「よう」




ドアを開ければ、ラフな格好をしたディーノ。




どうしたの?と尋ねれば。





弟分の顔を見たついで、とか。

仕事帰りなんだ、に代わって。






に逢いに来た」

臆面もなくそう言って笑うようになったのは、いつからだろう。



































 遊びなんて言葉知らないから





































他愛無い話をしながら、歩く。






買い物に行くと言えばついていく、と返ってきて。




なんとなく、毛のふさふさした大型犬を髣髴とさせた。

(犬は、手を繋いできたりはしないけどね・・・)





その動作のなんと自然なことか。








「あ、そうだもうすぐ休みだろ?学校」

「あー、冬休み?うん、もうすぐ」




「イタリア、来るか?」




「イタリアかー、そういや行ったことないや」

「そうか。じゃあなおさらだ」

「観光案内してくれる?」

「おう、まかせとけ」

「じゃあ、行こうかなあ」




遠い異国を想像して、自然と空を見上げた。





「ああ、家に泊まってけ」

「うん、お邪魔する」




「好きなだけいていいから」




「あ〜、年末年始を外国でってのはオツだね〜」





「気に入ったら、ずっと住めばいい」




「・・・・・」

その言葉に、視線を空からディーノへ。






「ずっといていいから」




「・・・・・・」

ディーノの横顔から、笑みが消えた。

思わず、視線を逸らす。




「つか、いてほしいんだけど」




「・・・・・、ディーノ」





「むしろ、このまま連れて帰りてェ位なんだけどな」

「・・・またまた。そんな、冗」




「冗談なんかじゃねーよ」




「か、」

「からかってるわけでもない」

先を突くディーノ。

















「愛してるから、言ってるんだ」







繋いだ手が強く、握りなおされて。





















「なあ、。あと何を言えば信じる?」


















(本気なんだ、君の事)
























愛 し て

あ 遊びなんて言葉知らないから
い 一度だけでいいから抱きしめさせて
し 思考回路はいつだって優先されている
て 手加減できないよ、そんなの無理に決まってる











 

ブラウザバックプリーズ

(06/11/23)