Fate/stay night感想記 

●佐々木の私見と偏見に基づいた感想です。
●ネタバレいっぱいなので、気になる方はご注意を。
●ついでに、言いたい放題なのは気にしないで下され。


 7話  8話  9話  10話  11話  12話



第7話 蠢動<2月17日>


ついにあの、伝説の『ぱくぱくセイバー』が光臨するっ………!!!



と思ったら、微妙にガセ(笑)。
セイバーちゃん、ピンチになっても自分を令呪で呼ぼうとしなかった士郎に対して氷点下の怒りを激しく燃やしていました。そして、それがついに爆発します。

楽しい楽しい朝食時に(←お約束)。

アワレにも藤村先生は大事に食べようとしていた納豆やら肉じゃがやらをセイバーちゃんに食べられてしまいます。あれじゃ虎は昼まで持たんじゃろう……。
アワレにも桜ちゃんはあの美しい顔立ちで何の表情も映さずに「おかわり」とお茶碗を差し出される始末。あれじゃハッキリ言って怖いと思う。
何で士郎の不始末がこの二人に……(涙)。

で、冬眠前のライオンの如くセイバーがひたすらご飯を食べていた理由は、言っても聞かない士郎に実力行使するため………つまり、学校についていこうとしていたからなのでした。
嗚呼、可愛いなあセイバーちゃん(きゅん)。



・・・こう色々なレビューを見ていてもhollow ataraxiaのセイバーに慣れてしまってstaynightのセイバーってこうだったんだよね、という感想がありますが、本当に最初の頃のセイバーってこんな感じですよね。川澄さんの声がまたよく似合うこと。
もう士郎はタジタジですよ。
色々な意味で、士郎は「桂○和のマンガに出てくる主人公男子キャラ」そのものです。
ぶっちゃけヘタレ。超ヘタレ。
確かに、士郎さんの青臭い部分は大好きなのですがね………。

今回の話はセイバールートと凛ルートを上手く繋ごうとしているので、オリジナル色が強いです。凛と桜の関係の伏線も張りまくってます。イチシロ大プッシュです。


そう、イチシロ。
つまり、一成×士郎。


校門前で好きなオトコが嫌いなオンナと一緒にいるだけで逆上してはダメですよ生徒会長。
昼休みに爛れた愛の生徒会室になだれ込もうとしたのを断られて逆上してはダメですよ生徒会長。
・・・返す返すも、凛ルートのBAD END「真昼の生徒会室! 男子生徒心中か!!」がアニメでやらないのが残念です(そしたらアニメ終わるべさ……)。


しかし気になるなあ………やっぱり美綴はライダーにえっちなコトされたのかしらん。



第8話 不協の旋律(ねいろ)<2月24日>


贅沢な…っっ!!
第二期声優発表以降の出演声優さんの情報を漁ってなかったですが、

ギル=関智一

だけでなく、

アサシン=三木眞一郎

って、どこのBLですかアナタ(笑)。
ギルは終盤出てくる(はずです)のでともかくとして、セイバールートならあの一戦、凛ルートでも最終決戦のお邪魔虫(ヒデエ)なアサシンに三木さんですか!
群青色の髪のポニーテイルというコトで『遥か』の頼久とかと被りまくりですが、hollow ataraxiaでの「ハイドウドウ」とか「〜だクマ」とかが三木さんの声で………っ!!


はあはあ。


あと、浅川ライダーも今回改めて聞いてみるとすごく好みですね。
そして、今回初登場の田中キャスターもイイですね。何というか、声だけ聞けば「美人」と分かるような感じで。



ついに「あかいあくま」が衛宮邸にやってきます。
血で血を洗う大決戦の開始です。
ついでに、虎はなんだかんだで言いくるめられます(笑)。

原作のテキストを読んでいるかのように繰り広げられるドタバタが楽しいですよ。
戦闘だけじゃない、日常の大事な部分が音声とともにもう一度Fate/staynightをプレイしている気分にしてくれます。


今回の話の流れは、

間桐邸にて同盟をもちかけられ、柳洞寺の魔女の情報をゲット
  ↓
同盟者・遠坂凛の参入
  ↓
柳洞寺に対しての士郎とセイバーの意見の食い違い
(ここで、士郎は対バーサーカー戦のセイバーの惨状を脳裏に浮かべる)
  ↓
セイバー、単独で柳洞寺へ

という展開。
やはり、士郎の心情描写は丁寧で、日常のラヴコメと「衛宮士郎」という人間の在り方の対比がくっきりと描かれているように思います。

しかし、次回の展開が読めない……。
ライダー姉さんがセイバーの味方に入るのか? というようにも見えましたよ。
(→キャス子のドラゴントゥースウォーリアに向かっていっている絵が出てきてた)
この辺りでまたオリジナル色が出てきそうですね。



第9話 月下流麗<3月3日>


・・・つか、アサ次郎祭り……?
それ以外に言い様がないんですが(笑)。


三木アサ次郎は、もう問答無用で平伏ですね。
「よい、無粋であった」とか、
「私の剣は邪道でな」とか、
「その秘剣、盗み見ようという輩がおるぞ」とか
もう感服しましゅた………。

