恋の足音 since 2011.11.05 ※TOPへ戻る際は←のサイト名をクリックして下さい。


すでにその日の収録が終わり、人気の無くなったテレビ局の薄暗い廊下。
奥まった場所にある企画会議室から、一筋の光が漏れて床をぼんやりと照らしている。
静まり返った室内から聞こえてくるのは粘ついた水音と、皮膚を平手で叩きつけるような乾いた音。
その合間から、鼻にかかった甘ったるい声が聞こえてくる。

「HAYATO君がこんなにはしたない子だったなんてなぁ」
「ぁっはい、ぼく、はしたないんです、ッいぎっ!」
言葉の途中で乱暴に奥を抉られ、HAYATOは背を反らして快感を逃す。
下品な笑みを浮かべながらHAYATOを抱いているのはつい先程まで収録をしていたドラマのプロデューサーだ。
出番が終わった後も勉強のため、と現場に残って見学していたHAYATOをこの部屋に呼び出し、挨拶もそこそこに
事に及んだ。
服を脱ぐ暇さえ与えられなかったため、HAYATOは履いていたスラックスを太ももの位置までずり下げているだけた。
おかげでどろどろと蜜を流している陰茎が布地に張り付いて染みを作っている。

「ああ、こんなに濡らしちゃったら買い取りだね。大丈夫、俺が払っといてあげる」
「ぅあッ!あっぁ、ありがとうございますッ」
HAYATOを後ろから抱き込み、小刻みに揺らしながらプロデューサーが言う。
この体位を望んだのはHAYATO自身だ。
残念ながらプロデューサーの短い陰茎ではHAYATOが望む場所を的確に突く事は出来ず、
まさかそれを直接伝えるわけにもいかないのでせめて自重で奥まで届くようにと思ったのだ。
普通、第三者がこの光景を見たら仕事を取るために権力者と寝ているだろうと捉えるだろう。
が、HAYATOに関してのみ言えばこれは趣味だった。
自分の特殊な、汚いおっさんに辱められたい、という願望を叶えるための。

「ひっひぃ、奥、もっと奥くださいぃいッ!」
細い腰をきつく掴まれ、叩きつけられるように陰茎が奥へと捻りこまれた。
それでもやはり一番気持ち良い場所には届かないが、その代わり太い陰茎は敏感な浅いところをみちみちと広げる。
太い雁首は何もしなくとも前立腺を圧迫し、深く息をするだけでも鈍い快感が腰全体に伝わった。
HAYATOの背中にはプロデューサーのだらしない腹肉が押し付けられ、濃い体毛が尻をくすぐる。
揺さぶられるたびに、2人が座る椅子がぎしぎしと音を立てて軋む。
「HAYATO君、もう出しちゃっていいかな?」
返事を待たずにプロデューサーは腰を動きを大きくしていく。
HAYATOはがくがくと首を揺らして頷きながら、自ら動きを合わせて奥へ奥へと陰茎を誘い込む。
体を支える事は放棄して、自らも射精するために陰茎に伸ばした手を寸前で掴まれた。

「やっやだ、プロデューサー!ぼくッぼくもイきたい…っ」
「駄目だよ、お尻だけでイこうね」
「無理、無理ですぅうッ」
じわ、と目の端に涙が浮く。
中途半端に熱を煽られたまま中に出されてしまう。自分はイけないまま。
どうしよう、と熱に浮かされた目はふと自分の乳首を捉える。
指先摘んでで搾り出すように刺激すると、中がきゅうと締まるのが分かった。
「あれ、HAYATO君乳首も好きなんだね。言ってくれれば良いのに」
「んっぅんッ」
「今度は乳首たくさん弄ってあげるからね…」
余裕が無いのか、プロデューサーはHAYATOを咎める事無く更に腰の動きを速くしていく。
HAYATOは目を閉じて、咥え込んでいる陰茎の動きに合わせるように乳首を扱いた。
「HAYATO君、ほら、中に出すからね…ッ」
「ッ!!ぁひ、っ、中、中ぁああ…ッ!」
じわりと体内で発射された熱を感じ、更に搾り取るように中が収縮する。
媚びるように尻を揺らして余韻を味わい、乳首を乱暴に摘んで自らも無理矢理射精しようと
体を屈ませたところで、後ろから陰茎がずるりと引き抜かれた。
「ッ!?プロデューサー、ぼく、まだ…」
「ん?まぁ良いからさ、俺のちんぽ綺麗にしてくれる?」

