うう、痛い〜!

姉ちゃんとヒバリさんのケンカに巻き込まれたオレ。

ヒバリさんにトンファーで打たれた衝撃と痛みで地面に倒れる。




「なにやってるのツナ、そんなの避けないとダメでしょ」
そんなオレに声をかける姉ちゃん。

ダメって!
・・・・さっきはかばってくれたのに。

ていうかなんでヒバリさんの攻撃を避けられるの姉ちゃんは!?

姉ちゃんが格闘技とかやってたなんて、知らないよオレ!











「強くなったんじゃないの・・・?ツナ」









「・・・え?」

姉ちゃんの言葉に、オレは首を傾げた。






































  リプレイ 04





























「ま、とりあえずアレよ、男と男は拳で分かり合えるヘンタイじみたとこがあるみたいだから。ほら、ファイッ」
腕を交差する姉ちゃん。

ファイッ、じゃないよ!!
元はオレが止めに入ったのになんだよソレ!?

「なんなの?君」
ヒバリさんも呆れてる。

「一日でヒトの名前忘れるなんてヤワなオムツです事!」
ヒバリさんに向かってプ、と吹き出す姉ちゃん。

「なに火に油そそいでんだよおおお!?」

やっぱり会ってたんだこの二人!
しかも・・・昨日!?

「・・・・・・・転校早々病院送りにされたいの?」
トンファーを持ち上げるヒバリさん。

さ、殺気が・・・!

「喧嘩するなら男は素手で。女は口で。それがわかんないコドモは相手にしないよあたしは〜」
ひらひらと手を振って平然と突っぱねる姉ちゃん。

うう、見ててこっちがハラハラするよ!




「・・・そう。じゃあ今度は手加減しないよ」

ヒバリさんは姉ちゃんの言葉を無視してトンファーを構える。










その時、始業を告げるチャイムが鳴った。








「あ、やべ遅刻だ!」

そう言って駆け出す姉ちゃん。
かなりのスピードで。













って、遅刻知ってんじゃんかあああああ!!










周りにいた野次馬もチャイムの音で我に返り、姉ちゃんの後を追うように校舎に入っていった。







残されたのは風紀委員メンバーとヒバリさん。そして・・・・・・・オレ。

お、おいてけぼり!?





「・・・・・・彼女は、君のなに?」

ギャ!ヒバリさんがこっち見た!!

思わず、しりもちをつく。




「あ、あの・・・ぼ、ボク、幼馴染です・・・・」

こ、殺される!?






「ふーん。そう・・・」

ヒバリさんは校舎を眺めながらトンファーをしまった。

そして、ガクランをなびかせながら校舎に向かって歩いてゆく。














あ、アレ・・・?

助かったの・・・かな。








ていうか助かるとかって自体おかしいし!









・・・・オレは、これからの学校生活に一抹の不安を感じた。


















・・・続。











 

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(06/09/16)