ですから、是・非!!
この声で「主からの伝言があるクマ」とか「ハイドウドウ」とか更に、

「由紀香殿〜、拙者暇でなー」

とかあったら幸せだなー、と。

一つ問題があるとすれば、なんか袴がパンタロンに見えて仕方なかったよ・・・長髪にパンタロンで声がミキシン………総合すると笑いが止まらないです。

セイバーvsアサシンの隙をつくようにして、柳洞寺に乗り込むライダーと迎撃するキャスター。魔女と女怪の一騎打ちでございます。キャスターの繰り出すドラゴントゥースウォーリアーを片っ端からダガーで蹴散らしていくライダー。

「ライダーごときに後れはとらないわ」
「・・・私は主の命に従ったまで」

いや、玲瓏な美女の声とクールな美女の声が火花散らしてぶつかりあうのがたまりません。



この対決を見ていて、私個人としては以前のアーチャーvsランサーとか、セイバーvsランサーの時よりは戦闘シーンがよくなっていると思いました。
これについては、セイバーvsアサシンも同様。
特に、セイバーの「見えない剣」の表現がランサー戦やバーサーカー戦に比べて分かりやすいな、という感じ。
表情なんかもね、staynightのオープニングアニメくらい原作に忠実になっていってる気がするのですよ。特に、この対アサシン戦はゲームの同じところがそのまま抜けて出てきた感じです。
「多次元屈折現象」も「キシュア・ゼルレッチ」なんて無茶なルビで読まなかったので(笑)。



そして、エクスカリバーを中途半端に解放したせいで魔力をいらんこと消費したセイバーを、士郎が負ぶって連れてかえる。表情の作り方が上手いですね、士郎がイロイロなことを考えて、イロイロとジレンマを感じて、イロイロと思いつめているのがすごく丁寧に描写されています。そして、セイバーのツンツン具合(融通の利かなさ)がまた一段と士郎を追いつめていったりもするわけで。

………そんな士郎にいよいよ来週は「お兄ちゃんv」攻撃が加わってくるワケです。
ついでに、風呂場の扉を開いたら緊急事態発生! ってコトになるワケです。



耐えろ、士郎(笑)。



第10話 穏やかな幕間<3月10日>


しょっぱなからエロゲらしく。
ネグリジェ凛と洗面所でハチ合わせ士郎。ちょっとドギマギ(笑)。
でもやっぱりネコパジャマの方が……。



戦闘シーンのない回。
とはいいつつも、セイバーに剣を教えてもらっているというコトで、戦闘?シーンは出てきますが・・・セイバーは容赦ないというか。

お腹がきゅるきゅる鳴ったセイバー(冷静に「空腹のようです」とのセリフはやはりstaynightですねー)のために買出しに行く士郎。スーパー・トヨエツじゃないんだね(笑)。そして、


「お兄ちゃんっ!!」


 の洗礼。久々の登場ですイリヤたんv あー………かわいいなあ………癒されるなあ………たどたどしい口調の「エミヤシロ」、やっぱりここに音声がつくと破壊力抜群ですね。ただその後の「エミ、ヤ、シロ?」「エミヤシ、ロウ?」はちょいとくどい。

 イリヤのモノローグは切ないですね。とうさまが褒めてくれたかあさま譲りの髪、のセリフに被さるように流れる画像。イリヤが父親に肩車されている絵ですが・・・さあ、原作未プレイの方はどこまで気付いたでしょうか(笑)。どう見てもビバ……いいえ、切嗣さんですね。


イリヤに構っていたおかげで、腹をすかせた猛獣……もといセイバーを待たせてしまった士郎ですが、ちゃちゃっと作っている鍋焼きうどんが美味そう。「もうすぐできるからな」の士郎に「・・・・(もっきゅもっきゅ)」と菓子をつまむセイバーにどこか黒いのの影が……!! まではいきませんが、どことなくむっつりしている様子のセイバーがむしろ可愛くて仕方ありません。


そして!
そ し て !!
今日一番のメインディッシュ……!!


学校から帰ってきた凛が語る、慎二に対する一気果断な対応に思わずぼやく士郎。宝石を飲ませて体質変化を促そうとする凛にクラクラくる士郎。どうしょうもないよなー、とかいいつつバスルームの扉を開けたらそこには、アヴァロンが見えたよ……!? みたいな。
男前セイバーに「身体を冷やすなら縁側」とまでいわれて向かったら、そこにいたのは久しぶりに登場のアチャでした、みたいな。ある意味天国から地獄(笑)。

けれど、赤いのが皮肉と嫌味連発の後に口にしたのは、士郎にとって最も的確な助言。
「イメージをしろ」
その一言だった。



さて、周囲はFateはプレイ済の人が多いのですが、未プレイの知人もどうやら桜の黒さには薄々気付いているようです。今回はイリヤと士郎と切嗣の関係について、大きなヒントがでてきました。どんな感じなんでしょうね? 最も、アーチャーと士郎の関係について引っかかっている未プレイの人は、周囲にはまだいないようです。
そうそう、最近、諏訪部アチャの声を聞いても腰にこないようになりました(笑)。
おかげで、「理想を抱いて溺死しろ」よりは「誇りなど、そこいらの狗に食わせてしまえ」の方が聞きたくてたまりません。



