きっと明日、またおねえちゃんに会って、おんなじように彼女の前でオナニーすることになるんだ。いま無理をして、明日それができなくなったら、もしかするとキラわれちゃうかもしれない。それはイヤだった。だから、今夜は大人しく寝ることにしたのだった。

 期待どおり、次の日も、ブルマのおねえちゃんは、林の中で待ち構えていた。僕が通りかかると、ついっと彼女が出てきて、木の陰に誘い込んでくる。逆らえば言いふらされる恐怖もあったけれども、それ以上に、夜に記憶を思い出しながらではなく、じかに彼女のきれいな生足を見ながらオナニーできる期待が強かった。そっちの方が、自分の記憶を頼りにするよりも、快感が強いように感じた。

 自分の想像でストーリーを作り出して、それをオカズにイクのも気持ちいい。それも確かだ。でもいまは、おねえちゃんを間近に見ながらイク方がいいって感じるんだ。

 僕は昨日と同じように、ブリーフまで降ろさせられた。次の展開が分かりきっていたからか、ペニスはすでにギンギンに勃起していた。

「やだー! もう立ってる~! スケベ~!!」

 ころころと笑うおねえちゃんは、14歳だけあって、どことなく幼い感じをまだまだ残しているのだった。

「じゃあ、昨日と同じように……ね?」
「……。」

 僕はもう、快感のことしか頭になかった。いつものとおり、おねえちゃんを間近に見ながら、ペニス先端をチョミチョミと刺激し始める。皮ごしにグリグリされる亀頭先端の敏感な部分が、たちまちに心地よさ一色に包まれる。

「ね。ココも見て……」

 おねえちゃんは、ブレザーをおもむろに脱ぎ始めた。制服の上着をはじめから身につけておらず、丈の短いブレザーなので、すでにおへそは丸見えになっていたが、そこから上は隠されていた。

 しかし、その上着を脱ぎ始めたことで、おねえちゃんは、さらに上半身の肌を惜しげもなく晒し始めたのだった。

 ブレザーを抜いた下には、男子が決して着用しないものが、胸部にぴったり貼り付いていた。

 それは、高学年女子から身につけ始める、スポーツブラというものだった。真っ白で、清楚で、胸回りは大きめに隠してくれる代わりに、背中のヒモ部分は切れるんじゃないかってくらいに細く仕上がっていて、背中の肌の露出度はほぼ100%に近いのだった。この年代のスポーツブラは、胸の膨らみを隠すというより、どんなカップサイズでも幅広く覆ってくれるので、汎用性が高いんだ。

 申しわけ程度に肩に掛かったヒモ。背中に回ったヒモも、とても細い。胸板部分を大きく隠している割には、それ以外を惜しげもなく露出させるので、それがかえっていやらしい。

 ブラジャーに、切れの深いブルマ。ギリギリまで露出度を高めたあられもない姿だ。初めて見る女子中学生のブラジャー姿は、男と女の肉体の違いを、これでもかと見せつけられる結果となった。

 肩が丸い。腕がむっちりしているのに、スベスベできめ細かくやわらかに仕上がっている。脇の下もツルツルで、背中もスベスベだ。お腹周りの肉付きの良さは、男子であればただのデブだが、女子のそれは、あり得べき姿そのもの、まさに皮下脂肪の魅力をふんだんに体現しているのだった。

 僕はおねえちゃんの上半身下半身を交互に見ながら、必死でペニスの皮を揉みしだいた。少女はそんな僕の姿をおもしろがり、どこか興奮したような顔つきになりながら、しっかりと女らしい部位や肌を次から次へと強調して見せてくるのだ。

 それでいて、性器そのものや、おそらくAカップのままの乳房そのもの、膨らんでさえいないだろう乳首など、”超えてはいけない一線”の部分だけは、キッチリ隠して、絶対に見えないようにしていた。だが、その見えそうで見えないところが興奮と想像をかき立て、それ以外の部分は極力すべて僕の前に惜しげもなくさらされるので、僕は彼女のどこもかしこもに性的魅力を感じ、オナニーの手を早める一方なのであった。

