fairy tale 4
 〜親友編〜

昔々あるところに、こころの優しい英雄がいました。
その人は英雄でしたが、あまりしあわせではありませんでした。
なぜかというと、少し前に英雄はとてもすごいことをしたのです。
そのために英雄と呼ばれるようになったのですが、英雄はそのとてもすごいことをするためにたくさんの犠牲をはらいました。
こころの優しい英雄にとってそれはとてもつらく、悲しいことでした。
ですから英雄は英雄と呼ばれるようになっても、しあわせになれないのでした。

昔、英雄にはこのよでいちばん大切な親友がいました。
親友は、せんそうで困っていたところを英雄のおとうさまが英雄の友達にと拾ってきたのです。
英雄はそのころはまだしあわせだったために明るいせいかくでした。
ですから、最初はなかなかしゃべらなかった親友も、英雄の明るさにだんだんうちとけていきました。
そしてとうとうこのよでいちばん大切な親友となったのです。

あるとき、親友はなにかを言いかけました。
なぜかというと、親友にはあるひみつがあるのです。
それは親友のみぎてに死神がやどっているということでした。
しかし、それはとてもおかしなひみつです。
ですから親友はなかなかそれを言うことができませんでした。
親友は言っても信じてもらえないかもしれないとかんがえていたのです。
それに親友は死神がやどっているために不老不死でした。
そのため時間はたくさんあるのだからと、親友は英雄にそのことを言うのをやめてしまいました。
ですがほんとうは時間はもうぜんぜんなかったのです。

その死神はとても大きなちからをもっていたので、悪者にねらわれていました。
親友は英雄と親友になってからしあわせにくらしていたので、ついゆだんしていたのです。
そのために親友は悪者にとらえられてしまいました。
そして英雄がやっと親友に会えたとき、親友は悪者の魔の手からのがれるためにみずから死神にたましいを喰われたのです。
英雄は悲しみました。
なぜなら親友いじょうのこのよでいちばん大切な親友は英雄にはいなかったからです。
しかし英雄は親友が自分の思う道をゆけと言ったので、すごいことをなしとげようと思いました。

すごいことをなしとげた英雄は、もう親友がいないということに悲しみにくれました。
それとともに、そういえばしあわせってなんだろうと思うようになりました。
英雄はみんなにだまって旅にでました。
傷付いた自分のこころをいやすため、そしてしあわせを思い出すために。
こころの優しい英雄の旅は始まったばかりです。
これから何を見て、何を聞いて、英雄はしあわせを思い出すのでしょうか。
英雄のみぎての死神の中にいる親友は、英雄がいつかしあわせになれる日が来ることを祈りました。
いつまでも、いつまでも。


fin


*…………………POSTSCRIPT…………………*

童話風テド坊です。
というかこの童話風の話はいつもケータイでぱちぱち打ち込んで作ったんですよ。
それで気づいたんですけど、この話、回を重ねるたびに話が長くなっている…
どうしてでしょう。
謎ですね…もしやこれも幻水マジック?
(幻水マジック…管理人の造語。幻水にはまって起こったすべての不思議な出来事の総称。参照・いただきものの某画像ページ)


とりあえずは童話風シリーズはこれで打ち止めにしときます。
リクとかあれば書くかもですけど、餃子のの〜みそに生息してたキャラ達の話は書き終えました!
感想とかいただけたら嬉しい限りでございますv

というか…なんだか挿絵つけたくなりません?
これ(笑)
あんま関係ないですけどね(^o^;)ゞ

 2004.11.13 真白茶飴

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