第11話 鮮血神殿<3月17日>


ルート『Fate』第一の山場に近づいています。近づいています。
相変わらず慎二のヘタレっぷりが最高です。いいですね、強きにへつらい弱きを挫く。
ここまでやるとただのヘタレだけではなく、HETARE-OHという感じです。
慎二の声を当ててらっしゃる神谷さんの声は某BLゲーム(素直に『学園ヘヴン』と言え)の音声しか聞いたことはないのですが、甲高さのあるこの声がヘタレっぷりに一役買っている模様。

さてさて、ライダー姉さんの宝具である『他者封印・鮮血神殿』(ブラッドフォート・アンドロメダ)の発動。相変わらず浅川ライダーはクールでカッコ良いと思います。戦闘シーンもそこそこ面白いし。何しろ、自分のダガーで士郎を串刺しにできないと分かった途端校舎の外に蹴り飛ばす動作の、流れるように美しいコト……!! くう、アニキは変ちくりんだったのに。


しかし、ドキドキしました。
エエ、セイバーの士郎お姫様抱っこに……!!


こう、Fate/staynightの「抱っこ」といいますと言峰&イリヤが有名ですが、主人公コンビによるこのシーンはと き め き ましたね。トキメキをありがとう、ときめきをbelieve。



そして、士郎の「魔術」に対して、士郎の「特殊な背景」に対しての伏線が張られます。

凛の「これは強化じゃない」(『強化』ではなく『投影』であるということ)
ライダーの「私の武器では貫くことができない」(身体の中にアレを宿しているということ)

これは最終的な伏線なのでここ数話の後にどうこうなる話ではないかと思いますが、次回のライダー戦で恐らくエクスカリバーが出てくるはずですので、士郎がどんな反応を見せるかが楽しみです。


ペガサス誕生はぼかし方が上手かったな〜。羽だけ出てくるのがやたらとキレイで、神秘的だなと。
あとは、セイバーの小悪魔っぷりがもうたまりません………「士郎が似合うと言ってくれましたから」。
……ちょっと待て、アンタ最近まで「
サーヴァントに性別はない」とか言ってなかったか!? 
とツッコミを入れたくなるのは、ゲームと同様(笑)。音声がある分、ゲームより破壊力がアルよ……この小悪魔っぷりで円卓の騎士たちを骨抜きにしたのか王様は(爆)。




第12話 空を裂く<3月24日>


待 っ て ま し た !!
staynight最大の宝具戦闘の山場です!
hollow ataraxiaがフラガラックvsゲイボルクなら、staynightはエクスカリバーvsベルレフォーンでしょう!!

というコトで。

やはり、ベルレフォーンの描写が大変分かりやすかったと思う。
ゲーム中に「この仔は優しすぎるから、こんなものでも使わなくてはいけない」というライダーのセリフがありますが、「こんなもの」が何なのかわかりにくかったのですよ。
アニメではくっきり手綱を強調してくれていましたね。

セイバーもやる気充分なのが可愛い。声が上ずっています。
宝具を解放しようという気の昂ぶり、眼前の敵を打ちのめさんとする戦意の高揚………そんなものを感じました。
剣の振り上げに「エクス
剣の打ち下ろしに「カリバー
ゲームと同じ画像がドドン!! と出てきて、すごくドキドキしましたよう………セイバー、カッコ可愛いくてたまりません。

そのセイバー渾身の宝具の一撃に斃されるライダー。
煽られる形でアイマスクが剥がれたのは、ファンサービスですか?(笑)


純粋に、この戦闘シーンは見ごたえがありました!!


でもまあ、ちょっとばかり不満もあります。
ビルを駆け上る時の戦闘描写に迫力がなかったのと、見えないはずのセイバーの剣が文字通りライトセイバー(それでも緑だけどな)にしか見えなかったのが。
そして音楽。「約束された勝利の剣」のリミックスバージョンですが………これはちょっと軽い。音そのものがふわっとしているので、戦闘の重厚感を殺いでいる気がします。



以上、戦闘シーン。
その他の見所もイロイロですが(公園のベンチで士郎を休ませようとするセイバーが、目の前のバカップルを見て「私の膝に……」と言い出したり……)、ライダー戦への協力を断った凛が間桐邸を訪れるシーンがありました。

間桐邸の、カーテンがかかった部屋の方へと目を向ける凛。
カーテンの隙間から流れ星のような軌跡(ベルレフォーンの発動)とその消失を見つめて、呟く桜。

非常に遠まわしながら、凛と桜の関係、桜とライダーの関係をしっかり話の隙間に入れているなーと感じました。ゲーム未プレイでも、勘のよい人なら気付いたと思います。


さて、来週は
私のモノになりなさい
年下のお姉さんの積極的攻勢が待っています(笑)。



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