 おねえちゃんの腕、脇の下、お腹周りを見たときに、きゅ~んとくすぐったい強い疼きがこみ上げる。しかし、何よりも大好きなのは、ブルマ姿の生足そのものだ。僕の視線は下に行き、そのふとももを目の当たりにしつつ、ペニスを絶頂させるのだった。

「あはっ! 今日もイイもの見ちゃった☆ ね、私のカラダ、きれいだった?」
「うん……すごく……キレイで……どこもかしこも、すごい……」
「んふっ、ありがと。じゃ、また明日ね!」

 おねえちゃんはブレザーを着込み、ずらしたブルマを直すと、林道に戻ってすたすたと歩いていく。

 あとになって思えば、彼女は僕のオナニー姿、絶頂姿を、その日の夜に思い出して、自分で悦んでいたのだろう。彼女もまた、僕の痴態をオカズにしていたんだと思う。

 ほとんど毎日、彼女は僕を待ち伏せしていた。そして、林の影に隠れて、ふたりだけの”ひめごと”をする。

 僕は毎日のように、なまの少女の肌を間近に凝視しながら、亀頭皮オナニーで絶頂してみせる。彼女もまた、決しておっぱいとオンナを見せはしなかったが、それ以外のトコロは、すべて僕の前に晒してくれた。

 ブルマを思いっきりずらすと、いまでいうTバックのような格好になり、僕は彼女のお尻全体を見ながらペニスを律動させる。

 別の日には、おねえちゃんの背中のあちこちのスベスベそうな感触、白皙の肌を目の当たりにしながら絶頂した。

 脇の下、腕、お腹、生足と、日替わりで僕は彼女の前でオナニーさせられ、そのつどそのつど、おねえちゃんの肢体の良さを目の当たりにし、ペニスを脈打たせる日々だった。

 偶然予定が合わない日は、おねえちゃんに会えない。しかしそんな日は、彼女のカラダを思い出しながら、家に帰ってすぐにオナニーする。もう、必死で思い出す必要はなかった。毎日のように目の当たりにし続けた彼女の肌のどこもかしこもを、一瞬で鮮明に思い出すことができたからだ。一人になっても、オカズには困らなくなっていた。

 そしてある日……行為は少し、エスカレートした。いや、彼女にとっては少しだったかも知れないけれども、僕にとってはかなり大きな変化であった。

 いつものとおり待ち伏せされ、人目につかない木を背に立たされる。ブリーフを下ろすと、包茎ペニスがぴょこんと勃起して待ち構えていた。

「!!?」

 突然の出来事だった。

 おねえちゃんは、露出されたペニスに手を伸ばし、あろうことか自分の人差し指と親指で、僕のペニスの皮をつまみ、ゆっくりとチョミチョミし始めたのだ!

「うああ! 何!? だ、だめっ……」
「こう? こうでいいの?」

 どうやらおねえちゃんは、僕がペニスを揉みしだく様子を連日目の当たりにするうちに、自分でも触ってみたくなったらしい。いや、すでにずっと前から、僕のペニスには触りたかったのだろう。

 しかし、どう触れば気持ちよくなるのか、連日のように観察して、自信が出てきたので、初めて触ったというところらしい。それまでは、触る勇気が出なかったというのだろうか。あるいは、それ以外に理由があったのだろうか……

 とにかく、おねえちゃんの触り方は、まさに僕がちょみちょみ亀頭の皮を揉みしだくのとまったく同じやり方で、僕がいつも気持ちよくなっているドンピシャの強さ、速さ、タイミングを心得ていた。

「へへへー……自分でスルのと、どっちがイイ?」
「お……おねえちゃんの手……やーわかい……ああっ……」
「自分でするより、私の手の方が良いんだ?」

 少女がペニスの皮を揉んでくれている。それは、男子である自分のがさつな指先なんかとははるかに比べものにならないほど、吸い付くほどやわらかで心地よい感触だった!

 きゅん!

