背後の騒ぎに振り向けば、姉ちゃんと対峙するのは・・・・よりにもよってヒバリさん! み、見つかった! リプレイ
03
姉ちゃんの言葉に、まわりの空気が一瞬にして固まる。 「なにいってんの!?遅刻は遅刻だろ!時間に遅れること!!」 「時間ってなんの?」 会話に割って入るヒバリさん。 ま、マズい・・・! 「ね、姉ちゃん謝って!」 「え、なんで?」 「遅刻したからだよ!」 「それをなんでアイツに謝るの?てゆーかアイツ武器持ってるけどいいの?制服も違うし。それになんでコイツら頭にフランスパン乗ってんの?」 「ゆ、指差さないのー!」 ううう、姉ちゃん編入生だからヒバリさんの恐ろしさを知らないんだよな!そんな姉ちゃんが一番恐ろしいよ!! だからと言って遅刻も知らないなんておかしすぎるけど・・・。 ひゅうん!とうなるトンファー。 オレは思わず身をすくめて目を瞑った。 ヒッ!? でもすぐさまその場にしゃがみこむ。 「・・・ふーん?」 こ、怖・・・! そのカオを見て、姉ちゃんは立ち上がる。 「あっぶないもの振り回すなっての!そんなもの当たったらただでさえ悪いツナの頭がもっと悪くなるだろ!」 オレ!? 「そんな事は知らないよ」 ひゅんひゅんうなるヒバリさんのトンファー。 「知らないなら教えてやるよ。ツナは赤点以外取ったことないんだぞ!って、奈々おばさんが言ってた」 そんなことイチイチ知らしめるなあああ! 「どうでもいいよそんなこと。・・・それより君、このままおとなしく中に入れると思ってるの?」 ヒバリさんのトンファーが止まった。 「入るもなにもあたしはココの生徒だっつーの」 「それを決めるのは僕だよ」 「校長?お前校長?随分お若い校長で!校長なら校庭の草むしりでもしてろ!」 「校長はそんな事はしないよ!」 「だったら校長室に篭もってカツラでも手入れしてろ!」 ああもう、またとんちんかんなことを! そして、姉ちゃんも。 でも、姉ちゃんはくるりと身を回転させてソレを紙一重でよけた。・・・はず。 「邪魔だよ」 トンファーに打たれ、視界に星が散る。 「ぶっ!?」 |
(06/09/16)