「、すまんが京子には・・・妹には銭湯の煙突から落ちてネンザしたと言ってくれ!」 「そんなん信じる妹がどこにいる!?」 「アイツはすぐ心配するんだ!そして泣くんだ!」 「知ったことか、この兄バカ!」 「違う、オレはボクシング馬鹿だ!」 「馬鹿認めた!?もう、わかったから黙ってじっとしてて!」
リプレイ
32
ロビーに下りると、数人の並中生がいた。 その音に、ロビーの視線が集中する。 乗っていたのは風紀委員の腕章をつけたガクランの男子。 「ふ、風紀委員・・・!」 また、という言葉には頭を傾げた。 その後すぐやってきたのは、同じ格好をした数人の風紀委員。 「あ」 「・・・・ん?」 「ええっと・・・フランスパン?」 「草壁だ!!」 「ああ、そうそれ。そっちも付き添い?ケンカ?血の気多いねお宅らそこらへんのチンピラと一緒じゃん献血でもすれば?」 「お前こそなんだ、そのよく喋る口でも縫ってもらいにきたか?」 「献血を否定しないって、委員会ぐるみでトシ誤魔化してんの?」 「お前はオレに喧嘩を売っているのか!」 「それはそっちの専売特許でしょ。あんな狂犬野放しにするんじゃないわよ。保健所に通報するぞ」 「貴様、オレだけでなく委員長まで愚弄するか!?」 「アンタらみたいなのがいるから善良な一般生徒が他校生に襲われたりするんじゃないの?」 「何・・・?そういえばお前さっき付き添いだとかなんとか・・・」 「クラスメートが黒曜生に襲われたみたいなの。さっき手当てが済んで、あたしは帰るとこ」 「襲われたのは誰だ?」 「笹川」 「笹川・・・ボクシング部の笹川了平か?」 「そう。骨折6本、ヒビ7ヶ所だって」 「・・・・そうか」 「もしかしてそっちも黒曜生?」 「・・・・・・・」 はフン、と鼻を鳴らしてロビーの壁に掛けられた時計を見上げた。 今ならまだ遅刻せずに学校に行けそうだ。 「じゃ、あたし帰るわ」 電話を続ける草壁を残し、は病院を後にした。
「テレビにかじりついてたヤツがなに言ってんのよ。ホラ学校いくわよ」 「ん〜」 「あ、腕章忘れないでね」 「え、姐さん委員会に入るん?」 「返すのよ!」 「ん〜」 |
黒曜編ベースですが、漫画で描写されたシーンはほとんど無い予定です。
(06/12/14)