性霊界で遊ぼう!


 物質界の皆さん、こんにちは。こちらは性霊界より中継をお送りしております。よろしくな!

 ・・・ああ、いきなりやぶから棒で、わけがわかりませんよね。それじゃあ、初めてこのお話を読まれる方々に、今住んでいる性霊界の事と、僕自身の事を、少しばかりお話するといたしましょう。ぶっちゃけ、僕のお話が分かりづらい、面倒くさいという方は、当サイト内に掲載されている『精霊の棲家』または『精霊パラレルワールド』などを閲覧されるのがよろしいかと思います。あちらの方がエロさ当社比120%増しですからね。いや、マジで。



 高校を卒業し、大学生になった僕は、ひょんなきっかけから『性霊』なるものの存在を知りました。性霊というのはですね。まず、皆さん『幽霊』ってご存知でしょう?死んでも成仏しきれず、魂だけが漂っちゃうあれ。死に方によって、その場にとどまり続ける地縛霊とか、生きている人に悪さをする悪霊とか、色々な種類に分かれますよね。

 で、バリエーション多岐に渡る大多数の幽霊の中には、自身の性欲が満たされずに死んでいった、いわゆる色情霊という奴がおりまして。若くて精力あふれる人間を見つけると、夜な夜な寝床に忍び込んでは、夢の中で性行為に及んでしまうのです。人間でも動物でも、種の生存競争では大抵男の側が多くあぶれるため、色情霊というのも大抵は男の方が多いんですが、まれに女性の方もおりまして、僕がたまたま入居したアパートでは、その女色情霊、いわゆる性霊が、どういうわけか大勢たむろしていたんです。当然、夢の中で誘惑されました。


 その時はどうしたかって?そりゃあ、もちろん喜んで受け入れましたよ!ええ。だって、ねえ、皆さん。皆さんだって、夢の中で、いきなりナイスバディなお姉さんたちが大勢、素っ裸で誘惑してきたら、男ならやることはひとつと決まっているじゃあありませんか。ねえ?


 もっとも、僕の場合は、就寝中のみならず、入浴中や食事中、はてはトイレ中にもよく襲われましたけどね。なんと言っても、セックス専門の幽霊ですから、色気たっぷりだし、女体やオンナの感触とか、男を興奮させるテクニックに至るまで、普通の人間の女性の比じゃありませんからね。きっと、我慢したところで数秒と耐え切れないのは同じだったでしょう。

 これは性霊界に来て、現地の性霊さんたちから聞いた話ですが、人間の男の中には、性霊たちの誘惑を拒み、相手をセックスで絶頂に導いた上で、あえて除霊させる方々がいるそうですが、バカバカしい。現実の世界でもめったにお目にかかれないスーパーモデルクラスの美女軍団が、無償で男を気持ちよくさせてくれるのに、それを除霊しちゃうなんておかしいですよカテジナさん!

 話を戻しまして、性霊に誘惑されて2~3日後。入浴中に彼女たちと仲良く洗いっこをしている時、性霊の一人に「こんな息苦しい現実なんか忘れて、私たちの世界に来ない?」と誘いを受けたんです。なんでも、肉体から魂を解放し、自身も性霊の一人になれば、彼女たちの住む性霊界で、永遠に若いまま暮らしていけるのだと。もちろん、そこでも彼女たちのようなセクシー美女とやり放題。しかも、性霊の呪縛によって、現実世界にいる時よりも数倍、精力が活性化しているから、そのため、何度射精してもひっきりなしに回復できるんだとか。

 話を聞き、しばらくは迷いました。性霊の一員になる、という事は、必然、現実世界での死を意味しますからね。でも、現実にそれほどの未練はありませんでした。ついこの間、目をかけていた意中の女性に交際を断られたすぐ後だったし、今いる大学もすべり止めギリギリで入ったところだから、将来の先行きも見えないし、何しろウチは母子家庭で、その母親ときたら酔っぱらった男を家に連れてきては、一緒になって息子を殴る蹴るわという、我が親ながらどうしようもない人間のクズで、どうせ死んでも迷惑にはならないだろうと。それで、思い切って性霊の申し出を受ける事にしました。ああ、これで、何の苦痛もしがらみもない、素晴らしい天国に行ける。今までの報われなかった人生を、ようやく清算できるんだ、と。

 薄暗いトンネルを抜けると、その先には性霊たちの住む不思議な世界が広がっていました。初めは、意外、という印象を受けました。何しろ、現実世界と同じく、周りは高層ビルと様々なお店が立ち並ぶ、いつも通りの都会的な風景が広がっていたわけですから。一瞬、現実に戻ってきたのではないかと、不安と失望にかられたぐらいです。

 しかし、体中の異常な疼きを感じて、その不安も一瞬にして消え去りました。何日もオナニーを我慢して、もうたまらないというくらい、体中が熱いんです。きっと、性霊になった事で得られた特異性質みたいなものでしょうね。ただ、自分でペニスをしごいても精管に錠前をかけられたように、射精が押し止められるため、誰でもいいからこの熱いたぎりを沈めて欲しいとがむしゃらに念じたところ、どこからともなく現れた、背の高いモデル体型のお姉さんが、全身でやさしく包み込んでくれたため、それで果てました。体中に大量の精液がかかっても、お姉さんは嫌な顔ひとつせず「したくなったら、いつでもおいで♪」と、やさしく微笑みかけてくれました。お姉さんは性霊界で、僕の初めての人になってくれた、大切な女性の一人になりました。

 以上が、僕の生い立ちと、性霊界についての大まかないきさつです。現実での僕は死んでしまったけれど、今はこちらで結構楽しくやっております。何しろ、体が疼いて、どうしても我慢できなくなったら、好きな時に好きなだけ、一人でも大勢でも、自分好みの女性にエッチな事をしてもらえるし、気分が乗らない時は、レストランで食事にありつくも、スポーツ施設で汗を流すも、好きなだけぐうたら寝るのも自由ですから。まあ、大抵は美女たちと遊びまくる事に時間を費やしますけどね。

 そんなこんなで、これまで3ヶ月ほどが経ちました。今ではここの暮らしも大分慣れてきて、第一世界と第二世界の間を行ったり来たりの生活を繰り返しています。今は、第二世界のホテルの寝室からレポートをお届けしているところです。

 ああ、第二世界というのはですね。この性霊界では、性霊の階級や強さに応じて、それぞれの世界が、いくつかの階層に分かれて存在しているらしいんです。学校で言うところの、1年生の教室と、3年生の教室みたいなもんですね。第一世界では、頭の中で念じると自分好みの性霊が現れて、そのまま抜いてくれるんですが、第二世界では、初めから大勢の性霊がそこらじゅうにたむろしているのです。まあ、正確には、性霊そのものを肉眼で見れるのが第二世界、という解釈ですかね。ちなみに、第二世界では性霊側がこちらを視覚的に誘惑してきて(スカートをまくり上げたり、いやらしいダンスを踊ったり)、それに負けて勃起してしまったら、自動的に襲ってきます。大抵、襲われる前にこちらから襲って性欲処理を済ませますが。

 僕はそれまで、色とりどりの女の子たちから、様々なシチュエーション、様々な方法で、毎日ひっきりなしに抜いてもらいました。それで、ふと、ある時、皆さんの住む物質界にコンタクトを取り、僕が性霊界でどんな生活をしているのかを、一度実況中継でお送りしてみたいと思ったのです。皆さんもどうせ、欲求不満で色々と溜め込んでいますよね?異性と接する機会が極端に少ない世の中ですから。だから、ここで書かれる僕の体験談は、後でオカズにしてもらっても構わないし、交際相手とのプレイの参考にするのも、18禁小説のアイデアにするのも自由です。それでは、長話も難ですから、早速今日も一日、楽しく性霊界の暮らしを満喫するとしましょう!あ、ちなみに、僕の事は性霊界レポーター、略して性レポさんとでも呼んでください。性霊界の女の子たちの間でも、それが通り名になっていますんで。よろしくな!



