6月 SENSEITO MONOCHROME

2005/6/1

稲嶺智三郎


「当代随一の大学者・山沖聡庵の門下の若き俊英・稲嶺智三郎が
丹後国の片田舎から剣術修行と学問をしにやってきた少年
有働雄之助と出会って・・・」
2005/6/2

有働雄之助


都で研鑽を積んで、故郷で剣の道場ひらくんや〜!
2005/6/4

有働


先生はオレの唇を吸ったり舐めたりしてるうちに、
きつく噛んできた。
痛くてすこし引いたら、強引に引き寄せられて
今度は深く深くキスをしてきた。
2005/6/8

有働シスターズ


ゆうちゃんは口をとがらせて、ちょっとしたことで
すぐに泣くような子ぉやった。
男の子として大丈夫かと思うぐらい。
そやけど、飴一個渡すだけで、いま泣いてたことを
ケロッと忘れて太陽のように笑う単純で可愛い子ぉや。
2005/6/8

稲嶺ブラザーズ


ハルちゃんはオレら二人の兄に家中引き摺り回され
ボロ雑巾のようになっても、いっこも泣かずに
ぼや〜んぼけ〜としてる子やったらしい。
泣くどころか、両腕をひっぱられながら
小さくあくびをして寝ることもあったと・・・・。
父は天使のようやのに根性座った子やと喜び
母はハルちゃんのおかげで床が綺麗になると喜んだ。
2005/6/10

稲嶺


「無理無理無理〜ッ!!!」
無我夢中でオレは騒いだ。
有働がオレの身体を壁に押し当て、腰を持ち上げて挿入しようとする。
ヤツが本気で迫ってくると、力での抵抗は不可能やから、とりあえず口で抗議。
でもどうせそれも意味のないことや。
2005/6/11

有働


オレがしつこくセックスすると、
しまいに先生の腰がくだけてベットにペタン。
それでもまだグリグリ腰を動かすと
「も・・・・降参・・・・堪忍や・・・・許して・・・・」
息も絶え絶えに呟いた。

先生に勝利する!
2005/6/12

有働シスターズ


いっぱい遊んで
いっぱい食べて
いっぱい寝て
いっぱい泣いて
いっぱい笑って

大きく大きくなってね



(↑と同じ人物)
2005/6/13

有働シスターズ


ゆうくんは本当に泣き虫で、夜、ベットでちょっとでも
一人にしたら大声で泣いた。
「ああ、ゆうくん、怖かったんやね。ごめんやで」
抱き上げて部屋中ウロウロしながらあやす。
寝たと思ってベットに横たえようとすると
また「ウワァァン」と泣いて小さい手で服を
力一杯握ってきた。
また抱き上げ、背中をトントンと叩いて寝かす。
もう肩がゆうくんの涙と鼻水とよだれでべちゃべちゃ。
それでも全然苦痛やない。
ゆうくんの小さなぬくもりが愛しかった。

あんなに泣き虫で可愛かったゆうくんも今では
帰省しても、できるだけ一人になりたがる。
うちらがかまったりするのも疎ましそうや。
大きく育ってくれたんは嬉しいけど、お姉ちゃん
ちょっと寂しいな。
2005/6/14

有働


上に乗った先生は男の本能むきだしで、とにかくスゴイ。
あんまり激しいんで、たまにオレが腰を掴んで
制止させてしまうぐらいや。
2005/6/16

ちび★うどう


もっと食べたい
2005/6/16

ちび★うどう


お腹減った!
2005/6/17

有働


オレはいつも先生に抱かれてると思う
2005/6/22

山沖


トモは私といるとき、ひじょうに無理をしているのを知っていた。

本当のトモは繊細な外見からかけ離れた性格で
男らしく大らかで大胆な子だった。
部屋を訪れるとき、直前に必死で掃除をしているのも
知っているし(どうも押入れにしまいこんでいるようだ)
私のやっている学問に興味がないのに、話を合わせようと
努力をしていた。
それでもたまにボロが出て慌てふためく姿が可愛くて
笑いを堪えながら、気付いていない振りをしていた。

彼のそういう可愛いところが、本当は一番好きだ。

2005/6/26

稲嶺


ひとつになりたい
2005/6/28

稲嶺


有働が中学時代から有名やったんは知ってるけど
高橋先生に当時の有働が載ってるラグビー雑誌を見せてもろて、なおのこと思い知った。

無名やった中学がいきなり全国優勝して、そのとき主将やった有働を特集して以来、
ファンレターが尽きずに、毎月小さなスペースではあるけど、「今月の有働君情報」
なるコーナーまでできたぐらいやった。
今月の有働君は捻挫、今月の有働君は期末試験、今月の有働君はチョコレートに埋もれる・・・
そんなどうでもいいことばっかりの記事や。毎月小さな白黒写真までついてる。
どの写真を見ても、中学時代独特のさなぎ顔。ひと皮むける前のアンバランスな感じや。
それでも充分美少年やった。おまけに運動神経抜群で、身長が高くて、優しくて・・・って
めちゃめちゃもてたやろなぁ・・・・有働、どんな三年間過ごしてきたんかなぁ。

高校進学も大阪の強豪K学園や関東の有名高校からも誘いがあったらしい。
京都の我が校になったんは、近いからという理由で例のごとく姉たちが強制的に決めたらしい。
「それだけは、姉ちゃんらにめちゃめちゃ感謝してんねん」
有働はニコニコと抱きついてきた。
「こうやって先生と出会えたから!」
2005/6/30

稲嶺


塾に行かんでも、なんとなく勉強ができたんで
担任のすすめで中学受験をすることになった。

小学2年からずっと柔道場に通ってたんやけど、
R校に入るにはさすがに塾に通わなあかんとなり、
6年に上がると同時に柔道をやめることになった。
「小学五年の部」最後の試合でオレはなんとしてでも優勝したかった。
力はないけど技を研究しまくってたから、勝つ自信はあった!

・・・・んやけど、オレより倍以上体重があって、
もはや高校生並みの体格のヤツに、勝てるわけがない。

準決勝でオレは大敗した。秒殺やった。

どんだけ技があっても圧倒的な力に勝てるわけがないんや。
それが悔しくて悔しくて倒されたまま起き上がれへんオレに
「ハルちゃん、よぉやった!かっこよかったで!」
ヒロ兄が声をかけ、アキ兄が拍手をしてくれた。
オレは涙をこらえて起き上がり、相手に向かい礼をする。

良かった。
兄貴らのおかげで、最後の試合、きちんと礼ができた。

そうしてオレは畳をおりたんや。

7月 SENSEITO MONOCHROME