fairy tale
 〜魔法使い編〜

昔々あるところに、こころの優しい英雄がいました。
その人は英雄でしたが、あまりしあわせではありませんでした。
なぜかというと、少し前に英雄はとてもすごいことをしたのです。
そのために英雄と呼ばれるようになったのですが、英雄はそのとてもすごいことをするためにたくさんの犠牲をはらいました。
こころの優しい英雄にとってそれはとてもつらく、悲しいことでした。
ですから英雄は英雄と呼ばれるようになっても、しあわせになれないのでした。

あるとき、英雄が一人で旅をしていた時、英雄は一人の魔法使いに会いました。
その魔法使いはとてもこころの冷たい人でした。
なぜなら、魔法使いもしあわせでなかったからです。
魔法使いにもたくさん悲しいことがあり、そのせいで自分のこころを固く閉ざしていました。
それを知らない英雄は、こころの冷たい魔法使いをどうしても好きにはなれませんでした。
そして魔法使いは英雄を大嫌いだと思いました。
そのため、二人はお互いに二度と会わないようこころに誓いました。
しかしどうしたことか、二人は旅に出るたびに出会ってしまうのです。
あるとき、魔法使いは英雄が一人湖のほとりで泣いているのを見つけました。
魔法使いは近づいて、できるだけいつものように冷たく話しかけました。
英雄は魔法使いに泣いているところを見られたことにびっくりして、泣くのをやめました。
魔法使いは英雄になぜ泣いていたのかたずねます。
英雄は自分がしあわせでないことを話しました。
そうしたら魔法使いは自分もしあわせでないと言います。
二人はお互いが似ていることに気付きました。
どちらも悲しいことがあったために人を遠ざけていたのです。
そしてほんとうは二人ともとてもとてもさびしかったのです。
それから二人は二人でしあわせになろうと誓いました。
二人は家を建て、仲良く暮らし始めました。
そしてそこでいつまでもいつまでもしあわせに暮らしましたとさ。


fin


*…………………POSTSCRIPT…………………*

童話風に…書いてみました、ルク坊です。
最近童話の本を読んでいるのです。
そのせいかなんとなく「英雄」とケータイに打ち込み、書き始めたらこんな文章になってしまいました。
英語で童話はfairy taleです。
妖精の物語……その響きがとても好きなのですよ。
お伽話って良いですよ〜!
温故知新ですね。
でもほんと知らないうちにfairy tale〜って感じの思考になっていて、こんな風に書いちゃったんですよ。
すべてはなんとなくの産物です。
なんとなくなんです、
なんとなく(笑)

 2004.11.05 真白茶飴

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