そう言うと強制的に膝の上から下ろされ、冷たい床の上にべたりと座らされる。
足に引っかかったままのスラックスは汗とカウパーに塗れてぐちゃぐちゃになってしまっていた。
床に直接触れている睾丸がすっかり縮み上がってしまい、先程までの熱もどこかへいってしまった。
HAYATOは眼前に突きつけられた陰茎に目をやり、胸のうちが表情に出ないように努めてそれにしゃぶり付く。
「HAYATO君の口の中熱くなってんなぁ…」
にやにやと笑いながら頭を撫でるプロデューサーの言葉は無視をして、HAYATOは懸命に陰茎を舌で扱いた。
ゴムも付けずに散々肛門を嬲れば当然だが、だらりと力を失くした陰茎は酷い臭いがした。
ろくに洗ってもいないのか、皮の隙間からきつい臭いの滓がぼろぼろと零れ出てくる。
それすらも舌で丁寧に舐め取って口を離した瞬間、きぃと小さな音を立てて部屋のドアが開かれた。
弾かれたようにHAYATOが振り返ると、入り口には呆然といった様子で突っ立っているADが一人。
プロデューサーの顔を見て、HAYATOの顔を見て、そして2人の状態を見て一気に青ざめる。

「ああ、待ちなよ」
いまだ混乱したままのADにプロデューサーが声をかける。
見上げたHAYATOが見たのは何かを企んでいるような含んだ笑みを浮かべているプロデューサー。
呼び止められたADは視線をどこへやって良いか迷った挙句、自分の靴をじっと見て忙しなく体を細かく動かしている。
「あのね、この子がまだ満足出来てないみたいだからシてやってくんない?」
「へっ…」
間の抜けた声を上げてADが顔を上げる。
HAYATOはにこりと笑って歩み寄り、素早く彼のズボンのジッパーを下ろした。
「ADさん、俺のお尻使ってくれますか?」
「え、あの、あのHAYATOさん…?」
焦ったようなADの声を聞きながら、下着の上から彼の陰茎に舌を這わせる。
一瞬で芯を持ったそれに満足気に息を漏らし、彼の返事は待たずにゆっくりと下着をずり下ろしていく。
視線を絡ませながら大きく口を開き、見せ付けるように咥え込もうとしたHAYATOの頭をADが乱暴に掴み、
陰茎を一気に奥まで叩き込んだ。
「んぐッ」
「あーじゃ、新入りAD君戸締りよろしくね。HAYATO君も好きにしていーよ」

ニタニタといやらしい笑みを浮かべながら部屋を出て行くプロデューサーの声はADに届いていないようだ。
張りのある亀頭をごりごりとHAYATOの喉奥に押し付け、自分の快楽だけを追っている。
粗野な仕草にぞくりと情欲が湧いたHAYATOは抵抗するわけでもなく、ADの太ももに手を置いて
自らの口が使いやすいように力を抜く。
しばらくHAYATOの口内を思うがままに蹂躙した彼は唐突に陰茎を引き抜くと、HAYATOの髪を乱暴に掴んで
そのまま顔全体に精液を撒き散らした。
「…ぼく飲みたかったな…」
唇の端にかかった精液をべろりと舐め取って挑発するように目を細めると、無言で床に体を押し付けられる。
くすくす笑いながら腰を高く上げていきり立ったADの陰茎に擦り付け、誘われるままに侵入してきた雄に体を震わせた。
プロデューサーなど比べ物にならないくらい気持ち良い。
奥まで抉るには十分すぎる長さと、若さゆえの硬度と弾力。
尻たぶを潰されそうな力で掴まれながらHAYATOは全身に湧き上がる期待に目を閉じた。

