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イベント参加予定
日付 | イベント名 | 場所 | スペース | ジャンル(傾向) | 参加方法 | 新刊予定 |
'12,12,31 | コミックマーケット83 | 東京ビッグサイト | ポ−32b (東5ホール) |
Fate/staynight (神父槍) |
直参 | 有 |
'13.01.06 | コミックシティ大阪92 | インテックス大阪 | J−63b (2号館) |
Fate/staynight (槍受) |
直参 | 無 |
『オクトメロン』 A5・46P/\400 …'12/08/12発行 Fate/Zero前提。「のたり」の蔦内ニクハチさまに表紙をいただきました。 8組の主従と、その拝啓や冬木での一コマを描いた短編集。 時系列順に、狂→弓→暗→剣→槍→魔→騎→愉悦となっております。 小説とアニメの設定がごっちゃになっていますのでお気をつけ下さい。 「成程、正真正銘の魔女の仕業ですね」 「へえ、現代にも魔女っているんだ」 奇妙なところで感心する龍之介。それはそうだろう、伝説神話歴史の時代ならいざ知らず、機械文明の発達した現代において神秘を体現する魔女の必要性はゼロではないか―――龍之介はそんなことを考えていた。だが、龍之介の浅はかな考えを否定するように青髭は一つ首を振る。 「魔の系譜というものはね、リュウノスケ、そんな簡単にはなくならないのですよ。ヒトが生きている限り、魔の業は存在するのですから」 ―――何をもって『魔』と成すか。 その基準が時代によって異なるだけであって、魔そのものの存在は変わらないのだ。科学が魔であった時代もあれば、技術が魔であった時代もある。自らのサーヴァントが重々しく語るそれは、自らの体験に基づくものなのか―――そんなことを薄々感じながら龍之介は大きく頷く。 (「-1050203」より) |
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『Dicade』(R−18) A5・66P/\500 …'12/08/19発行。言峰綺礼×ギルガメッシュ、ギルガメッシュ×言峰綺礼(Hシーンあり) Fate/Zero前提。 第四次聖杯戦争後、受肉したギルガメッシュと聖杯により生き続ける言峰綺礼。主従関係を継続したままの二人は、共に教会で生活を送る。10年という月日、二人の関係には少しずつ変化があらわれていくのだが、何をきっかけにしてどのように変わっていくのか。 「衛宮切嗣が死んだそうだな」 「…………そうらしいな」 大人の姿に戻って後、互いにグラスを傾けながらそんな話を口にしていた。 「貴様とは随分と因縁があったようだが?」 「………因縁も何も、勝手に私が憧憬のような気持ちを抱いて追い掛け回していたに過ぎん。そして、私が勝手に絶望して去っただけだ」 冷静な口調で語る言峰の姿には惑いがない。不惑には程遠く、未だ三十路の声を聞いたばかりであるのに、その様子は齢を経た老爺のごとく落ち着き払っていた。 「ふん、以前は青二才の頃の自分を思い出したくはないと言っていたが?」 「………そう言った後に改めて気づいただけだ。自らの懊悩、自らの彷徨が無駄であったと―――結果を受け入れるには少々時間が必要だった。それだけの話だ」 (『Dicade-2』より) |
◆ここに出ていない本は完売しました。
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