敵キャラデータ「VRプレイヤー」




(こちらは個人の趣味と独自の解釈によって書かれた二次創作であり、十無氏、美少女敵キャラデータベース、及びないと・めあの設定とは全く関係ありません)

VRプレイヤー【ぶいあーるぷれいやー】

  種 族:人間・超人/魔法媒体?
  レベル:C~A
  得意技:個人によって多種多様/思春期・ロリ・イメクラ

 VR、バーチャルリアリティとは仮想現実という意味である。

 VRプレイヤーとは、高度なVRにより仮想空間内の自身を模したアバターと視覚や聴覚、触覚といった肉体感覚をVR機器により接続し同期・同化させ、仮想空間内に本当に存在するかのように振る舞う存在である。

 現実にはVRはまだまだ発展途上であり、最近の技術の進歩は目覚ましいとはいえ、言葉通りの「仮想空間に自分がいる感覚」を与えられるようなものは夢のまた夢というレベルである。

 しかし広大なパラレルワールドには非常に高度なVR技術が発展した世界もある。特にVRの用途に多いのがゲームであった。いかなる手段でも男の精を奪いたい悪魔たちは、それに目を付けた。

 それらの世界のVRは、仮想空間を現実のように認識できるほど高度であった。悪意ある者によって現実を忘れ、VR世界を本物だと認識させられている事例もあるほどだ。アバター達はもちろん、目の前に広がる世界もまるで現実のように感じることができる。

 そんなVRが発達すれば、必然的に性的なVRコンテンツも生み出され、性的欲求をVRで満たそうとする者も現れる。

 そういう訳で、悪魔たちが魔力によって仮想空間に介入し、VRゲームのアバターを通してSBの世界に召喚されたものがVRプレイヤーである。しかももれなく美少女揃いだ。主にゲームのプレイ人口と性的魅力が合致した13~20歳が多いが、稀に12歳以下の少女も混ざるようだ。

 アバター達はベースとして現実世界の彼女たちを忠実に再現しているが、仮想空間らしく多種多様な衣装を着ていて、さらにアバター自身の体も肌はすべすべであり柔らかい極上の体をしている。髪の毛も現実にはありえないような髪型や色になっていたりする。また脇毛といった余計な毛は生えていない。魅力的なゲームの世界を演出するためには必然的にそうなってくるのだ。

 ついでにSB世界ではアソコの内部や締まり具合なんかもさらに改造されてしまう。本人は無自覚なまま、仮想空間(だと思っている場所)では男から容易に精を絞り取れる名器にされてしまうのだ。

 アバターはプレイヤーが編集することも出来るので、身長や胸の大きさなんかを弄っている場合も多い。ただし元のデータから大きく変えすぎると肉体感覚の乖離が激しくなり正常な動作が不可能になるので、気持ち程度の変化に収まるようだ。

 中にはやけに露出度が高かったり動物の耳や尻尾が生えているものもいる。それらが性的な武器や能力に昇華されている場合もある。各々の個性が大きく違うことは覚えておきたい。

 SBの世界に召喚された彼女たちは、見知らぬ場所に戸惑いはすれ「VRゲームの世界」だという認識のままだ。よってこちらを「ゲーム中のキャラクター(NPC)」もしくは「他のプレイヤー」として接してくる。ただし時おり召喚された目的を明確に認識している例外もいるので要注意。

 開放的なゲーム内という認識であるので現実とは別人のように振る舞う者も多い。中には行動が自身の性癖に忠実過ぎてただの変態と化している残念な娘もいる。

 召喚される彼女たちは多くが自身の欲求を満たす為にそのテのVRゲームをプレイしているため、男を見かければすぐに絡み合いが始まる。断ろうとしてもムリヤリ襲ってくる者も多い。本人たちからすればゲーム内なので肉体的な現実問題は無いし、こちらをNPCと認識しているなら尚更だ。

 アバターに接続している中身は性経験どころか性的な知識もかじった程度のただの人間の少女たちであり、総精力値もかなり低い。だが、彼女たちが現れるのは人間タイプのステージの終盤以降であり、稀に魔族などの強豪がいるエリアに肩を並べて出現することがある。モンスターと同等に扱われることも。