 心地のいい朝を迎えた僕は、朝食のため、ホテルの食堂にやってきた。食堂ではバイキング形式で様々な種類の料理が取り揃えられており、きわどいフリルつきのミニスカートに、たわわな胸を強調させた、ナイスバディなウェイトレスの女の子たちが大勢出迎えてくれた。

 「性レポさん、おはようございまーす」

 礼儀正しくあいさつを済ませてから、ウェイトレスたちは早速、その場でくるりとかわいらしく回ってみせた。風でヒラヒラのスカートがまくれ上がり、フリルつきの真っ白なかわいいアンダースコートが丸見えになった。一部生パンティの子もいる。更に「うふふ」「キャッキャッ」と、小声ではしゃぎながら、こちらに無邪気な微笑みをかけてくる、彼女たちのいじらしい仕草に理性を保ち切れず、僕は粗息を上げながら、ウェイトレスの一人に抱きつくしかなかった。

 ここに来るまで、そこら中に漂うピンク色の淫気のせいで、ペニスは射精寸前まで高められていたため、わざわざオンナにぶち込むまでもなく、スカートをまくり上げてかわいいアンスコをまさぐり、胸を縦横無尽に揉みしだき、お尻部分にペニスを数回こすりつけただけで、スベスベで柔らかい女体の感触に耐え切れず、周囲に大量の精液をぶちまけてしまった。しがみつかれたウェイトレスは、特に嫌がったりもせず、一連の処理が終わるまで、ずっとこちらの行為を見守ってくれた。

 それでもなお、ミニスカウェイトレスたちは、僕が余韻に浸る間もなく「いやん」「うふぅん」と、相変わらずクルクルダンスでパンチラサービスをお見舞いしてくれるため、食事にありつくまでしばしの猶予を費やした。まあ、これも第二世界に到着した時、僕が彼女たちにそうするよう要望したんですけどね。女の子が集団で、無邪気に笑いながらクルクル回ってパンツを見せてくれる、というシチュエーションが、個人的にたまらなく好きだ。

 彼女たちのスカートめくりと、強調されたおっぱいの感触を十二分に楽しみ、存分に精液を放ってから、僕は両脇に巨乳のミニスカウェイトレスらを抱えたまま席に着き、運んできた食事を彼女たちの手で丁寧に食べさせてもらった。二人はそれぞれ片手にスプーンとフォークを持ち、僕の口にハンバーグの切れ端を導く一方、もう片方の手で僕の上半身をいやらしく撫でさすり、アンスコを丸見えにした生足で僕の下半身をやさしくこすってくれた。ペース的には、一口食べ終わるたびに射精、全部平らげる頃には、もう数えるのも面倒臭いくらい絶頂に導かれていた。両脇の二人だけでなく、足元には別のウェイトレスがひざまずき、自慢の胸でパイズリしたり、プルプルの唇で亀頭をきつく吸い上げてくれたりもした。

 現実世界でこれだけ何度も射精したら、それだけでもう何もする気が起こらないくらい疲労し切ってしまうだろう。しかし、性霊界にしてみれば、この程度はまだ我慢汁を一滴垂らしたくらいの消耗に過ぎない。大体、1分ごとに10日分の精子が溜め込まれるから、1時間に60回、1日中寝ずに性交にふけったとしても、1000回以上出してようやく満足するぐらいの感覚だと思っていい。

 上の食事も下の食事も十分に満喫した僕は、ウェイトレスたちに別れを告げ、ホテルを後にした。夜に再び戻れば、その時は温泉で全員と汗を洗い落とす予定だ。汗以外のいろんなものも。

 さて、本日の予定だが、昨日はプールでビキニの金髪美女100人と水中で太ももをこすりつけ合ったり、そのまま結合したりで十分に満足したから、今日は学校に行ってみるとしよう。もちろん、女の色情霊がたむろする世界なので、ここには女子高しかない。

 校門をくぐると同時に、数えきれないほど大勢の女子高生たちがこちらを出迎えてくれた。全員、ブレザー型の夏服で、上はリボン付きのYシャツとセーター、下は緑色に黄色の線が入った、フリフリのプリーツスカートをはいている。もちろん、そのスカートは現実の女子高生よろしく、股を危うく隠す程度のきわどいマイクロミニだった。

「おはようございます、性レポさん。うふふ、また私たちと遊びたくなっちゃいました?」

「もちろん。現役女子高生と言えば、一番パンツがかわいくてミニスカートが似合う年頃だからね」

「やだぁ、もう。性レポさんのエッチ!」

「相変わらず、女の子のパンツが大好きなんですねぇ。うふふふ」

 うら若き乙女たちのひしめく女の園に、一人若い裸の男が紛れ込んできたとあって、彼女たちは物珍しそうに寄ってたかって、無邪気にまとわりついてきた。

 当初は彼女たちのいじらしい仕草や、目のやり場に困るきわどいミニスカートに、どうしても緊張してまともな会話ができなかったが、今ではこうしたやり取りも慣れたものだ。現実の女の子たちとはここまでフレンドリーに会話できなかったな。何しろ、小学生の時クラスの女子にひどいいじめを受けて以来、異性がトラウマになってしまったし、たまに気持ちを改めて話しかけようとしても白い目で見られ、何一ついい思いができなかった。

 でも、ここでの僕は、性霊たちに活力を提供する貴重な存在だから、ただそれだけでもてはやされるのだ。こんな風に、明るく、遠慮なく、異性と前向きに接することができるようになったのも性霊界に導かれたおかげだ。現実と違い、ここでは女性を必死こいて接待する必要がないのだ。暴力をふるったりとか、露骨な嫌がらせなどしなければ、僕たちは永遠に仲のいいセックスフレンドである。

「それで、今日はどうします?性レポさんの好きな、クルクルパンツ(ウェイトレスらもやっていた、クルクル回ってパンツを見せる行為)でも披露してあげましょうか?」

「スカートの中に、直接顔をうずめても構いませんよ。校庭にも、体操着やスクール水着の子たちが大勢いますよ」

 両脇から生足をすり付け、学生たちは僕の耳元に囁きかける。もちろん、これだけで僕は耐え切れず、無様に精を漏らしてしまった。

「いや、今日は普通に生活してくれて構わないよ」

「えー、そんなぁ。やだー、つまんなーい」

「遠慮しないで。ほらぁ、本当は女の子のパンツを触りたくて仕方ないんでしょう?」

「それもいいけど、今日は主に視覚プレイを楽しみたいんだ。物質界では、階段を上がる女子高生の姿に何度も悩まされてね。思う存分覗きを堪能したい、というわけ。あ、意図的にスカートをまくり上げるのは構わないよ。その時は恥ずかしがったり、鼻血ブーしてみせるから、ちゃんとからかってね」

 僕の言い分を聞くと、女子高生の性霊たちは笑顔でうなずき、元の学生生活に戻っていった。第二世界では性霊たちが誘惑し、こちらが我慢できないと襲いかかる、というルールがあるのだが、男側に何らかの要求があれば、素直に聞いてくれる事が多い。結果的により多くの濃い精子を採取できるのなら、ある程度ルールを破ってもOK、という事なのだろう。

 というわけで、午前中は要望通り、女子高生のスカート覗きを存分に楽しんだ。校舎で、絶えず学生たちが上り下りする階段を見上げると、ミニスカートの裏地に包まれた、色とりどりのパンツと、左右にクネクネ揺れるおいしそうなムチムチのヒップラインが、ひっきりなしに視界に飛び込んできた。スカートのヒラヒラ揺らめく様もいやらしい。

 男性諸君は何色パンツが好きかな?僕個人は、ピンク、水色、白の順かな。明るくてカラフルな方が、若さと新鮮味に溢れた印象を受けるのでね。

 覗きがバレるたび「やだぁ」「クスクス・・・」と、先の要望通り、学生たちが僕の破廉恥な行為を無邪気にあざけ笑ってくれた。それでも、本心から僕を軽蔑するような子は一人もいない。女の子を見て悶々と悩んでしまう男は、現実世界ではキモい奴でも、こちらの世界ではイタイケなかわいい男の子であり、性霊たちがギュッとやさしく包んであげたくなる存在なのだ。

「性レポさーん♪」

 3~4人の女子高生たちが、集団になって、僕に声をかけてきた。「なにか用?」用件を尋ねてみると

「これ見てぇ」

 突然、彼女たちはその場でクルッと素早く回転してみせた。際どいミニスカートの生地がふわりとまくれ上がり、色とりどりの、かわいい女の子パンツが視界に晒された。

 え、これ、どこかで見たシチュエーションじゃないかって?余計な詮索は禁止。お兄さんとの約束ダゾ。

「ぶぅっ・・・!!」

 ミニスカ女子高生の色っぽい仕草に興奮を押さえ切れず、僕は思わずその場で鼻血を吹き出してしまった。というより、念力で自分の体を操り、わざと鼻血を出しただけだ。現実では、エッチな場面に遭遇しても鼻血出ないしね。これはお色気シーンを際立たせるための、お約束とも言うべき演出だ。

