仮面ライダーエニグマ設定&プロローグ
世界には決して超えてはいけない領域がある。

世界には決して解いてはいけない謎がある。

領域を超え、謎を追い、戦い続ける者よ・・・

おまえは・・・誰だ?





人物紹介

■湖風 七子 (こふう ななこ)

主人公、エージェント7、自分の記憶と名前を奪われた喪失者。現在の名前は偽名。
変形ツインテールが特徴、背丈が小さく、外見だけは可愛らしいが、
非常に暴力的な性格で、殴る蹴るは相手への挨拶代わり。
気に入らないことがあると周囲を手当たり次第に破壊する。などやること成すことがメチャクチャ。
自分を「サマ」付けで呼び(相手にも言わせる)、常に上から目線でものを言う。

彼女が自分の記憶を奪った相手を探して、日寺市を訪れるところから物語は始まる。


■アスクレイヴ
七子をサポートするコンピューター上に存在する擬似人格。
私生活、戦闘において絶妙なバックアップをする。かなりの苦労性。
通常はエニグマチャンネルで交信、スフィンクスからの指令や情報をすばやく伝える。


○空房 三途 (くぼう さんず)
十三折曲署(とみおりまがりしょ)に配属された新米刑事。
日常行動の至る所で死亡フラグが立つほど常に命の危機に晒される特異体質。
その事から「死神刑事」と呼ばれ、人々から不吉がられる。
今年最大のフラグは破壊魔(ななこ)と出会ったこと。
万年金欠病で、顔が青白く気配を感じさせない優男。女装が似合う。
女装癖はないものの、作中で何度もその艶姿を披露することになる。


支給された拳銃を勝手に改造した銃を使うが必ず3回に2回は暴発する。
自分の身を削って戦う姿が(色々な意味で)涙を誘う。


○仲田中 彼方 (なかたなか かなた)
階級、不明 三途の上司に当たる存在。
日寺市で頻発する怪事件の捜査のため、やってきたというが警察組織に属していることすら不明。
はっきり言って、何を考えているか分からず、珍妙な言動と奇怪な行動で周囲を混乱させる。
常に家族へのメールは忘れない。12ヶ国語を駆使した日替わりメールを送るが、概ね解読不能の模様。
骨法やテコンドーなどを組み合わせた『カナタアーツ』の使い手。

仲田中仲良し4姉弟の次女。


○隣屋 次郎兵衛 (となりや じろべえ)
おやじサン。日寺市にある昭和70年代風インターネット喫茶『たくらま館』の店主。
事件のあるところに必ず出現する。
唐突に現れ、事件の核心を言い当てることもしばしば。


■片山 五ノ十 (かたやま いのと)
???。七子の前に現れる謎の女性。
長身で、白いコート、大型のキャリーバックを携えている。
長い前髪に遮られ素顔はよく見えないガが、七子を知っているようである。



■賽川 右京左 (さいかわ うきょうざ)
???。五ノ十の付添い人。




■スフィンクス
???。数人のエージェントを従え、フリークス事件を追う存在。
詳細不明。






仮面ライダー
『エニグマ』世界での仮面ライダーは特殊なドレス(一種の装甲)をまとい戦う。
顔はバイザーで隠され、ツール類で身体部分を強化しているのが特徴。
フリークスと死闘を展開する。


■エニグマ(アンノウンフォーム)


スフィンクスのエージェント7『湖風 七子』がボイスレコーダー型変解析ツール『エニグマチャンネル』の
コード01に解答(アンサー)することで変身。
アンサーと同時に空間が裂け、変身ベルト『エニグマバックル』が装着される事でドレスが起動する。
黒色のゴスロリ風ライダードレスを身にまとい、悪鬼羅刹の如き暴虐を振るい敵を殲滅する。
このフォームの主要武器は『アンノウンメイス』、接近戦に優れ、敵の懐に飛び込み、
武器や拳、蹴りを叩きつける荒々しい戦法を得意とする。
HSS(ハイテンション・スチール・スレッド)製のライダードレスは硬度に優れ、防御力も抜群。
エニグマチャンネルをメイスの柄に装填(フォルスコネクト)して放つ必殺技は『テリブルインパクト』
相手を粉砕し、大地に巨大なクレーターを穿つ天地崩滅の大技である。
ただし半径1kmが完全に破壊されるため、『ゲージ』内での使用に限られる。