 びくん! びくん!

「あ! もうイッた!! すごいね! 私を見ながら自分でやるより、私がしてあげた方が、こんなに早くイクんだね~……」
少女は驚愕混じりで、指先に感じるペニスの律動を楽しんだ。

 脈打ちが終わるまで、おねえちゃんは皮を揉むのをやめてくれなかった。

 僕は、女の子の手がこんなに柔らかくて、細く尖った指先がこんなに気持ちいいもんだと、初めて知った。

 皮に吸い付いて、プニップニしていて、それでいて内部の亀頭にしっかり強い刺激を送り込んでくれる。生まれて初めて、女手の良さをペニスで感じた瞬間だった。感極まり、いつもよりはるかに早く、絶頂を迎えてしまったのだった。

 少女が上半身をさらけ出すイトマもなかった。そうなる前に、ペニスが耐えきれなくなり、あっさりと律動を許してしまったのだった。自分でくすぐるとくすぐったくないのに、人にされるととてもつよく感じる。ペニスへの性感もそれに近く、女の子の手でされると、自分のオナニーなんかよりもはるかに良い気持ちだ。どう触られるか予想がつかない分だけ、一瞬一瞬で受ける快感が何十倍にもふくれあがるんだ。

 別れたあと、家に着くなり僕はすぐに、オナニーを開始した。すでに一回絶頂しているのに、その日はもう耐えきれなかった。

 おねえちゃんの指先の感触を思い出しては、自分で揉みしだいてペニスを高めていく。すでに記憶の奥底まで焼き付いている、少女の身体のあちこちを思い出しながら、同時に彼女の手の心地よさを股間にダイレクトに記憶しているので、一度出して時間が経っていないというのに、性欲を抑えきれず、ついつい再び激しい律動に襲われてしまうのだった。

 その次の日。

 今度はおねえちゃんは、先に半裸になってくれた。

 そして、今度はペニス全体を、そのやわらかな女手で包み込んだ!

「ああっ……おねえ……ちゃ……」
「へへー。女の子の手、やーらかいでしょー?」
「うああっ……」
「だめだよー! これ以上、モミモミしてあげないんだから!」

 その代わりに、おねえちゃんは、ぎゅっと強くペニスを締め上げた! やわらかい女手の感触が、さらに強くペニス全体を包み込んだまま、そのみずみずしい肌を強く強く刻みつけてくる!

 きゅん! きゅん!

「うぅ……」
「イキそうでしょう! でもイかないでしょう?」
「うぁ……」

 イク直前のこみ上げるくすぐったさは、およそ30秒くらいに一度、確実に訪れる。

 しかし、おねえちゃんはそれ以上手を動かすこともなく、先端は人差し指・親指で挟み込んだまま、ぎゅっと亀頭先端を強く押してくれる。他の指は、ぐにっと肌色ペニスを根元から掴み、それ以上揉んでもしごいてもくれなかった。もちろん、木に背中を阻まれている体勢なので、僕の方から動くことは許されなかった。

 だから、絶頂前の多幸感がこみ上げるのに、不発に終わって、一度快感が引っ込んでしまう。しかし、女手のやわらかで心地よい感触に包み込まれたままだから、ペニスの奥底の性感神経が圧迫され続け、数十秒後には再びこみ上げてくるのである。

 それでも、脈打ちには至らない。

 僕は少女の肉体を目の当たりにしながら、何度も何度も、イク寸前の気持ちよさを味わい続けなければならなかった。モミモミされないので、何度イキそうになっても、そのつど不発に終わってしまう。

 そんな上気した僕の顔を散々に愉しんだあと、彼女は突然手を離した。「ね。アトはどうすればいいか、分かるよね?」

「おねえちゃんッ!」

 僕は半裸の少女の肢体を凝視しながら、自分の手で亀頭の皮を激しく揉みしだいた! 散々高められていたペニスは、数秒も経たないうちにこみ上げて、激しい律動を始めてしまう!