「やだぁ、性レポさん鼻血出してるー!」

「エッチぃ」

「イヤラシー!」

「クスクス・・・」

 分かりやす過ぎるリアクションを目の当たりにして、当然学生たちにはからかわれた。この、キャッキャッと甲高い声で騒がれるのが、羞恥心をかき立てられてたまらない。これを味わうため、わざとウブで恥ずかしがり屋な男の子を演じているのだ。

「よくもやってくれたな。お返ししてやる。真空の世界!」

 僕は怒ったフリをして、右手を掲げ念力を込めた。

 次の瞬間、僕の腕の周りでつむじ風が巻き起こり、女子高生たちに襲い掛かった。

「きゃあん」

「いやぁん」

 突風に晒され、その場にいた学生たち全員のスカートが一気にまくれ上がった。風が強すぎて、片方の布を押さえても、もう片方の布がどうしても上向いてしまい、下着の隠れるいとまがなかった。

 今の技も、性霊界の住人となった時に備わった、一種の念力みたいなものだ。ここは精神の世界だから、自分の念じた事がそのまま現実になる。だから、風を起こそうと念じれば、魔法や超能力のように風を発生させられるのだ。

「やだぁ、スカートがめくれちゃう~」

「エッチぃ」

「いやぁん、もう」

 甲高い声を上げながら、学生たちは突風吹き荒れる校舎の中でジタバタとはしゃぎ回った。必死にスカートを押さえようとしているように見えるが、実は彼女たちもまったく下着を隠す気がない。ただ、恥ずかしそうに下着を隠そうとする仕草を見せつけたいだけだ。

 僕はしばらくの間、風でミニスカートが揺らめき、カラフルな女の子パンツが露わになる光景をぼんやりと眺め続けた。風圧でふわりと布地がまくれ上がり、その中に垣間見える悩ましい逆三角形の秘境。日の光を浴びてテカテカと輝く、真っ白でムチムチとした生足で、モジモジしたりぴょんぴょん跳ねたりして、無邪気にはしゃぎ回る年頃の美少女たち。

 彼女たちの無垢さと妖艶さとに心を奪われ、こちらの股間もはち切れんばかりに膨張していた。それを察してか、僕の左右には絶えず二人の女子高生が、ムチムチのふとももやパンツをすり付けたり、白魚のようなしなやかな生手で、そそり立ったペニスを揉み揉みとかわいがってくれたりした。女の子のかわいいパンツを目に焼き付けながら射精させてもらう。なんという天国だ。

 僕は、スカートめくり魔法の風を更に強め、色とりどりの女子高生パンツを堪能した。どの娘が、どの色の、どの生地のパンツをはいているか、どのようにマン筋やヒップラインが浮かび上がっているかが大体把握できるほど、長時間見続けた気がする。こちらの精巣も肉棒も、いやらしい粘液でパンパンに張りつめていたが、左右の学生たちがひっきりなしに抜いてくれるため、苦にはならなかった。

 その内、見るだけに飽き足らず、僕は学生の一人に、小さなつむじ風を立て続けに送り込んだ。

「あ、やだぁ。くすぐったい、きゃん」

 弱い風で股間の辺りをコチョコチョとさすられ、目の前の学生はその場でもどかしく下半身をバタつかせ始めた。風の一部を操って、わざとオンナの性感帯を攻撃しているのだ。はたから見ると、年頃のいたいけな女の子が、おしっこをモジモジと我慢しているかのような錯覚を受ける。その手のマニアにはたまらんだろうな(もちろん自分はその一人)。

「あん、だ、ダメぇ。恥ずかしくて・・・ガマンできないのぉ」

 学生の下半身が、内股のままガクガクと震え始めた。そろそろ絶頂を迎える頃だろう。更に、オンナ部分にめがけて風を細切れに送り込む。スカートがまくれ上がったまま、女の子はとうとう耐え切れずにしりもちをつき・・・


じょわああああ・・・・


 三角座りの姿勢で、大量の愛液をこぼしてしまった。透明色のツユが、純白のパンティをぐしょぐしょに濡らしていく。あまりに愛液の量が多いため、無白色のおしっこを漏らしているような錯覚を受けた。

 いつも僕は、この性霊界でエッチな女の子たちにしこたま射精させてもらうが、たまに女の子をイかせる側に回ることもある。快感に悶える女の子を見るのは男として興奮するし、普段イかせてもらっている恩返しみたいのも兼ねて、という事で。

 そこで気づいたことだが、彼女たち性霊は、セックスに関して卓越したテクニックの持ち主ではあるものの、性感に対する免疫は一般人のそれと大差がないようだった。まだ階層が浅いためかも知れない。体をまさぐったり、挿入に持ち込むことで、相手の女の子が勝手にイってしまう事もある。こちらも第二世界の淫気には大分慣れてきたし、本格的にセックスバトルしてみたら、今なら案外勝てるかも知れないね。射精を我慢するなんて嫌だけど。

「性レポさん。そんなにスカートめくりが好きなら、一度私たちの部活にお邪魔してみませんか?」

「私たち、実はチアリーディングの部員なんですよ」

 左右から僕をかわいがってくれていた女子高生たちが、耳元に囁きかける。よし、時間もたっぷりあることだし、お次は部活見学といこう。

 彼女たちに校庭まで導かれると、スタイル抜群の女の子たちが、フリフリのミニスカートをはいたチアガール姿で、色とりどりの踊りを披露してくれた。ちょっと腰をフリフリと動かすだけで、スカートがあわや際どい位置までまくれあがる。極めつけにくるりと回転すると、モロにパンツ・・・じゃなかった、アンダースコートが露わになった。

 上品なフリルでおおわれた純白の布地と、たわわに膨らんだヒップライン。そして、内股の柔らかそうなくぼみをチラチラ目の当たりにするだけで、僕はポッと体中が熱くなり、ムズムズと股間が充血した。ああ、早くこの疼きをかわいい女の子たちにやさしく静めてもらいたい・・・。

 僕の心情を察するように、チアガールたちが数人、艶めかしい足取りでベンチに群がり、隣に座って生足をグイグイ押し付けたり、顔にアンスコをすり付けたりしてきた。ムチムチの太ももと股間、やさしいシルクの肌触りが顔面を覆いつくし、女の甘い芳香に僕はだらしなく酔いしれた。

 チアガールの踊りも激しくなって、ひっきりなしにパンツが見えるようになった。しまいには、スカートの裾をつまみあげて、常時パンツが見える状態にする娘までいた。ここに来て、左右の女の子たちの手コキもいっそう激しくなった。

 チアガールのミニスカートの中に釘付けになったまま、僕はガクガクと腰を震わせ、激しく精液を噴き出した。今の場面は最高のヌキポイントだったな。

「クスクス・・・チアガールのパンツがたまらないみたいですねぇ」

「うん。もともと脚フェチだから、おっぱいよりパンツの方が好き、かな。ぐへへ」

 余韻に浸る間もなく股間が疼き、今度はこちらからもスカートの中に手を突っ込み、ふとももとパンツの感触を思う存分楽しんだ。「きゃん」触られた女の子もくすぐったそうにしている。

 彼女たちの行動も大胆になって、こちらのふとももに片足を乗せたり、上半身に体ごとすり付けたりしてきた。女の子の数も徐々に増えて、10人は軽く超えていた。

 その内、女の子のアンスコ部分が、そそり立ったペニスに当たった。そこがピクッと反応したのを見逃さず、別の女の子もアンスコのくぼみを押し付けてきて、僕のペニスは二人のチアガールのマン筋に押しくらまんじゅうされる形になった。裏筋、亀頭、玉袋に至るまで、余すことなくアンスコの布地とムチムチの太ももに晒され、やがて、肉棒がプルプルと痙攣を起こし始めた。

「あふ・・・むぐぐ。むごごぉぉ~(女の子のパンツ最高ぉ~っ)!」


どぷ!びゅくるっ!!
びゅぷ!どぷぷっ!!びくっ、びくっ、びくっ・・・!


