<出会い>
カルサア修練場にて
アルベル 「ここだ、阿呆」
フェイト (カッコイイ…! 無理矢理協力させられて、成り行き上シーハーツについてるけど、
こっからアーリグリフにつくってのもアリだよなぁ……!? あ、でもここで裏切ると、ネルさんに殺されそうだし……。
だからって返り討ちにするワケにも……。いや、でも……………………)
ネル 「見逃してくれるって言うのかい?」 ←勝手に話が進んでる。
アルベル 「俺は弱い者いじめはしない主義なんでな」
フェイト 「ちょっと待てよ! 部下のしりぬぐいは上司の務めじゃないのか?」
(そうだよ、アルベルが僕を連れ帰って手柄にすればいいんじゃん……!
シーハーツにはクリフが行けばいいし、アルベルがいればネルさんも迂闊に動けないし…)
アルベル 「知るか阿呆。さっさと行け」
フェイトの期待はもろくも崩れ去った。
ネル 「せっかく見逃してもらったんだ。さっさと帰るよ」
クリフ 「ほら、行くぞ。何やってんだよ」
ショックで立ちつくすフェイトを、クリフが担いで帰ることになった。
………プレイヤーの心境をそのまま再現してみました。
<再開>
カルサア丘陵にて
フェイト 「アルベル!」
アルベル 「ん? なんだ、お前らか」
フェイト 「会いたかっ……ぐえっ!? 襟首引っ張るなよっ。首が絞まるだろ!?」
クリフ 「あいつは敵だっつってんだろが!」
アルベル 「……なにやってんだ? まあいい、こいつらがあんまり手応えが無かったんで、少々欲求不満なんだ。
なんでな、今日は見逃してやらん」
フェイト 「えーーっっ!?」
(でも、猛獣を手懐けるには、まず力でねじ伏せてからが基本だよな!? いけるかも!)
「皆、手を出すな! アルベルは僕がやる!」
クリフ 「お前、そんな事言って平気か?」
フェイト 「大丈夫! どうせ一人でやる事になるんだし!」
クリフ 「悪かったな、すぐ死んで! だがな、ちゃんと生き返らせろよ! だからレベル上がんねーんだよっ!!」
キレたクリフは無視して戦闘へ
フェイト 「かっ……勝った……!」
アルベル 「ばかな……この俺がお前ら如きに遅れを取るとは……」
クリフ 「なあ、こいつここでトドメ刺しといた方が良くねぇか?」
フェイト 「なんて事言うんだ、クリフ! ケガしてるんだぞ! 手当てしてやるのが人として当たり前の事だろ!?」
クリフ 「仲間を死んだままにしとく奴の言うセリフか?」
フェイト 「……クリフの装備全部売ってやる…………」
クリフ 「なにーーーっ!?」
ネル 「で、こいつどうするんだい?」
フェイト 「だから、手当てして仲間に……」
クリフ 「敵だっつってんだろ!」
フェイト 「むしろ、今はお前(クリフ)が敵」
ネル 「はーーっ、しょうがないねぇ。とりあえず行くよ。クリフ、フェイト引きずってきな」
クリフ 「へいへい」
フェイト 「人でなしーーーー!!」
早くも、フェイトが腹黒くなりつつあります。
<戦争終了>
モーゼルの古代遺跡の会議場にて
アルゼイ 「アーリグリフからも一人同行者を出そう。……なぜ身を乗り出す?」
フェイト 「え?」
ネル・マリ『こいつの事は、気にしないで下さい』
フェイト 「うわっ……って、何も二人掛かりで引っ張り戻さなくても………」
女王 「それで、その者とは……?」
アルゼイ 「アルベルだ」
フェイト 「よっしゃーーー!」
アルゼイ 「知り合いかね?」
フェイト 「はい! ぜひ仲間にしたいと思ってたんです! うちのパーティー貧弱で困ってたんですよ!」
クリフ 「それはお前が死なせっぱなしにするからだ!」
フェイト 「特にこいつなんて、筋肉ばかり発達して、戦闘中迫ってくると怖いんです」
クリフ 「なるほど……だから俺が近付いた時に、いきなり技出したりしてんだな、お前わっ!?」
フェイト 「ぐっ……苦しいって……やめろ〜……、首を絞めるな……!」
段々、クリフの扱いがひどくなってきてる……。
<ペターニにて>
いよいよアルベルを迎えに行けます
フェイト 「ちょっと待って!」
マリア 「どうかした?」
フェイト 「せっかく、ペターニに来たんだから装備を整えておこう」
クリフ 「へぇ〜、どうしたんだよ。サーフェリオでは早く行こうって、何も買わずに出てきたのによぉ」
フェイト 「いや、やっぱこのままじゃ戦力的にも心許ないしね。
今まで雑魚敵を避けてきた分、装備のレベルを上げておかないと・・・」
(アルベルとまた一騎討ちあるかもしれないし)
ネル 「なら、シランドの方がいいものがそろってるよ」
フェイト 「よし、行こう!」
シランドの武器屋へ
クリフ 「お、このナックル良さそうだぜ」
フェイト 「あ、無駄使いは出来ないから、確実に戦力UPが見込めるものだけを買えよ」
クリフ 「・・・って言ってもなぁ、俺まだ初期装備のまんまなんだぞ」
マリア 「・・・つまり、クリフは戦力にならないってこと?」
フェイト 「そう言ったつもりなんだけど・・・馬鹿にはハッキリ言わないとなぁ〜」
クリフ 「おい・・・・!!」
フェイト 「まあ、お金もあんまりないし・・・今回はアイテムだけでいいか・・・」
クリフ 「って、せっかく来たのにもう帰るのか!?」
フェイト 「だって、あんまり買うとアルベルの装備が買えなくなるだろ?」
クリフ 「奴のは買うのかよ・・・」
フェイト 「うん。もちろん、フル装備」
クリフ 「だーーーっ! もう、誰かコイツをどうにかしてくれーっ!!」
マリア 「戦力的にマズイんじゃなかったかしら?」
フェイト 「これからアルベルが入るし、ちゃんとレベル上げすれば大丈夫だよ。いざとなっても、
僕がディストラクションすれば辺り一面焼け野原・・・」
ネル 「勝手に人の国を壊すんじゃないよ!」
フェイト 「あ、パーティは僕とアルベル・ネルさんで行くから、そういう事態にならないように頑張ってください」
マリア 「・・・ラインゴッド博士・・・なんでこんなのにディストラクションあげちゃったのよ・・・」
フェイト 「そうと決まれば! 早くアルベルを迎えに行こう!」
プレイヤーであるが故の自分勝手な行動が、主人公の人格を壊していく・・・。