 少女は前を向いたり後ろを向いたりしながら、背中やお尻や生足をこれでもかと見せつけ続ける。

 イッたばかりのペニスは萎えることを知らない。僕は脈打つペニスをそのまま刺激し続け、おねえちゃんのカラダのあちこちを見ながら、ふたたびきゅ~んとくすぐったい感覚がこみ上げるまで、しつこく激しく揉みしだき続けた。

 そうして、思っていたよりも早く、二度目の絶頂感が訪れた。

 おねえちゃんは、わざとペニスを掴んだままそれ以上刺激せずに、僕の性欲と興奮を格段に高めておいて、2回連続でイッても大丈夫なくらいに、ペニスの奥底の性感神経を呼び覚まし続けてくれていたのだった。そしてまんまと、僕は彼女のカラダを見ながら、連続してペニスを脈打たせたのだった。

 次の日は会えなかった。

 しかしその次の日、お姉ちゃんは待ち構えていた。もう、背徳感はほとんど残っていない。彼女に出会うと、条件反射的にペニスが反応してしまう。

 もう僕たちに、言葉は必要なかった。することは決まっているからだ。

 ふたりは木の陰に隠れると、彼女はいそいそと上半身を脱いで、ブラジャー&きわどいブルマ姿になってくれる。僕はブリーフまで降ろし、肌色の小さなペニスをぴょこんと立たせたままおねえちゃんに向ける。

 するとおねえちゃんは、自慢の生足を片方、僕の細い両脚の間に挟み込んできた!

 小学生の僕よりも太く膨らんだ女子の生足は、たしかに女性らしい太さと滑らかさ、吸い付くような肌触りを誇っていた。

 僕は思わず、きゅっと彼女のふとももを両脚で強く挟み込んだ。すると彼女の素足は、どこまでもやわらかくめり込んでいって、それでいてしっとりといやらしいスベスベ感を些かも損なわないのだった。

 ちいさな玉袋は、彼女のふとももの上に乗せられた格好だ。

 おねえちゃんは生足で僕の脚の間をスリスリしながら、いつものとおりペニス先端の皮を揉んでくれた。亀頭先端への気持ちいい刺激が、一気に僕に襲いかかる。

 玉袋さえ素足のみずみずしい感触が滑っていって、それがいっそうペニスの快感を強めてくれる。そのシコシコした肌触りは、僕の内股を完全に支配し、スベスベと優しく激しくこすれていく。

 その刺激にあわせるように、彼女のやわらかな指先が、未発達の包茎ペニスの皮をつまんで、ちょみちょみと強い調子で揉み続けてくれる。

「ね……ちょっとなら、触ってもいいんだよ? あ、でもブラの中に手を入れたり、ブルマの中に手を突っ込んだりはナシね。それやったら、もう会ってあげないんだから。分かった?」
「うん……」

 充分だった。

 僕は両手で、おねえちゃんのふともも、横尻、お腹や背中、腕、首筋、脇腹や脇の下を撫でさすった。女の子特有の悩ましい肌の感触が、じかに僕に伝わってくる!

「んあっ!」

 びくびくん!

 おねえちゃんの体のあちこちを触る快感が加わり、ペニスはすぐに耐えきれなくなった。僕はおねえちゃんの指先で、ペニスを激しく律動させてしまう。

 しかし、遊びは終わらない。こんどは、おねえちゃんの両手が、僕の両脚を優しく撫でさする。彼女のふとももは、相変わらず僕の両脚の間をスベスベとこすれていた。

 僕は興奮も冷めやらず、自分でペニスの皮を揉み続けた。玉袋を滑る素足の感触と相まって、中学生のふっくら成長した生足の滑る感覚を愉しみながら、僕は必死でオナニーを続けた。

 僕の両脚外側は、おねえちゃんのすべすべでやわらかな手のひらや甲が這い回って、僕の性感をいやがおうにも高めてくれる。

 そんなことを続けて数分程度で、ペニスはきゅ~んと強くくすぐったい疼きを覚え、そのまま二度目の激しい脈打ちにいたる。

 僕たちはそこで別れた。

 その次の日も、彼女は待ち構えている。

「こんどは……ね、こんなこと、してあげちゃう!」

 おねえちゃんは、小さな勃起ペニスを、包茎のまま、ふっくら吸い付く内股の間に強く挟み込んできた!

