空は快晴。 どこからか、布団を叩く音が聞こえる。 乗っているのはまだ年若い少年。 学生服の腕には腕章。 リプレイ
27
真っ先に被害に遭ったのは、デュランダ。 途中隣家の少年がやってきて蝶々結びという屈辱的かつ悲惨な状態からは抜け出せたものの、半ば強制的に参加させられた少年と手を組んで考えた逃走の算段もむなしく、家庭教師の赤ん坊や自称愛人やらが乱入し、目も当てられない有様となった。 (悪夢、アレは悪夢や忘れよう・・・・) 居間は足の踏み場も無いくらい汚れ散らかっている。 見ない振りをして、フヨフヨと空中を泳ぐように廊下に出るデュランダ。 それは、血の気が引くほど聞き覚えのある声。 「に、ニィさん・・・なんでここに・・・?」 「は居るの?」 「お、おりますけど・・・・」 そう、と返事を返すと、雲雀は靴を脱いで三和土を上がる。 「ちょ、ちょお、ニィさん!?」 「僕は君の兄さんじゃない」 「ニィさん、一足遅かったな。宴は終わったで・・・・」 「臭い」 雲雀はそこにあった消臭スプレーを容赦無くデュランダに吹きつけた。 「冷ッたあああ!!なにこの二日連続ゥ!?」 雲雀はもう一度臭い、と言って部屋を横切る。 足元に転がった物を次々蹴っ飛ばしながら。 「痛っ」 カーテンを引き窓を開けるとすぐさまきびすを返し、ソファーでだらしなく眠るシャマルを一瞥もせずに蹴落とす。 当然それも気にしない。 さらに向かいのソファーに投げ出されていたオセロをぞんざいに床に落とすと、雲雀はそこに座った。 タオルケットをバッサと翻し、が立ち上がった。 |
委員長襲来
(06/12/08)