狸アドベンチャー!
突っ込むところが多すぎて突っ込みきれない、奇想天外意味不話!
これを読むなら、あなたは決して突っ込んではいけません。
いちいち突っ込んでいると、突っ込みきれずに全てがどうでも良くなります(ぇ
第一話・狸誕生!
ごく最近、ある砂漠に額に愛のついてる狸がいました。
実はこの狸は、梅干し婆さんが作った新種の狸だったのです。
狸には親狸がいなかったのですが、通りがかりの羊さんが引き取り、育てることになりました。
羊さんに引き取られた狸は、すくすくとやんちゃに大きくなり、羊さんと仲良く暮らしていました。
第二話・成長期の悲劇!
ところがある日、悲劇が起きたのです。
いつものように、狸が羊さんと一緒にいると・・・
じゅる・・・
狸(おいしそう)
羊さん「Σ・・・・!?」
そう! 狸は成長期だったので、食欲旺盛だったのです!
狸は食欲という全ての生き物共通の誘惑に勝てずに、羊さんをぺろりと平らげてしまいました。
第三話・ちゃんと生活できるもん!
狸は育ての親の羊さんを食べてしまい、1匹になってしまいました。
狸には仲間の雉さんと黒豚さんがいましたが、あの惨劇を目撃した雉さんと黒豚さんは、
黒豚さん「一緒にいて平気かよ?」
雉さん「私達も食われたりしないよね・・・?」
と近付けないでいました。
仕方がないので、狸は1匹でたくましく育っていきました。
狸はもう、1匹でも生活できるくらい育っていたのです。
第四話・お受験狸!
そんなある日、砂漠に住む動物達の勉強を見てくれているサイ先生が、森に行くよう狸に言いました。
サイ先生「狸も雉も黒豚も、もう大きくなったんだから、受験くらいしないとね。」
いくら動物であっても、この受験ブームの時代、お受験はとっても大切な?行事だったのです。
ということで、狸はサイ先生と雉さんと黒豚さんと一緒に、森にお受験しに行くことになりました。
第五話・お出かけ必須!
狸達が森に到着すると、兎さんと狐さんが黒豚さんにぶつかってきました。
黒豚さんはとても怒って、狐さんを捕まえましたが、木から飛び下りて来た黒猫さんに引っ掻かれてしまいました。
この黒猫さんは、狐さん兎さんととても仲良しだったのです。
黒猫さんに追いかけまわされている黒豚さんを見ながら、狸は
狸(森は危ない生物が多いなぁ・・・)
と防犯ベルの点検をはじめたのでした。
第六話・狸対河童!
狸は試験で、河童くんと力比べをすることになりました。
狸(Σくちばし甲羅魚・・・!)
2匹は睨合って・・・
がぶっ!
狸が一気に食い付きました。
河童くん「Σ痛――――っ!;」
河童くんは必死で振払おうとしますが、狸は食う気満々です。
ついに、ドクターストップがかかり、狸の勝ちになりました。
第七話・狸潜入作戦!
河童くんを食べそこねた狸は、ご飯を探して小規模な旅をしました。
森には見当たらなかったので、岩場の方を探すと、引っ掻きの練習をしている黒猫さんを発見しました。
さっそく、狙いをすます狸ですが・・・
バタッ!
狸「Σふぎゃっ!?」
なんと! 突然大きな岩から案山子が倒れてきたのです!
狸は案山子の下敷きになってしまいました。
なんとか案山子の下から這い出した狸は、黒猫さんを襲う気力もなくして、トボトボと帰っていったのでした。
第八話・はらぺこ狸の大逆襲!
森へ戻った狸は、1匹でぼーっと月を眺めていました。
狸(お腹へったなぁ・・・)
するとそこへ、ミイラ男さんが通りがかりました。
さっそく狸はミイラ男さんをパクリといってしまいました。
狸「ゲー・・・」
でもミイラ男さんは腐ってたので、あまりおいしくはないようです。
狸(やっぱり黒猫さんにしておけば良かった・・・)
第九話・陰謀!
さてさて、ついに試験最終日前日!
実はサイ先生と砂漠の王である鷹様には、秘密の計画があったのです。
狸を利用して森の動物を追い出し、砂漠から住みやすい森に引っ越そうという計画が・・・
しかし、狸はそんなこと知りません。
サイ先生「狸、今回の試験は特別なんだ。森のやつ全員森から追い出したら、雉と黒豚が倒れるまで遊んでくれるぞ!」
狸「!?(キラーン☆)
雉さん・黒豚さん「Σ聞いてないぞーーー!?」
と目を輝かせたのでした。
第十話・引っ越し大戦!