「あああ……っ! すごいよぉ!」
「女の子の脚、良い気持ちでしょう?」

 まだスマタなどというコトバも知らない僕は、包茎の肌色ペニスをすっぽり、ふとももの間に挟み込まれる。初めてのやわらかで心地よい感触に酔いしれた。

 ちいさなペニスは、14歳の娘にとってみれば、あまりに短い器官だった。その成熟しつつある生足に包み込むだけで、根元から先端まで、すっぽりと内部に収まってしまう。

 それ以上彼女は動こうとせず、ふとももをぎゅっと締めたまま、僕の両肩を抱きしめた。

 僕は彼女の身体のあちこちを触りながら、しかし自分から腰を動かすことも知らず、彼女にされるがままに、股間のキュンとくすぐったい軽い快感に酔いしれていた。

 ふと、女の子の大切な部分、オッパイや、ブルマ・パンティの奥に隠されているオンナそのものを、じかに触ってみたくなった。

 しかし、生地の上から触れることまでは許されても、中に手を突っ込むことだけはどうしても許されなかった。

 約束は、守る。

 反故にすれば、もう会ってくれなくなるという思いが、僕の欲動を抑制していた。

 僕は少女の肩や腕の滑らかな肌触りを両手に感じながら、しかしそれ以上どうすることもできない快楽、何度もイキそうになりながら、決して絶頂までは行かずに、その直前で収まってしまう状態を、しばらくくり返すほかはなかった。

 少女の生足を触ろうと、お尻を触ろうと、ペニスはやわらかく圧迫されるだけで、それ以上の刺激はない。

 しかし、股間の奥、お尻の奥から、じわりじわりと快感がこみ上げ、きゅ~んとくすぐったく疼く。ペニスの奥の性感神経までが、締め付ける内股の感触によって刺激されているんだ。

 あとほんの少し、ペニスをコチョコチョされようものなら、すぐにでも絶頂のドクドクが始まるというのに!

 そのもどかしい思いは、絶頂直前の多幸感がくり返されるという快感の連続によってかき消される。

 いっそ、このまま今日は終わりになってもよかった。すぐに家に帰って、この生足の感触を詳細かつ具体的に思い出しながら、すぐにでも脈打つことができるだろう。

 そしてそれは、じっさいにそうなった。

 おねえちゃんはペニスをふとももから解放すると、すぐさま制服を身につけてしまった。くすっと不敵な笑いを僕に向けると、走るようにその場を去ってしまったのだ。

 彼女にも分かっていたんだ。

 僕が走りながら家に帰り、トイレにこもって、すぐさま自分で亀頭先端を揉みしだき、生足がじかにペニスに触れるあの感触を思い出しながらオナニーすることを。

 彼女もまた、僕がきっと今ごろそうしているだろうというのを思い出して、悦に浸りて第二次性徴の女体をかわいがっていることだろう。

 場所を離れていても、僕たちがしていることは同じ。そのほぼ絶対的な確信が、僕の興奮をさらに高めるのだった。

 その次の日は、おねえちゃんに会えなかった。でも、昨日のふとももの感触は、よく覚えている。いや……何年経っても、おねえちゃんの若々しい脚の感触など、忘れられるはずがないんだ。

 以前ラッキースケベで、同級生のふとももにぶつかり、その肌の感触が一瞬触れ合った経験がある。男子と同じくらいに細い足なのに、少女の太ももは、すでにスベスベで吸い付くような肌触りだった。一瞬触れ合っただけでも、いつまでも忘れない。

 まして、おねえちゃんのように、足だけでなく、じかにペニスに吸い付いてくれたふとももの感触を、生涯忘れることはないだろう。

 さらに二日ほど経って、帰り道におねえちゃんがいた。僕たちは木の陰に隠れた。

 おねえちゃんは、さらけ出されたペニスを生足で包み込みながら、左右の足を小刻みにスリスリし始めた。

「うあ! なにこれ!」
「イイでしょう? 先端を揉むのとはチョット違うかな~。でもすんごい感じるよね?」
「あぁっ……ダメ、それだめえっ!」

 ペニスは根元から先端まで、きめ細かい女子中学生の内股に包まれたまま、すりすりすべすべと小刻みにこすりあげられた!