 その理由は、彼女たちが持つ厄介な性質によるものだ。

 まず、最も厄介な点として「非常に高い防御力」があげられる。正確には一定の割合や、数値までダメージを引き下げるイメージだ。

 あくまで召喚されているのはVR上のアバターであるため、攻撃しても元の世界でアバターに接続している本体となる少女たちにはVR機器から与えられる疑似的な快感にしかならないのだ。つまり強烈な快感ダメージを直接送り込むことができない。

 もちろんこちらの攻撃力が高い程早く倒せはするが、一度に桁が違うダメージを与えられる訳では無いのでじわじわと継続的にダメージを与え続けるしかない。VRプレイヤーとの戦闘は必然的に長期戦となる。

 次に「素人とは思えない攻撃力」がある。

 彼女たち自身は多くが性的な知識もほぼない素人だが、例えばやらしい目的のVRソフトであるならばガイドのように指示が出されたりする。それに従い、素人ながら一生懸命に性的な行為をひたすら続けるため、思わぬ動きで急に大ダメージを受ける恐れがある。

 また、接続しているプレイヤーにはあまり意識されないレベルで、VRソフトのシステム側が細かい部分で最適な動きをするように自動でアバターの動作を補正してくる。例えば手で乳首をこねくり回す時の指先などが補正対象だ。これも不意打ちとして機能することがあるので注意が必要である。

 それらはプレイヤーが快適にプレイ、ゲームを楽しめるようにするための工夫であるが、SB世界の冒険者にとっては彼女らの攻撃力を大幅に引き上げる厄介な要素となっている。アバター自身も極上の体をしているのだから侮れない。

 中にはゲームプレイしながらインターネットで本格的な知識を調べて実践してくる娘もいる。ゆめゆめ油断するなかれ。

 精力の消費を抑える耐久面の実力が伴っていないと、このように補正された攻撃力で無知な少女にあっという間に精を吐き出す屈辱を味わわされることになる。相手がいかにもな素人と見て慢心することはないようにしたい。

 更なる注意点として、「アバターに接続されていない時は無敵」ということも忘れてはならない。

 何らかの理由で本体が離席するなどで、VR機器との接続が切れている間、当然ながら本体にダメージが届かない。ここでチャンスと思って下手に責めてしまうとアバターの感触によりこちらだけが勝手にダメージを負うことになってしまう。

 逆に接続が切れていればアバター自身は石のように一切動かないので、こちらもその隙に休憩して回復をするべきだ。分が悪そうなら逃げるのもアリだろう。

 彼女らは離れても少しすれば戻ってくるし、特に最初から性的欲求が目的であれば、周りに隠れてこっそり用意した大人の玩具でゲームプレイしながらオナニーをし始めることもある。

 そうなればこっちのものだ。例えアバターに挿入していても無理に責めずに相手の動きに付き合ってあげれば勝手に自滅する。ただし目の前での美少女の自慰している様子に興奮して余計なダメージを負わないように注意したい。「まるで本物の男と本当にエッチしているみたいだった」と思わせられれば十分であろう。向こうと違ってこちらの射精は命取りなのだから。

 強敵であるがVRプレイヤーが召喚されることはかなり少ない。理由としては最初から淫らな内容のVRソフトは規制によって若い人間が手に入れられたりプレイするのが難しいこと、SBの世界に合致した目的や外見を持ったプレイヤーが少ないことがあげられる。

 VR上のアバターはやろうと思えば自由自在な姿に変えることが出来るとはいえ、非常に高い肉体と感覚の再現度については、プレイヤー本人の現実の身体データを用いて再現しているという部分が大きく、それに加えSBに召喚する側は男の精を絞るためにやはり選りすぐりの美少女を選別するからだ。その上で自身の性的欲求を満たそうとする者となれば、広大なパラレルワールドを見渡してもそもそもの絶対数が少なくなる。

 ただし、全てのVRプレイヤーがエッチなVRゲームから召喚されている訳ではない。ゲームは多種多様だし、単純にアバターの性的魅力を買われ認識を改変させられて召喚される場合もある。

 よって、召喚されるのはVRで性的欲求を満たそうとしているか、さらに高度な技術力で肉体の内部機能まで現実と遜色ないレベルで再現されている世界の美少女たちになる。

 選別せず大量に召喚すればいいじゃんとも思うかもしれないが、相手は仮想空間に忠実に人体の再現及び現実の肉体と感覚の同期をするほどの技術である。そもそも別世界であるこちら側にそのようなあまりに高度過ぎるシステムを適応・改竄し、場合によっては本人の認識もある程度改変した上で召喚する労力を考えると、魔の力をもってして1人を召喚するのに多大なコストがかかるのだ。

