水は流れる

すべての理に従っているように

ゆっくりと・・・

華は散っていく

命を燃やすように

モモ色の季節は

終わってゆく

優しい言葉も

想い出も

傷ついた心

癒せない

ヒラヒラと舞っていく華たちは

モモ色の涙を流すように

華は落ちていく

世界を色づかせ

儚げで

寂しげで・・・アタタカイ

わたしは泣いた

あなたのこと想い

ハラハラとモモ色の涙を流した







かおりさんより、「華ちゃん」と桜井に・・・ということでいただきました。
華が優吾と血がつながっていないという真実を知ったときに出来上がった詩だそうです。
詩という世界に置かれた華はこんなふうになるのかと思い、とても純粋な雰囲気にドキドキしてしまいました。





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