「ねぇ、早く奥、抉っ…ッあ"!!」
焦れたように声を上げた瞬間、串刺しにされたような感覚に襲われる。
ADは緩やかに腰を振るような事はせず、HAYATOの体内をガツガツと乱暴に突き上げた。
「ぁー、奥、奥まで届いてるの…ッひぎ、ぃあッ!ひぃい"ッ」
強すぎる律動にHAYATOが獣のような声を上げ始めても、ADは腰の動きを止めなかった。
性交というより征服されるような行為に、HAYATOはこれまでで一番興奮していた。
床に顔を押し付け、涎をだらしなく垂れ流しながら尻を抉られてひぃひぃ善がっている。
その事実が更に快感を助長させ、触りもしない陰茎はびくびくと脈打って濃い粘液を垂れ流していた。
「HAYATOさん中ぐちゃぐちゃに、なってますよッ…プロデューサーに中で出させたんですか?」
「はい、はいぃッ中で、出されるの好きッ好きなんです!ぁぐッう、ぃあッ!」
ぴたりと後ろから覆いかぶさられ、抱え込まれるようにして腰を叩き込まれる。
中で出された精液はそんなに多くは無かったが、ADの雄で奥までかき回され入り口で泡立っていた。
しんとした部屋の中、犬のように舌を出してひぃひぃ喘ぐHAYATOの声を掻き消すように
結合部から漏れ出る音は激しくなっていく。
それが更にHAYATOの情欲を煽り、無意識にADの手を取り自分の乳首へと導いていた。
「ここ、ここ好きなんですッ…痛くして良いから弄ってくださいぃ…ッ」
「乳首まで開発されてるんですね…」
「んっぎ、ぃッ」
はぁ、と熱い息がHAYATOの耳に吹き込まれる。同時に、両方の乳首に爪を立てられ息を飲んだ。
がりがりと跡を付けるように引っ掻いたと思ったら、今度は優しく捏ねるように弄ばれる。
その間にも腰の動きは止まらず、この短い間にHAYATOが良く反応する場所を覚えて的確にそこを突いて来た。
「おねが、も、もぅイきたい…ッ」
過ぎた快感にぶるぶると震えながら、子供のようにしゃくりあげて懇願する。
ADは一瞬動きを止め、小さく良いですよと返して体を起こし、HAYATOの腰を掴んだ。
体勢を変えたせいでぬるりと抜けてしまった陰茎を追うHAYATOを抱え上げ、ADは陰茎を蕾にぐ、と押し当てる。
「奥、好きなんですよね?」
「え、あ、ッあぁあああああああ"!!」
気を抜いた瞬間、一気に奥までねじ込まれる。
一番気持ち良いと思っていた箇所の、もっと奥まで一気に。
目を限界まで見開き、もしかしたらまだ局内に誰か残っているかもしれないという事も忘れてHAYATOは叫ぶように喘いだ。
最奥まで開かれ、息を付く暇も無く腰を叩きつけられる。
飛びそうになる意識をなんとか繋ぎとめながら、HAYATOは必死に中を締め付けた。
永遠のように思えた猛攻は突然やみ、ADが大きく息を吐くと同時に中に熱い種が流し込まれる。
びくびくと精液を押し出そうとする陰茎の脈動がそのまま体内に伝わるのを感じて、促されるようにHAYATOも射精した。
息ををするたびにその快感が全身に広がり、どんどん強くなっていく。
すでに出してしまったのに、ずっとイき続けているような感覚がHAYATOを襲っていた。
「ぁー…」
「…ッあ、あの!」
糸の切れた人形のようにぐったりと床に体を預けているHAYATOを見て、ADが真っ青になって慌てふためく。
散々押し開かれた体内から精液がねとりと這い出るのを感じてHAYATOはぶるりと震えた。
「すみません、俺ッ」
「いいのに…ぼくの体良くありませんでしたか?」
するりと足を動かして元気を無くしてしまったADの陰茎をなぞり上げると、途端に硬さを取り戻す。
今度は真っ赤になったADににっこりと笑いかけ、HAYATOは両足を彼の背中に絡ませるように預けた。


「またシてくださいね」
コメント編集忘れてたぁあああ HAYATO様がど淫乱だったら萌えるな、って話