とうとうやってきた試験最終日!
狸の相手は黒猫さん。
狸はバッチリやる気満々、雉さんと黒豚さんも逃げる気満々です。
狸・黒猫さん「とぁーーーっ!」
2匹は肉球で一斉に飛びかかりました。
その時! 皆が勝敗を見守る中、砂の動物達が一斉に森の動物達に襲いかかりました!
引っ越し場所を巡った大戦争が起こったのです!
第十一話・激走鬼ごっこ!
ついに始まった、動物達の住処を巡る争い!
でも、狸はそれに気付かず、黒猫さんを追い回していました。
黒猫さん「どこまで付いてくる気だっ!?;」
狸「黒猫退治だー!お縄につけー!」
・・・もはや、最初の目的も忘れたようです。
とうとう狸は黒猫さんを追いつめました。
第十二話・狐さんは石頭!
さて、ついに狙いを定めて飛びかかろうとした時・・・
ガサガサガサッ!ゴンッ☆
狸・狐さん・黒猫さん「Σ!?」
木の上から狐さんが落ちてきて、頭から狸の頭に直撃したのでした。
狐さんは、狸に追いかけられてた黒猫さんを心配して追いかけてきたのです。
狐さん「痛って〜;」
狸「・・・・・;」
狐さんはすごく石頭で、狸は頭が海藻のようにクラクラしてしまいました。
第十三話・仲間はいいね!
狐さんは仲良しの黒猫さんを追いかけられて怒っていました。
狐さん「オイ! オレの仲間追いかけるなよ!」
でも、狸は頭突きを受けて聞いていません。
・・・と、そこへ雉さんと黒豚さんが駆け付けました。
雉さん「大丈夫!?」
黒豚さん「あまり遠くに行くなって言ったじゃん!」
第十四話・仲良しお帰り!
狐さん「ほら! そっちも心配してるだろ!」
狐さんの言う通り、雉さんも黒豚さんも、狸を心配してきてくれたのです。
2匹とも、心配そうに狸を見ています。
狸はとっても嬉しくなりました。
狸「雉さん、黒豚さん、ありがとう!」
雉さんも黒豚さんも、びっくりです。
今まで2匹とも、狸とはあまり話したことがなかったのです。
3匹はすっかり仲良しになって砂漠に帰りました。
第十五話・お店繁盛人いっぱい!
2年後、狸は砂漠の動物達の王様になりました。
前の王だった鷹様は、引っ越し戦争の時に、巨大蛇さんに丸飲みにされてしまったのです。
でも、狸はそんなことも気にせずに遊び回っていました。
ある日、狸は人間の街の広場に行きました。
そこにはたくさんの人がいて、洋梨やメロンパン、フカヒレなどがお店に並んでいました。
人だけではありません。
猫や犬もたくさんいて、とても賑わっていました。
第十六話・一緒に遊ぼう!
右を見ても左を見ても、人ばっかり。
上を見ても下を見ても、空ばっかり砂ばっかりです。
狸は呆然と立ち尽くしていました。
するとそこへ、おしゃれな感じの人間のお姉さんが通りかかりました。
お姉さん「どうしたの? 迷子になったのかしら?」
狸「ううん。遊びに来たんだよ」
それを聞くとお姉さんは一緒に遊んでくれました。
このお姉さんはとっても優しかったので、狸は次の日も、また次の日もこの広場に遊びに来るようになったのです。
第十七話・別れは突然やってくる!
狸はお姉さんとすっかり仲良しになり、お姉さんの家にも遊びに行くようになりました。
そして、それから何日かたったある日のこと、狸はいつもどおり広場に行きました。
しかし、お姉さんはなんだか元気がないようです。
お姉さん「あのね、引っ越すことになったの。そこは遠いしアパートだから、狸ちゃんとはもう会えなくなっちゃうんだ」
狸「えー!なんで!? もっと一緒に遊ぼうよ!」
狸は必死に止めましたが、駄目なものは駄目なのです。
世の中とはそんなもんです。
第十八話・飼い主登場!
するとそこへ、猫の耳が生えた獣人のお姉さんが来ました。
猫姉さん「その狸ちゃん、連れて行けないなら私が貰ってもいいですか?」
お姉さん「良かったね。この人のお家で飼ってくれるって」
こうして狸は猫姉さんの家で飼われることになったのです。
でも狸には砂漠の住処があるので、猫姉さんの家と砂漠、それから広場を行ったり来たりするようになりました。
この猫姉さんは動物が大好きで、狸にとっても優しくしてくれました。
ここからの続きは、ゲームでお楽しみ下さい。
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