 チアガールの内股に顔をうずめながら、僕は前後ともアンスコに包まれた中で激しい絶頂を迎えた。ペニスの律動に合わせて、女の子たちもアンスコ部分をうまく上下させてくれるため、絶えず新鮮な快感がペニスに送り込まれていた。「はあ・・・はあ・・・」あまりの気持ちよさに、僕はしばらく、余韻の息切れをおさえられなかった。チアガールの誰もが、クスクス・・・と、勝ち誇った笑みで僕を見下ろしていた。

 これで女の子のかわいいパンツは十分に満喫したかな。次はプールに行ってみた。こちらでも、大勢の女の子たちが水中で無邪気にはしゃぎ回ったり、サイドでくつろいだりしていた。旧型のスクール水着、きわどいハイレグの競泳水着、露出度の高いビキニと、大きく分けて三種類ほどの水着を身に着けているようだった。

 常に精巣がパンパンに張りつめているため、一刻も早く彼女たちに混じってエッチな水遊びと行きたいところだが、まずはシャワー室だな。小部屋ひとつ分のスペースでは、天井からシャワーの雨が絶えず降り注いでいた。ここでも案の定、大勢の女の子が水浴びをしながら、キャッキャッと無邪気にはしゃいでいた。

 間髪入れず、僕は彼女たちの間に割って入り、ドサクサにまぎれて片っ端から体をおさわりした。常に部屋中が女の子たちでギュウギュウ詰めのため、どの女の子にさわっているのか分からない上、嫌でも体どこかが彼女たちの肢体に当たってしまう。多分、力ずくで群衆をかき分けない事には、この部屋から抜け出すことは当分不可能だろう。

 だが、女の子たちもせっかくの獲物を逃がすまいと、自慢の柔肌で壁を作ってしまうため、僕はどうしても密集した女肉に押し潰され、情けなく果てるばかりだった。そこら中に汚い白濁液がぶちまけられるものの、常に降り注ぐ生温かいシャワーがすぐに洗い落としてくれた。

 女の子たちにキャッキャッと揉みくちゃにされながら、僕は何度も絶頂を迎えた。こちらがドサクサに紛れておさわりするなら、向こうもドサクサに紛れてこちらの股間をまさぐったり、太ももを押し付けたりしてきた。特に、ハイレグの競泳水着を着た娘たちのふとももが、たまらなく気持ちよかった。V字型に引き締まった両脚の付け根部分や、ラインをくっきり浮かべた丸型のお尻に挟まれ、何度イかされたか分からない。何人かは僕よりも背が高く、体重を預けても全く負担にならないようだった。

 群衆の中に一人、下半身をモジモジさせているスクール水着姿の女の子を見かけた。彼女はスク水のスカート部分をギュッと押さえながら、何度も股間を片手でこすっては、両足をジタバタさせている。オナニーをしているわけではなさそうだが・・・。

「キミ。もしかしてトイレに行きたいの?」

「う、うん。ちょっとでも動いたら、お漏らししちゃう・・・かも」

 そのいじらしい姿にいてもたってもいられず、僕は背後から思い切り抱きついた。他の娘と比べても、かなり小柄な子だ。ロリ系路線で売り込んでいる娘なのか、あるいは小学校高学年くらいの子がたまたまここに紛れてきたのか。

 個人の嗜好によるかも知れないが、女の子がおしっこを我慢するところってかわいいな。若い頃は、女の子が愛液を出す事も知らなかったから、おしっこでも十分な興奮材料になりえたのだ。

 僕は、彼女がこのままオシッコを我慢し切れなかったらどうなるのか、密かな興味をそそられてしまった。どうせ天井から絶えずシャワーが降り注いでいるから、汚くはないだろう。現に、僕もしょっちゅう射精を繰り返しているわけで。

 まずは、彼女の両腕を拘束し、股間をこすれないようにした。小柄なので力も弱く、片腕だけでも簡単に押さえ込めた。そして、もう一方の手で、ジタバタしている下半身を押さえ、スクール水着のパンツ部分をコチョコチョまさぐる。

「あん。だめぇ・・・」


じゃああああ・・・


 小さな膀胱が決壊し、大量の恥ずかしい液体がスクール水着のスカート部分をびちょびちょに濡らした。必死にジタバタし、パンツを押さえても、もう彼女の力では失禁を押さえる事ができない。右手で股間やふとももの感触を満喫しながら、スク水娘のお尻に股間を絶えず擦りつけていた僕も絶頂を迎え、二人で一緒にお漏らしする形となった。それでも、天井から降り注ぐシャワーによって、体の汚れはすぐに洗い落とされた。

 きれいさっぱりしたところでプールに戻ってくると、既に大勢の女の子たちが周囲にひしめいていた。皆スタイル抜群でとびきりの美人ばかりだ。そこで気づいたことだが、彼女たちはそれぞれの体型に応じて、自身に見合った水着を着こなしているようだった。大体、巨乳でグラマー体型の娘はビキニ、背が高く美脚自慢の娘は競泳水着、幼児体型で体の未発達な娘は旧型スクール水着、と言った感じだ。ああ、だから競泳水着タイプはあんなに生足のラインが格好良かったし、スク水タイプは新鮮でいい匂いがしたわけか。という事は、ビキニタイプの娘はおっぱいの感触が絶品なんだろうな。

 僕は、マットでくつろぐビキニ娘の一人に歩み寄った。サングラスをかけ、ウェーブのかかったきれいな金髪を腰まで垂らした、色白の美女だ。きっと外国人に違いない。

 さっきから水着美女ばかり眺めて興奮し切っていた僕に対して、彼女は挑発的にクイと手招きをしてみせた。それだけで、僕はいてもたってもいられず、彼女の豊満なバストをむぎゅ、とわしづかみした。どんなに力を込めても、どこまでも指がめり込んでいく柔らかさだ。手の平にはきめ細かい柔肌の感触が直に吸い付き、僕は「あぁ」と、思わず感嘆の息を漏らした。

 ほんの少し力をゆるめただけで、すごい弾力で豊満な乳房が揺れ動く。揉みほぐす位置を変えれば、特大バストの形は思い思いに変化し、何度も潰れてはポヨポヨと元の形に戻った。こりゃ、推定でバスト100cm以上はありそうだな。

「あ、あの。一度だけ、お姉さんの胸で甘えてみたいんですけど・・・」

 いつの間にか、僕はこんな情けない申し出を口走っていた。ビキニの金髪お姉さんはクスッと笑って承諾してくれた。

 お姉さんに少し上半身を起こしてもらってから、僕はそばに腰掛け、豊かな双丘に思い切って突撃した。次の瞬間、顔中にびっしりと、柔らかなおっぱいの感触が吸い付いてきた。顔の向きをちょっとでも変えれば、バストの形は思い思いに変化し、更に顔を押し込むことで、柔らかな乳房と乳房の間を、どこまでもかき分ける事ができた。お姉さんも、左右の乳房を自ら持ち上げ、こちらの顔にグイグイと押し付けてくれている。ぱふぱふの形だ。

 あぁ、スカートめくりも楽しいけど、たまにはおっぱいで遊ぶのもいいもんだな。思春期に目覚めて間もない頃からずっと興味をひかれ、憧れ、妄想してきた女の人の胸の感触が、ここでは好きなだけ堪能できる。それだけで、僕の興奮と期待感は限りなく高まっていた。

 やがて、僕は巨乳の肉地獄から抜け出し、限界まで硬くそそり立ったペニスを彼女の前に差し出した。散々おっぱいの感触を堪能したおかげで、精巣はパンパンに張りつめ、先っぽからは我慢汁も垂れ流しだった。僕自身、一刻も早くスッキリしたい一心で、焦ってその場で地団駄を踏んでしまう始末だった。

 お姉さんはそんな切実な男の欲求を察し、硬質化したペニスをすぐさまIカップバストの谷間に挟んでくれた。挟むというよりは、ほんの少し開けられた隙間に、無理やり肉棒をねじ込んだ形だ。2、3グリグリと乳房をこねくり回してもらっただけで、挟まれた僕のペニスは、弾力いっぱいの脂肪と柔肌の感触に耐え切れず、あふれんばかりの白濁液を噴き出してしまった。