 彼女の左右の足は交互に小刻みに前後する。ペニスは、生足の肌で根元から先端までをスベスベとしごき立てられているんだ!

「おねえちゃんっ!」

 僕は少女の上半身に抱きつき、スポーツブラに顔を埋めたまま、ペニスをドクドクと律動させた。

 脈打っても彼女は足の動きを止めない。

 ペニスが短く小さいため、おねえちゃんは素早く左右の足をスリスリしても、大きな運動にはならない。軽く足を前後させるだけで、僕のペニスなど全体を柔肌でしごきまくることができるのだった。だから彼女はいっさい疲れることなく、クスクスと可愛らしく笑いながら、足を動かし続けるのだった。

 もう一度絶頂するまで、おねえちゃんは足を動かし続けてくれた。

 それからも、毎日、あるいは2,3日に1回程度、帰り道で、僕はおねえちゃんに待ち伏せされた。

 少女は手で、あしで、お尻の肉で、脇の下で、連日のようにペニスを脈打たせてくれた。

 ときにはペニスの根元を手で掴んで、包茎ペニスの先端を自分のほっぺに押しつけこすりつけ、頬の肌触りだけで、ペニスをイかせてくれることさえあった。肩の肌だけでイかせることもあれば、膝の裏とか、ふくらはぎなんて日もあった。

 手や足などの女性らしい部位だけでなく、女の子のカラダのどこもかしこも、いっさいの例外なく、どこであっても、ペニスを脈打たせることができる。そうおねえちゃんは教えてくれているのだった。

 連続して2回律動させるまで解放されない日は、さすがに疲れて、その日の夜はオナニーできなかった。

 しかし、1回だけのドクドクで解放された日は、おねえちゃんを思い出しながら、その日またオナニーできた。

 会えない日があっても、まったく問題はなかった。

 おねえちゃんのカラダを思い出し、その肌触り、手の感触、ふとももの感触を思い出しながら、家でオナニーすればよかった。会えない日は、思い出だけで抜けるようになっている。それも、もしかしたらおねえちゃんの作戦のひとつだったのかも知れない。

 そんな密会が、数ヶ月も続いた。

 きっと、偶然帰り道が同じで、偶然同じ時間に居合わせるうちに、いつもそのつど僕がおねえちゃんのブルマ生足姿に見とれていることを知り、おねえちゃんも僕のような幼い男の子のオチンチンが気になって日々を過ごしていたに違いない。

 そしてあの日、勇気を振り絞って、僕を林道の影に誘い込み、自分の性的な興味を満たすために、いけない策略を実行に移したんだ。

 騒いだり人に言ったりすれば、僕自身が怒られたりいじめられたり、ろくなことにはならないぞと脅しながら。……おとなになって思えば、それが彼女の姦詐だったに違いない。

 約束どおり、僕は誰にもおねえちゃんとのことを言わなかったし、誰にも密会はバレなかった。



 そんな数ヶ月は、ある日、ほんとうに、なんの前触れもなく突然終わりを告げた。

 いつものとおり、おねえちゃんはペニスをふとももでスリスリする。ペニスを揉みしだかれ、スマタの快感に酔いしれながら、未熟で未発達なペニスは、じかに滑っていく女子中学生の素足の感触にいつまでも耐性がつかないまま、すぐさま絶頂まで追いやられてしまうのだった。

 ぐぼお……

 ペニスが脈打ったとき、包茎の間から、じわりと濃い白濁液が、にじみ出るようにあふれてきた。

 おねえちゃんは、ふとももに違和感を覚え、自分の生足を見つめてみる。するとそこには、僅かではあるが、臭いの強い男子の体液が付着し、お尻の付け根部分のブルマを僅かに濡らしていたのだった。

 精通が、はじまったんだ!