 そんなSBにおけるVRプレイヤー達の中でも特に強豪とされるのが、RPGのような戦うVRゲームから召喚されたタイプだ。

 このRPGタイプは各々が独自の能力を持ち、極々稀にSBの勇者クラスでも油断ならない格上の強豪もいる。こちらを敵キャラとして認識し、自分の使える能力を最大限に使って精を絞ろうとしてくる。

 このタイプは上記の性質に加えアバターの身体能力が高く、元のRPG世界でのステータスがそのままSB世界におけるステータスと解釈・変換されるため非常に手強い。

 HPは総精力値に加算され、同じ攻撃でも疑似的に本体に与えられるダメージが少なくなる。攻撃力はそのまま力の強さや肌の具合、オンナの締まり、経験から男を感じさせるテクニックなど性的な攻撃力に変換される。なお、幸いにして物理的な防御力はSBにおいてはあまり役に立たないようだ。

 よほどの手練れでなければ、彼女たちの人間離れした身体能力に組み伏せられ、高い性的攻撃力で瞬殺されかねない。彼女たち自身、ゲームの中だと思っているのでそれらの能力を全くの無自覚・無意識に発揮しているのが困りものだ。

 物理的にダウンさせて行為に及ぶ他にも、様々な魔法やスキルを扱うことに注意が必要だ。例として、防御力低下の効果でこちらの感覚が敏感にされたりする。拘束されたり魅了されたりすれば、一気に不利になる。

 直接攻撃にもそれらは活用される。元々スピードをウリに戦っている娘なら、目にも止まらぬ超高速の手コキや挿入攻撃をお見舞いされたり、道具作りに精通したスキルを持っている娘なら数々のエッチなアイテムで一方的に責められかねない。

 極端なプレイヤーの場合、単純な攻撃力のみに特化し過ぎた結果、パンチなどの物理的な一撃でこちらを押し倒し、そのまま力強い豪快な責めで一気に大ダメージを与えてくる脳筋もいる。逆に魔法力に特化し過ぎて、快感の魔法や遠くからペニスを触る感触を与えたり、魅了の魔力を込めたセクシーポーズや投げキッスといった誘惑による精神ダメージでこちらに触れずに射精に追いやってくる頭脳派もいる。

 召喚されたそれぞれが独自の能力を持ち、中にはキスや射精からMPやレベルを吸い取ってくるという者までいるのだから始末に負えない。

 多種多様なファンタジー衣装を着ているのにも注意が必要だ。あくまで仮想世界であるので、動きにくそうな服だったり露出度が高くとも、現実的な不都合はない。吹き飛ばされたり斬られたのにピンピンしていることも。

 旅をする冒険家なのにフリフリのミニスカドレスだったり、国に仕える騎士なのにレオタードだったりへそ出しだったりする。脇や胸の谷間の露出など当たり前だ。「現実のあの娘が、この世界では…」というファンタジーな魅力にもほだされないようにしたい。

 RPGタイプは総じて非常に手強いが、本体が性的経験に疎い少女たちであるのは変わらない。こちらがペースを握り、SB世界で培った本物の技術による攻撃をしつこく続けていればそのうちに倒せるはず。こちらも相手の能力や性質を把握し、有効な対処を繰り出すRPGの基本が問われるだろう。

 このような厄介な強敵であるVRプレイヤーだが、そもそも召喚される人数が少なく、長期戦を強いられ攻撃力もあるぶん見返りに経験値はかなり高いので、自信があるのなら積極的に倒すのも良い。

 真に淫らな目的の為に、知らず知らずに利用されている彼女たちを元の世界に戻してあげるのも、冒険者の優しさであり成すべきことであろう。彼女らが現れるエリアまで来ているなら、どんなに高度でもニセモノの性的技術に負けない強い意思力と、百戦錬磨の経験を培っているはずだ。

 しかし責め時を見誤り、美少女たちの玩具にされないようくれぐれも注意されたし。性の経験も知識もない美少女に歴戦の戦士が敗北しいいように扱われるなど、笑えない末路である。




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