・エニグマチャンネル
七子の所持するボイスレコーダー型万能解析ツールで、七つの機能をもつ。

1.通信機能(様々な通信機器に勝手に割り込み会話したり、通信内容を傍受する)
2.ライダードレス起動機能
3以降は物語が進むことで明らかになっていくだろう。


■エニグマ(エグザクトフォーム)

 アンノウンフォームからエニグマチャンネルのコード04に解答することで、
変身するエニグマの強化フォーム。
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■フリークス
この世の「真理」に触れ、理解したことで全てを無くした人間の変異体。
顔のないマネキンのような姿で、自我や意思は存在しない自動的な存在。
通常は世界の裏に存在する「監獄」と呼ばれる空間に幽閉されているが、
ゼムレスにより開放された。

ただ一点、人間であった頃に持っていた自身が抱く強烈な感情や欲求に突き動かされ、
それを模倣しようとする習性をもつ。正邪に関わらない純粋な想いーそれがフリークスの原意である。
自分と似た欲求を持った人間と同化し、それを遂げようと暴走する。
ゼムレスにより書き加えられた内容により、様々な記憶を略奪している。
「ゲージ」という特殊空間をつくり、その中で活動するタイプもいる。
人間と同化した状態で器物(無機物)と融合することで怪人体となり、強力な特殊能力を発揮する。

体内のレコード(核)を完全に破壊しないと活動を停止できないが、体が半壊すると
周囲の無機物を吸収し、バーサークモンス(狂獣化形態)になる。


■ゼムレス
看守、本来、世界に存在してはならないフリークスを現世に開放した男。
自分を何もない存在だと語る。
フリークスを使い、レコード(様々な記憶)を略奪しているが、現段階の目的は不明。
唯一の趣味は一人語り。


■フリーザーフリークス
????と同化した素体フリークスが冷凍車と融合した怪人形態。
左腕のファンと胸部のフロストボックスを使って放たれる
絶対零度の凍結ブレスで瞬時に万物を凍結させる。
右腕の巨大なマニピュレーターは100kgの鉄塊をつぶすほど強力。
さらに走行形態に変形し、高速で移動するなど多彩な攻撃方法をもつ。
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 はぁ〜・・・欲しいなぁ・・・
ため息をつき、大きく頭を垂れたまま、道を歩く男が一人いた。
すでに陽も暮れ、辺りが暗くなりつつなり、通りには一人も人がいない、そんな状況だった。
 つまんねぇなぁ、最近。仕事しても何しても張り合い無くて・・・
暗い表情のまま、男は家路を進んでいる。ため息を繰り返す男は心底つまらないように心の中で
もう一度繰り返す。
 はぁ〜、欲しいなぁ・・・

 欲シイナァ

突然男の耳元で何者かの声がした。
男は驚いて辺りを見回す。だが、辺りには人はおろか犬の一匹すらもいない。
「!?・・・誰もいないじゃねえの・・・!」
男は周囲を見回して初めて異常に気がついた。
 ここは何処だ?
自分が歩いてきた道ならば今頃は繁華街のほうに着いているはずだ。
こんな寂れたコンクリート塀に囲まれた暗い場所に辿り着くはずはない。
 道を間違えた・・・しかし、この街で暮らして5年になるがこんな場所見たこと無いぞ!?
男は慌て、場所を特定しようと当たりを注意深く見回した。

 欲シイナァ

声がもう一度聞こえた。背後からはっきりと聞こえた声に男は振り返る。
・・・・・・・
背後には「人間」はいなかった。しかし、つい先刻までこの場に存在していないものがそこに在った。
「マネキン・・・人形・・・?」
目も鼻も口も無いのっぺらぼう、あちこちがひび割れ赤茶けた襤褸布を体に巻きつけたマネキン人形、
それが一体だけ暗い道に佇んでいた。

『欲シイナァ』

口もない「のっぺらぼう」から言葉が紡ぎだされ、次の瞬間、数メートル離れていたマネキン人形は
男の眼前まで迫っていた。

!!

