あとがき

番外編はコチラから

最後まで読んで下さった皆様、ありがとうございました。
半年以上かかったこの話もこれで遂に完結となります。

双子の話はいつか書きたいなぁ。
という単純な思いから、

愁=野生
智=知性

ってイメージでこの話が出来ました。
愁には暴走する時は思う存分、しかも、勘違い出来るだけ勘違いして話をややこしくしてもらいました(笑)
読んでて『なっ、なぜそこでそう考えるんだ、オマエはっ!? 退くな、押すんだ、グッと行け!』
と、思った方、結構いるのではないかと・・・
それが愁の個性ですから。
お馬鹿でカワイイヤツと思ってやってください(笑)

智は、最初に出来すぎのイメージをつけましたが、兄弟ゲンカしたあたりから面白くなってきて、最後の方まで随分楽しませてもらいました。
彼の敗因は気持ちを伝えるのが下手だった事かもしれません。

そして、鈴音。
イロイロあって辛い思いもしましたが、愁が勘違いしなければ、気持ちに気づくことはなかったでしょうし、あれでOKということで。
きっとこれからも変わらず愁の世話焼き女房するんでしょうね。

作中結構好きだったのが、沙耶と琴絵。
琴絵のぶっとび母さんぶりや、沙耶のバケツぶっかけ事件(?)など。
琴絵に関してはあまり登場機会が無かったのが残念ですが、彼女たちの番外編はいつか書いてみたいと思ってます・・・



2004.2.7 桜井さくや


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↓番外編はコチラです↓
番外編・1 二年分の宿命!?

 晴れて鈴音とつきあい始めてハッピーエンドと思っていた愁だったが世の中それほど甘くない。
うんざりする放課後を送っていたが、それでも鈴音に対する想いは思う存分ぶつけたくて・・・
本編最終話から少し後の話です。

前編後編(2004.11.28〜12.7)


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