「あっ・・・あが、が・・・!」

 ペニスの内部を綿でコチョコチョくすぐられるような快感に、僕は情けなく喘ぎながら、腰をブルブル震わせた。下半身に力が入りすぎて、お尻の肉が内側に引っ込んでいる。

 快感が絶えず持続するため、その内立っていられなくなったが(股間は勃ちっぱなしでいられたが)、両側を競泳水着の女の子たちに支えられたおかげで、全身の力を抜き、ひたすら快楽に身を委ねる事ができた。

 ペニスの痙攣はなおも続き、すっぽり収まった特大バストの中でそれはピクピクもがき続けた。ビキニのお姉さんが乳房をほぐすと、その刺激でペニスがビクン!と、再び激しい痙攣を起こす。一度イったにも関わらず、射精する合間で再び絶頂に達したようだ。あまりに絶頂が長く続いたためか、その内乳房の間から、ポタポタと濃い粘液がこぼれ落ちてきた。

 数分ほど経っただろうか。次第にペニスの脈打ちが収まり、快感に悶えていた僕もようやく我に返ることができた。「はあ・・・はあ・・・」重い溜息を漏らしながら、僕は乳房の間からペニスを引っこ抜く。ペニスの周囲は玉袋から亀頭に至るまで、多量の白濁液がベトベトこびりついていた。

 射精がようやくおさまっても、ペニスの脈打ちはなおもしばらく止まなかった。よほど興奮していたのだろう。

「もう、すぐお漏らししちゃうんだから。性レポさんのエッチ♪」

「クスクス・・・じゃあ、今度は私たちと遊びましょうね」

 両側を支えていた競泳水着の娘たちが、左右から誘いかける。もちろん、僕は喜んで彼女たちを受け入れた。そう、僕はエッチな男の子だ。世界一・・・は死んじゃったから無理なので、性霊界一エッチな男を目指すのだ。それが、現実世界では悶々と溜め込むしかなかった鬱憤を晴らす、唯一の方法だと思っている。

 皆でほんのり涼しいプールの水につかってから、僕は身をかがめ、競水娘たちのスラリと伸びた生足にしがみついた。お互い幽霊なので、水中でも呼吸ができず苦しむ事はない。やろうと思えば水中で会話する事だって不可能ではないのだ。

 腰の付け根まで露出されたふとももはフニフニ弾力があって柔らかく、上から撫でさすると、筋肉の締まりを実感できた。ああ、ずっとここにしがみついても飽き足らない。

 そして競泳水着と言えば、ぴっちりとハイレグの食い込んだおしりがたまらなく絶品だった。顔をうずめると、さっきのビキニ娘の巨乳に負けないくらい、素晴らしい弾力と柔肌を体感できた。

 ぐへへ・・・と、だらしない笑みを浮かべたまま、僕はしばらく競水娘たちの桃尻を顔面中で堪能した。こちらの動きに合わせて、女の子も自ら下半身をこねくり回して、グイグイとお尻の感触をすり付けてくれた。そして、もう一人の競水娘が後ろからぴったり張り付き、ペニスと玉袋をやさしく揉みほぐしてくれる。存分に高まっていたところで裏筋をコチョコチョされ、僕はあっけなく精を漏らしてしまった。長い脈打ちが終わるまで、後ろの娘はけなげに裏筋をさすり続けてくれた。

 ようやく痙攣が収まっても、若娘たちの生足が目の前にあるだけで、すぐに性欲がぶり返した。今度は立ち上がって、ハイレグによって露出されたふとももに、再び硬質化したペニスを押し当てる。やはりここの感触もフワフワ、ムチムチしていて絶品だった。

 と、ここで僕は、彼女たちのスラリと伸びた美脚に比べて、自分の足がせいぜい膝上までしか届かない事に気づいた。二人とも、僕より頭ひとつ分くらい背が高いのだ。だからこんなに脚が長かったのか。

 自分たちの方が背が高いと知ってか、競水娘たちは僕の顔を見下ろしながら、ニコッと勝ち誇ったような笑みを浮かべた。口には出さないが「どう?お姉ちゃんたちの方が大きいでしょ」と言わんばかりの顔つきをしている。確かにこれは悔しい。と同時に、自分が情けないと思った。

「うふふ。私たち、実はバレー部員なんですよ」

「え?バレーって、バレーボールの」

「ええ。ここにいるのは、何も水泳部ばかりとは、この学校の人間ばかりとは限りませんよ。さっき性レポさんがパイズリしてもらった子も、外から来た子なんです」

 なるほど。という事は、さっきシャワー室で見たお漏らし娘も、実はモノホンの小●生だったのかも。

 それはそうと、さっきからハイレグの脇部分に擦り付けていたペニスが、あまりの快感に今にも悲鳴を上げそうなほどピクピク震えている。

 僕は早くスッキリしてしまいたい一心で、グイグイと腰を押し付けた。ほどなくして前立腺の筋肉が緩み、痙攣したペニスから大量の精液がほど走った。あまりの気持ちよさに全身の力が抜けてしまいそうだったが、水の中にいるおかげで、大きく姿勢を崩さずにすんだ。それに、僕の背後には別の競水娘がぴたりと張り付いてくれていた。

 全ての精を出し切ったところで、僕は後ろの競水娘に、そのままぐったりと体重を預けた。余韻に浸る間、彼女たちは大きな体で僕を包みながら、安らかな表情でじっと見つめてくれた。

「クスクス・・・『お姉ちゃん』て呼んでもいいよ」

「お、お姉・・・ちゃん」

 若干ためらいはあったが、不思議と逆らえる気がしなかった。

 すると、前の娘が至近距離まで顔を近づけて

「そうそう、素直でいい子ね。ここでは女の子の方がうんとお姉ちゃんなの。男子はみ~んなコ・ド・モ♪」

 そう言いながら、上から僕の唇を強引に奪った。悔しい。でも、心地よいキスの感触と、背の高いお姉さんに見下ろされる快感に逆らえず、射精したばかりのペニスは再び限界間近まで膨張してしまっていた。

 今度は前後だけでなく、両脇からもハイレグ生足の感触が滑り込んできた。キスされているので確認できないが、さっきよりも競水娘の数が増えているみたいだ。第二世界では、いつまでも同じ場所にとどまっていると、女の子たちが続々と増えていく仕様なのだ。

 ざっと5~6人は増えただろうか。僕の下半身は絶えず誰かのふとももにスリスリとこすられ、とうとう逃げ場がなくなってしまった。彼女たちの方が圧倒的に背が高いし、水中にいるため、ちょっと片足に力を込めるだけで、僕の体は簡単に浮かせられた。

 僕は何度も絶頂を迎え「やだぁ」「エッチぃ♪」と、競水娘たちにキャッキャッとからかわれた。彼女たちの言うとおり、性霊界の男なんて日夜エッチな妄想をしながら、セクシーなお姉さんたちの前でお漏らしするのが籍の山だ。彼女たちに気を使って、気持ちよくさせる余裕なんてありはしない。

 代わる代わるでキスの嵐に晒されながら、食い込んだハイレグのお尻にペニスを挟まれ、ペニスの脈打ちは更に激しさを増した。大きなお尻の柔らかい弾力に、僕の未熟なおちんちんは中学生レベルにまで免疫が落ちてしまっていた。

「ふふ。次はわ・た・し♪」

 体の向きを反転させられ、僕は別の競水娘に唇を奪われた。片膝で体を強引に持ち上げられ、股間をグリグリさせられたりもした。僕も負けじとしがみつき、女体の柔らかさを思う存分満喫した。一度射精すると、他の娘が別方向から同じようにまとわりつき、濃厚なサービスを提供してくれた。ハイレグ競泳水着の柔らかな生足に、もう何度ガマンの限界に達したか分からない。

「はあ・・・はあ・・・・」

「あら、疲れてきちゃったかな?それじゃあ、ちょっとそこで休憩しましょうね」

 こちらの疲労が溜まってきたことを察して、彼女たちはようやくエッチ攻撃の手を休めてくれた。

 後ろの娘が空気椅子を作ってくれて、僕は安心して体重を預ける事ができた。他の娘たちも、両側からきつくならない程度にべったりと張り付いてくれて、僕はしばらくの間女体まんじゅうの中で余韻に浸った。

