生徒達が教室へと戻っていく。 トランクス一枚履いただけの裸同然の格好で。 リプレイ
18
声を掛けられ、オレは顔を上げた。 「情けねェ顔するな」 頭をはたかれてようやくそこに獄寺君と山本がいることに気付いた。 「ツナ・・・」 「・・・中で、Dr.シャマルが診てる」 「あのヤブ医者スか!?」 「シャマルはの主治医だぞ」 「主治医・・・・?」 ・・・オレも、知らなかった。 「・・・・・・もしかして姉ちゃん、持病が・・・?」 「持病と言うより、体質だな」 「リボーン!お前、知ってて!わかってて姉ちゃんをファミリーに入れようとしたのかよ!?あんな、急に倒れて!顔が真っ青になって・・・!まさかオレたちの時みたく、わざとヒバリさんに会わせたのか!?」 リボーンに詰め寄りながら、オレの頭の中ではぐるぐると記憶が廻る。 倒れる姿が。 頭に響く、救急車のサイレン。 Dr.シャマルだ。 「シャマル!姉ちゃんは!?」 「心配すんな。あと、野郎は診ねェって言ってんだろ、帰れ帰れ!」 誰がテメエの世話になんざなるか!と獄寺君がかみつく。 (そうだ、獄寺君もヒバリさんに・・・・) 「あァ」 まるで、オレたちを中に入れたくないように。 「オレが代わりに見といてやるからお前たちは授業に出ろ」 「リボーン!おま・・・!」 そして、ドアが閉じた。
でも、足の裏からは何も感じない。 姉ちゃんが、倒れることなんてなかったんじゃないか。 いまさらの後悔。 目を瞑っても、青白い顔が頭から離れない。 「・・・・ツナ、戻ろうぜ?」 「授業が終わったら、様子を見に来ましょうよ?」 オレのことも心配してくれる友達がいる。 |
(06/11/14)