息を切らせつつ廊下を走るツナ。 リプレイ
23
「は、ハイ・・・でも元気そうでした」 「だろうね」 予想していたかのような言葉に、ツナはその後姿を目で追う。 (・・・あれ?) 「10代目!!」 「うわ!?」 「いま、ヒバリの声がしませんでしたか!?」 「あ、ウン。もう行っちゃったよ・・・」 「何しに来てたんスか?アイツ」 「ああ・・・姉ちゃんのこと聞かれただけだよ」 「ヒバリも姉さんのこと心配してたんじゃね?」 「そーかあ?」 「・・・・・・」 正直ツナはほっとしていた。 (あの妙な力やデュランダのことまで聞かれなくて良かった・・・) そもそも聞かれても答えられないし、ツナは知りたくもなかった。 (あー、やめやめ!) 「な、なんでもない」 声を掛けてくる二人の格好を見て、ツナはふいに気付いた。 (あ、そうか) 動けば汗を掻くほどの気温なのに。 他の洗濯物と共に物干し竿に干されたデュランダは、顔を上げた。 当のは塀越しに奈々と話し込んでいる。 「えー、半額なんですか?それは行かなきゃ!」 盛り上がる会話に、デュランダの声は届かない。 「なにこの疎外感!ワシも混ぜてえや!って、洗濯バサミが!洗濯バサミが外れへん!?凶器が!凶器が降り注ぐ!ワシから水分を奪う!!干物になる!!スルメみたく身体からアミノ酸の白い粉が!!うまみ成分が出る!今はこの配色が憎いいいいいい!!」 「冷たァ!?」 消臭スプレーを吹きつけられ、ようやくデュランダは復活した。 |
またデューオチで申し訳ない。
次はあのヒトがようやく登場。
(06/12/03)