の主治医であるシャマルは、ここの保健医でもあるのだ。 関西特有のその口調は、なぜかのうなじあたりから聞こえた。 同時に、風もないのに揺れるの髪。 「な、姐さん!」 トカゲのような細長いその生き物は、よく見れば頭に二本角を持ち、背中にもゴツゴツと突起がある。 「おはよーさんやで、姐さん〜」 リプレイ
12
「向こうが勝手に絡んできたのよう〜」 「ワシが起きとったら、あんなガキひとひねりやったのにな〜」 その身体に後脚は無く、尾はの髪に隠れて見えない。 「何がひとひねりだ!もう、余計なこと言って!」 「痛!?・・・そやかて姐さ〜ん」 「オメー、の半身なんて言っといて寝てんじゃねーよ、この黒トカゲ」 「イタイ!なんすんねや、このヤブ医者!ワシは黒トカゲやのうて最古にして最強の龍、黒龍のデュランダ様や!!あと姐さんは半身やのうて相方や!!」 「漫才師か!アンタテレビ見すぎ!」 「痛いて堪忍!」 「コラ!ちょ、くすぐったい!でてこい!でてきなさい、デュー!」 「折れる!ツノ折れる!!つままんといて〜〜!」 「うるせェなあ、お前らは・・・もう帰れよ。昼休みも終わるぞ」 「ひるやすみ・・・・あ」 「どないしたん?姐さん」 「あー、忘れてた。忘れたままの方がよかったけど・・・」 「なんだよ?」 「ん〜、いやなんでも」 「あ、そういやあのトンファー小僧から、昼休みに屋上来いてゆわれ・・・」 「デュー!」 「なんだよ、屋上に呼び出しかよコクハクかよ。青春だねェ」 「そんなんじゃない!」 「・・・・・そんなんじゃなかったら逆に悪いんだよ」 「・・・ッ」 「治す気が無いなら二度と診ねェと言ったよな?オレは」 「なにゆうか、このヤブ!姐さんとワシにかかれば、あないなトンファー小僧の一人や二人・・・!」 「お前は黙ってろ」 「やめてやめて!ピンセットはイヤや!なんか脱脂綿の気分!」 ジタバタしながらぴー!と鼻を鳴らすデュランダ。 助けるでもなくソレを眺める。 「・・・だからここに来たの。あんな危なそうな奴とコトを構える気は無いし。隠れるならココが一番でしょ?セクハラ保健医のトコにわざわざ来る女子生徒はいないもんね〜」 「お前ね、だったら最初からそう言えよ」 「スネてねええええ!!」 「もーいい!昼休みも終わるし!帰る!!」 「おー、かえれかえれ」 「うわ〜ん、姐さあああん〜〜」 一人残ったシャマルはガシガシと頭を掻く。 その声は、開けられた窓から。 「リボーンか」 窓の桟に座ったリボーンはニヤリと笑う。 「ああ」 「オレがお前にのことを話したのは、ボンゴレファミリーにするためじゃねェぞ」 「じゃあなんで話した?」 「・・・・・・・・・」 「オレはツナの家庭教師だぞ。能力のある奴はファミリーに入れる」 「オレはの主治医だ。無茶をさせるわけにはいかねェ」 「過保護だな。だからは怒ったんだぞ」 言われたシャマルは眉間にシワを寄せる。 「まったく、とんだじゃじゃ馬拾っちまったぜ。・・・・いや、馬じゃねェな、ありゃドラゴンだ。食物連鎖から外れたドラゴン娘だ」 椅子の背もたれをギシリと鳴らして天井を仰ぐシャマル。 「だからヒバリもに興味を持ったんだ。・・・とりあえず、ヒバリはこっちでなんとかする」 「あの坊主にやらせる気か?まだ敵わんだろ」 「オレはお前と違って過保護じゃねーからな」 「知ってる」 「こえー家庭教師だな。同情するぜ、坊主に」 「だって、教室戻ったってアイツがいるかもしんないじゃん!」 |
オリキャラ・関西弁ドラゴン登場〜。
不穏な空気を漂わせたまま、続きます。
(06/10/18)