 こうして見ると、競泳水着って思った以上に過激な格好だなあ。前も後ろも鋭いV字型のハイレグで、お尻の部分はパンパンに食い込み、割れ目まで浮き上がっている。肩の部分も背中の部分も、最低限を隠す程度でほとんど地肌がむき出しだ。髪の毛はほとんど水泳帽に隠れて見えないものの、うなじが露出される事でかえって色気を増している。旧型スクール水着が、常時パンチラサービスを堪能できるアイテムなら、競泳水着は主に後姿を堪能するコスチュームというわけだ。

 しばらくの間、僕たちは生前の暮らしとか、エッチの嗜好とか、お互いに色々な事を話した。おしゃべりをしている間、クスクス、とほくそ笑みながら、皆が僕の顔を覗き込むので、ちょっと照れくさい気持ちになった。

 ふと、プールサイドの方に目を向けてみると、さっきシャワー室で出会ったスクール水着の女の子がいた。必死に股間を押さえながら、クネクネ、モジモジと、下半身をもどかしそうに動かしている。あれ、またおしっこを我慢しているのかな?さっきお漏らししたばっかりなのに。

「うふふ。あの子は、本格的なオナニーを覚える前にこの世を去ったんですよ」

 右側に張り付いていた長身競水娘が、僕に説明する。

「だから、膀胱におしっこを溜める事でしか、性器を刺激する方法を知らないんです。ちょうど、射精寸前の状態が常にキープされている性レポさんと一緒ですね」

 なるほど。確かにあのくらいの年頃じゃ、性的な快感なんておぼろげにしか分からないだろうな。常にお漏らし寸前の状態に肉体改造されているわけだ。

「あの分だと、我慢しきれずにまたお漏らししちゃうかも知れませんね。大衆の見ている前で恥をかくことで、あの子は快感を得るんです。ふふ・・・よかったら、あの子をオカズにしてみます?」

 それまで休憩中だった競水娘たちが、一斉に僕の股間に手を伸ばしてきた。ちょうど僕も精力が回復し、お漏らし娘の仕草を見て興奮に芽生えたところだ。

 目の前のスク水少女は顔を真っ赤にしたまま、両手でグイグイ股間を撫でさするが、尿意の収まる様子がなく、ジタバタがいっそう激しくなった。きつく股間を押さえたまま、片膝を上げたり、小刻みに足踏みなど、あられもない恥ずかしい仕草の数々を披露してくれた。

 こちらもこちらで、両脇の競水娘たちに股間や玉袋を揉みほぐされ、つい下半身がモゾモゾと震えた。お互いに、膀胱がいつ破裂してもおかしくない状態だった。

「あん、やだぁ。お、おしっこ漏れちゃうよぉ・・・」

 スク水小娘の動きが、いよいよ切羽詰まって激しくなった。水着のスカート裾をギュッと力いっぱい握りしめ、その場でウサギのようにぴょんぴょん跳ねる。

 競水娘たちの手コキも、本格的にペースを増してきた。スク水娘の我慢が限界に達したのを見計らって、ペニスの裏筋部分を重点的にコショコショと素早くさすってくる。ハイレグの生足も絶えず体中にすり寄って、僕はいよいよ耐え切れなくなった。そして・・・


じょわあああ・・・ぴちょっ、ぴちょっ!
びゅぷ!びくっ、どぷぷぷぷ!!


 とうとう、お互い我慢の限界に達し、それぞれ股間から白と黄色のおしっこをいやらしく噴出させた。お漏らしのタイミングはほぼ同時だった。

 大量の液体がとめどなく溢れ、股間中を濡らしていく。どんなにジタバタしても、お漏らしの収まる様子はなく、どちらもバケツ一杯分を用意できるくらいひっきりなしに出し続けた。

「はあ・・・はあ・・・」

 ようやく出し尽くしたところで、スク水娘はその場でぐったりとしりもちをついた。失禁時に股間が刺激されたのか、恍惚の表情を浮かべ荒息をむさぼっている。遠目からで分かりずらいが、おしっこの中に若干愛液も混ざっているように見えた。

 こちらもこちらで、射精し切った満足感と疲労感でしばらくその場を動けなかった。

「うふふ。ご満足いただけましたか?」

「ああ、どうもありがとう。おかげでスッキリしたよ」

「どういたしまして。また溜まってきたら、いつでもいらしてくださいませ」

 こうして、僕は水着娘たちと別れた。プールを後にする途中、さっきのお漏らし娘がまた下半身をジタバタさせているのを見かけた。そんなにおしっこしたいならトイレ行きゃあいいのに、というツッコミは禁句かな。だって、彼女にとってはおしっこをガマンすることと、人前でお漏らしをすることで最高の快楽を得るのだから。性霊にも色々なタイプがいるものだな。


 僕は女子高生の性霊たちに別れを告げ、学校を後にした。本当はこの前後もスカートめくりを楽しんだりでしこたま射精させられたんだけど、どれも似たような話だから以下略です。

 帰路に着く頃には、辺りはすっかり夕日が差していた。思えば今日も充実した一日だったな。朝はきわどいミニスカートの女子高生たちがかわいいパンツを見せびらかしてくれたし、チアガールたちのフリフリスカートや上品なアンダースコートも肌触りがやさしくて最高だった。

 プールでは競泳水着が改めてエッチぃことを思い知らされた。最近は女の子でも背の高い子が大勢いるんだなあ。みんな、男の子よりも早く大人になって、どんどん女を磨いて性霊としての力を高めていっている。そんな完成された色気たっぷりの女の子たちを前に、素人同然の男性霊などは、悶々と妄想にふけって精を吐き出すのが関の山だ。

 ああ、いかん。性霊界の女の子たちについて色々と想いを馳せていたら、ムズムズ股間がくすぐったく疼いてきた。ホテルに帰るまでの間、また適当に誰かで一発抜いておこうかな。どうせなら、思いっきり好みのタイプがいいな。さっきプールで出会った、バレー部の女の子みたいな。

 でも、彼女たちのように背が高くてスタイル抜群の子は、こうして見渡しても中々いなかった。巨乳の娘とかお姉さん系の女の人は多いけど、体格とかは意外と小柄だったりするのだ。小柄な女の子ってかわいいけど、セックスの相手となると役不足なんだよね。相手が集団でもない限り、体の大きな自分の方がどうしてもリードする形になってしまうし。デートしたいタイプと、セックスしたいタイプは僕にとって全く正反対だ。

 やっぱり欧米エリアかヨーロッパエリアにでも行かない限り無理かな。実は性霊界って、人種ごとに生活区域が分かれていたりもするんだよね。でも、今からじゃ遠くて時間が足りないし・・・。

「ああっ・・・!」

 半ばあきらめかけていたところ、僕は偶然、派手なレオタードに身を包んだレディの集団を遠くで見かけた。

 彼女たちの着るレオタードはさっきの競泳水着にも負けないくらい、腰の付け根まで露出したきわどいハイレグで、上半身は鎖骨の部分がむき出しになっていた。背中の露出もすごい。手首や両耳などのきらびやかなアクセサリーに濃い目の化粧、レオタードのカラフルな色合いからして、彼女たちはレースクイーンかキャンペーンギャルの類だろう。

 皆、カモシカのようにすらりと足が長く、豊かなバストとは裏腹に腰がクッキリとくびれた、とびっきりのナイスバディだった。こいつは女遊びの相手として申し分ない。早速「お姉さまぁ~♪」的なノリで甘えにいこう。

「あ、えっと、あの・・・」

 ところが、お姉さんたちと対面した途端、僕は気持ちが舞い上がって何も話せなくなってしまった。ああ、なんて美しいお姉さんたちなんだ。見ているだけで全身がふにゃふにゃにほだされるかのようだ・・・。

 あれ、おかしいぞ?確かに相手はナイスバディの美女軍団だが、第二世界に来てこの手のタイプは何度も相手にしてきたし、会話ぐらいは手馴れているつもりでいた。事実、先のバレー部員たちとは何の抵抗もなくコミュニケーションを交わせていたのだ。

 しかし、目の前にいるお姉さんたちは、他の女の子たちと明らかに雰囲気が違って、なぜだかまともに声すらかけられなかった。自分がまるで、女の子に不慣れだった中学時代に戻ってしまったかのようだった。スタイルが良くて色っぽいからではない。彼女たちの放つ独特のオーラに僕自身が抗えないのだ。

「どうしたの。ん?お姉さんにはっきりと言ってごらん」

 お姉さんの一人が近づいて、僕の頬に手の平を添えてきた。

 彼女たちの人間離れした美しさに舞い上がっていた僕は、両頬から伝わる生手の感触に耐え切れず

「あ・・・うっ!?」


びゅく!ぶぴゅるるっ!!