 僕自身の肉体の成長が主な原因ではあるけれども、ここ数ヶ月、今までにないくらいに、ペニスを脈打たせ続けた。一日一回だったのが2回になり、しかもそれが、自分の手だけでなく、異性の手や肉体によって行われ、そのつど性的な興奮と興味が格段に高まっていく。そんなことが数ヶ月続いたんだった。

 急激に増えたオナニーと絶頂の回数。そして異性との直接的な接触の連続。それは僕の脳の、ある機構ばかりをアンバランスなまでに発達させた。

 ふつうの男子は12~3さいくらいで精通を迎える。僕はそれよりも2年ほど早く、その時期が訪れたのだった。

 それは、性的な行為が、ややもすると妊娠の可能性を含んでいることを示唆するものだった。

 ふつうの性教育を受けていれば、これ以上のエスカレートがどういう結果になるか、すぐに予想がついた。

 彼女がかたくなに、女性の一番の特性である乳房やオンナを見せず、じかに触ることも許さなかったのは、そうしたことへの警戒感が強かったからにほかならなかった。

 僕が射精できるカラダになってしまった。これ以上のエスカレートはマズイ。僕も彼女もそう考えた。

 こっちの欲望はますます強くなるし、相手も、セックス本番行為がどういうものかを知っているだけに、若い欲求が弾けるように強まっていくのを感じていた。

 おねえちゃんにとって、僕はあくまで、まだ射精ができない”少年”だった。いやらしいヒミツの遊びをしても危険はない相手だ。

 だが、もはや事情が変わった。僕はもう、彼女にとって少年ではなく、いっぱしの“男”になったんだ。

 男からの強い欲求に対し、警戒感というより、もしかしたらついついそれに応えてしまう、若い未熟な自分の性欲に負けてしまうのかも知れない。

 中学生は、カラダが成熟し始め、男を射精させるあらゆる武器の持ち主ではあるが、一方で、それを抑制できるほどには、精神的に成長しきっていない。

 僕たちはいそいそと服を着て、無言でその場を去った。



 その日を最後に、おねえちゃんは待ち伏せをしなくなった。

 ブルマ下校もやめ、ジャージを着用するようになり、他の娘と同じようなガードの堅さになった。

 帰り道が同じなので、ときおり僕と鉢合わせしてしまうことがあるけれども、彼女は僕の姿を見つけると、何も言わずに逃げるように走り去っていく。もう、ヒミツの遊びどころか、言葉を交わすことさえできない間柄になってしまったのだった。

 その時初めて、僕は彼女に淡い恋心を抱いていたことに気づいた。ただ性欲を満たすだけの相手ではなく、彼女だからこそ、彼女の肉体だからこそ、射精の悦びも強かったし、オナニーの快楽も一入だったんだ。

 そして……同時に完全に失恋してしまったこと。恋愛と性的な行為とは、厳密には連動しないことをも、思い知らされたのだった。

 彼女とは、それっきりになった。



 それ以降、あの数ヶ月の思い出を想い出しながら、オナニーは続けている。絶頂は、必ず精液を伴うようになった。それからというもの、射精後に分泌される特殊な脳内物質は一段と激しく放出されるようになり、絶頂は一日に一回のみとなる。2回以上の射精はできなくなった。疲れと嫌気がさしてしまって、どうしてもそれ以上ペニスを刺激する気にはなれないのだ。

 オナニーのオカズも、あのおねえちゃんだけでなく、いろいろな娘を想像の中に搭乗させるように変貌していった。



 大人になったいまも、あのときの快感は忘れられない。名前も思い出せない少女の、手や生足の感触、その第二次性徴の甘酸っぱい肢体だけは覚えている。それで十分だった。

 今日も、彼女のふとももに挟まれる想像をしながら、ペニスをしごき続けるのであった。



(完)


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