ハルサ大戦以降に、アーサラ国内、カナート山脈中に建立された神殿。~
[[ハルサ大戦]]以降に、[[アーサラ王国]]内、カナート山脈中に建立された神殿。~
現在ダイユーアで主流となっているレグアルド教の本山とも言うべき存在。~
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レグアルドからの飛来者二人が主となって建立され、神の国にも繋がると言われる。~
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世界の礎であり、世界の全てを見守る場所。~
最も神に近く、神から遠い場所。~
最も生に近く、死に近い場所。~
最も聖なる場所であり、邪悪である場所。~
全てを内包する地、リーンディル。~
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昔々、神々の住まう星、レグアルドで争いが起こりました。~
神々の王、神王にして太陽神であるルシェルトゥーラと、彼を含む神々を守護する存在であった守護者筆頭ルシェラは、互いの感情の行き違いが元で大きな戦いを引き起こしてしまったのです。~
神王に組する者は少なく、守護者のみならず神々ですら半数以上がルシェラの味方をしました。~
ルシェラが勝つかのように思われたそのとき、第三の勢力が現れました。~
第三の勢力……神王の実弟ゼルファスティアは、神王派を一掃、神王を幽閉し、守護者派のうちから反神王派を引き抜いてルシェラにも刃を向けました。~
そもそもが感情論よりの戦。守護者に心酔したわけではなく神王に反していただけのものは簡単に離反します。~
ゼルファスティアは守護者派の一掃にかかりましたが、ルシェラ達はレグアルドから逃れ、ある星に立てこもりました。~
戦いはそれからも続きましたが、最終的にルシェラ達はその星での自治権を勝ち取り、形だけは和解しました。~
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守護者派の中心だったルシェラと他6人は、この星にそれぞれ土地を得、理想とする国を建国し、国を守護する存在となりました。~
守護者派の中心だったルシェラと他6人は、ハルサ大戦の後にこの星にそれぞれ土地を得、理想とする国を建国し、国を守護する存在となりました。~
うち二人は、形だけの和解が崩れる日を想定し、その為の拠点として、星で一番高い山の上に建物を作り、守護者達の支援に回ることにしました。~
その建物が、リーンディル神殿です。~
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神々を守護する程の力を持ちながら、神に反し、人としての範囲の生も死も超越しながらも、ただ人としての幸福を追求していく。~
それが守護者のあり方。~
たとえ運命に逆らおうと、己の心には背かない。~
人は、神はそれをただの我儘だと言うかもしれません。~
それでも、幸福を追い求める。~
我儘だというのは、それこそ、幸福を手にした者の戯言。~
幸せは魂の希求。~
その象徴として、リーンディルは存在しているのです。~
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「リーンディル神殿観光パンフレットより」

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