 予告もなく、いきなり絶頂を迎えてしまった。

 緊張のあまり、限界間近まで溜め込まれていた欲望の結晶が、たった頬を触られただけで暴発してしまった。

「あぁ、ご、ごめん・・・なさ、うっく!」

 謝ろうとしても射精が収まらず、下半身の煮えたぎる快感につい身をよじらせてしまった。直接触れられているわけでもないのに、どうしても精液のお漏らしを自分の力で止める事ができなかった。

「あら、あら。うふふ、ごめんなさいね。よっぽどガマンしてたんだ?」

 内股になってガクガク震える僕の体をしっかりと抱き止めながら、お姉さんはやさしく囁きかけてくれた。暖かみのこもった透き通った声に、僕はゾクゾクとした情欲を掻き立てられると同時に、深い安心感にも包まれた。この人たちは相当男の扱いに手馴れているぞ・・・!

「そう、そんなにお姉さんたちとしたいの?いいわ。このままじゃ物足りないでしょう。しばらくお姉さんのカラダで包んであげる・・・」

 そう言うと、お姉さんは僕の肩を抱きかかえたまま、長い足で僕の全身をグッと引き寄せてきた。次の瞬間、お姉さんの弾力あふれる柔らかい女体の感触が、僕の全身に余すところなく刻み付けられた。

 豊かなバスト、むっちりしたふともも。ああ、どこもかしこも暖かくて気持ちよすぎる!そして、同時に安心さえも感じる。もちろん、背比べは圧倒的に僕の惨敗だった。さっきのバレー部員(180台)ほど長身ではないものの、バストの迫力や女体の肉付き具合など、トータルバランスとしてはこちらの方が上だろう。

 お姉さんの暖かい柔肌に包まれ、僕はいつ絶頂を迎えてもおかしくないほど体が火照っていた。このまま射精したらどんなに気持ちがいいだろう。でも、さっき射精したばかりなのに、またイってしまうなんて、男としてあまりに情けない。

「ほら、肩の力を抜いて。もっとお姉さんに体重を預けてごらん」

「う・・あ、あうっ」

 僕はできるだけ踏ん張ってみたつもりだったが、とうとう限界を迎え、ペニスからドクドクと精液が噴きあふれてしまった。

 ふとももを押し当てるぐらいの弱い刺激だったためか、脈打ちの勢いは弱く、代わりに長い間射精が持続している。個人的にはもっと激しく一気に脈打つ方が好きなんだけどな。でも、通常よりも長く絶頂を楽しめるのはうれしい。

 射精が続く間、僕は背の高いお姉さんの体にずっと体重を預けていた。お姉さんも、僕が楽な姿勢で射精できるよう、自分の膝を股の間に滑り込ませながら、しっかりと抱きかかえてくれた。かなり強い力で抱きしめられるが、お姉さんの肌が柔らかいおかげで、苦しくないどころか、女体の感触をよりいっそう堪能できた。

 やがて、長い射精にも終わりがやってきた。それでも、あまりの快感にペニスは未だ脈打ちを保ったまま、僕自身も息切れをおさえられなかった。

「・・・ふふ。この次からは、もうちょっと我慢しましょうね」

 耳元にやさしく囁きながら、お姉さんは耳たぶに軽くキスをしてくれた。ああ、こんなに素敵な女の人がこの性霊界にいたなんて。こうして柔肌に包まれているだけで天にも昇る心地よさだ。

「私たちはね、みんな下の階層から来たのよ」

 背後から、別のお姉さんの声がした。

 ここで、目の前のお姉さんがようやく体を離してくれた。声のした方に振り返ると、そこには・・・

「あっ・・・!」

 その人は、僕にとって見覚えのある顔だった。初めて性霊界を訪れ、精巣がパンパンに張り詰めて我慢の限界に達していた時の僕を、やさしく抱きしめてくれたスーパーモデルのお姉さん。僕にとって「初めて」の女性であるその人が、今目の前にいた。

「お久しぶり。第2世界での生活も大分慣れたみたいね」

「あ、う。そ、その・・・」

 初めてを捧げた相手と再会した感動と、相変わらずの人間離れした美しい顔立ちとプロポーションに、僕は緊張のあまり言葉が出なかった。

「ふふ、緊張するのも無理はないわ。第三世界では彼女たちのような強力な性霊が何千、何万と住み着いているもの。この子たちは淫魔の予備軍でもあるの」

「ほら、見て。この子の精液、ベトベトして物凄く濃いの。ふふ、普段からよほどエッチな事ばかり考えているのね」

 お姉さんいわく第三世界の女の子が、さっき放出された精液をすくい取って、仲間の性霊に見せびらかす。「すごーい」「イヤラシー」と、僕は周りの子たちから無邪気にあざけ笑われた。

「下の世界にはまだ男の人の性霊が少ないから、時々こうしてボーイハントに来ることがあるの。それと、セックスの実験台も兼ねて、ね」

 モデルのお姉さんが、彼女たちの出自について詳しく説明してくれた。

 その内の一人が、僕の額にいじらしく自分の額を乗っけて

「ねえ、キミ。よかったら、今夜お姉さんたちの実験に付き合わない?下の世界だと遊んでくれる人がいなくてヒマなの」

「えっ、あ、は、はいっ・・・!」

「ふふ、そう。期待してたんだ?よかった。それじゃあ、ホテルでお姉さんたちとたくさんビュッビュッしましょうね」

 お礼に濃厚なキスをされ、僕はまた情けなくビュッビュッしてしまった。

 ああ、これからホテルで、背の高いレースクイーンのお姉さんたちにいっぱい気持ちのいい実験をしてもらえるんだ・・・。そう思うだけで、僕は期待に胸が高まった。


 今朝チェックインしたホテルに戻って、僕は早速地下の大浴場に導かれた。

 脱衣所で、お姉さんたちは恥ずかしげもなくテキパキとレオタードを脱いでいく。上下の凸凹がはっきりと表れた迫力ある裸体を前に、僕は鼻血と心臓の鼓動が止まらなかった。若い男の子のウブな反応を前に、お姉さんたちもクスクスと笑みを浮かべていた。

「さあ、もっと体を楽にして。お姉さんたちが全部きれいにしてあげる」

 浴場の椅子に座らせられると、僕はお姉さんたちの泡まみれの生手で、全身をくまなく現れた。しなやかな手つきが実に心地いい。

 ああ、これからどんないやらしい事をされるんだろう・・・淡い期待に胸を膨らませていると、それを察するように、何本もの手がすかさず股の間に潜り込んだ。亀頭と裏筋の敏感な部分に、石鹸の泡をやさしく丁寧に塗りたくられ、僕はあっという間に精液を噴出させてしまった。

「あん、もう。ダメじゃない。男の子なら、きちんとガマンしなきゃあ」

「お漏らしガマンできるようになるまで、初めからや・り・な・お・し♪」

 お姉さんたちは両手にかかった精液を洗い落とし、再び泡をつけてから僕の体を塗りたくった。全部で8人いるため、何人かはあぶれて、自分の体を洗い始めている。中には、お互いに抱き合って体を洗いっこする娘までいた。

 ああ、あの子たちの間に入ったら気持ちいいだろうなあ・・・と妄想していると、彼女たちが人差し指でクイと手招きをしてきた。さっき股間を洗われた事といい、まるでこちらが考えている事を見透かしているかのようだ。長年性霊を続けてきた経験から、若い男の心情が手に取るようにわかるのかも知れない。

 僕は期待に胸を膨らませ、体をくっつけ合う泡姫たちの間に割り込んだ。にゅる、にゅる、と、石鹸の泡によって僕たちはスムーズにサンドイッチ状態になる事ができた。

 背の高い二人組のお姉さんは、笑顔で見下ろしながら、泡まみれの体を前後から激しく擦り付けてくれた。ああ、豊満な女体の上下に滑っていく感触が気持ちよすぎる!僕よりも背が高くて、胸も大きく足も長いお姉さんたちを相手に、1分1秒さえガマンすることができない。いや、ガマンなんかしたくない!