男は悲鳴を上げようと口を開ける。
その口の中にマネキンは両腕を突っ込んだ。

ли!Щ〇ッキギッデЩЭЩ!!!

この世のものと思えない奇音を立てながら、マネキン人形が男の「中」へとゆっくり入っていく。

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音の無い悲鳴を上げながら、男の意識は徐々に闇に消えていった。

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「・・・ちぇっ、遅かったか」

息を切らせ、『現場』に着いたときには既に遅かったようだ。
『標的』は既に移動し、この場所には何の痕跡も残されていなかった。

 すぅぅぅ    はぁぁぁぁ

少女は大きく息を吸い込み吐くと、おもむろに左手を上げ、そのままコンクリート塀に叩きつけた。

グシャッ!!

鈍い音を立て砕けたのは少女の腕ではなく、「塀」の方だった。
分厚い塀が砂山のように脆く崩れると、次に少女は右脚を高々と上げ、地面に叩きつけた。

ベゴッ!!!

ものすごい音とともに衝撃が石畳を割り砕き半径2メートル近くを陥没させた。

「ああぁぁぁ、頭にきた!どうして私に痛めつけられる前に逃げるかなぁ。
倒される前に逃げるかなぁ。怒り心頭ーーーーーーーーーーー!
もう本当にムカツクーーーーー。全てを壊したくなってきたーーーーっ。
ストレス大爆発ーーー!うおりゃぁぁぁぁぁぁぁ!」

拳を縦横にブンブン振り回しながら、駄々っ子のように周囲を手当たりしだい破壊する少女。
家の塀に続き、空き家にドロップキックをお見舞いし、壁を突き破り、家の支柱を蹴り折り
まるでコントのように家をつぶしてしまった。

・・・・恐ろしい破壊力であった。このまま野放しにすると街がひとつなくなるのも時間の問題だった。

『チョット落ち着きなよ、ななこサマ』

少女の破壊行為に彼女の『サポーター』が待ったをかけた。

「むきーーーーーーーーーーーーーッ!
うおりゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」

少女は全く聞く耳をもたない。
獣のように暴れまわるだけである。

『フライドチキン50本、たこ焼き25舟、イナリズシ60個、ななこサマに捧げます!』

ピタッ

「・・・芋ヨーカンは?」

『もちろん、おつけしますからもうやめてください」

大好物のオンパレードでようやく動きを止め一息つく少女は、明らかに不機嫌そうな声で言い放った。

「全く・・・・この湖風 七子サマがわざわざ来てやったってのに、肝心の相手がいないなんて・・・
もうちょっと迅速に情報を送ってくれない、アスク?」

『ごめん・・・あの本当にごめん。謝るからその怖い顔やめて・・・』

「・・・わかった。で、ここはどこ?『スフィンクス』の指令だと・・・ひ、ひ・・・なんだっけ」

『ひでら、日寺市だよ。ここでななこサマの追っている事件が起こっているらしいんだって』

「ふぅん、まぁ、いいや。私はどこだろうとそこに追い求める相手がいるなら・・・」

ぶちのめして泣かす!

拳を振り上げ、少女-湖風 七子は声高らかに叫んだ。

・・・・この日、世界を揺るがす四つの物語、最初の幕が上がった。

カラカラ閃
2007年08月07日(火) 23時12分23秒 公開
■この作品の著作権はカラカラ閃さんにあります。無断転載は禁止です。
■作者からのメッセージ
どうもお久しぶりです。
流れから行くとソロモンの続きを書かないといけないのですが(汗
・・・この話を進めないとソロモンの中盤以降に話が続かないので
できるだけこの物語を進めておきます。
とにかく暴れまくるライダー少女です。
七子の元気に負けないような作品にしたいです。

では!

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