 僕自身も必死に彼女たちの長身にしがみつき、何度も何度も絶頂を迎えてだらしなく果てた。若い男の快感に悶える情けない表情を見て、お姉さんたちも楽しそうだった。

「性レポくん、マットを用意したわ。お姉さんが上になってあげるから、こっちにおいで」

 彼女たちを率いる、僕にとって初めてのお姉さん、通称『初めてお姉さん』が、ソープランドで用いる大型の空気マットに寝そべり、僕を招き寄せた。

 仰向けに寝そべると、僕の期待通り、初めてお姉さんが泡まみれのまま上にまたがってくれた。さっきのサンドイッチで散々精を搾り取られたというのに、僕のペニスは有り余るスケベ心によって、あっという間に元の硬さを取り戻していた。

「うふふ。相変わらずエッチで元気いっぱいね」

「お、お姉さんが『したくなったらいつでも』っていうから、そ、それで・・・」

「そう、お姉さんとまたしたくなっちゃった?じゃあ、いっぱい『して』あげる♪」

 お姉さんは上からグリグリ女体を押し付けながら、僕の下半身や上半身を何度も繰り返し滑った。やっぱり、このお姉さんのカラダだけは別格だ。僕よりも背が高く、豊満なバストやムチムチした長い美脚を眺めるだけでも興奮するのに、直接抱き合った時の心地よさは想像の遥か上を行っていた。

 僕は濃厚なキスで唇がふさがれたまま、お姉さんのエスカレートした動きに何度も絶頂を迎えた。どんなに頑張っても射精をおさえられない僕を、お姉さんはやさしい笑みで見下ろしてくれた。

「うふふ。エッチな事ばかり考えている男の子って大好き」

「はあ・・・はあ・・・お、お姉さん」

「男の子の甘えん坊なところも好き。スカートの中が気になって、悶々としちゃうところもかわいい。ガマンできずに女の子よりも先にお漏らししちゃうのもかわいい。ギュッてしてあげたくなっちゃう♪」

 そう言って、お姉さんは僕の体を、まるでぬいぐるみのように強く抱きしめてくれた。お姉さんの言葉につい淡い興奮を覚えてしまった僕は、当然耐え切れるはずもなく、女の子よりも先にビクビクとお漏らししてしまった。

 と、その時、お姉さんの体が紫色の光に包まれた。輝かしく光を放ちながら、お姉さんの背中から真っ黒い蝙蝠の翼と、お尻の付け根から同じ色の長い尻尾が独りでに生えてきた。

「えっ・・・!?」

 思わぬ現象に、僕はつい絶句してしまった。もしかして、この人は人間じゃない・・・?

「あら、ごめんなさい。つい興奮しすぎて、正体がばれてしまったわね」

 姿の変貌したお姉さんが、僕を抱きしめたまま口を開いた。

「実は私、第3世界よりももっと下の階層から来たの。人間の姿は、普段の力をおさえるためのカムフラージュ。本当は『サキュバス』と呼ばれる、淫魔の一種なの」

「さ、サキュバス!?どおりで・・・」

 どおりで、他の第3世界のお姉さんたちと比べても格が違ったわけだ。性霊界に来て、初めて僕を射精させてくれたスーパーモデルのお姉さんが、実はサキュバスだったなんて。

「私たち淫魔は性霊たちとも長い付き合いがあって、時々性霊界に引き込まれた男の人のために、案内人の仕事も兼ねているの。性霊界に来て性霊になった男の子は、大抵頭の中で私の事を念じて性欲を吐き出すの。あの時のキミみたいに、ね。

 だから、普段は怪しまれないよう人間になりすましていたのだけど、さっきはつい興奮しすぎちゃって、変身の魔法が解けてしまったの。ふふ、初めての女の人がサキュバスで驚いたかしら?」

「そ、それは・・・」

 正直なところ、驚きを隠せなかった。性霊たちと出会うまで幽霊の存在すら信じていなかったわけだから、ましてや淫魔なんて実在すると思っていなかった。

 でも・・・驚きの反面、もしそんな生き物がこの世にいたら、という期待も密かにあったのは隠せない事実だった。

「む、むしろ嬉しいです。一度でいいから、サキュバスとエッチな事してみたいな、って願望もあったから。はは」

「そう、よかった。それじゃあ、特別にサキュバスの姿のままセックスしてあげる」

 そう言うと、背の高いサキュバスお姉さんは僕の上半身を起こし、座位でまたがってきた。腰の付け根をスラリと伸びた両足で締め付けられ、僕のペニスはあっという間にサキュバスお姉さんのオンナにねじ込まれた。

 次の瞬間、常識で考えられる快感を遥かに凌駕した人外の快感が、ペニスの敏感ないたるところをきつく締め上げた。当然、僕はあっという間に精を漏らしてしまった。

「あひっ、あが、ぐへひゃあ・・・!」

「ふふ、熱い。とってもおいしいわよ♪」

 一方、サキュバスお姉さんの方がたっぷりと余裕がある様子で、更に激しく腰を揺れ動かしてきた。その度、ペニスに絡みつく無数のヒダが吸い付く箇所を変えて、僕に絶えず新鮮な快感を送り込んでくれた。ペニスの脈打ちは更にペースを増し、精子もどんどん生産され続けた。

「うふふ。お姉さんたちも手伝ってあ・げ・る♪」

 更に、第3世界のお姉さんたちも、背後から、両脇から柔肌を余すところなく擦り付けてくれた。背の高いお姉さんたちに全身をかわいがられ、色気たっぷりのサキュバスお姉さんに精を搾り取られ、僕は今ほど幸せの絶頂を感じたことはなかった。

 やがて、永遠に続くかに思われた射精にもようやく終わりがやってきた。次第にペニスの激しい脈打ちが収まって、性欲によって興奮していた気持ちも徐々に落ち着きを取り戻してきた。それでも、裸のお姉さんたちに抱かれた感動と心地よさは未だにおさまりがなかった。

「はあ・・・はあ・・・はあ・・・」

 荒息をむさぼり、ぐったりとふやけた僕の体を、お姉さんたちは全員でしっかりと抱きかかえてくれていた。ここに来て、ようやく今日一日分の精液を出し切った気がする。完全に満足して、これ以上勃起することはなくなった。それでも、こうしてお姉さんたちと抱き合うのはちっとも飽き足らない。できれば、僕が眠りにつくまで暖かく包んでもらいたいな。

「うふふ、すっかり満足したみたいね。ベッドまではきちんと運んであげるから、安心してお眠りなさい」

「は、はい。今日は、本当にありがとうございました。お姉さん・・・」

「どういたしまして。ついでに、ここで生活する上で、ひとついいことを教えてあげる。この性霊界では、男の人は射精すればするほど性に敏感になっていくわ。だけど、時にはガマンすることも覚えなさい。

 キミは生前、例えば電車とかでうっかり女の子のスカートがめくれるのを目にした時、家に帰るまでひたすらガマンしていたでしょう?その時の射精で得た快感は物凄かったはずよ。この性霊界でも、射精をガマンすることで、精力の別の部分が強化されていくの。参考程度に一度実践してみるといいわ」

 その言葉を最後に、僕の意識は次第に薄れていった。そのあとどうなったのかはよく覚えていない。気がついたら夜が明け、ホテルのベッドで寝かされていた。その時は既に精巣がパンパンに張り詰めた状態で、またいつもと同じように女の子とエッチし放題、という流れだった。


 とまあ、僕が性霊界で体験してきた一部始終というのは、大体こんなところです。今ではサキュバスお姉さんの助言通り、時々女の子の誘惑に対して、わざと我慢したりしています。すると、我慢しきれず射精した時の快感というのが、これまた物凄いんです。精液も通常の数倍は濃かった気がします。こんなアドバイスをしてくれたのも、性霊たちがより濃厚な精エネルギーを欲しているからなんでしょう。いいアドバイスを得られた気がします。

 僕はこれからもずっと、この性霊界でエッチに関する研究を体当たり調査で続けていきたいと思っています。機会があれば第3世界も覗いてみたいものですね。

 本日は最後まで僕の話に付き合っていただき、どうもありがとうございました。縁がございましたら、別のお話でまたお会いしましょう。それでは皆さん、より良いオナニーライフを!



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